JP2009188840A - プログレッシブ・インタレース変換方法、画像処理装置及び画像撮像装置 - Google Patents

プログレッシブ・インタレース変換方法、画像処理装置及び画像撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームメモリを不要とし、しかも、各フレームで半分の走査線を読み捨てることなく、走査線を有効に利用して有効光量の増加を図ったプログレッシブ・インタレース変換を実現する。
【解決手段】走査線順のプログレッシブ入力の画像データを時系列的に順次、1番目のフレームは、1と2,3と4,5と6,・・・の2つの走査線の画像データの対応する画素の画素値の和をインタレース出力し、2番目のフレームは、2と3,4と5,6と7,・・・の2つの走査線の画像データの対応する画素の画素値の和をインタレース出力し、これをフレームごとに繰り返す。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像撮像装置などにおいて、撮像素子からのプログレッシブ読み出しの画像をNTSC方式の表示装置などへインタレース出力を行うプログレッシブ・インタレース変換技術に関する。
一般に画像撮像装置などにおいては、撮像素子から画像が走査線順にプログレッシブに読み出される。このプログレッシブに読み出された画像をNTSC方式の表示装置などへインタレース出力を行う際に、プログレッシブ・インタレース変換(PI変換)が必要になる。
従来、PI変換は、フレーム毎に、初めは1番目、3番目、・・・と奇数番目の走査線を出力し、次に2番目、4番目、・・・と偶数番目の走査線を出力することで行っていた。例えば、特許文献1ではインタレースの解像度変換を行う手段が開示されているが、内部でプログレッシブ画像信号よりインタレース画像信号を上記の方法により生成している。
特許第3821415号
プログレッシブの1フレーム毎に、初めは奇数番目の走査線を出力し1フィールド目を構成し、次に偶数番目の走査線を出力することにより2フィールド目を構成するようにする従来のPI変換方式は、少なくとも1画面を保持するフレームメモリが必要となり、特に高解像度で大容量のメモリを必要とする画像撮像装置などにおいては装置が高価となる。
その対策としては、フレーム毎に時系列に、プログレッシブ入力の画像データを、1フレーム目の奇数番目の走査線、次フレームの偶数番目の走査線と交互に出力する方式が考えられる。これによれば、数ライン分のラインバッファで十分であるが、各フレームで半分の走査線を読み捨てることになり、無駄になる。また、有効光量が半分になり、暗部においては光量不足が生じる問題がある。
本発明の目的は、フレームメモリを不要とし、しかも、走査線を有効に利用して有効光量の増加を図ったプログレッシブ・インタレース変換方法及びその方法を実施する画像処理装置、並びに、該画像処理装置を実装して、低コストで暗部における光量不足を改善した高感度な画像撮像装置を提供することにある。
本発明は、時系列的に、走査線順のプログレッシブ入力の画像データを、奇数走査線の画像データ、偶数走査線の画像データと交互にインタレース出力するプログレッシブ・インタレース変換方法であって、特に、現在の走査線の画像データと次の走査線の画像データの対応する画素の画素値を加算した画像データをインタレース出力とするものである。これにより、フレームメモリを不要とし、各フレームで半分の走査線を読み捨てることがなくなり、有効光量が増加し、暗部における光量不足が改善できる。
また、本発明は、明度が所定以上の場合には、プログレッシブ入力の画像データを、奇数走査線の画像データ、奇数走査線の画像データと交互にそのままインタレース出力し、明度が所定以下の場合にのみ、現在の走査線の画像データと次の走査線の画像データの対応する画素の画素値を加算した画像データをインタレース出力とすることでもよい。明度は、例えば、センサのAGC回路のゲイン量に基づいて判定する。これにより、暗部以外での画質の低下を軽減できる。
本発明によれば、プログレッシブ・インタレース変換に数ラインのラインバッファで十分であり、しかも、各フレームで半分の走査線を読み捨てることなく、走査線を有効に利用して有効光量の増加を図ることができる。したがって、低コストで暗部における光量不足を改善した高感度な画質撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。実施形態は、広画角で倍率色収差と歪曲収差が大きい光学系を用いて被写体を撮像する画像撮像装置とし、画像処理系は、本発明のプログレッシブ・インタレース変換のほかに、倍率色収差や歪曲収差補正なども行う構成とするが、これに限定されるものではない。また、画像の色成分は加法3原色の赤(R)、緑(G)、青(B)とするが、減法3原色のY(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)などでもよい。
図1は本発明を適用した画像撮像装置における画像処理系の一実施形態の機能ブロック図を示す。画像撮像装置は、他に操作部、画像表示部、光学系、シャッター速度制御やレンズの絞り調整などのメカ機構等を備えているが、図1では省略してある。本画像撮像装置は、例えば、車載カメラ装置として使用することを想定しているが、用途はそれに限らない。
図1において、制御部100は、装置の各部に必要な制御信号(クロック、水平/垂直同期信号、その他)を与えて、該各部の動作をパイプライン的に制御する。該制御部100は、明度によって、プログレッシブ・インタレース(PI)変換部190でのPI変換方式を切替え制御するための切替信号を生成するPI変換切替信号生成手段105を有するが、これについては後述する。
撮像素子110は、広角で倍率色収差及び歪曲収差の大きい光学系(不図)を用いて撮像された光学像を電気信号(画像信号)に変換するための、例えばCCDやCMOSセンサ等で構成される。該撮像素子110にはベイヤー配列の色フィルタが設けられており、ベイヤー配列のRGB画像データが、制御部100から与えられる制御信号(クロック、水平/垂直同期信号等)に基づいて、プログレッシブに順次出力される。
AGC回路120は、撮像素子110から出力されたアナログ信号の画像信号を所定の値に増幅する。該AGC回路120のゲイン量は画面の要求明度とノイズ量とのトレードオフにより適した値に決定される。後述するように、一実施形態では、制御部100のPI変換切替信号生成手段105は、このAGC回路のゲイン量を見て明度を判定して切替信号をPI変換部190へ送る。
A/D変換器130は、AGC回路120で増幅されたアナログ信号としてのベイヤー配列のRGB画像信号をデジタル信号(画像データ)に変換してベイヤー補完部140に送出する。画像データは、例えばRGBそれぞれ8ビットで構成される。
ベイヤー補完部140は、デジタル信号に変換されたベイヤー配列のRGB画像データを入力して、RGB各色独立に、全座標位置の画像データを線形補完によって生成し、倍率色収差補完部140に送出する。
図2にベイヤー配列のカラーフィルタを示す。ここで、G0は次式により求める。
0=(G2+G4+G6+G8)/4 (1)
また、R2,R4,R6,R8,R0は次式により求める。
2=(R1+R3)/2 (2)
4=(R3+R5)/2 (3)
6=(R5+R7)/2 (4)
8=(R1+R7)/2 (5)
0=(R1+R3+R5+R7)/4 (6)
2,B4,B6,B8,B0は上記R2,R4,R6,R8,R0の場合と同じであるので省略する。
なお、本実施例ではベイヤー配列の色フィルタを持つ撮像素子について述べたが、もちろん他のCMYG配列や、RGB+Ir(赤外)配列など他の色フィルタ配列を持つ撮像素子に関しても効果がある。特にこのように4色の色フィルタ配列を持つ撮像素子では、RGBのように3色のタイプと比較して、倍率色収差補正においてさらに低レイテンシのメモリまたは、4ポートのRAMが必要であり、効果は高い。
倍率色収差補正部150は、ベイヤー補完されたR,G,B画像データを入力して、所定の多項式等によりRGB各色成分独立に座標変換(倍率色収差座標変換)を施し、倍率色収差補正されたRGB画像データを出力する。倍率色収差は各色成分毎に異なるが、大きさは小さい。このため、倍率色収差補正の座標変換には低容量低レイテンシのメモリまたは、低容量で複数のポートを持つメモリ(SRAM等)を使用することができる。
MTF補正部160は、倍率色収差補正されたRGB画像データを入力して、FIRフィルタを用いてMTF補正処理を施し、MTF補正されたRGB画像データを出力する。
図3にMTF補正部160の概略構成を示す。変換部162は次式によりRGB画像データをYCbCr画素データに変換する。
Y=0.299R+0.587G+0.114B (7)
Cr=0.500R−0.419G−0.081B (8)
Cb=−0.169R−0.332G+0.500B (9)
FIRフィルタ(5×5フィルタ)164では、YCbCrのうち輝度信号Yのみを入力して所定のMTF補正を行う。図4にFIRフィルタの一例を示す。Y信号のみのフィルタリング(MTF補正)を行うことで、色ノイズの増幅を抑えた高画質な画像を得ることができる。なお、Y信号についてフィルタリングを行っているため、MTF補正は色倍率補正の後に行われる必要がある。しかしながら、歪曲収差補正後にMTF補正を行う場合には、後述するように歪曲収差補正では座標変換の変換距離が大きく演算誤差が発生しやすい。その誤差がMTF補正により増幅され、画質に悪影響を及ぼす事を避けるため、本実施例のようにMTF補正は倍率色収差補正の後段、歪曲収差補正の前段に設置することが望ましい。
逆変換部166は、CbCr信号及びMTF補正されたY信号を入力して、次式により逆変換しRGB画像データを出力する。
R=Y+1.402Cr (10)
G=Y−0.714Cr−0.344Cb (11)
B=Y+1.772Cb (12)
制御部100のPI変換切替信号生成手段105では、このMTF補正部160で得られる輝度信号Yを用いて明度を判断することもできる。
歪曲収差補正部170は、倍率色収差補正及びMTF補正されたRGB画像データを入力して、所定の多項式等によりRGB各色成分共通に座標変換(歪曲収差座標変換)を施し、歪曲収差補正されたRGB画像データを出力する。歪曲収差は倍色率色収差に比べて大きいが、RGB各色成分で一様である。このため、歪曲収差補正での座標変換には、倍率色収差補正用のメモリに比べ、メモリ容量が大ではあるが(最大1画面分)、1ポートで良いため高レイテンシのメモリ(DRAM等)を使用することが可能である。なお、倍率色収差と歪曲収差を同時に補正することもできる。
ガンマ補正部180は、歪曲収差補正部170から出力されるRGB画像データを入力して、RGBそれぞれのルックアップテーブル等を用いて所定のガンマ補正処理を施し、ガンマ補正されたRGB画像データを出力する。
ガンマ補正部180から出力されるRGB画像データは、走査線順のプログレッシブ信号である。プログレッシブ・インタレース変換部(PI変換部)190は、各RGB画像データごとに、ガンマ補正部180から出力されるプログレッシブ信号をインタレース信号に変換し、NTSC方式の表示装置(不図)に送出する。
以上が図1に示した一実施形態である画像撮像装置の全体的動作であるが、以下では本発明の主要構成であるPI変換部190について詳述する。
はじめに、本発明で用いられるプログレッシブ・インタレース変換方法について説明する。
図5は通常のプログレッシブ・インタレース変換方法を示したものである。プログレッシブ読み出しの撮像素子110からは、図5(a)に示すように、各フレームで、1,2,3,・・・の走査線の順番にRGB画像信号が読み出され、最終的にガンマ補正部180から補正されたRGB画像データが、同様に、各フレーム、1,2,3,・・・の走査線の順番に出力される。これをNTSC方式などの表示装置に出力する場合、プログレッシブ・インタレース変換が必要になる。通常のプログレッシブ・インタレース変換方法は、図5(b)に示すように、1番目のフレーム(インタレース出力側から見た場合はフィールド)は1,3,5,・・・と一つ置きに奇数の走査線の画像データを出力し、2番目のフレームは2,4,6,・・・と一つ置きに偶数の走査線の画像データを出力し、これをフレーム毎に繰り返すというものである。この通常のプログレッシブ変換方法では、各フレームで走査線を半分捨てることになり、光量が半分無駄となり、そのため、暗部においては光量不足が生じる。
図6に本発明によるプログレッシブ・インタレース変換方法の概念図を示す。図6(a)は図5(a)と同じであり、プログレッシブ読み出しを示している。本発明のプログレッシブ・インタレース変換方法は、図6(b)に示すように、プログレッシブ入力の1番目のフレームは、1と2,3と4,5と6,・・・の2つの走査線の対応する画素(ピクセル)の画素値の和をインタレースの1番目のフレーム(インタレース出力側から見た場合はフィールド)に出力し、プログレッシブ入力の2番目のフレームは、2と3,4と5,6と7,・・・の2つの走査線の対応する画素(ピクセル)の画素値の和をインタレースの2番目のフレーム(インタレース出力側から見た場合はフィールド)に出力し、これをフレームごとに繰り返すというものである。本発明の方法では、光量を落とさずに(図5の通常の方法に比べて光量は2倍になる)、プログレッシブ・インタレース変換が可能であり、暗部においても十分な光量が得られる。このため、高感度な撮像装置が実現できる。
一方、本発明のプログレッシブ・インタレース方法では縦方向の解像度が低下し画質が低下する。この画質の低下は、目障りになるほどではないが、光量が足りない場合にのみ本発明の方法を使用し(感度優先)、それ以外は通常の方法を使用する(画質優先)ように切り替えることで解決される。例えば、画面の輝度や、撮像素子のゲイン量などから光量の変化を読み取り、明度に応じて図5に示した通常のプログレッシブ・インタレース変換方法と図6に示した本発明のプログレッシブ・インタレース変換方法を切り替えるようにする。
図7にプログレッシブ・インタレース変換部190の一実施形態の構成図を示す。プログレッシブ入力の画像データは、水平/垂直同期信号、クロックに基づいてラインバッファ191に順次蓄積される。ラインバッフア191は2ライン(走査線)以上であればよく、少なくとも過去2ライン以上の画像データが蓄積され、古いラインの画像データから順次捨てられていく。水平/垂直同期信号、クロックは、インタレースアドレス演算器192にも与えられる。インタレースアドレス演算器192は、水平/垂直同期信号、クロックに基づいて、ラインバッファ191に蓄積された画像データがインタレース読み出しになるようにラインバッファ191の読み出しアドレスを演算して出力する。具体的には、インタレースアドレス演算器192は、1フレームおきに交互に、奇数ラインアドレスと該奇数ライン内画素アドレス、偶数ラインアドレスと該偶数ライン内画素アドレスを読み出しアドレス1とて順次出力する。同時に、インタレースアドレス演算器192は、次ラインのラインアドレスと該ライン内画素アドレスを読み出しアドレス2として順次出力する。
インタレースアドレス演算器192から出力される読み出しアドレス1及び読み出しアドレス2に基づき、ラインバッファ191からは、あるフレーム(インタレース出力側から見た場合はフィールド)では、1,3,5,・・・の走査線の画像データがデータ1として、同時に、2,4,6,・・・の走査線の画像データがデータ2として読み出され、次のフレームでは、2,4,6,・・・の走査線の画像データがデータ1として、同時に、3,5,7,・・・の走査線の画像データがデータ2として読み出され、これが1フレームおきに交互に繰り返される。
ラインバッファ191から読み出されたデータ1とデータ2は加算器193に入力されて、順次、2つの走査線の対応する画素(ピクセル)の画素値が足し合わされ、データ3として選択回路194の一方の入力となる。選択回路194の他方の入力には、ラインバッファ191から読み出されたデータ1がそのまま送られる。選択回路194は、制御部100のPI変換切替信号生成手段105から与えられる切替信号に基づいてデータ1あるいはデータ3のいずれかを選択して出力する。すなわち、データ1が選択された場合には、図5(b)に示す通常のインタレース形式の画像データが出力され、データ3が選択された場合には、図6(b)に示す本発明のインタレース形式の画像データが出力される。切替信号は、明度が所定以上の場合にデータ1を選択するように(画質優先)、所定以下になったならデータ3を選択するように(感度優先)、切替わる。
なお、加算器193で加算されるのはR,G,B信号や、Y信号など輝度情報のみとし、例えばYUV信号、YCbCr信号などの場合、UV信号や、CbCr信号は平均値や2つのデータのどちらかの値をそのまま出力するようにしてもよい。
次に、制御部100のPI変換切替信号生成手段105について説明する。PI変換切替信号生成手段105では、明度によって、PI変換部190でのPI変換方法を切替え制御するための切替信号を生成する。具体的には、明度が所定以上の場合には通常のPI変換方法とし(データ1を選択)、明度が所定以下になった場合にのみ本発明のPI変換方法に切り替える(データ3を選択)ようにする。
PI変換切替信号生成手段105での明度に基づく切替信号の生成方法として以下のような方法が考えられる。もちろん、これらの方法は一例であり、明度が判定できれば、それはどのような方法でもよい。
(i)通常、撮像素子110の出力信号は、A/D変換器130でのA/D変換前にAGC回路120により増幅される。このAGC回路120のゲインは画面の要求明度とノイズ量とのトレードオフにより適した値に決定されるが、明度が低下して、あるゲイン以上となった場合には、ノイズ量が許容範囲以上となってしまう。そこで、AGC回路120のゲインにより、明度を判定して、ゲインが所定以下では通常のPI変換方法とし、所定以上になったら本発明のPI変換方法とするように、切替信号を生成する。なお、ゲインが所定以上になり、本発明のPI変換方法に切り替えた場合、ゲインをホールドすれば、ノイズを抑えたまま画面の明度を上げることができる。
(ii)AGC回路120のゲインと、撮像素子のシャッタースピード、レンズの絞りを調整することで、要求する明度の画像を得ることができる。そこで、シャッタースピードやレンズの絞りにより明度を判定して、通常あるいは本発明のPI変換方法とするように切替信号を生成する。
(iii)MTF補正部150で得られる輝度信号Yにより。画面全体の輝度の和や、場合によっては、画面中心などにある被写体に重みを付けた輝度の和などにより、明度を算出する。この算出した明度に基づいて、通常あるいは本発明のPI変換方法とするように切替信号を生成する。
(iv)別途照度センサを設け、該照度センサの出力に基づいて、通常あるいは本発明のPI変換方法とするように切替信号を生成する。
本発明による画像撮像装置の処理系の一実施形態の全体ブロック図。 ベイヤー配列カラーフィルタを示す図。 MTF補正部の一実施形態の構成図。 FIRフィルタの一例を示す図。 通常のプログレッシブ・インタレース変換方法を説明する図。 本発明のプログレッシブ・インタレース変換方法を説明する図。 プログレッシブ・インタレース変換部の一実施形態を示す構成図。
符号の説明
100 制御部
105 PI変換切替信号生成手段
110 撮像素子
120 AGC回路
130 A/D変換器
140 ベイヤー補完部
150 倍率色収差補正部
160 MTF補正部
170 歪曲収差補正部
180 ガンマ補正部
190 PI変換部

Claims (6)

  1. 時系列的に、走査線順のプログレッシブ入力の画像データを、奇数走査線の画像データ、偶数走査線の画像データと交互にインタレース出力するプログレッシブ・インタレース変換方法であって、
    現在の走査線の画像データと次の走査線の画像データの対応する画素の画素値を加算した画像データをインタレース出力とすることを特徴とするプログレッシブ・インタレース変換方法。
  2. 明度が所定以上の場合には、プログレッシブ入力の画像データを、奇数走査線の画像データ、奇数走査線の画像データと交互にそのままインタレース出力し、
    明度が所定以下の場合に、現在の走査線の画像データと次の走査線の画像データの対応する画素の画素値を加算した画像データをインタレース出力とする、
    ことを特徴とする請求項1記載のプログレッシブ・インタレース変換方法。
  3. 前記加算は輝度値を加算することを特徴とする請求項1又は2記載のプログレッシブ・インタレース変換方法。
  4. 画像データを明度に応じて増幅するAGC回路のゲイン量に基づいて明度を判定することを特徴とする請求項2又は3記載のプログレッシブ・インタレース変換方法。
  5. プログレッシブの画像データを入力して処理する画像処理装置において、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログレッシブ・インタレース変換方法を行う手段を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  6. プログレッシブの画像データを出力する撮像素子と、請求項5に記載の画像処理装置とを有することを特徴とする画像撮像装置。
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