JP2009188727A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器からの信号入力経路が選択されているときに当該外部機器の電源がOFFなった場合に、表示装置の入力設定を、選択中の入力経路からその直前に選択されていた入力経路に戻す。
【解決手段】表示装置1と外部機器2とは、SCART端子とHDMI端子との双方で接続され、表示装置のSCART端子(EXT1)とHDMI端子(EXT4)とは、予め連動させるように設定されている。表示装置1では、SCART端子を介して外部機器2のSLOW−SWを監視し、外部機器の電源ON等によりSLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化したときに、HDMI端子の信号入力経路に切り換える。また、表示装置は、SLOW−SW信号の電圧が再度HIGHからLOWに変化した場合には、直前に選択していた信号入力経路に切り換える制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、より詳細には、外部入力の入力切換機能を有する表示装置に関する。
例えば液晶テレビなどの表示装置においては、複数の外部機器の接続が可能な接続端子を備え、これらの接続端子に対応した各信号入力経路のなかから、特定の信号入力経路を選択して切り換える入力切換機能が備えられている。また液晶テレビでは、液晶テレビで受信される放送信号の入力経路も切換可能な信号入力経路に含まれている。
表示装置と外部機器とを接続する規格としては、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格があり、また主に欧州で普及している規格としてSCART(Syndicat des Constructeurs d'Appareils Radiorecepteurs et Televiseurs)がある。表示装置では、これらの規格に対応した接続端子を備え、所定の操作に従ってこれら接続端子に対応した信号入力経路を選択することができる。
特許文献1には、ビデオ信号とRGB信号を切り換えてモニターするテレビ受像機が記載されている。ここではRGB信号を内部信号から外部信号に切り換えるためのコントロール信号によって、輪郭補正用の速度変調回路の動作を切り換えている。
特開昭61−167280号公報
上記HDMI規格においては、当該規格によって定められているCEC(Consumer Electronics Control)メッセージを使用することによって、上記のような表示装置における入力切換を実行させることができる。HDMI規格に準拠するHDMI端子を介して表示装置に接続された外部機器が、HDMI/CECに対応した機器であれば、例えば外部機器の電源(本体電源)がONにされたときに、入力経路を切り換えるためのCECメッセージが外部機器から表示装置に送信される。表示装置ではこれに応じて、ストリーム(入力信号)の入力経路を、当該外部機器からの経路に切り換える処理を自動的に実行する。
例えば、CEC対応のHDMI機器であるDVDプレーヤと液晶テレビとを接続し、DVDプレーヤの電源をONにした場合を考える。この場合、液晶テレビでは、DVDプレーヤからのCECメッセージに応じて、DCDプレーヤが接続された接続端子を経由する信号入力経路に自動で切り換える。その際、ユーザがリモコン等の操作入力手段を使用して液晶テレビの入力を切り換える操作を行う必要はなく、DVDプレーヤの電源ONに応じて液晶テレビ側では自動的に当該DVDプレーヤからの入力経路に切り換える。
しかしながら、外部機器で電源をOFFにしたときには、表示装置側ではHDMIを通じて入力切換を行うことがなく、表示装置で直前に使用していた信号入力経路に戻すことができなかった。例えば液晶テレビで放送受信波を視聴しているときに、HDMI接続されたDVDレコーダの電源がONになり、液晶テレビでDVDレコーダからの信号入力経路に切り換えたものとする。この場合、DVDレコーダの電源がOFFになっても、信号入力経路を元に戻すCECメッセージが規格上発行されることはなく、液晶テレビではDVDレコーダからの信号入力経路のままとなる。つまりHDMI機器の電源がOFFになっても、表示装置側から信号の入力経路を自動的に切り換えることはできなかった。
このような場合には、ユーザは、リモコン等の操作入力手段を用いて液晶テレビの入力を切り換える操作を行って、元の放送受信波を視聴できるように切り換える必要があった。このような操作は、ユーザにとって煩雑であり、表示装置の快適な操作性を阻害する要因となっている。特許文献1には、このような課題に対して何ら記載されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、外部機器からの信号入力経路が選択されているときに当該外部機器の電源がOFFになった場合に、表示装置の入力設定を、選択中の入力経路からその直前に選択されていた入力経路に戻す処理を自動的に実行できるようにした表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、SCART規格に対応したSCART端子を含む複数の接続端子と、各接続端子に対応した信号入力経路を含む複数の信号入力経路のなかから、特定の信号入力経路を選択して切り換える入力切換手段とを備えた表示装置において、SCART端子に連動させる接続端子が予め設定され、入力切換手段は、SCART端子に連動させる接続端子に対応した信号入力経路が選択されているときに、SCART端子に接続された外部機器において、SCART規格に準拠したSLOW−SW信号が所定のHIGHレベルからLOWレベルに変化したことを検出した場合、選択されている信号入力経路の直前に選択されていた信号入力経路に切り換えることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、入力切換手段は、外部機器のSLOW−SW信号が所定のLOWレベルからHIGHレベルに変化したことを検出したときに、SCART端子に連動させる接続端子に対応した信号入力経路に切り換えることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、SCART端子に連動させて設定する接続端子は、HDMI規格に対応した接続端子であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜3のいずれかの技術手段において、ユーザによる操作入力を可能とする操作入力手段を有し、SCART端子に連動させる接続端子を、操作入力手段に対する操作入力に従って設定可能としたことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、SCART端子に連動させる接続端子を設定する際に、直前に選択されていた信号入力経路に切り換える制御と、SCART端子に連動している接続端子からの信号入力経路に切り換える制御とを、一括して、もしくはそれぞれ個別に有効/無効とする設定を可能としたことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜3のいずれかの技術手段において、入力切換手段により選択されている信号入力経路に接続された外部機器から、ホットプラグ信号を取得するホットプラグ信号取得手段と、ホットプラグ信号の電圧変化のタイミングとSLOW−SW信号の電圧変化とのタイミングとが所定の時間差以内で検出された場合には、ホットプラグ信号を取得した信号入力経路に対応した接続端子を、SCART端子に連動させる接続端子として自動設定する手段と、を有することを特徴としたものである。
本発明によれば、外部機器からの信号入力経路が選択されているときに当該外部機器の電源がOFFなった場合に、表示装置の入力設定を、選択中の信号入力経路からその直前に選択されていた信号入力経路に戻す処理を自動的に実行することができ、これによりユーザ操作が減ってユーザに対して快適な操作性を提供することができるようになる。
またHDMIとSCARTを併用する構成により、SCARTのSLOW−SW信号の検出結果に従って映像品位の良好なHDMIの経路を選択することができ、SLOW−SW信号が変化すれば、このHDMIの信号入力経路から、直前に選択されていた信号入力経路に戻すことができる。またHDMIとSCARTとの連動設定をユーザ操作により、もしくは自動設定により行うことができるので、ユーザに対する利便性を提供することができる。
本発明に係る実施形態では、AV機器間で映像/音声信号を伝送できるSCART規格のSLOW−SWを使用し、このSLOW−SW信号の電圧値を用いて表示装置への信号入力経路を直前の信号入力経路に切り換えるように制御する。また、SLOW−SW信号の電圧値を用いて、所定の信号入力経路に切り換える制御も実行する。この場合、SCART端子に連動させる接続端子を予め設定し、連動設定した接続端子の信号入力経路に対して上記の制御を実行する。また、本実施形態では、SCART端子に連動させる接続端子としてHDMI端子を用い、デジタル信号はHDMI端子を経由して外部機器から表示装置に入力させるとともに、直前の入力に切り換える制御、及び所定の信号入力経路に切り換える制御をSLOW−SWを用いて行うようにする。
図1は、本発明が適用される表示装置11の主要な構成を示すブロック図で、表示装置の映像処理及び表示部分の構成を主に示すものである。
本実施形態の表示装置1は、外部機器を接続する接続端子として、5つの接続端子を備えているものとする。ここでは、第1及び第2の接続端子には、SCART端子が使用される。また、第3の接続端子にはS端子とビデオ端子とが使用され、いずれかの端子からの入力が可能となっている。さらに、第4及び第5の接続端子には、HDMI端子が使用される。これら接続端子にそれぞれ対応する信号入力経路として、EXT1〜EXT5が割り当てられている。
EXT1,EXT2に対応するSCART端子、及びEXT3に対応するS端子またはビデオ端子からは、アナログの映像/音声信号が入力される。一方、EXT4,EXT5に対応するHDMI端子からはデジタルの映像/音声信号が入力される。なおHDMI端子に接続されるHDMIケーブルは、HDMI規格に基づく制御コマンドであるCEC伝送バスを含んでいて、表示装置1では、HDMI/CEC対応の外部機器との間でCECメッセージの送受信が可能となっている。
映像セレクタ(デジタル)11には、EXT4及びEXT5に対応したHDMI端子が接続され、これらのHDMI端子に入力するデジタルの映像/音声信号が選択される。また映像セレクタ(アナログ)12には、EXT1〜3に対応したSCART端子、及びS端子/ビデオ端子が接続され、これらの接続端子に入力するアナログの映像/音声信号が選択される。
CPU14は、表示装置1の各部を制御するもので、図示しないリモコン等の操作入力手段からの操作入力情報を受け、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御する。ユーザは、これら操作入力手段を操作し、表示装置1のディスプレイ15に入力切換メニューを表示させ、そのなかから任意の入力(入力経路)を選択することができる。CPU14はその選択に従ってEXT1〜5のいずれかの入力経路に対応する接続端子から映像/音声信号の入力を可能とするように映像セレクタ(デジタル)11、及び映像セレクタ(アナログ)12を制御する。
また、本実施形態の表示装置1は、テレビジョン受信機として構成することができる。この場合、表示装置1は、図示しないチューナ部を備え、アンテナで受信されたテレビジョン放送信号から所定のチャンネル信号が取り出され、映像信号と音声信号とが復元されてそれぞれデジタル・アナログに応じていずれかの映像セレクタ11,12に入力する。この場合、ユーザは、入力切換メニューによって、テレビジョン放送信号が入力する信号入力経路と、EXT1〜5に対応した外部機器からの信号入力経路とのいずれかを選択することができる。本実施形態における入力切換は、これらの信号入力経路の全てを対象とするものである。
CPU14は、HDMIケーブルから入力されるCECメッセージに従って、EXT4,5の入力切換を行う。例えばEXT4のHDMI端子に接続された外部機器の電源がONにされ、当該外部機器から所定のCECメッセージが送信されたとき、表示装置1から出力される映像/音声信号の入力経路がEXT4以外の入力経路に選択されていた場合、CPU14の制御によってその外部機器を接続するEXT4の信号入力経路に切り換えられる。この他にも外部機器から信号入力経路の切換を指示するCECメッセージが入力した場合、CPU14ではそれらのCECメッセージに応じて適宜入力切換制御を実行することができる。
また、EXT1,EXT2に対応する信号入力経路では、SCART端子のSLOW−SWを使用して、現在選択されている信号入力経路の直前に選択されていた信号入力経路に戻す制御を行うことができる。この場合、SCART端子に連動させた接続端子の信号入力経路が対象となる。表示装置1のCPU14は、ポーリングによって外部機器のSLOW−SWを定期的に監視し、取得されたSLOW−SW信号の電圧がHIGH(所定のHIGHレベル)になればその外部機器からの信号入力経路に切り換える制御を行い、LOW(所定のLOWレベル)になれば直前の信号入力経路に戻す制御を行う。
本発明に係る実施形態では、このようなSLOW−SWの機能を利用して、CPU14は、接続された外部機器のSLOW−SW信号の電圧がHIGHになれば、SCART端子に連動させる接続端子の信号入力経路(例えば、HDMI端子の信号入力経路)に切り換える。これらの動作の詳細については後述する。
映像セレクタ11,12によって選択された入力映像信号は、映像処理チップ13で所定の映像処理が施されてディスプレイ15に表示される。また、選択された信号入力経路の接続端子から入力した音声信号もしくは選択された放送受信波に含まれる音声信号は、図示しない音声処理部によって音声処理されスピーカによって音声出力される。
図2は、本発明の表示装置における入力切換処理をさらに具体的に説明するための図である。ここでは、上記図1の構成を備える表示装置1に対して、HDMI/CECとSCARTに対応した外部機器(例えばDVDプレーヤ)2が接続されている構成を考える。この場合、表示装置1のSCART端子(EXT1)と、外部機器2のSCART端子とを接続するとともに、表示装置1のHDMI端子(EXT4)と、外部機器2のHDMI端子とを接続しておく。そして、表示装置のSCART端子(EXT1)とHDMI端子(EXT4)とは、予め連動させるように設定される。
表示装置1のCPU14は、SCART端子を介して外部機器2のSLOW−SWを監視し、外部機器2から取得されるSLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化したときに、HDMI端子(EXT4)の信号入力経路に切り換える。
つまり、この状態で表示装置1には、HDMI端子を介したデジタル信号と、SCART端子を介したアナログ信号が入力可能となっている。そして、表示装置1のCPU14は、SLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化したときに、従来であればSCARTによるアナログの信号入力経路(EXT1)に入力切換を行っていたが、本発明に係る実施形態では、HDMI端子(EXT4)に入力を切り換えて映像品位の高いデジタル信号を入力させるようにする。
なお、上記のようにSLOW−SWがLOWからHIGHに変化したときに、HDMI端子の信号入力経路に切り換える制御は必須ではなく、例えば他のSCART端子の信号入力経路に切り換えるように予め定めておくようにしてもよい。いずれにしても、表示装置1のCPU14は、SLOW−SWがLOWからHIGHに変化したときに、予め連動させて設定された接続端子の信号入力経路に切り換える処理を実行する。
また、この場合、HDMIとSCARTとの両方で表示装置1と外部機器2とが接続されているため、例えば外部機器2の電源がONになったときに経路切換を指示するCECメッセージが表示装置1に送信される場合には、そのCECメッセージでEXT4に信号入力経路が切り換えられる。
このような場合に対応するため、経路切換を指示するCECメッセージと、SLOW−SWとの関係を予め定めておいてもよい。例えば、表示装置1でSLOW−SW信号の電圧変化よりも先にCECメッセージが取得された場合、CECメッセージに従って信号入力経路の切換を行って、その後SLOW−SWの電圧変化を検知してもそのままの信号入力経路を維持するように定めておく。あるいは、経路切換を指示するCECメッセージは無視して、SLOW−SWの電圧がLOWからHIGHになったときに信号入力経路を切り換えるように定めておいてもよい。
そして、表示装置1のCPU14は、SLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化することで信号入力経路を切り換えた後、SLOW−SW信号の電圧が再度HIGHからLOWに変化した場合には、直前に選択していた信号入力経路に切り換える制御を行う。
一例として、上記図1の構成において表示装置1でEXT2の信号入力経路が選択されているときに、EXT1のLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化したことをCPU14が検知した場合には、CPU14は、予め定めたEXT4の信号入力経路に切り換える制御を行う。そして、再びEXT1のSLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化したときには、CPU14は、直前に選択していたEXT2の信号入力経路に戻す制御を行う。これにより、従来HDMIの入力信号を視聴できるようにした表示装置で実行できなかった信号入力経路を戻す処理をSCRATのSLOW−SWを用いて実行することができるようになる。図2の例では、表示装置1に接続した外部機器(DVDプレーヤ)2の電源をONにすることで表示装置の信号入力経路をDVDプレーヤからの経路に切り換えた後、DVDプレーヤの電源がOFFなったときに、当該DVDプレーヤからの信号入力経路の直前に選択されていた信号入力経路に戻すことができる。
このとき、SCARTに対応した外部機器では、一般に電源がONになったときにSLOW−SWの電圧がLOWからHIGHに変化し、電源がOFFになったときにSLOW−SWの電圧がLOWに戻ることになっている。ただし機器によっては、再生機器で再生が始まったときにSLOW−SWの電圧がLOWからHIGHに変化するものものある。このような場合でも、本発明に係る実施形態では、表示装置1側からSCARTのSLOW−SWを監視し、その状態変化に応じて入力切換を行うように制御することができる。
上記のような制御を行う場合に、表示装置1では、SCART端子に接続された外部機器と、HDMI端子に接続された外部機器とが同じ外部機器であることを認識し、SLOW−SW信号を取得するSCART端子と、そのSLOW−SW信号の電圧変化に応じて入力切換を行うHDMI端子とを予め連動するように設定しておく必要がある。そうしないと、SLOW−SWの状態が切り換わったときに、異なる外部機器に接続された信号入力経路に切り換えてしまうおそれが生じる。
図3は、HDMI端子とSCART端子の信号入力経路を連動させる設定を行うためのメニュー表示の一例を示す図である。表示装置1では、図3に示すようなメニュー20を予め用意しておき、リモコン等の操作入力手段による所定のユーザ操作に応じて、ディスプレイ15にメニュー20を表示させる。メニュー20には、表示装置1が備えるHDMI端子の一覧表示部21と、SCART端子の連動設定部22とが設けられている。
この例では、HDMI端子の一覧表示部21には、EXT4とEXT5のHDMI端子が表示され、ユーザは、リモコン等の操作入力手段を用いていずれかのHDMI端子を選択することができる。また、SCART端子の連動設定部22には、“どのHDMI端子とSCRAT端子を連動させますか”との表示が行われ、ユーザが選択したHDMI端子に対して連動させるSCART端子を選択することができる。
連動設定は、SCART端子に接続する外部機器と、HDMI端子に接続する外部機器とが同一の外部機器であるとみなして制御を行うために、SCRAT端子に対応するHDMI端子を予め設定しておくものであり、連動を設定しておくことにより、SLOW−SW信号の電圧変化に応じて入力切換を行うときの対象の信号入力経路が定められる。
本例の連動設定部22には、選択したHDMI端子に対していずれのSCART端子も連動させない“OFF”と、選択したHDMI端子に対してEXT1のSCART端子を連動させる“EXT1”と、選択したHDMI端子に対してEXT2のSCART端子を連動させる“EXT2”とがユーザ選択可能に表示されている。
このような連動設定を用いて、表示装置1では、監視しているSCART端子に接続された外部機器のSLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHになったときに、そのSCART端子に連動設定されているHDMI端子の入力信号経路に入力切換を行う。これにより予めなされた連動設定に従って、SLOW−SWの変化を検出した外部機器からの信号入力経路に確実に切り換えることができる。また、連動設定を“OFF”にすることで、SLOW−SW信号の電圧変化があっても信号入力経路の切換を行わないような設定も可能である。
図4は、HDMI端子とSCART端子とを連動させる設定を行うためのメニュー表示の他の例を示す図である。本例のメニュー30は、図3と同様に、表示装置1が備えるHDMI端子の一覧表示部31と、SCART端子の連動設定部32とが設けられている。HDMI端子の一覧表示部21には、EXT4とEXT5のHDMI端子が表示され、ユーザは、リモコン等の操作入力手段を用いていずれかのHDMI端子を選択することができる。
SCART端子の連動設定部32には、“どのHDMI端子とSCRAT端子を連動させますか”との表示が行われ、ユーザが選択したHDMI端子に対して連動させるSCART端子を選択することができる。そして、本例の連動設定部32は、選択したHDMI端子に対していずれのSCART端子も連動させない“OFF”と、選択したHDMI端子に対してEXT1のSCART端子を連動させる“EXT1”と、選択したHDMI端子に対してEXT2のSCART端子を連動させる“EXT2”とがユーザ選択可能に表示されている。そしてさらに、図3の例と異なり、EXT1とEXT2のそれぞれについて、さらに電源ONのときのみに連動させる“EXT1(または2)電源ONのみ”と、電源OFF“のときのみに連動させる”EXT2(または2)電源ONのみ”とが表示され、ユーザ選択が可能となっている。
ユーザが、選択したHDMI端子とSCART端子とを電源ON/OFFのいずれの場合にも連動させたい場合には、連動設定部32において“EXT1”または“EXT2”を選択すればよく、外部機器の電源ONまたはOFFのいずれかのときにのみ連動させたい場合には、それに該当する設定表示を選択すればよい。
電源ONのときにのみ連動させるとは、外部機器の電源がONになって、当該外部機器のSLOW−SW信号の電圧がHIGHになった場合に、連動設定された接続端子の信号入力経路に入力切り換える制御を行い、かつ外部機器の電願がOFFになって、当該外部機器のSLOW−SW信号の電圧がLOWになった場合には、直前の信号入力経路に戻す制御を行わずに、そのままの信号入力経路を維持することを意味する。
一方、電源OFFのときにのみ連動させるとは、外部機器の電源がONになって、当該外部機器のSLOW−SW信号の電圧がHIGHになっても信号入力経路の切換は行わずにそのままの信号入力経路を維持し、かつ外部機器の電願がOFFになって、当該外部機器のSLOW−SW信号の電圧がLOWになった場合には、直前の信号入力経路に戻す制御を行うことを意味する。
図3及び図4に示すような連動設定用のメニューを用いることにより、SCART端子に連動させる接続端子を設定する際に、直前に選択されていた信号入力経路に切り換える制御と、SCART端子に連動している接続端子からの信号入力経路に切り換える制御とを、一括して、もしくはそれぞれ個別に有効/無効とする設定を可能とすることができる。
図5は、HDMI端子とSCART端子とを連動させる設定を行うためのメニュー表示の更に他の例を示す図である。
本例では、表示装置では所定のユーザ操作に従って、図5に示す連動設定用のメニュー40を表示させることができる。ここでは、ユーザは自動連動設定処理を行うか否か、つまり連動設定の“YES”または“NO”を選択することができる。“YES”が選択されると、表示装置では自動連動設定処理を開始する。
図6は、自動連動設定処理を実行するための回路の一例を示す図である。SLOW−SW信号は、上述のように表示装置からのポーリングに応じて外部機器側から出力されるものである。つまり、表示装置に接続された外部機器の電源ON/OFFにより変化するSLOW−SW信号の電圧を表示装置で検出する。
一方、Hot Plug信号は、表示装置側で電圧を設定すると、外部機器側からその応答として電圧を返すもので、表示装置でこの電圧を検出して外部機器が接続されていることを確認するようにしたものである。Hot Plugの電圧Vは、表示装置で設定する必要があり、入力切換を行ったときに、その切換先の入力に対してHot Plugの電圧を設定する。
例えばEXT4の信号入力経路に入力切換を行ったときに、表示装置では、EXT4の信号入力経路にのみHot Plugの電圧を設定し、他の入力ではその電圧を0Vにしておく。これに対してEXT4のHDMI端子に接続されている外部機器が、その応答として電圧を返すことにより、表示装置では、EXT4のHDMI端子に外部機器が接続されていることを知ることができる。ここで外部機器の電源がOFFの場合には、電源がONになったときにHot Plug信号が表示装置に返される。
そしてこれらSLOW−SW信号と、Hot Plug信号との変化のタイミングから、SCART端子に接続されている外部機器と、入力切換されたHDMI端子に接続された外部機器とが同一の機器であるかを確認することができる。
図7は、外部機器側で変化するSLOW−SW信号の変化のタイミングと、表示装置で設定するHot Plug信号の変化のタイミングとの一例を示している。上述のようにSCART端子に接続されている外部機器は、その電源がONになったときに、SLOW−SW信号の電圧がLOWからHIGHに変化し、また入力切換により選択されている接続端子に接続された外部機器においても、電源がONになったときにHot Plug信号の電圧が上がる。
従ってこれらの電圧変化のタイミングが所定の時間差以内にあれば、同一機器の電源ONに伴う電圧変化であるものと判断できる。この所定の時間差を例えば100msecとすることで、100msec以下の時間差でこれらの電圧変化があれば、同一機器であるものと判断することができる。図7の例では、SLOW−SWの電圧変化のタイミングと、Hot Plugの電圧変化のタイミングとの時間差は76msecである。従って、これらの信号を検出した外部機器は、同一の機器であるものと判断できる。
そして、SCARTに連動させるべき信号入力経路のそれぞれについて、上記の検出処理を行えば、同一機器に接続されるSCART端子とHDMI端子とを判別することができ、これらの端子を連動させて設定しておけば、上記の手動設定と同様の制御を実行させることができる。
なお、本機能を精度良く実現するためには、Hot Plug信号を検出するために表示装置1に設定する電圧は、全てのHDMI端子について所定の同じ電圧(例えば3.3V)に設定しておくことが好ましい。
図8は、本発明に係る表示装置における入力切換の制御例を説明するためのフローチャートである。表示装置の一例であるテレビを視聴しているときに(ステップS1)、テレビのSCART端子に接続されている外部機器のSLOW−SW信号がLOWからHIGHに変化したかどうかを判別する(ステップS2)。ここでSLOW−SW信号がLOWからHIGHに変化した場合に、予め連動させて設定しておいたHDMI端子(例えばEXT4)の信号入力経路に入力を切り換える(ステップS3)。
図9は、本発明に係る表示装置における入力切換の他の制御例を説明するためのフローチャートである。表示装置の一例であるテレビにてHDMI端子への入力(例えばEXT4)を視聴しているときに(ステップS11)、テレビのSCART端子に接続されている外部機器のSLOW−SW信号がLOWからHIGHに変化したかどうかを判別する(ステップS12)。ここでSLOW−SW信号がHIGHからLOWに変化した場合に、直前に選択されていた信号入力経路(例えばテレビ)の信号入力経路に切り換える(ステップS13)。
本発明が適用される表示装置の主要な構成を示すブロック図である。 本発明の表示装置における入力切換処理をさらに具体的に説明するための図である。 HDMI端子とSCART端子の信号入力経路を連動させる設定を行うためのメニュー表示の一例を示す図である。 HDMI端子とSCART端子とを連動させる設定を行うためのメニュー表示の他の例を示す図である。 HDMI端子とSCART端子とを連動させる設定を行うためのメニュー表示の更に他の例を示す図である。 自動連動設定処理を実行するための回路の一例を示す図である。 外部機器側で変化するSLOW−SW信号の変化のタイミングと、表示装置で設定するHot Plug信号の変化のタイミングとの一例を示す図である。 本発明に係る表示装置における入力切換の制御例を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る表示装置における入力切換の他の制御例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…表示装置、2…外部機器、11,12…映像セレクタ、13…映像処理チップ、14…CPU、15…ディスプレイ、20…メニュー、21…一覧表示部、22…連動設定部、31…一覧表示部、32…連動設定部、40…メニュー。

Claims (6)

  1. SCART規格に対応したSCART端子を含む複数の接続端子と、各前記接続端子に対応した信号入力経路を含む複数の信号入力経路のなかから、特定の信号入力経路を選択して切り換える入力切換手段とを備えた表示装置において、
    前記SCART端子に連動させる接続端子が予め設定され、
    前記入力切換手段は、前記SCART端子に連動させる接続端子に対応した信号入力経路が選択されているときに、前記SCART端子に接続された外部機器において、SCART規格に準拠したSLOW−SW信号が所定のHIGHレベルからLOWレベルに変化したことを検出した場合、前記選択されている信号入力経路の直前に選択されていた信号入力経路に切り換えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、前記入力切換手段は、前記外部機器のSLOW−SW信号が所定のLOWレベルからHIGHレベルに変化したことを検出したときに、前記SCART端子に連動させる接続端子に対応した信号入力経路に切り換えることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、前記SCART端子に連動させて設定する接続端子は、HDMI規格に対応した接続端子であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の表示装置において、ユーザによる操作入力を可能とする操作入力手段を有し、前記SCART端子に連動させる接続端子を、前記操作入力手段に対する操作入力に従って設定可能としたことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置において、前記SCART端子に連動させる接続端子を設定する際に、前記直前に選択されていた信号入力経路に切り換える制御と、前記SCART端子に連動している接続端子からの信号入力経路に切り換える制御とを、一括して、もしくはそれぞれ個別に有効/無効とする設定を可能としたことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1に記載の表示装置において、前記入力切換手段により選択されている信号入力経路に接続された外部機器から、ホットプラグ信号を取得するホットプラグ信号取得手段と、
    前記ホットプラグ信号の電圧変化のタイミングと前記SLOW−SW信号の電圧変化とのタイミングとが所定の時間差以内で検出された場合には、前記ホットプラグ信号を取得した信号入力経路に対応した接続端子を、前記SCART端子に連動させる接続端子として自動設定する手段と、を有することを特徴とする表示装置。
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