JP2009188040A - 電気機器及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも、防塵フィルタの目詰まり状態を高精度に把握することを可能にした電気機器及びプロジェクタを提供する。
【解決手段】外部の空気を筐体30内に取り込むための吸気口31と、筐体30内の空気を外部に排出するための排気口32と、吸気口31に取り付けられた防塵フィルタ33と、筐体30内の空気を排気口32を介して外部に排出する排気ファン18と、筐体30内の圧力を検出する圧力センサ23とを備え、圧力センサ23の出力に基づいて防塵フィルタ33の目詰まり状態を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は電気機器及びプロジェクタに関し、特に、吸気口に取り付けられた防塵用フィルタの目詰まり状態の検出に関する。
プロジェクタの内部冷却にはファン駆動方式が採用されており、例えば吸気ファンの上流側には防塵用フィルタが設けられている。この防塵用フィルタは、長時間又は劣悪な環境下で使用されると、ゴミが付着して目詰まりを起こしてしまう。従来は、この目詰まりを検出するために吸気ファンの風量を測定する風量センサが使用されていた。
また、液晶ライトバルブ近傍の温度を検出する温度検出手段と、気圧検出手段とを設け、温度検出手段の出力(温度)を気圧検出手段の出力(気圧)によって補正するようにしたプロジェクタが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−194072号公報
防塵用フィルタの目詰まりを検出するために、吸気ファンの風量を測定する風量センサを用いた場合には、風量センサの分解能が悪いことや、また、例えば防塵フィルタと吸気ファンとの間に風量センサを設置しなければならず、測定ポイントが限られてしまう等、目詰まりの度合いを正確に把握するには不充分であった。
また、上記の特許文献1には気圧検出手段を設けた例について提案されているが、これは温度検出手段の出力(温度)を気圧に応じて補正するようにしたものであり、防塵フィルタの目詰まり状態を検出するものではなかった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、少なくとも、目詰まり状態を高精度に把握することを可能にした電気機器及びプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係る電気機器は、各種部品が収納された筐体に形成され、外部の空気を筐体内に取り込むための吸気口と、前記筐体に形成され、筐体内の空気を外部に排出するための排気口と、前記吸気口に取り付けられた防塵フィルタと、前記筐体内の空気を前記排気口を介して外部に排出する排気ファンと、前記筐体内の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの出力に基づいて前記防塵フィルタの目詰まり状態を検出する制御装置とを備えたものである。本発明においては、圧力センサにより筐体内の圧力を測定し、その測定値に基づいて防塵フィルタの目詰まり状態を検出するようにしており、圧力センサは従来の風量センサに比べてその分解能が高く高精度な圧力測定が可能になっており、このため、防塵フィルタの目詰まり状態を高精度に検出することが可能になっている。また、圧力センサは、従来の風量センサに比べてその設置の自由度が高く、筐体内の任意の部位に設置することができる。
本発明に係る電気機器において、前記制御装置は、少なくとも前記排気ファンの非駆動時の圧力センサの出力に基づいて標高を検出し、前記標高に応じた回転数で前記排気ファンを駆動する。本発明においては、前記標高に応じた回転数で前記排気ファンを駆動するようにしており、標高に応じた適切な冷却が可能になっている。
本発明に係る電気機器において、前記制御装置は、前記排気ファンの非駆動時の前記圧力センサの出力と、前記排気ファンの駆動時の前記圧力センサの出力とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり状態を検出するものである。本発明においては、プロジェクタの設置場所(標高)による圧力変動の影響を排除することができ、防塵フィルタの目詰まり状態を高精度に検出することができる。
本発明に係る電気機器は、前記防塵フィルタの目詰まり状態を表示し又は音声により出力する教示手段を更に備えたものである。本発明においては、使用者は教示手段により防塵フィルタの目詰まり状態を把握することが可能になっており、必要に応じて防塵フィルタを交換したり或いは洗浄することができる。
本発明に係る電気機器は、 外部の空気を前記吸気口を介して前記筐体内に取り込む吸気ファンを備え、前記制御装置は、前記圧力センサの出力に基づいて前記吸気ファン及び前記排気ファンの少なくとも一方の回転数を制御するものである。本発明においては、防塵フィルタが目詰まり状態になった場合に必要と認められるときには、例えば吸気ファン、排気ファンの回転を高速化することにより、防塵フィルタに目詰まりが起きても筐体内の各種部品が適切に冷却される。
本発明に係るプロジェクタは、上記の電気機器からなるものである。本発明においては、筐体内に収納される光源等の各種部品の冷却が適切になされる。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
このプロジェクタ1は、プロジェクタ1の動作全体を制御するコントローラ10と、画像処理回路12と、光変調素子駆動回路13と、光変調素子14と、光源ランプ25を有し、交換可能に設けられた光源ランプユニット26とを備えている。プロジェクタ1は、更に、光源ランプ25を駆動するランプ駆動部15と、光源ランプ25から射出された光が光変調素子14により変調された光をスクリーンSC上に投射する投射光学系16とを備えている。
また、プロジェクタ1は、図1の構成部品を含めてプロジェクタ1の各種部品を収納した筐体(後述図2参照)に形成された吸気口を介して、外部からの空気を取り込む吸気ファン17、筐体に形成された排気口(後述の図2参照)を介して筐体内部の空気を外部に排出する排気ファン18、吸気ファン17及び排気ファン18をそれぞれ駆動するファン駆動部19を備えている。更に、プロジェクタ1は、コントローラ10に各種の操作信号を入力するための操作部20を備えており、これには電源スイッチ20aを含む各種の操作スイッチや、プロジェクタの状態を示すためのLEDランプ20b等が設けられている。更に、コントローラ10には、音声出力部21、及び各種のデータやプログラムを保持する不揮発性の記憶装置22が接続されている。
また、プロジェクタ1は圧力センサ23を備えており、圧力センサ23の出力は検出部24により検出されて、検出部24は圧力センサ23の出力をコントローラ10に出力する。
コントローラ10は、CPUやROM、RAM等のメモリを含むマイクロコンピュータで構成されており、ROM内に格納された種々のプログラムに従って、プロジェクタ1の全体の動作、例えば、映像信号処理部12、ランプ駆動部15、ファン駆動部19、LEDランプ20b、音声出力部21、記憶装置22の各動作を制御する。なお、コントローラ10は本発明の制御装置を構成しており、LEDランプ20b及び音声出力部21はそれぞれ本発明の教示手段を構成している。
光変調素子14は、光源ランプ25から射出した光を変調する3枚の液晶ライトバルブから構成されており、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光をそれぞれ変調する。光源ランプ25から射出した光は、図示しない色光分離光学系によって各色光に分離された後、対応する液晶ライトバルブによって変調され、合成光学系(図示せず。例えばクロスダイクロックプリズム)により合成された後に、投射光学系16により拡大投射される。なお、光変調素子11は、液晶ライトバルブに代えて、例えばDMD(米国テキサスインスツルメンツ社の登録商標:Digital Micromirror Device)を用いてもよい。
画像処理回路12は、例えばマイクロプロセッサ(例えばDSP)等の信号処理回路から構成され、それに内蔵した記憶部に格納された制御プログラムを実行することにより後述の各種の処理をする。具体的には、外部の映像信号供給装置からの映像信号VS1を取り込んで、それが例えばアナログの映像信号の場合にはデジタルの映像信号に変換する等、入力映像信号に対応した各種信号処理を施し、その映像信号を1フレーム(1映像画面)毎にフレームメモリ(図示せず)に記憶させるとともに、フレームメモリに記憶された映像(以下、フレーム映像ともいう)を読み出す機能を有するとともに、映像信号の解像度を光変調素子14の解像度に合わせる解像度変換処理等の各種の信号処理を施す機能を有する。また、この画像処理回路12は、OSD処理をする機能を備えており、コントローラ10の制御命令に従って、プロジェクタ1の各種状態を表す文字や記号、画質調整を行う際のメニュー映像のOSD映像信号をフレーム映像信号と合成する処理を行う。具体的には、コントローラ10が例えば記憶装置22からメニュー映像データ等を読み出して画像処理回路12に供給し、画像処理回路12はそのメニュー映像データによりOSD映像信号を生成し、このOSD映像信号をフレーム映像信号と合成する。OSD処理をしない場合には、フレーム映像信号がそのまま出力されることになる。上記のOSD処理によりメニュー画像が表示されると、ユーザーはメニュー画像に従ってプロジェクタ1の各部の機能を設定又は調整することになる。画像処理回路12はこのようにして生成した映像信号を光変調素子駆動回路13に供給する。
また、コントローラ10は、操作部20の電源スイッチ20aがオン操作されると、ランプ駆動部15を駆動して光源ランプ25を点灯させるとともに、ファン駆動部19を駆動して吸気ファン17及び排気ファン18を回転させる。これにより、外部の空気を筐体内に取り込むとともに筐体内の空気を外部に排出して筐体内を冷却する。また、コントローラ10は、画像処理回路12を起動し、画像処理回路12は入力した映像信号に各種の処理を施してフレーム映像信号を生成し、光変調素子駆動回路13に供給し、それにより光変調素子14の各画素の光透過率がフレーム映像信号に基づき制御される。光源ランプ25から射出した光は、光変調素子14によって変調され、合成光学系(図示せず。例えばクロスダイクロックプリズム)により合成された後に、投射光学系16により拡大投写される。これによりスクリーンSCに映像が投写される。このときの筐体内の冷却を図2に基づいて説明する。
図2はプロジェクタ1の筐体30の説明図である。筐体30は図1の構成部材を収納しており、その壁部には吸気口31及び排気口32がそれぞれ形成されている。吸気口31には防塵フィルタ33が着脱自在に装着されており、防塵フィルタ33の下流側には吸気ファン17が設置されている。また、排気口32の近傍上流側には排気ファン18が設置されている。そして、この筐体30内には圧力センサ23が設置されており、筐体30内の圧力を検出する。上記のように、コントローラ10がファン駆動部19を駆動して吸気ファン17及び排気ファン18を回転させると、外部の空気が吸気口31及び防塵フィルタを介して筐体30内に取り込まれるとともに、筐体30内の空気が排気口32を介して外部に排出されて筐体30内を冷却し、例えば図1の光変調素子14や光源ランプユニット26を冷却する。そして、防塵フィルタ33が長時間使用されてゴミが付着して目詰まり状態になると吸気口31からの空気を取り込みづらくなり、吸気ファン17による吸気風量が低下する。しかし、排気ファン18については排気風量が低下しないので、筐体30内の圧力が低下する。圧力センサ23はその圧力の低下具合を検出し、コントローラ10は圧力センサ23の出力を検出部24を介して取り込んで防塵フィルタ33の目詰まり状態を把握する。このときのコントローラ10の演算処理を図3に基づいて説明する。
図3はコントローラ10の演算処理を示すフローチャートである。
コントローラ10は、操作部20の電源スイッチ20aがオン操作されると、プロジェクタ1を起動する(S11)。但し、この段階ではファン駆動部19を駆動しない(吸気ファン17及び排気ファン18は停止状態のままである。)。コントローラ10は、検出部24を介して圧力センサ23の出力を取り込んで、圧力を測定し(S12)、その圧力に基づいて標高を検出し、その標高に基づいてプロジェクタ1が設置されている場所が低地であるか或いは高地であるかを判定する(S13)。ここでは、例えば、低地とは500m未満の標高であり、高地とは1500m以上の標高を示すものとする。
コントローラ10は、プロジェクタ1が設置されている場所が低地であると判定すると、ファン駆動部19に対して低地用ファン駆動を開始させて吸気ファン17及び排気ファン18を回転させる(S14)。この吸気ファン17及び排気ファン18の回転によって外部の空気が吸気口31及び防塵フィルタ33を介して筐体30内に取り込まれるとともに、筐体30内の空気が排気口32を介して外部に排出されて筐体30内が冷却される。コントローラ10は、このような冷却制御が継続している状態で、検出部24を介して圧力センサ23の出力を取り込んで筐体30内の圧力を測定し(S15)、その測定された圧力(内部圧力)が異常であるかどうかを判定する(S16)。防塵フィルタ33にゴミが付着しておらず、圧力低下が上記の処理(S12)にて測定された圧力に対して所定値未満の場合には、防塵フィルタ33は目詰まりを起こしていない、すなわち正常であると判定して上記の処理(S15)に移行し、処理(S15)と処理(S16)とを繰り返す。
コントローラ10は、圧力低下が上記の処理(S12)にて測定された圧力に対して所定値以上の場合には、防塵フィルタ33が目詰まりを起こしており、すなわち異常であると判定し、次の処理(S17)に移行する。
コントローラ10は、異常であると判定すると、操作部20のLEDランプ20bを点滅点灯し、或いは音声出力部21を駆動し目詰まりを起こしている旨を音声出力し、防塵フィルタ33が目詰まりを起こしていることを使用者に告知する(S17)。
また、コントローラ10は、圧力の低下すなわち防塵フィルタ33の目詰まりの程度に基づいて吸気ファン17及び排気ファン18の回転速度の高速化が必要かどうかを判定し(S18)、高速化が必要であると判定した場合には、ファン駆動部19を介して吸気ファン17及び排気ファン18の回転を高速化する(S19)。
コントローラ10は、上記の判断処理(S13)においてプロジェクタ1が設置されている場所が高地であると判定すると、ファン駆動部19に対して高地用ファン駆動(低地用ファン駆動より高い回転数の駆動)を開始させて吸気ファン17及び排気ファン18を回転させる(S20)。この吸気ファン17及び排気ファン18の回転によって外部の空気が吸気口31及び防塵フィルタ33を介して筐体30内に取り込まれるとともに、筐体30内の空気が排気口32を介して外部に排出されて筐体30内が冷却される。コントローラ10は、このような冷却制御が継続している状態で、検出部24を介して圧力センサ23の出力を取り込んで筐体30内の圧力を測定し(S21)、その測定された圧力(内部圧力)が異常であるかどうかを判定する(S22)。防塵フィルタ33にゴミが付着しておらず、圧力低下が上記の処理(S12)にて測定された圧力に対して所定値未満の場合には、防塵フィルタ33は目詰まりを起こしていない、すなわち正常であると判定して上記の処理(S21)に移行し、処理(S21)と処理(S22)とを繰り返す。
コントローラ10は、圧力低下が上記の処理(S12)にて測定された圧力に対して所定値以上の場合には、防塵フィルタ33が目詰まりを起こしており、すなわち異常であると判定し、次の処理(S23)に移行する。
コントローラ10は、異常であると判定すると、操作部20のLEDランプ20bを点滅点灯し、或いは音声出力部21を駆動して防塵フィルタ33が目詰まりを起こしている旨を使用者に告知する(S23)。
また、コントローラ10は、圧力の低下すなわち防塵フィルタ33の目詰まりの程度に基づいて吸気ファン17及び排気ファン18の回転速度の高速化が必要かどうかを判定し(S24)、高速化が必要であると判定した場合には、ファン駆動部19を介して吸気ファン17及び排気ファン18の回転速度を高速化する(S25)。
なお、コントローラ10は、上記の処理中に操作部20の電源スイッチ20aが操作されてオフ操作信号を入力すると、ランプ駆動部15の動作を停止させて光源ランプ25を消灯させるとともに、ファン駆動部19により予め設定されているクールダウン時間の間、吸気ファン17及び排気ファン18の駆動を継続する。そして、コントローラ10は、クールダウン時間を経過すると、ファン駆動部19による吸気ファン17及び排気ファン18の駆動を停止させるとともに、電源回路(図示せず)を遮断する。
以上のように本実施形態1においては、圧力センサ23により筐体30内の圧力を測定し、その測定値に基づいて防塵フィルタ33の目詰まり状態を検出するようにしており、圧力センサ23は従来の風量センサに比べてその分解能が高く高精度な圧力測定が可能になっており、このため、防塵フィルタ33の目詰まり状態を高精度に検出することができる。また、圧力センサ23は、従来の風量センサに比べてその設置の自由度が高く、筐体30内の任意の部位に設置することができる。
また、本実施形態1においては、起動時(吸気ファン17及び排気ファン18の非駆動時)の圧力センサ23の出力に基づいて標高を検出し、その後、検出された標高に応じた回転数で吸気ファン17及び排気ファン18を駆動しており、標高に応じた適切な冷却が可能になっている。
また、本実施形態1においては、起動時(吸気ファン17及び排気ファン18の非駆動時)の圧力センサ23の出力と、吸気ファン17及び排気ファン18が駆動されているときの圧力センサ23の出力との差に基づいて防塵フィルタ33の目詰まり状態を検出するようにしており、このため、プロジェクタ1の設置場所(標高)による圧力変動の影響を排除することができ、防塵フィルタ33の目詰まり状態を高精度に検出することができる。
また、本実施形態1においては、防塵フィルタ33が目詰まり状態になった場合には、LEDランプ20bや音声出力部21により使用者に告知するようにしたので、使用者は、防塵フィルタ33の目詰まり状態を把握することが可能になっており、必要に応じて防塵フィルタ33を交換したり或いは洗浄することができる。
また、本実施形態1においては、防塵フィルタ33が目詰まり状態になった場合であって、必要と認められるときには、吸気ファン17及び排気ファン18の回転速度を高速化しており、防塵フィルタ33に目詰まりが起きても筐体30内の各種部品が適切に冷却される。
実施形態2.
なお、上記の実施形態1においては、標高を高地、低地の2値に分類する例について説明したが、3値、4値等に分類するようにしてもよい。例えば3値の例では、1500m未満、1500m以上3000m未満、300m以上の3値に分類する。
また、上記の実施形態1においては、防塵フィルタ33に目詰まりが起きて異常と判定されたときに吸気ファン17及び排気ファン18の回転を高速化する例について説明したが、圧力センサ23の出力の低下(圧力の低下)の程度に応じて吸気ファン17及び排気ファン18の回転を高速化するようにしてもよい。その場合においても、吸気ファン17及び排気ファン18の何れか一方のファンの回転を高速化するようにしてもよい。
また、上記の実施形態1においては、図2のフローチャートにおいて、処理(S16又はS22)において異常では無いと判定したときには処理(S15又はS21)に戻る例について説明したが、戻らずにそのまま終了するようにしてもよい。このことは処理(S18又はS24)においても同様であり、ファンの制御変更が必要では無いと判定したときには処理(S17又はS23)に戻らずにそのまま終了するようにしてもよい。
また、防塵フィルタ33に目詰まりが起きて異常と判定されたときにLEDランプ20bを点滅点灯する例について説明したが、その異常表示は他の方法であってもよく、例えば操作部20に液晶パネルを使用した表示パネルが設けられている場合にはそれに異常表示をしてもよく、或いは異常情報を映像信号処理部12に出力してスクリーンSCに一時的に表示させるようにしてもよい。
また、防塵フィルタ33に目詰まりが起きて異常と判定されたときにLEDランプ20bを点滅点灯し或いは音声出力部21による音声告知をする例ついて説明したが、異常と判定される前段階においても目詰まりの程度を表示するようにしてもよい。
また、上記の実施形態1においては、吸気ファン17及び排気ファン18の両方を設置した例について説明したが、排気ファン18だけを設置しても、その冷却効果を期待することができる。
また、上記の実施形態1においては、起動時に標高を検出する例について説明したが、吸気ファン17及び排気ファン18の非駆動時であれば、標高検出の時期は何時でもよい。
また、上記の実施形態1においては、電気機器としてプロジェクタ1の例について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、VTR、コンピュータ本体等のように筐体30内の各種部品が収納され、吸気口、排気口及び吸気口に取り付けられた防塵フィルタを備えた電気機器であれば同様に適用される。
実施形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 プロジェクタの筐体の説明図である。 コントローラの演算処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 コントローラ、12 画像処理回路、13 光変調素子駆動回路、14 光変調素子、15 ランプ駆動部、16 投射光学系、 17 吸気ファン、18 排気ファン、19 ファン駆動部、20 操作部、20a 電源スイッチ、20b LEDランプ、21 音声出力部、22 記憶装置、25 光源ランプ、26 光源ランプユニット。

Claims (6)

  1. 各種部品が収納された筐体に形成され、外部の空気を筐体内に取り込むための吸気口と、
    前記筐体に形成され、筐体内の空気を外部に排出するための排気口と、
    前記吸気口に取り付けられた防塵フィルタと、
    前記筐体内の空気を前記排気口を介して外部に排出する排気ファンと、
    前記筐体内の圧力を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサの出力に基づいて前記防塵フィルタの目詰まり状態を検出する制御装置と
    を備えたことを特徴とする電気機器。
  2. 前記制御装置は、
    少なくとも前記排気ファンの非駆動時の圧力センサの出力に基づいて標高を検出し、
    前記標高に応じた回転数で前記排気ファンを駆動することを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 前記制御装置は、
    前記排気ファンの非駆動時の前記圧力センサの出力と、前記排気ファンの駆動時の前記圧力センサの出力とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり状態を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器。
  4. 前記防塵フィルタの目詰まり状態を表示し又は音声により出力する教示手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気機器。
  5. 外部の空気を前記吸気口を介して前記筐体内に取り込む吸気ファンを備え、
    前記制御装置は、前記圧力センサの出力に基づいて前記吸気ファン及び前記排気ファンの少なくとも一方の回転数を制御することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電気機器。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の電気機器からなることを特徴とするプロジェクタ。
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