JP2009185640A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 塩害防止および騒音低減を図るとともに、寒冷地における起動を容易にすることができる風力発電装置を提供する。
【解決手段】 発電設備を内部に収納するナセル3と、ナセル3内に収納され、発電設備と冷媒との間で熱交換する内部熱交換部13,15,16と、ナセル3外に配置され、外気と冷媒との間で熱交換する外部熱交換部17と、ナセル3内に配置され、冷媒を圧縮するとともに内部熱交換部13,15,16と外部熱交換部17との間で循環させる圧縮機18と、圧縮機18により圧縮された冷媒の圧力を膨張させる膨張部19と、が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、風力発電装置に関する。
従来、風力エネルギを熱エネルギに変換する手段として、風力エネルギを電気的エネルギに変換し、変換した電気エネルギによりヒートポンプを介して熱エネルギへの変換が行われている(例えば、特許文献1および2参照。)。
例えば、ヒートポンプを駆動する装置として1987年に発表された「風車とヒートポンプを使用した冷房システム」が知られている。このシステムは、風車で風力エネルギを電気エネルギに変換して、蓄電池に充電し、直流発電機で冷凍サイクル(ヒートポンプ)を稼動させるものである。
このように、風車とヒートポンプを組み合わせた例としては、特許文献2に記載されているように、風車の外部にヒートポンプ(冷凍サイクル)を配置し、風車から得られた機械エネルギを、タワー内を貫通する回転軸を介して伝達させ、ヒートポンプの圧縮機を駆動させることにより、熱エネルギに変換するシステムが知られている。
米国特許第2007/0024132号明細書 特許第3949946号公報
しかしながら、近年の商用に用いられる風力発電装置の場合には、1台で数MWの出力を有する大型風車が用いられており、このような大型風車とヒートポンプとを組み合わせると、以下の問題があった。
すなわち、風車が大型化するとタワーも高くなる(例えば50mから70m)ため、その内部を貫通する動力伝達用の回転軸も長く、かつ、重くなり、風力エネルギから変換した機械エネルギの損失が著しくなるという問題があった。
さらに、ナセル内に配置された機器、例えば、増速機や、主軸受や、変圧器や、発電機などから放出される放熱量は、風力発電装置の出力の数%(例えば、100kWから300kW)に及ぶが、上述の特許文献等では、これらの熱を処理する冷却システムが明確でないという問題があった。
一般的には、ナセルに設けられたガラリなどの吸気口を介して、外部から外気をナセル内に導入し、導入した外気によりナセル内機器の冷却が行われていた。つまり、冷却システムのクーラから導入した外気に熱を放熱し、熱を吸収した外気をナセル外に排出する冷却システムが用いられていた。
しかしながら、風車を海上もしくは海岸に設置した場合には、塩分を含む外気をナセル内に導入することになるため、塩害によりナセル内機器の寿命が低下するという問題があった。
また風力発電装置を人家近くに設置する場合には冷却システムからの騒音、例えばクーラファンの回転による騒音が公害となる問題があった。加えて、大型風力発電装置の適用範囲は寒冷地へ拡大しているが、ナセル内に冷却システム(ヒートポンプ)がないため、寒冷地に適用できないとう問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、塩害防止および騒音低減を図るとともに、寒冷地における起動を容易にすることができる風力発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の風力発電装置は、発電設備を内部に収納するナセルと、該ナセル内に収納され、前記発電設備と冷媒との間で熱交換する内部熱交換部と、前記ナセル外に配置され、外気と前記冷媒との間で熱交換する外部熱交換部と、前記ナセル内に配置され、前記冷媒を圧縮するとともに前記内部熱交換部と前記外部熱交換部との間で循環させる圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された前記冷媒の圧力を膨張させる膨張部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、冷凍サイクルを構成するように、圧縮機から外部熱交換部,膨張部,内部熱交換部,圧縮機の順に冷媒を循環させることにより、ナセル内に配置された機器、例えば発電設備において発生した熱を、冷媒を介してナセル外に放熱することができる。つまり、外気をナセル内に導入する開口部をナセルに設けなくてもナセル外にナセル内機器の熱を十分に放熱することができる。そのため、例えば塩分を含む外気などのナセル内への流入を防止できる。さらに、ナセル内機器から発生する騒音をナセル外に漏洩しない。
一方、上とは逆方向すなわち、ヒートポンプサイクルを構成するように、圧縮機から内部熱交換部,膨張部,外部熱交換部,圧縮機の順に冷媒を循環させることにより、ナセル内機器を加熱することができる。例えば、外気が寒冷状態から風力発電装置を起動する際に、ナセル内機器に用いられるオイル等の潤滑剤を加熱してその粘性を下げる必要がある場合でも、容易にオイル等の潤滑剤を加熱することができる。
上記発明においては、風力により前記発電設備に回転駆動力を供給する風車が設けられ、前記圧縮機は、前記風車により供給された回転駆動力により駆動されることが望ましい。
本発明によれば、風車エネルギを分岐することにより供給された回転駆動力を用いて圧縮機を駆動するため、例えば風車の回転数や、回転トルクなどに応じて内部熱交換部における熱交換能力、つまり、発電設備の冷却能力が変化する。言い換えると、風車が供給する回転駆動力により、発電設備の冷却能力が自動制御される。
例えば、圧縮機に供給される回転駆動力が増大すると、圧縮機において吐出される冷媒の質量流量が増加するため、内部熱交換部における熱交換能力が増大し、発電設備の冷却能力が大きくなるように自動制御される。
上記発明においては、前記圧縮機を回転駆動するモータが設けられていることが望ましい。
本発明によれば、例えば、発電設備により発電された電力を用いて圧縮機を駆動することにより、風力発電装置の出力に応じて内部熱交換部における熱交換能力、つまり、発電設備の冷却能力が変化する。言い換えると、発電設備が供給する電力により、発電設備の冷却能力が自動制御される。
例えば、圧縮機に供給される電力が増大すると、圧縮機において吐出される冷媒の質量流量が増加するため、内部熱交換部における熱交換能力が増大し、発電設備の冷却能力が大きくなるように自動制御される。
上記発明においては、前記外部熱交換部には、前記冷媒に熱を供給するヒータが設けられていることが望ましい。
本発明によれば、外部熱交換部を蒸発器として用いて冷媒を蒸発させる場合であって、ナセル外の外気温度が寒冷状態でも、ヒータを用いて冷媒を加熱することで、冷媒を容易に蒸発させることができる。さらには、外部熱交換部本体や、外部熱交換器への配管系等に熱を供給することができる。そのため、発電設備などに用いられるオイル等の潤滑剤を加熱して、その粘性を下げる必要がある場合でも、容易にオイル等の潤滑剤を加熱することができる。
本発明の風力発電装置によれば、冷凍サイクルを構成するように、圧縮機から外部熱交換部,膨張部,内部熱交換部,圧縮機の順に冷媒を循環させることにより、ナセルに開口部を設けなくてもナセル外にナセル内機器の熱を十分に放熱することができるため、塩害防止および騒音低減を図ることができるという効果を奏する。さらに、ヒートポンプサイクルを構成するように、圧縮機から内部熱交換部,膨張部,外部熱交換部,圧縮機の順に冷媒を循環させることにより、ナセル内機器を加熱できるため、寒冷地における風力発電装置の起動を容易にすることができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る風力発電装置について図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る風力発電装置の構成を説明する全体図である。
風力発電装置1は、風力発電を行うものである。
風力発電装置1には、図1に示すように、基礎B上に立設された支柱(タワー)2と、支柱2の上端に設置されたナセル3と、略水平な軸線周りに回転可能にしてナセル3に設けられたロータヘッド(風車)4と、ロータヘッド4を覆う頭部カプセル5と、ロータヘッド4の回転軸線周りに放射状に取り付けられる複数枚の風車回転翼(風車)6と、ロータヘッド4の回転により発電を行うナセル内機器(発電設備)7と、が設けられている。
なお、本発明の本実施形態では、3枚の風車回転翼6が設けられた例に適用して説明するが、風車回転翼6の数は3枚に限られることなく、2枚の場合や、3枚より多い場合に適用してもよく、特に限定するものではない。
支柱2は、図1に示すように、基礎Bから上方(図1の上方)に延びる柱状の構成とされ、例えば、複数のユニットを上下方向に連結した構成とされている。支柱2の最上部には、ナセル3が設けられている。支柱2が複数のユニットから構成されている場合には、最上部に設けられたユニットの上にナセル3が設置されている。
ナセル3は、図1に示すように、ロータヘッド4を回転可能に支持するとともに、内部にロータヘッド4の回転により発電を行うナセル内機器7が収納されている。
ナセル3には、ナセル3外から外気をナセル3内に導入する通風用の開口部(ガラリ)は設けられておらず、例えば、ロータヘッド4の回転駆動力を伝達する主軸(図示せず)が貫通する開口部や、メンテナンス用の出入り口のみが設けられている。
ロータヘッド4には、図1に示すように、その回転軸線周りに放射状に延びる複数枚の風車回転翼6が取り付けられ、その周囲は頭部カプセル5により覆われている。
ロータヘッド4には、風車回転翼6の軸線回りに風車回転翼6を回転させて、風車回転翼6のピッチ角を変更するピッチ制御部(図示せず。)が設けられている。
これにより、風車回転翼6にロータヘッド4の回転軸線方向から風が当たると、風車回転翼6にロータヘッド4を回転軸線周りに回転させる力が発生し、ロータヘッド4が回転駆動される。
図2は、図1のナセル内部の構成を説明する模式図である。
ナセル3の内部収納されたナセル内機器7には、図2に示すように、ロータヘッド4の機械的な回転駆動力を発電機14に伝達する主軸(図示せず)を回転可能に支持する主軸受11と、ロータヘッド4の回転を増速して発電機14に伝達する増速機(発電設備)12と、主軸受11および増速機12の潤滑に用いられるオイルを冷却または加熱するオイル熱交換部(内部熱交換部)13と、伝達された機械的な回転駆動力を用いて発電を行う発電機(発電設備)14と、発電機14を冷却または加熱する発電機熱交換部(内部熱交換部)15と、発電された電力の電圧や周波数などを制御するインバータを冷却または加熱するインバータ熱交換部(内部熱交換部)16と、ナセル3外の外気と冷媒との間で熱交換を行う外部熱交換部17と、オイル熱交換部13,発電機熱交換部15,インバータ熱交換部16および外部熱交換部17の間で冷媒を循環させる圧縮機18と、圧縮された冷媒の圧力を膨張する膨張弁(膨張部)19と、が設けられている。
主軸受11には、主軸受11の内部を潤滑する潤滑オイル(潤滑剤)を圧送する軸受ポンプ21および軸受タンク22が設けられている。軸受ポンプ21および軸受タンク22は、主軸受11とオイル熱交換部13とともに潤滑オイルの循環経路を構成している。
主軸受タンク22には、内部に貯留された潤滑オイルを加熱する主軸受ヒータ(ヒータ)23が設けられている。
増速機12は、ロータヘッド4から伝達された機械的な回転駆動力を発電機14に伝達するとともに、圧縮機18にも伝達するものである。発電機14と圧縮機18に伝達させる回転駆動力は回転数が増加されたもの、言い換えると回転速度が増速されたものである。
増速機12には、増速機12の内部を潤滑する潤滑オイルを圧送する増速機ポンプ31および増速機タンク32が設けられている。増速機ポンプ31および増速機タンク32は、増速機12とオイル熱交換部13とともに潤滑オイルの循環経路を構成している。
増速機タンク32には、内部に貯留された潤滑オイルを加熱する増速機ヒータ(ヒータ)33が設けられている。
オイル熱交換部13は、主軸受11や増速機12を潤滑した潤滑オイルが流入する熱交換器であって、圧縮機18により循環される冷媒と、潤滑オイルとの間で熱交換を行うものである。
潤滑オイルの粘度が十分に低く風力発電装置1が運転されている状態では、オイル熱交換部13は蒸発器として使用され、潤滑オイルは冷媒に対して放熱する。
一方、外気が寒冷で、潤滑オイルの粘性が高い状態で風力発電装置1を起動する場合には、オイル熱交換部13は凝縮器として使用され、冷媒は潤滑オイルに対して放熱する。
オイル熱交換部13は、潤滑オイルの粘度が十分に低く風力発電装置1が運転されている状態において、オイル熱交換部13から流出した冷媒は圧縮機18、外部熱交換器17、膨張弁19の順に流入するように接続され、膨張弁19を通過した冷媒は再びオイル熱交換部13に流入する。このように冷媒を循環させることにより、冷凍サイクルが構成される。
発電機熱交換部15は発電機14と隣接して配置された熱交換器であって、発電機14で発生した熱を冷媒に放熱するものである。
発電機熱交換部15は、風力発電装置1が運転されている状態において、発電機熱交換部15から流出した冷媒が圧縮機18、外部熱交換器17、膨張弁19の順に流入するように接続され、膨張弁19を通過した冷媒は、再び発電機熱交換部15に流入する。このように冷媒を循環させることにより、冷凍サイクルが構成される。
インバータ熱交換部16はナセル3の後方に配置された熱交換器であって、インバータ(図示せず)で発生した熱を冷媒に放熱するものである。
インバータ熱交換部16は、風力発電装置1が運転されている状態において、インバータ熱交換部16から流出した冷媒が圧縮機18、外部熱交換器17の順に流入し、膨張弁19を通過した冷媒が再びインバータ熱交換部16に流入するように接続されている。このように冷媒を循環させることにより、冷凍サイクルが構成される。
外部熱交換部17は冷媒と外気との間で熱交換を行うものであって、ナセル3の後方下面に配置されたものである。
外部熱交換部17は、風力発電装置1が運転されている状態において、外部熱交換部17から流出した冷媒が膨張弁19、オイル熱交換部13もしくは発電機熱交換部15もしくはインバータ熱交換部16、圧縮機18の順に流入するように接続され、圧縮機18から吐出された冷媒は再び外部熱交換部17に流入する。このように冷媒を循環させることにより、冷凍サイクルが構成される。
外部熱交換部17には、外部熱交換部17本体もしくは外部熱交換部17に接続された配管系統内部に貯留された潤滑オイルを加熱する外部熱交ヒータ(ヒータ)41が設けられている。また外部熱交換部17の塩分による腐食を防止するため、外部熱交換部17に付着した塩分を洗い流すシャワー(図示せず)を設けることが望ましい。
圧縮機18は、オイル熱交換部13において冷媒の熱を吸収する冷凍サイクルの場合には、冷媒を圧縮して外部熱交換部17へ吐出するものであり、オイル熱交換部13において冷媒に熱を供給するヒートポンプサイクルの場合には、冷媒を圧縮してオイル熱交換部13、発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16に向けて吐出するものである。
圧縮機18には、増速機12を介してロータヘッド4から機械的な回転駆動力が伝達され、圧縮機18は伝達された機械的な回転駆動力により冷媒を圧縮している。本実施形態では、圧縮機18は冷媒の吐出方向を切り替える、つまり、冷凍サイクルの場合には外部熱交換部17を、ヒートポンプサイクルの場合にはオイル熱交換部13、発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16を冷媒の吐出先として選択して冷媒を吐出できる圧縮機に適用して説明する。
なお、上述のように冷媒の吐出方向を切り替え可能な圧縮機を用いてもよいし、一方向のみに冷媒を吐出する圧縮機を用いて、かつ、冷媒の流れ方向を制御する三方弁や四方弁を用いてもよく、特に限定するものではない。
次に、上記の構成からなる風力発電装置1における発電方法についてその概略を説明する。
風力発電装置1においては、ロータヘッド4の回転軸線方向から風車回転翼6に当たった風力エネルギが、ロータヘッド4を回転軸線周りに回転させる機械的なエネルギに変換される。
このロータヘッド4の回転はナセル内機器7に伝達され、ナセル内機器7において、電力の供給対象に合わせた電力、例えば、周波数が50Hzまたは60Hzの交流電力が発電される。
ここで、少なくとも発電を行っている間は、風力エネルギを風車回転翼に効果的に作用させるため、適宜ナセル3を水平面上で回転させることにより、ロータヘッド4は風上に向くように制御される。
次に、本実施形態の特徴であるオイル熱交換部13,発電機熱交換部15,インバータ熱交換部16および外部熱交換部17における熱交換について説明する。
風力発電装置1において発電が行われている場合には、図2に示すように、冷凍サイクルを構成すべくオイル熱交換部13,発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16がクーラ(蒸発器)として働く。すなわち、オイル熱交換部13等において冷媒が熱を吸収して蒸発する。一方、外部熱交換部17は凝縮器として働き、冷媒は外気に熱を放熱して凝縮する。
具体的には、冷媒は、増速機12を介してロータヘッド4の機械的な回転駆動力が伝達された圧縮機18によって高温高圧に圧縮され、外部熱交換部17に向けて吐出される。外部熱交換部17に流入した冷媒は、外部熱交換部17において熱を外気に放熱して凝縮する。凝縮して液化した冷媒は膨張弁19に流入し、膨張弁19を通過する際に膨張される。膨張された冷媒は、オイル熱交換部13,発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16に流入する。
オイル熱交換部13に流入した冷媒は、オイル熱交換部13において主軸受11や増速機11を潤滑して温度が高くなった潤滑オイルから熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、オイル熱交換部13から流出して圧縮機18に流入し、再び圧縮される。
一方、熱を奪われ冷やされた主軸受用の潤滑オイルは、軸受タンク22、軸受ポンプ21および主軸受11の順に循環して、再びオイル熱交換部13に流入する。増速機用の潤滑オイルは、増速機12,増速機タンク32および増速機ポンプ31の順に循環して、再びオイル熱交換部13に流入する。
発電機熱交換部15に流入した冷媒は、発電機熱交換部15において発電機14から発生した熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、発電機熱交換部15から流出して圧縮機18に流入し、再び圧縮される。
インバータ熱交換部16に流入した冷媒は、インバータ熱交換部16においてインバータ14から発生した熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒は、インバータ熱交換部16から流出して圧縮機18に流入し、再び圧縮される。
図3は、図2の風力発電装置における寒冷状態からの起動時における冷媒フローを説明する模式図である。
例えば外気温度が−30℃ないし−40℃のような環境下で風力発電装置1を起動する場合、つまり、主軸受11や増速機12を潤滑する潤滑オイルの粘性係数が数万センチストークスと高く、潤滑能力を期待できない状態から風力発電装置1を起動する場合には、冷媒の循環方向を図2に示す方向と逆方向すなわち冷凍サイクルでなくヒートポンプサイクルを構成するように流して、潤滑オイルの加熱を行う。
具体的には、圧縮機18によって高温高圧に圧縮された冷媒は、オイル熱交換部13,発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16に向かって吐出される。
オイル熱交換部13に流入した高温高圧の冷媒は、主軸受11や増速機11を潤滑する潤滑オイルに熱を放出して凝縮する。凝縮した冷媒は、オイル熱交換部13から流出して膨張弁19に流入する。
一方、冷媒から放出された熱を吸収し加熱された潤滑オイルは潤滑能力を期待できるまで粘性が低くなり、オイル熱交換部13から流出した後、主軸受11や増速機12に供給され潤滑に用いられる。
なお、上述のように冷媒の熱のみを用いて潤滑オイルを暖めてもよいし、軸受ヒータ23をさらに用いて潤滑オイルを温めてもよいし、増速機ヒータ33をさらに用いて潤滑オイルを温めてもよく、潤滑オイルの加熱方法を冷媒からの加熱に特に限定するものではない。
膨張弁19には、オイル熱交換部13,発電機熱交換部15およびインバータ熱交換部16から冷媒が流入し、冷媒は膨張弁19を通過する際に膨張する。膨張した冷媒は、外部熱交換部17に流入する。
外部熱交換部17本体もしくは外部熱交換部17に接続された配管系統には、外部熱交ヒータ41が設置されており、外部熱交ヒータ41で加熱された冷媒は蒸発し、蒸発した冷媒は圧縮機18に流入し、再び圧縮される。
なお、上述のように、外部熱交換部17本体もしくは外部熱交換部17に接続された配管系統に設置された外部熱交ヒータ41により冷媒を蒸発させてもよいし、その他の図示しない加熱手段により冷媒を蒸発させてもよく、冷媒の蒸発手段について特に限定するものではない。
上記の構成によれば、例えば、洋上に設置した風力発電装置1の発電機系統において、圧縮機18から外部熱交換部17,膨張弁19,発電機熱交換部15などを介して再び圧縮機18の順に冷媒を循環させることにより、発電機14において発生した熱を、冷媒を介してナセル3外に放熱することができる。つまり、ナセル3外から塩分を含んだ外気をナセル3内に直接導入しなくても、ナセル3外に発電設備の熱を十分に放熱することができ、風力発電装置1の寿命短縮化を防止することができる。この効果は、発電機14同様に、主軸受11や増速機12、インバータ等のナセル内機器7にも期待できる。
さらに、発電機14や増速機12のクーラファンなどから発生する騒音がナセル3内に閉じ込められるため、風力発電装置1の外への騒音漏れを防止できる。
一方、ヒートポンプサイクルを構成すべく、圧縮機18からオイル熱交換部13など,膨張弁19,外部熱交換部17を介して再び圧縮機18の順に冷媒を循環させることにより、増速機12や主軸受11のオイルを加熱することができる。例えば、外気温度が−30℃ないし−40℃のような寒冷時に風力発電装置1を起動する際に、増速機12や主軸受11などに用いられる潤滑オイルを加熱して、その粘性を潤滑能力が期待できるまで下げる必要がある場合でも、容易に加熱でき、風力発電装置1の起動を容易にすることができる。
さらに、外部熱交換部17本体もしくは外部熱交換部17に接続された配管系統に設置された外部熱交ヒータ41を用いて冷媒を加熱することで、冷媒を容易に蒸発させることができるため、増速機12や主軸受11などに用いられる潤滑オイルの温度を上げて潤滑能力を期待できるまでその粘性を下げる必要がある場合でも、風力発電装置1の起動をさらに容易にすることができる。
ロータヘッド4などが供給する機械的な回転駆動力を用いて圧縮機18を駆動するため、例えばロータヘッド4などの回転数や、回転トルクなどに応じてオイル熱交換部13などにおける熱交換能力、つまり、発電機14や増速機12など潤滑オイルへの冷却能力が変化する。言い換えると、風力発電装置1が供給する機械的な回転駆動力により、発電機14や増速機12などの冷却能力が自動制御される。
例えば、圧縮機18に供給される回転駆動力が増大すると、圧縮機18において吐出される冷媒の質量流量が増加するため、オイル熱交換部13などにおける熱交換能力が増大し、発電機14や増速機12のクーラにおける冷却能力が増大する方向に制御される。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。
本実施形態の風力発電装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、圧縮機の駆動方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図4を用いて圧縮機周辺の構成のみを説明し、その他の構成等の説明を省略する。
図4は、本実施形態の風力発電装置の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
風力発電装置101におけるナセル3の内部収納された発電設備107には、図4に示すように、主軸受11と、増速機12と、オイル熱交換部13と、発電機14と、発電機熱交換部15と、インバータ熱交換部16と、外部熱交換部17と、圧縮機18と、膨張弁19と、圧縮機18を回転駆動させる電気モータ(モータ)118と、が設けられている。
電気モータ118には、発電機14により発電された電力が供給され、供給された電力によりモータ118は、圧縮機18を回転駆動する。
風力発電装置101において発電が行われている場合には、電気モータ118に回転駆動された圧縮機18は、高温高圧に圧縮した冷媒を外部熱交換部17に向けて吐出する。以後の作用については第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記の構成によれば、発電機14により発電された電力を用いて圧縮機18を駆動することにより、風力発電装置101の出力に応じてオイル熱交換部13などにおける熱交換能力、つまり、発電機14や増速機12などのクーラにおける冷却能力が変化する。言い換えると、発電機14が供給する電力により、発電機14や増速機12などのクーラにおける冷却能力を自動制御することができる。
例えば、供給される電力が増大すると、圧縮機18において吐出される冷媒の質量流量が増加するため、オイル熱交換部13などにおける熱交換能力が増大し、発電機14や増速機12などのクーラにおける冷却能力が増大する方向に制御される。
本発明の第1の実施形態に係る風力発電装置の構成を説明する全体図である。 図1のナセル内部の構成を説明する模式図である。 図2の風力発電装置における寒冷状態からの起動時における冷媒フローを説明する模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る風力発電装置の構成を説明する模式図である。
符号の説明
1,101 風力発電装置
3 ナセル
4 ロータヘッド(風車)
6 風車回転翼(風車)
7 ナセル内機器(発電設備)
12 増速機(発電設備)
13 オイル熱交換部(内部熱交換部)
14 発電機(発電設備)
15 発電機熱交換部(内部熱交換部)
16 インバータ熱交換部(内部熱交換部)
17 外部熱交換部
18 圧縮機
19 膨張弁(減圧部)
23 軸受ヒータ(ヒータ)
33 増速機ヒータ(ヒータ)
41 外部熱交ヒータ(ヒータ)
118 モータ

Claims (4)

  1. 発電設備を内部に収納するナセルと、
    該ナセル内に収納され、前記発電設備と冷媒との間で熱交換する内部熱交換部と、
    前記ナセル外に配置され、外気と前記冷媒との間で熱交換する外部熱交換部と、
    前記ナセル内に配置され、前記冷媒を圧縮するとともに前記内部熱交換部と前記外部熱交換部との間で循環させる圧縮機と、
    前記圧縮機により圧縮された前記冷媒を膨張させる膨張部と、
    が設けられていることを特徴とする風力発電装置。
  2. 風力により前記発電設備に回転駆動力を供給する風車が設けられ、
    前記圧縮機は、前記風車により供給された回転駆動力により駆動されることを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
  3. 前記圧縮機を回転駆動するモータが設けられていることを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
  4. 前記外部熱交換部には、前記冷媒に熱を供給するヒータが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の風力発電装置。
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