JP2009185525A - 旋回制動力制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】上部旋回体に作用する力に応じた最適な旋回制動力を発生させる旋回制動力制御システムを提供すること。
【解決手段】上部旋回体13を旋回動作させる旋回電動機29を備えたハイブリッド建設機械10の旋回制動力制御システム100は、上部旋回体13の旋回動作を制動するネガティブブレーキ31と、上部旋回体13に作用する力を検知する作用力検知手段260と、作用力検知手段260が検知した力に応じてネガティブブレーキ31の旋回制動力を制御する旋回制動力制御手段261と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、上部旋回体を旋回動作させる旋回電動機を備えた建設機械の旋回制動力制御システムに関し、より具体的には、その上部旋回体に作用する力に応じた最適な旋回制動力を発生させる旋回制動力制御システムに関する。
従来、停止状態にある油圧ショベルの上部旋回体が意図せず旋回してしまうのを防止するとともに、その油圧ショベルの作業中にその作業用アタッチメントの旋回方向に過負荷が加わった場合におけるその作業用アタッチメントの損傷を防止するブレーキ回路装置が知られている。
このブレーキ回路装置は、エンジン停止時に最大となる旋回制動力を油圧アクチュエータで解除させるよう機能するネガティブブレーキであり、その油圧アクチュエータとその油圧アクチュエータを駆動する油圧ポンプとの間の管路に減圧弁を配置し、エンジン回転時にはその油圧アクチュエータにおける油圧を所定レベルに維持させて旋回制動力を緩和させ、また、その減圧弁による減圧を無効にする電磁切換弁を更に有し、旋回操作レバーの操作時にはその油圧アクチュエータにおける油圧を最大レベルに維持させて旋回制動力を完全に解除させる。
特開平5−38402号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブレーキ回路装置は、エンジン停止時、エンジン回転時、及び、旋回操作レバー操作時のそれぞれに応じて旋回制動力を三段階で切り換えるが、油圧ショベルの姿勢、又は、そのアタッチメントに作用する操作反力が変化した場合に、旋回制動力が不足したり、或いは、過剰な旋回制動力を発生させたりする場合がある。
上述の課題に鑑み、本発明は、上部旋回体に作用する力に応じた最適な旋回制動力を発生させる旋回制動力制御システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る旋回制動力制御システムは、上部旋回体を旋回動作させる旋回電動機を備えたハイブリッド建設機械の旋回制動力制御システムであって、前記上部旋回体の旋回動作を制動するネガティブブレーキと、前記上部旋回体に作用する力を検知する作用力検知手段と、前記作用力検知手段が検知した力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御する旋回制動力制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記旋回制動力制御手段は、前記作用力検知手段が検知した力の増大に応じて前記ネガティブブレーキの制動力を増大させることを特徴とする。
また、第三の発明は、第一の発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記作用力検知手段は、前記建設機械本体の傾斜を測定する傾斜センサの出力に基づいて、前記上部旋回体の自重によって生ずる前記上部旋回体を回転させようとする力を検知し、前記旋回制動力制御手段は、前記上部旋回体を回転させようとする力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御することを特徴とする。
また、第四の発明は、第一の発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記旋回制動力制御手段は、前記建設機械本体の傾斜角の増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させることを特徴とする。
また、第五の発明は、第一の発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記作用力検知手段は、前記上部旋回体のアタッチメントを駆動する油圧シリンダ内の圧力を測定する圧力センサの出力、又は、前記アタッチメントの歪み・撓みを測定する歪みセンサの出力に基づいて、前記アタッチメントに作用する操作反力を検知し、前記旋回制動力制御手段は、前記アタッチメントに働く操作反力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御することを特徴とする。
また、第六の発明は、第五の発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記旋回制動力制御手段は、前記上部旋回体のアタッチメントを駆動する油圧シリンダ内の圧力の増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させ、或いは、前記アタッチメントの歪み・撓みの増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させることを特徴とする。
また、第七の発明は、第一乃至第六の何れかの発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記旋回制動力制御手段は、制御電流を用いて前記ネガティブブレーキの制動力を制御し、該制御電流の減少に応じて前記ネガティブブレーキの制動力を増大させることを特徴とする。
また、第八の発明は、第一乃至第七の何れかの発明に係る旋回制動力制御システムであって、前記旋回制動力制御手段は、前記ネガティブブレーキの制動力を無段階に制御することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、上部旋回体に作用する力に応じた最適な旋回制動力を発生させる旋回制動力制御システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る旋回制動力制御システム100が搭載されたハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図である。図1において、油圧ショベル10は、クローラ式の下部走行体11の上に配置された、旋回用電動機によって旋回させられる旋回機構12を介して、上部旋回体13を旋回中心X軸周りに旋回自在に搭載しながら、水平面に対して傾斜角θを成す傾斜面上に存在する。
また、上部旋回体13は、その前方側部にキャブ14を備え、かつ、前方中央部に、ブーム15、アーム16及びバケット17、並びに、これらをメイン油圧ポンプが吐出する圧油によってそれぞれ駆動するアクチュエータ(ブームシリンダ18、アームシリンダ19及びバケットシリンダ20)から構成される掘削アタッチメントEを備える。
図2は、本発明に係る旋回制動力制御システム100の構成例を示すブロック図であり、旋回制動力制御システム100は、エンジン21、変速機22、発電機23、インバータ24、バッテリ25、メインコントローラ26、メイン油圧ポンプ27、コントロールバルブ28、旋回用電動機29、旋回操作レバー30、旋回ブレーキ31、サブ油圧ポンプ32、電磁比例減圧弁33、圧力調整弁34、傾斜センサ35、アームシリンダ圧センサ(ロッド側)36、アームシリンダ圧センサ(ボトム側)37及びエンジン回転数センサ38を含む。
エンジン21は、所定のエンジン回転数で回転しながら変速機22を介して発電機23、メイン油圧ポンプ27及びサブ油圧ポンプ32を駆動する内燃機関であり、例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等がある。
変速機22は、所定の減速比でエンジン21の回転を発電機23、メイン油圧ポンプ27及びサブ油圧ポンプ32に伝達するための装置である。
発電機23は、機械エネルギーを電磁作用により電気エネルギーに変換して電力を産出するための装置であり、例えば、エンジン21によって駆動されることで発電した電気エネルギーを電力供給先(旋回用電動機29を含む。)にインバータ24を介して供給し、或いは、その発電した電気エネルギーでバッテリ25を充電する。
インバータ24は、直流電力を交流電力に変換したり、交流電力を別の大きさ、周波数、位相の交流電力に変換するための装置であり、例えば、メインコントローラ26が出力する制御信号に基づいて、発電機23が産出した交流電力を適切な交流電力に変換して旋回用電動機29に供給したり、或いは、バッテリ25の直流電力を交流電力に変換して旋回用電動機29に供給したりする。なお、インバータ24は、メインコントローラ26に一体化されていてもよい。
バッテリ25は、放電だけでなく、充電を行うことにより元の放電前の状態を回復できる装置であり、例えば、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等がある。
メインコントローラ26は、発電機23又はバッテリ25からの電気エネルギーの各種電動機への供給を制御するための装置であり、例えば、旋回操作レバー30が出力する旋回操作レバー30のレバー操作角度を含むレバー操作角度信号を受けて、発電機23又はバッテリ25のそれぞれから旋回用電動機29に供給すべき電気エネルギーを演算し、その演算結果に基づいてインバータ24を制御しながら発電機23又はバッテリ25の電気エネルギーを旋回用電動機29に供給させる。
なお、メインコントローラ26は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータを含み、例えば、作用力検知手段260及び旋回制動力制御手段261のそれぞれに対応するプログラム、並びに、後述の各種制御マップ等をROMに記憶しながら、各手段に対応する演算処理をCPUに実行させる。
メイン油圧ポンプ27は、各種油圧アクチュエータに向けて圧油を吐出するためのポンプであり、エンジン21によって駆動され、必要に応じて吐出量を変化させながらブームシリンダ18、アームシリンダ19又はバケットシリンダ20等を含む油圧アクチュエータに圧油を供給する。
コントロールバルブ28は、各種油圧アクチュエータを制御するためのバルブであり、例えば、アーム操作レバー(図示せず。)が出力する制御圧をパイロットポートで受けてメイン油圧ポンプ27とアームシリンダ19との間の油路を切り換えアームシリンダ19を伸縮させる。
なお、本実施例において、コントロールバルブ28は、各種油圧装置の代表例であるアームシリンダ19を制御するよう説明されるが、ブームシリンダ18、バケットシリンダ20又は走行モータ(図示せず。)等の他の油圧装置を制御するものであってもよい。
旋回用電動機29は、旋回機構12を旋回させるための電動機であり、例えば、メインコントローラ26による制御の下、インバータ24を介して発電機23又はバッテリ25から供給される電気エネルギーを利用しながら、旋回操作レバー30の操作量に応じて旋回機構12を旋回させる。
旋回操作レバー30は、上部旋回体13を旋回操作するための装置であり、例えば、レバーの傾倒操作に連動するポテンショメータが検知したレバー操作角度の値を含むレバー操作角度信号をメインコントローラ26に出力する。
旋回ブレーキ31は、上部旋回体13の旋回動作を制動する装置であり、各種アクチュエータにより制動力を段階的又は無段階に解除するネガティブブレーキであって、例えば、制動力を発生させるべくスプリング力によって、上部旋回体13の旋回と共に回転するブレーキディスクに押し付けられたブレーキパッドを、サブ油圧ポンプ32が吐出する圧油によってそのブレーキディスクから引き離すようにして制動力を段階的又は無段階に解除する油圧ブレーキがある。
また、旋回ブレーキ31は、ディスクブレーキ等のメカニカルブレーキによる制動力を電磁力によって段階的又は無段階に解除するネガティブブレーキであってもよく、また、制動力の発生・解除を二値的に切り換えるディスクブレーキ等のメカニカルブレーキと制動力を段階的又は無段階に解除する電磁式リターダや流体式リターダ等の補助ブレーキとを組み合わせたものであってもよい。
これにより、旋回ブレーキ31は、エンジン21の停止時には強い制動力によって上部旋回体13を旋回不能にし、エンジン21の作動時には油圧ショベル10の姿勢や掘削アタッチメントEに作用する操作反力(例えば、掘削反力である。)に応じた制動力によって上部旋回体13が意図せず旋回してしまうことがないようにし、旋回操作レバー30による旋回動作時には制動力を完全に解除して上部旋回体13を旋回自在にする。
なお、操作反力は、掘削アタッチメントEが掘削を行うときに被掘削物が掘削アタッチメントEに及ぼす力であり、例えば、掘削アタッチメントEで地面を掘削するときに地面がバケット17に及ぼす力であって、その大きさは、掘削アタッチメントEが地面に及ぼす力に等しく、その作用方向は、掘削アタッチメントEが地面に及ぼす力と正反対になる。
また、操作反力は、例えば、地面と接触するバケット17のその接触位置に応じて作用方向を変化させ、掘削アタッチメントEの俯仰方向における成分(以下、「俯仰方向成分」とする。)と旋回方向における成分(以下、「旋回方向成分」とする。)とをもたらす場合がある。
掘削アタッチメントEに作用する操作反力に応じた制動力を発生させておくのは、操作反力が大きいほどその操作反力の一部である旋回方向成分も大きくなり得るからであり、大きな旋回方向成分が突然生じてしまった場合に掘削アタッチメントEがその旋回方向成分によって意図せず旋回してしまうのを防止するためである。
サブ油圧ポンプ32は、旋回ブレーキ31を駆動するための圧油を旋回ブレーキ31に圧送するためのポンプであり、例えば、エンジン21の回転力によって駆動される。
電磁比例減圧弁33は、旋回ブレーキ31とサブ油圧ポンプ32との間の圧油の流れを段階的又は無段階に制御する電磁弁であり、例えば、メインコントローラ26が出力する制御電流の大きさに応じて作動する電磁弁である。
圧力調整弁34は、電磁比例減圧弁33によってサブ油圧ポンプ32から旋回ブレーキ31への圧油の流れが抑制或いは遮断され、電磁比例減圧弁33の一次圧が増大した場合に、その増大した圧力を逃がすための弁であり、電磁比例減圧弁33の一次圧を一定レベル以下に抑えるように機能する。
傾斜センサ35は、油圧ショベル10の傾斜角を測定するためのセンサであり、例えば、センサ内の液体の傾斜による液面変化を静電容量変化として捉える静電容量式があるが、何れの方式を用いたセンサであってもよい。
傾斜センサ35は、測定した傾斜角の値を含む傾斜角信号を継続的にメインコントローラ26に出力する。
アームシリンダ圧センサ(ロッド側)36、アームシリンダ圧センサ(ボトム側)37は、アームシリンダ内のピストンから見てピストンロッド側にあるチャンバ内の圧力、ピストンから見てボトム側にあるチャンバ内の圧力をそれぞれ測定するためのセンサであり、例えば、受圧部の金属ダイアフラムの裏側に抵抗ブリッジを貼り、圧力によって変化する金属ダイアフラムの歪み量を電圧変化として検知する歪みゲージ式圧力センサがあるが、薄膜式圧力センサや半導体式圧力センサ等の他の方式を用いたセンサであってもよい。
また、アームシリンダ圧センサは、一台だけ搭載されながら、シャトル弁を介してロッド側チャンバ及びボトム側チャンバのうちの高い方の圧力をその一台で測定するようにしてもよい。
アームシリンダ圧センサ36、37は、測定した圧力の値を含む圧力信号を継続的にメインコントローラ26に出力する。
なお、アームシリンダ圧センサ36、37は、掘削アタッチメントEに対する操作反力を検知するためのセンサの一例であり、アームシリンダ圧センサ36、37の代わりに、或いは、アームシリンダ圧センサ36、37に加えて、バケットシリンダ圧センサ、ブームシリンダ圧センサ等が用いられてもよい。
エンジン回転数センサ38は、エンジン21のエンジン回転数を検知するためのセンサであり、例えば、ディーゼルエンジンにおける燃料噴射ポンプの回転体に取付けたピックアップコイルによりエンジン回転数に比例する交流電圧の周波数を検知する電磁ピックアップ式であってもよく、また、ガソリンエンジンにおけるスパークプラグへの印加電圧を電気的にカウントする方式であってもよい。
また、エンジン回転数センサ38は、エンジン回転数の値を含むエンジン回転数信号を継続的にメインコントローラ26に出力する。
次に、メインコントローラ26が有する各種手段について説明する。
作用力検知手段260は、上部旋回体13を旋回させようとする力を検知するための手段であり、例えば、傾斜センサ35が出力する傾斜角信号に基づいて、上部旋回体13の自重によって生ずる、上部旋回体13を傾斜方向に旋回させようとする力(重力の傾斜角θに平行な成分)を導出する。
また、作用力検知手段260は、アームシリンダ圧センサ36、37が出力する圧力信号に基づいて、アーム16を開くときに、又は、アーム16を抱き込むときに、掘削アタッチメントEが受ける操作反力を導出するようにしてもよい。
また、作用力検知手段260は、ブームシリンダ圧センサやバケットシリンダ圧センサが出力する圧力信号に基づいて、ブーム15の上げ下げをするときに、又は、バケット17の開き閉じをするときに、掘削アタッチメントEが受ける操作反力を導出するようにしてもよい。
また、作用力検知手段260は、ブーム15又はアーム16等に設置された歪みセンサを用いて検出したブーム15又はアーム16の歪み・撓みの大きさに基づいて、掘削アタッチメントEが作業中に受ける操作反力を導出するようにしてもよい。
この場合、作用力検知手段260は、掘削アタッチメントEの俯仰方向及び旋回方向における歪み・撓みに基づいて、掘削アタッチメントEの俯仰方向における操作反力の成分と旋回方向における操作反力の成分とを個別に導出することができる。
なお、作用力検知手段260は、各種センサが測定した測定値、又は、それら測定値に基づいて導出した演算値(数値であってもよく、特定のレベルを示す値であってもよい。)を旋回制動力制御手段261に出力し、それら測定値又は演算値に応じた最適な旋回制動力を発生させる制御電流を導出させるようにする。
旋回制動力制御手段261は、旋回制動力を制御するための手段であり、例えば、エンジン回転数センサ38が出力するエンジン回転数信号に基づいてエンジン21の作動状態を判断し、エンジン21が停止状態にあると判断したときには、電磁比例減圧弁33に対して出力する制御電流を遮断し、旋回ブレーキ31による旋回制動力の解除を中断させ、上部旋回体13を旋回不能にする。
また、旋回制動力制御手段261は、旋回操作レバー30が出力するレバー操作角度信号に基づいて上部旋回体13の旋回状態を判断し、上部旋回体13が旋回状態にあると判断したときには、電磁比例減圧弁33に対して出力する制御電流を増大させ、旋回ブレーキ31による旋回制動力を完全に解除させ、上部旋回体13を旋回自在にする。
また、旋回制動力制御手段261は、エンジン21が作動状態にあり、かつ、上部旋回体13が旋回状態でないと判断したときには、作用力検知手段260の出力とROMに記憶された各種制御マップとに基づいて、最適な旋回制動力を発生させるべく、電磁比例減圧弁33に対して出力する制御電流の大きさを決定する。
また、旋回制動力制御手段261は、作用力検知手段260が掘削アタッチメントEの俯仰方向における操作反力の成分と旋回方向における操作反力の成分とを個別に導出できる場合には、旋回方向における操作反力の成分の大きさに応じた旋回制動力を発生させるようにしてもよい。
次に、図3(A)〜(E)を参照しながら、旋回制動力制御手段261が参照する制御マップについて説明する。
図3(A)は、アームシリンダ圧センサ36が出力するアームシリンダ19内のアームシリンダ圧P及び傾斜センサ35が出力する油圧ショベル10の傾斜角θとメインコントローラ26が電磁比例減圧弁33に対して出力する制御電流Iとの間の関係を表す制御マップCM1を示し、制御マップCM1は、縦軸に制御電流Iを配し、横軸にアームシリンダ圧Pを配する。
また、制御マップCM1上の複数の実線は、それぞれ、単位傾斜角度(例えば、10度である。)毎に傾斜角θを変化させた場合のアームシリンダ圧Pと制御電流Iとの間の関係を示し、傾斜角θが増大するにつれて制御電流Iが一定の単位傾斜角度当たり減少幅で減少し、かつ、アームシリンダ圧Pが増大するにつれて制御電流Iが一定の単位アームシリンダ圧当たり減少幅で減少することを示す。
すわなち、制御マップCM1は、制御電流Iとアームシリンダ圧Pとの間の関係、及び、制御電流Iと傾斜角θとの間の関係が反比例関係であることを示し、アームシリンダ圧Pが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させ、かつ、傾斜角θが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させるようにする。
制御マップCM1は、例えば、傾斜センサ及び圧力センサを用いて掘削アタッチメントEに作用する力を検知する場合における旋回制動力の制御に有効である。
また、図3(B)は、アームシリンダ圧P及び傾斜角θと制御電流Iとの間の関係を表す別の制御マップCM2であり、制御マップCM1と同様、縦軸に制御電流Iを配し、横軸にアームシリンダ圧Pを配する。
制御マップCM2は、制御マップCM1と同様、アームシリンダ圧Pが増大するにつれて制御電流Iが一定の単位アームシリンダ圧当たり減少幅で減少するが、制御マップCM1と異なり、傾斜角θが増大するにつれて制御電流Iの単位傾斜角度当たりの減少幅が逓増することを示し、アームシリンダ圧Pが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させながらも、傾斜角θが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力の増大幅を逓増させるようにする(傾斜角θが大きいときの傾斜角θの変化に対するレスポンスをより高めるようにする)。
制御マップCM2は、例えば、掘削アタッチメントEの重量が大きい場合における旋回制動力の制御に有効である。
また、図3(C)は、アームシリンダ圧P及び傾斜角θと制御電流Iとの間の関係を表す別の制御マップCM3であり、制御マップCM1及びCM2と同様、縦軸に制御電流Iを配し、横軸にアームシリンダ圧Pを配する。
制御マップCM3は、制御マップCM1及びCM2と異なり、傾斜角θが大きいほど制御電流Iの単位傾斜角度当たり減少幅が逓増し、かつ、アームシリンダ圧Pが大きいほど制御電流Iの単位傾斜角度当たり減少幅が逓増することを示し、傾斜角θが増大するにつれて、アームシリンダ圧Pの増大に応じて一定の割合で増大する旋回制動力のその増大率(傾き)を逓増させるようにする(傾斜角θが大きいときのアームシリンダ圧Pの変化に対するレスポンスをより高めるようにする。)。
制御マップCM3は、例えば、掘削アタッチメントEが重い被掘削物を持ち上げた場合における旋回制動力の制御に有効である。
また、図3(D)は、アームシリンダ圧増大速度V(アームシリンダ圧Pの単位時間当たりの増大幅である。)及び傾斜角θと制御電流Iとの間の関係を表す別の制御マップCM4であり、縦軸に制御電流Iを配し、横軸にアームシリンダ圧増大速度Vを配する。
制御マップCM4は、傾斜角θが増大するにつれて制御電流Iが一定の単位傾斜角当たり減少幅で減少し、かつ、アームシリンダ圧増大速度Vが増大するにつれて制御電流Iの単位アームシリンダ圧増大速度当たり減少幅が逓増することを示し、傾斜角θが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させながらも、アームシリンダ圧増大速度Vが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力の増大幅を逓増させるようにする(アームシリンダ圧増大速度Vが小さいときのアームシリンダ圧増大速度Vの変化に対するレスポンスがより緩やかになるようにする)。
制御マップCM4は、例えば、掘削アタッチメントEを低速かつソフトに操作する場合における旋回制動力の制御に有効である。
また、図3(E)は、ブーム15の俯仰方向における歪みδ及び傾斜角θと制御電流Iとの間の関係を表す別の制御マップCM5であり、縦軸に制御電流Iを配し、横軸に歪みδを配する。
制御マップCM5は、制御電流Iと歪みδとの間の関係、及び、制御電流Iと傾斜角θとの間の関係が反比例関係であることを示し、歪みδが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させ、かつ、傾斜角θが増大するにつれて旋回ブレーキ31による旋回制動力を一定の割合で増大させるようにする。
制御マップCM5は、例えば、傾斜センサ及び歪みセンサを用いて掘削アタッチメントEに作用する力を検知する場合における旋回制動力の制御に有効である。
なお、図3(A)〜(C)における制御電流Iとアームシリンダ圧Pとの間の関係、及び、図3(E)における制御電流Iと歪みδとの間の関係は、曲線で表されてもよく、図3(D)における制御電流Iとアームシリンダ圧増大速度Vとの間の関係は、直線で表されてもよい。
また、旋回制動力制御手段261は、ブーム15の旋回方向における歪みが所定値以上となった場合、或いは、旋回機構12に取り付けられた旋回エンコーダが検出する旋回ずれ角又はその角速度(旋回操作レバー30による旋回動作以外の、旋回制動力に反した意図しない旋回が発生した場合のその角度又はその角速度を意味する。)が所定値以上となった場合に、制御電流Iを所定レベルまで増大させて旋回制動力を弱め、ブーム15の旋回方向における歪みを緩和或いは解消させるようにしてもよい。
旋回制動力制御手段261は、旋回制動力が掘削アタッチメントEを旋回させようとする操作反力に屈して上部旋回体13を意に反して旋回させてしまうことがないよう、操作反力に応じた適切な旋回制動力を発生させておくようにするが、操作反力の増大に応じて過度に旋回制動力を増大させてしまうと、その操作反力に抗する掘削アタッチメントEに過度の歪み・撓みを生じさせ、掘削アタッチメントEを破損させてしまう場合があるからである。
また、図3(A)〜(D)におけるアームシリンダ圧Pは、アームシリンダ圧センサ(ロッド側)36が測定するアーム16を開くときに伸張する側のチャンバ内の圧力値を示すが、アームシリンダ圧センサ(ボトム側)37が測定するアーム16を抱き込むときに伸張する側のチャンバ内の圧力値であってもよい。
また、図3(A)〜(D)におけるアームシリンダ圧Pは、ブーム15の上げ下げをするときのブームシリンダ圧であってもよく、バケット17の開き閉じをするときのバケットシリンダ圧であってもよい。
更に、図3(A)〜(D)における線図は、アームシリンダ圧、ブームシリンダ圧及びバケットシリンダ圧で共通するものであってもよく、それぞれ異なるものであってもよい。
また、図3(E)におけるブーム15の俯仰方向における歪みδは、アーム16の俯仰方向における歪みであってもよく、図3(E)における線図は、共通であってもよく、異なるものであってもよい。
次に、図4を参照しながら、メインコントローラ26が出力する制御電流Iの大きさと旋回ブレーキ31による旋回制動力との間の関係について説明する。
図4は、制御電流Iと旋回制動力Bとの間の関係の一例を示すグラフであり、縦軸に制御電流Iを配し、横軸に旋回制動力Bを配する。
旋回制動力Bは、図4の実線で示すように、制御電流Iが増大するにつれて一定の減少率で無段階に減少し、制御電流Iが減少するにつれて一定の増大率で無段階に増大する。
制御電流Iが増大すると電磁比例減圧弁33を介して旋回ブレーキ31のシリンダ内に圧油が流入し、そのシリンダ内の圧力が上昇してスプリングが収縮し、ブレーキパッドをブレーキディスクから離間させるからであり、一方で、制御電流Iが減少すると電磁比例減圧弁33を介して旋回ブレーキ31のシリンダから圧油が流出し、そのシリンダ内の圧力が低下してスプリングが伸張し、ブレーキパッドをブレーキディスクに押し付けるからである。
また、旋回制動力Bは、図4の破線で示すように、制御電流Iが増大するにつれて段階的に減少するよう制御されてもよく、図4の一点鎖線で示すように、制御電流Iが増大するにつれて減少率を変化させながら減少するよう制御されてもよい。これらの制御は、例えば、電磁比例減圧弁33の構成を変化させることで実現される。
図5は、油圧ショベル10の掘削アタッチメントEに作用する力F(傾斜面に平行な重力成分及び操作反力を含む。)と旋回制動力Bとの間の関係の一例を示すグラフであり、縦軸に旋回制動力Bを配し、横軸に作用力Fを配する。
旋回制動力制御システム100は、図3(A)〜(E)に示すような制御マップを参照し、図4に示すような関係を実現させる電磁比例減圧弁33を用いながら、エンジン21が作動状態にあり、かつ、上部旋回体13が旋回状態でないと判断したときに、図5の実線で示すように、作用力Fが増大するにつれて一定の増大率で旋回制動力Bを無段階に増大させるようにする。
また、旋回制動力Bは、図5の破線で示すように、作用力Fが増大するにつれて段階的に増大するよう制御されてもよく、図5の一点鎖線で示すように、作用力Fが増大するにつれて増大率を変化させながら増大するよう制御されてもよい。
なお、最大旋回制動力は、旋回ブレーキ31が発生させ得る最大の旋回制動力であり、エンジン21が停止状態にあると判断したときに発生させる旋回制動力である。
以上の構成により、旋回制動力制御システム100は、油圧ショベル10の姿勢、又は、掘削アタッチメントEに働く操作反力に応じた最適な旋回制動力Bを発生させることができる。
また、旋回制動力制御システム100は、掘削アタッチメントEに作用する力に応じて必要十分な旋回制動力Bを発生させるので、旋回制動力Bを過度に緩和させてしまうこともなく、電磁比例減圧弁33で消費される電気エネルギーやサブ油圧ポンプ32で消費される運動エネルギー等、旋回制動力Bを制御(緩和或いは解除)するために消費されるエネルギーを低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の実施例において、旋回制動力制御システム100は、傾斜角θ又はアームシリンダ圧Pに応じて変化する制御電流Iを電磁比例減圧弁33に供給しながらメカニカルブレーキによる旋回制動力Bを段階的に或いは無段階に制御するが、傾斜角θ又はアームシリンダ圧Pに応じて電磁式リターダの固定子に供給する電流を変化させ、電磁式リターダによる旋回制動力を段階的に或いは無段階に制御してもよく、或いは、傾斜角θ又はアームシリンダ圧Pに応じて吐出量が変化する可変容量ポンプを用いながら流体リターダに供給する流体量を変化させ、流体リターダによる旋回制動力B段階的に或いは無段階に制御するようにしてもよい。
また、上述の実施例において、旋回制動力制御システム100は、掘削アタッチメントEを旋回させようとする力として、油圧ショベル10が傾斜面に存在する場合における掘削アタッチメントEの自重による力、又は、操作反力を考慮するが、油圧ショベル10が下部走行体11によってカーブを走行したり(加)減速したりする際に作用する慣性力を考慮するようにしてもよい。
この場合、作用力検知手段260は、油圧ショベル10の走行速度、(加)減速度、又は、左右のクローラの速度差等に基づいて、掘削アタッチメントEに作用する慣性力を導出するようにしてもよい。
また、上述の実施例において、旋回制動力制御システム100は、ROMに記憶された制御マップを参照しながら、メインコントローラ26が出力する制御電流Iの大きさを決定するが、制御マップを用いることなく、アームシリンダ圧Pや傾斜角θを引数とする計算式を用いて、メインコントローラ26が出力する制御電流Iの大きさを決定するようにしてもよい。
本発明に係る旋回制動力制御システムが搭載されたハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図である。 本発明に係る旋回制動力制御システムの構成例を示す図である。 旋回制動力制御手段が制御電流を導出するために用いる制御マップの例を示す図である。 制御電流と旋回ブレーキによる旋回制動力との間の関係の一例を示すグラフである。 油圧ショベルの掘削アタッチメントに作用する力と旋回制動力との間の関係の一例を示すグラフである。
符号の説明
10・・・油圧ショベル、11・・・下部走行体、12・・・旋回機構、13・・・上部旋回体、14・・・キャブ、15・・・ブーム、16・・・アーム、17・・・バケット、18・・・ブームシリンダ、19・・・アームシリンダ、20・・・バケットシリンダ、21・・・エンジン、22・・・変速機、23・・・発電機、24・・・インバータ、25・・・バッテリ、26・・・メインコントローラ、27・・・メイン油圧ポンプ、28・・・コントロールバルブ、29・・・旋回用電動機、30・・・旋回操作レバー、31・・・旋回ブレーキ、32・・・サブ油圧ポンプ、33・・・電磁比例減圧弁、34・・・圧力調整弁、35・・・傾斜センサ、36・・・アームシリンダ圧センサ(ロッド側)、37・・・アームシリンダ圧センサ(ボトム側)、38・・・エンジン回転数センサ、100・・・旋回制動力制御システム、260・・・作用力検知手段、261・・・旋回制動力制御手段、CM1〜CM5・・・制御マップ、I・・・制御電流、P・・・アームシリンダ圧、X・・・旋回中心、θ・・・傾斜角

Claims (8)

  1. 上部旋回体を旋回動作させる旋回電動機を備えたハイブリッド建設機械の旋回制動力制御システムであって、
    前記上部旋回体の旋回動作を制動するネガティブブレーキと、
    前記上部旋回体に作用する力を検知する作用力検知手段と、
    前記作用力検知手段が検知した力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御する旋回制動力制御手段と、
    を備えることを特徴とする旋回制動力制御システム。
  2. 前記旋回制動力制御手段は、前記作用力検知手段が検知した力の増大に応じて前記ネガティブブレーキの制動力を増大させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の旋回制動力制御システム。
  3. 前記作用力検知手段は、前記建設機械本体の傾斜を測定する傾斜センサの出力に基づいて、前記上部旋回体の自重によって生ずる前記上部旋回体を回転させようとする力を検知し、
    前記旋回制動力制御手段は、前記上部旋回体を回転させようとする力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の旋回制動力制御システム。
  4. 前記旋回制動力制御手段は、前記建設機械本体の傾斜角の増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の旋回制動力制御システム。
  5. 前記作用力検知手段は、前記上部旋回体のアタッチメントを駆動する油圧シリンダ内の圧力を測定する圧力センサの出力、又は、前記アタッチメントの歪み・撓みを測定する歪みセンサの出力に基づいて、前記アタッチメントに作用する操作反力を検知し、
    前記旋回制動力制御手段は、前記アタッチメントに作用する操作反力に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の旋回制動力制御システム。
  6. 前記旋回制動力制御手段は、前記上部旋回体のアタッチメントを駆動する油圧シリンダ内の圧力の増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させ、或いは、前記アタッチメントの歪み・撓みの増大に応じて前記ネガティブブレーキの旋回制動力を増大させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の旋回制動力制御システム。
  7. 前記旋回制動力制御手段は、制御電流を用いて前記ネガティブブレーキの制動力を制御し、該制御電流の減少に応じて前記ネガティブブレーキの制動力を増大させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の旋回制動力制御システム。
  8. 前記旋回制動力制御手段は、前記ネガティブブレーキの制動力を無段階に制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の旋回制動力制御システム。
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