JP2009184178A - ワイパーブレード、クリーニング装置、および液体噴射装置 - Google Patents

ワイパーブレード、クリーニング装置、および液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 被払拭面の形状や材質等の被払拭面の性状に拘わらず拭き残しが少ないワイパーブレード、クリーニング装置および液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】 液体噴射ヘッド3の噴射口面15を払拭するワイパーブレード21において、噴射口面15を払拭する移動方向と交差し、噴射口面15と平行な方向の硬度を異ならせ、また、クリーニング装置5に、該ワイパーブレード19を備え、また、液体噴射装置1に、該クリーニング装置5を備えること。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワイパーブレード、クリーニング装置、および液体噴射装置に関する。
インクジェットプリンタには、記録ヘッドのインク噴射口面に付着したインクミストやゴミ等を取り除くために、例えば、特許文献1、2に開示されるように、記録ヘッドのインク噴射口面に対してワイパーブレードを摺動させ、ワイパーブレードでインク噴射口面を拭き取るクリーニング装置が備えられている。ワイパーブレードは、拭き取り性が向上するようにインク噴射口面との密着性を確保する必要がある。
また、特許文献1に開示されているように、記録用紙の端部に記録ヘッドが引っ掛かる等して記録ヘッドが損傷しないように、記録ヘッドのインク噴射口面の周囲に、記録ヘッドを保護するためのヘッドカバー等が取り付けられ突起部が形成されている場合がある。そして、該突起部にインクミストが付着し、この付着したインクミストが記録紙を汚してしまう虞がある場合には、該突起部についても、インク噴射口面と同様に付着したインクミスト等を払拭する必要がある。
また、インクジェットプリンタは、記録を非稼動時には、インクが噴射する噴射口内に残留するインクが乾かないように、インク噴射口面をキャップで覆うキャッピングが行われる。そのため、インク噴射口面のキャップとの当接面にインクミストが付着し密閉性が落ちないように、該当接面についてもインクミスト等を払拭する必要がある。
特開2001−347679号公報 特開2003−118129号公報
しかしながら、記録ヘッドのワイパーブレードにより払拭される被払拭面、すなわちワイパーブレードが摺接する面が平面でない場合には、該払拭面へのワイパーブレードの密密着性が落ち、密着性の悪い部分に拭き残しができてしまうという問題がある。特に、ヘッドカバー等の突起部とインク噴射口面との境目のように段部となっている部分は、ワイパーブレードが段形状に追従できず、拭き残しができ易い。また、被払拭面の材質等が全面に亘って均一でない場合には、被払拭面の場所毎に摩擦係数が異なり、ワイパーブレードによる払拭性も場所毎に異なってしまうことになり、払拭性が低い部分では拭き残しができ易い。
そこで、本発明は、被払拭面の形状や材質等の被払拭面の性状に拘わらず拭き残しが少ないワイパーブレード、クリーニング装置および液体噴射装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、液体噴射ヘッドの噴射口面を払拭するワイパーブレードにおいて、ワイパーブレードの硬度は、噴射口面を払拭する移動方向に対して交差する方向であるワイパーブレードの払拭の幅方向において異なっていることとする。
ワイパーブレードをこのように構成することで、被払拭面の性状に応じてワイパーブレードの被払拭面への密着性を確保することができ、被払拭面の性状に拘わらず拭き残しを少なくすることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、ワイパーブレードの硬度は、液体噴射ヘッドのワイパーブレードによる被払拭面の凹凸形状に対応し、凸部に対応する部分の硬度は凹部に対応する部分に比べて低いこととする。
ワイパーブレードをこのように構成することで、被払拭面の凹凸形状に拘わらず拭き残しを少なくすることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、ワイパーブレードの硬度は、液体噴射ヘッドの噴射口面の周囲に備えられるヘッドカバーによる凸部に対応する部分は、噴射口面に対応する部分よりも低いこととする。
ワイパーブレードをこのように構成することで、ワイパーブレードをヘッドカバーによる凸部に沿わせることができ、噴射口面の凸部との際部分の拭き残しを少なくすることができる。
上述の課題を解決するため、液体噴射ヘッドの噴射口面にワイパーブレードを摺接させることで、噴射口面をクリーニングするクリーニング装置において、ワイパーブレードは、請求項1から3のいずれか1項に記載のワイパーブレードであることとする。
クリーニング装置をこのように構成することで、被払拭面の性状に応じてワイパーブレードの被払拭面への密着性を確保することができ、被払拭面の性状に拘わらず拭き残しを少なくすることができる。
上述の課題を解決するため、液体噴射装置に上述のクリーニング装置を備えることとする。
液体噴射装置をこのように構成することで、被払拭面の性状に応じてワイパーブレードの被払拭面への密着性を確保することができ、被払拭面の性状に拘わらず拭き残しを少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
(インクジェットプリンタ1の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る液体噴射装置としてのインクジェットプリンタ(以下、単にプリンタと言う。)1の全体的な概略の構成を示す斜視図である。なお、以下の説明において、図中矢印Fで示す方向を前方(前側)、その反対方向を後方(後側)とし、前方から後方を見て、左手側を左方(左側)、右手側を右方(右側)として説明を行う。
図1に示すように、プリンタ1は、外装筐体2を有し、この外装筐体2の内部に、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド3と、この記録ヘッド3が搭載されるキャリッジ4と、記録ヘッド3のインク噴射面の拭き取りを行うクリーニング装置5等が配設されている。また、外装筐体2の内部には、キャリッジ4の左右方向への移動をガイドするガイド部材6と、このガイド部材6に平行に左右に掛け渡されるタイミングベルト7とが備えられている。
タイミングベルト7は、アイドルプーリ8と駆動プーリ9とに掛け渡され、駆動プーリ9がキャリッジモータ10により往復回転させられることで左右に往復回転する。キャリッジ4は、タイミングベルト7の一部に結合され、タイミングベルト7の左右方向への往復回転と共に左右方向に往復移動可能となっている。タイミングベルト7の下方には、紙送りモータ11により回転させられ、記録紙12を搬送する搬送ローラ13が配設されている。また、記録ヘッド3の下方には、搬送ローラ13の回転により後方から前方に向かって搬送される記録紙12の下側を支持するプラテン14が配設されている。
記録ヘッド3の記録紙12と対向する面であるインク噴射口面15に、インクの噴射が行われるインク噴射口(図2参照)が形成されている。そして、記録ヘッド3はキャリッジ4と共に左右方向に往復移動しながら、プラテン14により後方から前方に向かって搬送される記録紙12に対してインクを噴射し、図示外のパソコン等から送られる画像データ等に基づく所望の画像を記録紙12に対して記録する。なお、記録ヘッド3が記録紙12に記録を行う際の記録ヘッド3の左右方向への往復移動は、記録紙12の左右幅に対応した記録領域16で行われる。
一方、記録処理を実行している間にインク噴射口面15がインク等で汚れたとき、あるいは、一定量の記録を行う毎に、記録ヘッド3は、記録領域16の左側に設定される非記録領域17に移動させられる。非記録領域17には、非記録領域17に移動した記録ヘッド3の下方の位置にクリーニング装置5が配設されている。そして、プリンタ1は、記録ヘッド3が非記録領域17の左端となる非記録位置18から記録領域16に移動する際に、クリーニング装置5により被払拭面となるインク噴射口面15の拭き取り処理(クリーニング)が行われるように構成されている。
また、非記録位置18は、プリンタ1が記録処理を行わないときの記録ヘッド3の待機位置ともなっている。そのため、非記録領域17には、上述のクリーニング装置5に加えてキャッピング装置19が備えられている。キャッピング装置19は、プリンタ1の記録処理が行われていないときに記録ヘッド3が非記録位置18に配置されているとき、インク噴射口23(図2参照)に残留するインクが乾かないように、キャップ20によりインク噴射口面15を覆うように構成されている。
クリーニング装置5は、ワイパーブレード21とこのワイパーブレード21を上下に昇降させる昇降機構(図示省略)等を備えている。ワイパーブレード21は、前後方向、すなわち、記録ヘッド3の移動方向と直交する方向に幅広の扁平した薄い板状を呈し、扁平方向、すなわち左右方向に可撓性を有するようにゴム材等の材質から形成されている。
クリーニング装置5は、記録ヘッド3が非記録位置18から記録領域16に移動する際に、ワイパーブレード21の上端面22がインク噴射口面15に当接する位置までワイパーブレード21を上昇させる。そして、ワイパーブレード21をインク噴射口面15に当接させた状態でキャリッジモータ10を駆動し、記録ヘッド3を記録領域16側に移動させると、インク噴射口面15に対してワイパーブレード21の上端面22が摺接する。インク噴射口面15にワイパーブレード21の上端面22を摺接させることによりインク噴射口面15の拭き取り処理が行われ、インク噴射口面15に付着したインクやゴミ等の付着物が払拭される。
ワイパーブレード21のインク噴射口面15への当接は、インク噴射口面15に対して軽く押し付けた状態となるように行われる。つまり、上端面22はインク噴射口面15に押し付けられた状態でインク噴射口面15に摺接させられる。ワイパーブレード21は、可撓性を有するゴム等の材質から形成されている。したがって、インク噴射口面15に押し付けられた状態でインク噴射口面15に摺接させられるワイパーブレード21は、クリーニング時の記録ヘッド3の進行方向である右方に向かって撓む。そのため、インク噴射口面15のクリーニングは、ワイパーブレード21の上端面22の左方のエッジ部22Aで、インク噴射口面15の付着物を掻き取るようにして行われる。
ところで、記録ヘッド3の外観構成は、図2に示すようになっている。記録ヘッド3は、インク噴射口面15が記録紙12に対向するように、インク噴射口面15を下側に向けてキャリッジ4の下側面に搭載されている。図2は、記録ヘッド3の外観構成を判り易くするため、キャリッジ4から取り外し、インク噴射口面15を上側に向けた状態を示している。クリーニング時には、記録ヘッド3は、図2において左側(L)から右側(R)に、インク噴射口面15にワイパーブレード21を摺接させながら移動することで、インク噴射口面15のクリーニングが行われる。
記録ヘッド3は、キャリッジ4への取り付け用の台座部3Aと、インク流路(不図示)等が内部に収容される本体部3Bと備える。本体部3Bは、台座部3Aから下方に突出するように設けられ、その下面にインク噴射口面15が形成されている。インク噴射口面15は平滑な面に形成され、インク噴射口面15には、インク滴を噴射するインク噴射口23が設けられている。本実施の形態では、イエローインクを噴射する噴射口列23Yと、マゼンタインクを噴射する噴射口列23Mと、シアンインクを噴射する噴射口列23Cと、ブラックインクを噴射する噴射口列23Kとが設けられている。
そして、本体部3Bの内部には、インク噴射口23にインクを供給するために図示外のインクタンクに繋がるインク流路や、インクを噴射させるためのピエゾ素子等のアクチュエータおよび圧力室等が各色のインク噴射口23に対応して組み込まれている。本体部3Bは、上記のインク流路等の部材が小さなスペースに組み込まれているもので、衝撃に弱い構造となっている。そのため、例えば、記録紙12がプラテン14から上方に浮いた状態でキャリッジ4が移動し、記録紙12の端縁に本体部3Bの側面等が引っ掛かる等した場合には、本体部3Bが破損してしまう虞がある。
そこで、記録ヘッド3の本体部3Bには、インク噴射口面15の周縁を覆って保護するようにヘッドカバー24が取り付けられている。ヘッドカバー24は、インク噴射口23を囲む枠体25により構成されていて、枠体25の内側は、インク噴射口23が記録紙12に臨む開口部となっている。また、枠体25は、断面形状がL字型となっていて、L字の内角側にインク噴射口面15の周縁部を嵌め込むようにして本体部3Bに取り付けられている。そして、枠体25の側面に設けられている舌状の突起片26を台座部3Aに設けられているボス27に対してかしめにより固定されている。
図3は、インク噴射口面15のクリーニングを行う際に、インク噴射口面15にワイパーブレード21の上端面22が当接している状態を示すもので、記録ヘッド3の部分については、図2の切断線A−Aにおける記録ヘッド3の部分断面図である。また、この図3は、インク噴射口面15にワイパーブレード21が当接している状態を左方、すなわち、クリーニング時における記録ヘッド3の移動方向から見た図となっている。
図3に示すように、インク噴射口面15の前後の縁部は、ヘッドカバー24により覆われ、インク噴射口面15の周囲にはヘッドカバー24の枠体25が凸部として突出し、枠体25のインク噴射口面15側の内縁は段部28となっている。ワイパーブレード21は、インク噴射口面15とその両側(前後)に位置するヘッドカバー24の枠体25に亘って当接する前後方向の幅を有している。したがって、ワイパーブレード21をインク噴射口面15に当接させる際には、枠体25の下面25Aにもワイパーブレード21が当接し、インク噴射口面15に加えて、下面25Aも被払拭面としてワイパーブレード21により払拭される。
ワイパーブレード21は、中央部21Aと、この中央部21Aの前後に配置される側部21B,21Bとから形成されている。中央部21Aは、インク噴射口面15の対向する部分であり、ワイパーブレード21の前後方向中央に位置している。側部21B,21Bは、ヘッドカバー24の前後の枠体25に対向する部分であり、中央部21Aの前後に位置している。中央部21Aと側部21B,21Bは、ワイパーブレード21がインク噴射口面15および枠体25の下面25Aを払拭する際の払拭幅の方向(前後方向)に位置し、中央部21Aと側部21B,21Bの硬度は互いに異なる材質となっている。また、図中点線29で示す中央部21Aと側部21Bの境面部分は、段部28の真下の位置よりインク噴射口面15側に偏倚した位置となっている。
ワイパーブレード21は、上述したように、上端面22のエッジ部22Aによりインク噴射口面15の付着物を掻き取るようにしてインク噴射口面15をクリーニングする。したがって、エッジ部22Aには掻き取りのためのある程度の硬さと、また、耐磨耗性が要求される。そのため、中央部21Aはかかる要求を満たすことができるように、側部21B,21Bよりも硬度の高い材質が選択されている。
枠体25に対してもワイパーブレード21はエッジ部22Aにより付着物を掻き取るようにしてクリーニングするが、側部21B,21Bについては、段部28の形状にできるだけ沿うことができるように硬度の低い柔らかい材質が選択されている。側部21B,21Bに硬度の低い材質を選択することで、図3に示すように段部28の内側にワイパーブレード21を沿わせ易くすることができる。このようにワイパーブレード21を段部28の内側にできるだけ沿わせることで、インク噴射口面15の段部28の際(インク噴射口面15の段部28の近傍)までワイパーブレード21を摺接させることができ、インク噴射口面15の段部28の際の吹き残しを減らすことができる。
このように側部21B,21Bを中央部21Aに比べて低い硬度の材質から形成するのに対し、仮に、側部21B,21Bの硬度を中央部21Aと同一とした場合は、点線30で示すように、ワイパーブレード21を段部28に沿わせ難くなり、インク噴射口面15の段部28の際にワイパーブレード21が摺接しない部分が増える。このため、ワイパーブレード21が摺接しない部分の付着物を除去することが出来ずに、付着物が堆積し、記録ヘッド3が記録紙12を移動する際に、付着物が記録紙12に接触して記録紙を汚してしまう虞がある。あるいは、付着物がワイパーブレード21をキャッピングするキャップ20とインク噴射口面15との間に挟まり、インク噴射口面15とキャップ20との密着性が低下してしまう虞もある。これに対し、上述したように側部21B,21Bを中央部21Aに比べて低い硬度の材質から形成することで、インク噴射口面15を段部28の際までクリーニングすることができる。
ワイパーブレード21は、例えば、ブチルゴム、ウレタンゴム、クロロプレンあるいはエラストマ等を用い、中央部21Aについては、例えば、硬度60度程度とし、側部21Bについては中央部21Aよりも低い硬度として、例えば、硬度40度程度とする。これにより、ワイパーブレード21をインク噴射口面15に軽く押し付けるように当接させたときに、側部21Bについては段部28の形状に沿わせてヘッドカバー24の枠体25に当接させることができ、そして、中央部21Aについては、インク噴射口面15の払拭性を確保しながらインク噴射口面15に当接させることができる。
なお、ワイパーブレード21は、互いに硬度が異なる中央部21Aと側部21Bとをそれぞれ別々に形成しておき、中央部21Aの両側に側部21Bを接着して構成する他、2色成形により中央部21Aと側部21Bを一体のワイパーブレード21として形成してもよい。
ワイパーブレード21は、側部21Bが、点線29で示すように段部28よりも内側のインク噴射口面15側に入り込んだ位置まで設けられている。このように、側部21Bを段部28よりもインク噴射口面15側に入り込んだ位置まで設けることで、側部21Bのインク噴射口面15側に入り込んだ部分がインク噴射口面15に向かって変形することができる。このため、ワイパーブレード21の上端面22のインク噴射口面15との摺接部を段部28の際に近づけることができ、インク噴射口面15を段部28の際までクリーニングすることができる。
上述の実施の形態では、インク噴射口面15とその両側の枠体25に対応させて、ワイパーブレード21を、払拭方向、すなわち、記録ヘッド3に対して相対移動する方向に直交する方向で、かつ、インク噴射口面15に平行な方向である前後方向に配列される中央部21Aと側部21B,21Bにおいて硬度を変える構成としている。これに対し、例えば、インク噴射口面15が球面の一部の面形状になっている場合には、この球面形状に対応させてワイパーブレード21の硬度を変えるように構成してもよい。また、例えば、インク噴射口面15の摩擦係数が前後方向で異なっている部分があるときは、各部分の摩擦係数に応じて、ワイパーブレード21の硬度を変えるように構成してもよい。なお、上述の実施の形態では、ワイパーブレード21は幅広方向を記録ヘッド3の移動方向に直交させて配設されているが、傾斜させて配設するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、本発明の液体噴射装置を、液体インクを記録紙12に噴射して付着させるインクジェットプリンタとして説明したが、この限りではなく、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を記録ヘッド(噴射ヘッド)から噴射できる流体噴射装置としても具現化できる。
本発明の実施の形態に係るプリンタの全体的な概略の構成を示す概略構成図である。 図1に示すプリンタの記録ヘッドの外観構成を示す外観構成図である。 ワイパーブレードのインク噴射口への当接の状態を示す図である。
符号の説明
1 ・・・ プリンタ(液体噴射装置) 3 ・・・ 記録ヘッド(液体噴射ヘッド) 5 ・・・ クリーニング装置 15 ・・・ インク噴射口面(噴射口面,被払拭面) 21 ・・・ ワイパーブレード 24 ・・・ ヘッドカバー 27 ・・・ 段部

Claims (5)

  1. 液体噴射ヘッドの噴射口面を払拭するワイパーブレードにおいて、
    上記ワイパーブレードの硬度は、上記噴射口面を払拭する移動方向に対して交差する方向である上記ワイパーブレードの払拭の幅方向において異なっている、
    ことを特徴とするワイパーブレード。
  2. 前記硬度は、前記液体噴射ヘッドの前記ワイパーブレードによる被払拭面の凹凸形状に対応し、前記ワイパーブレードの上記凸部に対応する部分は上記凹部に対応する部分に比べて硬度が低い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記硬度は、前記液体噴射ヘッドの前記噴射口面の周囲に備えられるヘッドカバーによる凸部に対応する部分において、前記噴射口面に対応する部分よりも低い、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイパーブレード。
  4. 液体噴射ヘッドの噴射口面にワイパーブレードを摺接させることで、上記噴射口面をクリーニングするクリーニング装置において、
    上記ワイパーブレードは、請求項1から3のいずれか1項に記載のワイパーブレードであることを特徴とする、
    クリーニング装置。
  5. 請求項4に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする液体噴射装置。
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JP2014000784A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

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