JP2009182870A - 帳票記載履歴管理システム及び帳票記載履歴監視プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】帳票に書き込まれた記載内容について、どの時点でどの書き込みが行われたか、または修正や削除が行われたかを把握することができる帳票記載履歴管理システム及び帳票記載履歴監視プログラムを提供する。
【解決手段】帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理システムで、帳票に記載された事項を光学式に読み取ってイメージデータを生成する。同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出する。抽出された同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させる。そして、表示要求入力により、該当帳票の最新のイメージデータを表示すると共に、履歴管理データベースに格納されている読み取り回毎の前記更新履歴データを、その座標データに基づく帳票上の所定箇所に表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理システムで、帳票に記載された事項を光学式に読み取ってイメージデータを生成する。同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出する。抽出された同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させる。そして、表示要求入力により、該当帳票の最新のイメージデータを表示すると共に、履歴管理データベースに格納されている読み取り回毎の前記更新履歴データを、その座標データに基づく帳票上の所定箇所に表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の書き込み項目を有する帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理システム及び帳票記載履歴監視プログラムに関する。
近年、各種の帳票を電子データ化して保存したり、手書き文字の一部をテキストデータ化して検索可能な状態で管理すること等が広く行われ、これらについての提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
このような各種の帳票には手書きにより文字入力されるものが多く存在し、しかも同じ帳票に複数回に亘って文字が書き込まれるものがある。例えば、損害保険事業における損害調査業務担当者が用いる事故受けシートなどでは、事故が発生した場合、損害調査業務担当者が新規の事故受けシートを持ち出し、事故現場の状況や事故の程度などを記入している。この事故受けシートは、保険加入者名や調査担当者名等の定形的な記入項目欄のほか、略図やメモ書きなどが可能な記入欄が設けられており、それらの記入内容は多岐にわたる。
特開2001−320571号公報
このような事故受けシートへの書き込みは1回だけに限らず、例えば、事故関係者との折衝が数回行われた場合等、その度に同じシートを持ち歩いて、その欄内・欄外を問わず、必要な情報が書き込まれる。また、書き込まれた内容が、折衝の過程で修正されたり、一部が消去されたりすることがある。
これらの結果、事故受けシートに書き込まれた内容は、書き込んだ本人以外は、どのような過程で書かれたものか判断できず、非常に解り難く、管理し難いものとなる。
従来技術においては、前述のように、手書きされた帳票を電子化して管理するものはあるものの、その電子化された情報を表示するに当たり最新状況を表示することのみにとどまっている。このため、複数回にわたって手書きされ、その途中で修正や削除が行われた場合、それらの履歴を把握することができない。例えば、手書き文字が消されてしまった場合等に対応することはできない。したがって、事案を処理する際に、いつ情報を収集したか?、どのような経緯で今の処理をおこなっているか等を読み取ることは、担当者以外は知ることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、帳票に書き込まれた記載内容について、どの時点でどの書き込みが行われたか、または修正や削除が行われたかを把握することができる帳票記載履歴管理システム及び帳票記載履歴監視プログラムを提供することにある。
本発明に係る帳票記載履歴管理システムは、帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理システムであって、前記帳票に記載された事項を光学式に読み取ってイメージデータを生成する光学式文字読取装置と、この光学式文字読取装置により同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出する差分抽出手段と、この差分抽出手段により抽出された前記同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるデータ格納手段と、表示要求入力により、前記光学式文字読取装置により読み取られた該当帳票の最新のイメージデータを表示装置に画像表示させると共に、前記履歴管理データベースに格納されている読み取り回毎の前記更新履歴データを、その座標データに基づき前記表示装置に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の帳票記載履歴監視システムでは、光学式文字読取装置により読み取られた帳票のイメージデータは、予め設定した複数の領域に区分されており、データ格納手段は、差分抽出手段により抽出された差分データ及びその座標データを、その差分データが存在する領域毎の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるようにしてもよい。
また、本発明の帳票記載履歴監視システムでは、帳票には、予め設定された領域毎に、帳票への書き込み更新をチェックするチェックボックスが設けられており、データ格納手段は、差分抽出手段により抽出された差分データのうち、このチェックボックスがチェックされている領域の差分データ及びその座標データを、同領域の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納するようにしてもよい。
また、本発明の帳票記載履歴監視システムでは、データ格納手段は、更新履歴データとして、差分データ及びその座標データと共に、この差分データを更新した更新日データ、更新者ID、及び更新回数を表す更新ナンバー、のいずれか又はこれらの組み合わせを格納させるようにしてもよい。
さらに、本発明の帳票記載履歴監視システムでは、表示制御手段は最新のイメージデータを表示装置に表示させる際に、そのイメージデータ中に更新された差分データが存在する場合、前記表示装置の該当箇所に更新履歴の存在を表す表示を行い、この更新履歴に対する表示要求がある毎に、前記更新履歴データを順次表示させるようにしてもよい。
また、本発明に係る帳票記載履歴管理プログラムは、光学式文字読取装置により同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出するステップと、この抽出された前記同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるステップと、表示要求入力により、前記帳票の最新のイメージデータを表示装置に表示させると共に、前記履歴管理データベースに格納されている前記更新履歴データを、その座標データに基づいて前記表示装置に表示させるステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る帳票記載履歴管理プログラムでは、光学式文字読取装置により読み取られた帳票のイメージデータを、予め設定した複数の領域に区分するステップをさらに有し、更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップでは、抽出された差分データ及びその座標データを、その差分データが存在する領域の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるようにしてもよい。
また、本発明に係る帳票記載履歴管理プログラムでは、更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップでは、抽出された差分データのうち、帳票の各領域に設けられたチェックボックスがチェックされている領域の差分データ及びその座標データを、同領域の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納するようにしてもよい。
また、本発明に係る帳票記載履歴管理プログラムでは、更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップは、更新履歴データとして差分データ及びその座標データと共に、この差分データを更新した更新日データ、更新者ID、及び更新回数を表す更新ナンバー、のいずれか又はそれらの組み合わせを格納させるようにしてもよい。
さらに、本発明に係る帳票記載履歴管理プログラムでは、イメージデータを表示するステップでは、最新のイメージデータを表示装置に表示させる際に、そのイメージデータ中に更新された差分データが存在する場合、前記表示装置の該当箇所に更新履歴の存在を表す表示を行い、この更新履歴に対する表示要求がある毎に、前記更新履歴データを順次表示させるようにしてもよい。
本発明によれば、帳票に対し複数回にわたって書き込まれた記載内容の更新履歴を保持することにより、どの時点でどの書き込みが行われたか、または修正や削除が行われたか、見たい部分の見たい書き込みを自由に見ることができ、担当者以外にも事案処理における経緯を明確に把握することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る帳票記載履歴管理システムの一実施の形態を示している。図1において、この帳票記載履歴管理システムは、複数の書き込み項目を有する帳票11への記載履歴を管理するものであり、光学式文字読取装置12、差分抽出手段13、データ格納手段14、履歴管理データベース15、表示制御手段16及び表示装置17を備えている。このうち、差分抽出手段13、データ格納手段14、履歴管理データベース15、表示制御手段16は、図示しないが、CPU、メモリ、プログラムにより構成されるコンピュータにより実現される。
光学式文字読取装置(以下、OCRとする)12は、帳票11に記載された事項を光学式に読み取ってイメージデータを生成する。
差分抽出手段13は、このOCR12が、同じ帳票を繰り返し読み取ることによって生成されるイメージデータの差分、すなわち、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分が位置する帳票11上における座標と共に抽出する。
データ格納手段14は、この差分抽出手段13により抽出された、同じ帳票11に対する読み取り毎の差分データ及びその座標データを、更新履歴データとして履歴管理データベース15に格納させる。
表示制御手段16は、図示しないキーボードやマウスなどからの表示要求入力により、OCR12によって読み取られた該当帳票11の最新のイメージデータを表示装置17に表示させると共に、履歴管理データベース15に格納されている読み取り回毎の更新履歴データを、その座標データに基づいて、表示装置17に表示された帳票上の所定箇所に表示させることができる。
これら差分抽出手段13、データ格納手段14、表示制御手段16の機能は、予め設定されたプログラムにより、メモリを用いたCPUの処理としてコンピュータにより実現される。
以下、図1によりこの実施の形態における帳票記載履歴監視システムの概略動作を説明する。
ここで、帳票11の例としては、前述した事故受けシート(以下、単にシートと呼ぶ)として説明する。もちろん、事故受けシート以外でもよく、病院のカルテや、機械器具の補修管理用紙など、同じ帳票に繰り返し記入が行われるものであればなんでもよい。
シート11は、前述のように、事故が発生した場合、損害調査業務担当者により持ち出され、この新規のシートに対して事故現場の状況や事故の程度などが記入される。損害調査業務担当者は、事故関係者等との折衝が数回行われる場合等、同じシート11をその度に持ち歩いて、その欄内・欄外を問わず、必要な情報を書き込む。図1の例では、A:新規シート11へ1回目の書き込みが行われ、B:その書き込まれた内容は事務所に帰着後、OCR12によって読み取られる。OCR12によって読み取られたイメージデータは、差分検出手段13に入力される。
この後、2回目の折衝が行われると、損害調査業務担当者は同じシート11を持ち出して、C:2回目の書き込みを行う。すなわち、折衝内容に応じて必要事項を書き込む。或いは前回書き込んだ内容を修正したり、削除することもある。そして、この2回目の書き込み(前述した修正、削除を含む)Cが行われたシート11は、D:再びOCR12により読み取られる。このOCR12によって読み取られた2回目のイメージデータも差分検出手段13に送られ、前回(1回目)のイメージデータと比較され差分がその位置情報(シート11上の座標データ)と共に抽出される。この抽出された差分データ及びその座標データは、後述する他の情報と共にデータ格納手段14により更新履歴情報として履歴管理データベース15に格納される。
このように、シート11への書き込みが行われる度に、シート11はOCR12により読み取られ、差分検出手段12によって前回読み取られたイメージデータとの差分及びその座標が抽出され、データ格納手段14により、順次更新履歴データとして履歴管理データベース15に格納される。
このよう読み込まれたシート11の書き込み履歴を確認する場合は、図示しないキーボードやマウスなどによって履歴の表示要求を入力する。表示制御手段16は、OCR12によって読み取られた該当帳票11の最新のイメージデータを表示装置17に表示させる。また、履歴管理データベース15に格納されている読み取り回毎の更新履歴データを、表示装置17に表示された帳票上に表示させる。すなわち、更新履歴データは差分データ及びその座標データを有しているので、その座標データに基づいて差分データを表示装置11に表示させることにより、表示装置11上にて帳票画像の所定箇所に前回読み取り時との差分データが表示される。
ここで、この事故受けシート11は、図示上部の定形的な記入項目欄(保険加入者名や調査担当者名等の記入欄)のほか、図示しない下方に、略図やメモ書きなどが可能な記入欄が設けられている。このような事故受シート11に記載される内容としては、「事故受付番号」「事案番号」「契約者情報」「事故情報」があリ、これらは前述した記入項目欄に記入される。シート11の判別は、事案ごとにユニークな事案番号を利用する。またその番号が読み取れない場合については、事故受付番号を利用し判別する。
このようなシート11をOCR12で読み取ったイメージデータの概念図を図2で示す。図2で示すように、OCR12により読み取られた帳票のイメージデータは、予め設定した複数の領域(太線枠で示す)に区分しておくとよい。この領域設定はプログラム上の処理ステップで実現する。これらの領域は、例えば、帳票11の各項目に対応させ、その項目欄及びその周辺を含むように設定する。
このようにシート11内を項目に対応した複数の領域に区分しておけば、差分抽出手段13により前回読み取り時との差分を抽出する際、シート11内の差分抽出は領域ごとに行うことができ、領域(項目の枠単位)に分割し情報を細かく管理することができる。すなわち、図10のフローチャートで示すように、OCR12によりシート11が読み込まれ(ステップ1001)、その事案番号が判別される(ステップ1002)。その後、差分抽出手段13により、各領域(エリア)での差分抽出が行われ(ステップ1003)、抽出された差分はデータ格納手段14によってエリア毎に履歴管理データベース15に格納され、保存される(ステップ1004)。このように差分抽出手段13により抽出された差分データ及びその座標データは、データ格納手段14により、その差分データが存在する領域毎の更新履歴データとして履歴管理データベース15に格納される。
データ格納手段14により履歴管理データベース15に格納される更新履歴データとしては、図3で示すように、図2で示した帳票11の領域に付された「帳票内番号」、帳票に記入される「事案番号」、差分データの座標データである「更新点座標」、差分データである「画像ファイル名」、差分が書き加えられたり修正されたりした更新日データを表す「更新日付」、この差分データを更新した更新者を特定する「更新者ID」、及び更新回数を表す「更新ナンバー」などである。これら各データすべてが必ずしも必要ではないので、必要に応じて任意に取捨選択すればよい。
図3は、図2で示した1回目の書き込みが行われた帳票11についての更新履歴データを示している。図2では、帳票11の図示左上部欄外を含む領域(領域番号0001とする)に手書き文字a(例えば、事故当日の天気「降雨」など)が書き込まれたものとする。この手書き文字aが差分抽出手段13により差分として抽出されると、履歴管理データベースには図4で示すようにデータが格納される。すなわち、No.1の格納データとして、手書き文字aが書き込まれた領域を表す番号(0001)が「帳票内番号」として、事案毎にユニークな番号(0001とする)が「事案番号」としてそれぞれ格納される。また、差分である手書き文字aの座標(20,30,50,80とする)が「更新点座標」として格納され、差分である手書き文字aのデータのファイル番号(10070001−0001とする)が「画像ファイル名」として格納される。さらに、手書き文字aが書き込まれた日付(2007/12/5とする)が「更新日付」として、更新者のID(010000とする)が「更新者ID」として、更新回数(1)が「更新No」として、それぞれ格納されている。
図4は、同じシート11の右上欄外に2回目の書き込みが行われた場合を示している。図4で示すように帳票11の図示右上部の領域(領域番号0002とする)に手書き文字b(例えば、「横断歩道あり」など)が書き込まれたものとする。この手書き文字bが差分抽出手段13により差分として抽出されると、履歴管理データベースには図5で示すようにデータが格納される。すなわち、No.2の格納データとして、手書き文字bが書き込まれた領域を表す番号(0002)が「帳票内番号」として格納される。「事案番号」は、前回と同じ番号(0001)が格納される。また、差分である手書き文字bの座標(20,150,50,80とする)が「更新点座標」として格納され、差分である手書き文字bのデータのファイル番号(10070001−0002とする)が「画像ファイル名」として格納される。さらに、手書き文字bが書き込まれた日付(2007/12/15とする)が「更新日付」として、更新者のID(前回と同じ010000とする)が「更新者ID」として、更新回数(前回とは別の場所であるため1とする)が「更新No」として、それぞれ格納される。
図6は、同じシート11に3回目の書き込みが行われた場合を示している。図6で示すように帳票11の図示左上部の領域(領域番号0001)の手書き文字a「降雨」を削除し、新たに手書き文字c(例えば、「視界不良」とする)が追記されたものとする。この手書き文字cが差分抽出手段13により差分として抽出されると、履歴管理データベースには図7で示すようにデータが格納される。すなわち、No.3の格納データとして、手書き文字cが書き込まれた領域を表す番号(0001)が「帳票内番号」として格納される。「事案番号」は、前回と同じ番号(0001)が格納される。また、差分である手書き文字cの座標(1回目とおなじ20,80,50,80)が「更新点座標」として格納され、差分である手書き文字cのデータのファイル番号(10070001−0003とする)が「画像ファイル名」として格納される。さらに、手書き文字cが書き込まれた日付(2007/12/17とする)が「更新日付」として、更新者のID(前回とは別人の020000とする)が「更新者ID」として、更新回数(1回目と同じ場所であるため2とする)が「更新No」として、それぞれ格納される。
図8は、同じシート11に4回目の書き込みが行われた場合を示している。図8で示すように帳票11の図示右上部の領域(領域番号0002)の手書き文字b「横断歩道」を削除したものとする。この手書き文字bの削除が差分抽出手段13により差分として抽出されると、履歴管理データベースには図9で示すようにデータが格納される。すなわち、No.4の格納データとして、手書き文字bが削除された領域を表す番号(0002)が「帳票内番号」として格納される。「事案番号」は、前回と同じ番号(0001)が格納される。また、手書き文字bが削除された部分の座標(2回目とおなじ20,150,50,80)が「更新点座標」として格納され、差分である手書き文字bが削除された部分のデータのファイル番号(10070001−0004とする)が「画像ファイル名」として格納される。さらに、手書き文字bが削除された日付(2007/12/20とする)が「更新日付」として、更新者のID(1回目及び2回目と同じ010000とする)が「更新者ID」として、更新回数(2回目と同じ場所であるため2とする)が「更新No」として、それぞれ格納される。
このように、同じシート11に対する書き込みが行われる度に、OCR12によって同じシートを繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分及びその座標を抽出し、この抽出された差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベース15に順次時系列に格納しているので、帳票であるシート11への記載履歴を、後述するように確実に監視することができる。
シート11への記載履歴を監視する場合は、図示しないキーボードやマウスなどにより表示要求を入力する。この入力操作により、表示制御手段16は、OCR12によって読み取られたシート11の最新のイメージデータを表示装置17に画像表示させる。最新のイメージデータは、OCR12によって読み取られた後、差分抽出手段13を経てデータ格納手段14により履歴管理データベース15に更新格納されているので、表示制御手段16はこの最新のイメージデータを履歴管理データベース15から読み出して表示させる。
また、表示制御手段16は、最新のイメージデータを表示する際に、その帳票上に更新された差分データが存在する場合は、その座標データに基づく該当箇所に更新履歴の存在を表す表示を行う。そして、この更新履歴に対する表示要求があると、その表示要求毎に、図9で示した更新履歴データを前回に遡って順次表示させる。
この帳票記載履歴の監視動作及びそれに伴う画面表示例を図11のフローチャート及び図12の画面図により説明する。
前述のように、図示しないキーボードやマウスなどにより表示要求が入力されると、表示制御手段16は、画像表示指示を行い(ステップ1101)、履歴管理データベース15から最新画像(イメージデータ)を取得する(ステップ1102)。その際、表示制御手段16はその最新画像の帳票上に履歴データ(更新された差分データ)が存在するかを判断する(ステップ1103)。履歴データがない場合(ステップ1103:No)は、そのまま最新の画像を表示させる(ステップ1104)。履歴データがある場合(ステップ1103:Yes)は、その座標データに基づき、帳票上の更新位置を判別する(ステップ1105)。そして、この更新位置に複数の履歴データが重複して存在するか、すなわち、同じ座標の更新データが複数存在するかを判断する(ステップ1106)。重複して存在しない場合(ステップ1106:No)は、画像表示(ステップ1104)に移行し、重複して存在する場合(ステップ1106:Yes)は、同じ座標位置の重複する履歴データを取得し(ステップ1107)、画像表示(ステップ1104)に移行する。
画像表示(ステップ1104)に際し、重複した複数の履歴データがある場合は、図12で示すように、その旨を表示する記号11aを、該当する位置(図12の例では手書き文字cの近傍)に表示する。このとき、図示のように更新日付及び更新者名、さらには図示しないが更新回数等を含む更新表示11Aを、図9で示した更新履歴データに従って表示することもできる。そして、この記号11a又は更新表示11Aに図示しないマウスを当て、クリックすると、現在表示されている更新データの1回前の更新履歴データを表示させる。すなわち、上記クリックにより更新履歴に対する表示要求を行う毎に、図9で示した更新履歴データを前回に遡って順次表示させる。
また、図8で示したように、手書き文字bを削除した場合、手書き文字bが記載されていた部分には何も残っていないので、このままでは、ここに手書き文字bが存在したことがわからない。そこで、更新データが削除後の画像(無表示の差分データ)の場合、その座標データから、該当する位置に、図12で示すように、記載が削除されたことを表すアイコン11bを表示し、この部分に更新データが存在することを知らせる。そして、このアイコン11bに図示しないマウスを当て、クリックすると、1回前の更新履歴データを表示させ、このクリックにより更新履歴に対する表示要求を行う毎に、図9で示した更新履歴データを前回に遡って順次表示させる。
このように、表示装置17へ帳票の最新のイメージデータを表示させると共に、更新履歴データが存在する場合はその旨、画面上の該当箇所に、記号11aを含む更新履歴11Aやアイコン11bを表示するので、更新履歴の存在が明確にわかり、さらに、それらをクリックして更新履歴表示要求を行えば、更新履歴を前回方向に遡って順次表示することができる。したがって、この帳票が、どのような記載の経緯で作成されているかを、帳票作成者以外にも明確に知らせることができる。
ここで、イメージデータから差分を抽出する際、抽出感度を高くすると、帳票の表面に付着したごみ類をも検出し、ごみ付着のないイメージデータとの比較により差分として検出されることが考えられる。このような防ぐためには帳票の各項目欄にチェックボックスを設け、この項目欄内またはその近くの欄外に書き込みや修正、削除などの書き込み行為、すなわち、帳票に対する更新を行った場合、更新者にこのチェックボックスをチェックさせるように取り決めるとよい。すなわち、帳票であるシート11には、図示していないが、予め設定された領域(実際には、この領域内に含まれる項目欄内の例えば右上端部)毎に、帳票への書き込み更新をチェックするチェックボックスが設けておく。更新者は、帳票への書き込みや修正、削除などを行った場合は、その欄内に位置するチェックボックスをチェックする。帳票の欄外に書き込みなどの更新を行う場合は、更新場所近くの欄内に設けられたチェックボックスをチェックするように取り決めておく。
データ格納手段14は、差分抽出手段13により抽出された差分データのうち、このチェックボックスがチェックされている領域の差分データを、ごみなどではなく実際の差分データとして、その座標データと共に、同領域の更新履歴データとして履歴管理データベース15に格納する。
このチェックボックスを用いた差分抽出動作を図13のフローチャートにより説明する。図13において、まず、差分抽出手段13はOCR12が読み取ったから画像(イメージデータ)を取り込む(ステップ1301)。この画像は図3で示したものとする。この画像では、領域(以下、エリアとも呼ぶ)0001に手書き文字aが書き込まれている。次に、この画像の読取エリア0001,0002、・・・を認識する(ステップ1302)。そして各エリアのチェックボックスがチェックされているかを、エリア0001から順次判断する(ステップ1303)。
ここで、図2の画面上では、記入された手書き文字a近くの「報告者記入欄」内に設けられたチェックボックス(図示せず)が更新者によってチェックされているものとする。この「報告者記入欄」はエリア0001に属しており、チェックボックスがチェックされている(ステップ1303:チェック有)ことによりエリア0001内の差分である手書き文字aは、データ格納手段14により、履歴管理データベース15に、図3で示すように更新履歴データとして格納される(ステップ1304)。
もし、エリア0001内のチェックボックスがチェックされていない場合(ステップ1303:チェック無)は、画像差分の有無を判断する(ステップ1305)。図2の例では、手書き文字aが記入されているので(ステップ1305:有)、この場合も図3で示すように更新履歴データとして格納される(ステップ1304)が、チェックボックスがチェックされていないことから仮保存データとしてフラグ(図示せず)を立てておく。
次に、読み取り残エリアの有無を判断する(ステップ1306)。ここでは読取残エリアはまだ残っている(ステップ1306:有)ため、ステップ1303に戻り、次のエリア0002についてチェックボックスのチェック有無を判断する。図2の例では、エリア0002内のチェックボックスはチェックされておらず、書き込みもないため(ステップ1303:チェック無、ステップ1305:無)、次の読み取り残エリアの有無判定(ステップ1306)に移行し、読み取り残エリアがあれば(ステップ1306:有)同様の動作を繰り返し残エリアがなければ(ステップ1306:無)終了する。
このように、チェックボックスのチェックが無であるが差分データが検出されたため、仮保存された更新履歴データから、ごみなどの付着による誤データを削除する場合の動作を図14で説明する。
表示制御手段16により、履歴管理データベース15に登録された更新履歴データを順次画像表示させる(ステップ1401)。次に、表示された更新履歴データについて仮保存の画像であるか、すなわち、仮保存のフラグの有無を判断する(ステップ1402)。仮保存のデータでなければ(ステップ1402:無)そのまま終了する。仮保存のデータであれば(ステップ1402:有)、画像表示された差分データの近くに削除ボタン(削除可/削除否)を表示する(ステップ1403)。作業者は、画像表示された差分を目視確認し、正規の差分であれば削除ボタンを「削除否」操作する。表示制御手段16は、削除ボタンからの入力信号により「削除否」操作されたと判断すると(ステップ1404:No)、更新履歴データから仮保存フラグを削除し、この更新履歴データを履歴管理データベース15に本登録する(ステップ1405)。これに対し、画像表示された差分を目視確認した結果、ごみ等の誤データであれば、作業者は削除ボタンを「削除可」操作する。表示制御手段16は、削除ボタンからの入力信号により「削除可」操作されたと判断すると(ステップ1404:Yes)、この更新履歴データを履歴管理データベース15から削除する(ステップ1406)。その後、画像表示を更新し(ステップ1407)、終了する。
このように、チェックボックスのチェックの有無により、差分データを更新履歴データとして登録するか否かの判断条件としたので、ごみ等を差分データとして抽出しても、チェックボックスがチェックされていないことから仮保存となり、目視確認により削除することができるので、ごみ等による誤データの登録を確実に防止できる。したがって、差分データの抽出感度を高くでき、抽出感度が低いことによる差分データの抽出漏れを確実に防ぐこともできる。また、差分データを書き込んだ際に、チェックボックスをチェックし忘れても、書き込まれた差分データは仮登録されるので、目視確認後に本登録することができる。したがって、チェックボックスのチェックし忘れによる登録漏れを確実に防止することができる。
なお、更新履歴を画像表示する際、マウスカーソルで対象エリアを選択することにより小ウインドウで「更新日付」「次へ」「前へ」ボタンを表示するようにしてもよい。このように表示した場合、「更新日付」は差分を抽出した日付がはいる。また「前へ」ボタンは履歴を過去に向かってたどる際に利用する。「次へ」ボタンは履歴を最新に向かってたどる際に利用する。
このようにすれば、より一層操作性が向上する。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。前記実施の形態では、帳票への記載の履歴(前回書き込みとの差分)を、表示装置に表示された帳票画像上の更新部分に直接表示するものであったが、この実施の形態では、帳票に書き込まれた記載の差分を、履歴データとして経過管理用のシステム画面に、タスク項目毎に表示できるようにしたものである。
このような、経過管理画面の作成にあたり、帳票に手書きした内容をシステム画面に登録するには、手書きした差分画像とシステム画面の項目とを確実に関連付けることが求められる。
そこで、この実施の形態では、損害調査を例にとり、その経過管理を迅速に且つ効率的・正確に管理するため、帳票に手書きした情報をシステム画面に貼りつける方法と、帳票に手書きした情報の位置、特定位置からの関連付けの線、特定記号・マークに基づき、システム画面の該当位置に表示する方法を説明する。ここでの損害調査の経過管理は、損保会社において、事故が起きてから保険金を支払うまでの初期対応、事故原因、損害等の調査、保険金の支払申請、承認等、一連の経過を管理を意味する。
以下、図面を参照しながらこの実施の形態について説明する。
図15はこの実施の形態に関わる全体業務フローを示した図である。全体フローは以下のとおりとなる。
A:帳票21を持ち出す前にスキャナ22に通し、帳票IDを登録する。
B:調査業務での情報を帳票21に手書きする。
C:記入した帳票21をもう一度スキャナ22に通す。
D:帳票IDにより、前回記録したイメージと手書きした後のイメージを比較し、差分画像を取得する。
E:差分画像の情報の該当タスク項目と該当分類を分析する。
F:分析結果に基づき、システム画面に表示する。
ここで、該当タスク項目というのは、調査内容を示す。例えば、損害調査での入庫確認、事故の原因調査、修理費の調査等。分類というのは、タスク項目のなかでの、内容の具体的な区別を示す。例えば、調査結果、次回予定日、次回アクション、備考等。図18は経過管理のシステム画面のイメージである。縦軸がタスク項目になり、横軸が分類になる。
図16は全体的な概略構成を表すシステム構成図である。このシステムは、帳票21を読み取るスキャナ22、帳票の履歴を保存する帳票履歴データベース(以下DBと略記する)23を有する。このスキャナ22と帳票履歴DB23との間には、図示は省略するが、図1の実施の形態で示した差分抽出手段13及びデータ格納手段14と同等の機能が介在する。タスク項目マスタ27は、帳票IDと位置座標とタスク項目を関連付けると共に、帳票IDと特定位置からの線とタスク項目を関連付けるマスタである。分類マスタ28は、特定記号・マークと分類を関連付けるマスタである。分析ロジック実行手段26は、上記マスタ27,28の情報を用い、帳票履歴DBに保存された履歴(差分データ)を、システム画面27上の該当箇所に貼り付け、表示するロジックを実行する。
図17は、手書き情報を該当項目と関連付ける処理フローを示した図である。図17において、帳票21をスキャナ22で読み取ることにより、帳票の書類IDを認識する(ステップ1701)。また、差分画像を抽出すると共にその位置座標を認識する(ステップ1702)。その位置座標からタスク項目マスタ27を用いて該当タスク項目の有無を判定する(ステップ1703)。該当タスクがあればその該当タスク項目を取得する(ステップ1705)。該当タスク項目が無くても、該当タスクと関連付けする線の有無を判定し(ステップ1704)、関連つける線があればその関連するタスクを取得する(ステップ1705)。次に、記号マークを分類マスタ28を用いて認識し(ステップ1706)、該当分類を取得して(ステップ1707)終了する。
これらの結果、図18で示すような経過管理のシステム画面が生成され、これを表示することで経過を把握することができる。
この実施の形態では、手書き情報の位置座標を認識し、帳票IDと合わせ、該当タスク項目を認識するので、手書き情報と該当タスク項目との関連付けが可能となる。
また、特定位置からの線と帳票IDを合わせて、手書きの情報とシステム画面での該当タスク項目を関連付けている。したがって、書類の該当フィールド以外に手書きした内容へも柔軟に対応が可能となる。
さらに、印刷書類に手書きで情報毎に特定の記号、マークを付けて、スキャナーで読込、抽出した差分情報を、その記号、マークにより分類を行い、システム画面へ登録するので、手書き情報を自動分類することが可能となる。
これらの結果、帳票に記入した内容をシステムへと手入力するような二度手間は必要なく、短時間に効率よく経過管理処理ができる。そして、入力ミスを防ぐことができる。
11 帳票
12 光学式文字読取装置(OCR)
13 差分抽出手段
14 データ格納手段
15 履歴管理データベース
16 表示制御手段
17 表示装置
12 光学式文字読取装置(OCR)
13 差分抽出手段
14 データ格納手段
15 履歴管理データベース
16 表示制御手段
17 表示装置
Claims (10)
- 帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理システムであって、
前記帳票に記載された事項を光学式に読み取ってイメージデータを生成する光学式文字読取装置と、
この光学式文字読取装置により同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出する差分抽出手段と、
この差分抽出手段により抽出された前記同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるデータ格納手段と、
表示要求入力により、前記光学式文字読取装置により読み取られた該当帳票の最新のイメージデータを表示装置に画像表示させると共に、前記履歴管理データベースに格納されている読み取り回毎の前記更新履歴データを、その座標データに基づき前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする帳票記載履歴管理システム。 - 前記光学式文字読取装置により読み取られた帳票のイメージデータは、予め設定した複数の領域に区分されており、前記データ格納手段は、前記差分抽出手段により抽出された差分データ及びその座標データを、その差分データが存在する領域毎の更新履歴データとして前記履歴管理データベースに格納させることを特徴とする請求項1に記載の帳票記載履歴監視システム。
- 帳票には、予め設定された領域毎に、帳票への書き込み更新をチェックするチェックボックスが設けられており、前記データ格納手段は、前記差分抽出手段により抽出された差分データのうち、このチェックボックスがチェックされている領域の差分データ及びその座標データを、同領域の更新履歴データとして前記履歴管理データベースに格納することを特徴とする請求項2に記載の帳票記載履歴監視システム。
- 前記データ格納手段は、更新履歴データとして、差分データ及びその座標データと共に、この差分データを更新した更新日データ、更新者ID、及び更新回数を表す更新ナンバー、のいずれか又はこれらの組み合わせを格納させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の帳票記載履歴監視システム。
- 前記表示制御手段は最新のイメージデータを表示装置に表示させる際に、そのイメージデータ中に更新された差分データが存在する場合、前記表示装置の該当箇所に更新履歴の存在を表す表示を行い、この更新履歴に対する表示要求がある毎に、前記更新履歴データを順次表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の帳票記載履歴管理システム。
- 帳票への書き込み履歴を管理する帳票記載履歴管理プログラムであって、
光学式文字読取装置により同じ帳票を繰り返し読み取ることにより、今回読み取られたイメージデータと前回読み取られたイメージデータとの差分を、この差分の前記帳票上における座標と共に抽出するステップと、
この抽出された前記同じ帳票の差分データ及びその座標データを、読み取り回毎に更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させるステップと、
表示要求入力により、前記帳票の最新のイメージデータを表示装置に表示させると共に、前記履歴管理データベースに格納されている前記更新履歴データを、その座標データに基づいて前記表示装置に表示させるステップと、
を有することを特徴とする帳票記載履歴管理プログラム。 - 光学式文字読取装置により読み取られた帳票のイメージデータを、予め設定した複数の領域に区分するステップをさらに有し、更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップでは、抽出された差分データ及びその座標データを、その差分データが存在する領域の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納させることを特徴とする請求項6に記載の帳票記載履歴監視プログラム。
- 更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップでは、抽出された差分データのうち、帳票の各領域に設けられたチェックボックスがチェックされている領域の差分データ及びその座標データを、同領域の更新履歴データとして履歴管理データベースに格納することを特徴とする請求項7に記載の帳票記載履歴監視プログラム。
- 更新履歴データを履歴管理データベースに格納するステップでは、更新履歴データとして差分データ及びその座標データと共に、この差分データを更新した更新日データ、更新者ID、及び更新回数を表す更新ナンバー、のいずれか又はそれらの組み合わせを格納させることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の帳票記載履歴監視プログラム。
- イメージデータを表示するステップでは、最新のイメージデータを表示装置に表示させる際に、そのイメージデータ中に更新された差分データが存在する場合、前記表示装置の該当箇所に更新履歴の存在を表す表示を行い、この更新履歴に対する表示要求がある毎に、前記更新履歴データを順次表示させることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の帳票記載履歴管理プログラム。
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