JP2009182608A - アンテナ装置及び無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】並列共振や低姿勢化を妨げる要因の発生を回避しながら、無線装置用のアンテナ装置を多共振化する。
【解決手段】アンテナ装置1に含まれるアンテナ素子は、給電線4から給電される第1部分素子11と、第1部分素子11から分岐した第2部分素子12と、無給電素子20を有する。第1部分素子11は、下辺13と左辺14を含む周縁を有する面をなす。給電箇所10は、下辺13の左端の近傍に位置する。第2部分素子12は、第1部分素子11の左辺14の上端に当る分岐箇所15において第1部分素子11から分岐し、給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右端16への向きと略逆向きに形成される。第2部分素子12の先端17は、開放されている。無給電素子20は、一端が第1部分素子11の下辺13の右端16の近傍において接地導体3に接続された接地端21、他端が第2部分素子12の先端17の近傍において開放された開放端22である。
【選択図】図2

Description

本発明はアンテナ装置及び無線装置に係り、特に複数の周波数帯において使用することのできるアンテナ装置及び該アンテナ装置を備えた無線装置に関する。
携帯電話機や無線機能を備えたパーソナルコンピュータ(PC)等において多用途・多機能化が進み、これらの機器に使用されるアンテナ装置の多共振化(多周波化)や広帯域化が求められている。このような要請に応えるため、多共振化(多周波化)又は広帯域化を図ったアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)。
上記の特許文献1に記載された多周波化アンテナ(マルチバンドアンテナ)は、給電線路と短絡線路と第1の開放線路とからなる逆F型アンテナの構成において、給電線路に対して第1の開放線路と反対側に略矩形状の第2の開放線路を設けたものである。上記の構成によって、例えば2.4ギガヘルツ(GHz)帯及び5.2GHz帯における共振特性を得られるというシミュレーションの結果が記載されている。
上記の特許文献2は、印刷基板の表面に導体パターンとして形成された逆F型アンテナ、逆L型アンテナ及びグランドパターンからなるパターンアンテナを開示している。給電されて励振される逆F型アンテナと、該逆F型アンテナを囲むように配設された無給電素子として励振される逆L型アンテナの共振周波数をそれぞれの素子長によって選ぶことにより、少なくとも2周波化を図ることが記載されている。
特開2004−172912号公報(第2ないし4ページ、図1) 特開2004−201278号公報(第2、10、11ページ、図1)
上記の特許文献1に開示されたマルチバンドアンテナについては、無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)に適用する実施例が説明されている。給電線路に対して第1の開放線路と反対側に略矩形状の第2の開放線路を設けるという構成から、第1の開放線路と第2の開放線路を合わせて並列共振を生じることがあり、当該マルチバンドアンテナを例えば携帯電話等のより低い周波数帯に適用した場合にその近傍の広帯域性を損なう可能性がある。
上記の特許文献2に開示されたパターンアンテナは、無給電素子が逆F型アンテナを囲むように配設され、素子長が短い方の逆F型アンテナの開放端までの全素子長にわたって無給電素子と近接する位置関係をとるものと解される(明細書の段落「0035」参照。)。ところが給電される素子と無給電素子をこのような位置関係におくと、電圧結合と電流結合の効果が相殺するように作用して、無給電素子を所望の周波数で励振することを難しくする場合がある。これを避けるために例えば両素子の開放端側を離間させるように配設すると、該アンテナを内蔵する無線装置の低姿勢化を妨げる可能性がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、並列共振や低姿勢化を妨げる要因の発生を回避しながら、アンテナ装置を多共振化できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、基板に設けられた接地導体と、前記接地導体の端辺に対向する第1の辺と前記接地導体の端辺に交差する向きの第2の辺を含む周縁を有して面をなし、前記第1の辺の前記第2の辺に近い側の一端の近傍に給電箇所を有する第1の部分素子と、前記第2の辺の前記給電箇所から遠い側の一端の近傍において前記第1の部分素子から分岐すると共に前記給電箇所から前記第1の辺の他端への向きと略逆向きに形成され、かつ、先端が開放されてなる第2の部分素子と、一端が前記第1の辺の他端の近傍において前記接地導体に接続された接地端をなし、他端が前記第2の部分素子の少なくとも一部の近傍において開放された開放端をなす無給電素子とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の無線装置は、接地導体が設けられた基板と、前記接地導体の端辺に対向する第1の辺と前記接地導体の端辺に交差する向きの第2の辺を含む周縁を有して面をなすと共に前記第1の辺の前記第2の辺に近い側の一端の近傍に給電箇所を有する第1の部分素子と、前記第2の辺の前記給電箇所から遠い側の一端の近傍において前記第1の部分素子から分岐すると共に前記給電箇所から前記第1の辺の他端への向きと略逆向きに形成され、かつ、先端が開放されてなる第2の部分素子と、一端が前記第1の辺の他端の近傍において前記接地導体に接続された接地端をなすと共に他端が前記第2の部分素子の少なくとも一部の近傍において開放された開放端をなす無給電素子とを有してなるアンテナとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、2の部分素子と1の無給電素子を含むアンテナを構成し、各部分素子と無給電素子の位置関係を選ぶことにより、並列共振や低姿勢化を妨げる要因の発生を回避しながらアンテナ装置を多共振化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお以下の各図を参照しながら上下左右又は水平、垂直(鉛直)をいうときは、特に断らない限り、図が表された紙面における上下左右又は水平、垂直(鉛直)を意味するものとする。また、各図の間で共通の符号は、同一の構成を表すものとする。
以下、図1ないし図21を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係るアンテナ装置1の構成を表す図である。アンテナ装置1は、図示しない無線装置に内蔵されて用いられる。該無線装置は、図1に示した基板2を有している。アンテナ装置1は、基板2の接地導体3と、その近傍に配設されたアンテナ素子(後述する複数の部分素子からなる。)を有する。当該アンテナ素子は、接地導体3に設けられた給電線4を介して、図示しない無線回路に接続される。基板2は、フレキシブルな材質で構成される場合もある。
アンテナ装置1に含まれる上記のアンテナ素子は、例えば図1において破線の楕円で囲まれた範囲の、基板2の導体パターンにより形成される。なお上記のアンテナ素子は、接地導体3の近傍にあるならば基板2の導体パターンでなくてもよい。給電線4は例えば同軸ケーブルであるが、他の種類の線材を用いてもよく、基板2の導体パターンによるコプレナー線路としてもよい。
次に図2を参照して、アンテナ装置1の主要な部分の構成を詳しく説明する。図2は、図1に示したアンテナ装置1の主要な部分の構成と形状を表す図である。アンテナ装置1に含まれる上記のアンテナ素子は、給電線4に接続される給電箇所10を含む第1部分素子11と、第1部分素子11から分岐した第2部分素子12と、無給電素子20を有する。
第1部分素子11は、接地導体3の端辺に対向する下側の辺(下辺)13と、接地導体3の端辺に交差する向きの左側の辺(左辺)14を含む周縁を有する面をなしている。給電箇所10は、第1部分素子11の下辺13の左側の一端(左端)の近傍に位置している。
第2部分素子12は、第1部分素子11の左辺14の給電箇所10から遠い側の一端(上端)である分岐箇所15において、第1部分素子11から分岐している。第2部分素子12は分岐箇所15から左向きに、すなわち給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右側の一端(右端)16への向きと略逆向きに形成されている。第2部分素子12の先端17は、開放されている。
無給電素子20は、一端が第1部分素子11の下辺13の右端16の近傍において接地導体3に接続された接地端21である。無給電素子20の他端は、第2部分素子12の先端17の近傍において開放された開放端22である。
図3ないし図5を参照して、アンテナ装置1が給電箇所10において給電されたときの高周波電流の経路のうちの3通りについて説明する。図3ないし図5の各々には、アンテナ装置1のアンテナ素子の形状を再掲している(接地導体3の図示は省略する。)。
図3は、アンテナ装置1が給電箇所10において給電されたときの給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右端16を経て右側の辺の上端までの高周波電流の分布経路を、両向きの矢印で表している。図3に表した経路に沿って高周波電流が分布することにより、アンテナ装置1を当該経路長が4分の1波長に相当する周波数(値をF3とする。)において共振させることができる。
図4は、アンテナ装置1が給電箇所10において給電されたときの給電箇所10から分岐箇所15を経て第2部分素子12の先端17までの高周波電流の分布経路を、両向きの矢印で表している。図4に表した経路に沿って高周波電流が分布することにより、アンテナ装置1を当該経路長が4分の1波長に相当する周波数(値をF4とする。)において共振させることができる。
図5は、アンテナ装置1が給電箇所10において給電されたときの無給電素子20における開放端22から接地端21までの高周波電流の分布経路を、両向きの矢印で表している。無給電素子20は、開放端21において近接する第2部分素子12の先端17に電圧結合し、図5に表した経路に沿って高周波電流が分布する。その結果、アンテナ装置1を当該経路長が4分の1波長に相当する周波数(値をF5とする。)において共振させることができる。
以上に説明したようなアンテナ装置1の構成、形状によれば、図3ないし図5の各々に表した高周波電流が分布する経路は互いに重複しないので、1つの経路長を変えて対応する共振周波数を変えたとしても、他の共振周波数に対する影響が小さい。すなわち、上記の各経路長によって定まる共振周波数の設定の独立性が高いという特徴がある。
上記の各経路長のうち、一例として図5に表した無給電素子20に沿うものが最長であるとすると、共振周波数F3、F4及びF5のうちF5が最も低い。F5相当の周波数を無給電素子以外の構成により実現するには、第1部分素子11のいずれかの箇所から先端開放の素子をさらに分岐させ、給電箇所10から当該先端までの経路長を周波数F5の4分の1波長相当とすることが考えられる。
しかし、上述したようにさらに素子を分岐させた場合には、当該さらに分岐させた素子の先端から第2部分素子12の先端17までの間で周波数F5とF4の中間の周波数において並列共振を生じ、広帯域化を妨げる可能性がある。アンテナ装置1は、最も低い周波数を無給電素子20の共振点に設定することによって、そのような問題を回避することができる。また、F5の3倍波の共振を利用して少なくともF4より高い共振周波数(=F5×3)を設定し、高周波数域における広帯域化を図ることも可能である。このような広帯域特性の面での実施例1の効果については、後で図6ないし図12を参照して具体的に説明する。
無給電素子20の開放端22は、上述したように第2部分素子12の先端17の近傍に設けられ、アンテナ装置1が給電箇所10において給電されたとき先端17に電圧結合する。電圧結合を確実にするために、開放端22と先端17の距離をある程度以下にすることが必要である。この条件は、開放端22と先端17の距離がアンテナ装置1を内蔵する無線装置の筐体の厚み方向に位置する場合、筐体の低姿勢化に寄与するという派生的な効果をもたらす。上記の開放端22と先端17の距離に関する条件については、後で図13ないし図15を参照して具体的に説明する。
図3に表した高周波電流の分布経路の一部が接地導体3の端辺に対向することから、第1部分素子11の下辺13と接地導体3の端辺の間隔は周波数F3の近傍の特性に影響することが考えられる。上記の第1部分素子11の下辺13と接地導体3の端辺の間隔に関する条件については、後で図16ないし図18を参照して具体的に説明する。
無給電素子20の接地端21は、上述したように第1部分素子11の下辺13の右端16の近傍に設けられる。接地端21を給電箇所10からある程度以上離隔することにより、上記の電圧結合に対して相殺的に作用する場合がある電流結合を抑制することが好ましい。上記の接地端21と給電箇所10の距離に関する条件については、後で図19ないし図21を参照して具体的に説明する。
図6は、アンテナ装置1の広帯域特性をシミュレーションにより評価するためのモデル(以下、モデル1という。)の形状と寸法を表す図である。図6は、図2に表したのと同じアンテナ装置1の構成及び形状の各部にモデルの条件として与えた寸法(単位はミリメートル(mm))を記入したものである。図6に表した符号10ないし12及び20は図2と共通であるが、図2に表したその他の符号は図6では煩雑を避けるため省略するものとし、図2を適宜参照する。
図6において、モデル1の第1部分素子11は接地導体3の端辺から1mm隔てて配設され、給電箇所10から下辺13の右端16までの長さは6.5mmである。また、接地導体3の端辺から左辺14の上端に当る分岐箇所15までの長さは6.5mmである。第2部分素子12の長さは図6には示していないが、次の段落で述べるように26mmである。
無給電素子20の接地端21は給電箇所10から10mm隔てて配設され、開放端22は接地導体3の端辺から8mm隔てて配設される。無給電素子20は横置きの逆L字型をなし、L字の水平、垂直の部分は対向する第1部分素子11の上側の端辺(又は第2部分素子12)、対向する第1部分素子11の右側の端辺にそれぞれ1.5mm、3.5mmの間隔を隔てて平行とする。L字の屈曲箇所から開放端22までの長さは36mmとし、開放端22は第2部分素子12の先端16と水平方向に揃うように位置する。したがって、第2部分素子12の長さは36mmから給電箇所10と接地端21の間隔10mmを差し引いた26mmである。
以上説明したモデル1の各部の寸法は、およそ1.5GHzから2.7GHzにわたる帯域と、およそ5GHzから8GHzにわたる帯域をカバーするように設定したものである。およそ1.5GHzから2.7GHzにわたる帯域は、全地球航法システム(GPS)、第3世代携帯電話(UHF帯を除く。)、無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)、WiMAX(登録商標)と呼ばれる高速無線通信等に利用される。およそ5GHzから8GHzにわたる帯域は、無線LAN、超広帯域無線(UWB)等に利用される。
図7は、特性比較の対象とするためアンテナ装置1から無給電素子20を取り去って構成したアンテナ装置1Aのモデル(以下、モデル1Aという。)の形状と寸法を表す図である。図7に示した構成を表す符号10ないし12及び他の各部を表す図示されない符号は、便宜上アンテナ装置1と共通とする。第1部分素子11及び第2部分素子12の形状、寸法及び接地導体3との位置関係は、図6を参照して説明したのと同じであるから説明を省略する。
図8は、アンテナ装置1から第1部分素子11を取り去ると共に、第2部分素子12に代えて給電箇所10まで逆L字型をなして延伸された逆L字型素子12Bを設けたアンテナ装置1Bのモデル(以下、モデル1Bという。)の形状と寸法を表す図である。その他の図8に示した構成を表す符号20及び他の各部を表す図示されない符号は、便宜上アンテナ装置1と共通とする。逆L字型素子12Bはアンテナ装置1の第1部分素子11の左辺14に相当する部分と第2部分素子12を合わせたものであり、それらと無給電素子20の形状、寸法及び接地導体3との位置関係は、図6を参照して説明したのと同じであるから説明を省略する。
図9は、図6ないし図8にそれぞれ表したモデル1、1A及び1Bの給電箇所10における電圧定在波比(VSWR)の周波数特性(1.2ないし3ギガヘルツ(GHz)の範囲)を表す図である。横軸は周波数、縦軸はVSWRを表す。実線、破線及び点線からなる曲線は、モデル1、1A及び1Bそれぞれのシミュレーションによって得られた特性を表す。
図10は、図6ないし図8にそれぞれ表したモデル1、1A及び1Bの給電箇所10におけるアンテナインピーダンスの虚数部の周波数特性(1.2ないし3GHzの範囲)を表す図である。横軸は周波数、縦軸はアンテナインピーダンスの虚数部を表す。実線、破線及び点線からなる曲線は、モデル1、1A及び1Bそれぞれのシミュレーションによって得られた特性を表す。
図10の曲線がゼロ値を横切るか又は接近する箇所と図9の曲線が極小となる箇所はほぼ一致しており、それらの箇所に対応する周波数が各モデルの共振周波数である。周波数の低い方から、初めにモデル1及び1Bが1.7GHz付近に共振周波数を有する。この周波数は、モデル1、1Bが共通に有する無給電素子20の共振周波数であって、図5を参照して説明した周波数F5に相当する。
次に、モデル1、1A及び1Bが2.3GHz付近に共振周波数を有する。この周波数は、各モデルに共通の給電箇所10から第2部分素子12の先端16までの線路(モデル1Bにおいては逆L字型素子12B)の共振周波数であって、図4を参照して説明した周波数F4に相当する。
上記のモデル1が1.7GHz付近に有する共振周波数を無給電素子ではなく第1部分素子11から分岐する別の部分素子によって実現しようとすると、前述した並列共振の効果により1.7GHzと2.3GHzの間の周波数においてインピーダンスが上昇しVSWRが劣化する可能性がある。モデル1は無給電素子20を用いているから並列共振を生じないので、当該周波数域で目立ったVSWRの劣化を見ることなく広帯域性が保たれている。
図11は、上述したモデル1、1A及び1Bの給電箇所10におけるVSWRの周波数特性(3ないし8GHzの範囲)を表す図である。横軸は周波数、縦軸はVSWRを表す。実線、破線及び点線からなる曲線は、モデル1、1A及び1Bそれぞれのシミュレーションによって得られた特性を表す。
図12は、上述したモデル1、1A及び1Bの給電箇所10におけるアンテナインピーダンスの虚数部の周波数特性(3ないし8GHzの範囲)を表す図である。横軸は周波数、縦軸はアンテナインピーダンスの虚数部を表す。実線、破線及び点線からなる曲線は、モデル1、1A及び1Bそれぞれのシミュレーションによって得られた特性を表す。
図12の曲線がゼロ値を横切るか又は接近する箇所と図11の曲線が極小となる箇所はほぼ一致しており、それらの箇所に対応する周波数が各モデルの共振周波数である。モデル1は5GHz付近に共振周波数を有し、この値は無給電素子20における基本波(1.7GHz付近)の3倍波に相当する。モデル1の無給電素子20は、このような3倍波の周波数を利用してアンテナ装置1の広帯域化に寄与することができる。
上記の無給電素子20における3倍波は、近接して配置され比較的近くに共振周波数を有する第1部分素子11を通じて励振されると考えられる。そのため、第1部分素子11を持たないモデル1Bの場合は、無給電素子20を有していても上記の3倍波の共振が見られない。
次に、モデル1、1A及び1Bが6.5ないし7GHz付近に共振周波数を有する。この周波数は、各モデルに共通の給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右端16を経て右側の辺の上端までの経路長により定まる共振周波数であって、図3を参照して説明した周波数F3に相当する。この共振周波数により、アンテナ装置1に5GHz帯よりさらに高い周波数帯までの広帯域性を持たせることができる。
図13は、第2部分素子12の先端17と無給電素子20の開放端22の距離がアンテナ装置1の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を、図6と同様に表す図である。
当該モデルは、給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右端16までの長さを8.5mmとし、かつ、横置きの逆L字型をなす無給電素子20の水平部分と該水平部分に平行な第1部分素子11の上側の端辺又は第2部分素子12との間隔(したがって、先端17と無給電素子20の開放端22の距離)をパラメータ“d”とする他は、図6に表したモデル1と同じである。
図14は、図13に表したモデルのパラメータdの値を2ないし5mmの範囲で与え、給電箇所10におけるVSWRの周波数特性(1.2ないし3GHzの範囲)をシミュレーションにより求めて表す図である。横軸は周波数、縦軸はVSWRを表す。実線、破線、点線及び一点鎖線からなる曲線は、それぞれdの値を2、3、4又は5mmとしたとき得られた特性を表す。
図15は、図13に表したモデルのパラメータdの値を2ないし5mmの範囲で与え、給電箇所10におけるアンテナインピーダンスの虚数部の周波数特性(1.2ないし3GHzの範囲)をシミュレーションにより求めて表す図である。横軸は周波数、縦軸はアンテナインピーダンスの虚数部を表す。実線、破線、点線及び一点鎖線からなる曲線は、それぞれdの値を2、3、4又は5mmとしたとき得られた特性を表す。
図14及び図15を参照すると、周波数1.5ないし1.6GHzの近傍で共振特性を得るためにはdの値が5mm以下(周波数F5=1.5GHzの40分の1波長相当)であることが必要で、さらには3mm以下であることが好ましい。
図16は、第1部分素子11の下辺13と接地導体3の端辺の間隔がアンテナ装置1の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を、図6と同様に表す図である。
当該モデルは、給電箇所10から第1部分素子11の下辺13の右端16までの長さを8.5mmとし、かつ、上記の接地端21と右端16の距離をパラメータ“g”とする他は、図6に表したモデル1と同じである。前述した周波数F3の当該モデルにおける値は、例えばg=2.5mmと仮定すると6GHzである。
図17は、図16に表したモデルのパラメータgの値を1ないし4mmの範囲で与え、給電箇所10におけるVSWRの周波数特性(3ないし8GHzの範囲)をシミュレーションにより求めて表す図である。横軸は周波数、縦軸はVSWRを表す。実線、破線、点線及び一点鎖線からなる曲線は、それぞれgの値を1、2、3又は4mmとしたとき得られた特性を表す。
図17を参照すると、gの値が3mm以上のときには周波数5GHzの前後と7GHz以上の帯域においてVSWRの値が4を超え、高周波数域における広帯域化の点で好ましくない。したがって、gの値を3mm(周波数F3=6GHzとしたときの20分の1波長相当)以下とすることが適切である。
図18は、図16に表したモデルにおいてgの値を1ないし3mmの範囲で与えたときの周波数3ないし8GHzにおけるスミス線図である。このようなgの値の範囲では共振点において整合の条件に比較的近いインピーダンス特性を得られることが分かる。また、gの値を大きくすることでスミスチャートの軌跡が右側に、gの値を小さくすることでスミスチャートの軌跡が左側に移動することから、gの値を調整することで、3ないし8GHzの帯域におけるインピーダンスを調整できることがわかる。
図19は、無給電素子20の接地端21と給電箇所10の距離がアンテナ装置1の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を、図6と同様に表す図である。
当該モデルの第1部分素子11は接地導体3の端辺から1mm隔てて配設され、給電箇所10から下辺13の右端16までの長さは後述するパラメータ“s”の値によって決まる。接地導体3の端辺から左辺14の上端に当る分岐箇所15までの長さは6.5mmである。
無給電素子20の接地端21は給電箇所10からパラメータ“s”で表す距離を隔てて配設され、開放端22は接地導体3の端辺から7.5mm隔てて配設される。無給電素子20は横置きの逆L字型をなし、L字の水平、垂直の部分は対向する第1部分素子11の上側の端辺又は第2部分素子12にそれぞれ1mm、2mmの間隔を隔てて平行とする。L字の屈曲箇所から開放端22までの長さは36mmとし、開放端22は第2部分素子12の先端16と水平方向に揃うように位置する。
図20は、図19に表したモデルのパラメータsの値を2ないし5mmの範囲で与え、給電箇所10におけるVSWRの周波数特性(1.2ないし2.4GHzの範囲)をシミュレーションにより求めて表す図である。横軸は周波数、縦軸はVSWRを表す。実線、破線、点線及び一点鎖線からなる曲線は、それぞれsの値を5、4、3又は2mmとしたとき得られた特性を表す。
図20は、図19に表したモデルのパラメータsの値を2ないし5mmの範囲で与え、給電箇所10におけるアンテナインピーダンスの虚数部の周波数特性(1.2ないし2.4GHzの範囲)をシミュレーションにより求めて表す図である。横軸は周波数、縦軸はアンテナインピーダンスの虚数部を表す。実線、破線、点線及び一点鎖線からなる曲線は、それぞれsの値を5、4、3又は2mmとしたとき得られた特性を表す。
図20及び図21を参照すると、周波数1.5ないし1.6GHzの近傍で共振特性を得るためにはsの値が2mm(周波数F5=1.5GHzの100分の1波長相当)以上であることが必要である。
なお、実施例1に対して、無給電素子20の開放端22が第2部分素子12の少なくとも一部(先端17を除く)の近傍において開放された変形例を考えることができる。このような変形例についても、無給電素子20を第2部分素子12に対して電圧結合させることができれば、以上に述べた実施例1についての説明が当てはまる。
本発明の実施例1によれば、第1部分素子、第2部分素子及び無給電素子を有するアンテナ装置を構成し、各部の形状、寸法及び位置関係を選ぶことにより、例えば1.5ないし2.7GHz帯及び5ないし8GHz帯のような広帯域にわたる特性を実現することができる。
以下、図22ないし図41を参照して、本発明の実施例2を説明する。実施例2は、実施例1に係るアンテナ装置1の各部の構成の複数の変形例からなる。以下、各変形例に対応する図面を参照して説明する。なお説明の便宜上、各変形例の主な構成は実施例1の対応する構成と同じ符号を付して、接地導体3、給電箇所10、第1部分素子11、第2部分素子12、無給電素子20のように表す。
図22に係る変形例は、実施例1に係るアンテナ装置1に付加的無給電素子40をさらに追加したものである。付加的無給電素子40は一端が給電箇所10の近傍において接地され、他端が開放されている。付加的無給電素子40は第1部分素子11の左辺の部分に電流結合し、全長によって定まる共振周波数を有する。図22に係る変形例は、付加的無給電素子40を設けることによって、実施例1に係るアンテナ装置1よりもさらに多共振化を図ることができる。
図23に係る変形例は、無給電素子20の全長を実施例1に係るアンテナ装置1の場合より伸ばして、先端を含む部分をメアンダ形に形成したものである。図23に係る変形例は、無給電素子20の全長を伸ばすことによって、実施例1に係るアンテナ装置1よりも低周波数域に共振点を持つことができる。
図24に係る変形例は、無給電素子20を折り返して先端を接地したものである。図24に係る変形例は、無給電素子20を折り返しモノポール型アンテナのように構成することによって、低周波数域におけるアンテナインピーダンスを高める等の折り返しモノポール的な特徴を持たせることができる。
図25に係る変形例は、無給電素子20の接地端から遠くない箇所を接地したものである。図25に係る変形例は、無給電素子20を逆F型アンテナのように構成することによって、低周波数域におけるアンテナインピーダンスの整合を改善する等の逆F型アンテナ的な特徴を持たせることができる。また、図26に係る変形例は図24及び図25にそれぞれ係る変形例の折衷例で、折り返しモノポール型と逆F型の中間的な特徴を持ち得る構成である。
図27又は図28に係る変形例は、無給電素子20の接地端から遠くない箇所を幅広に形成したものである。図26又は図27に表したように形成された無給電素子20も、接地端から開放端までの経路長によって定まる共振周波数を有する。
図29に係る変形例は、第2部分素子12の全長を実施例1に係るアンテナ装置1の場合より伸ばして先端を含む部分をメアンダ形に形成することにより、第2部分素子12の長さによって定まる共振周波数を実施例1に係るアンテナ装置1の場合よりも低周波数域側に移すことができる。
図30に係る変形例は、第2部分素子12を折り返して先端を接地したものである。図30に係る変形例は、第2部分素子12を折り返しモノポール型アンテナのように構成することによって、第2部分素子12の長さによって定まる共振周波数におけるアンテナインピーダンスを高める等の折り返しモノポール的な特徴を持たせることができる。また、図31に係る変形例は、図30に係る変形例の第2部分素子12の折り返し箇所の前後を短絡し、第1部分素子11に対してスタブとして作用するように構成したものである。
図32に係る変形例は、第2部分素子12の第1部分素子11から分岐した箇所から遠くない箇所を接地したものである。図32に係る変形例は、無給電素子20を逆F型アンテナのように構成することによって、第2部分素子12の長さによって定まる共振周波数におけるアンテナインピーダンスの整合を改善する等の逆F型アンテナ的な特徴を持たせることができる。図33に係る変形例は図30及び図32にそれぞれ係る変形例の折衷例で、折り返しモノポール型と逆F型の中間的な特徴を持ち得る構成である。
図34に係る変形例は、図29に係る変形例の第2部分素子12と給電箇所10の間を幅広に形成したものである。図35に係る変形例は、第1部分素子11を周縁部分だけで構成したものである。図36、図37又は図38に係る変形例は、第1部分素子11の形状を変形したものである。これらの変形例によっても、アンテナ装置1と同等の効果を得ることができる。
図39又は図40に係る変形例は、実施例1に係るアンテナ装置1に第3部分素子13をさらに追加したものである。第3部分素子13は第1部分素子11の周縁の1箇所から分岐し、先端が開放されている。図39又は図40に係る変形例は、第3部分素子13を設けることによって、実施例1に係るアンテナ装置1よりもさらに多共振化を図ることができる。
図41に係る変形例は、無給電素子20の全長を実施例1に係るアンテナ装置1の場合より伸ばして、接地端に近い部分をメアンダ形に形成したものである。図41に係る変形例は、無給電素子20の全長を伸ばすことによって、実施例1に係るアンテナ装置1よりも低周波数域に共振点を持つことができる。
以上に述べた変形例のほかにも、さまざまな変形例を考えることができる。また、以上に述べた変形例のうちからいくつかを組み合わせることによっても、他の変形例を構成することができる。また、一部に集中定数素子を装荷する等の変形も考えられる。
本発明の実施例2によれば、アンテナ装置の部分素子又は無給電素子の変形、追加又は組合せ等により実施例1に係るアンテナ装置と同等の効果を得ることができ、さらなる多共振化等の付加的効果を得ることもできる。
以上の各実施例の説明において、基板、接地導体、アンテナ素子の形状、構成、配置、シミュレーションの条件として与えた数値等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例1に係るアンテナ装置の構成を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の主要な部分の構成・形状を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置が給電されたときの高周波電流の分布経路を表す第1の図。 実施例1に係るアンテナ装置が給電されたときの高周波電流の分布経路を表す第2の図。 実施例1に係るアンテナ装置が給電されたときの高周波電流の分布経路を表す第3の図。 実施例1に係るアンテナ装置の広帯域特性をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を表す図。 実施例1と対比するため実施例1に係るアンテナ装置を変形したモデルの形状と寸法を表す第1の図。 実施例1と対比するため実施例1に係るアンテナ装置を変形したモデルの形状と寸法を表す第2の図。 実施例1に係るアンテナ装置の図6に表したモデルのVSWR−周波数特性(低周波数域)を、図8及び図9に表したモデルの特性と対比しつつシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図6に表したモデルのインピーダンス虚数部−周波数特性(低周波数域)を、図8及び図9に表したモデルの特性と対比しつつシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図6に表したモデルのVSWR−周波数特性(高周波数域)を、図8及び図9に表したモデルの特性と対比しつつシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図6に表したモデルのインピーダンス虚数部−周波数特性(高周波数域)を、図8及び図9に表したモデルの特性と対比しつつシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係る第2部分素子の先端と無給電素子の開放端の距離がアンテナ装置の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図13に表したモデルのVSWR−周波数特性を、図13に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図13に表したモデルのインピーダンス虚数部−周波数特性を、図13に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係る第1部分素子の下辺と接地導体の端辺の間隔がアンテナ装置の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図16に表したモデルのVSWR−周波数特性を、図16に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図16に表したモデルのスミス線図を、図16に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係る無給電素子の接地端と給電箇所の距離がアンテナ装置の周波数特性に及ぼす影響をシミュレーションにより評価するためのモデルの形状と寸法を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図19に表したモデルのVSWR−周波数特性を、図19に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の図19に表したモデルのインピーダンス虚数部−周波数特性を、図19に表した距離をパラメータとしてシミュレーションにより求めて表す図。 本発明の実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第1の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第2の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第3の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第4の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第5の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第6の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第7の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第8の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第9の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第10の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第11の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第12の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第13の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第14の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第15の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第16の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第17の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第18の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第19の構成・形状を表す図。 実施例2に係るアンテナ装置の主要な部分の第20の構成・形状を表す図。
符号の説明
1 アンテナ装置
2 基板
3 接地導体
4 給電線
10 給電箇所
11 第1部分素子
12 第2部分素子
13 下辺
14 左辺
15 分岐箇所
16 右端
17 先端
20 無給電素子
21 接地端
22 開放端

Claims (12)

  1. 基板に設けられた接地導体と、
    前記接地導体の端辺に対向する第1の辺と前記接地導体の端辺に交差する向きの第2の辺を含む周縁を有して面をなし、前記第1の辺の前記第2の辺に近い側の一端の近傍に給電箇所を有する第1の部分素子と、
    前記第2の辺の前記給電箇所から遠い側の一端の近傍において前記第1の部分素子から分岐すると共に前記給電箇所から前記第1の辺の他端への向きと略逆向きに形成され、かつ、先端が開放されてなる第2の部分素子と、
    一端が前記第1の辺の他端の近傍において前記接地導体に接続された接地端をなし、他端が前記第2の部分素子の少なくとも一部の近傍において開放された開放端をなす無給電素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記無給電素子の開放端は、前記第2の部分素子の少なくとも一部から前記無給電素子の共振周波数の40分の1波長相当以下の距離をおいて配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第2の部分素子の少なくとも一部は、前記第2の部分素子の開放された先端であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記無給電素子の接地端は、前記給電箇所から前記無給電素子の共振周波数の100分の1波長相当以上の距離をおいて前記接地導体に接続されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1の部分素子は、前記第1の辺と前記接地導体の端辺の間隔が前記給電箇所から前記第1の辺の他端までの距離を含む経路長によって定まる共振周波数の20分の1波長相当以下であるように配設されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  6. 一端が前記給電箇所の近傍において前記接地導体に接続され、他端が開放されてなる付加的無給電素子をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  7. 接地導体が設けられた基板と、
    前記接地導体の端辺に対向する第1の辺と前記接地導体の端辺に交差する向きの第2の辺を含む周縁を有して面をなすと共に前記第1の辺の前記第2の辺に近い側の一端の近傍に給電箇所を有する第1の部分素子と、前記第2の辺の前記給電箇所から遠い側の一端の近傍において前記第1の部分素子から分岐すると共に前記給電箇所から前記第1の辺の他端への向きと略逆向きに形成され、かつ、先端が開放されてなる第2の部分素子と、一端が前記第1の辺の他端の近傍において前記接地導体に接続された接地端をなすと共に他端が前記第2の部分素子の少なくとも一部の近傍において開放された開放端をなす無給電素子とを有してなるアンテナとを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  8. 前記アンテナは、前記無給電素子の開放端が前記第2の部分素子の少なくとも一部から前記無給電素子の共振周波数の40分の1波長相当以下の距離をおいて配設されたことを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  9. 前記第2の部分素子の少なくとも一部は、前記第2の部分素子の開放された先端であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の無線装置。
  10. 前記アンテナは、前記無給電素子の接地端が前記給電箇所から前記無給電素子の共振周波数の100分の1波長相当以上の距離をおいて前記接地導体に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  11. 前記アンテナは、前記第1の辺と前記接地導体の端辺の間隔が前記給電箇所から前記第1の辺の他端までの距離を含む経路長によって定まる共振周波数の20分の1波長相当以下であるように前記第1の部分素子が配設されたことを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  12. 前記アンテナは、一端が前記給電箇所の近傍において前記接地導体に接続され、他端が開放されてなる付加的無給電素子をさらに有してなることを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
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