JP2009182120A - 保持部材、保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、および保持部材を備えた電子部品 - Google Patents

保持部材、保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、および保持部材を備えた電子部品 Download PDF

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Abstract

【課題】電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で脚部がスルーホールから抜けてしまうことを防止した保持部材等を提供することを目的とする。
【解決手段】スルーホール51に押し込まれる一対の脚部20が、それぞれの先端に、互いに近づく向きに延び、基部10の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面25a,25bを有する爪24a,24bを備え、一対の脚部20がスルーホール51の長手方向両端の内面に接触しながらスルーホール51に押し込まれる過程で一対の脚部20の斜面25a,25bどうしが接触し互いに押し合って一対の脚部20の双方の先端に形成された爪24a,24bが斜面25a,25bに沿って斜めに進み、爪24a,24bがスルーホール51を貫通し基部10の板厚方向にスルーホール51よりも突出してスルーホール51の縁に引っ掛かる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれて電気回路基板に電子部品を保持する保持部材、このような保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、およびこのような保持部材を備えた電子部品に関する。
従来より、例えばコネクタのような電子部品を電気回路基板に実装する技術として、電子部品に取り付けた保持部材を電気回路基板に形成されたスルーホールに押し込むことによって電気回路基板に電子部品を保持する技術が知られている。また、電子部品を電気回路基板に強固に固定するために、保持部材は、電気回路基板にはんだ付けされる場合がある。
このような保持部材として、例えば、コネクタに固定される板状の基部からほぼ同じ向きに延び、板厚方向に弾性変位可能な広幅のばね片を有する、互いに対向する一対の脚部と、この一対の第1脚部どうしの間に一対の第1脚部と同一方向に延びる第2脚部とを備えた保持部材が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この保持部材によれば、はんだフロー工程で溶融はんだが第2脚部を伝ってスルーホール内に上昇し易く、はんだ付け後において、電気回路基板へのコネクタの取付け強度が高い。また、この保持部材は、スルーホールに押し込まれたときに、一対の脚部が板厚方向に弾性変形する。そして、この保持部材は、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、一対の脚部の外面がスルーホール内面に面接触することによって電気回路基板から脱落しないよう保持される。また、この保持部材は、スルーホールへの挿入(抜去)時にスルーホール内面を損傷しないという長所を有する。ところが、この保持部材は、脚部の弾性(ばね定数)を大きくすることが困難であるという短所をも有する。従って、この保持部材は、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態における保持力が小さい。そのため、例えば、その状態でコネクタをロボットで掴んで移動させるハンドリング時や、その状態でこの保持部材が強く引っ張られたときなどに、保持部材の脚部がスルーホールから抜けてしまうおそれがある。
特開2007−128772号公報
本発明は、上記事情に鑑み、電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で脚部がスルーホールから抜けてしまうことを防止した保持部材、このような保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、およびこのような保持部材を備えた電子部品を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の保持部材は、
電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれてその電気回路基板に電子部品を保持する保持部材であって、
上記電子部品に固定される板状の基部と、
上記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、上記スルーホールの内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備え、
上記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、上記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が上記スルーホールの内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる過程でその一対の脚部の上記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端がその斜面に沿って斜めに進み、その少なくとも一方の脚部の先端が上記スルーホールを貫通し上記基部の板厚方向にこのスルーホールよりも突出してこのスルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする。
本発明の保持部材は、スルーホールに押し込まれる一対の脚部が、それぞれの先端部分に斜面を有している。この斜面は、互いに近づく向きに延び、基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いたものである。そのため、一対の脚部がスルーホールの内面に接触しながら押し込まれる過程で、その斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端がその斜面に沿って斜めに進む。そして、その少なくとも一方の脚部の先端がスルーホールを貫通し基部の板厚方向にスルーホールよりも突出してスルーホールの縁に係止される。従って、本発明の保持部材によれば、電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって電気回路基板に保持され、一対の脚部がスルーホールから抜けてしまうことが防止される。
また、本発明の保持部材によれば、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって基部の板厚方向のぐらつきが抑制される。また、一対の脚部がスルーホールの内面に接触していることから、基部の幅方向のぐらつきも抑制される。
さらに、本発明の保持部材によれば、押し込まれる一対の脚部によってスルーホール内がほぼ埋められることとなるため、はんだフロー工程で溶融はんだが一対の脚部を伝ってスルーホール内に上昇し易い。また、スルーホール内の隙間にはんだが充填されるので、はんだ付け後の取付け強度は、従来の保持部材の取付け強度よりも高い。
ここで、本発明の保持部材は、上記一対の脚部が左右対称であって、この一対の脚部の双方の先端が、上記スルーホールに押し込まれたときに上記基部の板厚方向にこのスルーホールよりも突出してこのスルーホールの縁に係止されるものであることが好ましい。
このような好ましい形態によれば、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホールの縁に係止される双方の脚部の先端によって電気回路基板から脱落しないよう保持される。
また、本発明の保持部材のうちの上記一対の脚部の双方の先端がスルーホールの縁に係止される保持部材は、上記一対の脚部が、それぞれの、上記基部寄りの部分に、一部が切り欠かれて狭幅に形成され、上記斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進むときの捩れを受けて塑性変形する狭幅部を有するものであることがさらに好ましい。
このような好ましい形態によれば、一部が切り欠かれて狭幅に形成された狭幅部が塑性変形することによって、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、一対の脚部の双方の先端がスルーホールの縁に確実に係止される。また、斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進む、一対の脚部がスルーホールの内面に接触しながら押し込まれる過程で、このような狭幅部を有さない場合に比してその内面が一対の脚部から受ける力が小さく、その内面が損傷されにくい。
また、本発明の保持部材は、
「上記一対の脚部が上記スルーホールに押し込まれたときにその一対の脚部のうちの一方の脚部のみ、この一方の脚部の先端が、上記基部の板厚方向にこのスルーホールよりも突出してこのスルーホールの縁に係止されるものであって、
上記一方の脚部が、上記基部寄りの部分に、一部が切り欠かれて狭幅に形成され、上記斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進むときの捩れを受けて塑性変形する狭幅部を有するものである」
ことも好ましい形態である。
このような好ましい形態は、例えば、スルーホールが電気回路基板の端部近傍に設けられかつその端部に筐体が迫っており、一対の脚部のうちの一方の脚部の先端しか基部の板厚方向にスルーホールよりも突出させることができない場合などに有効である。また、このような好ましい形態によれば、一部が切り欠かれて狭幅に形成された狭幅部が塑性変形することによって、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、一方の先端がスルーホールの縁に確実に係止される。また、斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進む、一対の脚部がスルーホールの内面に接触しながら押し込まれる過程で、このような狭幅部を有さない場合に比してその内面が一対の脚部から受ける力が小さく、その内面が損傷されにくい。
さらに、本発明の保持部材は、当該保持部材は、表面が溶融はんだによって濡れる金属製であることが好ましい。
このような好ましい形態によれば、はんだフロー工程で、溶融はんだが、スルーホール内に上昇し易い。
また、上記目的を達成する本発明の実装構造は、
長孔のスルーホールが設けられた電気回路基板と、
上記スルーホールに押し込まれた脚部を有し、上記電気回路基板に電子部品を保持させる保持部材と、
上記脚部が押し込まれた状態の上記スルーホールを埋めて上記電気回路基板に上記保持部材を固定するはんだとを備えた実装構造であって、
上記保持部材は、
上記電子部品に固定される板状の基部と、
上記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、上記スルーホールの長手方向両端の内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備えたものであり、
上記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、上記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が上記スルーホールの内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる過程でその一対の脚部の上記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端がその斜面に沿って斜めに進み、その少なくとも一方の脚部の先端が上記スルーホールを貫通し上記基部の板厚方向にこのスルーホールよりも突出してこのスルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする。
ここで、本発明にいう電気回路基板にに設けられた「長孔のスルーホール」とは、例えば「楕円形のスルーホール」や「直線部を有する長円形のスルーホール」や「隅を丸めた長方形のスルーホール」や「卵型のスルーホール」など、「扁平形状のスルーホール」であればよく、いずれも含むものである。
本発明の実装構造は、本発明の保持部材を有する実装構造であるため、その保持部材の利点と同様に、保持部材を電気回路基板にはんだ付けして実装するにあたって、電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって電気回路基板に保持され、一対の脚部がスルーホールから抜けてしまうことが防止される。また、保持部材を電気回路基板にはんだ付けして実装するにあたって、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって基部の板厚方向のぐらつきが抑制される。また、保持部材を電気回路基板にはんだ付けして実装するにあたって、一対の脚部がスルーホールの内面に接触していることから、基部の幅方向のぐらつきも抑制される。さらに、保持部材を電気回路基板にはんだ付けして実装するにあたって、押し込まれる一対の脚部によってスルーホール内がほぼ埋められることとなるため、はんだフロー工程で溶融はんだが一対の脚部を伝ってスルーホール内に上昇し易く、電気回路基板と、保持部材の一対の脚部とが、スルーホール内を含む広い範囲で相互にはんだ付けされて、電気回路基板への電子部品の取付け強度が高い。
また、上記目的を達成する本発明の電子部品は、
長孔のスルーホールが設けられた電気回路基板に保持される電子部品であって、
上記スルーホールに押し込まれる脚部を有し、上記電気回路基板に上記電子部品を保持させる保持部材を備え、
上記保持部材は、
上記電子部品に固定される板状の基部と、
上記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、上記スルーホールの長手方向両端の内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備えたものであり、
上記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、上記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が上記スルーホールの内面に接触しながらこのスルーホールに押し込まれる過程でその一対の脚部の上記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端がその斜面に沿って斜めに進み、その少なくとも一方の脚部の先端が上記スルーホールを貫通し上記基部の板厚方向にこのスルーホールよりも突出してこのスルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする。
ここで、本発明にいう電気回路基板に設けられた「長孔のスルーホール」とは、例えば「楕円形のスルーホール」や「直線部を有する長円形のスルーホール」や「隅を丸めた長方形のスルーホール」や「卵型のスルーホール」や「長方形のスルーホール」など、「扁平形状のスルーホール」であればよく、いずれも含むものである。
本発明の電子部品は、本発明の保持部材を有する電子部品であるため、その保持部材の利点と同様に、電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって電気回路基板に保持され、一対の脚部がスルーホールから抜けてしまうことが防止される。また、スルーホールの縁に係止される脚部の先端によって基部の板厚方向のぐらつきが抑制される。また、一対の脚部がスルーホールの内面に接触していることから、基部の幅方向のぐらつきも抑制される。さらに、押し込まれる一対の脚部によってスルーホール内がほぼ埋められることとなるため、はんだフロー工程で溶融はんだが一対の脚部を伝ってスルーホール内に上昇し易く、はんだ付け後において、電気回路基板への電子部品の取付け強度が高い。
本発明によれば、電気回路基板表面を損傷することなく、スルーホールに押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で脚部がスルーホールから抜けてしまうことを防止した保持部材、このような保持部材が電気回路基板に実装された実装構造、およびこのような保持部材を備えた電子部品が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の保持部材についての一実施形態を示す外観図である。図1は、保持部材1を斜め上から見た斜視図である。また、図2において、(a)は正面図、(b)は底面図である。
また、図3〜図5は、保持部材1が電気回路基板50に設けられたスルーホール51に押し込まれる過程を示す図である。図3〜図5において、図3(a),図4(a),図5(a)は正面図、図3(b),図4(b),図5(b)は底面図である。
電気回路基板50には、あらかじめ、細長い(扁平な)開口を有するスルーホール51が形成されており、スルーホール51の内面およびスルーホール51近傍の電気回路基板50上には、図示しない銅めっき層が形成されている。電気回路基板50の典型的な厚さは、1.2mm〜1.6mmである。尚、スルーホール51は長孔であればよく、例えば「楕円形のスルーホール」や「直線部を有する長円形のスルーホール」や「隅を丸めた長方形のスルーホール」や「卵型のスルーホール」や「長方形のスルーホール」など、「扁平形状のスルーホール」であればよい。
保持部材1は、電気回路基板50に設けられたスルーホール51に実装面50a側から押し込まれて電気回路基板50にコネクタを保持するものである。保持部材1は、銅合金、例えば真ちゅう製の板が、打抜き、印圧及び曲げ加工されることにより形成されている。また、保持部材1には、表面が溶融はんだによって濡れるように、例えば錫めっき処理が施されている。尚、保持部材1のめっき処理は、錫めっき処理に限らず、例えばはんだめっき処理や金めっき処理などでもよい。保持部材1は、基部10と、一対の脚部20(20a,20b)とから構成されている。
基部10は、矩形状の一辺から下向きに突出した突出部16を有する。基部10の側縁11には、突起12が設けられている。基部10は、コネクタの絶縁ハウジングの側面に設けられた溝に圧入されて固定される。突起12は抜止めのためのものである。また、基部10の上端の折曲部14には、突起15が設けられている。この突起15も、突起12と同様に抜止めのためのものであって、コネクタの絶縁ハウジングへの取付け方に応じて、突起12と突起15のいずれを用いても良い。また、基部10には、曲げモーメントに対する強度を高めるためのリブ13が、印圧加工により形成されている。基部10のうちの、矩形状の一辺から下向きに突出した突出部16からは、一対の脚部20(20a,20b)が、互いにほぼ同じ向きに延びている。
一対の脚部20は、電気回路基板50に設けられたスルーホール51に、スルーホール51の長手方向両端の内面に接触しながら押し込まれる部分である。一対の脚部20のうち、一方の脚部20aは、突出部16の一端側から細長く延びる板が曲げ形成されたものである。一方の脚部20aは、突出部16から延びる過渡部21aと、過渡部21aから連続して延びる嵌入部22aとから構成されている。嵌入部22aは、スルーホール51に押し込まれる部分である。過渡部21aは、さらに、突出部16からU字状に折り返されて延び、電気回路基板50の実装面50a(図3参照)、および突出部16の双方にほぼ平行である。嵌入部22aは、過渡部21aから下方に向かってほぼ直角に曲げられて延び、突出部16および実装面50a(図3参照)の双方にほぼ垂直である。また、過渡部21aと嵌入部22aとの境界部分に、一部が切り欠かれて狭幅に形成された狭幅部23aが備えられている。
一対の脚部20のうち、他方の脚部20bは、突出部16の他端側から延び、一方の脚部20aと対称の形状を有している。すなわち、他方の脚部20bも一方の脚部20aと同様に、過渡部21bと嵌入部22bとから構成されている。そして、過渡部21bと嵌入部22bとの境界部分に狭幅部23bが備えられている。
一対の脚部20(20a,20b)は、嵌入部22a,22bで互いにほぼ同じ向きに延びている。また、一対の脚部20(20a,20b)は、それぞれの先端に、斜面25a,25bを有する爪24a,24bが形成されている。この斜面25a,25bは、互いに近づく向きに延び、基部10の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いて、互いに乗り上がったものである。そのため、一対の脚部20がスルーホール51の長手方向両端の内面に接触しながら押し込まれる過程で、斜面25a,25bどうしが接触し互いに押し合って一対の脚部20の双方の先端に形成された爪24a,24bが斜面25a,25bに沿って斜めに進む。そして、爪24a,24bが、スルーホール51を貫通し基部10の板厚方向にスルーホール51よりも突出してスルーホール51の縁に引っ掛かる。
狭幅部23a,23bは、斜面25a,25bどうしが接触し互いに押し合って斜めに進むときの捩れを受けて塑性変形する部分であって、この塑性変形によって双方の爪24a,24bによる引っ掛かりが固定する。
本実施形態の保持部材1によれば、電気回路基板50表面を損傷することなく、スルーホール51に押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホール51の縁に引っ掛かる一対の脚部20の双方の先端に形成された爪24a,24bによって電気回路基板50に保持され、一対の脚部20がスルーホール51から抜けてしまうことが防止される。
また、本実施形態の保持部材1によれば、一部が切り欠かれて狭幅に形成された狭幅部23a,23bが塑性変形することによって、スルーホール51に押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、一対の脚部20の双方の先端に形成された爪24a,24bがスルーホール51の縁に確実に引っ掛かる。また、斜面25a,25bどうしが接触し互いに押し合って斜めに進む、一対の脚部20がスルーホール51の長手方向両端の内面に接触しながら押し込まれる過程で、このような狭幅部23a,23bを有さない場合に比してその内面が一対の脚部20から受ける力が小さく、その内面が損傷されにくい。
スルーホール51に挿入された保持部材1は、はんだフロー工程において、コネクタの端子と共に電気回路基板50にはんだ付けされる。そして、本実施形態の保持部材1によれば、押し込まれる一対の脚部20によってスルーホール51内がほぼ埋められることとなるため、はんだフロー工程で溶融はんだが一対の脚部20を伝ってスルーホール51内に上昇し易い。また、スルーホール51内の隙間にはんだが充填されるので、はんだ付け後の取付け強度は、従来の保持部材の取付け強度よりも高い。
続いて、保持部材1が電気回路基板50にはんだにより固定された実装構造を、はんだフロー工程によりはんだ付けが行われる過程とともに説明する。
図6は、上述の保持部材1が、はんだによって電気回路基板50に固定された実装構造60を示す図であって、図5の(b)に示す6−6線における断面図である。
また、図6は、保持部材1が電気回路基板50にはんだによって固定された実装構造60を示すと同時に、はんだフロー工程で、溶融はんだが電気回路基板50と保持部材1とに付着する様子も示している。ここで、はんだフロー工程での溶融状態にあるはんだ、および固化した状態にあるはんだの双方に同一の符号61を付して説明する。
はんだフロー工程では、保持部材1がスルーホール51に押し込まれた状態で、電気回路基板50のはんだ面50bが、溶融はんだ61に浸される。すると、スルーホール51の内面51aおよびスルーホール51近傍の実装面50aに形成されている銅めっき層(図示しない)と、保持部材1とが、いずれも溶融はんだ61で濡れる。溶融はんだ61は、一対の脚部20(20a,20b)の表面およびスルーホール51の内面51aを伝って、スルーホール51内を上昇する。上述したように、押し込まれた一対の脚部20によってスルーホール51内がほぼ埋められることとなるため、溶融はんだ61は、毛細管現象によっても吸い上げられる。やがて、スルーホール51内に吸い上げられた溶融はんだ61は、一対の脚部20(20a,20b)の表面を伝って上昇する。
この結果、図6に示すように、溶融はんだ61は、スルーホール51を完全に埋め、さらに、スルーホール51から電気回路基板50の実装面50a上に吸い上げられる。そして、電気回路基板50の実装面50a上には、一対の脚部20(20a,20b)と、電気回路基板50の実装面50aとにまたがるはんだフィレットが形成される。
実装構造60は、はんだフロー工程の後に、溶融はんだ61が冷えて固化することにより形成される。電気回路基板50のはんだ面50b上には、はんだ61により、一対の脚部20(20a,20b)とはんだ面50bとにまたがるはんだフィレットが形成され、さらに、実装面50a上にも、一対の脚部20(20a,20b)と実装面50aとにまたがるはんだフィレットが形成されている。なお、図6に示す実装構造60が、本発明の実装構造の一例に相当する。
本実施形態の実装構造60によれば、電気回路基板50と、保持部材1の一対の脚部20(20a,20b)とが、相互にはんだ付けされるため、保持部材1が、電気回路基板50に強固に固定される。つまり、保持部材1を備えるコネクタは、はんだ付け工程を経ることによって電気回路基板50に強固に固定される。
続いて、保持部材により電気回路基板に保持されるコネクタについて説明する。
図7および図8は、本発明の電子部品の一実施形態であるコネクタ80を示す図である。図7はコネクタ80を斜め後方から見た斜視図である。また、図8において、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。
コネクタ80は、電子機器に内蔵される電気回路基板に実装され、対となる他のコネクタ(図示しない)と嵌合することにより、電気回路基板上の回路と、他の回路とを電気的に接続するものである。
コネクタ80は、上述した保持部材1と、電気回路基板上の回路と接続するコンタクト81と、保持部材1およびコンタクト81を固定するハウジング82とを備えている。保持部材1の基部10が、コネクタ80に設けられた溝83に圧入されることで、保持部材1がコネクタ80に取付けられる。
図9は、図7および図8に示すコネクタ80が、電気回路基板50に保持された状態を示す図である。
保持部材1がスルーホール51に押し込まれることにより、コネクタ80が、電気回路基板50に保持される。この状態の電気回路基板50がはんだフロー工程を経ると、保持部材1は、電気回路基板50にはんだ付けされる。
本実施形態のコネクタ80によれば、電気回路基板50表面を損傷することなく、スルーホール51に押し込まれただけでまだはんだ付けされていない状態で、スルーホール51の縁に引っ掛かる一対の脚部20の双方の先端に形成された爪24a,24bによって電気回路基板50に保持される。すなわち、一対の脚部20がスルーホール51から抜けてしまうことが防止される。
尚、本実施形態では、本発明の電子部品の一例としてコネクタ80を説明したが、本発明は、これに限るものではなく、保持部材により電気回路基板に保持される他の電子部品にも適用される。
また、本実施形態のコネクタ80については、まず、コネクタ80に保持部材1が取付けられた後に、はんだフロー工程においてはんだ付けされる例を説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、まず図6に示すように、保持部材1が電気回路基板50にはんだ付けされた後に、保持部材1がコネクタ80に固定されることとしてもよい。
また、本実施形態では、はんだフロー工程によりはんだ付けされる例を説明したが、本発明は、これに限るものではない。はんだ付けは、例えば、はんだペーストをスルーホール内に予め充填することにより、はんだリフロー工程で行うことや、半田ごてによるはんだ付け(いわゆる手はんだ)工程で行うことも可能である。
また、本実施形態では、保持部材1は、錫めっき処理が施された真ちゅう製であるとして説明したが、本発明はこれに限るものではない。保持部材は、表面が溶融はんだによって濡れる金属製であればよく、例えば、本実施形態の保持部材のように真ちゅうなどといった銅合金製であれば、錫めっき処理を省略することができる。
また、本実施形態では、一対の脚部が左右対称であって、この一対の脚部の双方の先端が、スルーホールに押し込まれたときに基部の板厚方向にスルーホールよりも突出してスルーホールの縁に引っ掛かる例を挙げて説明したが、本発明にいう一対の脚部は、これに限られるものではなく、一対の脚部がスルーホールに押し込まれたときに一対の脚部のうちの一方の脚部のみ、この一方の脚部の先端が、基部の板厚方向にスルーホールよりも突出してスルーホールの縁に引っ掛かるものであってもよい。
本発明の保持部材についての一実施形態を示す外観斜視図である。 本発明の保持部材についての一実施形態を示す正面図および底面図である。 保持部材が電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれる過程を示す正面図および底面図である。 保持部材が電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれる過程を示す正面図および底面図である。 保持部材が電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれる過程を示す正面図および底面図である。 はんだフロー工程により、保持部材が電気回路基板にはんだにより固定された実装構造を示す断面図である。 本発明の電子部品の一実施形態であるコネクタを示す斜視図である。 本発明の電子部品の一実施形態であるコネクタを示す側面図および正面図である。 図6および図7に示すコネクタが、電気回路基板に保持された状態を示す図である。
符号の説明
1 保持部材
10 基部
11 側縁
12 突起
13 リブ
14 折曲部
15 突起
16 突出部
20 一対の脚部
20a 一方の脚部
20b 他方の脚部
21a,21b 過渡部
22a,22b 嵌入部
23a,23b 狭幅部
24a,24b 爪
25a,25b 斜面
50 電気回路基板
50a 実装面
50b はんだ面
51 スルーホール
51a 内面
60 実装構造
61 溶融はんだ、はんだ
80 コネクタ
81 コンタクト
82 ハウジング
83 溝

Claims (7)

  1. 電気回路基板に設けられたスルーホールに押し込まれて該電気回路基板に電子部品を保持する保持部材であって、
    前記電子部品に固定される板状の基部と、
    前記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、前記スルーホールの内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備え、
    前記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、前記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が前記スルーホールの内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる過程で該一対の脚部の前記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端が該斜面に沿って斜めに進み、該少なくとも一方の脚部の先端が前記スルーホールを貫通し前記基部の板厚方向に該スルーホールよりも突出して該スルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする保持部材。
  2. 前記一対の脚部が左右対称であって、該一対の脚部の双方の先端が、前記スルーホールに押し込まれたときに前記基部の板厚方向に該スルーホールよりも突出して該スルーホールの縁に係止されるものであることを特徴とする請求項1記載の保持部材。
  3. 前記一対の脚部が、それぞれの、前記基部寄りの部分に、一部が切り欠かれて狭幅に形成され、前記斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進むときの捩れを受けて塑性変形する狭幅部を有するものであることを特徴とする請求項2記載の保持部材。
  4. 前記一対の脚部が前記スルーホールに押し込まれたときに該一対の脚部のうちの一方の脚部のみ、該一方の脚部の先端が、前記基部の板厚方向に該スルーホールよりも突出して該スルーホールの縁に係止されるものであって、
    前記一方の脚部が、前記基部寄りの部分に、一部が切り欠かれて狭幅に形成され、前記斜面どうしが接触し互いに押し合って斜めに進むときの捩れを受けて塑性変形する狭幅部を有するものであることを特徴とする請求項1記載の保持部材。
  5. 当該保持部材は、表面が溶融はんだによって濡れる金属製であることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の保持部材。
  6. 長孔のスルーホールが設けられた電気回路基板と、
    前記スルーホールに押し込まれた脚部を有し、前記電気回路基板に電子部品を保持させる保持部材と、
    前記脚部が押し込まれた状態の前記スルーホールを埋めて前記電気回路基板に前記保持部材を固定するはんだとを備えた実装構造であって、
    前記保持部材は、
    前記電子部品に固定される板状の基部と、
    前記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、前記スルーホールの長手方向両端の内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備えたものであり、
    前記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、前記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が前記スルーホールの内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる過程で該一対の脚部の前記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端が該斜面に沿って斜めに進み、該少なくとも一方の脚部の先端が前記スルーホールを貫通し前記基部の板厚方向に該スルーホールよりも突出して該スルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする実装構造。
  7. 長孔のスルーホールが設けられた電気回路基板に保持される電子部品であって、
    前記スルーホールに押し込まれる脚部を有し、前記電気回路基板に前記電子部品を保持させる保持部材を備え、
    前記保持部材は、
    前記電子部品に固定される板状の基部と、
    前記基部から互いにほぼ同じ向きに延び、前記スルーホールの長手方向両端の内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる一対の脚部とを備えたものであり、
    前記一対の脚部が、それぞれの先端部分に、互いに近づく向きに延び、前記基部の幅方向に対し互いに逆方向に斜めに向いた斜面を有し、当該一対の脚部が前記スルーホールの内面に接触しながら該スルーホールに押し込まれる過程で該一対の脚部の前記斜面どうしが接触し互いに押し合って少なくとも一方の脚部の先端が該斜面に沿って斜めに進み、該少なくとも一方の脚部の先端が前記スルーホールを貫通し前記基部の板厚方向に該スルーホールよりも突出して該スルーホールの縁に係止されるものであること特徴とする電子部品。
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