JP2009182072A - 半導体発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミックからなる基板とシリコーン樹脂からなるモールド部材の接合力を向上させた半導体発光装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2層以上の積層体として形成されるセラミック基板101に直径が異なる2つの孔105、106を設ける。2つの孔105、106は、それらの中心で略一致した位置に設けられ、第1の孔105が、セラミック基板101のLEDチップ104がダイボンディングされる層に形成され、第2の孔106が、第1の孔105が形成される層の下層に形成される。この孔105、106にシリコーン樹脂120が流れ込むことにより、セラミック基板101内にシリコーン樹脂120の楔形状が形成され、セラミック基板101とシリコーン樹脂120の接合力が大幅に向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種インジケータ、光センサー、ディスプレイ、ホトカプラ、バックライト光源や光プリンタヘッドなどに利用される半導体発光装置に係わり、特に、使用環境によらず安定した光電変換特性を有する半導体発光装置に関するものである。
半導体発光装置の一種である発光ダイオード(LED)を用いた半導体発光装置は、電球などと比べ小型化が可能であり、on/off時の応答速度が速く、しかも振動に強いなどの諸特性を有することから種々の分野に応用されている。半導体発光装置としてチップタイプLEDの模式正面図を図6、また模式側面図を図7に示す。図6及び図7においては、セラミック基板401上に外部と導通可能な第1の電極402及び第2の電極403を有し、LEDチップ404をセラミック基板上に実装し、その上に樹脂モールドしたものである、また、図8は、更に樹脂やセラミックなどの材質で形成されたパッケージ430を有するものである。
具体的には、図6において、LEDチップ404は、外部に導通可能な第1の電極402と第2の電極403を有するセラミック基板401の第1の電極402上にAgペースト408などでダイボンディングされ、更に、LEDチップ404上に設けられた電極とセラミック基板の第2の電極403と金線412によりワイヤボンディングされている。そして、塵埃などからLEDチップ404を保護すると共に上部への光取出し効率を向上する目的で、透光性の樹脂材料420でモールドされている。なお、モールドする樹脂材料420には光散乱材や発光色を他色に変換する蛍光体を混入する場合がある。又、図8においては、セラミック基板401とパッケージ430が接着された後に、LEDチップ404をセラミック基板401の第1の電極402上にAgペースト408などでダイボンディングし、更に、LEDチップ404上に設けられた電極とセラミック基板の第2の電極403と金線412によりワイヤボンディングされた後に、透光性の樹脂材料420でモールドされている。
ところで、LEDチップをモールドする樹脂材料への要求特性には、(1)高い光透過性を有すること、(2)耐候性に優れていること、(3)セラミック基板やパッケージとの密着性に優れていることなどがあり、現在のところ1種類で全ての特性を満足する樹脂は存在しない。一般的に、エポキシ樹脂が多くの場合に使用されているが、耐熱性及び耐紫外線特性が悪いという問題があり、その代替として、上記(1)から(3)の特性を比較的満足するモールド材料としてシリコーン樹脂が用いられることが検討され、一部商品化されている。しかしながら、シリコーン樹脂は、セラミック基板やパッケージとの接着力が弱い、つまり、シリコーンとセラミックは化学結合するのではなく単に密着しているだけの状態であるため、繰り返し応力が掛かった場合に、シリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離が発生し、モールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落するという問題があった。
上記問題を解決する手段として特開平11−74561には、パッケージ部材がシリコーン樹脂であると共に、パッケージ部材がモールド部材を保持する保持手段を設けること、すなわち、シリコーン樹脂の低接着性をパッケージ形状で改善する方法が示されている。
特開平11−74561号公報
しかし、特許文献1の方法は、パッケージ部材を用いない場合のシリコーン樹脂を用いた半導体発光装置に適用することはできない。また、パッケージ部材を用いた場合であっても、例えば、特許文献1の図3(b)や(c)の場合には、パッケージ内部にモールド部材を保持する保持手段を設けるため、保持手段で光の乱反射を生じ、LEDチップからの発光を効率的に外部に取出すことができないという問題が依然として内在していた。特許文献1の図3(c)の場合を図9として示す。図9は、図8のパッケージ430の替わりに保持手段531を有するパッケージ530を用いるものであり、図8における透光性樹脂としてシリコーン樹脂を用いたものである。
そこで、本発明は、セラミックからなる基板とシリコーン樹脂からなるモールド部材の接合力を向上させた半導体発光装置を提供することを目的とし、更にはパッケージ部材を用いた場合においてもLEDチップからの発光を効率的に外部に取出すことができる半導体発光装置を提供することを目的としている。
このため、上記課題を解決するために請求項1の本発明は、半導体発光素子と、半導体発光素子と電気的に接続し、外部と導通可能な第1の電極及び第2の電極を有するセラミック基板と、セラミック基板上で半導体発光素子をモールドするシリコーン樹脂とを有する半導体発光装置であって、セラミック基板には、シリコーン樹脂と基板の接合強度を高めるための楔形状が施されていることを特徴とする半導体発光装置である。
請求項1の本発明では、セラミック基板にシリコーン樹脂と基板の接合強度を高めるための楔形状が施されているので、楔形状によって、たとえ繰り返し応力が掛かった場合にもシリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離やモールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがない。
請求項2の本発明は、請求項1に記載の半導体発光装置は、更に開口部を有するパッケージを有することを特徴とする半導体発光装置である。
請求項2の本発明では、開口部を有するパッケージを有する場合であってもセラミック基板にシリコーン樹脂と基板の接合強度を高めるための楔形状が施されているので、請求項1と同様に楔形状によって、たとえ繰り返し応力が掛かった場合にもシリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離やモールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがない。また、パッケージ面に加工する必要がないため、パッケージの開口部による反射を有効に活用することができ、LEDチップからの発光を効率的に外部に取出すことができる。
請求項3の本発明は、セラミック基板に施された楔形状は、セラミック基板の半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられる第1の孔と第2の孔からなり、第1の孔と第2の孔の位置は、それらの中心点において略一致し、更に、第1の孔より第2の孔の方が大きく、かつ、セラミック基板の半導体発光素子を実装する面に存在する孔が第1の孔であることを特徴と半導体発光装置である。
請求項3の本発明では、セラミック基板に設ける楔形状がセラミック基板の半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられる第1の孔と第2の孔からなり、第1の孔と第2の孔の位置は、それらの中心点において略一致し、更に、第1の孔より第2の孔の方が大きく、かつ、セラミック基板の半導体発光素子を実装する面に存在する孔が第1の孔となっているため、たとえ繰り返し応力が掛かった場合にもシリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離やモールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがない。
請求項4の本発明は、セラミック基板は、少なくとも2層以上のセラミックの積層体で構成され、第1の孔は、積層体の内、半導体発光素子が実装される層に設けられ、第2の孔は、半導体発光素子が実装される層の下に存在する層に設けられることを特徴とする半導体発光装置である。
請求項4の本発明では、セラミック基板が、少なくとも2層以上のセラミックの積層体で構成されているので、各々の積層体に予め所望の形状の孔を開けておき、後にそれらを積層することによりセラミック基板に楔形状を設けることができ、繰り返し応力が掛かった場合にもシリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離やモールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがなく、かつ、生産性に富んだ半導体発光装置を製造することができる。
請求項5の本発明は、セラミック基板に施された楔形状は、セラミック基板の半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられ、かつ下方に向って拡開させるべく側面を傾斜させた形状であることを特徴とする半導体発光装置である。
請求項5の本発明では、セラミック基板に施された楔形状がセラミック基板の半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられ、かつ下方に向って拡開させるべく側面を傾斜させた形状を有しているため、楔形状によって、たとえ繰り返し応力が掛かった場合にもシリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離やモールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがない。
請求項6の本発明は、セラミック基板に施された楔形状は、セラミック基板上における半導体発光素子と電気的に接続する第1及び第2の電極の形成方向を軸とした場合に、この軸に対し、略線対称の位置に形成されることを特徴とする半導体発光装置である。
請求項6の本発明では、セラミック基板に施された楔形状は、セラミック基板上における半導体発光素子と電気的に接続する第1及び第2の電極の形成方向を軸とした場合に、軸と略線対称の位置に形成されているため、セラミック基板上に半導体発光素子をダイボンディングやワイヤボンディンなど実装する場合にも楔形状が邪魔をすることがない。また、楔形状がセラミック基板上の第1及び第2の電極の形成方向を軸とした場合に、軸と略線対称の位置に設けられているので、シリコーン樹脂が硬化する際の半導体発光素子やワイヤーボンディングの金線にかかる応力が均等となり、半導体発光素子製造時の初期不良の発生を防止することができる。
本発明の構成とすることにより、加熱、外力などの繰り返し応力が掛かった場合に、シリコーン樹脂とセラミックとの界面での剥離が発生し、モールド樹脂であるシリコーン樹脂及び/又はLEDチップが脱落することがなく、更には、車載用など振動、ヒートサイクルの厳しい環境下においても使用可能な半導体発光装置を構成することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施の形態を、図1及び図2に基づき説明する。図1は、半導体発光装置100としてのチップタイプLEDの模式正面図、図2は、そのA−A断面における模式断面図である。
(セラミック基板101)セラミック基板101は、アルミナを主成分とするセラミックを用い、図2に示すように、3層の積層体で形成されている。3層のセラミックの内のLEDチップ104がボンディングされる層に直径が0.3〜1.5mmのスルーホールからなる第1の孔105、その下の層に直径が第1の孔105より大きい約0.4〜2.5mmのスルーホールからなる第2の孔106が第1の孔105と第2の孔106の中心が略一致する位置に形成され、3層を積層し、焼成することにより、セラミック基板101内に楔形状107が形成される。その後、スクリーン印刷やメッキにより、第1の電極102と第2の電極103を形成する。なお、本実施の形態では、楔形状を第1の電極102及び第2の電極103の形成方向を軸とした場合に、軸に対し、略線対称の位置にある2ヶ所に設けたが、後にモールドされるシリコーン樹脂120内で第1の電極102及び第2の電極103を除く場所であれば、それ以上設けてもよい。楔形状107の数が多いほどセラミック基板101とシリコーン樹脂120の接合力は増加する。
(LEDチップ104)LEDチップ104は、サファイア基板上にMOVPE法を用いて形成され、窒化インジウムガリウム(InGaN)を発光層とする窒化ガリウム系化合物半導体を複数層積層したものを用いた。なお、本発明においては、他にMOVPE法などにより基板上に窒化ガリウム(GaN)、ガリウム燐(GaP)、ガリウム砒素燐(GaAsP)、ガリウムアルミニウムインジウム燐(GaAlInP)、や窒化インジウムアルミニウムガリウム(InGaAlN)などを発光層として形成されたものも適用できる。また、基板が導電体のものを用いた場合は、基板下部に電極を形成することにより、セラミック基板101に形成される第1の電極102との導通が確保されるため、金線110による第1の電極102へのワイヤボンディングは不要となる。
(LEDチップ104の実装)LED104をセラミック基板101の第1の孔105が存在する側の第1の電極102上の所定の位置にAgペースト108を介してダイボンディングする。Agペースト108が硬化した後に、LEDチップ104上に形成された電極109と金線110により第1の電極102にワイヤボンディングする。そして、LEDチップ104上に形成された電極111と金線112により、セラミック基板101上に形成された第2の電極103にワイヤボンディングする。
(シリコーン樹脂120によるモールド)ポッティング法やトランスファ成形法を用いてセラミック基板101上に、LEDチップ104、金線110、112、楔形状107を覆う部分をシリコーン樹脂120によりモールドし、硬化させる。その際には、楔形状107にシリコーン樹脂120がスムーズに、かつ確実に封入されるように超音波などを併用するとよい。また、楔形状107のみにシリコーン樹脂120を封入した後に、LEDチップ104、金線110、112、楔形状107を覆う部分を更にモールドしてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施の形態を、図3及び図4に基づき説明する。図3は、パッケージを有する半導体発光装置200の模式正面図、図4は、そのB−B断面における模式断面図である。
(セラミック基板201)セラミック基板201は、アルミナを主成分とするセラミックを用い、図4に示すように、3層の積層体で形成されている。3層のセラミックの内のLEDチップ204がボンディングされる層に直径が約0.3〜1.5mmのスルーホールからなる第1の孔205、その下の層に直径が第1の孔205より大きい約0.4〜2.5mmのスルーホールからなる第2の孔206が第1の孔205と第2の孔206の中心が略一致する位置に形成され、3層を積層し、焼成することにより、セラミック基板201内に楔形状207が形成される。その後、スクリーン印刷やメッキにより、第1の電極202と第2の電極203を形成する。なお、本実施の形態では、楔形状を第1の電極202及び第2の電極203の形成方向を軸とした場合に、軸に対し、略線対称の位置にある2ヶ所に設けたが、後に接合されるパッケージ230内で第1の電極202及び第2の電極203を除く場所であれば、それ以上設けてもよい。楔形状207の数が多いほどセラミック基板201とシリコーン樹脂240の接合力は増加する。
(パッケージ230の接着)パッケージ230は、アルミナを主成分とするセラミックを用い、セラミック基板201の上に開口部を有する焼成前のパッケージ230をLEDチップ204がダイボンディングされる位置を中心として位置を合わせ、焼成してセラミック基板と接合させる。
(LEDチップ204の実装)LED204をセラミック基板201の第1の孔205が存在する側の第1の電極202上にAgペースト208を介してダイボンディングする。Agペーストが硬化した後に、LEDチップ204上に形成された電極209と金線210により第1の電極202にワイヤボンディングする。そして、LEDチップ204上に形成された電極211と金線212により、セラミック基板201上に形成された第2の電極203にワイヤボンディングする。
(シリコーン樹脂220によるモールド)ポッティング法を用いてパッケージ230の開口部であり、セラミック基板201上に、シリコーン樹脂220を滴下し、硬化させる。その際には、楔形状207にシリコーン樹脂220がスムーズに、かつ確実に封入されるように超音波などを併用するとよい。また、楔形状のみにシリコーン樹脂220を滴下して硬化させた後に、更に滴下してもよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施の形態を、図5に基づき説明する。本発明の第3実施の形態は、図1において異なる楔形状を有する半導体発光装置300としてのチップタイプLEDであり、図5は、半導体発光装置300における楔形状を有する箇所、即ち、図1におけるA−Aに沿った断面に相当する箇所の模式断面図である。
(セラミック基板301)セラミック基板301は、アルミナを主成分とするセラミックを用い、図5に示すように、2層の積層体で形成されている。2層のセラミックの内、LEDチップ304がボンディングされる層には、LEDチップ304を実装する側から下方に向って設けられ、かつ下方に向って拡開させるべく側面を傾斜させた円錐形状が設けられ、LEDチップ304を実装する側の直径は約0.3〜1.5mmであり、反対側の直径は約0.4〜2.5mmである。2層を積層し、焼成することにより、セラミック基板301内に楔形状307が形成される。
(LEDチップ304の実装)LED304をセラミック基板301の楔形状の孔が存在する側の第1の電極302上にAgペースト308を介してダイボンディングする。Agペーストが硬化した後に、LEDチップ304上に形成された電極と第1の電極302を金線310によりワイヤボンディングする。
(シリコーン樹脂320によるモールド)ポッティング法やトランスファ成形法を用いてセラミック基板301上に、LEDチップ304、金線312、楔形状307を覆う部分をシリコーン樹脂320によりモールドし、硬化させる。その際には、楔形状307にシリコーン樹脂320がスムーズに、かつ確実に封入されるように超音波などを併用するとよい。また、楔形状307のみにシリコーン樹脂320を封入した後に、LEDチップ304、金線310、楔形状307を覆う部分をモールドしてもよい。
本発明の第1実施の形態である半導体発光装置の模式正面図である。 本発明の第1実施の形態である半導体発光装置の図1におけるA−Aに沿った模式断面図である。 本発明の第2実施の形態である半導体発光装置の模式正面図である。 本発明の第3実施の形態である半導体発光装置の図2におけるB−Bに沿った模式断面図である。 本発明の第3実施の形態である半導体発光装置の楔形状を有する箇所における模式断面図である。 従来の半導体発光装置の模式正面図である。 従来の半導体発光装置の模式側面図である。 従来のパッケージを有する半導体発光装置の模式正面図である。 従来の特許文献1に記載されたパッケージを有する半導体発光装置の模式断面図である。
符号の説明
100、200、300 半導体発光装置
101、201、301、401 セラミック基板
102、202、302、402 第1の電極
103、203、303、403 第2の電極
104、204、304、404 LEDチップ
105、205 第1の孔
106、206 第2の孔
107、207、307 楔形状
108、208、308、408 Agペースト
109、111、209、211 電極
110、112、210、212、310、410 金線
120、220、320、420 シリコーン樹脂
230、430、530 パッケージ
421 透光性の樹脂材料
531 保持手段

Claims (6)

  1. 半導体発光素子と、
    該半導体発光素子と電気的に接続し、外部と導通可能な第1の電極及び第2の電極を有するセラミック基板と、
    該セラミック基板上で前記半導体発光素子をモールドするシリコーン樹脂とを有する半導体発光装置であって、
    前記セラミック基板には、前記シリコーン樹脂と前記セラミック基板の接合強度を高めるための楔形状が施されていることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 請求項1に記載の半導体発光装置は、更に開口部を有するパッケージを有することを特徴とする半導体発光装置。
  3. 前記セラミック基板に施された楔形状は、前記セラミック基板の前記半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられる第1の孔と第2の孔からなり、前記第1の孔と前記第2の孔の位置は、それらの中心点において略一致し、更に、前記第1の孔より前記第2の孔の方が大きく、かつ、前記セラミック基板の前記半導体発光素子を実装する面に存在する孔が第1の孔であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記セラミック基板は、少なくとも2層以上のセラミックの積層体で構成され、前記第1の孔は、前記積層体の内、前記半導体発光素子が実装される層に設けられ、前記第2の孔は、前記半導体発光素子が実装される前記層の下に存在する層に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体発光装置。
  5. 前記セラミック基板に施された楔形状は、前記セラミック基板の前記半導体発光素子を実装する側から下方に向って設けられ、かつ下方に向って拡開させるべく側面を傾斜させた形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体発光装置。
  6. 前記セラミック基板に施された楔形状は、前記セラミック基板上における前記半導体発光素子と電気的に接続する前記第1及び前記第2の電極の形成方向を軸とした場合に、該軸に対し、略線対称の位置に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体発光装置。
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