JP2009181741A - 位置出し機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの物体間の高精度位置決めを可能とする位置出し機構に関する。
【解決手段】本発明の位置出し機構は、第1部材と、第2部材と、回動操作部とを備え、第1部材は、第1ベース部と、第1ベース部から突出した第1突出部と、第1突出部に設けられた第1雄ネジ部とを有し、第2部材は、第2ベース部と、第2ベース部から突出した第2突出部と、第2突出部に設けれた第2雄ネジ部とを有し、前記回動操作部は、第1雄ネジ部及び第2雄ネジ部のそれぞれに噛み合う第1雌ネジ部及び第2雌ネジ部を有し、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部は、ネジの向きが同じでネジピッチが互いに異なることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの物体間の高精度位置決めを可能とする位置出し機構に関する。本発明の位置出し機構は、挿入光源(例:アンジュレータ、ウィグラ)の一対の磁石列を高精度(ミクロンレベル)に平行に位置決めしたり、物体を床に対して高精度に平行に位置決めしたりするために好適に利用される。
図16を用いて、従来の挿入光源について説明する。
従来の挿入光源は、ギャップを介して対向配置された上部磁石列1及び下部磁石列3と、上部磁石列1を支持する上部ビーム5と、下部磁石列3を支持する下部ビーム7と、上部ビーム5と下部ビーム7の上下方向の直線移動を補助するガイド付き支柱9と、支柱9を支持する台座11とを備えている。ガイド付き支柱9は、直動レール型ガイド6,8を有している。
特開2004−168504号公報
特性の良い挿入光源を得るためには、上部磁石列1及び下部磁石列3の平行度を極めて高くして、上部磁石列1及び下部磁石列3の間の間隙(磁石ギャップ)の幅を一定にする必要がある。そのため、上部ビーム5と下部ビーム7の磁石が配置される面を高精度に研磨し、この面の平面度を非常に高くすることによって上部磁石列1及び下部磁石列3の平行度を高めている。しかし、このような高精度な研磨は非常に高価であり、より安価な方法で上部磁石列1及び下部磁石列3の平行度を高める技術が望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、2つの物体間の高精度位置決めを可能とする位置出し機構に関する。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の位置出し機構は、第1部材と、第2部材と、回動操作部とを備え、第1部材は、第1ベース部と、第1ベース部から突出した第1突出部と、第1突出部に設けられた第1雄ネジ部とを有し、第2部材は、第2ベース部と、第2ベース部から突出した第2突出部と、第2突出部に設けられた第2雄ネジ部とを有し、前記回動操作部は、第1雄ネジ部及び第2雄ネジ部のそれぞれに噛み合う第1雌ネジ部及び第2雌ネジ部を有し、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部は、ネジの向きが同じでネジピッチが互いに異なることを特徴とする。
本発明の位置出し機構によれば、回動操作部を1回転させると、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部のネジピッチの差の分だけ第1部材と第2部材の間の距離が変化する。例えば、第1雄ネジ部のネジピッチが1.2mmで第2雄ネジ部のネジピッチが1.0mmである場合、回動操作部を1回転させることによって第1ベース部と第2ベース部の間の距離が0.2mm変化する。回動操作部の回転角は、5度程度の調整が可能なので、3μm以下の精密位置決めが可能になる。
このように本発明によれば、第1部材と第2部材の間の距離を高精度に調整することができるので、2つの物体間に本発明の位置出し機構を設置することによって2つの物体間の高精度位置決めが可能となる。
また、本発明の位置出し機構は、構成がシンプルなので、小型化が容易であり、例えば、2つの物体間の間隔が100mm以下の場合にも利用可能である。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。
第1部材と第2部材とが相対的に直線移動することを補助するガイド部をさらに備えてもよい。
前記ガイド部は、第2突出部に設けられた軸部と、第1突出部に設けられ且つ前記軸部を収容する軸収容部とで構成されてもよい。
第1部材は、第1ベース部から前記軸収容部内に突出する回動阻止用ピンをさらに備え、前記軸部は、前記回動阻止用ピンを収容するピン収容部を有してもよい。
前記回動操作部の回転を防止する回転止め部をさらに備えてもよい。
前記回転止め部は、前記回動操作部よりも第1ベース部側に設けられ且つ第1雄ネジ部に噛み合う第3雌ネジ部を有する第1回り止めリングと、前記回動操作部よりも第2ベース部側に設けられ且つ第2雄ネジ部に噛み合う第4雌ネジ部を有する第2回り止めリングの少なくとも一方で構成されてもよい。
前記回動操作部と第1回り止めリングとを相対回転可能に連結する第1連結部と、前記回動操作部と第2回り止めリングとを相対回転可能に連結する第2連結部の少なくとも一方をさらに備えてもよい。
前記回転止め部は、前記回動操作部に設けられた第1固定用雌ネジ部に挿入され且つ第1突出部の側面に当接して第1突出部に対する前記回動操作部の回転を防止する第1回り止めネジと、前記回動操作部に設けられた第2固定用雌ネジ部に挿入され且つ第2突出部の側面に当接して第2突出部に対する前記回動操作部の回転を防止する第2回り止めネジの少なくとも一方で構成されてもよい。
前記回転止め部は、前記回転止め部は、第1絞り機構と第2絞り機構の少なくとも一方で構成され、第1絞り機構は、前記回動操作部の第1ベース部側に設けられ且つ第1絞り用雄ネジ部を有する第1割り構造と、第1絞り用雄ネジ部に噛み合う第1絞り用雌ネジ部を有する第1絞り用リングとからなり、第2絞り機構は、前記回動操作部の第2ベース部側に設けられ且つ第2絞り用雄ネジ部を有する第2割り構造と、第2絞り用雄ネジ部に噛み合う第2絞り用雌ネジ部を有する第2絞り用リングとからなってもよい。
ここで示した種々の実施形態は、互いに組み合わせることができる。
以下,本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図面や以下の記述中で示す内容は,例示であって,本発明の範囲は,図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
1.第1実施形態
1−1.位置出し機構の構成
図1及び図2を用いて本発明の第1実施形態の位置出し機構の構成について説明する。図1及び図2は、それぞれ、本実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図及び分解断面図である。
本実施形態の位置出し機構12は、第1部材13と、第2部材15と、回動操作部17とを備える。第1部材13は、第1ベース部18と、第1ベース部18から突出した第1突出部19と、第1突出部19に設けられた第1雄ネジ部21とを有する。第2部材15は、第2ベース部23と、第2ベース部23から突出した第2突出部25と、第2突出部25に設けられた第2雄ネジ部27とを有する。回動操作部17は、第1雄ネジ部21及び第2雄ネジ部23のそれぞれに噛み合う第1雌ネジ部29及び第2雌ネジ部31を有する。第1雄ネジ部21と第2雄ネジ部23は、ネジの向きが同じでネジピッチが互いに異なる。第1ベース部18及び第2ベース部23は、それぞれ、第1突出部19及び第2突出部25よりも径が大きく、フランジ状になっている。第1突出部19、回動操作部17及び第2突出部25は、同軸上に配置されている。突出部19,25は、ベース部18,23から垂直方向に突出していることが好ましい。
また、位置出し機構12は、部材13,15とが相対的に直線移動することを補助するガイド部を備えている。本実施形態では、ガイド部は、第2突出部25に設けられた軸部33と、第1突出部19に設けられ且つ軸部33を収容する軸収容部35とで構成される。ガイド部を備えることによって部材13,15間に高負荷(引張力又は圧縮力)が加わった場合でも回動操作部17をスムーズに回転させることができる。
また、第1部材13は、第1ベース部18から軸収容部35内に突出する回動阻止用ピン37を備え、軸部33は、回動阻止用ピン37を収容するピン収容部39を有する。回動阻止用ピン37は、回動操作部17の回転中心からずれた位置に設置されており、これによって部材13,15が相対的に回転しないようになっている。なお、例えば、部材13,15がそれぞれ取り付けられる2つの物体が相対回転しない場合には回動阻止用ピン37とピン収容部39は省略してもよい。また、別の構成で部材13,15の相対回転を防止してもよい。
回動操作部17には、操作用孔40が設けられている。操作用孔40にスパナ等を引っ掛けて回動操作部17を回転させることができる。回動操作部17は、レンチ等により外周を挟んで回転させる構成になっていてもよい。
1−2.位置出し機構の使用方法
次に、図3を用いて位置出し機構12の使用方法について説明する。図3は、位置出し機構12が第1物体41及び第2物体43の間に設置された状態を示す断面図である。第1物体41と第2物体43は、例えば、挿入光源用の磁石列とそれを支持するビームや、床とその上に載置される装置である。
本実施形態では、位置出し機構12は、第1ベース部18と第2ベース部23にそれぞれ設けられたボルト穴45,47にボルト46を通してボルト46を第1物体41と第2物体43に固定している。位置出し機構12は必ずしも第1物体41及び第2物体43に固定する必要がなく、第1ベース部18と第2ベース部23の一方又は両方においてボルト穴45,47及びボルト46は、省略可能である。
図3の状態で、回動操作部17を1回転させると、第1雄ネジ部21と第2雄ネジ部23のネジピッチの差の分だけ部材13,15間の距離が変化し、第1物体41及び第2物体43の間の距離も同じだけ変化する。例えば、第1雄ネジ部21のネジピッチが1.2mmで第2雄ネジ部23のネジピッチが1.0mmである場合、回動操作部17を1回転させることによって部材13,15間の距離が0.2mm変化する。回動操作部17の回転角は、5度程度の調整が可能なので、3μm以下の精密位置決めが可能になる。実際に試作品を作製してテストとしたところ、1000kN(100kgf)の引張力下で5μm以下の高精度位置決めが可能であった。
位置決めを行った後は、回動操作部17が回転して部材13,15間の距離の距離が変化することが無いように、回動操作部17を固定することが好ましい。回動操作部17の固定方法は、特に限定されない。一例では、ネジ部に樹脂を塗布して硬化させることによって回動操作部17を固定することができる。また、後述する種々の実施形態で示す方法で回動操作部17を固定してもよい。
2.第2実施形態
図4及び図5を用いて本発明の第2実施形態の位置出し機構12の構成について説明する。図4及び図5は、それぞれ、本実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図及び分解断面図である。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、第1実施形態で述べた内容は、以下の記載に矛盾しない限り本実施形態にも当てはまる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の回転を防止する回転止め部をさらに備え、この回転止め部は、回動操作部17よりも第1ベース部18側に設けられ且つ第1雄ネジ部21に噛み合う第3雌ネジ部49を有する第1回り止めリング51と、回動操作部17よりも第2ベース部23側に設けられ且つ第2雄ネジ部27に噛み合う第4雌ネジ部53を有する第2回り止めリング55で構成される。回り止めリング51,55にはそれぞれ操作用孔57,59が設けられている。操作用孔57,59にスパナ等を引っ掛けて回り止めリング51,55を回転させることができる。回り止めリング51,55は、レンチ等により外周を挟んで回転させる構成になっていてもよい。
本実施形態によれば、位置決めを行った後、回り止めリング51,55を回動操作部17に向けて締め付けることによって回動操作部17を固定することができる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の固定前に部材13,15間に引張力が加わっている場合に用いられる。部材13,15間に圧縮力が加わっている場合、回り止めリング51,55を締め付けた際に、ネジの遊びの分だけ部材13,15間の距離が変化するからである(図6の模式図を参照)。
回り止めリング51,55の両方を用いて回動操作部17を固定をすることが好ましい。この場合、回動操作部17の固定後に部材13,15間に引張力と圧縮力のどちらが加わっても部材13,15間の距離が変化しないからである。但し、部材13,15が相対回転せず且つ回動操作部17の固定後に引張力のみが加わるような場合は、回り止めリング51,55の一方のみで回動操作部17を固定してもよい。
3.第3実施形態
図7〜図9を用いて本発明の第3実施形態の位置出し機構12の構成について説明する。図7及び図8は、それぞれ、本実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図及び分解断面図である。図9は、本実施形態の位置出し機構が備える補助リングの構成を示し、図9(a)は組み立て後の平面図、図9(b)は組み立て前の平面図,図9(c)は、図9(b)中のI−I断面図である。
本実施形態は、第2実施形態に類似しており、第2実施形態で述べた内容は、以下の記載に矛盾しない限り本実施形態にも当てはまる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17と第1回り止めリング51とを相対回転可能に連結する第1連結部と、回動操作部17と第2回り止めリング55とを相対回転可能に連結する第2連結部を備えている。
第1連結部と第2連結部の構造は、特に限定されない。一例では、第1連結部は、回動操作部17に設けられた第1回動操作部顎部61と、第1回り止めリング51に設けられた第1回り止めリング顎部62と、顎部61,62とそれぞれ当接する2つの第1補助リング顎部63を有する第1補助リング64とで構成される。一例では、第2連結部は、回動操作部17に設けられた第2回動操作部顎部65と、第2回り止めリング55に設けられた第2回り止めリング顎部66と、顎部65,66とそれぞれ当接する2つの第2補助リング顎部67を有する第2補助リング68とで構成される。
補助リング64,68は、一例では、図9(a)〜(c)に示すように、半割構造の2つの部材69,70をボルト71で連結して構成される。
本実施形態によれば、位置決めを行った後、回り止めリング51,55を回動操作部17から離れる方向に締め付けることによって回動操作部17を固定することができる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の固定前に部材13,15間に圧縮力が加わっている場合に用いられる。部材13,15間に引張力が加わっている場合、補助リング64,68を用いずに回り止めリング51,55を回動操作部17に近づく方向に締め付ければよい。
回り止めリング51,55の両方を用いて回動操作部17を固定をすることが好ましい。この場合、回動操作部17の固定後に部材13,15間に引張力と圧縮力のどちらが加わっても部材13,15間の距離が変化しないからである。但し、部材13,15が相対回転せず且つ回動操作部17の固定後に圧縮力のみが加わるような場合は、第1回り止めリング51と第1補助リング64の組み合わせと,第2回り止めリング55と第2補助リング68の組み合わせの何れか一方のみで回動操作部17を固定してもよい。
4.第4実施形態
図10〜図11を用いて本発明の第4実施形態の位置出し機構12の構成について説明する。図10及び図11は、それぞれ、本実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図及び分解断面図である。
本実施形態は、第1実施形態に類似しており、第1実施形態で述べた内容は、以下の記載に矛盾しない限り本実施形態にも当てはまる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の回転を防止する回転止め部をさらに備え、この回転止め部は、回動操作部17に設けられた第1固定用雌ネジ部75に挿入され且つ第1突出部19の側面に当接して第1突出部19に対する回動操作部17の回転を防止する第1回り止めネジ77と、回動操作部17に設けられた第2固定用雌ネジ部78に挿入され且つ第2突出部25の側面に当接して第2突出部25に対する回動操作部17の回転を防止する第2回り止めネジ79で構成される。回り止めネジ77,79の種類は、特に限定されないが、一例では、ホーローセットである。
本実施形態によれば、位置決めを行った後、回り止めネジ77,79を回してその先端を突出部19,25の側面に押し付けさせることによって回動操作部17を固定することができる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の固定前に部材13,15間に引張力と圧縮力のどちらが加わっている場合であっても用いることができる。但し、回動操作部17の固定後に部材13,15間に加わる力の向きが変化すると、ネジの遊びの分だけ部材13,15間の距離が変化する。従って、本実施形態の位置出し機構12は、部材13,15間に常に引張力が加わる場合か常に圧縮力が加わる場合に利用することができる。
回り止めネジ77,79の両方を用いて回動操作部17を固定をすることが好ましいが、部材13,15が相対回転しない場合は、回り止めネジ77,79の一方のみで回動操作部17を固定してもよい。
本実施形態の位置出し機構12は、低コストで実現可能であるという利点を有している。
5.第5実施形態
図12〜図13を用いて本発明の第5実施形態の位置出し機構12の構成について説明する。図12及び図13は、それぞれ、本実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図及び分解断面図である。
本実施形態は、第1実施形態に類似しており、第1実施形態で述べた内容は、以下の記載に矛盾しない限り本実施形態にも当てはまる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の回転を防止する回転止め部をさらに備え、この回転止め部は、第1絞り機構と第2絞り機構を備える。第1絞り機構は、回動操作部17の第1ベース部18側に設けられ且つ第1絞り用雄ネジ部80を有する第1割り構造81と、第1絞り用雄ネジ部80に噛み合う第1絞り用雌ネジ部83を有する第1絞り用リング84とからなる。第2絞り機構は、回動操作部17の第2ベース部23側に設けられ且つ第2絞り用雄ネジ部85を有する第2割り構造86と、第2絞り用雄ネジ部85に噛み合う第2絞り用雌ネジ部87を有する第2絞り用リング89とからなる。絞り用リング84,89には、操作用孔90,91が設けられている。操作用孔90,91にスパナ等を引っ掛けて回動操作部17を回転させることができる。絞り用リング84,89は、レンチ等により外周を挟んで回転させる構成になっていてもよい。
本実施形態によれば、位置決めを行った後、絞り用リング84,89をベース部18,23に向けて締め付けることにより割り構造81,86の内面を突出部19,25に押し付けることによって回動操作部17を固定することができる。
本実施形態の位置出し機構12は、回動操作部17の固定前に部材13,15間に引張力と圧縮力のどちらが加わっている場合であっても用いることができる。但し、回動操作部17の固定後に部材13,15間に加わる力の向きが変化すると、ネジの遊びの分だけ部材13,15間の距離が変化する。従って、本実施形態の位置出し機構12は、部材13,15間に常に引張力が加わる場合か常に圧縮力が加わる場合に利用することができる。
第1絞り機構と第2絞り機構の両方を用いて回動操作部17を固定をすることが好ましいが、部材13,15が相対回転しない場合は、第1絞り機構と第2絞り機構の一方のみで回動操作部17を固定してもよい。
本実施形態の位置出し機構12は、迅速な作業が可能であるという利点を有している。
以上の実施形態で示した種々の特徴は,互いに組み合わせることができる。1つの実施形態中に複数の特徴が含まれている場合,そのうちの1又は複数個の特徴を適宜抜き出して,単独で又は組み合わせて,本発明に採用することができる。
6.応用例
以下、上記種々の実施形態の位置出し機構12の応用例について説明する。
6−1.挿入光源の磁石列の位置決めへの応用例
図14を用いて、挿入光源の磁石列の位置決めへの位置出し機構12の応用例について説明する。
図14の挿入光源は、ギャップを介して対向配置された上部磁石列1及び下部磁石列3と、上部磁石列1を支持する上部ビーム5と、下部磁石列3を支持する下部ビーム7と、上部ビーム5と下部ビーム7の上下方向の直線移動を補助するガイド付き支柱9と、支柱9を支持する台座11とを備えている。ガイド付き支柱9は、直動レール型ガイド6,8を有している。
上部ビーム5は、第1上部ビーム(例:アルミ製)5aと、第2上部ビーム(例:鋼製)5bと、上部ビーム5a,5b間に配置された位置出し機構12とで構成されている。位置出し機構12は、上部ビーム5a,5bのそれぞれに固定されている。第1上部ビーム5aに上部磁石列1が取り付けられ、第2上部ビーム5bに直動レール型ガイド6が取り付けられている。上部ビーム5a,5bの間に配置する位置出し機構12の数は、特に限定されず、必要な数だけ設ければよい。このような構成により、第2上部ビーム5bに対する上部磁石列1の傾きを高精度に調節することができる。
上部ビーム5a,5b間に配置される位置出し機構12の部材13,15間には常に引張力が加わる。従って、位置出し機構12には、第1,2,4又は5実施形態の位置出し機構12を用いることができる。
また、下部ビーム7は、第1下部ビーム(例:アルミ製)7aと、第2下部ビーム(例:鋼製)7bと、下部ビーム7a,7bの間に配置された位置出し機構12とで構成されている。位置出し機構12は、下部ビーム7a,7bのそれぞれに固定されている。第1下部ビーム7aに下部磁石列3が取り付けられ、第2下部ビーム7bに直動レール型ガイド8が取り付けられている。下部ビーム7a,7bの間に配置する位置出し機構12の数は、特に限定されず、必要な数だけ設ければよい。このような構成により、第2下部ビーム7bに対する下部磁石列3の傾きを高精度に調節することができる。
下部ビーム7a,7bの間に配置される位置出し機構12の部材13,15間には、磁石列1,3間の距離が閾値距離よりも長い場合は圧縮力が加わり、閾値距離よりも短い場合は磁石列1,3間の磁力により引張力が加わる。このように、部材13,15間に加わる力の向きが変化する場合は、第1,4〜5実施形態で示す方法で回動操作部17を固定すると、部材13,15間に加わる力の向きが変化したときにネジの遊びの分だけ部材13,15間の距離が変化しやすい。第2又は3実施形態で示す方法で回動操作部17を固定すると、部材13,15間に加わる力の向きが変化したときにも部材13,15間の距離が変化しにくいので下部ビーム7a,7bの間には第2又は3実施形態の位置出し機構12を配置することが好ましい。また、部材13,15間に圧縮力が加わった状態で第2実施形態で示す方法で回動操作部17を固定すると、固定時に部材13,15間の距離が変化するので、第2実施形態の位置出し機構12を用いる場合、部材13,15間に引張力が加わっている状態(磁石列1,3間距離が閾値距離よりも短い状態)で回動操作部17を固定する。また、部材13,15間に引張力が加わった状態で第3実施形態で示す方法で回動操作部17を固定すると、固定時に部材13,15間の距離が変化するので、第3実施形態の位置出し機構12を用いる場合、部材13,15間に圧縮力が加わっている状態(磁石列1,3間距離が閾値距離よりも長い状態)で回動操作部17を固定する。
位置出し機構12を用いると、上部磁石列1と下部磁石列3の傾きを高精度に調節することができ、従って、上部磁石列1と下部磁石列3の平行度を極めて高くすることができる。また、図16に示す従来技術では、ビーム5,7を高精度に研磨する必要があったが、位置出し機構12を用いると、従来技術のような高精度研磨を行うことなく上部磁石列1と下部磁石列3の平行度を極めて高くすることができる。
6−2.床に設置される装置の位置決めへの応用例
図15を用いて、床に設置される装置の位置決めへの位置出し機構12の応用例について説明する。
この応用例では、床92に敷き板93をボルト等で固定し、敷き板(例:鋼製)93に対して位置出し機構12を固定している。また、位置出し機構12の上に重量の大きい装置95を配置し、ボルト等で固定している。敷き板93は省略可能であり、ボルト等での固定も省略可能である。このような構成により、床92に対して装置95を高精度に位置決めすることができる。
敷き板93と装置95の間に配置される位置出し機構12の部材13,15間には常に圧縮力が加わる。従って、位置出し機構12には、第1,3,4又は5実施形態の位置出し機構12を用いることができる。
7.位置出し機構の好ましい実施形態についてのまとめ
位置出し機構12の部材13,15間には、常に圧縮力が加わる場合(例:床に設置される装置の位置決めに利用される場合)、常に引張力が加わる場合(例:上部磁石列の位置決めに利用される場合)、状況次第で圧縮力又は引張力が加わる場合、つまり状況次第で加わる力の方向が変化する場合(例:下部磁石列の位置決めに利用される場合)とがある。それぞれの場合についての位置出し機構12の好ましい実施形態を表1に示す。表1中の「○」、「×」は、それぞれ、「好ましい」、「好ましくない」を意味している。「○」、「×」となる理由は、各実施形態の項や上記「6−1.」,「6−2.」の項で述べたとおりである。
Figure 2009181741
本発明の第1実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の位置出し機構の構成を示す分解断面図である。 本発明の第1実施例の位置出し機構が第1物体及び第2物体の間に設置された状態を示す断面図である 本発明の第2実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の位置出し機構の構成を示す分解断面図である。 本発明の第2実施形態の位置出し機構においてズレが発生する原理を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の位置出し機構の構成を示す分解断面図である。 本発明の第3実施形態の位置出し機構を備える補助リングの構成を示し、図9(a)は組み立て後の平面図、図9(b)は組み立て前の平面図,図9(c)は、図9(b)中のI−I断面図である 本発明の第4実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の位置出し機構の構成を示す分解断面図である。 本発明の第5実施形態の位置出し機構の構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態の位置出し機構の構成を示す分解断面図である。 図14(a),(b)は、本発明の一実施形態の位置出し機構を備える挿入光源の構成を示し、図14(a)は正面図であり、図14(b)は側面図である。 床と装置との間に本発明の一実施形態の位置出し機構が設置されている状態を示す正面図である。 図16(a),(b)は、従来の挿入光源の構成を示し、図16(a)は正面図であり、図16(b)は側面図である。
符号の説明
1:上部磁石列 3:下部磁石列 5:上部ビーム 5a:第1上部ビーム 5b:第2上部ビーム 6:直動レール型ガイド 7:下部ビーム 7a:第1下部ビーム 7b:第2下部ビーム 8:直動レール型ガイド 9:ガイド付き支柱 11:台座 12:位置出し機構 13:第1部材 15:第2部材 17:回動操作部 18:第1ベース部 19:第1突出部 21:第1雄ネジ部 23:第2ベース部 25:第2突出部 27:第2雄ネジ部 29:第1雌ネジ部 31:第2雌ネジ部 33:軸部 35:軸収容部 37:回動阻止用ピン37 39:ピン収容部 40:操作用孔 41:第1物体 43:第2物体 45:ボルト穴 46:ボルト 47:ボルト穴 49:第3雌ネジ部 51:第1回り止めリング 53:第4雌ネジ部 55:第2回り止めリング 57:操作用孔 59:操作用孔 61:第1回動操作部顎部 62:第1回り止めリング顎部 63:第1補助リング顎部 64:第1補助リング 65:第2回動操作部顎部 67:第2補助リング顎部 68:第2補助リング 69,70:半割構造の部材 71:ボルト 75:第1固定用雌ネジ部 77:第1回り止めネジ 78:第2固定用雌ネジ部 79:第2回り止めネジ 80:第1絞り用雄ネジ部 81:第1割り構造 83:第1絞り用雌ネジ部 84:第1絞り用リング 85:第2絞り用雄ネジ部 86:第2割り構造 87:第2絞り用雌ネジ部 89:第2絞り用リング 90:操作用孔 91:操作用孔 92:床 93:敷き板 95:装置

Claims (9)

  1. 第1部材と、第2部材と、回動操作部とを備え、
    第1部材は、第1ベース部と、第1ベース部から突出した第1突出部と、第1突出部に設けられた第1雄ネジ部とを有し、
    第2部材は、第2ベース部と、第2ベース部から突出した第2突出部と、第2突出部に設けられた第2雄ネジ部とを有し、
    前記回動操作部は、第1雄ネジ部及び第2雄ネジ部のそれぞれに噛み合う第1雌ネジ部及び第2雌ネジ部を有し、
    第1雄ネジ部と第2雄ネジ部は、ネジの向きが同じでネジピッチが互いに異なることを特徴とする位置出し機構。
  2. 第1部材と第2部材とが相対的に直線移動することを補助するガイド部をさらに備える請求項1に記載の位置出し機構。
  3. 前記ガイド部は、第2突出部に設けられた軸部と、第1突出部に設けられ且つ前記軸部を収容する軸収容部とで構成される請求項2に記載の位置出し機構。
  4. 第1部材は、第1ベース部から前記軸収容部内に突出する回動阻止用ピンをさらに備え、
    前記軸部は、前記回動阻止用ピンを収容するピン収容部を有する請求項3に記載の位置出し機構。
  5. 前記回動操作部の回転を防止する回転止め部をさらに備える請求項1〜4の何れか1つに記載の位置出し機構。
  6. 前記回転止め部は、
    前記回動操作部よりも第1ベース部側に設けられ且つ第1雄ネジ部に噛み合う第3雌ネジ部を有する第1回り止めリングと、
    前記回動操作部よりも第2ベース部側に設けられ且つ第2雄ネジ部に噛み合う第4雌ネジ部を有する第2回り止めリングの少なくとも一方で構成される請求項5に記載の位置出し機構。
  7. 前記回動操作部と第1回り止めリングとを相対回転可能に連結する第1連結部と、
    前記回動操作部と第2回り止めリングとを相対回転可能に連結する第2連結部の少なくとも一方をさらに備える請求項6に記載の位置出し機構。
  8. 前記回転止め部は、
    前記回動操作部に設けられた第1固定用雌ネジ部に挿入され且つ第1突出部の側面に当接して第1突出部に対する前記回動操作部の回転を防止する第1回り止めネジと、
    前記回動操作部に設けられた第2固定用雌ネジ部に挿入され且つ第2突出部の側面に当接して第2突出部に対する前記回動操作部の回転を防止する第2回り止めネジの少なくとも一方で構成される請求項5に記載の位置出し機構。
  9. 前記回転止め部は、第1絞り機構と第2絞り機構の少なくとも一方で構成され、
    第1絞り機構は、前記回動操作部の第1ベース部側に設けられ且つ第1絞り用雄ネジ部を有する第1割り構造と、第1絞り用雄ネジ部に噛み合う第1絞り用雌ネジ部を有する第1絞り用リングとからなり、
    第2絞り機構は、前記回動操作部の第2ベース部側に設けられ且つ第2絞り用雄ネジ部を有する第2割り構造と、第2絞り用雄ネジ部に噛み合う第2絞り用雌ネジ部を有する第2絞り用リングとからなる請求項5に記載の位置出し機構。
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