JP2009181283A - 注文処理方法及び注文処理システム - Google Patents

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Junichi Hoshino
淳一 星野
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Abstract

【課題】
サービス利用装置の注文に対応して、迅速なサービス利用を可能とする。
【解決手段】
住所、氏名及び生年月日等の利用者の個人情報、並びに機種及び数量、並びに電話番号を含む注文情報を指定した注文を受けると、当該注文情報における機種及び数量に対応して携帯電話装置及びSIMカードを特定する。こうして特定され、かつ、電話番号が特定された携帯電話装置及びSIMカードの注文者への出荷を行う。引き続き、携帯電話装置の出荷後における配送と並行して、当該携帯電話装置及びSIMカードの製造番号及び特定された電話番号を含む利用管理情報が、通信利用管理システム(UMS)150の利用管理データベース151に登録される。そして、UMS150は、当該電話番号を指定した回線開通要求を受けた場合に、既に登録されている利用者管理情報を用いて、直ちに、回線開通処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、注文処理方法及び注文処理システムに係り、より詳しくは、携帯電話装置等のサービス利用装置の注文の処理を行う注文処理方法、及び、当該注文処理方法を使用する注文処理システムに関する。
従来から、携帯電話装置等のサービス利用装置が広く普及している。こうしたサービス利用装置の一つである携帯電話装置は、一般に、通信事業者の直営店や、通信事業者と提携した販売店等(以下、総称して「販売店等」と呼ぶ)で、来店して注文を行った顧客に対して販売されている。
このため、当該販売店等へ向けて倉庫等から出荷される時点においては、携帯電話装置を利用する利用者は特定できていない。このため、倉庫等から出荷される時点では、携帯電話装置への電話番号の付与や、課金等の加入者の通信設備の利用管理のための情報は通信事業者の通信利用管理システムへの登録が行われていない状態となっている。
個別の携帯電話装置に対して加入利用者が特定されるのは、販売店等に来店した顧客が、機種や彩色等を指定した注文を行った後に、回線利用の加入契約が行われた段階となる。この後に、販売店等に設置された端末装置等を利用して、通信利用管理システムと通信を行って、電話番号の付与や、加入者利用管理するための情報の登録を行うようになっている。
このように販売店等における電話番号の付与を行うに際しては、一般に、既に販売店等にストックされている販売対象の携帯電話装置及びSIM(Scriber Identification Memory)カード、又は、倉庫から出荷されて到着した携帯電話装置及びSIMカードの製造番号をキーとして、販売店等に設置されている専用の端末装置から通信業者の利用者管理サーバに対して電話番号付与の申し込みを行う。この申し込みを受けた利用者管理サーバは、未使用の電話番号の中から当該申し込みに対応した電話番号を特定する。こうして特定された電話番号は、販売店等の専用端末装置へ送られる。こうして特定された電話番号を受けると、当該専用端末装置は、該当する携帯電話装置のSIMカードに特定された電話番号を書き込む。
また、こうした電話番号付与の申し込みと並行して、当該携帯電話装置の利用者の氏名や生年月日等の利用者情報が、販売店等の専用端末装置から利用者管理サーバへ送られ、特定された電話番号と関連付けられて利用者管理サーバ内に登録される。こうして利用者管理用情報の登録及び電話番号の付与の登録がなされた後に、利用者管理サーバによる課金処理が可能となる回線開通要求が行われて、利用者による当該携帯電話装置の利用が可能となるようになっている。
なお、かかる電話番号の付与や、加入者利用管理のための情報の登録に際しては、例えば、注文した携帯電話装置が販売店等を介さずに利用者に直送される場合も考慮して、携帯電話装置が必ず有している無線通信機能を利用したソフトウエアのアップデート技術(特許文献1,2参照;以下、「OTA(On The Air)技術」とも呼ぶ)を利用して、販売店等の店員や利用者が個々の携帯電話装置を用いて行う技術も模索されている。
特開2007−34826号公報 特開2006−309516号公報
上述した従来の注文処理では、電話番号を含む利用管理情報の登録作業は、販売店等又は注文者の手元に注文対象の携帯電話装置が存在するようになった後に、販売店等における専用端末装置又は当該携帯電話装置から、利用者情報を添えて登録要求を行うことになる。かかる登録要求の発行のための操作は面倒であり、簡易にかつ迅速に所望の登録をできるとはいい難かった。このため、販売店等の店員が専用端末装置を利用しても、利用者が携帯電話装置を利用できるようになるまでには、多くの操作と時間を要することになっていた。
ましてや、利用者(注文者)に直接配送されるような場合には、利用者が利用管理情報を登録するために必要な操作を行わなければならない。これは、利用者にとっては大きな負担であり、今後に普及が予想されるオンラインショップを利用した携帯電話装置の利用者への直接販売を展開していくうえでも大きな課題となっている。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、携帯電話装置等のサービス利用装置の注文に対応して、サービス利用を簡易にかつ迅速に可能とすることにより、注文者の利便性を向上させることができる新たな注文処理方法及び注文処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、顧客識別情報が保持された顧客識別情報保持媒体と連係することにより、前記顧客識別情報が付与された装置として、利用サービスの享受が可能なサービス利用装置の注文処理方法であって、注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定工程と;前記顧客識別情報が特定された前記サービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の出荷を行う出荷工程と;前記出荷及び前記出荷の後における配送と並行して、前記サービス利用装置の製造番号と、前記顧客識別情報保持媒体の製造番号と、前記顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付けて、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、前記顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、前記サービスの開始処理を行うことができる状態に前記サービス利用管理手段を設定する登録工程と;を備えることを特徴とする注文処理方法である。
この注文処理方法では、サービス利用装置の機種及び数量を含む注文情報を受けると、顧客識別情報特定工程において、注文情報に対応するサービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する。こうして顧客識別情報が特定されると、
出荷工程において、当該顧客識別情報が特定されたサービス利用装置及び顧客識別情報保持媒体の出荷が行われる。
かかるサービス利用装置等の出荷及び当該出荷の後における配送と並行して、前記登録工程において、サービス利用装置の製造番号と、顧客識別情報保持媒体の製造番号と、顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付けて、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、当該顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、サービスの開始処理を行うことができる状態にサービス利用管理手段を設定する。
このため、利用者情報を指定して注文を行ったサービス利用装置が、利用者又は販売店等へ向けて出荷したサービス利用装置が利用者又は販売店等に届いた段階で、当該サービス利用装置又は販売店等からサービス開始要求を行うと、利用管理サーバが、直ちに、当該顧客識別情報により特定されるサービス利用装置に関するサービスの開始処理を行う。この結果、迅速にサービス利用装置によるサービス利用が可能となる。したがって、本発明の注文処理方法によれば、注文者の利便性を向上させることができる。
本発明の注文処理方法では、前記サービス利用装置を携帯電話装置とし、前記顧客識別情報には、前記携帯電話装置の電話番号が含まれ、前記サービス開始要求を前記顧客識別に対応する回線開通要求とすることができる。
また、本発明の注文処理方法では、前記出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に前記顧客識別情報が保持されていない場合には、前記配送されたサービス利用装置からの前記顧客識別情報の付与要求に応答して、前記配送されたサービス利用装置へ前記顧客識別情報を通知する顧客識別情報付与工程と;前記顧客識別情報の通知を受けた前記サービス利用装置が、前記顧客識別情報保持媒体に前記通知された顧客識別情報を登録する顧客識別情報登録工程と;を更に備えるようにすることができる。
これらの顧客識別情報付与工程及び顧客識別情報登録工程は、出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合に実行される。すなわち、当該顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合には、配送されたサービス利用装置から顧客識別情報の付与要求が発行されると、顧客識別情報付与工程において、当該付与要求に応答して、配送されたサービス利用装置へ顧客識別情報が通知される。この顧客識別情報の通知を受けたサービス利用装置は、顧客識別情報登録工程において、顧客識別情報保持媒体に通知された顧客識別情報を登録する。
この結果、サービス利用装置によるサービス利用が可能となる。このため、出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合であっても、利用者又は販売店等にサービス利用装置が配送された後、簡易にかつ迅速に、当該サービス利用装置によるサービス利用を可能とすることができる。
また、本発明の注文処理方法では、前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合には、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記変更前のサービス提供業者に前記変更の可否の問い合わせを行う変更問合工程を更に備え、前記変更問合工程における問い合わせに対して肯定的な回答が得られた場合に、前記顧客識別情報特定工程が実行されるようにすることができる。
上記の変更問合工程は、注文情報が、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合に実行される。すなわち、注文情報が、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合には、注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、変更問合工程において、変更前のサービス提供業者に変更の可否の問い合わせを行う。この問い合わせに対して肯定的な回答が得られた場合には、上記の顧客識別情報特定工程からの処理が実行される。したがって、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合であっても、迅速にサービス利用装置によるサービス利用が可能となる。
また、本発明の注文処理方法では、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記注文情報に含まれる注文者特定情報に基づいて、前記注文者の顧客適格性を判定する顧客適格性判定工程を更に備え、前記顧客適格性判定工程における判定結果が肯定的であった場合にのみ、前記特定を実行するようにすることができる。この場合には、例えば、料金不払いが発生している等の顧客適格性を有しない注文者へのサービス利用装置の配送を防止することができる。
本発明は、第2の観点からすると、顧客識別情報が保持された顧客識別情報保持媒体と連係することにより、前記顧客識別情報が付与された装置として、利用サービスの享受が可能なサービス利用装置の注文処理を行う注文処理システムであって、注文情報に含まれる機種及び数量に対応した前記サービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定手段と;前記サービス利用装置の製造番号及び前記顧客識別情報保持媒体に保持された顧客識別情報を含む利用管理情報に基づいて、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段と;前記顧客識別情報が特定された前記サービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の出荷及び前記出荷の後における配送と並行して、前記サービス利用装置の製造番号と、前記顧客識別情報保持媒体の製造番号と、前記顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付け、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、前記顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、前記サービスの開始処理を行うことができる状態に前記サービス利用管理手段を設定する登録手段と;を備えることを特徴とする注文処理システムである。
この注文処理システムでは、サービス利用装置の機種及び数量が特定された注文情報を受けると、特定手段が、当該注文情報に対応したサービス利用装置を特定する。引き続き、顧客識別情報特定手段が、注文情報に含まれる機種及び数量に対応して特定されたサービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する。こうして顧客識別情報が特定された前記サービス利用装置及び前記顧客識別情報保持媒体の出荷及び当該出荷の後における配送と並行して、登録手段が、サービス利用装置の製造番号と、前記顧客識別情報保持媒体の製造番号と、顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付け、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、前記サービスの開始処理を行うことができる状態にサービス利用管理手段を設定する。
このため、利用者情報を指定して注文を行ったサービス利用装置が、利用者又は販売店等へ向けて出荷したサービス利用装置が利用者又は販売店等に届いた段階で、当該サービス利用装置又は販売店等からサービス開始要求を行うと、利用管理サーバが、直ちに、当該顧客識別情報により特定されるサービス利用装置に関するサービスの開始処理を行う。この結果、迅速にサービス利用装置によるサービス利用が可能となる。したがって、本発明の注文処理システムよれば、注文者の利便性を向上させることができる。
本発明の注文処理システムでは、前記サービス利用装置を携帯電話装置とし、前記顧客識別情報には、前記携帯電話装置の電話番号が含まれ、前記サービス開始要求を前記顧客識別に対応する回線開通要求とするようにすることができる。
また、本発明の注文処理システムでは、前記出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に前記顧客識別情報が保持されていない場合に、前記配送されたサービス利用装置からの前記顧客識別情報の付与要求に応答して、前記配送されたサービス利用装置へ前記顧客識別情報を通知する顧客識別情報付与手段を更に備えるようにすることができる。
この顧客識別情報付与手段は、出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合に動作する。すなわち、当該顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合には、配送されたサービス利用装置から顧客識別情報の付与要求が発行されると、顧客識別情報付与手段が、当該付与要求に応答して、配送されたサービス利用装置へ顧客識別情報を通知する。
このため、サービス利用装置は、当該付与要求に応答して返送通知された顧客識別情報を、顧客識別情報保持媒体に登録することができる。したがって、出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に顧客識別情報が保持されていない場合であっても、利用者又は販売店等にサービス利用装置が配送された後、簡易にかつ迅速に、当該サービス利用装置によるサービス利用を可能とすることができる。
また、本発明の注文処理システムでは、前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合に、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記変更前のサービス提供業者に前記変更の可否の問い合わせを行う変更問合手段を更に備え、前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合には、前記変更問合手段による問い合わせに対して肯定的な回答が得られたときに、前記顧客識別情報特定手段による特定が行われるようにすることができる。
上記の変更問合手段は、注文情報が、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合に動作する。すなわち、注文情報が、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合には、注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、変更問合工程において、変更前のサービス提供業者に変更の可否の問い合わせを行う。この問い合わせに対して肯定的な回答が得られた場合には、上述した、顧客識別情報特定手段及び登録手段による処理が実行される。したがって、顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合であっても、迅速にサービス利用装置によるサービス利用が可能となる。
また、本発明の注文処理システムでは、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記注文情報に含まれる注文者特定情報に基づいて、前記注文者の顧客適格性を判定する顧客適格性判定手段を更に備え、前記顧客適格性判定手段による判定結果が肯定的であった場合にのみ、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応した前記サービス利用装置を特定するようにすることができる。この場合には、例えば、料金不払いが発生している等の顧客適格性を有しない注文者へのサービス利用装置の配送を防止することができる。
また、本発明の注文処理システムでは、複数種類の経路からの注文情報を受信して、統一的な形式に変換する注文情報収集手段を更に備えるようにすることができる。この場合には、注文経路による注文情報の個別性を注文情報収集手段が吸収するので、注文情報収集手段から以降の構成を、注文経路によらず共通化することができ、システムの構成を簡素化することができる。
ここで、前記複数種類の経路には、ネットワーク上の仮想的な店舗からの経路、及び、現実に配置された店舗からの経路が含まれるようにすることができる。
以上説明したように、本発明の注文処理方法及び注文処理システムによれば、サービス利用装置の注文に対応して、サービス利用を簡易にかつ迅速に可能とすることにより、注文者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しながら説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
前提として、本実施形態では、携帯電話装置及びSIMカードが対で出荷されるものとする。また、出荷されるSIMカードには、電話番号が書き込まれていないものとする。
<構成>
図1及び図2には、第1実施形態に係る携帯電話装置の注文処理システム100の構成が概略的に示されている。ここで、図1には、注文処理システム100の構成要素を含む関連要素が示されている。また、図2は、注文処理システム100の構成要素の機能的な構成がブロック図にて示されている。
図1に示されるように、注文処理システム100は、注文受付システム(OES)110と、カスタマセンタシステム(CCS)120と、注文管理システム(OMS)130とを備えている。また、注文処理システム100は、他社問合サーバ140と、サービス利用管理手段である通信利用管理システム150と、OTAサーバ160と、出荷管理システム(SMS)170とを備えている。さらに、注文処理システム100は、店頭システム(SPS)2101,…と、オンラインショップサーバ(OSS)220とを備えている。
注文処理システム100を構成するこれらの要素110〜170,210j(j=1,2,…)及び220は、イントラネットワークの通信網510に接続されている。このため、要素110〜170、210j(j=1,…)及び220は、必要に応じて相互間で通信可能となっている。また、OSS220には、オンライン注文者端末9001,…が、インターネットの通信網520を介して接続可能となっている。
ここで、SPS210j(j=1,…)は、販売店等に配設される。このSPS210jでは、販売店等に来店した顧客の注文に対応して、販売店等の店員が、注文機種及び注文台数、並びに注文者の氏名、住所及び生年月日等の利用者情報、並びに利用者により指定された電話番号(顧客識別情報)等の注文内容をSPS210jの不図示の入力手段から入力可能となっている。
また、OSS220は、インターネット上で開設された仮想の店舗、すなわちオンラインショップとして機能する。このOSS220には、OSS220にアクセスしているオンライン注文者端末900k(k=1,…)から、販売店等の店員が、注文機種及び注文台数、並びに注文者の氏名、住所及び生年月日等の利用者情報、並びに利用者により指定された電話番号等の注文内容を入力することが可能となっている。
図2に示されるように、SPS210jは、OES110及びCCS120との間で通信を行うようになっている。このSPS210jのそれぞれは、図3に示されるように、注文部211と、登録部212とを備えている。
注文部211は、不図示の入力手段を用いて注文内容が入力され、当該注文内容から注文者が特定されると、特定された注文者が、例えば、料金不払いが発生している等の理由により顧客適格性を欠いている者として登録されているか否かの問い合わせSQAjをCCS120へ送る。この顧客適格性の問い合わせSQAjに対する応答RQAjとしてCCS120から、当該注文者が顧客適格性を有しない者として登録されていることが報告された場合には、注文部211は、当該注文者は顧客として不適格であると判定し、不図示の表示手段にその旨を表示するようになっている。
一方、応答RQAjとしてCCS120から、当該注文者が顧客適格性を有しない者として登録されていないことが報告された場合には、注文部211は、当該注文者は顧客として適格性があると判定する。そして、当該注文内容において、電話番号を変更せずに通信サービス提供業者の変更を行う、すなわち、いわゆるナンバーポータビリティ(以下、「MNP」とも記す)を利用すべき旨が含まれていない場合には、注文部211は、直ちに、OES110へ注文情報ODAjを送る。この注文情報ODAjには、注文ID(Identifier)、並びに注文機種、注文台数及び指定された電話番号の情報が含まれている。なお、OSS220やOES110の場合も含めて、注文IDには注文情報の発行元の情報が含まれている。
なお、当該注文内容において、MNPを利用すべき旨が含まれ、電話番号が指定されている場合には、注文部211は、OQS140を介して、MNP利用が可能であるか否かの問い合わせSQAjを他社システム(OCS)930に対して行う。そして、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPAjが肯定的なものであった場合には、注文部211は、注文処理が可能と判定して、OES110へ、MNP利用である旨を更に含む注文情報ODAjを送る。
ここで、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPAjが否定的なものであった場合には、注文部211は、MNP利用ができないと判定し、不図示の表示手段にその旨を表示するようになっている。
登録部212は、後述するようにOES110から送られてきた登録要求情報RNAjを受ける。この登録要求情報RNAjには、注文ID、及び、注文IDに対応して引き当てられて組み合わされた携帯電話装置及びSIMカードの製造番号と、注文時に指定された電話番号とを結び付けた情報が含まれている。
登録部212は、登録要求情報RNAjを受けると、注文IDをキーにして、当該情報の内容に注文者の氏名、住所及び生年月日等の利用者情報を加えた登録情報RRAjを生成する。引き続き、登録部212は、対応する注文内容がMNP利用であるか否かを判定する。このMNP利用に関する判定の結果が否定的であった場合には、登録部212は、登録情報RRAjを、CCS120へ送る。一方、MNP利用に関する判定の結果が肯定的であった場合には、登録部212は、解除要求SDAjをOQS140へ送った後、OQS140からの解除確認RDAjを待って、登録情報RRAjを、CCS120へ送る。
図2に戻り、OSS220は、OES110及びCCS120との間で通信を行うようになっている。このOSS220は、図4に示されるように、注文部221と、登録部222とを備えている。
注文部221は、オンライン注文者端末900k(k=1,2,…)を用いて、上記と同様の注文内容が入力され、当該注文情報から注文者が特定されると、特定された注文者が、例えば、料金不払いが発生している等の理由により顧客適格性を欠いている者として登録されているか否かの問い合わせSQBをCCS120へ送る。この顧客適格性の問い合わせSQBに対する応答RQBとしてCCS120から、当該注文者が顧客適格性を有しない者として登録されていることが報告された場合には、注文部221は、当該注文者は顧客として不適格であると判定し、その旨をオンライン注文者端末900kへ送るようになっている。
一方、応答RQBとしてCCS120から、当該注文者が顧客適格性を有しない者として登録されていないことが報告された場合には、注文部221は、当該注文者は顧客として適格性があると判定する。そして、当該注文内容において、MNPを利用すべき旨が含まれていない場合には、注文部221は、直ちに、OES110へ注文情報ODBを送る。この注文情報ODBには、上述した注文情報ODAjの場合と同様に、注文ID(Identifier)、並びに注文機種、注文台数及び指定された電話番号の情報が含まれている。
なお、当該注文内容において、MNPを利用すべき旨が含まれている場合には、上述した注文部211の場合と同様に、注文部221は、OQS140を介して、MNP利用が可能であるか否かの問い合わせSQBをOCS930に対して行う。そして、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPBが肯定的なものであった場合には、注文部221は、注文処理が可能と判定して、OES110へ、MNP利用である旨を更に含む注文情報ODBを送る。
ここで、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPBが否定的なものであった場合には、注文部221は、MNP利用ができないと判定し、オンライン注文者端末900kへその旨を送るようになっている。
登録部222は、上述した登録部212と同様に、OES110から送られてきた登録要求情報RNBを受ける。この登録要求情報RNBには、上述した登録要求情報RNAjの場合と同様に、注文ID、及び、注文IDに対応して引き当てられて組み合わされた携帯電話装置及びSIMカードの製造番号と、注文時に指定された電話番号とを結び付けた情報が含まれている。
登録部222は、登録要求情報RNBを受けると、注文IDをキーにして、当該情報の内容に注文者の氏名、住所及び生年月日等の利用者情報を加えた登録情報RRBを生成する。引き続き、登録部222は、対応する注文内容がMNP利用であるか否かを判定する。このMNP利用に関する判定の結果が否定的であった場合には、登録部222は、登録情報RRBを、CCS120へ送る。一方、MNP利用に関する判定の結果が肯定的であった場合には、登録部222は、解除要求SDBをOQS140へ送った後、OQS140からの解除確認RDBを待って、登録情報RRBを、CCS120へ送る。
図2に戻り、OES110は、SPS210j、OSS220、CCS120、OMS130及びUMS150との間で通信行う。このOES110は、図5に示されるように、営業注文受付部111と、共通受付部112と、営業注文入力端末1191,…とを備えている。
営業注文受付部111は、販売職員(営業マン)により営業注文入力端末119q(q=1,…)から入力された注文情報に関する処理を行う。この営業注文受付部111は、注文部116と、登録部117とを備えている。
注文部116は、営業注文入力端末119qを用いて入力された、注文者、注文機種、注文台数、電話番号等を含む注文内容を受ける。この注文内容を受けた注文部116は、注文情報ODCを生成する。そして、当該注文内容において、MNPを利用すべき旨が含まれていない場合には、注文部116は、直ちに、共通受付部112へ注文情報ODCを送る。この注文情報ODCには、上述した注文情報ODAj及びODBの場合と同様に、注文ID(Identifier)、並びに注文機種、注文台数及び指定された電話番号の情報が含まれている。
なお、当該注文内容において、MNPを利用すべき旨が含まれている場合には、上述した注文部211及び221の場合と同様に、注文部116は、OQS140を介して、MNP利用が可能であるか否かの問い合わせSQBをOCS930に対して行う。そして、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPCが肯定的なものであった場合には、注文部116は、注文処理が可能と判定して、共通受付部112へ、MNP利用である旨及び注文内容で指定された電話番号を更に含む注文情報ODCを送る。
ここで、OQS140を介して受けた当該問い合わせに対するOCS930からの回答RPCが否定的なものであった場合には、注文部116は、MNP利用ができないと判定し、営業注文入力端末119qへその旨を送るようになっている。
登録部117は、後述するように共通受付部112から送られてきた登録要求情報RNCを受ける。この登録要求情報RNCには、上述した登録要求情報RNAj,RNBの場合と同様に、注文ID、及び、注文IDに対応して引き当てられて組み合わされた携帯電話装置及びSIMカードの製造番号と、指定された電話番号とを結び付ける情報が含まれている。
登録部117は、登録要求情報RNCを受けると、注文IDをキーにして、当該情報の内容に注文者の氏名、住所及び生年月日等の利用者情報を加えた登録情報RRCを生成する。引き続き、登録部117は、対応する注文内容がMNP利用であるか否かを判定する。このMNP利用に関する判定の結果が否定的であった場合には、登録部117は、登録情報RRCをUMS150へ送る。一方、MNP利用に関する判定の結果が肯定的であった場合には、登録部117は、解除要求SDCをOQS140へ送った後、OQS140からの解除確認RDCを待って、登録情報RRCをUMS150へ送る。
共通受付部112は、SPS210j、OSS220及び営業注文受付部111からの注文情報ODAj,ODB,ODCを受ける。そして、共通受付部112は、受信した注文情報を統一的な形式の注文情報(以下、「統合化注文情報」という)を作成する。こうして作成された統合化注文情報は、共通受付部112からOMS130へ送られる。
図2に戻り、CCS120は、SPS210j、OSS220及びUMS150との間で通信を行う。このCCS120は、図6に示されるように、審査部121と、登録要求部122とを備えている。
審査部121は、顧客適格性を欠いている者のリストである、顧客不適格リスト(いわゆる、ブラックリスト)129を有している。この顧客不適格リスト129には、例えば、料金不払いが発生している等の理由により顧客適格性を欠いている者が登録されるようになっている。
審査部121は、SPS210jからの顧客適格性の問い合わせSQAjを受ける。この顧客適格性の問い合わせSQAjを受けると、審査部121は、問い合わせを受けた注文者が顧客不適格リスト129に登録されているか否かを調査する。そして、審査部121は、調査結果を応答RQAjとしてSPS210jに報告する。
また、審査部121は、OSS220からの顧客適格性の問い合わせSQBを受ける。この顧客適格性の問い合わせSQBを受けると、審査部121は、上述の顧客適格性の問い合わせSQAjを受けた場合と同様に、問い合わせを受けた注文者が顧客不適格リスト129に登録されているか否かを調査する。そして、審査部121は、調査結果を応答RQBとしてOSS220に報告する。
登録要求部122は、SPS210jからの登録情報RRAjを受ける。この登録情報RRAjを受けると、登録要求部122は、登録情報RRAjに基づいて、利用情報の登録要求を生成し、UMS150へ送る。
また、登録要求部122は、OSS220からの登録情報RRBを受ける。この登録情報RRBを受けると、上記の登録情報RRAjを受けた場合と同様に、登録要求部122は、登録情報RRBに基づいて、利用情報の登録要求を生成し、UMS150へ送る。
また、CCS120は、後述するようにして電話番号が書き込まれたSIMカードを搭載する携帯電話装置から、当該SIMカードの製造番号を指定した回線開通要求を受けると、その旨をUMS150へ報告する。
図2に戻り、OMS130は、OES110及びSMS170との間で通信を行う。
OMS130は、OES110からの統合化注文情報を受ける。そして、OMS130は、当該統合化注文情報に対応する管理番号を生成し、当該管理番号が指定された出荷管理情報をSMS170へ送る。
また、OMS130は、管理番号を指定した出荷指令をSMS170から受ける。この出荷指令を受けると、OMS130は、当該管理番号に対応する統合化注文情報において指定された電話番号の文字及びバーコード等を、不図示の倉庫における印刷装置を用いて印刷する。また、OMS130は、当該管理番号に対応する統合化注文情報において指定された携帯電話装置の機種を当該倉庫における表示装置に表示させる。ここで、当該倉庫には、様々な機種の携帯電話装置と、これらの携帯電話装置に装着可能なSIMカードがストックされている。なお、本第1実施形態では、SIMカードは、電話番号が書き込まれていない状態で倉庫にストックされるようになっている。
引き続き、注文機種及び注文台数の携帯電話装置が引き当てられる。この後、引き当てられた携帯電話装置の製造番号とSIMカードの製造番号と電話番号との対応付ける検品処理が、不図示の入力手段(バーコードリーダ等)を用いて行われる。かかる検品処理結果は、OMS130に報告される。
なお、検品処理結果のOMS130への報告が終了すると、引き当てされた携帯電話装置、及び、SIMカードの注文者への配送処理が開始される。
OMS130は、上記の検品処理の結果を受けると、注文ID並びに携帯電話装置の製造番号、SIMカードの製造番号及び電話番号の対応関係を含む登録要求情報を生成し、OES110(より詳しくは、共通受付部112)へ送る。
UMS150は、OES110及びCCS120との間で通信を行う。このUMS150は、利用管理データベース151を備えている。
UMS150は、当該登録要求で指定された利用管理情報を利用管理データベース151に登録する。かかる登録が完了すると、UMS150は、出荷されたSIMカードの製造番号と、当該SIMカードの製造番号とを対応付けた電話番号通知用情報を、OTAS160へ送る。この後、UMS150は、CCS120からの電話番号を指定した回線開通要求を受けると、直ちに、対応する電話番号を利用して通信及び通話が可能とできる回線開通要求待ち状態となる。
図1及び図2に戻り、OQS140は、SPS210jからの問い合わせSQAjを受けると、その問い合わせSQAjを他社システム930へ転送する。そして、当該問い合わせSQAjに対する応答である他社システム930からの回答を受けると、その回答を回答RQAjとしてSPS210jへ転送する(図3参照)。
また、OQS140は、SPS210jからの契約の解除要求SDAjを受けると、その解除要求SDAjを他社システム930へ転送する。そして、当該解除要求SDAjに対する応答である他社システム930からの解除確認を受けると、その解除確認を解除確認RDAjとしてSPS210jへ転送する(図3参照)。
また、OQS140は、OSS220からの問い合わせSQBを受けると、その問い合わせSQBを他社システム930へ転送する。そして、当該問い合わせSQBに対する応答である他社システム930からの回答を受けると、その回答を回答RQBとしてOSS220へ転送する(図4参照)。
また、OQS140は、OSS220からの契約の解除要求SDBを受けると、その解除要求SDBを他社システム930へ転送する。そして、当該解除要求SDBに対する応答である他社システム930からの解除確認を受けると、その解除確認を解除確認RDBとしてOSS220へ転送する(図4参照)。
また、OQS140は、OES110からの問い合わせSQCを受けると、その問い合わせSQCを他社システム930へ転送する。そして、当該問い合わせSQBに対する応答である他社システム930からの回答を受けると、その回答を回答RQBとしてOES110へ転送する(図5参照)。
また、OQS140は、OES110からの契約の解除要求SDCを受けると、その解除要求SDCを他社システム930へ転送する。そして、当該解除要求SDCに対する応答である他社システム930からの解除確認を受けると、その解除確認を解除確認RDCとしてOES110へ転送する(図5参照)。
OTAS160は、UMS150から上述した電話番号通知用情報を受ける。そして、OTAS160は、出荷された携帯電話装置からのSIMカードの製造番号を指定した電話番号通知要求を受けると、指定されたSIMカードの製造番号に対応する電話番号を、ショートメッセージ形式で、当該携帯電話装置へ送る。
SMS170は、OMS130から出荷管理情報を受ける。そして、SMS170は、当該出荷管理情報に基づいて、適切な時期を見計らって、出荷管理情報に含まれる管理番号を指定した出荷指令をOMS130へ送る。
<動作>
次に、以上のように構成された注文処理システム100における注文処理動作について、主に図7〜図11を参照しつつ、適宜他の図面を参照して説明する。ここで、図7〜10は、SPS210j又はOSS220に対してなされた注文に対応する処理を説明するためのフローチャートである。また、図11は、営業注文入力端末119q(q=1,…)から入力された注文に対応する処理を説明するためのフローチャートである。
まず、SPS210j又はOSS220に対してなされた注文に対応する処理について説明する。この処理は、図7に示されるように、SPS210j又はOSS220に対して注文内容が指定され、注文が発生したと認められた段階で開始される。
この注文処理では、まず、図7のステップS11において、注文を受けたSPS210j又はOSS220が、注文入力情報の内容により特定される注文者が顧客適格性を有するか否かを判定する。かかる判定に際して、SPS210j又はOSS220は、特定された注文者が、料金不払いが発生している等の理由により顧客適格性を欠いている者として顧客不適格リスト129に登録されているか否かの問い合わせをCCS120に対して行う。
顧客適格性の問い合わせを受けたCCS120では、審査部121が、当該問い合わせにおいて指定されている注文者が、顧客不適格リスト129に登録されているか否かを参照する。そして、審査部121は、参照結果をOES110へ報告する。
OES110からの報告を受けたSPS210j又はOSS220は、当該報告結果に基づいて、当該注文者が顧客適格性を有しているか否かを判定する。ここでは、当該注文者が顧客適格性を有していない場合、すなわち有していない者として登録されていることが報告された場合には、SPS210j又はOSS220は、当該注文者が顧客適格性を有していないと判定する(ステップS11:N)。そして、処理がステップS16へ進む。
ステップS16では、SPS210jの場合には、SPS210jの表示手段に、当該注文者が顧客適格性を有していないので注文を受け付けることができなかった旨が表示される。また、OSS220の場合には、その旨を当該注文内容が入力されたオンライン注文者端末900kに送る。この後、当該注文情報に対応した注文処理が終了する。
ここで、注文者(顧客)自らが、SPS210j又はオンライン注文端末900kを操作して注文する場合、上記におけるSPS210jの表示手段又はオンライン注文者端末900kの表示手段に表示する表示内容の一部を適宜表示しないこととしてもよい。例えば、当該注文者が顧客適格性を有していない旨を積極的に表示しないようにすることで、当該顧客の心象に配慮することができる。
一方、当該注文者が顧客適格性を有している場合、すなわち顧客適格性を有していない者として登録されていないことが報告された場合には、SPS210j又はOSS220は、当該注文者が顧客適格性を有していると判定する(ステップS11:Y)。そして、処理はステップS12へ進む。
ステップS12では、SPS210j又はOSS220が、注文内容がMNPを利用する旨を含んでいるか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS12:N)には、当該注文内容に対応する注文情報ODAj又はODBを生成し、OES110へ向けて送る。そして、処理がステップS15へ進む。
ステップS12における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y)には、処理はステップS13へ進む。このステップS13では、SPS210j又はOSS220が、注文内容で指定された電話番号について、MNP利用が可能か否かを、OQS140を介して、当該電話番号で現在サービスを提供している他社のシステムである他社システム930に問い合わせる。
この問い合わせ(解約可否照会)に対する回答(解約可否照会結果)を、他社システム930からOQS140を介して受けると、ステップS14において、SPS210j又はOSS220は、当該回答の内容に基づいて、MNP利用が可能か否かを判定する。すなわち、ステップS14においては、SPS210j又はOSS220は、当該回答が肯定的であった場合(解約可能である場合)には、MNP利用が可能であると判定し、当該回答が否定的であった場合(解約不可である場合)には、MNP利用が不可能であると判定する。
ステップS14における判定の結果が否定的あった場合(ステップS14:N)には、処理はステップS16へ進む。このステップS16では、上述の場合と同様に、SPS210jの場合には、SPS210jの表示手段に、MNP利用ができない旨が表示される。また、OSS220の場合には、その旨を当該注文内容が入力されたオンライン注文者端末900kに送る。この後、当該注文情報に対応した注文処理が終了する。
ステップS14における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS14:Y)には、処理はステップS15へ進む。このステップS15では、出荷指令の発行処理のための管理番号の生成処理が行われる。この処理に際しては、まず、OES110の共通受付部112が、受信した注文情報に基づいて、当該注文情報に含まれる氏名、住所、生年月日等で特定される注文者ごとに、注文機種及び注文機種ごとの注文数を取りまとめ、統合化注文情報を作成する。こうして作成された統合化注文情報が、共通受付部112からOMS130へ送られる。統合化注文情報を受けたOMS130は、当該統合化注文情報に対応する管理番号を生成する。そして、OMS130は、当該管理番号を指定した出荷管理用情報を生成し、SMS170へ送る。
この後、SMS170による出荷指令の発行待ちとなり、当該注文に関する処理は、一旦終了する。
SMS170による、当該管理番号を指定した出荷指令の発行が行われると、当該注文に関する処理が再開する。かかる処理再開に際しては、図8に示されるように、まず、ステップS21において、検品処理が行われる。この検品処理では、OMS130が、当該管理番号に対応する統合化注文情報において指定された電話番号の文字及びバーコード等を、不図示の倉庫における印刷装置を用いて印刷する。また、OMS130は、当該管理番号に対応する統合化注文情報において指定された携帯電話装置の機種を当該倉庫における表示装置に表示させる。
引き続き、注文機種及び注文台数の携帯電話装置が引き当てられる。この後、引き当てられた携帯電話装置の製造番号とSIMカードの製造番号と電話番号とを対応付ける検品処理が、不図示の入力手段(バーコードリーダ等)を用いて行われる。
ここで、例えば、印刷装置により印刷された電話番号の文字及びバーコードは、それごとに順次出力されるようにするとともに、引き当てられた携帯電話装置が収容された外箱には、この携帯電話装置の製造番号を特定するバーコードが印刷されており、SIMカードの収容されたパッケージにも、係るカードの製造番号を特定するバーコードが印刷されているようにする。そして、OMS130に接続されるバーコードリーダを用いて、印刷装置により印刷されたバーコードを全て読み取った後、携帯電話装置の外箱に印刷されたバーコードを全て読み取り、さらに、SIMカードのパッケージに印刷されたバーコードを全て読み取るようにする。引き続き、OMS130にて動作するソフトウェアプログラムにより、これらのバーコード読み取り結果で特定された電話番号、製造番号の関連付けの処理を一処理として行う。以上のようにすれば、携帯電話装置とSIMカードのセット品を一の組物とすると同時に、これらの出荷検品をすることができる。
このように、簡易な作業でそれぞれの情報の関連付け処理を正確にすることができるとともに、大量の出荷検品をすることができる。よって、当該検品処理の的確性及び迅速性の向上とともに、一の組物を構成するための作業の効率化を実現することができる。
かかる検品処理結果は、OMS130に報告される。そして、OMS130は、上記の検品処理の結果を受けると、注文ID並びに携帯電話装置の製造番号、SIMカードの製造番号及び電話番号の対応関係を含む登録要求情報を生成し、OES110(より詳しくは、共通受付部112)へ送る。この登録要求情報を受けたOES110の共通受付部112は、当該登録要求情報を、当該注文IDを有する注文情報を送信したSPS210j又はOSS220へ返送する。
なお、OMS130とOES110との間でなされる登録要求情報の授受は、OES110がOMS130より取得するようにしてもよい。
以上のようにして検品処理が終了すると、ステップS26において、直ちに、注文者の住所への当該携帯電話装置及びSIMカードの組み合わせであるセット品の配送処理が開始される。
ステップS26における出荷・配送処理と並行して、ステップS22において、登録要求情報を受けたSPS210j又はOSS220の登録部212又は222が、当該注文IDの注文内容がMNP利用であるか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS22:N)には、処理はステップS24へ進む。
一方、ステップS22における判定の結果が肯定的(ステップS22:Y)であった場合には、処理はステップS23へ進む。このステップS23には、他社契約の解除処理が行われる。この解除処理では、SPS210j又はOSS220が、まず、解除要求SDAj又はSDBを、OQS140を介して他社システム930へ送る。そして、SPS210j又はOSS220が、他社システム930からの解除確認RDAj又はRDBを受けることにより、当該解除処理が終了する。こうして、当該解除処理が終了すると、処理はステップS24へ進む。
ステップS24では、UMS150内の利用管理データベース151への利用管理情報の登録処理が行われる。この登録処理では、登録部212又は222が、既に生成されている当該注文IDに対応する登録情報RRAj及びRRBをCCS120(より詳しくは、登録要求部122)へ送る。
登録情報を受けたCCS120の登録要求部122は、当該登録情報に基づいて、利用情報の登録要求を生成し、UMS150へ送る。なお、登録要求部122からの登録要求においては、1つの本登録要求により所定数以下の携帯電話装置に関する登録情報をUMS150へ送ることが可能となっている。
CCS120の登録要求部122からの登録要求を受けたUMS150は、当該登録要求で指定された利用管理情報を利用管理データベース151に登録する。
次に、ステップS25において、UMS150が、新たな登録内容で指定されているSIMカードの製造番号と電話番号との対応関係情報をOTAS160へ送る。この結果、OTAS160は、出荷されたSIMカードの製造番号を指定した電話番号通知要求を受けると、当該電話番号を送信できる状態となる。
この後、電話番号通知要求の受信待ちとなり、当該注文に関する処理は、一旦終了する。
さて、出荷されたSIMカードが装着された携帯電話装置の電源がONとされると、携帯電話装置は、装着されたSIMカードに電話番号が書き込まれているか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、図9に示されるように、ステップS31において、携帯電話装置が、SIMカードの製造番号を指定した電話番号要求を、OTAS160へ送る。この電話番号要求を受けたOTAS160は、ステップS32において、指定されたSIMカードの製造番号に対応する電話番号を、ショートメッセージ形式で送る。
次に、電話番号通知を受けた携帯電話装置は、ステップS33において、装着されているSIMカードに、通知された電話番号を書き込む。この結果、当該携帯電話装置と当該SIMカードとの組による回線開通要求が可能となる。
この後、図10のステップS41において、電話番号が書き込まれたSIMカードを装着した携帯電話装置が、当該電話番号を指定した回線開通要求をCCS120へ送ると、ステップS42において、CCS120からUMS150へその旨が通知される。この結果、UMS150において、当該電話番号に関する開通処理が行われる。こうして、当該電話番号を使用した通話や通信について、UMS150による課金が行われるサービスの提供が開始される。
次に、営業注文入力端末119q(q=1,…)から入力された注文に関する処理を説明する。この処理は、図11に示されるように、営業注文入力端末119qから営業注文受付部111内の注文部116に注文内容が報告され、注文が発生したと認められた段階で開始される。
この注文処理では、まず、ステップS51〜S54、S56において、上述したS11〜S15及びS16と比べて、ステップS11における顧客適格性の判定を行わないことを除いて、同様の処理が、注文部116の主導のもとで行われる。
以下、上述したステップS21〜S25と同様の処理が行われ、検品、他者契約解除、利用管理情報の登録が実行される。引き続き、上述したS31〜S33と同様の処理が行われ、電話番号要求から、出荷されたSIMカードへの電話番号の書込みが行われる。そして、上述したS41,S42と同様の処理が行われ、回線開通が行われる。こうして、当該電話番号を使用した通話や通信について、UMS150による課金が行われるサービスの提供が開始される。
以上説明したように、本実施形態では、住所、氏名及び生年月日等の利用者の個人情報、並びに機種及び数量、並びに電話番号を含む注文情報を指定した注文を受けると、当該注文情報における機種及び数量に対応して携帯電話装置及びSIMカードを特定する。こうして特定され、かつ、電話番号が特定された携帯電話装置及びSIMカードの注文者への出荷を行う。引き続き、携帯電話装置の出荷後における配送と並行して、当該携帯電話装置及びSIMカードの製造番号及び特定された電話番号を含む利用管理情報が、課金処理を含む通信利用管理処理を行う通信利用管理システム(UMS)150の利用管理データベース151へ登録される。
このため、出荷されたSIMカードの製造番号に対応する電話番号の通知に従って、当該電話番号が書き込まれたSIMカードが装着された携帯電話装置による回線開通要求が行われた場合に、迅速に回線開通処理を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、注文者すなわち利用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、販売店等の店頭やオンラインショップで受けた注文の場合には、上記の注文情報に対応した携帯電話装置の特定に先立って、注文内容に含まれる注文者特定情報に基づき、注文者の顧客適格性を判定する。そして、顧客適格性判定の結果が肯定的であった場合にのみ、注文情報に対応した携帯電話装置を特定する。このため、例えば、料金不払いが発生している等の顧客適格性を有しない注文者への携帯電話装置の配送を防止することができる。
また、本実施形態では、OES110が、複数種類の経路からの注文情報を受信して、統一的な形式に変換する。このため、注文経路による注文情報の個別性をOES110が吸収するので、OES110から以降の構成を、注文経路によらず共通化することができ、注文処理システム100の構成を簡素化することができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、OES110とOMS130とは異なるシステムとして構成するようにしたが、1つのシステムにより、OES110の機能及びOMS130の機能を果たすようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、注文情報の送信元として、SPS210j(j=1,…)、OSS220及び営業注文入力端末119q(q=1,…)の3種を想定した。これに対し、注文情報の送信元は、当該3種以外のものを含んでもよいし、当該3種のうちの1種又は2種であってもよい。
また、上記の実施形態では、注文対象装置を携帯電話装置とし、顧客識別情報保持媒体をSIMカードとした。これに対し、顧客識別情報保持媒体を携帯電話装置の内部の不揮発性の記憶領域とすることもできる。この場合には、上述したSIMカードの製造番号の役割を、携帯電話装置の番号が合わせて担うことになる。
また、上記の実施形態では、注文対象装置を携帯電話装置としたが、携帯電話装置以外であっても、SIMカードに相当する顧客識別情報保持媒体と連係することにより利用サービスの享受が可能な装置の注文処理においても適用することができるのは、勿論である。
また、上記の実施形態では、利用者管理情報の登録が行われた段階で、UMS150が、登録された利用者管理情報で指定されているSIMカードの製造番号と電話番号との対応関係情報をOTAS160へ送るようにした。これに対し、SIMカードの製造番号が指定された電話番号要求を受けたOTAS160が、指定されたSIMカードの製造番号に対応する電話番号をUMS150に問い合わせるようにし、当該問い合わせに対するUMS150からの応答として通知された電話番号を、当該電話番号要求を行った携帯電話装置へショートメッセージ形式で送るようにすることもできる。
以上説明したように、本発明の注文処理方法及び注文処理システムは、顧客識別情報保持媒体と連係することにより利用サービスの享受が可能な携帯電話装置等の装置の注文処理に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る注文処理システムの構成を概略的に示す図である。 図1の注文処理システムの各要素の機能的な接続関係を示すブロック図である。 図1における店頭システム(SPSj)の構成を示すブロック図である。 図1におけるオンラインショップサーバ(OSS)の構成を示すブロック図である。 図1における注文受付システム(OES)の構成を示すブロック図である。 図1におけるカスタマセンタシステム(CCS)の構成を示すブロック図である。 図1の注文処理システムによる注文処理の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。 図1の注文処理システムによる注文処理の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。 図1の注文処理システムによる注文処理の動作を説明するためのフローチャート(その3)である。 図1の注文処理システムによる注文処理の動作を説明するためのフローチャート(その4)である。 図1の注文処理システムによる注文処理の動作を説明するためのフローチャート(その5)である。
符号の説明
100…注文処理システム、110…注文受付システム、111…営業注文受付部、112…共通受付部、116…注文部、117…登録部、119p…営業注文入力端末、120…カスタマセンタシステム、121…審査部、122…登録要求部、123…OTA処理部、129…顧客不適格性リスト、130…注文管理システム、140…他社問合サーバ、150…通信利用管理システム、151…利用管理データベース、160…OTAサーバ、170…出荷管理システム、210j…店頭システム、211…注文部、212…登録部、220…オンラインショップサーバ、221…注文部、222…登録部、900k…オンライン注文者端末、930…他社システム。

Claims (12)

  1. 顧客識別情報が保持された顧客識別情報保持媒体と連係することにより、前記顧客識別情報が付与された装置として、利用サービスの享受が可能なサービス利用装置の注文処理方法であって、
    注文情報に含まれる機種及び数量に対応した前記サービス利用装置及び前記顧客情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定工程と;
    前記顧客識別情報が特定された前記サービス利用装置及び前記顧客情報保持媒体の出荷を行う出荷工程と;
    前記出荷及び前記出荷の後における配送と並行して、前記サービス利用装置の製造番号と、前記顧客識別情報保持媒体の製造番号と、前記顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付けて、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、前記顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、前記サービスの開始処理を行うことができる状態に前記サービス利用管理手段を設定する登録工程と;
    を備えることを特徴とする注文処理方法。
  2. 前記サービス利用装置は、携帯電話装置であり、
    前記顧客識別情報には、前記携帯電話装置の電話番号が含まれ
    前記サービス開始要求は、前記顧客識別情報に対応する回線開通要求である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の注文処理方法。
  3. 前記出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に前記顧客識別情報が保持されていない場合には、
    前記配送されたサービス利用装置からの前記顧客識別情報の付与要求に応答して、前記配送されたサービス利用装置へ前記顧客識別情報を通知する顧客識別情報付与工程と;
    前記顧客識別情報の通知を受けた前記サービス利用装置が、前記顧客識別情報保持媒体に前記通知された顧客識別情報を登録する顧客識別情報登録工程と;
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の注文処理方法。
  4. 前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合において、
    前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記変更前のサービス提供業者に前記変更の可否の問い合わせを行う変更問合工程を更に備え、
    前記変更問合工程における問い合わせに対して肯定的な回答が得られた場合に、前記顧客識別情報特定工程が実行される、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の注文処理方法。
  5. 前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記注文情報に含まれる注文者特定情報に基づいて、前記注文者の顧客適格性を判定する顧客適格性判定工程を更に備え、
    前記顧客適格性判定工程における判定結果が肯定的であった場合にのみ、前記特定を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の注文処理方法。
  6. 顧客識別情報が保持された顧客識別情報保持媒体と連係することにより、前記顧客識別情報が付与された装置として、利用サービスの享受が可能なサービス利用装置の注文処理を行う注文処理システムであって、
    注文情報に含まれる機種及び数量に対応した前記サービス利用装置及び前記顧客情報保持媒体の組に対する顧客識別情報を特定する顧客識別情報特定手段と;
    前記サービス利用装置の製造番号及び前記顧客識別情報保持媒体に保持された顧客識別情報を含む利用管理情報に基づいて、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段と;
    前記顧客識別情報が特定された前記サービス利用装置及び前記顧客情報保持媒体の出荷及び前記出荷の後における配送と並行して、前記サービス利用装置の製造番号と、前記顧客識別情報保持媒体の製造番号と、前記顧客識別情報を含む利用管理情報とを関連付け、課金処理を含むサービス利用管理処理を行うサービス利用管理手段に登録し、前記顧客識別情報をキーに課金処理を伴うサービスの開始を要求するサービス開始要求を受けた場合に、直ちに、前記サービスの開始処理を行うことができる状態に前記サービス利用管理手段を設定する登録手段と;
    を備えることを特徴とする注文処理システム。
  7. 前記サービス利用装置は、携帯電話装置であり、
    前記顧客識別情報には、前記携帯電話装置の電話番号が含まれ、
    前記サービス開始要求は、前記顧客識別情報に対応する回線開通要求である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の注文処理システム。
  8. 前記出荷されたサービス利用装置と連係すべき顧客識別情報保持媒体に前記顧客識別情報が保持されていない場合に、前記配送されたサービス利用装置へ前記顧客識別情報を通知する顧客識別情報付与手段を更に備える、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の注文処理システム。
  9. 前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合に、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記変更前のサービス提供業者に前記変更の可否の問い合わせを行う変更問合手段を更に備え、
    前記注文情報が、前記顧客識別情報を変更せずにサービス提供業者の変更を行う旨を含む場合には、前記変更問合手段による問い合わせに対して肯定的な回答が得られたときに、前記顧客識別情報特定手段による特定が行われる、
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の注文処理システム。
  10. 前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応したサービス利用装置の特定に先立って、前記注文情報に含まれる注文者特定情報に基づいて、前記注文者の顧客適格性を判定する顧客適格性判定手段を更に備え、
    前記顧客適格性判定手段による判定結果が肯定的であった場合にのみ、前記注文情報に含まれる機種及び数量に対応した前記サービス利用装置を特定する、
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の注文処理システム。
  11. 複数種類の経路からの注文情報を受信して、統一的な形式に変換する注文情報収集手段を更に備える、ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の注文処理システム。
  12. 前記複数種類の経路には、ネットワーク上の仮想的な店舗からの経路、及び、現実に配置された店舗からの経路が含まれる、ことを特徴とする請求項11に記載の注文処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017049767A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 ブラザー工業株式会社 管理サーバ、および通信システム

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