JP2009178112A - 草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース - Google Patents

草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース Download PDF

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Abstract

【課題】ナイロンカッタを装備する草刈機では、ナイロンカッタが磨耗し草刈りが困難となった場合、回転ケース内のボビン(巻取り機構)より予備のナイロンカッタを繰出す所作が必要となる。この場合、安全で簡易にボビンを繰出す構造を提供する。
【解決手段】草刈機の回転軸が入る開口2と引掛け片5とガイドピース並びに複数の第一係止突条12を設けた碗形のハウジングと、ハウジングの部屋に内装され、かつ上下鍔片21、22に第一・第二被係止突条25、26を設けたナイロンカッタを捲装したボビンと、ハウジングの開放をカバーし、かつハウジングに嵌着される第二係止突条44を設けた皿状のカバー40と、また、ハウジングとボビンとの間にスプリング15を介設し、このスプリング15の圧縮と、慣性力を介し、ボビンを回転し、ナイロンカッタを自動繰出し可能とした回転ケース。
【選択図】図3−1

Description

本発明は、草刈機のナイロンカッタ(ナイロンコード)の繰出し機構を備えた回転ケースに関する。
従来、ナイロンカッタを装備する草刈機の回転ケースの場合は、使用により、このナイロンカッタが磨耗で短くなり、草刈りに困難となった場合には、この回転ケース内のボビン(巻取り機構)より予備のナイロンカッタを繰出す所作が必要となる。この場合には、ボビンの回転時にこの回転を利用して自動的にボビンを繰出す構造と、ボビンを手動操作で回転して繰出す構造とが知られている。その代表的な一例を、下記の先行文献を利用して説明する。
このボビンの回転時にこの回転を利用して自動的にボビンを繰出す構造として、文献(1)と、文献(2)がある。この文献(1)は、特開平6−30626号の「コード型草刈機の刈刃装置におけるコード繰出し機構」である。この発明の構造は、ボビンの上下鍔片の表面、裏面に、第一係止爪と、第二係止爪を突設し、このボビン内に遊嵌し、かつハウジンクに摺動自在に設けた殴打部を備えた切換部材と、この切換部材の外周壁に設けた、被係止爪と、前記切換部材を付勢するハウジングと、カバーとの間に設けたスプリングとで構成し、前記切換部材の脱抜を前記カバーで防止し、かつこの切換部材の殴打部を、このカバーより突出する構成とする。そして、この殴打部の殴打を介して、この殴打部をカバー内に嵌入し、前記第二係止爪と被係止爪との係合開放を介して、前記ボビンを回転しつつ、前記第一係止爪と被係止爪との係合を介して、前記ボビンの回転停止が図れるとともに、この係合開放の瞬間から、係合の間に、ナイロンカッタを、繰出し可能とする。そして、この発明の特徴は、ボビンと切換部材との回転速度差を利用し、ナイロンカッタの繰出し、またこの殴打作業の繰返しを介して、繰出し長さを調整することにある。また、文献(2)は、特開2005−124501の「刈払機のコード繰出し装置、及びコード繰出し装置におけるコードの配索方法」である。この発明の構造は、ハウジング(ケース蓋)の上壁内面に押爪を、カバー(ケース本体)の底壁に係合凹部を、それぞれ突設し、このハウジングとカバーとの間に可動自在に設け、かつ押圧部を備えたボビン(リール部材)の上下壁の表裏面に、前進爪と係合凸部とを設け、このハウジングと、ボビンとの間に、押圧部を付勢するスプリングを介設し、このボビンの押圧部が、カバーより突出する構成とする。そして、この押圧部の殴打を介して、この押圧部をカバー内に嵌入し、前記係合凹部と係合凸部との係合開放と、前記ボビンを回転しつつ、前記押爪と前進爪との係合を介して、前記ボビンを回転するとともに、この係合開放の瞬間から、係合の間に、ナイロンカッタを、繰出し可能とする。そして、この発明の特徴は、皿状のカバーにナイロンカッタの挿通孔を開設したので、外装ケース(ケース本体とケース蓋とで構成する)内に、埃、土、草が侵入しないことにある。
そして、ボビンを手動操作で回転して繰出す構造として、文献(3)がある。この文献(3)は、特開2006−14686の「コード型草刈機の刈刃装置における手動式コード繰出し機構」である。この発明の構造は、ボビンの上鍔片の表面に、連動凹凸部と、ストッパー凹凸部とを設け、このストッパー凹凸部に係脱される手動操作体を、このボビンの放射方向に、挿脱可能に設けるとともに、この手動操作体を、スプリングを介して、前記放射方向に付勢する構造とし、またこのボビンを、ハウジンクとカバーとの間に回転自在に設ける構造であり、当該手動操作体の押圧(挿入)と、押圧解除(復帰)を介して、前記ボビンの回転と回転停止とを図るとともに、この回転と回転停止により、ナイロンカッタを、繰出し可能とする。そして、この発明の特徴は、手動操作体の操作を介して、ナイロンカッタの繰出し、及び/又は、繰出し長さを調整することにある。
特開平6−30626号 特開2005−124501 特開2006−14686
前記文献(1)は、ボビン内に遊嵌し、かつハウジンクに摺動自在に設けた殴打部を備えた切換部材を設ける構造であり、例えば、部品点数が増えること、またこの組付けに対する手間及び/又は熟練を要すること、等の問題を抱えている。そして、また、ボビンの僅かな軸芯方向への移動で、このボビンの停止と、停止開放(回転)を図る構造であり、確実な、動作を図るには、改良の余地がある。
また文献(2)は、深いケース本体まで、回転軸を延設する構造であり、外装ケースの盲動の問題を解決する必要性があり、構造の複雑化を招来すること、また使用時の取扱にも配慮する必要があり、面倒であること、等の問題を抱えている。そして、また、この発明では、係合凹凸部との係合、前進爪及び押爪の係合(噛合)を介して、ボビン(リール部材)の回転停止と、回転を図る構造であり、回転ピッチの余裕が少なく、余分の手間と、時間とを要することが考えられ、取扱に改良の余地が考えられる。
さらに文献(3)は、草刈機を停止し、手動操作体の制御を介して、ボビンの回転を図り、このボビンに捲装されたナイロンカッタを繰出す構造であり、手間及び/又は時間を要すること、草刈機の取扱に経験と、新たな知識を要すること、等の改良の余地が考えられる。殊に、一々、草刈機の停止を介して、ナイロンカッタを繰出す構造であり、緊急時の対応に、苦慮することもあり得ること、また停止を怠ると、思わぬ事故を起こし問題となること、等の改良すべき課題がある。
請求項1の発明は、草刈機を回転しながら、ナイロンカッタを所定長さ、繰出し可能とすること、その際に、ボビンをカバーより切離し、この切離し直後に、ハウジングに係止する構造とし、ナイロンカッタを所定長さ、確実かつスムースに、繰出し可能とすること、等を意図する。またこの請求項1の発明は、ボビンの上下鍔片に設けた第一・第二被係止突条と、ハウジングに設けた第一係止突条及び第二係止突条との係止及び係止解除を介して、ボビンの回転と、この回転停止とを図る構造であり、確実、かつスムースなナイロンカッタの繰出しを行なうこと、また、前述のナイロンカッタを所定長さ、確実かつスムースに、繰出し可能とすること、等を意図する。さらに、請求項1の発明は、スプリングを、ハウジングとボビンに係止可能とする構造を採用し、ボビンの確実かつスムースな、嵌入と、復帰とを図ること、又はスプリングとの相性の良いボビンを提供すること、等を意図する。また、カバーを回転し、ハウジングの引掛け片に設けた曲面部を利用する取外し方法では、このカバーを、やや強く、円周方向に回転することで、このカバーに設けた切欠き孔は、引掛け片の一方側に設けた曲面部を滑り、この引掛け片が反りあがり、かつ軸芯方向に撓むとともに、引掛け片の爪部が、カバーの切欠き孔の段付き部より脱離し、このカバーの取外しが図れることを意図する。
請求項1は、草刈機の回転軸の挿入を許す開口を上壁に設け、かつこの回転軸に固止される椀形のハウジングには、その周壁に、一方側に曲面部を有する引掛け片を対で設けるとともに、この引掛け片の間に設けたスリットに、ナイロンカッタ挿入用のガイドピースを嵌着し、またその上壁内面に複数の第一係止突条を膨出して設けた構成とし、
このハウジングに内装され、かつ前記ナイロンカッタを捲装したボビンは、筒状本体部と、この筒状本体部に設け、かつ第一・第二被係止突条を膨出形成した上下鍔片で構成し、この筒状本体部の下部に設けた押圧用の突部の内面には、この筒状本体部の内面側より、環状に設けた第一リング壁と、この第一リング壁と当該筒状本体部内面との間に差渡し設けた複数枚の座面片と、また、この第一リング壁の内方で、かつこの内面に環状に設けた第二リング壁と、この第二リング壁と前記第一リング壁との間に差渡し設けた複数枚の突片を、順次、設ける構成とし、
前記ハウジングの引掛け片に係止され、かつこのハウジングをカバーする皿状のカバーを設け、このカバーには、その壁体の外周面に開設した前記引掛け片が挿入される切欠き孔と、この切欠き孔の間に設けた、当該ハウジングの周壁の外側に添着される複数の突片と、また、この壁体に開設した前記ボビンの突部が挿入される開口と、その内壁面に膨出した複数の第二係止突条で構成し、
前記ハウジングに、前記カバーを装着した際に、このカバーの開口する前記突部が突出するように、前記ボビンの空間部と、前記ハウジングの上壁内面との間にスプリングを装着した構成であり、
前記スプリングの付勢力で、前記第二被係止突条と、第二係止突条が係止関係を確保し、また、このスプリングの付勢力を圧縮した際に、前記ボビンが移動し、前記第一被係止突条と、第一係止突条が係止関係を確保し、
前記引掛け片の一方側の曲面部を介して、この引掛け片が、前記切欠き部の段付き部より脱離し、前記ハウジングより前記カバーの取外しができる構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な構造のハウジングを提供すること、等を意図する。
請求項2は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
このハウジングには、当該ハウジングの上壁に設けた開口を囲繞し、かつこの開口の外側の上壁内面より垂下した前記回転軸に固止される嵌合部を備えた内筒と、この内筒を囲繞し、前記上壁内面より垂下した中間筒と、この中間筒を囲繞し、前記上壁内面より垂下した座筒とを順次設け、この中間筒に前記スプリングの内面側を添接し、またこのスプリング座面を前記座筒に当接する構造とし、また、この座筒と、前記ハウジングの周壁との間で、かつ前記上壁内面の放射方向に、複数の第一係止突条を設ける構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な構造のハウジングを提供すること、等を意図する。
請求項3は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
この引掛け片は、ハウジングの放射方向に延設して設け、この引掛け片の一方側に曲面部を形成し、この曲面部を介して、前記カバーを、取外し可能な構造とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な構造のボビンを提供すること、等を意図する。
請求項4は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
このボビンの下鍔片にのみ、ナイロンカッタの自由端のやや内側を係止できる凹孔を開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な構造のボビンで、かつナイロンカッタの融着を防止できるボビンを提供すること、等を意図する。
請求項5は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
このボビンの筒状本体部に、空気流通用の貫通孔を複数開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
請求項1の発明は、草刈機の回転軸の挿入を許す開口を上壁に設け、かつこの回転軸に固止される椀形のハウジングには、その周壁に、一方側に曲面部を有する引掛け片を対で設けるとともに、引掛け片の間に設けたスリットに、ナイロンカッタ挿入用のガイドピースを嵌着し、またその上壁内面に複数の第一係止突条を膨出して設けた構成とし、
ハウジングに内装され、かつナイロンカッタを捲装したボビンは、筒状本体部と、筒状本体部に設け、かつ第一・第二被係止突条を膨出形成した上下鍔片で構成し、筒状本体部の下部に設けた押圧用の突部の内面には、筒状本体部の内面側より、環状に設けた第一リング壁と、第一リング壁と当該筒状本体部内面との間に差渡し設けた複数枚の座面片と、また、第一リング壁の内方で、かつ内面に環状に設けた第二リング壁と、第二リング壁と第一リング壁との間に差渡し設けた複数枚の突片を、順次、設ける構成とし、
ハウジングの引掛け片に係止され、かつハウジングをカバーする皿状のカバーを設け、カバーには、壁体の外周面に開設した引掛け片が挿入される切欠き孔と、切欠き孔の間に設けた、ハウジングの周壁の外側に添着される複数の突片と、また、壁体に開設したボビンの突部が挿入される開口と、内壁面に膨出した複数の第二係止突条で構成し、
ハウジングに、カバーを装着した際に、カバーの開口する突部が突出するように、ボビンの空間部と、ハウジングの上壁内面との間にスプリングを装着した構成であり、
前記スプリングの付勢力で、第二被係止突条と、第二係止突条が係止関係を確保し、またスプリングの付勢力を圧縮した際に、ボビンが移動し、第一被係止突条と、第一係止突条が係止関係を確保し、
引掛け片の一方側の曲面部を介して、引掛け片が、切欠き部の段付き部より脱離し、ハウジングよりカバーの取外しができる草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
従って、請求項1は、草刈機を回転しながら、ナイロンカッタを所定長さ、繰出し可能となること、その際に、ボビンをカバーより切離し、この切離し直後に、ハウジングに係止する構造とし、ナイロンカッタを所定長さ、確実かつスムースに、繰出し可能となること、等の特徴を有する。またこの請求項1は、ボビンの上下鍔片に設けた第一・第二被係止突条と、ハウジングに設けた第一係止突条及び第二係止突条との係止及び係止解除を介して、ボビンの回転と、この回転停止とが図れる構造であり、確実、かつスムースなナイロンカッタの繰出しが行えること、また、前述のナイロンカッタを所定長さ、確実かつスムースに、繰出し可能となること、等の特徴を有する。さらに、請求項1は、スプリングを、ハウジングとボビンに係止可能とする構造を採用し、ボビンの確実かつスムースな、嵌入と、復帰とが図れること、又はスプリングとの相性の良いボビンを提供できること、等の実益がある。また、カバーを回転し、ハウジングの引掛け片に設けた曲面部を利用する取外し方法では、このカバーを、やや強く、円周方向に回転することで、このカバーに設けた切欠き孔は、引掛け片の一方側に設けた曲面部を滑り、この引掛け片が反りあがり、かつ軸芯方向に撓むとともに、引掛け片の爪部が、カバーの切欠き孔の段付き部より脱離し、このカバーの取外しが図れる特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
ハウジングには、ハウジングの上壁に設けた開口を囲繞し、かつ開口の外側の上壁内面より垂下した回転軸に固止される嵌合部を備えた内筒と、内筒を囲繞し、上壁内面より垂下した中間筒と、中間筒を囲繞し、上壁内面より垂下した座筒とを順次設け、中間筒にスプリングの内面側を添接し、またスプリング座面を座筒に当接する構造とし、また、座筒と、ハウジングの周壁との間で、かつ上壁内面の放射方向に、複数の第一係止突条を設ける構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な構造のハウジングを提供できること、等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
引掛け片は、ハウジングの放射方向に延設して設け、引掛け片の一方側に曲面部を形成し、この曲面部を介して、前記カバーを、取外し可能な構造とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な構造のハウジングを提供できること、等の特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
ボビンの下鍔片にのみ、ナイロンカッタの自由端のやや内側を係止できる凹孔を開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な構造のボビンを提供できること、等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
ボビンの筒状本体部に、空気流通用の貫通孔を複数開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースである。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な構造のボビンで、かつナイロンカッタの融着を防止できるボビンを提供できること、等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1は草刈機の全体を示した縮尺斜視図、図2は回転ケースの平面図、図3−1は回転ケースの断面図であって、ハウジング、ボビンと、カバー、並びにスプリングの相関関係を示した断面図、そして、図3−2は図3−1のボビンの可動(上昇)を示した断面図である。図4−1はハウジングを裏面視した斜視図、図4−2はハウジングの裏面図、図5−1はボビンとカバー、並びにナイロンカッタの相関関係を示した斜視図、図5−2は図5−1の平面図、図6−1はボビンの斜視図、図6−2は図6−1の平面図、図6−3は図6−1の裏面図である。
1は草刈機Mの回転軸M1の挿入を許す開口2を上壁1aに設けたハウジングで、このハウジング1は、回転軸M1に固止される嵌合部3を有する椀形を呈する。そして、このハウジング1は前記上壁1aと、環状の周壁1bを有し、この周壁1bの下側は、開放4である。またこの周壁1bには、対の切溝100(スリット)、100[対の場合には、一つの符号とする]を介して引掛け片5、5を、それぞれ設けるとともに、対の切溝100・その長さ及び/又は素材を介して、この引掛け片5に弾性を付与する構造である。また、この周壁1bで、かつ望ましくは、引掛け片5の間に、スリット101を介して、ガイドピース7、7を嵌着する。さらに、このハウジング1の上壁1aの内面1cには、開口2を囲繞した箇所(開口2の外側に相当する箇所)より垂下した回転軸M1に固止される嵌合部3を備えた内筒8と、この内筒8を囲繞し、内面1cより垂下した中間筒10と、この中間筒10を囲繞し、内面1cより垂下した座筒11とを順次設け、中間筒10の外側にスプリング15の内面側15aを添接し、またスプリング15の座面1500を座筒11に当接する構造とし、また、座筒11の外面と、ハウジング1の周壁1bの内面との間で、かつ内面1cの放射方向には、複数の第一係止突条12を設ける構成である。
尚、このハウジング1には、ナイロンカッタBを捲装できるボビン20を内装する空間13が形成されている。そして、また、前記引掛け片5を保護するガイド片14がそれぞれ周壁1bに膨出形成する。図中16はスリット101を保護する周壁1bの内面側に設けた膨出片を示す。
そして、前記ボビン20は、上下鍔片21、22と、筒状本体部23とで構成されてあり、この上下鍔片21、22には、複数の第一・第二被係止突条25、26を、それぞれ膨出形成するとともに、下鍔片22には、ナイロンカッタBの自由端B1、B2のやや内側を係止できる2個の凹孔27を形成し、またボビン20には、押圧用の突部28を形成する。そして、このボビン20には中間鍔片29を設け、この中間鍔片29で、ナイロンカッタBの二方向への繰出しを図り、また中間鍔片29の円周方向の中間箇所に、引掛けを設け、この引掛けを利用し、ナイロンカッタBの中間を係止する構造とすることが望ましい。
尚、このボビン20の突部28を構成する壁体28aの内面28bには、次の各部材が、筒状本体部23の内面23aより、軸芯に向かって、順次、設けられている。一番外に、環状に立設した第一リング壁30と、この第一リング壁30と前記筒状本体部23の内面23aとの間に差渡し設けた複数枚の座面片31と、また、第一リング壁30の内方に環状に立設した第二リング壁32と、第一リング壁30との間に差渡し設けた複数枚の突片33とで構成する。そして、この座面片31に前記スプリング15の座面1500が当接されるとともに、突片33の外側には、スプリング15の内面側15aが添接される構成とし、スプリング15を、ハウジング1とボビン20との間に、確実に取付け(配備し)、突部28の押圧を介して、スプリング15の付勢力が押圧され、また、突部28の復帰を、このスプリング15の付勢力を利用して、達成可能とする構造である。
また、このボビン20の筒状本体部23に、空気流通用の貫通孔34を複数開設し、ナイロンカッタB自体及び/又はボビン20との融着を防止する。殊に、夏季及び/又は熱帯地方での合理的な使用を図る。
40はハウジング1の空間13をカバーし、かつこのハウジング1に取付け、取外し自在に設けられる皿状のカバーで、このカバー40は、周壁40aに、複数の突片41を有し、またその壁体40bの外周縁で、かつ前記突片41間には、段付き部42aを備えた切欠き孔42が対で開設されている。そして、この切欠き孔42には、ハウジング1の引掛け片5が挿入され、かつ段付き部42aに、引掛け片5の爪部5bが係止されることで、このハウジング1にカバー40が合体される。また、この合体した、ハウジング1とカバー40との間に、ボビン20と、スプリング15が装着されるとともに、ボビン20の突部28がカバー40の開口43より突出し、かつこのボビン20の座面片31と、ハウジング1の座筒11との間に、このスプリング15が組付けられる。このスプリング15の座面1500が当接される構造は、前述の通りであり、かつその内面側15aが中間筒10と、突片33との外側に添接されることで、その盲動を防止できる特徴がある。尚、このカバー40の壁体40bの内面で、かつ前記開口43の外側には、複数個の第二係止突条44が放射方向に設けられている。
次に、本発明の組付けと、使用の一例を説明すると、ボビン20の中間鍔片29の中間箇所に、捲装したナイロンカッタBを引掛け、その自由端B1、B2のやや内方を、ボビン20の凹孔27に係止し、その自由端B1、B2を放射方向に引出しておく。このナイロンカッタBを引掛けたボビン20を、草刈機Mの回転軸M1に取付けたハウジング1に取付けるとともに、ナイロンカッタBの自由端B1、B2を、ハウジング1のガイドピース7より、回転ケース(後述する)の放射方向に引出し、かつこの取付け時に、スプリング15を、ハウジング1の内筒8と、このボビン20の座面片31との間に設ける。その後、ハウジング1の引掛け5を、カバー40の切欠き孔42に嵌入かつ係止する。この作業で、回転軸M1の先端に、ハウジング1、スプリング15と、ボビン20、並びにカバー40(回転ケース)が装着される。この状態は、図3−1に示した通りであり、ボビン20がスプリング15の付勢力で、下限位置にあり、その突部28がカバー40の開口43より突出するとともに、ナイロンカッタBを捲装したボビン20の第二被係止突条26が、カバー40の第二係止突条44に係止されており、ボビン20は、回転ケースの回転と同調する。この状態で、回転軸M1を回転し、回転ケースを、高速回転することで、この回転ケースより突出したナイロンカッタBの端部を介して、草や稲、小木を刈り取る構造である。
以上の状態で、草や稲、小木の刈り取り行い、ナイロンカッタBが摩損した場合には、回転ケースを回転した状態で、ボビン20の突部28を地面で押圧し、前記スプリング15の付勢力を解除すると(スプリング15を圧縮すると)、ボビン20の第二被係止突条26が、カバー40の第二係止突条44より離間すると同時に、当該ボビン20がフリーとなり、かつその慣性力で回転(旋回)し、この回転した距離のみ、ナイロンカッタBが繰出される。そして、ボビン20の第一被係止突条25が、ハウジング1の第一係止突条12に係止されることで、このボビン20の慣性力による回転が停止し、ナイロンカッタBの繰出しが終了する。その後の取扱は、前述の通りである。尚、第一係止突条12と、第二係止突条44とは、回転方向において、その位相を異にする構造であり、この位相分だけ、突部28が押圧を介して嵌入した際に、貫設力が作用する構造である。従って、この押圧を継続することで、ナイロンカッタBの繰出し長さを調整できる。また、第一被係止突条25と第二被係止突条26は、回転方向において、同じ位置に設ける構造である。
また、カバー40の取外しと、又はボビン20の取外し及び/又はナイロンカッタBの補充を考慮した場合の操作は、カバー40を回転し、ハウジング1に設けた引掛け片5の曲面部5aを利用する取外し方法がある。この場合は、このカバー40を、やや強く、円周方向に回転することで、このカバー40に設けた切欠き孔42は、引掛け片5の一方側に設けた曲面部5aを滑り、この引掛け片5に反りあがり、かつ軸芯方向に撓むとともに、引掛け片5の爪部5bが、カバー40の切欠き孔42の段付き部42aより脱離し、このカバー40の取外しが終了する。その後は、前述の如く、ボビン20の取外し及び/又はナイロンカッタBの補充をする。この場合に、カバー40の回転と、曲面部5aの滑りを利用して、切欠き孔42より脱離する取外し方法であって、簡便で、かつ容易な取外しが可能となり有益である。尚、他の取外し方法としては、ハウジング1の引掛け片5を押圧し、この引掛け片5を、強制的に撓ませ、この引掛け片5の爪部5bを、切欠き孔42の段付き部42aより脱離する方法が考えられる。この場合に、押圧に、力を要することが考えられるが、取外しに問題はない。
図1は草刈機の全体を示した縮尺斜視図 図2は回転ケースの平面図 図3−1は回転ケースの断面図であって、ハウジング、ボビンと、カバー、並びにスプリングの相関関係を示した断面図 図3−2は図3−1のボビンの可動(上昇)を示した断面図 図4−1はハウジングを裏面視した斜視図 図4−2はハウジングの裏面図 図5−1はボビンとカバー、並びにナイロンカッタの相関関係を示した斜視図 図5−2は図5−1の平面図 図6−1はボビンの斜視図 図6−2は図6−1の平面図 図6−3は図6−1の裏面図
1 ハウジング
1a 上壁
1b 周壁
1c 内面
2 開口
3 嵌合部
4 開放
5 引掛け片
5a 曲面部
5b 爪部
7 ガイドピース
8 内筒
10 中間筒
100 切溝
101 スリット
11 座筒
12 第一係止突条
13 空間
14 ガイド片
15 スプリング
15a 内面側
1500 座面
16 膨出片
20 ボビン
21 上鍔片
22 下鍔片
23 筒状本体部
23a 内面
25 第一被係止突条
26 第二被係止突条
27 凹孔
28 突部
28a 壁体
28b 内面
29 中間鍔片
30 第一リング壁
31 座面片
32 第二リング壁
33 突片
34 貫通孔
40 カバー
40a 周壁
40b 壁体
41 突片
42 切欠き孔
42a 段付き部
43 開口
44 第二係止突条
M 草刈機
M1 回転軸
B ナイロンカッタ
B1 自由端
B2 自由端

Claims (6)

  1. 草刈機の回転軸の挿入を許す開口を上壁に設け、かつこの回転軸に固止される椀形のハウジングには、その周壁に、引掛け片を対で設けるとともに、この引掛け片の間に設けたスリットに、ナイロンカッタ挿入用のガイドピースを嵌着し、またその上壁内面に複数の第一係止突条を膨出して設けた構成とし、
    このハウジングの部屋には、前記ナイロンカッタを捲装できるボビンを内装する構造とし、このボビンは、その上下鍔片に、それぞれ第一・第二被係止突条を膨出形成し、またこのボビンには、押圧用の突部を形成し、
    前記ハウジングの引掛け片に係止され、かつこのハウジングをカバーする皿状のカバーを設け、このカバーには前記引掛け片が挿入される切欠き孔と、当該ハウジングの周壁の外側に添着される複数の突条を設け、またその壁体内面に前記ボビンの突部が挿入される開口を開設するとともに、その内壁面に複数の第二係止突条を膨出して設けた構成とし、
    前記ハウジングに、前記カバーを装着した際に、このカバーの開口する前記突部が突出するように、前記ボビンの空間部と、前記ハウジングの上壁内面との間にスプリングを装着した構成であり、
    前記スプリングの付勢力で、前記第二被係止突条と、第二係止突条が係止関係を確保し、またこのスプリングの付勢力を圧縮した際に、前記ボビンが移動し、前記第一被係止突条と、第一係止突条が係止関係を確保する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
  2. 請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
    このハウジングには、当該ハウジングの上壁に設けた開口を囲繞し、かつこの開口の外側の上壁内面より垂下した前記回転軸に固止される嵌合部を備えた内筒と、この内筒を囲繞し、前記上壁内面より垂下した中間筒と、この中間筒を囲繞し、前記上壁内面より垂下した座筒とを順次設け、この中間筒に前記スプリングの内面側を添接し、またこのスプリング座面を前記座筒に当接する構造とし、また、この座筒と、前記ハウジングの周壁との間で、かつ前記上壁内面の放射方向に、複数の第一係止突条を設ける構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
  3. 請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
    この引掛け片は、ハウジングの放射方向に延設して設け、この引掛け片の一方側に曲面部を形成し、この曲面部を介して、前記カバーを、取外し可能な構造とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
  4. 請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
    このボビンの下鍔片にのみ、ナイロンカッタの自由端のやや内側を係止できる凹孔を開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
  5. 請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
    このボビンの筒状本体部に、空気流通用の貫通孔を複数開設する構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
  6. 請求項1に記載の草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケースであって、
    このボビンの突部の壁体内面には、当該下壁内面に環状に設けた第一リング壁と、この第一リング壁と当該ボビンの筒状本体部内面との間に差渡し設けた複数枚の座面片と、また、この第一リング壁の内方で、かつこの突部の壁体内面に環状に設けた第二リング壁と、この第二リング壁と前記第一リング壁との間に差渡し設けた複数枚の突片とで構成し、
    前記座面片に前記スプリング座面が当接されるとともに、この突片の外側には、このスプリングの内面側が添接される構成とした草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース。
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