JP2009176578A - 柱状発光体 - Google Patents
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Abstract
【課題】柱状発光体において、設置する場所の立地環境や用途に応じて光源や太陽電池の配置を容易に最適化可能にする。
【解決手段】照明柱(柱状発光体)1は、4角柱形状の柱状体2と、発光ダイオード3aを光源として有する面状発光部3と、太陽電池部4とを備えている。柱状体2には、互いに同一形状の矩形の凹部2aが複数形成されており、面状発光部3や太陽電池部4は、輪郭が、凹部2aと略同形状になるように形成されており、それぞれ、任意の凹部2aに取付可能とされている。設置する場所の立地環境や用途に応じて、面状発光部3や太陽電池部4の数や配置を容易に変更することができ、また、種々の用途にそれぞれ適合する照明柱221の製造コストを低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】照明柱(柱状発光体)1は、4角柱形状の柱状体2と、発光ダイオード3aを光源として有する面状発光部3と、太陽電池部4とを備えている。柱状体2には、互いに同一形状の矩形の凹部2aが複数形成されており、面状発光部3や太陽電池部4は、輪郭が、凹部2aと略同形状になるように形成されており、それぞれ、任意の凹部2aに取付可能とされている。設置する場所の立地環境や用途に応じて、面状発光部3や太陽電池部4の数や配置を容易に変更することができ、また、種々の用途にそれぞれ適合する照明柱221の製造コストを低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、地面等に設置され太陽電池により発電した電力を用いて発光部を発光させる柱状発光体に関する。
従来より、歩道照明やガーデンライト等に用いられる柱状発光体として、太陽電池(ソーラーパネル)により発電した電力を用いて、発光ダイオード等の光源を発光させるようにした照明柱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1に開示されているような太陽電池を用いた照明柱においては、一般に、光源や太陽電池が柱状体本体に固定されているため、光源や太陽電池の数を増やしたり配置を変更したりすることができない。すなわち、できるだけ照明量を増やしたい場合や、日照時間が少なく発電効率が悪い設置場所において十分な発電量を確保したい場合等、立地環境や用途等に応じて仕様を最適化させるには、それぞれ専用の照明柱を設計、製造しなければならず、照明柱の製造コストが高くなる。また、光源や太陽電池の配置が予め決まっているため、立地環境や用途等の変化に応じて、照明柱の設置後等にその照明柱の光源や太陽電池の位置や数等の態様を変更することはできない。
特開2004−207109号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、設置する場所の立地環境や用途に応じて光源や太陽電池の配置を容易に最適化することができる柱状発光体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、互いに略同一形状の複数個の孔部を有する柱状体と、輪郭が前記孔部と略同一形状である面状発光部と、輪郭が前記孔部と略同一形状である太陽電池部と、を有し、前記複数の孔部のうち、任意の孔部に前記面状発光部が配置され、他の孔部に前記太陽電池部が配置されてなるものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記面状発光部は、固体発光素子を光源として有しているものである。
請求項1の発明によれば、複数個の孔部のうち任意の部位に面状発光部を配置したり太陽電池部を配置したりすることができるので、柱状発光体を設置する場所の立地環境や柱状発光体の使用目的等に応じて面状発光部及び太陽電池の配置を最適化することができる。従って、同一の部品を用いて、様々な用途や設置場所にそれぞれ適した構成の柱状発光体を組み立てることができ、柱状発光体の製造コストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、直流成分の電流で発光する固体発光素子を用いて、太陽電池部で発電した電力を、交流変換することなく、直流のままで比較的簡単に活用することができるので、電源回路等の部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図3は、本実施形態に係る柱状発光体(以下、照明柱という)を示す。照明柱1は、例えば歩道脇や庭等の地面上に立設されて用いられ、夜間等に照明柱1の周囲を照明する柱状の照明器具である。照明柱1は、例えば金属製の柱状体2と、光源として複数個の発光ダイオード(固体発光素子)3aを有する矩形板状の面状発光部3と、面状発光部3と同様の矩形板状に構成され表面に入射した光から直流の電力を発生する太陽電池4aを有する太陽電池部4とを備える。面状発光部3及び太陽電池部4は、柱状体2に取り付けられる。照明柱1は、その設置面に略垂直に立設するための設置板5を有する。なお、照明柱1は、このように設置板5を用いて設置されるものに限られず、例えば柱状体2の下端部の適当長さ部分を地中に埋め込んで固定する埋め込み式のものであってもよい。柱状体2の内部には、太陽電池部4により発電された電力を蓄えるための蓄電池(図示せず)や、太陽電池部4にて発電された直流の電力を蓄電池に蓄えたり、蓄電池から面状発光部3に直流の電力を供給するように制御を行う電気回路等を有する電力制御部(図示せず)が配置されている。電力制御部は、例えばタイマ回路等を有しており、例えば、毎日、所定の点灯時刻から所定の消灯時刻までの間、蓄電池から直流の電力を面状発光部3に供給し、面状発光部3を点灯させる。この照明柱1は、外部電源の供給を要さず、蓄電池に蓄えられた太陽電池部4により発電された電力を用いて面状発光部3を点灯させるので、様々な場所に比較的自由かつ容易に配置することができる。
図2に示すように、柱状体2は、内部が空洞の四角柱形状である。柱状体2の各側面には、互いに同じ寸法の矩形形状に側面から凹むように、凹部(孔部)2aが縦に3段に形成されている。このように形成された複数の凹部2aの中央部には、それぞれ、柱状体2の外部から内部に貫通する窓部2bが形成されている。また、図3に示すように、各凹部2aの窪みの4隅近傍には、その凹部2aが設けられている柱状体2の側面に略垂直な方向が軸方向となるように形成された取付ネジ孔2cが形成されている。
面状発光部3には、矩形形状の基板上に縦横方向に行列を成すように複数の発光ダイオード3aが設けられている。また、太陽電池部4には、太陽電池4aが、太陽電池部4の表面に光が入射されることにより発電可能に、面状発光部3aと略同一形状の輪郭を有する基板上に並べられている。
ここで、面状発光部3及び太陽電池部4は、それぞれ1つ毎に点灯機能や発電機能を奏し、容易に取り扱い可能なように、ユニット化されている。これらの面状発光部3及び太陽電池部4は、それぞれ、柱状体2の複数の凹部2aのうち任意の凹部2aに配置することができる。面状発光部3及び太陽電池部4の背部には、例えば先端部に接続コネクタ3b,4bがそれぞれ設けられた接続ケーブル3c,4cが、それぞれ設けられている。面状発光部3や太陽電池部4は、この接続コネクタ3b,4bを電力制御部等から配設されたケーブルに接続することにより、電力制御部に接続された状態で配置される。面状発光部3及び太陽電池部4は、それぞれの矩形形状の4隅近傍の取付ネジ孔2cに対応する位置に形成された貫通孔3d,4dを有している。面状発光部3及び太陽電池部4は、それぞれ、1つにつき4つの取付ネジ6がそれぞれ貫通孔3d,4dを介して取付ネジ孔2cに螺結されることにより、柱状体2に固定される。このとき、面状発光部3及び太陽電池部4のそれぞれの基板の周囲には、図3に示すように、例えばゴム製のパッキン3e,4eが取り付けられている。パッキン3e,4eが取り付けられることにより、柱状体2の凹部2aとその凹部2aに固定された面状発光部3や太陽電池部4との間に隙間等が存在しなくなる。これにより、面状発光部3や太陽電池部4が柱状体2に取り付けられた状態で、その面状発光部3や太陽電池部4と凹部2aとの間から水滴や粉塵等が柱状体2の内部に侵入することを防止し、柱状体2の内部に収納されている蓄電池や電力制御部等の故障等を防止することができ、照明柱1の耐候性を向上させている。
このように、本実施形態においては、複数の凹部2aにそれぞれ任意に面状発光部3を配置したり太陽電池部4を配置したりすることができるので、照明柱1を設置する場所の立地環境や照明柱1の使用目的等に応じて面状発光部3及び太陽電池部4の配置を最適化することができる。図1に示す照明柱1は、柱状体2の4面に各3段に設けられた凹部2aのうち、最も上部の1段の4面の凹部2aにはそれぞれ太陽電池部4を配置し、その下方の2段の凹部2aにはそれぞれ面状発光部3を配置している。このような面状発光部3及び太陽電池部4の配置は、例えば、照明する時間は短くてもよいが、面状発光部3の点灯面積を大きく確保したい場合等に特に適している。
図4(a)、(b)は、それぞれ、本実施形態に係る一変形例を示すものであり、これらの2つの変形例に係る照明柱101,201は、上述の照明柱1において面状発光部3及び太陽電池部4の配置を変更したものである。図4(a)に示す照明柱101は、それぞれの凹部2aについて、その凹部2aに配置される面状発光部3又は太陽電池部4が、当該凹部2aの上下方向に隣り合う凹部2aや当該凹部2aと同じ段でその凹部2aが設けられている側面に隣設する側面の凹部2aに取り付けられた面状発光部3又は太陽電池部4とは異なる種類になるようにされている。このように照明柱101を構成することにより、照明柱101を、例えば、照明柱101の側面の点灯態様がその側面と隣接する側面の点灯態様とは異なるような、面毎に点灯面に変化があるようにユーザに感じさせるデザインとすることができる。他方、図4(b)に示す照明柱201は、例えば、面状発光部3が、中段の1つの凹部2aのみに配置されており、他の凹部2aには太陽電池部4が配置されている。このように照明柱201を構成することにより、照明柱201の設置場所の立地環境について、日照時間が短い場合であっても、太陽電池部4による発電面積を大きく取り、面状発光部3を点灯させるのに必要な発電量を確保して、面状発光部3を点灯させることができる。
本実施形態及びその変形例においては、同一の部品を用いて、様々な用途や設置場所にそれぞれ適した構成の照明柱1,101,201を組み立てることができ、照明柱1,101,201の製造コストを低減させることができる。また、照明柱の面状発光部3や太陽電池部4の配置を、取付ネジ6等を取り外したりすることにより容易に変更することができるので、例えば設置後に周囲の環境や用途等の状況が変化した場合であっても、照明柱1,101,201の構成を容易に変更でき、現在の状況に適合させることができる。さらにまた、面状発光部3や太陽電池部4のいずれかが故障した場合であっても、容易にその交換作業を行うことができ、また、故障した面状発光部3又は太陽電池部4のみを交換すればよいため、照明柱1,101,201のメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施形態においては、面状発光部3の光源として発光ダイオード3aを用いているので、太陽電池部4で発電した電力を、直流変換することなく、直流のままで比較的簡単に活用することができる。従って、電力制御部の電源回路等の部品点数を削減して、照明柱1,101,201の製造コストを低減することができる。また、面状発光部3の光源として発光ダイオード3aを用いているので、点灯時の消費電力が他の方式の光源を用いた場合よりも比較的少なくなり、太陽電池部4で発電した電力が少なくても比較的長時間点灯させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5及び図6は、第2の実施形態に係る照明柱を示す。以下の説明において、上述の第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、第1の実施形態と相違する部分についてのみ説明する。第2の実施形態においては、照明柱21は、面状発光部23や太陽電池部24が予め取り付けられた一段構成のブロック30a,30bを3個用いて構成されている。
図5に示すように、照明柱21は、上方から、1個のブロック30aと、2個のブロック30bとが縦一列に柱状体をなすように積み立てられ、最下部のブロック30bの下方に上述の第1の実施形態の設置板5と同様に設置面に固定される設置板25が配置され、ブロック30aの上面にカバー26が配置されている。図6に示すように、ブロック30aは、例えば金属製で四角柱状のブロック本体22の4面に、それぞれ面状発光部23が表面を露出するように固着されている。また、ブロック30bは、ブロック本体22の4面にそれぞれ太陽電池部24が露出するように固着されている。面状発光部23及び太陽電池部24は、取付ネジ6による柱状体2への取付取り外しが行われない点で、上述の第1の実施形態の面状発光部3や太陽電池部4と相違する。すなわち、面状発光部23及び太陽電池部24は、面状発光部3及び太陽電池部4と同様な貫通孔3d,4dや、パッキン3e,4eを有しない。面状発光部23及び太陽電池部24は、例えば、それぞれ、ブロック本体22に、ブロック本体22の外部から内部に水滴等が侵入しないように予め固着されている。
図6に示すように、ブロック本体22の上面の角部近傍部位の4箇所には、ブロック本体22の上面から上方に突出する貫入突起22dが形成されている。貫入突起22dには、それぞれブロック本体22の側面に垂直な方向が軸方向となる組立ネジ孔が形成されている。また、ブロック本体22の側面下部には、貫入突起22dの組立ネジ孔の位置に対応する位置に、貫通孔22eが形成されており、ブロック本体22の下面は、貫入突起22dに対応するように貫入孔(図示せず)が形成されている。例えばブロック30bの上にブロック30a等を積み重ねて照明柱21を組み立てるには、図に示すように、下方のブロック30bの貫入突起22dを上方のブロック30aの貫入孔に貫入させて積み重ねる。そして、ブロック30bにブロック30aを積み重ねた状態で、ブロック30aの各貫通孔22eを通して各貫入突起22dに組付ネジ8を螺結することにより、2つのブロック30a,30bを積み重ねた状態で互いに連結することができる。
設置板25及びカバー26も、ブロック30a,30bを連結するのと同様にして、それぞれブロック30b,ブロック30aに取り付けられる。すなわち、設置板25は、例えば、上面にブロック本体22の貫入突起22dと略同様に形成された貫入突起(図示せず)を有しており、その貫入突起がブロック30bの貫入孔に貫入された状態で組付ネジ8が螺結されることにより、ブロック30bに取り付けられる。また、カバー26は、図に示すように、ブロック30aの上面から突出する貫入突起22dが貫入されるようにブロック30aの上面に配置された状態で、側面に設けられた貫通孔26eを貫通するようにして組付ネジ8が螺結されることにより、ブロック30aに取り付けられる。ブロック30aの上面をカバー26で覆うことにより、水や異物のブロック30aの内部への侵入を防止している。
なお、各部材を上記のように連結したり取り付けたりする際には、その部材間の隙間をシールするようなシール部材(図示せず)を設けるのが望ましい。シール部材としては、例えば、部材間に挟むようにして配置する環状のゴム製パッキン等や、部材間に充填可能な樹脂充填剤等を用いることができる。これにより、部材間から水や異物が照明柱21の内部に侵入することを防止することができ、内部の蓄電池や電力制御部等の故障を防止することが可能である。
ここで、第2の実施形態においては、照明柱21は、面状発光部23のみを有するブロック30aと、太陽電池部24のみを有するブロック30bとの2種類を用いて構成されているが、各ブロック30a,30bの配置を変更したり、面状発光部23と太陽電池部24とを様々に組み合わせてブロック本体22に取り付けたブロック30c,…,30fを用いたりすることにより、照明柱21とは別の照明柱を組み立てることができる。図7(a)乃至(f)は、ブロック30a,…,30fを示す。ブロック30a,30bの構成は、上述したとおりである。ブロック30cは、ブロック本体22の4面のうち1面に面状発光部23を配し、他の3面に太陽電池部24を配したものである。ブロック30dは、ブロック本体22の4面のうち一面とその一面の反対の面の2面に面状発光部23を配し、他の2面に太陽電池部24を配したものである。ブロック30eは、ブロック本体22の4面のうち隣り合う2面に面状発光部23を配し、他の2面に太陽電池部24を配したものである。ブロック30fは、ブロック本体22の4面のうち3面に面状発光部23を配し、他の1面に太陽電池部24を配したものである。
図8(a)、(b)、(c)は、それぞれ、第2の実施形態の一変形例に係る照明柱を示すものである。図8(a)に示す照明柱121は、下方に太陽電池部24のみを有するブロック30bを2段積み重ね、その上に、一面とその一面の反対の面との2面に面状発光部23が配されたブロック30dを1つ配置してなるものである。この照明柱121は、照明柱21と比較し、面状発光部23が少なく、点灯時の消費電力が小さい。また、太陽電池部24の数が多いため、発電する電力量が若干多い。従って、例えば、必要とする点灯時間が短い場合や、立地環境が太陽電池部24の1つ当たりに発電する量が少なくなるような場合等に、照明柱21よりも照明柱121を設置することを選択することが有効である。
また、図8(b)、(c)にそれぞれ示す照明柱221,321は、共に面状発光部23を一面にだけ有するブロック30cを4段積み重ねて構成されている。照明柱221は、各ブロック30cの面状発光部23の向きが一方向に揃うように構成されている。照明柱321は、各ブロック30cが、面状発光部23の向きが下から1段目と3段目のブロック30cにおいて一方向に揃い、下から2段目と4段目のブロック30cにおいては1段目とは90度異なる方向に揃うような、互い違いの配置になるように構成されている。これらの照明柱221,321は、太陽電池部24を多く有するブロック30dを4段分用いることにより、面状発光部23の面積を多くして点灯時の光量を多くしつつ、太陽電池部24により発生させる電力量を確保し、長時間点灯させることができる。また、照明柱321は、用いるブロック30dの種類と数が照明柱221と同一であるが、面状発光部23の向きを変更して組み立てることにより、照明柱221とは異なる態様で点灯するように構成されており、より広範囲に光を出射することができる。
このように、第2の実施形態においても、ブロック30a,…,30fの種類、数、配列等の組み合わせ、各ブロックの向き等を変更することにより、太陽光等の照射や周囲の景観などの立地環境や、照明用途などに応じて、照明柱21,121,221,321の態様を最適化することができる。照明柱21,121,221,321を、汎用性のあるブロック30a,…,30fを用いて立地環境や用途毎に最適化した構成にすることができるので、照明柱の製造コストを低減することができる。
図9は、第2の実施形態のブロック30a,…,30fの変形例を示す。照明柱を構成する各ブロックとしては、面状発光部3及び太陽電池部4の配置を変更可能なブロックを用いることができる。このようなブロックは、図に示すように、例えば第1の実施形態と同様の凹部2a、窓部2b、取付ネジ孔2c等を側面に設けたブロック本体42を用いて、ブロック本体42の任意の凹部2aに面状発光部3や太陽電池部4を取り付けて構成することができる。各ブロックについて面状発光部3及び太陽電池部4の配置を変更したりすることができるので、さらに容易に照明柱の態様を最適化したり、メンテナンス作業等を行ったりすることができる。
なお、本発明は上記第1及び第2の実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、照明柱は、周囲の明るさを検知可能な照度センサを有しており、周囲が所定の明るさより暗い時に面状発光部を点灯させるように構成されていてもよい。このとき、照度センサは、例えば、面状発光部又は太陽電池部の一部に設ければよい。また、照明柱は、面状発光部及び太陽電池部の他にも、例えば照度センサや光の反射板等、面状発光部等に替えて凹部に取付可能な他の機能を有する部材が取り付けられているものであってもよい。さらにまた、面状発光部や太陽電池部は、取付ネジ等を用いて柱状体やブロック本体に取り付けられるものではなくてもよく、また、柱状体には、面状発光部や太陽電池部が取り付けられる孔部として、上記のような窓部を有する凹部に替えて、例えば貫通孔や、窓部を有しない凹部が形成されていてもよい。すなわち、例えば、面状発光部や太陽電池部は、単に押込により凹部に脱落しないように取り付けられたり、柱状体に凹部に替えて形成された貫通孔に、他の取付金具等を用いて脱落しないように保持させるようにして取り付けられていてもよい。
さらにまた、面状発光部は、光源として、上記した発光ダイオード(LED)に替えて、例えば有機エレクトロルミネセンス等のような直流成分の電流により発光する固体発光素子を用いてもよい。このときにも、発光ダイオードを光源として用いた場合と同様の効果を得ることができる。また、面状発光部は、例えば面状に配設した蛍光灯等を光源として用いて構成されていてもよい。さらにまた、上記では主に地面に設置して用いられる照明柱としての実施形態について説明したが、本発明は、それに限られず、種々の形態で柱状の照明器具として用いられる柱状発光体について広く適用可能である。
1,21,101,201,121,221,321 照明柱(柱状発光体)
2 柱状体
2a 凹部(孔部)
3 面状発光部
3a 発光ダイオード
4 太陽電池部
2 柱状体
2a 凹部(孔部)
3 面状発光部
3a 発光ダイオード
4 太陽電池部
Claims (2)
- 互いに略同一形状の複数個の孔部を有する柱状体と、
輪郭が前記孔部と略同一形状である面状発光部と、
輪郭が前記孔部と略同一形状である太陽電池部と、を有し、
前記複数の孔部のうち、任意の孔部に前記面状発光部が配置され、他の孔部に前記太陽電池部が配置されてなることを特徴とする柱状発光体。 - 前記面状発光部は、固体発光素子を光源として有していることを特徴とする請求項1に記載の柱状発光体。
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