JP2009176204A - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Akiko Murata
明子 村田
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Abstract

【課題】監視対象者の在宅、不在をより正確に判定することができる監視システム及び監視方法を提供する。
【解決手段】ホームサーバ6は、人感センサ1−1〜1−nの検出結果、電気錠2の状態(施錠/開錠)、家電(センサ)3−1〜3−nの作動状態履歴に従って、監視対象者の状況(在宅、留守、異常など)を判定する。SNSサーバ13は、記述情報解析ツール11により、日記情報やスケジュール情報の記述内容を解析するとともに、アクセス履歴を解析し、監視対象者の状況(在宅、留守)を判定する。さらに、ホームサーバ6は、上記判定結果に加えて、SNSサーバ13による解析結果に基づいて、最終的な在宅状態および安否を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高齢者などの安否、不審者の侵入などを監視する監視システム及び監視方法に関する。
近年、ホームセキュリティシステムとして、不審者の侵入や、高齢者などの安否を監視するための監視システムの普及が進んでいる。例えば、不審者の侵入等を監視するため、在宅モード・留守モード等のモードを手動で設定し、モード別の制御を行う侵入監視システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。こうした侵入監視システムでは、原則として居住者が手動でモード設定するため、設定し忘れた場合には、緊急時の制御が適切に行われない可能性が生じる。
そこで、自動的にモード判定する技術として、電気錠の開錠に連動して、インターホン室内親機を留守モードから在宅モードヘ自動切換を行う装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この従来技術では、在宅モードから留守モードヘ設定する場合には、手動で切り替えるケースが多いため、設定し忘れるという問題がある。
このように、従来技術による装置では、主にセンサ検知(電気錠などの機械式を含む)や、モード設定(人間行動)などによって在宅・留守を判定するが、それだけでは不十分な場合がある。そこで、利用者の操作に頼ることなく自動的に監視するために、例えば、高齢者の安否確認に関してリストバンドをつけたり、室内のセンサや、錠操作などで検知したり、画像から判断したりする技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−099862号公報 特開2001−251434号公報 特開2005−267495号公報
しかしながら、従来技術による監視システムでは、単独の情報だけで監視対象者の状況を判定するため、誤判定する可能性を常にはらんでいるという問題がある。IT(Information Technology)リテラシーの高まりにより、高齢者であってもメールやブログ等で自分の状態を外部発信する人も増加しており、近年、普及しているブログやSNS(Social Networking Service)の記述情報など、多様な情報を活用して判断することが求められている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、監視対象者の在宅、不在をより正確に判定することができる監視システム及び監視方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、住人が在宅しているか、留守であるかを判定する監視システムであって、住居内の各部に設置され、住人の存在を検出する複数の人感センサと、住居の玄関ドアの錠の開錠/施錠を検出する錠状態検出手段と、住居内の家電機器の作動状態を検出する複数の家電作動状態センサと、前記人感センサの検出結果と、前記錠状態検出手段の検出結果とに基づいて、住人の在/不在を判定する第1の判定手段と、住人が自ら電子的に記録する行動記録情報に基づいて、住人の在/不在を判定する第2の判定手段と、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第1の判定手段による判定結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人の在/不在/異常を最終判定する第3の判定手段とを具備することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第3の判定手段は、前記第1の判定手段により、前記人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、前記錠状態検出手段により玄関ドアが開閉されていると判定された場合、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第3の判定手段は、前記第1の判定手段により、前記人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、前記錠状態検出手段により玄関ドアが開閉されていないと判定された場合、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人に異常があったか否かを判定することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録する日記情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録するスケジュール情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人による外部サーバ装置へのアクセス履歴情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、住人が在宅しているか、留守であるかを判定する監視方法であって、住居内の各部に設置された人感センサにより住人の存在を検出するステップと、住居の玄関ドアに設けられた電気錠の開錠/施錠を検出するステップと、住居内の家電機器の作動状態を検出するステップと、前記人感センサの検出結果と、前記錠状態検出手段の検出結果とに基づいて、住人の在/不在を判定する第1の判定ステップと、住人が自ら記録する行動記録情報に基づいて、住人の在/不在を判定する第2の判定ステップと、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第1の判定ステップによる判定結果と、前記第2の判定ステップによる判定結果とに基づいて、住人の在/不在/異常を最終判定する第3の判定ステップとを含むことを特徴とする監視方法である。
この発明によれば、人感センサの検出結果と、玄関ドアの錠状態とに基づく住人の在/不在の判定結果と、住人が自ら電子的に記録する行動記録情報に基づく住人の在/不在の判定結果と、家電作動状態センサの検出結果とに基づいて、住人の在/不在/異常を最終判定する。したがって、監視対象者の在宅、不在をより正確に判定することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、玄関ドアが開閉されていると判定された場合、住人が自ら記録する行動記録情報に基づく住人の在/不在の判定結果と、家電作動状態センサの検出結果とに基づいて、住人の在/不在を判定する。したがって、監視対象者の在宅、不在をより正確に判定することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、玄関ドアが開閉されていないと判定された場合、住人が自ら記録する行動記録情報に基づく住人の在/不在の判定結果と、家電作動状態センサの検出結果とに基づいて、住人に異常があったか否かを判定する。したがって、監視対象者の異常をより正確に判定することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録する日記情報に基づいて、住人の在/不在を判定する。したがって、監視対象者の異常をより正確に判定することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録するスケジュール情報に基づいて、住人の在/不在を判定する。したがって、監視対象者の異常をより正確に判定することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、行動記録情報として、少なくとも、住人による外部サーバ装置へのアクセス履歴情報に基づいて、住人の在/不在を判定する。したがって、監視対象者の異常をより正確に判定することができるという利点が得られる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による監視システムの構成を示すブロック図である。図において、人感センサ(複数の人感センサ)1−1〜1−nは、住宅の各部(居室、廊下、トイレ、浴室など)に配置されており、人体から発せられる赤外線を検出し、センサ情報DB(データベース)4に供給する。電気錠2は、玄関ドアの錠の施錠/開錠の状態を電気錠コントローラ(錠状態検出手段)2−1に送出する。家電(センサ)(複数の家電作動状態センサ)3−1〜3−nは、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などの家電の作動状態(電源オン/オフ)を検出し、家電センサ作動履歴DB5に供給する。センサ情報DB4は、人感センサ1−1〜1−nの検出結果、及び電気錠2の状態(施錠/開錠)を保持する。家電センサ作動履歴DB5は、家電(センサ)3−1〜3−nの作動状態の履歴を保持する。
ホームサーバ(第1の判定手段、第3の判定手段)6は、監視対象者の住宅内に設置され、センサ情報DB4に保持されている人感センサ1−1〜1−nの検出結果、電気錠2の状態(施錠/開錠)、家電センサ作動履歴DB5に保持されている家電(センサ)3−1〜3−nの作動状態履歴、及びモード設定情報DB7に記憶されているモード設定情報、ならびに、SNSサーバ13からの情報(スケジュール、日記情報、アクセス履歴の解析結果)に従って、監視対象者の状況(在宅、留守、異常など)を判定し、判定結果をSNSサーバ8に送信するとともに、必要に応じて、該SNSサーバ13を介して緊急通報先への連絡を行う。モード設定情報DB7は、モード設定情報を記憶する。
次に、スケジュール情報DB8は、監視対象者が利用している、SNSサーバ13で提供されるSNSに記述される監視対象者のスケジュール情報を保持している。日記情報DB9は、同様に、監視対象者が利用している、SNSに記述される日記情報を保持している。また、解析用辞書DB10は、上記スケジュール情報及び日記情報の記述内容を解析するための辞書(在宅キーワード辞書、留守キーワード辞書)を保持している。記述情報解析ツール11は、上記解析用辞書DB10の辞書を用いて、スケジュール情報DB8のスケジュール情報及び日記情報DB9の日記情報の記述内容から監視対象者の行動記録(もしくは行動予定)を解析し、SNSサーバ13を介して、ホームサーバ6に提供する。なお、上記スケジュール情報、日記情報は、記述情報解析がしやすい入力フォーマットを持つ。
アクセス履歴情報DB12は、監視対象者のSNSサーバ13のアクセス履歴を保持する。SNSサーバ(第2の判定手段)13は、監視対象者を含む利用者に対して、スケジュール、日記帳等のサービスを提供するものであり、本実施形態では、記述情報解析ツール11による解析結果や、上記アクセス履歴情報DB12のアクセス履歴(アクセス時間帯など)の解析結果(アクセス時間帯など)を、ホームサーバ6からの要求に従って送信する。また、SNSサーバ13は、ホームサーバ6からの要求に応じて、自らがサービスの1つとして提供する表示板に監視対象者の状況を書き込んだり、インターネットや通信回線網などのネットワーク14を介して、指定された、または予め設定されている携帯電話15(PCを含む)にメールを送信したり、警備会社等へ緊急通報したりする。
次に、上述した本実施形態による動作について説明する。
図2は、本実施形態の監視システムによる在宅状況の判定動作を説明するためのフローチャートである。まず、ホームサーバ6は、在宅モードであるか否かを判定し(ステップS1)、在宅モードである場合には、各室の人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより大であるか否かを判定する(ステップS2)。そして、人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより大である場合には、在宅していると判定し、ステップS1に戻る。
一方、人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより小である場合には、ホームサーバ6は、不在(外出)であるか、何らかの異常が発生した可能性があるので、電気錠2の開閉があったか否かを判定する(ステップS3)。そして、電気錠2の開閉がなかった場合には、監視対象者に異常があった可能性があるので、図3に示す安否判定処理のステップS27へ進む。一方、電気錠2の開閉があった場合には、単に留守か、あるいは不審者の侵入が考えられるので、以下の処理へ進む。
ホームサーバ6は、家電センサ作動履歴DB5に保持されている家電(センサ)3−1〜3−nの作動履歴を解析する(ステップS4)。一方、SNSサーバ13は、ホームサーバ6からの解析要求に応じて、記述情報解析ツール11により、上記解析用辞書DB10の辞書を用いて、スケジュール情報DB8のスケジュール情報及び日記情報DB9の日記情報の記述内容から監視対象者の行動(予定)を解析するとともに(ステップS5)、アクセス履歴情報DB12のアクセス履歴の解析し(ステップS6)、解析結果を、ホームサーバ6に送信する。
ホームサーバ6は、家電(センサ)3−1〜3−nの作動履歴、SNSサーバ13からの解析結果に従って、総合的に、監視対象者が留守であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、留守であると判定した信頼度n%が閾値zより大であるか否かを判定し(ステップS8)、信頼度n%>zである場合には、留守モードであると判定し(ステップS9)、ステップS1に戻る。一方、信頼度n%>zでない場合、すなわち、閾値zより小さい場合には、モード切替を確認し(ステップS10)、モードが切り替えられた場合には、SNSサーバ13の表示板に書き込むとともに、インターネットや通信回線網などのネットワーク14を介して、指定された、または予め設定されている携帯電話15(PCを含む)にメールを送信する(S11)。また、モードの切り替えが完了すると(ステップS12)、在宅モード、または留守モードに確定し(ステップS13)、ステップS1に戻る。さらに、一定時間内にモード切替が確認できない場合には、不審者による侵入等の疑いがあるので、警備会社等の緊急連絡先に通報する(ステップS14)。
次に、図3は、本実施形態の監視システムによる安否の判定動作を説明するためのフローチャートである。図2に示す在宅状況の判定フローと同様に、まず、ホームサーバ6は、在宅モードであるか否かを判定し(ステップS21)、在宅モードである場合には、各室の人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより大であるか否かを判定する(ステップS22)。そして、人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより大である場合には、在宅していると判定し、ステップS21に戻る。
一方、人感センサ1−1〜1−nの一定時間内の検知回数集計値が閾値xより小である場合には、ホームサーバ6は、不在(外出)であるか、何らかの異常が発生した可能性があるので、電気錠2の開閉があったか否かを判定する(ステップS23)。そして、電気錠2の開閉があった場合には、監視対象者が外出した可能性があるので、図2に示す在宅状況判定処理のステップS7へ進む。一方、電気錠2の開閉がなかった場合には、何らかの異常が考えられるので、以下の処理へ進む。
ホームサーバ6は、家電センサ作動履歴DB5に保持されている家電(センサ)3−1〜3−nの作動履歴を解析する(ステップS24)。一方、SNSサーバ13は、ホームサーバ6からの解析要求に応じて、記述情報解析ツール11により、上記解析用辞書DB10の辞書を用いて、スケジュール情報DB8のスケジュール情報及び日記情報DB9の日記情報の記述内容から監視対象者の行動(予定)を解析するとともに(ステップS25)、アクセス履歴情報DB12のアクセス履歴の解析し(ステップS26)、解析結果を、ホームサーバ6に送信する。
ホームサーバ6は、家電(センサ)3−1〜3−nの作動履歴、SNSサーバ13からの解析結果に従って、総合的に、異常であるか否かを判定する(ステップS27)。そして、異常であると判定した信頼度n%が閾値zより大であるか否かを判定し(ステップS28)、信頼度n%>zである場合には、異常が発生したと判定し、緊急通報を行うべく、インターネットや通信回線網などのネットワーク14を介して、指定された、または予め設定されている関係者の携帯電話15(PCを含む)にメールを送信するとともに、警備会社等の緊急連絡先に通報する(S29)。
一方、信頼度n%>zでない場合、すなわち、閾値zより小さい場合には、モード切替を確認し、SNSサーバ13の表示板に書き込むとともに、インターネットや通信回線網などのネットワーク14を介して、指定された、または予め設定されている携帯電話15(PCを含む)にメールを送信する(ステップS30)。
また、モード切替の確認が完了すると(ステップS31)、在宅モード、または留守モードに確定し(ステップS32)、ステップS21に戻る。また、一定時間内にモード切替が確認できない場合には、救急の疑いがあるので、警備会社等の緊急連絡先に通報する(ステップS33)。
次に、図4(a)、(b)は、本実施形態の監視システムによる日記情報、スケジュール情報における記述情報解析のための入力フォーマットの例を示す概念図である。日記情報は、図4(a)に示すように、フォーマットとして、いつ(日)、(時間)、誰と、どこで、何を、〜する、予定か過去か、という項目からなる。記入例としては、10月22日(木)、15時、一人で、銀座へ、映画「○○」を、見に行く、(予定)、となる。このように、日記情報のフォーマットを決めておくことで、記述内容を容易に解析することが可能となる。
また、スケジュール情報は、図4(b)に示すように、フォーマットとして、いつ(日)、(時間)、誰と、どこで、何を、〜する、予定か過去か、理由、という項目からなる。記入例としては、今日は、…、…、家に、…、いることにした、(現在進行中)、…となる(…は空白)。また、他の記入例としては、…、…、…、部屋で、借りてきたDVDを、見よう、…、風邪気味なので、となる(…は空白)。このように、日記情報と同様に、スケジュール情報のフォーマットを決めておくことで、記述内容を容易に解析することが可能となる。
次に、図5は、本実施形態の監視システムによる、日記情報またはスケジュール情報の記述情報解析、及びアクセス履歴解析に基づく、在宅状況の判定動作例を説明するためのフローチャートである。記述情報解析ツール11は、スケジュール情報8のスケジュール情報、または/および日記情報DB9の日記情報のキーワード候補からキーワードを拾い出し(ステップS40)、解析用辞書DB10の在宅キーワード辞書及び留守キーワード辞書を用いて、拾い出したキーワードから記述情報解析による判定を行う(ステップS41)。また、SNSサーバ13は、アクセス履歴DB12のアクセス履歴(アクセス場所情報、時刻情報)からアクセス履歴による判定を行う(ステップS42)。
そして、ホームサーバ6は、上記記述情報解析ツール11による記述情報解析判定結果、及びSNSサーバ13によるアクセス履歴判定結果に従って、留守であるか否かを判定して(ステップS43)、留守か否かの判定結果を得る(ステップS44)。
次に、図6は、本実施形態の監視システムによる、最終判定(留守判定のケース)の動作例を説明するためのフローチャートである。ホームサーバ6は、センサ情報DB4に保持されている人感センサ1−1〜1−nの検出結果、電気錠2の状態(施錠/開錠)による判定結果61から留守であるか否かを判定する(ステップS51)。そして、この判定結果が留守であるとなった場合、更に、(1)家電センサ作動情報による判定結果62、(2)記述情報解析による判定結果63、(3)アクセス履歴による判定結果64のうち、留守(YES)となった数が2つ以下(すなわち、全てでない)であり、かつ、それぞれの信頼度a%、信頼度b%、信頼度c%の合計が200%未満となった場合には、在宅であると判定する(ステップS56)。一方、(1)家電センサ作動情報による判定結果62、(2)記述情報解析による判定結果63、(3)アクセス履歴による判定結果64のうち、留守(YES)となった数が2つより大(すなわち、全て)であり、かつ、それぞれの信頼度a%、信頼度b%、信頼度c%の合計が200%以上となった場合に、留守であると判定する(ステップS57)。
上述した実施形態によれば、人感センサと電気錠情報・モード情報に基づいて判定し、次段階の判定が必要な場合には、日記記述情報解析、アクセス履歴解析、家電センサ解析により、総合的に、在不在の判定を行うようにしたので、以下のような効果が得られる。
(1)モードの設定し忘れや、センサの作動不良等の場合でも、よりきめ細かく、かつ正確に在不在を判定することができる。
(2)状態把握のためのセンサ等は、施設利用者や管理者の要望に応じて、付け替え可能であり、増やすほどより精緻に判定できる。
(3)普段用いている日記情報が、そのままデータベース情報になるため、新たなデータベース作成の手間が省ける。
(4)判定結果の学習機能により、さらに、判定精度を高めることができる。
なお、上述した実施形態において、上述したホームサーバ6、記述情報解析ツール11、SNSサーバ13などによる機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述した処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の実施形態による監視システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態の監視システムによる在宅状況の判定動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の監視システムによる安否の判定動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の監視システムによる日記情報、スケジュール情報における記述情報解析のための入力フォーマットの例を示す概念図である。 本実施形態の監視システムによる、日記情報またはスケジュール情報の記述情報解析、及びアクセス履歴解析に基づく、在宅状況の判定動作例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の監視システムによる、最終判定(留守判定のケース)の動作例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1−1〜1−n 人感センサ
2 電気錠
2−1 電気錠コントローラ
3−1〜3−n 家電センサ
4 センサ情報DB
5 家電センサ作動履歴DB
6 ホームサーバ
7 モード設定情報DB
8 スケジュール情報DB
9 日記情報DB
10 解析用辞書DB
11 記述情報解析ツール
12 アクセス履歴情報DB
13 SNSサーバ
14 ネットワーク
15 携帯電話

Claims (7)

  1. 住人が在宅しているか、留守であるかを判定する監視システムであって、
    住居内の各部に設置され、住人の存在を検出する複数の人感センサと、
    住居の玄関ドアの錠の開錠/施錠を検出する錠状態検出手段と、
    住居内の家電機器の作動状態を検出する複数の家電作動状態センサと、
    前記人感センサの検出結果と、前記錠状態検出手段の検出結果とに基づいて、住人の在/不在を判定する第1の判定手段と、
    住人が自ら電子的に記録する行動記録情報に基づいて、住人の在/不在を判定する第2の判定手段と、
    前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第1の判定手段による判定結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人の在/不在/異常を最終判定する第3の判定手段と
    を具備することを特徴とする監視システム。
  2. 前記第3の判定手段は、
    前記第1の判定手段により、前記人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、前記錠状態検出手段により玄関ドアが開閉されていると判定された場合、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  3. 前記第3の判定手段は、
    前記第1の判定手段により、前記人感センサの検出結果により不在であると判定されるものの、前記錠状態検出手段により玄関ドアが開閉されていないと判定された場合、前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第2の判定結果による判定結果とに基づいて、住人に異常があったか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  4. 前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録する日記情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  5. 前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人が自ら記録するスケジュール情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  6. 前記第2の判定手段は、前記行動記録情報として、少なくとも、住人による外部サーバ装置へのアクセス履歴情報に基づいて、住人の在/不在を判定することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
  7. 住人が在宅しているか、留守であるかを判定する監視方法であって、
    住居内の各部に設置された人感センサにより住人の存在を検出するステップと、
    住居の玄関ドアに設けられた電気錠の開錠/施錠を検出するステップと、
    住居内の家電機器の作動状態を検出するステップと、
    前記人感センサの検出結果と、前記錠状態検出手段の検出結果とに基づいて、住人の在/不在を判定する第1の判定ステップと、
    住人が自ら記録する行動記録情報に基づいて、住人の在/不在を判定する第2の判定ステップと、
    前記家電作動状態センサの検出結果と、前記第1の判定ステップによる判定結果と、前記第2の判定ステップによる判定結果とに基づいて、住人の在/不在/異常を最終判定する第3の判定ステップと
    を含むことを特徴とする監視方法。
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