JP2009176118A - 携帯情報端末および一時文字保存プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一時メモキー224が押下された場合に、仮登録制御部100は、操作部22を介して入力された文字をRAM401に一時保存する処理を行なうための入力処理部102と、入力処理部102が受付けた文字を第2表示部16に表示させる処理を行なうための表示処理部104と、一時保存された文字の貼り付け先に関する貼り付け指示を受付けるための指示受付部106とを含み、貼り付け制御部108は、貼り付け指示に対応するプログラムを起動し、起動されたプログラムに応じた文字入力領域に、一時保存された文字を貼り付ける。
【選択図】図6
Description
はじめに、本実施の形態における携帯情報端末1の概要、外観および構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における携帯情報端末1の概要を示す図である。
図2(A),(B)は、本発明の実施の形態における携帯情報端末1の外観を示す図である。
(ハードウェア構成)
図4は、本発明の実施の形態における携帯情報端末1のハードウェア構成を示すハードウェアブロック図である。
図5を参照して、操作部22は、携帯情報端末1が有する各種機能を実現させるための第1キー群220と、主に文字入力のために用いられる第2キー群230とを有している。第1キー群220は、第2の筐体20の内表面の上側2列に配置され、第2キー群230は、下側3列に配置されている。第2キー群230の英字は、PCと同様のQWERTY配列で割り当てられている。
図6は、本発明の実施の形態における携帯情報端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。
図7〜10は、本発明の実施の形態において一時メモキー224が押下された場合に実行される割り込み処理を示すフローチャートである。
まず、シングル起動の動作について、図11の画面表示例を参照しながら説明する。
一時メモ制御部100の入力処理部102は、RAM401上の所定バイト分の領域を確保し、確保した領域(以下「一時メモ領域」という)を初期化する(ステップS108)。また、入力処理部102は、RAM401上の所定の領域(以下「特定領域」という)に、一時メモ領域の先頭アドレスを記録する(ステップS110)。
(1)メモ帳登録について
メモ帳登録については、図8および図12を参照しながら説明する。図12は、図7のステップS120において「メモ帳登録」が選択された場合に表示される画面例を示す図である。
メール作成については、図8および図13を参照しながら説明する。図13は、図7のステップS120において「メール作成」が選択された場合に表示される画面の遷移例を示す図である。
スケジュール帳登録については、図8および図14を参照しながら説明する。図14は、図7のステップS120において「スケジュール帳に登録」が選択された場合に表示される画面の遷移例を示す図である。
(4)Web検索
Web検索については、図8および図15を参照しながら説明する。図15は、図7のステップS120において「Web検索」が選択された場合に表示される画面の遷移例を示す図である。
アドレス帳登録については、図8および図16を参照しながら説明する。図16は、図7のステップS120において「アドレス帳登録」が選択された場合に表示される画面の遷移例を示す図である。
(i)Eメールアドレス
“@”を含む文字列であって、“@”の前後の文字が所定のメール対象文字群のうちの1以上の文字(列)で構成される文字列が、Eメールアドレスとして抽出される。ただし、Eメールアドレスとして抽出する文字列は、たとえば最大128文字とする。対象文字列が128文字を超える場合、その文字列をEメールアドレスとして認識しない。
・本文中に“abc@def.com”が存在する場合
→“abc@def.com”をメールアドレスとして抽出する。
→“abc@def“をメールアドレスとして抽出し、“:com”は含めない。
→メールアドレスとして抽出しない。
数字の「0」(半角,全角)から始まる文字列、「+」(半角,全角)から始まる文字列、「TEL:」(半角、大文字,小文字)から始まる文字列、「TEL:+」(半角、大文字,小文字)から始まる文字列が電話番号として抽出され得る。
(2)アスタリスク 「*」
(3)数字 「0」〜「9」
(4)カンマ 「,」
(5)「P」,「p」
(6)ハイフン 「-」
(7)ダッシュ 「―」
(8)マイナス 「−」
(9)右カッコ 「(」
(10)左カッコ 「)」
但し、(6)〜(10)の文字が存在し、その次に続く文字が(1)〜(5)以外の場合、(6)〜(10)の文字以降を電話番号として抽出しない。
・(4)、(5)の文字が存在した場合には、これを「P」(大文字)に変換する。
・(9)、(10)の文字が存在した場合は、これを削除する。
・文字列中に“090-1234-5678(10)”が存在する場合
→“090-1234-5678(10)”を電話番号として抽出し、“090-1234-567810”を設定する。
→“0300001111P000p111,222”を電話番号として抽出し、“0300001111P000P111P222”を設定する。
→“090-1234-5678”を電話番号として抽出、設定し、“(携帯)”は含めない。
→“(03)-1234-5678”を電話番号として抽出し、“03-1234-5678”を設定する。“---0000”は含めない。
・文字列中に“1234567890123456789012345”が存在する場合
→電話番号として抽出しない。
→電話番号として抽出しない。
→“01234567890123456789p012345P67”を1つ目の電話番号として抽出し、“01234567890123456789P012345P67”を設定する。
→“01234567890123456789p012345P67”を1つ目の電話番号として抽出し、“01234567890123456789P012345P67”を設定する。さらに、“09011111111”を2つ目の電話番号として抽出し、設定する。
・文字列中に“TEL:(03)-1234-5678”が存在する場合
→“TEL:(03)-1234-5678”を電話番号として抽出し、“03-1234-5678”を設定する。
→“TEL:0300001111P000p111,222”として抽出し、“0300001111P000P111P222”を設定する。
→“TEL:+(81)-1234-5678”を電話番号として抽出し、“+81-1234-5678”を設定する。“+”も含める。
→“TEL:+(81)-1234-5678”を電話番号として抽出し、“+81-1234-5678”を設定する。“(海外)”は含めない。
→“TEL:(03)-1234-5678”を電話番号として抽出し、“03-1234-5678”を設定する。“---0000”は含めない。
以下に具体例を記す。
→電話番号として抽出しない。
→電話番号として抽出しない。
→”01234567890123456789p012345P67”を1つ目の電話番号として抽出し、“01234567890123456789P012345P67”を設定する。
→“01234567890123456789p012345P67”を1つ目の電話番号として抽出し、“01234567890123456789P012345P67”を設定する。さらに、“09011111111”を2つ目の電話番号として抽出し、設定する。
一時メモを構成する文字列のうち、Eメールアドレスおよび電話番号として抽出した文字列を削除した文字列を、「残りの文字列」とする。
テキストファイル保存については、図8および図17を参照しながら説明する。図17は、図7のステップS120において「テキスト保存」が選択された場合に表示される画面の遷移例を示す図である。
次に、マルチ起動の動作について説明する。
はじめに、図9および図18を参照して、メールアプリとのマルチ起動の動作について説明する。図18は、メールアプリとのマルチ起動である場合の画面遷移例を示す図である。
次に、図10および図19を参照して、ブラウザアプリとのマルチ起動の動作について説明する。図19は、ブラウザアプリとのマルチ起動である場合の画面遷移例を示す図である。
Claims (12)
- 文字の入力を受付け可能な携帯情報端末であって、
ユーザからの指示の入力を受付けるための操作手段と、
表示手段と、
文字の一時保存機能を実現するための第1のプログラムと、文字の入力に関連する複数の第2のプログラムと、前記携帯情報端末の動作のための情報とを記憶するための記憶手段と、
前記操作手段より特定の指示が入力された場合に、前記第1のプログラムに基づき、文字の一時保存を制御するための一時保存制御手段とを備え、
前記一時保存制御手段は、
前記操作手段を介してユーザからの文字の入力を受付けて、入力された文字を前記記憶手段に一時保存する処理を行なうための入力処理手段と、
前記入力処理手段が受付けた文字を前記表示手段に表示させる処理を行なうための表示処理手段と、
前記複数の第2のプログラムのうち、前記記憶手段に一時保存された文字の貼り付け先に関するプログラムを特定するための貼り付け指示を受付けるための指示受付手段とを含み、
前記指示受付手段が前記貼り付け指示を受付けたことに応じて、前記貼り付け先に関するプログラムを起動し、起動されたプログラムに応じた文字入力領域に、前記一時保存された文字を貼り付けるための貼り付け制御手段とをさらに備える、携帯情報端末。 - 前記表示処理手段は、さらに、所定の指示が入力された場合に、前記複数の第2のプログラムそれぞれに対応する複数種類の文字の貼り付け先を一覧表示し、
前記指示受付手段は、前記貼り付け指示として、前記複数種類の文字の貼り付け先のうち1つの選択を受付ける、請求項1に記載の携帯情報端末。 - 前記一時保存制御手段は、前記指示受付手段が前記貼り付け指示を受付けたことに応じて、前記第1のプログラムを終了させる、請求項1または2に記載の携帯情報端末。
- 前記複数の第2のプログラムのうちの特定のプログラムに基づく制御を行なうための特定制御手段をさらに備え、
前記特定制御手段は、前記表示手段に前記特定のプログラムに対応した表示対象領域が表示された特定起動状態で、前記特定の指示が入力された場合に、前記表示対象領域のうちの少なくとも一部の文字列を抽出するための抽出手段を含み、
前記一時保存制御手段は、前記抽出手段により抽出された文字列に基づく文字を前記記憶手段に一時保存する、請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。 - 前記表示処理手段は、前記抽出手段により抽出された文字列を前記表示手段に表示し、
前記入力処理手段は、さらに、前記記憶手段に一時保存された文字列の編集を受付ける、請求項4に記載の携帯情報端末。 - 通信制御を行なうための通信制御手段をさらに備え、
前記複数の第2のプログラムは、前記通信制御手段を介したメール機能に対応するメールプログラムを含み、
前記起動されたプログラムが前記メールプログラムである場合、前記文字入力領域は、メールの本文領域を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報端末。 - 前記複数の第2のプログラムは、ウェブブラウザを含み、
前記起動されたプログラムが前記ウェブブラウザである場合、前記文字入力領域は、検索文字の入力領域を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報端末。 - 前記特定のプログラムは、前記メールプログラムおよび前記ウェブブラウザのうちの少なくとも一方を含む、請求項7に記載の携帯情報端末。
- 前記複数の第2のプログラムは、アドレス登録の機能に対応するアドレスプログラムを含み、
前記一時保存制御手段は、前記起動されたプログラムが前記アドレスプログラムである場合、氏名、電話番号およびメールアドレスのうち少なくともいずれかを抽出するために、前記一時保存された文字列の認識処理を実行するための認識処理手段をさらに含み、
前記貼り付け制御手段は、前記認識処理に基づいて、抽出された文字列を、前記アドレスの入力領域に貼り付ける、請求項1〜8のいずれかに記載の携帯情報端末。 - 前記操作手段は、一時保存待受け状態または前記特定起動状態において、一度の操作で前記一時保存機能を実現させるためのボタンを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の携帯情報端末。
- 前記携帯情報端末の動作のための情報は、前記一時保存された文字のデータを含み、
前記記憶手段は、
前記第1のプログラムおよび前記第2のプログラムを記憶するための不揮発性の記憶装置と、
前記一時保存された文字のデータを記憶するための揮発性の記憶装置とを含む、請求項1〜10のいずれかに記載の携帯情報端末。 - ユーザからの指示の入力を受付けるための操作部と、表示部と、文字の入力に関連する複数のプログラムを記憶するための記憶部と、演算処理部とを有する携帯情報端末において文字の一時保存機能を実現するためのプログラムであって、
前記操作部を介してユーザからの文字の入力を受付けて、入力された文字を前記記憶部に一時保存する処理を行なうステップと、
受付けた文字を前記表示部に表示させる処理を行なうステップと、
前記複数のプログラムのうち、前記記憶部に一時保存された文字の貼り付け先に関するプログラムを特定するための貼り付け指示を受付けるステップとを含む、一時文字保存プログラム。
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