JP2009175484A - レンズ装置及び光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回動筒部の調整位置(設定位置)がズレる不具合を解消し、煩わしい再調整作業を不要にするとともに、不適切な調整位置での視聴等を回避する。回動筒部を回動操作する際の操作性や操作力を調整可能にしてユーザの利便性向上に寄与する。
【解決手段】 固定筒部3に対して回動操作可能な回動筒部4を装着してなるレンズ鏡筒2を有するレンズ装置を構成するに際して、少なくとも回動筒部4を回動操作する際の回動操作トルクTの大きさを調整可能なトルク調整機構部Utを備え、トルク調整機構部Utは固定筒部3又は回動筒部4の一方に設けられた被摺接面部5と、被摺接面部5に摺接可能な摺接部6と、被摺接面部5に対する摺接部6の前後方向相対位置を変更可能な位置変更部7を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に天吊り設置を含む様々な態様で設置を行うプロジェクタ等に用いて好適なレンズ装置及び光学機器に関する。
一般に、プロジェクタは、投射用のレンズ装置を搭載し、このレンズ装置は、通常、固定筒部に対して手動により回動操作可能なズームリング,フォーカスリング,アイリスリングなどの回動筒部を装着したレンズ鏡筒を備えている。
従来、プロジェクタに搭載したこの種のレンズ鏡筒を備えたレンズ装置としては、特許文献1で開示されるレンズ鏡筒構造(レンズ装置)が知られており、同文献1には、基本構造として、固定部材(固定筒部)に手動により回動操作可能なズーム部材(ズームリング)を装着したレンズ鏡筒を備えたレンズ装置が開示されるとともに、この種のレンズ鏡筒は、通常、ズーム部材からカムリフトを有する構成のカム環部材と直進溝を有する固定部材を介し、各移動群に対してコロ結合するか、若しくはモールド部品で一体成形されたカムフォロワー部を持つカム環部材が直進溝を有する固定部材を介し、各移動群とでカム構成する点が開示されている。
特開2003−202479号公報
しかし、上述した従来におけるレンズ装置(レンズ鏡筒構造)は、次のような問題点があった。
図12に示すように、プロジェクタMpを天吊り金具55を用いて天井60に天吊り設置した場合、レンズシフト機構を搭載しないタイプでは、プロジェクタMpを前下がりに傾斜させて設置する場合も少なくない。この場合、レンズ装置51も前下がりに傾斜するため、初期設置時において、ズームリング52によりズーミング調整を行っても、長期の使用により、ズーミング位置が徐々にズレてしまう問題を生じる。さらに、使用態様によっては、天井に設置したプロジェクタMpから床面に投射する場合もあり、この場合には問題がより顕著になる。
特に、手動により操作するズームリング52は、ズーミング調整時の操作性(操作フィーリング)や操作力を確保する必要があるため、あまり大きな回動操作トルクに設定できないとともに、ズーミング機構には、通常、比較的重いガラスレンズが複数枚使用されるため、その自重が無視できず、長期の使用や僅かな振動等の影響により初期調整したズーミング位置にズレを生じやすい。そして、一旦、ズーミング位置がズレてしまった場合には、天吊り設置したプロジェクタMpに対して再調整を必要とするが、この際、踏み台等に載って再調整しなければならないなど、面倒で煩わしい作業を強いられるとともに、ズーミング位置のズレを使用者が気付かない場合には、最適でないズーミング位置での視聴を強いられてしまう。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したレンズ装置及び光学機器の提供を目的とするものである。
本発明に係るレンズ装置1は、上述した課題を解決するため、固定筒部3に対して回動操作可能な回動筒部4を装着してなるレンズ鏡筒2を有するレンズ装置を構成するに際して、少なくとも回動筒部4を回動操作する際の回動操作トルクTの大きさを調整可能なトルク調整機構部Utを備え、トルク調整機構部Utは固定筒部3又は回動筒部4の一方に設けられた被摺接面部5と、被摺接面部5に摺接可能な摺接部6と、被摺接面部5に対する摺接部6の前後方向相対位置を変更可能な位置変更部7を備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、回動筒部4には、ズームリング4z,フォーカスリング4f,アイリスリング、の一又は二以上を含ませることができる。一方、被摺接面部5は、軸方向に略直角となり、かつ周方向に沿ったリング形面部5rにより形成できるとともに、摺接部6は、バネ性を有し、かつ周方向に沿って所定間隔おきに配した一又は二以上の摺接突起部6s…により形成できる。また、位置変更部7は、固定筒部3に対して同軸上に螺合部10を介して螺着した補助筒部11を備え、この補助筒部11に、被摺接面部5又は摺接部6の一方を設けて構成できる。この際、固定筒部3に対する補助筒部11の位置変更時の回動変位トルクTcは、回動操作トルクTよりも大きく設定する。なお、補助筒部11は、固定筒部3に設けられたカム溝12a…,12b…の少なくとも一部及び/又は直線溝13…の少なくとも一部を覆う長さに選定することが望ましい。さらに、補助筒部11の外周面には、滑止部14を設けることができるとともに、トルク調整機構部Utには、回動筒部4の回動位置をロックするロック機能部15を設けることもできる。
他方、本発明に係る光学機器Mは、かかるレンズ装置1を利用したものであり、特に、光学機器Mとしては、光源部Epから射出された光束を画像情報に応じて変調して拡大投射するプロジェクタMpに適用することが望ましい。
このような構成を有する本発明に係るレンズ装置1及び光学機器Mによれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) レンズ装置1(光学機器M)を傾斜させて設置する場合であっても、トルク調整機構部Utにより回動筒部4を回動操作する際の回動操作トルクTを大きく設定できるため、回動筒部4の調整位置(設定位置)がズレてしまう不具合を解消できる。したがって、面倒で煩わしい再調整作業を不要にできるとともに、不適切な調整位置での視聴等を回避できる。
(2) 回動筒部4を回動操作する際の回動操作トルクTの大きさをトルク調整機構部7により任意に調整できるため、回動筒部4を回動操作する際の操作性(操作フィーリング)や操作力を、ユーザの好みなどに応じて自由に調整(設定)することができ、ユーザの利便性向上に寄与できる。
(3) 好適な態様により、回動筒部4に、ズームリング4z,フォーカスリング4f,アイリスリング、の一又は二以上を含ませれば、特に問題として無視できないズームリング4zにおけるズレ防止や操作性向上等の改善に加え、同様の効果をフォーカスリング4fやアイリスリングにも適用でき、レンズ装置1(光学機器M)の更なる付加価値向上に寄与できる。
(4) 好適な態様により、被摺接面部5を、軸方向に略直角となり、かつ周方向に沿ったリング形面部5rにより形成するとともに、摺接部6を、バネ性を有し、かつ周方向に沿って所定間隔おきに配した摺接突起部6s…により形成すれば、固定筒部3及び回動筒部4を直接利用してトルク調整機構部Utを構成できるため、部品点数の削減による低コスト化及び小型化,更には実施の容易化を図ることができる。
(5) 好適な態様により、位置変更部7を、固定筒部3に対して同軸上に螺合部10を介して螺着した補助筒部11を備え、この補助筒部11に、被摺接面部5又は摺接部6の一方を設けて構成すれば、固定筒部3に補助筒部11を追加するのみで、位置変更部7を容易に構成できる。
(6) 好適な態様により、固定筒部3に対する補助筒部11の位置変更時の回動変位トルクTcを、回動操作トルクTよりも大きく設定すれば、回動筒部4の回動操作時に補助筒部11が無用に変位する(緩む)不具合を回避でき、回動操作トルクTの安定性向上及びトルク調整機構部Utの信頼性向上に寄与できる。
(7) 好適な態様により、補助筒部11を、固定筒部3に設けられたカム溝12a…,12b…の少なくとも一部及び/又は直線溝13…の少なくとも一部を覆う長さに選定すれば、固定筒部3の実質的な延長によるカバー機能の強化によりレンズ鏡筒2内部への埃等の進入防止に寄与できる。
(8) 好適な態様により、補助筒部11の外周面に滑止部14を設ければ、補助筒部11を回動変位させる際の指の滑りを防止し、回動操作トルクTに対する調整を安定して行うことができるとともに、特に、回動変位トルクTcを大きく設定した場合であっても補助筒部11を容易かつ確実に回動変位させることができる。
(9) 好適な態様により、トルク調整機構部Utに、回動筒部4の回動位置をロックするロック機能部15を設ければ、回動筒部4の回動位置(調整位置)を強固にロックすることができるため、既設定のズーミング位置等の調整位置がズレる不具合をより確実に解消できる。
(10) 好適な態様により、レンズ装置1を光学機器M、特にプロジェクタMpに用いれば、天吊り設置を行う場合における既設定のズーミング位置等の調整位置がズレる不具合を解消できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るレンズ装置1の主要部の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るレンズ装置1を示す。レンズ装置1は、レンズ鏡筒2を備え、このレンズ鏡筒2の内部には複数のレンズ群Lを収容する。図1に例示するレンズ群Lは、前群,2群〜5群及び後群を備えており、仮想線で示すLaは前群における一部のレンズを、Lbは2群における一部のレンズを、Lcは後群における一部のレンズをそれぞれ示す。
レンズ鏡筒2は、固定筒部3を備え、この固定筒部3は内側の内筒部3iと外側の外筒部3oを備える。なお、この固定筒部3は、後述するプロジェクタMp(光学機器M)の外装200内に固定される。内筒部3iは外筒部3oの前端よりも前方に突出するとともに、内筒部3iの内部にはカム筒部21を回動自在に収容する。また、内筒部3iにおける外周面の前部には、ズームリング4z(回動筒部4)を回動自在に装填する。ズームリング4zは、内筒部3iの外周面に回動自在に装填するズームリングベース4zbと、このズームリングベース4zbの外周縁に固定したズームリング本体4zmを備える。そして、内筒部3iの前部には周方向に沿って形成したガイド溝23(図4参照)を有し、このガイド溝23に収容したコロ部材24を介してズームリングベース4zbとカム筒部21を結合する。これにより、ズームリング4zを回動操作すれば、カム筒部21を一体に回動させることができる。
さらに、カム筒部21の筒体には、図4に示すように、螺旋方向に沿って形成した複数のカム溝12a…,12b…,12c…,12d…を有するとともに、内筒部3iの筒体には、前後方向(軸方向)に沿って形成した直線溝13…を有する。また、カム筒部21の内部には、複数のレンズ群枠25…を収容し、各レンズ群枠25…の外周面から放射方向に突出し、かつ周方向に120〔゜〕間隔で配した三つ(一般的には複数)のコロ部材26…を、上述したカム筒部21のカム溝12a…,12b…,12c…,12d…及び内筒部3iの直線溝13…にそれぞれ係合させる。これにより、カム筒部21を回動させれば、各レンズ群枠25…を前後方向に変位させることができる。なお、図1は、前述したレンズLb…を保持する2群のレンズ群枠25のみを示すが、図示を省略した3群〜5群のレンズ群枠を備えている。各レンズ群枠25…は同様に組付けるが、各レンズ群枠25…に対応する各カム溝12a…,12b…,12c…,12d…の傾斜角は同一又は異なせて設定する。以上の構成が基本的なズーミング機構Uzとなる。
一方、ズーミング機構Uzには、トルク調整機構部Utを付設する。トルク調整機構部Utは、ズームリング4zに設けた被摺接面部5を有する。この被摺接面部5は、軸方向に略直角となり、かつ周方向に沿ったリング形面部5rにより形成する。したがって、このリング形面部5rは、既使用のズームリング4zの後端面をそのまま利用してもよいし、必要により別途形成してもよい。
他方、外筒部3oの前端部3ofには、補助筒部11を螺合部10を介して螺着する。補助筒部11は、外筒部3oとほぼ同径に形成するとともに、図1に示すように、固定筒部3に設けられたカム溝12a…,12b…,12c…,12d…の少なくとも一部(例示は12a…,12b…)及び/又は直線溝13…の少なくとも一部を覆う長さに選定する。これにより、固定筒部3の実質的な延長によるカバー機能の強化によりレンズ鏡筒2内部への埃等の進入防止に寄与できる。また、螺合部10は、補助筒部11における後端部の内周面に形成した雌ネジ部10nと、外筒部3oにおける前端部3ofの外周面に形成した雄ネジ部10sにより構成する。したがって、外筒部3oと補助筒部11は同軸上に配される。この場合、固定筒部3に対する補助筒部11の位置変更時のトルク、即ち、固定筒部3に対して補助筒部11を回動変位させる際の回動変位トルクTcは、ズームリング4zを回動操作する際の回動操作トルクTよりも大きく設定する。これにより、ズームリング4zの回動操作時に補助筒部11が無用に変位する(緩む)不具合を回避でき、回動操作トルクTの安定性向上及びトルク調整機構部Utの信頼性向上に寄与できる。なお、補助筒部11は固定筒部3の一部と見做すことができる。さらに、雄ネジ部10sに別途の固定用リングナットを螺合していわゆる二重ナットを構成したり、或いは補助筒部11に別途の固定用ネジを追加することにより、調整後の補助筒部11を固定できるようにしてもよい。
また、補助筒部11の前端部には、被摺接面部5に摺接可能な摺接部6を一体形成する。摺接部6は、図2に示すように、周方向に沿って一定間隔おきに配した三つの摺接突起部6s…により形成する。一つの摺接突起部6s(他の摺接突起部6s…も同じ)は、図5に示すように、補助筒部11の外周面から放射方向外方に突出し、前端面には、被摺接面部5に当接(摺接)する球面状の当接凸部6scを盛上形成する。この場合、補助筒部11は、全体をプラスチック素材等により一体形成するとともに、摺接突起部6sは、僅かに弾性変位可能に形成してバネ性を持たせる。したがって、補助筒部11の形成素材を選定するに際しては、特に弾性係数と摩擦係数を考慮する。さらに、補助筒部11の外周面における後部位置には、ローレット形状による滑止部14を設ける。なお、滑止部14は、補助筒部11を回動変位させる際の指の滑りを防止するため、ゴムリングを装着するなど、他の滑止手段であってもよい。このような滑止部14を設ければ、回動操作トルクTに対する調整を安定して行うことができるとともに、特に、回動変位トルクTcを大きく設定した場合であっても補助筒部11を容易かつ確実に回動変位させることができる利点がある。
よって、補助筒部11を回動変位させれば、補助筒部11は、外筒部3oに対して前後方向(軸方向)に変位するとともに、この補助筒部11に形成した摺接部6も一体に変位する。即ち、被摺接面部5に対して摺接部6の前後方向相対位置が変更可能な位置変更部7が構成される。このようなトルク調整機構部Utを構成すれば、固定筒部3及びズームリング4zを直接利用できるため、部品点数の削減による低コスト化及び小型化,更には実施の容易化を図れる利点がある。しかも、固定筒部3に対して同軸上に螺合させた補助筒部11を使用し、この補助筒部11に摺接部6を設けるため、固定筒部3に補助筒部11を追加するのみで、位置変更部7を容易に構成できる利点がある。
なお、内筒部3iにおける内周面の前部には、前述した前群のレンズLa…を保持するレンズ群枠27の外周面を螺合するとともに、このレンズ群枠27の外周縁には、手動により回動操作するフォーカスリング4f(回動筒部4)を固定する。これにより、フォーカスリング4fを回動操作すれば、前群のレンズLa…を保持するレンズ群枠27を前後方向に変位させることができるフォーカシング機構Ufが構成され、レンズ装置1におけるフォーカシング調整を行うことができる。
次に、本実施形態に係るレンズ装置1の主要部の機能(作用)について、図1〜図6を参照して説明する。
まず、ズーミング機構Usの基本的な機能は次のようになる。ズームリング4zを手動により回動操作すれば、ズームリング4zの回動変位は、ズームリングベース4zb及びコロ部材24を介してカム筒部21に伝達され、カム筒部21が一体に回動変位する。これにより、カム筒部21に設けた螺旋方向のカム溝及び内筒部3iに設けた前後方向の直線溝にそれぞれ係合するコロ部材26…は前後方向に変位する。したがって、ズームリング4zの回動操作により、コロ部材26…に一体のレンズ群枠25…(レンズLb…)を前後方向に変位させるズーミング調整を行うことができる。
一方、本実施形態に係るレンズ装置1では、トルク調整機構部Utにより、ズームリング4zを手動により回動操作する際の回動操作トルクTの大きさを任意に調整することができる。図6は、補助筒部11の前後方向位置(回動位置)に対するズームリング4zの回動操作トルクTの増減傾向を示している。今、補助筒部11を回動変位させ、摺接部6を被摺接面部5から離間させた場合を想定する。この場合、摺接部6と被摺接面部5は非接触となるため、トルク調整機構部Utは実質的に機能しない。したがって、このときの回動操作トルクTの大きさは、従来からの通常のズームリング4zの場合と同じになり、回動操作トルクTの大きさは最も小さくなる(図6中、非接触領域を参照)。
他方、補助筒部11を回動変位させ、摺接部6を前進させることにより被摺接面部5に接触させた場合を想定する。図6中、Xsが接触開始位置を示す。この場合、補助筒部11の回動変位により、摺接部6が被摺接面部5に対して前後方向に相対変位するため、被摺接面部5に対する摺接部6の押圧力(加圧力)を増減できる。したがって、ズームリング4zを回動操作する際の回動操作トルクTの大きさを可変することができ、この回動操作トルクTの大きさは、被摺接面部5に対する摺接部6の押圧力に対応する。図6中、補助筒部11の位置Xs〜XLの範囲が回動操作トルクTの大きさを可変できるトルク調整領域を示している。このトルク調整領域では、ズームリング4zを回動操作させる際の操作性(操作フィーリング)や操作力を、ユーザの好みなどに応じて自由に調整(設定)でき、ユーザの利便性向上に寄与できる。
さらに、補助筒部11を回動変位させ、摺接部6が最前進位置に達した場合を想定する。図6中、XLが最前進位置、即ち、ロック位置となる。このロック位置XLでは、回動操作トルクTが最大となり、ズームリング4zを容易に回動操作できない実質的な固定状態(ロック状態)となる。このロック位置XLでは、レンズ装置1を傾斜させて設置する場合であっても、ズームリング4zを回動操作させる際の回動操作トルクTを大きく(最大に)設定できるため、回動筒部4の調整位置(設定位置)がズレてしまう不具合を解消できる。したがって、面倒で煩わしい再調整作業を不要にできるとともに、不適切な調整位置での視聴等を回避できる。
ところで、このようなレンズ装置1は、特に、図7〜図10に示すプロジェクタMp(光学機器M)に用いて最適である。以下、図7〜図10を参照して、レンズ装置1を備えるプロジェクタMpについて説明する。
まず、プロジェクタMpの外観構成について、図7及び図8を参照して説明する。200は、略直方体状の外観を有する外装(筐体)であり、この外装200の内部には、プロジェクタMpの機構部分を収容する。なお、外装200は、上部外装200aと下部外装200bにより構成する。また、外装200の上面部201の前部には、プロジェクタMpを操作する操作パネル100を備えるとともに、外装200の内部に固定したレンズ装置1の前部、特に、ズームリング4z及びフォーカスリング4fを含むレンズ装置1の前部が、操作パネル100の近傍に位置する前面部202の開口から外部に露出する。
さらに、前面部202の他の位置には、機構部分から発生する熱を排出する排気口120を設けるとともに、レンズ装置1側の側面部203には、冷却用の空気を導入する吸気口130を設ける。吸気口130の内側全域には、導入する冷却空気に含まれる塵埃等を除去する除塵フィルタ(不図示)が配設されている。一方、外装200の底面部204には、プロジェクタMpを三点で支持する三つの脚部800…を配設する。この場合、脚部800…は、後方側の略中央位置に配した一つの後脚と、前方側の隅部にそれぞれ配した一対の前脚を備えており、プロジェクタMpを床置き設置する場合には、上下方向に伸縮可能に構成された一対の前脚により投射画像の上下方向位置を設定(調整)できる。なお、底面部204において、500は光源ランプ交換用開閉部を示す。また、外装200の背面部205には、プロジェクタMpを外部装置に接続するコネクタ部600…及びスピーカ700を配設する。なお、コネクタ部600…には、コンポーネント信号を入力するRGB入力端子,ビデオ入力端子,Sビデオ入力端子,USB入力端子,オーディオ入力端子等が含まれる。
次に、本実施形態に係るプロジェクタMpの内部構造について、図9を参照して説明する。外装200の内部であって、前面部202側には、レンズ装置1,排気ユニット180及び電源部150を配設する。排気ユニット180は、排気口120に連続するように位置し、冷却空気を強制排気する軸流ファン180a及び冷却空気を排気口12へ導く排気ダクト180bを備える。電源部150は、レンズ装置1と排気ユニット180間に配設する。また、排気ユニット180及び電源部150の後方には、平面視略L字状の光学ユニット400(410,420,430,450)を配設する。光学ユニット400は、排気ユニット180の近傍にあり、光源部Epを有するインテグレータ照明部410,色分離部420,リレー光学部430,液晶パネル部440R,440G,440B及びクロスダイクロイックプリズム444(図10)とを有する光学変調部450と、各光学部品を所定位置に配置する光学部品用筐体460を備えており、光学変調部450は、レンズ装置1に光学的に接続される。さらに、電源部150、光学ユニット400及びレンズ装置1に対して、上面部201側には制御基板部140を配設する。制御基板部140には、プロジェクタMpを制御する各種回路を用いて図に現れない制御部600を備える。電源部150は、電源ブロックと光源駆動ブロックを含み、電源ブロックは、電源ケーブルを通して、外部から供給された電力を光源駆動ブロックや制御基板部140等に供給する機能を備えるとともに、光源駆動ブロックは、光源部Epに備える光源ランプ416(図10参照)に、電源ブロックから供給された電力を供給する機能を備える。
次に、本実施形態に係るプロジェクタMpの光学系(光学ユニット400)の構成について、図10を参照してより具体的に説明する。まず、インテグレータ照明部410は、光源部Epと、第一レンズアレイ412,第二レンズアレイ413,偏光変換素子414及び重畳レンズ415を備える。このインテグレータ照明部410は、赤,緑,青の色光毎にそれぞれ設けた液晶パネル部440R,440G,440Bに配した3枚の液晶パネル441…の画像形成領域をほぼ均一に照明する機能を有する。光源部Epは、放射光源としての超高圧水銀ランプ(光源ランプ)416及び放物面鏡417aを有するリフレクタ417を備える。光源部Epは、超高圧水銀ランプ416のアーク放電により発光点Pから発光する。これにより、出射された放射状の光は、リフレクタ417の放物面鏡417aで反射して出射する。この場合、リフレクタ417は、放物面鏡417aを用いているが、放物面鏡417aの代わりに平行化凹レンズ及び楕円面鏡を組合わせてもよい。
第一レンズアレイ412は、光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状に配列された構成を備える。各小レンズは、超高圧水銀ランプ416から射出される光を、複数の部分光に分割する。この場合、各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定する。例えば、液晶パネル441の画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であれば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定する。第二レンズアレイ413は、第一レンズアレイ412と略同様な構成を有しており、小レンズをマトリクス状に配した構成を備える。この第二レンズアレイ413は、重畳レンズ415と共に、第一レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル441上に結像させる機能を備える。
偏光変換素子414は、第二レンズアレイ413と重畳レンズ415間に配する。偏光変換素子414は、第二レンズアレイ413からの光を1種類の偏光光に変換するものであり、光学変調部450での光の利用効率を高める機能を備える。即ち、偏光変換素子414によって1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ415によって最終的に光学変調部450の液晶パネル441上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタでは、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発する超高圧水銀ランプ416からの光のほぼ半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、超高圧水銀ランプ416から射出された光をすべて一種類の偏光光に変換し、光学変調部44での光の利用効率を高めている。
色分離部420は、二枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423を備え、ダイクロイックミラー421,422によりインテグレータ照明部41から射出された複数の部分光を赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の色光に分離する機能を備える。リレー光学部430は、入射側レンズ431,リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備え、色分離部420で分離された色光である赤色光を液晶パネル部440Rまで導く機能を備える。この際、色分離部420のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明部410から射出された光の赤色光成分と緑色光成分とが透過し、青色光成分が反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した青色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液晶パネル部440Bに到達する。このフィールドレンズ418は、第二レンズアレイ413から射出された各部分光をその中心軸に対して平行な光に変換する。他の液晶パネル部440G,440Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。また、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光と緑色光のうち、緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ418を通って、緑色用の液晶パネル部440Gに到達する。赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過してリレー光学部430を通り、さらにフィールドレンズ418を通って、赤色光用の液晶パネル部440Rに到達する。なお、赤色光にリレー光学部430を用いるのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。これにより、入射側レンズ431に入射した部分光は、そのままフィールドレンズ418に伝えられる。赤色光が入射する位置に配した液晶パネル部440R,緑色光が入射する位置に配した液晶パネル部440G,及び青色光が入射する位置に配した液晶パネル部440Bは、それぞれ対応する各色光を変調する機能を備える。
また、色分離部420で分離された各色光が入射する三つの入射側偏光板442…,各入射側偏光板442…の後段にそれぞれ配置される液晶パネル441…,各液晶パネル441…の後段に配置される出射側偏光板443…,及び色合成を行う光学系であるクロスダイクロイックプリズム444は、入射された光を画像情報に応じて変調してカラー画像を生成する光学変調部450を構成する。この光学変調部450は次のように機能する。色分離部420で分離された各色光は、入射側偏光板442を通って、液晶パネル441で画像情報に応じて変調され、変調された変調光は、出射側偏光板443を通って、クロスダイクロイックプリズム444へ出射される。入射側偏光板442は、色分離部420で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光を吸収する。出射側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441から出射された光のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光を吸収する。これらの入射側偏光板442及び出射側偏光板443は、互いの偏光軸の方向が直交するように設定されている。クロスダイクロイックプリズム444は、四つの直角プリズム(プリズム)から成る立方体であり、各直角プリズムから入射した変調光を合成して、カラー画像を生成する。クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反射する誘電体多層膜445と青色光を反射する誘電体多層膜446とが、四つの直角プリズムが組み合わされた界面に沿って略X字状に設けられていて、これらの誘電体多層膜445,446により三つの色光が合成される。クロスダイクロイックプリズム444で合成されたカラー画像は、レンズ装置1によって拡大投射される。
以上がプロジェクタMpの概要である。レンズ装置1は、このような光源部Epから射出された光束を画像情報に応じて変調して拡大投射するプロジェクタMpに用いて最適である。即ち、この種のプロジェクタMpは、傾斜させて天吊り設置(図12参照)を行う場合も多いが、この際、本実施形態に係るレンズ装置1も傾斜し、複数のレンズ群Lの自重がズーミング機構Uzに付加されたとしても、既設定(例えば、初期設定)のズーミング位置がズレる不具合を解消できる。
なお、図11には、変更実施形態に係るレンズ装置1に備えるトルク調整機構部Utの変更例を示す。変更例に係るトルク調整機構部Utは、ズームリングベース4zbの後端に、内側(中心方向)へ直角に延出した後端延出部4zbsを形成し、広幅の被摺接面部5(リング形面部5r)を設けるとともに、摺接部6に対して、さらにロック機能部15を追加したものである。この場合、摺接部6を形成する摺接突起部6s…は、図5に示した摺接突起部6s…よりもバネ性を大きく設定することが望ましい。また、ロック機能部15は、補助筒部11の前端面にゴムブロック31を埋設して構成する。これにより、補助筒部11を前方向へ変位させれば、最初に摺接突起部6s…が被摺接面部5に圧接し、ズームリング4zを回動操作させる際の回動操作トルクTを調整できるとともに、補助筒部11を更に前方向へ変位させ、ゴムブロック31を被摺接面部5に圧接させれば、ズームリング4zの回動位置を強固にロックすることができる。したがって、既設定のズーミング位置がズレる不具合をより確実に解消できる利点がある。なお、図11中、図5と同一部分(同一機能部分)については同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、被摺接面部5をズームリング4zに設け、摺接部6を固定筒部3に設けた場合を例示したが、被摺接面部5を固定筒部3に設け、摺接部6をズームリング4zに設けてもよい。また、被摺接面部5は、必要により別途のシート部材を貼着するなどにより構成してもよい。さらに、摺接部6は、三つの摺接突起部6s…により構成した場合を例示したが、摺接突起部6s…の数量は任意である。一方、位置変更部7は、固定筒部3に対して同軸上に螺合させた補助筒部11を利用した場合を示したが、摺接部6を移動できる他の構成を排除するものではない。また、この位置変更部7は、被摺接面部5を移動させる形態であってもよい。さらに、回動筒部4として、ズームリング4zを例示したが、フォーカスリング4fやアイリスリング(不図示)であってもよく、ズームリング4zの場合と同様に構成することにより各回動操作トルクの大きさを調整できる。また、滑止部14を、フォーカスリング4f及びズームリング4zと同様に、プロジェクタMpの前面部202から露出させ、プロジェクタMpにレンズ装置1が収容された状態で回動操作トルクTを調整(操作)できるようにしてもよい。他方、プロジェクタMpの光学変調部450は、液晶パネル441を三枚用いているが、この構成には限定されない。したがって、一枚だけ用いる構成、二枚用いる構成又は四枚以上用いる構成であってもよい。液晶パネル441は、透過型に限定されず、反射型であってもよく、多様な構成の光学変調部450に対応できる。光学変調部450は、液晶パネル441…を用いているが、液晶パネル441…以外のマイクロミラーを用いたデバイスなどを用いてもよい。したがって、液晶方式以外のプロジェクタへも搭載することが可能である。さらに、レンズ装置1は、光学機器Mとして特にプロジェクタMpに適用して最適であるが、カメラや望遠鏡等の他の各種光学機器M…にも同様に利用することができる。
本発明の最良の実施形態に係るレンズ装置の断面側面図、 同レンズ装置における補助筒部の正面図、 同レンズ装置における補助筒部の上半部を示す断面側面図、 同レンズ装置におけるレンズ鏡筒の主要部の分解斜視図、 同レンズ装置における被摺接面部及び摺接部の抽出拡大断面図、 同レンズ装置における補助筒部の前後方向位置(回動位置)に対するズームリングの回動操作トルクの増減傾向の説明図、 本発明の最良の本実施形態に係るプロジェクタ(光学機器)を前面上方から見た外観斜視図、 同プロジェクタを背面下方から見た外観斜視図、 同プロジェクタにおける上部外装及び制御基板部を取外した状態の内部構造斜視図、 同プロジェクタにおける光学ユニットの光学系の模式図、 本発明の変更実施形態に係るトルク調整機構部における被摺接面部及び摺接部の抽出拡大断面図、 背景技術を説明するための天吊り設置したプロジェクタの側面図、
符号の説明
1:レンズ装置,2:レンズ鏡筒,3:固定筒部,4:回動筒部,4f:フォーカスリング,4z:ズームリング,5:被摺接面部,5r:リング形面部,6:摺接部,6s…:摺接突起部,7:位置変更部,10:螺合部,11:補助筒部,12a…:カム溝,12b…:カム溝,13…:直線溝,14:滑止部,15:ロック機能部,M:光学機器,Mp:プロジェクタ,T:回動操作トルク,Ut:トルク調整機構部

Claims (11)

  1. 固定筒部に対して回動操作可能な回動筒部を装着してなるレンズ鏡筒を有するレンズ装置であって、少なくとも前記回動筒部を回動操作する際の回動操作トルクの大きさを調整可能なトルク調整機構部を備え、前記トルク調整機構部は、前記固定筒部又は前記回動筒部の一方に設けられた被摺接面部と、前記被摺接面部に摺接可能な摺接部と、前記被摺接面部に対する前記摺接部の前後方向相対位置を変更可能な位置変更部とを備えることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記回動筒部には、ズームリング,フォーカスリング,アイリスリング、の一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  3. 前記被摺接面部は、軸方向に略直角となり、かつ周方向に沿ったリング形面部により形成することを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  4. 前記摺接部は、バネ性を有し、かつ周方向に沿って所定間隔おきに配した一又は二以上の摺接突起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  5. 前記位置変更部は、前記固定筒部に対して同軸上に螺合部を介して螺着した補助筒部を備え、この補助筒部に、前記被摺接面部又は前記摺接部の一方が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  6. 前記固定筒部に対する前記補助筒部の位置変更時の回動変位トルクは、前記回動操作トルクよりも大きく設定されていることを特徴とする請求項5記載のレンズ装置。
  7. 前記補助筒部は、前記固定筒部に設けられたカム溝の少なくとも一部及び/又は直線溝の少なくとも一部を覆う長さに選定されていることを特徴とする請求項5又は6記載のレンズ装置。
  8. 前記補助筒部の外周面には滑止部が設けられていることを特徴とする請求項5,6又は7記載のレンズ装置。
  9. 前記トルク調整機構部は、前記回動筒部の回動位置をロックするロック機能部を備えることを特徴とする請求項1記載のレンズ装置。
  10. 請求項1〜9記載のレンズ装置を備えることを特徴とする光学機器。
  11. 光源部から射出された光束を画像情報に応じて変調して拡大投射するプロジェクタであることを特徴とする請求項10記載の光学機器。
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