JP2009175038A - 分光器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチパス方式の分光器において、最終の分光経路より前の分光経路にて生じた散乱光の一部が最終の分光経路での回折光と同一光路を辿る場合に生じる、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制する。
【解決手段】入射された光を平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子1からの戻り光を自らが備えるスリットを介して出射する分光経路10,20の各々が、入射された光を平行光化するコリメータ2,4を備え、各分光経路10,20のコリメータ2,4から出射された光L1,L3の回折格子1上における照射領域R1,R2が、少なくとも刻線の延在方向にずれるように各分光経路10,20のコリメータ2,4が設けられている
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定光を回折格子に複数回入射させて分光することにより上記被測定光に含まれる任意の波長成分を取り出す分光器に関するものである。
従来から、分光特性における高い分解能または広いダイナミックレンジを得るため、被測定光を回折格子に複数回入射させると共に複数のスリットを通過させるマルチパス方式の分光器がある。このようなマルチパス方式の分光器としては、例えば特許文献1に示すように、リトロー型のダブルパスモノクロメータがある。
このダブルパスモノクロメータは、特許文献1に示すように、回折格子と、コリメータと、2つのスリットとを備えており、光ファイバ等の光入射手段から入射された被測定光をコリメータにより平行光化して回折格子に入射させ、その回折光を同一のコリメータにより集光して第1のスリットを通過させ、この第1のスリットを通過した回折光を再度コリメータより平行光化して回折格子に入射させ、その回折光を再度同一のコリメータにより集光して第2のスリットを通過させる構成となっている。
つまり、特許文献1に開示されたダブルパスモノクロメータは、光入射手段から第1のスリットまでの第1の分光経路と、第1のスリットから第2のスリットまでの第2の分光経路とを備え、第1の分光経路、第2の分光経路の順に被測定光を通過させる構成となっている。
このような構成を有するダブルパスモノクロメータによれば、第1の分光経路にて被測定光が分散分光され、第2の分光経路にて第1の分光経路により分散分光された被測定光がさらに分散分光される。
このため、被測定光の光路に2段の光学フィルタを直列に配置した場合と同様の効果が得られ、高い分解能及び広いダイナミックレンジが得られる。
特開平8−159877号公報
ところで、第1のスリットと第2のスリットとは別部材であって空間上の同じ位置に配置することができないため、ダブルパスモノクロメータにおいては、第1の分光経路における被測定光の回折格子への入射角度と、第2の分光経路における被測定光の回折格子への入射角度とを変化させ、第1の分光経路における回折光の出射角度と第2の分光経路における回折光の出射角度とを変化させることで、第1の分光経路における回折光の光路と第2の分光経路における回折光の光路とを分離し、これによって空間上分離して配置される第1のスリットと第2のスリットとの両方に被測定光を通過させることが可能な構成となっている。
しかしながら、被測定光が回折格子に入射した際には、回折光のみならず全方向に出射される散乱光が発生する。そして、従来のダブルパスモノクロメータは、第1の分光経路と第2の分光経路との両方の分光経路において、単一のコリメータを用いており、第1の分光経路にてコリメータから出射された被測定光と、第2の分光経路にてコリメータから出射された被測定光とが、回折格子上の同じ領域に照射される。
このため、第1の分光経路にて被測定光が回折格子に入射した際に生じる散乱光の一部は、第2の分光経路での回折光と同一方向に出射され、第2の分光経路での回折光と重なって第2のスリットの通過してしまう。
ダブルパスモノクロメータにおいて、第2の分光経路での回折光と重ねて第2のスリットを通過する散乱光は、致命的な迷光となり、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を招く。
なお、このような問題は、被測定光が2つのスリットを通過するダブルパスモノクロメータに限られるものではなく、被測定光が複数のスリットを通過するマルチパス方式の分光器全般に生じる問題である。つまり、最終の分光経路より前の分光経路にて生じた散乱光の一部が、最終の分光経路での回折光と同一光路を辿る場合には、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を招く。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、マルチパス方式の分光器において、最終の分光経路より前の分光経路にて生じた散乱光の一部が最終の分光経路での回折光と同一光路を辿る場合に生じる、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、平行に延在される複数の刻線を備える回折格子を備えると共に、入射された光を平行光化して上記回折格子に照射すると共に上記回折格子からの戻り光を自らが備えるスリットを介して出射する分光経路を複数備え、被測定光を複数の上記分光経路を介して出射することによって上記被測定光に含まれる任意の波長成分の光を取り出す分光器であって、上記分光経路の各々が、入射された光を平行光化するコリメータを備え、各分光経路のコリメータから出射された光の上記回折格子上における照射領域が、少なくとも上記刻線の延在方向にずれるように各分光経路のコリメータが設けられていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、さらにこれらのコリメータは、分光器に被測定光を入射した場合に、各分光経路のコリメータから出射された被測定光の回折格子上における照射領域が、回折格子の刻線の延在方向にずれるように設けられている。
このため、最終の分光経路(複数の分光経路のうち被測定光を最後に分散分光する分光経路)より前の分光経路にて生じた散乱光が、最終の分光経路での回折光と重なる可能性が低減される。
また、本発明においては、各分光経路のコリメータから出射された光の上記刻線の延在方向における上記回折格子への入射角度が一致するように各分光経路のコリメータが設けられているという構成を採用する。
また、本発明においては、異なる上記分光経路の間にて上記被測定光を導光する導光手段と、異なる上記分光経路の間であって該導光手段による導光路を除く領域の少なくとも一部に設置される遮光手段とを備えるという構成を採用する。
また、本発明においては、予め設定された出射角にて上記回折格子から出射された上記戻り光を反射することにより再度上記回折格子に入射させる反射手段を備えるという構成を採用する。
本発明によれば、最終の分光経路より前の分光経路にて生じた散乱光が、最終の分光経路での回折光と重なる可能性が低減される。
したがって、マルチパス方式の分光器において、最終の分光経路より前の分光経路にて生じた散乱光の一部が最終の分光経路での回折光と同一光路を辿る場合に生じる、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る分光器の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の分光器100の概略構成を模式的に示した斜視図である。この図に示すように、本実施形態の分光器100は、回折格子1と、第1のコリメータレンズ2(コリメータ)と、第1のスリット3と、第2のコリメータレンズ4(コリメータ)と、第2のスリット5と、導光部6(導光手段)とを備えている。
回折格子1は、一定間隔で平行に延在される複数の刻線を備える反射板であり、入射される光を分散分光してその回折光を出射するものである。
この回折格子1は、不図示の駆動機構により、回折格子1の中央部を刻線の延在方向(Y方向)と平行に延在する回転軸を中心して回動可能な構成とされており、入射される光に対する見かけ上の刻線間隔を任意に変更可能とされている。
第1のコリメータレンズ2は、入射された光を平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子1からの戻り光を集光して出射するものであり、被測定光L1を分光器100に入射する光ファイバXの出射端X1と回折格子1との間に設置されている。
そして、この第1のコリメータレンズ2は、光ファイバXの出射端X1から出射された被測定光L1が入射されると、被測定光L1を平行光化して回折格子1に照射し、この結果回折格子1から出射される回折光L2(戻り光)を集光して光ファイバX側に出射する。
なお、光ファイバXは、分光器100に対して予め定められた位置に配置されるものである。そして、本実施形態の分光器100においては、出射端X1と第1のコリメータレンズ2との位置関係は、常に予め定められた関係が保たれるものとする。
第1のスリット3は、第1のコリメータレンズ2の焦点位置に配置されており、回折光L2に含まれる所定の波長成分の光L3のみを通過させるものである。
なお、第1のスリット3を通過する光L3の波長成分は、回折格子1の回動角度に依存して変化する。
第2のコリメータレンズ4は、第1のコリメータレンズ2と同様に、入射された光を平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子1からの戻り光を集光して出射するものである。そして、第2のコリメータレンズ4は、第1のスリット3と回折格子1との間に設置されている。
この第2のコリメータレンズ4は、第1のスリット3から出射された光L3が入射されると、光L3を平行光化して回折格子1に照射し、この結果回折格子1から出射される回折光L4(戻り光)を集光して第1のスリット3側に出射する。
第2のスリット5は、第2のコリメータレンズ4の焦点位置に配置されており、回折光L4に含まれる所定の波長成分の光L5のみを通過させるものである。
そして、本実施形態の分光器100においては、第1のコリメータレンズ2及び第1のスリット3によって、光ファイバXから入射される被測定光L1を第1のコリメータレンズ2にて平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子1からの回折光L2を第1のスリット3を介して出射する第1の分光経路10が構成されている。このような第1の分光経路10を通過することによって、被測定光L1は、分散分光されると共にその一部が第1のスリット3を通過することで、該被測定光L1に含まれる所定の波長成分からなる光L3として出射される。
また、本実施形態の分光器100においては、第2のコリメータレンズ4及び第2のスリット5によって、第1のスリット3から入射される光L3を第2のコリメータレンズ4にて平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子1からの回折光L4を第2のスリット5を介して出射する第2の分光経路20が構成されている。このような第2の分光経路20を通過することによって、光L3は、さらに分散分光されると共にその一部が第2のスリット5を通過することで、該光L3に含まれる所定の波長成分からなる光L5として出射される。
このように本実施形態の分光器100は、入射された光を平行光化して回折格子1に照射すると共に回折格子からの戻り光(回折光L2,L4)を自らが備えるスリット(第1のスリット3,第2のスリット5)を介して出射する分光経路(第1の分光経路10,第2の分光経路20)を複数備えている。
導光部6は、第1の分光経路10と第2の分光経路20との間にて光を導光するものであり、第1のコリメータレンズ2と第1のスリット3との間に設置されると共に光を第1のコリメータレンズ2方向から第1のスリット3方向に導光する第1の反射ミラー61と、第1のスリット3と第2のコリメータレンズ4との間に設置されると共に光を第1のスリット3方向から第2のコリメータレンズ4方向に導光する第2の反射ミラー62とから構成されている。
そして、第1の反射ミラー61は、回折格子1によって回折光L2とされた被測定光L1を第1のコリメータレンズ2方向から第1のスリット3方向に導光する。また、第2の反射ミラー61は、第1のスリット3によって光L3とされた被測定光L1を第1のスリット3方向から第2のコリメータレンズ4方向に導光する。
そして、本実施形態の分光器100において、第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズ4とは、図2に示すように、被測定光L1の回折格子1上における照射領域R1と光L3の回折格子1上における照射領域R2とが重なることなくY方向(刻線が延在する方向)にずれるように設けられている。
つまり、本実実施形態の分光器100においては、第1の分光経路10と第2の分光経路20との各々がコリメータレンズ(第1のコリメータレンズ2,第2のコリメータレンズ4)を備え、各分光経路のコリメータレンズから出射された光(被測定光L1,光L3)の回折格子1上における照射領域R1,R2が刻線の延在方向(Y方向)にずれるように、第1のコリメータレンズ2,第2のコリメータレンズ4が設けられている。
このように被測定光L1の回折格子1上における照射領域R1と光L3の回折格子1上における照射領域R2とが重なることなくY方向にずれている場合には、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光が、回折光L4の光路と重なることがない。
したがって、被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光が回折光L4と同一の光路を辿って第2のスリット5を通過することを防止することが可能となる。よって、第2のスリット5の後方に設置される検出器にて測定対象の光L5を受光する場合に、検出器に散乱光が入射することを防止することができ、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することが可能となる。
なお、図3に示すように、被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光の一部Laは、第2のスリット5に真っ直ぐ向かうため、第2のスリット5を通過することとなる。しかしながら、散乱光Laと、測定対象の光L5とは、同一光路を辿らないため、第2のスリット5を通過した散乱光Laが、第2のスリット5の後方に設置される検出器に入射することはない。
また、本実施形態の分光器100においては、図4に示すように、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とが同一角度となるように、第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズ4とが設けられている。
つまり、本実施形態の分光器100においては、各分光経路(第1の分光経路10,第2の分光経路20)が備えるコリメータレンズ(第1のコリメータレンズ2,第2のコリメータレンズ4)から出射された光(被測定光L1,光L3)のY方向における回折格子1への入射角度が一致するように、第1のコリメータレンズ2及び第2のコリメータレンズ4が設けられている。
ここで、図5及び図6を参照して、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とを同一角度とするための、具体的な方法について説明する。
第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1は、図5に示すように、第1のコリメータレンズ2の焦点距離f1と、第1のコリメータレンズ2の光軸から光ファイバXの出射端X1までの高さ(一般的に像高)Yin1によって決まり下式(1)で表される。
Figure 2009175038
一方、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2は、図6に示すように、第2のコリメータレンズ4の焦点距離f2と、第2のコリメータレンズ4の光軸から光L3の出射点の高さ(像高)Yin2によって決まり下式(2)で表される。
なお、実際の本実施形態の分光器100においては、光L3が導光部6の第2の反射ミラー62によって反射されているため、光軸から光L3の出射点の位置は光軸から大きく離れた位置に存在する。しかしながら、下式(2)を算出する際に用いる高さYin2は、反射ミラー62から光Lの出射点(第1のスリット3)までの距離L分だけ、反射ミラー62と第2のコリメータレンズ4とを繋ぐ光路が伸長された位置に出射点が存在するものとして算出する。
Figure 2009175038
そして、入射角θ1と入射角θ2とを一致させるためには、第1のコリメータレンズ2の焦点距離f1と第2のコリメータレンズ4の焦点距離f2とが同じとした場合には、式(1),(2)から、それぞれのコリメータレンズの像高(Yin1,Yin2)を一致させれば良いことが分かる。
なお、第1のコリメータレンズ2の焦点距離f1と第2のコリメータレンズ4の焦点距離f2とが異なる場合には、それぞれのコリメータレンズの像高(Yin1,Yin2)を入射角θ1と入射角θ2とが一致するように調節する。
このような式(1),(2)に基づいて、第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズとを設けることによって、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とを同一角度とすることができる。
このように第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とを同一角度とした場合には、回折格子1の回動角度に応じて第2のスリット5を移動させることなく、所望の波長成分の光L5を出射することが可能となる。
より詳細に説明すると、ダブルパス方式の分光器(ダブルパスモノクロメータ)において、第1のスリットから出射される光の波長λ1は、下式(3)にて求められる。また、第2のスリットから出射される光の波長λ2は、下式(4)にて求められる。
なお、下式(3),(4)においては、mが回折次数を示し、dが回折格子の格子間隔を示している。また、図7に示すように、αが回折格子の反射面に対する被測定光の入射角(斜角)を示し、βが回折格子の反射面に対する回折光の出射角(斜角)を示している。
Figure 2009175038
Figure 2009175038
これらの式(3),(4)から分かるように、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とを一致させた場合には、回折格子1の回動角度に関わらず、第1のスリットから出射される光の波長λ1と第2のスリットから出射される光の波長λ2とが一致する。
したがって、入射角θ1と入射角θ2とを同一角度とした場合には回折格子1の回動角度に応じて第2のスリット5を移動させることなく、所望の波長成分の光L5を出射することが可能となる。
従来の単一のコリメータレンズを用いるダブルパス方式の分光器においては、入射角θ1と入射角θ2とが一致が困難なことから回折格子1の回動角度に応じて第2のスリットを移動させる構成を採用したり、単一のコリメータレンズの光軸を基準として被測定光の入射位置や第1のスリット及び第2のスリットの配置位置を対称配置とすることによって入射角θ1と入射角θ2とが一致させる構成を採用することによって、所望の波長成分の光が第1のスリットと第2のスリットとを通過するように構成している(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の構成では、第2のスリットを移動させる場合には、第2のスリットを移動させるための機構が必要となり、分光器が大型化すると共に、機構及び制御が複雑となる。また、単一のコリメータレンズを用いる必要があるため、回折格子上における被測定光の照射領域と第1のスリットを通過した光の照射領域とが完全に重なり、本実施形態の分光器100のように、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することができない。
これに対して、本実施形態の分光器100によれば、上述のように分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することができ、さらに回折格子1の回動角度に応じて第2のスリット5を移動させる必要がなく、簡素な機構で分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することが可能となる。
そして、このように構成された本実施形態の分光器100において、光ファイバXの出射端X1から出射された被測定光L1は、第1のコリメータレンズ2によって平行光化されて回折格子1に照射される。回折格子1に照射された被測定光L1が分散分光され、回折光L2が回折格子1から出射される。
回折格子1から出射された回折光L2は、第1のコリメータレンズ2によって集光されて導光部6の反射ミラー61にて第1のスリット3方向に反射された後、第1のスリット3を通過する。この第1のスリット3では、測定対象の波長成分を含む光のみが通過される。したがって、第1のスリット3を通過する回折光L2は、測定対象の波長成分を含む光からなる光L3として第1のスリット3から出射される。
第1のスリット3から出射された光L3は、導光部6の反射ミラー62によって第2のコリメータレンズ4方向に反射され、第2のコリメータレンズ4によって平行光化されて再び回折格子1に照射される。この際、回折格子1上において、光L3の照射領域R2は、被測定光L1の照射領域R1に対して重なることなくY方向にずらされている。そして、回折格子1に照射された光L3が分散分光され、回折光L4が回折格子1から出射される。
回折格子1から出射された回折光L4は、第2のコリメータレンズ4によって集光されて第2のスリット5を通過する。この第2のスリット5では、測定対象の波長成分を含む光のみが通過される。したがって、第2のスリット5を通過する回折光L4は、測定対象の波長成分を含む光からなる光L5として第2のスリット5から出射される。
つまり、本実施形態の分光器100においては、第1のコリメータレンズ2及び第1のスリット3を備える第1の分散経路10によって被測定光L1が分散分光され、第2のコリメータレンズ4及び第2のスリット5を備える第2の分散経路20によって被測定光L1(光L3)がさらに分散分光され、そして所望の波長成分の光L5を取り出す。
そして、本実施形態の分光器100においては、回折格子1の回動角度を調節することによって、任意の波長成分の光を所望の波長成分の光L5として取り出すことができる。
以上のように本実施形態の分光器100によれば、被測定光L1の回折格子1上における照射領域R1と光L3の回折格子1上における照射領域R2とが重なることなくY方向にずらされている。このため第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光が、回折光L4の光路と重なることがない。
したがって、マルチパス方式の分光器において、最終の分光経路(第2の分光経路20)より前の分光経路(第1の分光経路10)にて生じた散乱光の一部が最終の分光経路(第2の分光経路20)での回折光L4と同一光路を辿る場合に生じる、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの悪化を抑制することが可能となる。
また、本実施形態の分光器100によれば、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とが同一角度とされている。このため、回折格子1の回動角度に応じて第2のスリット5を移動させることなく、所望の波長成分の光L5を出射することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図8は、本実施形態の分光器200における回折格子1、第1のコリメータレンズ2及び第2のコリメータレンズ4の近傍を拡大した模式図である。
この図に示すように、本実施形態の分光器200は、第1の分光経路10が備える第1のコリメータレンズ2と第2の分光経路20が備える第2のコリメータレンズ4との間に配置される遮光板7(遮光手段)を備えている。
なお、遮光板7は、第1のスリット3及び導光部6よりも回折格子1側のみに配置されている。すなわち、遮光板7は、導光部6による光の導光路を除く領域の一部に設置されている。
このように第1の分光経路10が備える第1のコリメータレンズ2と第2の分光経路20が備える第2のコリメータレンズ4との間に配置される遮光板7を設置することにより、被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光Laが第2の分光経路20側に入射することを防止することができる。
したがって、本実施形態の分光器200によれば、被測定光L1が回折格子1に入射した際に生じる散乱光が第2のスリット5を通過することをより確実に防止することが可能となる。
なお、遮光板7は、第1のスリット3及び導光部6よりも回折格子1側のみならず、第1のスリット3及び導光部6の回折格子1の反対側にも設置しても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図9は、本第3実施形態の分光器300の概略構成を模式的に示した斜視図である。この図に示すように、本実施形態の分光器300は、第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズ4との側方に配置され、回折格子1から出射される回折光L2,L4(戻り光)を反射することにより再度回折格子1に入射する平面ミラー8を備えている。
本実施形態の分光器300においては、回折格子1から出射される回折光L2,L4が平面ミラー8に向かうように第1のコリメータレンズ2及び第2のコリメータレンズ4が設けられている。
そして、平面ミラー8は、入射された回折光L2,L4を同一光路にて回折格子1に再び入射させるように姿勢設定されている。
このような構成を有する本実施形態の分光器300によれば、回折格子1から出射された回折光L2が平面ミラー8によって反射され、再度回折格子1によって分散分光された後に第1のコリメータレンズ2を介して第1のスリット3に入射する。すなわち、光ファイバXの出射端X1から出射された被測定光L1が回折格子1によって2回分散分光された後に第1のスリット3を通過する。
また、回折格子1から出射された回折光L4が平面ミラー8によって反射され、再度回折格子1によって分散分光された後に第2のコリメータレンズ4を介して第2のスリット5に入射する。すなわち、第1のスリット3を通過した光L3が回折格子1によって2回分散分光された後に第2のスリット5を通過する。
つまり、本実施形態の分光器300によれば、第1の分光経路10にて被測定光L1が2回分散分光され、第2の分光経路20にて被測定光L1(光L3)が2回分散分光される。
したがって、分光特性上における分解能及びダイナミックレンジの向上を図ることができる。
なお、本実施形態の分光器300においても、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の回折格子1へのY方向における入射角θ1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の回折格子1へのY方向における入射角θ2とを同一角度とした場合には、回折格子1の回動角度に応じて第2のスリット5を移動させることなく、所望の波長成分の光L5を出射することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る分光器の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、第1の分光経路10と第2の分光経路20との2つの分光経路を備える分光器(いわゆるダブルパス方式の分光器)について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに多くの分光経路を備える分光器に適用することもできる。
そして、このようなさらに多くの分光経路を備える分光器に本発明を適用する場合においても、各分光経路がコリメータを備え、各コリメータから出射した光の回折格子上における照射領域が刻線の延在方向にずれるように各コリメータが設けられる。
また、上記実施形態においては、本発明のコリメータとして、第1のコリメータレンズ2及び第2のコリメータレンズ4を用いる構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明のコリメータとして放物面鏡を用いる構成を採用しても良い。
また、上記実施形態においては、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の照射領域R1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の照射領域r2とが、回折格子1上においてY方向のみにずれている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、照射領域R1と照射領域R2とは、Y方向成分を含んでずらされていれば良く、回折格子1上において斜め方向にずれていても良い。
また、上記実施形態においては、第1のコリメータレンズ2から出射された被測定光L1の照射領域R1と、第2のコリメータレンズ4から出射された光L3の照射領域R2とが、回折格子1上において重ならない構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、照射領域R1と照射領域R2が回折格子1上において部分的に重なっていても良い。このように照射領域R1と照射領域R2とが部分的に重なっている場合であっても、照射領域同士が完全に重なっている場合と比較して、被測定光Lが回折格子1に入射した際に発生する散乱光Lが第2のスリット5を通過する可能性を低減させることが可能である。
また、上記実施形態においては、第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズ4とが別体とされて設けられる構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1のコリメータレンズ2と第2のコリメータレンズ4とが、樹脂等によって一体的にモールドされていても良い。
なお、本発明のコリメータとして上述のように放物面鏡を用いる場合も、複数の放物面鏡を樹脂等によって一体的にモールドしても良い。
本発明の第1実施形態の分光器の概略構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の分光器における照射領域R1と照射領域R2との位置関係を説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態の分光器において被測定光が回折格子に入射した際に生じる散乱光について説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態の分光器における被測定光の回折格子への入射角θ1と、第1のスリットを通過した光の回折格子への入射角θ2とを説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態の分光器における被測定光の回折格子への入射角θ1と、第1のスリットを通過した光の回折格子への入射角θ2とを一致させる方法を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態の分光器における被測定光の回折格子への入射角θ1と、第1のスリットを通過した光の回折格子への入射角θ2とを一致させる方法を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態の分光器における被測定光の回折格子への入射角θ1と、第1のスリットを通過した光の回折格子への入射角θ2とを一致させる方法を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態の分光器における回折格子、第1のコリメータレンズ及び第2のコリメータレンズ4の近傍を拡大した模式図である。 本発明の第3実施形態の分光器の概略構成を模式的に示した斜視図である。
符号の説明
100,200,300……分光器、1……回折格子、2……第1のコリメータレンズ(コリメータ)、3……第1のスリット(スリット)、4……第2のコリメータレンズ(コリメータ)、5……第2のスリット(スリット)、6……導光部(導光手段)、7……遮光板、8……平面ミラー(反射手段)、L1……被測定光、L2……回折光(戻り光)、L3……光、L4……回折光(戻り光)、La……散乱光、R1……照射領域、R2……照射領域

Claims (4)

  1. 平行に延在される複数の刻線を備える回折格子を備えると共に、入射された光を平行光化して前記回折格子に照射すると共に前記回折格子からの戻り光を自らが備えるスリットを介して出射する分光経路を複数備え、被測定光を複数の前記分光経路を介して出射することによって前記被測定光に含まれる任意の波長成分の光を取り出す分光器であって、
    前記分光経路の各々が、入射された光を平行光化するコリメータを備え、
    各分光経路のコリメータから出射された光の前記回折格子上における照射領域が、少なくとも前記刻線の延在方向にずれるように各分光経路のコリメータが設けられている
    ことを特徴とする分光器。
  2. 各分光経路のコリメータから出射された光の前記刻線の延在方向における前記回折格子への入射角度が一致するように各分光経路のコリメータが設けられていることを特徴とする請求項1記載の分光器。
  3. 異なる前記分光経路の間にて前記被測定光を導光する導光手段と、
    異なる前記分光経路の間であって該導光手段による導光路を除く領域の少なくとも一部に設置される遮光手段と
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の分光器。
  4. 予め設定された出射角にて前記回折格子から出射された前記戻り光を反射することにより再度前記回折格子に入射させる反射手段を備えることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の分光器。

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