JP2009174295A - ヒーター間隔自在変型輻射熱形屋根融雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 傾きのある屋根の融雪装置で,雪の落下加重によって屋根の軒先に雪が溜まらないように,屋根の軒先の電力密度を屋根の上側より高くなるような機能を持たせる。
【解決手段】 弾力性と熱反射性を有する断熱材の上に,屋根の軒先6からヒーター線4を,ヒーター固定部材8を使用して,最初はヒーター間隔を狭く固定し,屋根の上側7に向かって,順次,ヒーター間隔を広く固定することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は,一般家屋の屋根に設置することが出来る,屋根融雪装置に関する。
従来,電気式の屋根融雪装置のヒーターは,熱伝導性の良い金属,例えば薄いアルミ箔などで,電線状になったヒーターを挟んで形状化したものや,自己温度制御型のヒーターを形状化したものが使用されているが,こうした形状化された一体型ヒーターは,電力密度が常に均一になる。
上記の様な形状化されたヒーターは,屋根形状によってはヒーターを敷設出来ない所が発生する。例えば,寄棟形状の屋根で狭い所や,鋭角になっている三角形状のところはヒーターを敷設出来る訳ではない。
なお,本願発明に関連する公知技術として次の特許文献1を挙げることが出来る。
特許文献2000−160876号公報
上述の如く,従来型の屋根融雪装置のヒーターは,電線状になったヒーターを,薄い熱伝導性の良い金属製のもので挟んで形状化したものや,自己温度制御型のヒーターを形状化したものが使用されている。このような一体型のヒーターは電力密度が均一になるので,傾きがある屋根の場合,雪の落下重力加重で屋根の上側の雪が軒先に下りてくる為,軒先に雪が溜まるようになり,均一に融ける訳ではないのが現状である。
又,形状化されているヒーターでは,狭い所や,鋭角になっている三角形状の所は,ヒーターを敷設することが困難であり,その部分の雪が残ってしまうのが現状である。
又,ヒーターの被覆が多層構造のものであって,尚且つ柔軟性があり,アスファルトやコンクリートに埋設して安定固定するような堅牢な電熱ヒーターを,屋根面に固定する場合,外装材,例えば鉄製のトタンなどを貼り付ける場合,ヒーターの径によって空間が大きく出来るため,熱効率が非常に悪くなるのが現状である。
本発明は,このような点に鑑みて成されたものであり,その目的は,屋根面の軒先から水平方向にヒーターを折り返しながら固定し,軒先ほどヒーター間隔を狭く固定し,順次,屋根の上側にいくほどヒーター間隔を広く固定することによって,電力密度を変化させることが出来るようにし,又,外装材を貼り付けたときにヒーターが十分沈むような弾力性のある断熱材を敷き,尚且つ,断熱材の表面に熱を反射(アルミを蒸着するなど)することが出来るようなものを使用することによって,屋根の雪を効率良く融かすことが出来るようにすることにある。
上述の目的を達成する本発明の屋根融雪装置は,電気的に通電制御可能な電熱ヒーターで,発熱体を覆う絶縁体の被覆が多層構造のものであって,尚且つ柔軟性があり,アスファルトやコンクリートに埋設して安定固定する堅牢な電熱ヒーターを,屋根の外装材(例えば,トタン等)を貼り付ける前に,屋根面の軒先から水平方向に,ヒーターを折り返しながら固定し,軒先ほどヒーター間隔を狭く固定し,順次,屋根の上にいくほどヒーター間隔を広く固定することによって,軒先ほど電力密度を高くし,屋根の上ほど電力密度を低くしたことを特徴とする。
前記融雪装置には,熱効率を良くするためにヒーターの下側に断熱材が必要であるが,その断熱材は,屋根の外装材を貼り付けたときに電熱ヒーターが十分に沈むような,弾力性のある断熱材を使用することを特徴とする。
又,前記融雪装置には,電熱ヒーターの下側に弾力性のある断熱材を敷設するが,その断熱材の表面に,熱を反射(断熱材にアルミを蒸着するなど)することが出来るようなものを使用することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば,傾きのある屋根の場合,雪の落下重力加重で屋根の上側の雪が軒先に下りてくるため,軒先に雪が溜まるが,電熱ヒーターの間隔を軒先ほど狭く固定し,屋根の上ほど広く固定することによって電力密度を変化させれば,軒先に雪が溜まることは無くなり,しかも電線状の電熱ヒーターは,狭い所や三角形になった鋭角の所も自在に敷設することができ,尚且つ弾力性のある断熱材を使用すれば,外装材を貼り付けたときに,電熱ヒーターの外形が太くなっても空間が大きくならず,しかも,アルミなどを蒸着することによって熱を反射することが出来るような断熱材を使用すれば,雪を効率良く融かすことが出来るので極めて有効である。
以下,本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図2は本発明の第1の実施の形態に係わり,図1は敷設平面図,図2は屋根断面図である。
図1,図2に示すように,野地板1の上に敷いた防湿紙2に,弾力性と熱の反射性を有する断熱材3を敷設し,屋根の軒先6からヒーター線4をヒーター固定部材8を使用して,最初はヒーター間隔を狭く固定し,屋根の上側7の方に向かって,順次,ヒーター間隔を広く固定すると共に,ヒーターリード線9を屋根裏から制御盤に接続する。
屋根工事の最後として,屋根の外装材5を貼り付ける。
ヒーター敷設時に,屋根の傾きによってヒーター線4の上にのるとヒーター線4が回るため人が滑るので,防止として樹脂製の網などを掛けてもよい。
敷設平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる屋根断面図である。
符号の説明
1 野地板
2 防湿紙
3 弾力性と熱反射性を有する断熱材
4 ヒーター線
5 屋根の外装材
6 屋根の軒先
7 屋根の上側
8 ヒーター固定部材
9 ヒーターリード線

Claims (3)

  1. 本装置は電気式屋根融雪装置であるが,電気的に通電制御可能な電熱ヒーターで,発熱体を覆う絶縁体の被覆が多層構造のものであって,尚且つ柔軟性があり,アスファルトやコンクリートに埋設して安定固定する堅牢な電熱ヒーターを,屋根の外装材(トタン等)を貼り付ける前に,屋根面の軒先から水平方向に,ヒーターを折り返しながら固定し,軒先ほどヒーター間隔を狭くし,順次,屋根の上にいくほどヒーター間隔を広く固定することによって,電力密度を自在に変化させることを特徴とした屋根融雪装置。
  2. 前記融雪装置には,熱効率を良くするためにヒーターの下側に断熱材が必要であるが,その断熱材は,屋根の外装材(トタン等)を貼り付けた時に,電熱ヒーターが十分に沈むような,弾力性のある断熱材を使用することを特徴とした屋根融雪装置。
  3. 前記融雪装置には,電熱ヒーターの下側に弾力性のある断熱材を敷設するが,その断熱材は,熱を反射(断熱材にアルミ蒸着を行なうなど)することが出来るようなものを使用することを特徴とした屋根融雪装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5518243B1 (ja) * 2013-10-21 2014-06-11 秀夫 七尾 屋根融雪装置
CN107750987A (zh) * 2017-11-20 2018-03-06 洛阳祥顺农牧科技有限公司 一种羊舍防雪顶棚
JP7516807B2 (ja) 2020-03-30 2024-07-17 日本電気株式会社 情報処理方法、情報処理システム、プログラム

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