JP2009173253A - タイヤ装着用滑り止めチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常のタイヤを脱着する作業等を行わずに、チューブを装着するだけでスパイクタイヤと同等の滑り止め性能を付与することが可能なタイヤ装着用スパイク付きチューブを提供する。
【解決手段】 タイヤの外周と略同長の内周を有し、前記タイヤの接地面が内接する略円筒状であって、空気の封入が可能となるように中空に成型され、且つ、前記円筒の外側表面にスパイク部を配置したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、普通のタイヤに装着してスパイクタイヤやスタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を実現することができるタイヤ装着用滑り止めチューブに関する。
氷雪路での車両の安全走行を実現するための手段としては、スタッドレスタイヤを使用したり、金属製のタイヤチェーンを装着したりすることが一般的である。また、近年は耐久性や強度に優れた合成ゴムや合成樹脂を用いた軽量のラバーチェーンも開発されており、網目形状やスパイクの配置などにさまざまな工夫が行われ、登坂性能や制動性能等の向上が図られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、スタッドレスタイヤは事前に普通タイヤを脱着する交換作業が必要であり、一般路上を走行する場合と氷雪路上を走行する場合との切り替えが煩雑で柔軟に行えないという問題がある。また、上記の切り替えが煩雑である理由から、スタッドレスタイヤは、オフシーズンなどに別のタイヤホイールに装着した状態で冬用タイヤとして別途保管している場合が多く、余分な保管スペースを要するという問題もある。一方、いわゆるチェーンの類は、スタッドレスタイヤに比べると切り替えは容易であるが、工具を用いてのセッティングなどチェーンの装着において作業が煩雑であるという問題があった。
特開2000−309213号公報 第2頁〜第6頁 図1
そこで本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、通常のタイヤを脱着する作業等を行わずに、チューブを装着するだけで容易にスパイクタイヤやスタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を付与することが可能なタイヤ装着用滑り止めチューブを提供することを目的とするものである。
本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブは、タイヤの外周と略同長の内周を有し、前記タイヤのトレッド面が内接する略円筒状であって、空気の封入が可能となるように中空に成型され、且つ、前記円筒の外側表面に滑り止め処理部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、通常のタイヤに装着してチューブに空気を封入するだけで、滑り止め処理部を有するチューブがタイヤに密着、固定されるので、適切な滑り止め性能を付与することができる。
また、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブは、請求項1に記載のタイヤ装着用滑り止めチューブであって、前記滑り止め処理部は、スパイクを配置したスパイクタイヤの表面であることを特徴とする。
上記構成によれば、通常のタイヤに装着してチューブに空気を封入するだけで、チューブがタイヤに密着、固定され、スパイクタイヤと同等の滑り止め性能を付与することができる。
また、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブは、請求項1に記載のタイヤ装着用滑り止めチューブであって、前記滑り止め処理部は、縦主溝やサイピングを配置したスタッドレスタイヤの表面であることを特徴とする。
上記構成によれば、通常のタイヤに装着してチューブに空気を封入するだけで、チューブがタイヤに密着、固定され、スタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を付与することができる。
また、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブは、請求項1から3のいずれか一項記載のタイヤ装着用滑り止めチューブであって、前記滑り止め処理部は、周方向の両端に内側への屹立部分を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、チューブのタイヤへの密着、固定が更に確実に行われるので、走行時にチューブがずれて脱落することなどがなく、滑り止め性能を維持しながら安全に走行することができる。
また、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブは、請求項1から4のいずれか一項記載のタイヤ装着用滑り止めチューブであって、前記タイヤのトレッド面が内接する前記円筒の内側表面に、滑り止め加工処理を行ったことを特徴とする。
上記構成によれば、チューブのタイヤへの密着、固定が更に確実に行われるので、走行時にチューブがずれて脱落することなどがなく、滑り止め性能を維持しながら安全に走行することができる。
以上のように、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブによれば、通常のタイヤを脱着する作業等を行わず、チューブを装着するだけでスパイクタイヤやスタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を付与することができる。また、チューブの装着には特殊な工具や作業等を必要としないないため、容易にスパイクタイヤまたはスタッドレスタイヤへの切り替えを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態におけるタイヤ装着用滑り止めチューブについて図面を用いて詳細に説明する。尚、以下では、チューブ外側表面に形成された滑り止め処理部がスパイクタイヤの表面である場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるタイヤ装着用滑り止めチューブの外観を示す斜視図である。タイヤ装着用滑り止めチューブ100は、円筒状のチューブ10、空気注入口20、などで構成される。
チューブ10は、12に示すような扁平の断面形状を有し、円筒部分が中空になっていて、空気注入口20から空気を注入することができる。また、チューブの両端部には、タイヤへの装着時の密着性や固定性を向上させるためのエッジ部13が円の内側へ屹立するように形成されている。尚、チューブ10は、タイヤを覆うように装着し、空気を注入して膨張させてタイヤに密着、固定させるため、合成ゴムや合成樹脂など、適切な弾性、可撓性を有する材料で形成することが好ましい。
また、チューブ10には、円筒の外側表面に滑り止め性能を発揮するためのスパイク部11が形成されている。スパイク部11のスパイクピンは、滑り止め性能を向上させるための公知の材質や形状、配列を用いて形成してよい。また、チューブ10装着後の接地面となるスパイク部11には、適切なトレッドパターンが形成されているが。このトレッドパターンも公知の形状を用いてよい。
次に、図2は、本発明の実施の形態におけるタイヤ装着用滑り止めチューブのタイヤ装着時の外観を示す斜視図である。具体的な装着手順としては、タイヤホイール200に装備されたタイヤ300の外側にタイヤ装着用滑り止めチューブ100を覆うように装着し、空気注入口20から空気を注入する。空気の注入によりチューブ10が膨張すると、タイヤ300の接地面とチューブ10の内側表面とが密着してチューブ10が適切に固定される。
尚、チューブ10にはエッジ部13が形成されているので、タイヤ300に適切にフィットし、走行時に横ずれして脱落するのを防止することができる。また、チューブ10のタイヤ300の接地面と接触する内側表面には、滑り止め加工処理部14が形成されている。これは、タイヤ300との摩擦力を大きくし、滑りやずれを防止するための加工処理部である。
装着したチューブ10の空気を抜くと、タイヤ300を覆うチューブ10を容易に脱着することができるので、一般路上を走行する場合と氷雪路上を走行する際とで簡単にタイヤ種別を切り替えることができる。尚、上記の実施の形態において、スパイク部11は、縦主溝やサイピングを形成して構成した公知のスタッドレスタイヤの表面であってもかまわない。同様の滑り止め性能を付与することができるからである。
以上のように、本発明のタイヤ装着用滑り止めチューブによれば、通常のタイヤを脱着する作業等を行わずに、チューブを装着するだけでスパイクタイヤやスタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を付与することができる。また、簡単な作業で容易にタイヤ種別を一般路上用と氷雪路上用とに切り替えることができる。更に、スタッドレスタイヤの例のように冬用タイヤのための大きな保管スペースを確保する必要がなくなり、収納性の問題も解決される。
本発明にかかるタイヤ装着用滑り止めチューブは、チューブを装着するだけで容易にスパイクタイヤやスタッドレスタイヤと同等の滑り止め性能を付与することができるという効果を有し、簡易な氷雪路対策用装備品として有用である。
本発明の実施の形態におけるタイヤ装着用滑り止めチューブの外観を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるタイヤ装着用滑り止めチューブのタイヤ装着時の外観を示す斜視図
符号の説明
10 チューブ
11 スパイク部
12 チューブの断面形状
13 エッジ部
14 チューブ内側表面の滑り止め加工部
20 空気注入口
100 タイヤ装着用滑り止めチューブ
200 タイヤホイール
300 タイヤ

Claims (5)

  1. タイヤの外周と略同長の内周を有し、前記タイヤのトレッド面が内接する略円筒状であって、空気の封入が可能となるように中空に成型され、且つ、前記円筒の外側表面に滑り止め処理部を有することを特徴とするタイヤ装着用滑り止めチューブ。
  2. 前記滑り止め処理部は、スパイクを配置したスパイクタイヤの表面であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ装着用滑り止めチューブ。
  3. 前記滑り止め処理部は、縦主溝やサイピングを配置したスタッドレスタイヤの表面であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ装着用滑り止めチューブ。
  4. 前記滑り止め処理部は、周方向の両端に内側への屹立部分を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のタイヤ装着用滑り止めチューブ。
  5. 前記タイヤのトレッド面が内接する前記円筒の内側表面に、滑り止め加工処理を行ったことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のタイヤ装着用滑り止めチューブ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825705U (ja) * 1981-07-20 1983-02-18 トヨタ自動車株式会社 タイヤの滑り止め用具
JPH01186407A (ja) * 1988-01-22 1989-07-25 Deitamu:Kk スノータイヤ
JPH0526513U (ja) * 1991-09-19 1993-04-06 鈴秋 細江 タイヤ用スリツプ防止具
WO1994022682A1 (en) * 1993-04-03 1994-10-13 Bak Kyu Rim Air pressure fitted antiskid cover for tire

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