JP2009173054A - タイヤ空気圧監視装置の取付構造 - Google Patents

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Hajime Sato
元 佐藤
Koji Nakatani
興司 中谷
Toshimitsu Ebinuma
利光 海老沼
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Abstract

【課題】リムのウェル部表面へ着脱可能に装着することができ、かつ繰り返し着脱操作に対して優れた耐久性を有するタイヤ空気圧監視装置の取付構造を提供する。
【解決手段】両側部にガイドレール11を有する薄板状のホルダー8をリム6のウェル部7表面の周方向曲面に沿うように固定し、このホルダー8の両ガイドレール11にタイヤ空気圧監視装置(TPMS)1を収納するケース5の底部両端に形成した係合溝10をスライドさせるように着脱自在に嵌合させる。
【選択図】図1

Description

本発明はタイヤ空気圧監視装置の取付構造に関し、更に詳しくはリムのウェル部表面へ着脱可能に装着することができ、かつ繰り返し着脱操作に対して優れた耐久性を有するタイヤ空気圧監視装置の取付構造に関する。
車輌に装着されたタイヤは、空気圧が低下するとトレッドやサイド部が大きな変形を繰り返しながら走行を行うため、タイヤの寿命を短くしたり、ブレーキ時の制動距離が延びたり、コーナリング特性が低下したりして車輌の性能低下をもたらすおそれがある。そのため近年では、タイヤの空気圧を管理することを目的として、走行中のタイヤの空気圧を監視する装置(Tire Pressure Monitoring System:以下、単に「TPMS」という。)が開発されている。
このTPMSは、空気圧センサや電子回路などがケースにコンパクトに収納された形態になっているが、外部障害物との接触などにより損傷を受けないようにするため、リム組みされたタイヤ内部に固定されるのが一般的である。
特許文献1は、このようなTPMSをリムのウェル部表面に着脱可能に装着する取付構造を提案しており、金属板からなるホルダーの両縁部をTPMSのケース両側面を挟むように立ち上げると共に、その上端側をケースの上面を抑えるように折り曲げることにより構成している。
しかし、上記の取付構造では、TPMSのケースの脱着のためには、両側面を挟んでいるホルダーの金属板を側方へ押し倒す操作が必要であるため、TPMSの電池交換などのたびに、この押し倒す操作を繰り返すと、やがて金属片が金属疲労を起こして保持能力が低下したり破損に至るという問題がある。
特開2003−200723号公報
本発明の目的は、リムのウェル部表面へ着脱可能に装着することができ、かつ繰り返し着脱操作に対して優れた耐久性を有するタイヤ空気圧監視装置の取付構造を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のタイヤ空気圧監視装置の取付構造は、タイヤ空気圧監視装置をリムのウェル部表面に取り付けるタイヤ空気圧監視装置の取付構造において、両側部にガイドレールを有する薄板状のホルダーを前記ウェル部表面の周方向曲面に沿うように固定し、このホルダーの両ガイドレールに前記タイヤ空気圧監視装置を収納するケースの底部両端に形成した係合溝をスライドさせるように着脱自在に嵌合させたことを特徴とするものである。
ホルダーが薄板状の金属からなり、このホルダーの両縁部を段状に折り曲げてガイドレールを形成することが望ましい。また、ホルダーの周方向の両端部に、それぞれストッパーを形成すると共に、少なくとも一方のストッパーを弾性的に浮き沈み可能にすることが望ましい。それらストッパーの一方をホルダーの一端部を略直角に折り曲げて形成し、他方のストッパーをホルダーに切り込んだ切片を周方向に斜めに折り曲げて形成することが望ましい。
ホルダーは、ウェル部表面に接着により固定するか、又はウェル部表面に環状に巻き付けたバンドを介してウェル部表面に固定することが望ましい。
本発明のタイヤ空気圧監視装置の取付構造によれば、ウェル部表面に固定したホルダーを両側部にガイドレールを有するようにすると共に、タイヤ空気圧監視装置のケースの底部両端に係合溝を形成し、この係合溝をガイドレールにスライドさせるように着脱させる構成にしたので、リムのウェル部表面にタイヤ空気圧監視装置を着脱可能に装着することができると共に、着脱の際にホルダーに対してなんら屈曲作用を与える必要がないので、ホルダーを金属疲労により破損に至らしめることはない。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態からなるタイヤ空気圧監視装置の取付構造により、タイヤ空気圧監視装置をリムのウェル部に取り付けた例を示す。
タイヤ空気圧監視装置(TPMS)1は、空気圧センサ2、電子回路3及びアンテナ4などを樹脂製のケース5内に収納して構成されている。このTPMS1の底部は、リム6のウェル部7の表面の周方向と同じ曲率の曲面に形成され、そのウェル部7表面に固定されたホルダー8に着脱自在に装着されて、タイヤ9内部の温度の検知結果をタイヤ9外に設置された図示しない受信部に無線で送信するようになっている。なお、TPMS1には空気圧センサ2に加えて、タイヤ温度を測定する温度センサを収納するようにしてもよい。
TPMS1のケース5には、その底部の両側部の内壁面に、それぞれ図3(a)(b)に示すように、係合溝10が設けられている。
一方、リム6のウェル部7に固定されたホルダー8は、図4に示すように、バネ鋼やステンレス鋼などの金属からなる略長方形の薄板から板金成形されており、その周方向に延長する長手方向の両側部が、段状に折り曲げ加工されて、それぞれガイドレール11を形成している。また、ホルダー8の周方向の両端部12と13には、それぞれストッパー14、15が折り曲げにより形成されている。一方のストッパー14は、端部が略直角に折り曲げて形成され、かつ他方のストッパー15は端部13付近の一部がコの字状に切り欠かれ、そのコの字状の切片が周方向の中心側ほど立ち上がる傾斜面が形成されている。この傾斜面をなすストッパー15は、上方から押すと平面状に倒れ込み、押圧力を解除すると弾性力により元の傾斜面に復帰する。ホルダー8のウェル部7表面への固定手段としては、溶接、接着剤又は両面接着テープなどによる接着であってもよく、又はウェル部7に環状に巻き付けた鋼製又は樹脂製のバンドを介して固定するようにしてもよい。
このようにリム6のウェル部7表面に固定されたホルダー8に対し、TPMS1は底部の左右両側に形成した係合溝10をホルダー8のガイドレール11に嵌合させて取り付けられている(図1及び図2を参照)。更に、TPMS1の周方向の前後両端に対して、それぞれホルダー8のストッパー14、15が当接し、周方向の移動を拘束するようになっている。
このようにTPMS1をホルダー8に取り付けるため、両ストッパー14、15間の周方向の間隔DbとTPMS1の周方向の長さDaが同一長さになるように設定されている。また、傾斜面をなすストッパー15側において、ストッパー15の先端と直近のガイドレール11の端部との周方向の間隔dが、TPMS1のケース5の前後壁の厚さtと略同一であるか、又は厚さtから1mm程度まで大きい間隔に設定されている。ケース5の前後壁の厚さtが前端壁と後端壁とで異なる場合には、厚さの大きい方を基準にして同様に設定されている。
このようなタイヤ空気圧監視装置の取付構造によるタイヤ空気圧監視装置のリムのウェル部表面への取付方法を図5及び図6により以下に説明する。
図5(a)は、リム6のウェル部7表面に上述したホルダー8を固定した状態を示す。この状態では、ホルダー8の両側部に形成されたガイドレール11の曲率は、ウェル部7の周方向曲面の曲率とほぼ同一となっている。このようにウェル部7表面に固定されたホルダー8に対し、図5(b)に示すように、TPMS1をストッパー15が設けられたホルダー8の端部13側から周方向に押し込むと、TPMS1のケース5の前端部がストッパー15を押し下げた後、左右両側の係合溝10をガイドレール11に係合させ(図6参照)、そのまま矢印方向へスライドさせながら反対側のストッパー14に当接するまで移動させ、図5(c)に示す状態にする。
あるいは、TPMS1のケース5の前端部を押し込むとき、ケース5の前端部の下端を上方からストッパー15の先端とガイドレール11の後端との隙間(間隔d)に挿入した後、両端部の係合溝10をガイドレール11に挿入させ、上記と同様に周方向に反対側のストッパー14に当接するまで押し込むようにしてもよい。図5(c)のように、TPMS1のケース5の後端側の壁端部がストッパー15を下方へ押し下げ、それを乗り越えると同時にストッパー15は弾性力により元の傾斜状態に復帰し、ケース5の後端壁の背面に対向した状態になる。このようにして、TPMS1はホルダー8に装着される。
TPMS1を取り外す場合には、ストッパー15を押し下げてから、TPMS1を装着時とは逆方向にウェル部7の表面に沿って端部13側へ向けて移動させ、係合溝10をガイドレール11から分離させるようにすればよい。
このように、TPMS1のケース5の底部両側に形成された係合溝10と、ウェル部7表面に固定されたホルダー8の両縁部に形成されたガイドレール11とを係合させ、スライドさせつつホルダー8に装着するようにしたので、リム6のウェル部7表面にTPMS1を着脱可能に装着することができる。しかも、このTPMS1の脱着により、ホルダー8に対してはなんら屈曲変形を与えることはないので、電池交換などのため着脱操作を繰り返してもホルダー8を金属疲労により破損に至らしめることはない。
図7は、本発明の別の実施形態を示す。
TPMS1の係合溝8とホルダー8のガイドレール11との相対位置関係は、本実施形態のように、係合溝10をケース5の両側に形成し、その外側からホルダー8のガイドレール11を内側に向けるようにした関係であってもよい。
また、上述した実施形態では、ホルダー8の周方向の前後に設けるストッパーとして、固定型のストッパー14と弾性浮き沈み可動型のストッパー15との2種類を設けるようにしている。しかし、これを前者の固定型ストッパー14は設けないで、後者の浮き沈み可動型ストッパー15を前後両方に設けた構成にすると、TPMS1の差し込み方向が周方向の一方向だけに制約されなくなり、両側のいずれの方向からも差し込み可能になるので、取付作業性を向上することができる。
本発明の実施形態からなるタイヤ空気圧監視装置の取付構造により、タイヤ空気圧監視装置をリムのウェル部に取り付けた例を示すタイヤ周方向の断面図である。 図1に示すA−A矢視の断面図である。 タイヤ空気圧監視装置の断面図であり、(a)は側面の一部断面を、(b)は(a)に示すB−B矢視の断面を、それぞれ示す。 ホルダーの構造を示す斜視図である。 タイヤ空気圧監視装置の取り付け方法を説明する側面図であって、(a)はホルダーの固定を、(b)はタイヤ空気圧監視装置の取り付け中を、(c)はタイヤ空気圧監視装置の取り付け後を、それぞれ示す。 図5(b)に示すC−C矢視である。 本発明の他の実施形態の例を示す断面図である。
符号の説明
1 TPMS
2 空気圧センサ
3 電子回路
4 アンテナ
5 ケース
6 リム
7 ウェル部
8 ホルダー
9 タイヤ
10 係合溝
11 ガイドレール
12 ホルダーの一端部
13 ホルダーの他端部
14 (固定型の)ストッパー
15 (弾性浮き沈み可動型の)ストッパー

Claims (6)

  1. タイヤ空気圧監視装置をリムのウェル部表面に取り付けるタイヤ空気圧監視装置の取付構造において、
    両側部にガイドレールを有する薄板状のホルダーを前記ウェル部表面の周方向曲面に沿うように固定し、このホルダーの両ガイドレールに前記タイヤ空気圧監視装置を収納するケースの底部両端に形成した係合溝をスライドさせるように着脱自在に嵌合させたタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
  2. 前記ホルダーが薄板状の金属からなり、このホルダーの両縁部を段状に折り曲げて前記ガイドレールを形成した請求項1に記載のタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
  3. 前記ホルダーの周方向の両端部に、それぞれストッパーを形成すると共に、少なくとも一方のストッパーを弾性的に浮き沈み可能にした請求項1又は2に記載のタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
  4. 前記ホルダーが薄板状の金属からなり、前記ストッパーの一方を前記ホルダーの一端部を略直角に折り曲げて形成し、他方のストッパーを前記ホルダーに切り込んだ切片を周方向に斜めに折り曲げて形成した請求項3に記載のタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
  5. 前記ホルダーを前記ウェル部表面に接着により固定した請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
  6. 前記ホルダーを、前記ウェル部表面に該ウェル部表面に環状に巻き付けたバンドを介して固定した請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視装置の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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