JP2009171380A - 再生装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
管理情報の欠損による再生不能状態を回避し、ユーザにストレスをかけることなく、管理情報を完全に修復する。
【解決手段】
管理情報欠損検出装置26は、RAM24に展開された管理情報の欠損をチェックする。欠損が認められると、プロセッサ20は、動画像データの先頭のIピクチャのみを探索し、その位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する。シーケンシャルな再生の裏で、Iピクチャ情報検出手段28によりIピクチャを検出し、その位置情報を管理情報に追加登録する。全Iピクチャの位置情報が登録されると、管理情報が完全に修復されたことになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像データの再生装置及び方法に関する。
従来、MPEG等の動き補償予測符号化方式で動画データを符号化して記録媒体に記録する装置が知られている。MPEG方式では、フレーム内符号化とフレーム間符号化とを選択的に用いて動画像データを符号化しており、フレーム内符号化された画像(いわゆるIピクチャ又はフレーム内符号化ピクチャ)は、動画像データ内で離散的に配置される。
MPEG方式で記録された動画像データを再生する場合、フレーム間符号化されたフレーム(PピクチャとBピクチャ)は、参照フレームが復号されない限り復号できない。そこで、先ずフレーム内符号化フレーム(Iピクチャ)を復号する必要がある。また、MPEG方式で符号化された動画像データ中の任意の位置を頭出し再生する場合にも、やはり、Iピクチャから復号を開始する必要がある。
そこで、動画像データ中の各Iピクチャの表示タイミング(PTS:Presentation Time Stamp)と、動画像データ内での位置情報(TSN)を管理情報として記憶することが提案された。具体的には、PTSでIN点を指示されると、指示されたPTS以下で最も近い(時間的に先行する直前の)PTS(a)を持つIピクチャ(a)を管理情報から探し出し、そのIピクチャ(a)の格納開始位置を示すTSN(a)及びそれ以降を復号する。これにより、所望のフレーム又はピクチャからの再生を実現する。
デジタルビデオカメラなどの撮影において、管理情報の書き込み前または書き込み中に、電源引き抜きによる瞬断や記録メディアの引き抜きが行われると、管理情報の欠損がしばしば発生する。管理情報が欠損した場合、動画像データの実体が無傷であっても、IN点に対応するIピクチャの検出が不能になり、その結果、動画データを再生できなくなる。
動画像データを最初から最後まで検索して管理情報を修復する技術が、特許文献1に記載されている。特許文献2には、管理情報の修復に不揮発性メモリを使用する技術が記載されている。
特開2006-033239号公報 特開2001-266496号公報
特許文献1に記載の技術では、動画像データが大きい場合には検索処理に時間がかかり、実際に再生できる状態に戻すまでに多大な時間を要し、ユーザには大きなストレスになる。
また、特許文献2に記載の技術では、不揮発性メモリが必須になる。
本発明は、不揮発性メモリを使う事無しに、ユーザにストレスを感じさせずに管理情報を修復する再生装置及び方法を提示することを目的とする。
本発明に係る再生装置は、フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生装置であって、前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データの先頭のフレーム内符号化ピクチャのみの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生装置であって、前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データのあらかじめ定められたデータ範囲を部分的に再生し、この再生で検出される前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生手段と、前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データを部分的に再生するよう前記再生手段を制御し、再生された動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャを検出するピクチャ位置検出手段と、前記ピクチャ位置検出手段の出力に基づき、前記検出されたフレーム内符号化ピクチャの位置を示す部分修復された管理情報を作成する部分修復手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る再生方法は、離散的にフレーム内符号化ピクチャを有する符号化方式で符号化された動画像データを再生する再生方法であって、前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を記憶する管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出ステップと、前記管理情報欠損検出ステップで前記管理情報の欠損が検出された場合に、前記動画像データの先頭のフレーム内符号化ピクチャのみの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復ステップと、前記部分修復された管理情報の下で、前記動画像データをシーケンシャルに再生するシーケンシャル再生ステップと、前記シーケンシャル再生ステップにおいて前記動画像データから前記フレーム内符号化ピクチャを検出し、部分修復された管理情報に未登録のフレーム内符号化ピクチャの位置情報を追加登録する完全修復ステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、管理情報に欠損がある場合に、短時間で、取りあえずの再生が可能な程度で、短時間に管理情報を部分修復し、以後のシーケンシャルな再生で、管理情報を完全修復する。部分修復により再生不可能の事態を避けることができる。また、時間のかかる完全修復をシーケンシャル再生の裏で実行するので、ユーザにストレスをかけることなく、管理情報を完全に修復できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示し、図2は、本実施例の動画像データの記録形式を示す。
図2を参照して、本実施例における記録形式を説明する。動画像データは、動画像を符号化方式H.264/MPEG4−AVCで符号化した後、トランスポートストリーム(以下、TSと記述)に多重化されたデータからなる。すなわち、同画像データは、フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含み、フレーム内符号化ピクチャ間にフレーム間符号化ピクチャを含む。
各動画像データには管理情報が付属する。管理情報には、対応する動画像データのIピクチャ情報、ユーザ情報及び再生機能マスク情報が格納される。Iピクチャ情報には、動画像データ内の各Iピクチャ(フレーム内符号化ピクチャ)のPTS情報と、Iピクチャが開始するTSパケット番号(TSN)が、昇順で格納される。ユーザ情報には、この管理情報の修復状況を示すコード等を格納する。再生機能マスク情報は、再生機能のうちマスク(使用を拒否)する機能を示すビットマップである。
再生リストは、各動画像データのIN点(表示開始ピクチャ)とOUT点(表示終了ピクチャ)をPTSで順に格納した表からなる。
図1を参照して、本実施例の構成を説明する。記録媒体10は、ハードディスク又はフラッシュメモリカード等からなる。記録媒体10には、図2に示すような内容の動画像データが格納される。課題で説明したような事態が生じなければ、各動画像に対応する管理情報も記録される。本実施例が機能する場面では、管理情報は欠落している場合と、破損している場合とがある。再生のIN点及びOUT点が指定される場合には、再生リストも記録されている。デフォルトでは、IN点は対応する動画像の始端を示し、OUT点はその終端を示すことになる。
記録媒体制御装置12は、記録媒体10から動画像データを読み出し、バッファとして機能するRAM24に出力する。勿論、記録媒体制御装置12は、付属する管理情報が記録媒体10に記録されている場合には、管理情報も読み出して、RAM24に格納し、再生リストがある場合には、再生リストもRAM24に格納する。
デマルチプレクサ14は先ず、RAM24に格納されているトランスポートストリーム(TS)からPAT/SIT情報を取得し、取得したPATからPMTのPIDを得て、PMTを取得する。デマルチプレクサ14は更に、取得したPMTから映像データのPIDを取得し、そのPIDを元にビデオパケットを拾い集め、TSヘッダ部を除去してPESパケット化し、RAM24に出力する。
ビデオ復号器16は、H.264/MPEG4-AVCの復号器である。ビデオ復号器16は、RAM24に格納されているH.264/MPEG4-AVCのPESパケットをエレメンタリストリーム(ES)に分解して復号する。本実施例のシステム制御装置であるプロセッサ20は、再生リストのIN点及びOUT点をビデオ復号器16に設定する。ビデオ復号器16は、復号したピクチャのPTSが設定されたIN点とOUT点の範囲に入る場合に、PESヘッダに記述されるPTSのタイミングで復号映像データ又は再生映像データを表示装置18に出力する。表示装置18は、液晶モニタ等からなり、ビデオ復号器16からの映像データの示す画像を画面上に表示する。ビデオ復号器16はまた、現在、映像データを出力しているピクチャのPTSをプロセッサ20に通知する。
本実施例の再生装置は、管理情報の部分修復及び完全修復のために、管理情報欠損検出装置26及びIピクチャ情報検出装置28を具備する。管理情報欠損検出装置26及びIピクチャ情報検出装置28の機能を、プロセッサ20上のソフトウエアとして実現しても良い。管理情報欠損検出装置26は、管理情報の欠損(欠落又は損傷)を検出する。Iピクチャ情報検出装置28は、特許請求の範囲のピクチャ位置検出手段として機能する。
動画像データ中にIピクチャは離散的に位置し、Iピクチャ間にPピクチャまたはBピクチャからなるフレーム間符号化ピクチャが位置する。各フレームの圧縮後のデータ量は一定ではない。従って、Iピクチャの先頭位置を発見するには、動画像データの先頭から一定データ部分又は範囲を順次再生する必要がある。Iピクチャ情報検出装置28は、RAM24に格納されるTSパケットを解析し、Iピクチャの先頭パケット、即ち、動画像データ中でのIピクチャの位置を検出する。Iピクチャ情報検出装置28は、検出したIピクチャのPTS情報と格納開始位置情報を、RAM24を介してプロセッサ20に通知する。
ROM22は、プロセッサ20のプログラム等を格納する。プロセッサ20は、ROM22に格納されたプログラムに基づいて、システム全体を制御する。
RAM24は、上述のように、TS、H.264/MPEG4-AVCのPESパケット、管理情報及び再生リストを一時記憶するのに使用される。RAM24はまた、Iピクチャ情報検出装置28の検出結果を記憶し、管理情報修復のためのワークメモリとして使用される。RAM24は、プロセッサ20で動作するプログラムのワークメモリとしても使用される。
バス30は、システム内の各ブロックを繋ぎ、種々のデータを転送することに使用される。
本実施例では、管理情報が欠損する動画像データに対して、取りあえずの再生を可能にするように管理情報を部分的に修復する。これを部分修復又は部分修復動作と呼ぶ。部分修復は、管理情報が全く存在しない場合と、管理情報が存在するが、管理情報内のデータが不正である場合に、実行される。部分修復により、取りあえず、動画データの先頭からの通常再生(シーケンシャルな再生)が可能になる。このシーケンシャルな再生の間に完全な管理情報を作成する。これを完全修復又は完全修復動作と呼ぶ。
再生モードには、通常再生、スチル再生、スロー再生及びサーチ再生の4種類の再生動作があるが、原則として、何れモードにおいても、動画データを再生するためには管理情報が必要である。管理情報の再生機能マスク情報により、使用できない再生機能を指定できる。ユーザは、再生機能マスク情報でマスクされていない再生モードのみを指定可能又は利用可能である。
通常再生モードの動作を説明する。通常再生モードの指示に応じて、プロセッサ20は、記録媒体制御装置12を制御して記録媒体10から再生リスト及び管理情報を読み出し、RAM24に格納させる。プロセッサ20は再生リストを解析し、再生すべき動画像データの順序と、各動画像データのIN/OUT点を取得する。
次に、プロセッサ20は、取得したIN/OUT点と管理情報のIピクチャ情報を比較する。IN点以下で最大のPTSを持つIピクチャから、OUT点以上で最小のPTSを持つIピクチャの手前までを読み出し対象とし、該当するTSN区間を動画像データの読み出し範囲とする。Iピクチャ情報に登録されている最小のPTSよりIN点が小さければ、読み出し開始位置を動画像データの先頭からとする。同様に、最大のPTSよりOUT点が大きければ、読み出し終了位置を動画像データの終端とする。
次いで、記録媒体制御装置12は、記録媒体10からTS形式である動画像データのうちの読み出し範囲のデータを読み出し、RAM24に一時格納する。読み出しが開始されると同時に、プロセッサ20は、ビデオ復号器16にIN/OUT点のPTSを設定する。ビデオ復号器16は、IN点とOUT点間のみを表示装置18に出力するようにセットされる。
デマルチプレクサ14が、RAM24に一時格納されたTSデータを一旦、PESパケットに分解する。ビデオ復号器16は、PESヘッダのDTS(Decode Time Stamp)情報に基づいてPESパケットを復号し、IN点とOUT点の間に含まれるピクチャの映像データをPTS順に表示装置18に出力する。
動画像データの読み出しは、RAM24に空きがある限り、順次、行われる。
スチル再生モードの動作を説明する。例えば、通常再生モード動作中にスチル再生モードの指示を受けると、プロセッサ20は、スチル再生モードの解除の指示があるまで、デマルチプレクサ14及びビデオ復号器16を停止状態に置く。これにより、スチル再生モードの指示時点で表示された画像が繰り返し、表示装置18に表示される。
スチル指示中にスロー再生モード指示を受けると、プロセッサ20は、デマルチプレクサ14及びビデオ復号器16を一定時間、動作させ、再び停止状態に置く。スロー再生モードの解除の指示があるまで、以後、同様に、デマルチプレクサ14及びビデオ復号器16の動作と停止を内部的に繰り返す。
サーチ再生モードの動作を説明する。例えば、通常再生モード動作中にサーチ再生モードの指示を受けると、プロセッサ20は,ビデオ復号器16から出力ピクチャのPTS情報を取得する。プロセッサ20は、RAM24に記憶される読み込み済みの動画像データを破棄し、デマルチプレクサ14及びビデオ復号器16を初期状態に戻す。次に、ビデオ復号器16の最終出力ピクチャのPTSに近いPTSを持つIピクチャを、管理情報内のIピクチャ情報から探し出す。探し出したIピクチャの格納開始位置から所定サイズ分のデータを記録媒体10から読み出し、通常再生と同過程を経て、復号・出力を行う。この際、ビデオ復号器16に設定するIN点及びOUT点を当該Iピクチャと同じにしておく。これにより、当該Iピクチャの映像データのみが表示装置18に出力される。以降、管理情報内のIピクチャ情報内で、サーチ再生モード時の再生倍速に対応した所定個数分のIピクチャを飛ばして、同様に復号・出力処理を行う。
図3を参照して、本実施例による管理情報修復処理を説明する。図3は、本実施例の管理情報修復処理のフローチャートを示す。
管理情報欠損検出装置26は、RAM24に展開された管理情報の欠損を調べる(S1)。欠損チェックの詳細は後述する。欠損が認められると(S1)、後述する部分修復が実行され、サーチ再生モードがマスクされる(S2)。ステップS2が、特許請求の範囲の部分修復手段又はステップに相当する。部分修復が実行されると、対応する管理情報のユーザ情報に部分修復状態を示すコードが記録される。
欠損が認められないか(S1)、部分修復が完了すると(S2)、プロセッサ20は、管理情報のユーザ情報から部分修復された管理情報か否かを調べる(S3)。部分修復状態でなければ(S3)、すべての再生モードが許可された再生動作の定常状態に入る(S8)。部分修復状態であれば(S3)、ユーザから指示されている再生モードの種別を調べる(S4)。通常再生モード、スチル再生モード又はスロー再生モードが指示されている場合には(S4)、それぞれ指定された再生モードで動作する(S5)。そして、対象の動画像データを先頭から終端まで再生しながら、管理情報を完全に修復する(S6)。ステップS6が特許請求の範囲の完全修復手段又はステップに相当する。
完全修復が完了したら、再生機能マスク情報のビットマップをクリアして(S7)、通常の再生動作に移行する(S8)。完全修復を完了する前に、再生動作が停止されたら(S7)、ステップS4に戻る。
サーチ再生モードの場合にのみ(S4)、再生機能マスク情報に従い、S4に止まる。即ち、部分修復の時点では、完全な管理情報を利用できないので、サーチ再生モードの実行を禁止する。
図4は、管理情報欠損検出装置26による管理情報欠損検出動作(S1)のフローチャートを示す。
RAM24又は記録媒体10に、注目する動画像データの管理情報があるか否かを調べる(S11)。管理情報があれば(S11)、管理情報内のIピクチャ情報の有効/無効をチェックする(S12)。Iピクチャ情報の有効/無効は、図示しないIピクチャ情報のヘッダ部の有無と、格納されているIピクチャ情報の個数が1以上であるかにより、判定される。Iピクチャ情報が有効と判定されると(S12)、Iピクチャ情報内のPTS/TSNが昇順であるか否かをチェックする(S13)。昇順であれば、修復は不要であり、修復不要を示す値をプロセッサ20に返す(S14)。
管理情報が存在しない場合(S11)、Iピクチャ情報が無効な場合(S12)、又は、Iピクチャ情報内のPTS/TSNが昇順でない場合(S13)には、管理情報を修復する必要があり、修復必要を示す値をプロセッサ20に返す(S15)。
図5及び図6を参照して、ステップS2の部分修復動作を説明する。図5は、ステップS2の詳細なフローチャートを示す。
本実施例では、部分修復により、対象となる動画像データの最初のIピクチャ情報のみを管理情報に登録する。最初のIピクチャのみを登録した管理情報を使って再生するので、管理情報のIピクチャを用いたジャンプ再生を行うサーチ再生モードは、使用不可にする、即ち、マスクする。
先ず、RAM24に管理情報があるかどうかに関係なく、管理情報を破棄する(S21)。記録媒体10から動画像データを先頭から所定サイズ分をRAM24に読み出す(S22)。Iピクチャ情報検出装置28は、RAM24に読み出された動画像データの中のIピクチャを検出する(S23)。最初のIピクチャを検出するまで(S23)、RAM24への読み出し(S22)と、Iピクチャの検出(S23)を繰り返す。
Iピクチャを検出すると(S23)、検出したIピクチャをIピクチャ情報に登録する(S24)。部分修復済み状態であることを示す情報をユーザ情報に登録し(S25)、再生機能マスク情報にサーチ再生モードのマスクを登録する(S26)。ステップS24,S25,S26の情報を含む管理情報を、対応する動画像データの管理情報として記録媒体10に書き出す(S27)。
図6は図5のフローチャートに従った部分修復の動作イメージと、部分修復された管理情報の一例を示す。
図7は、完全修復動作(S6)の詳細なフローチャートを示す。完全修復動作とは、管理情報のIピクチャ情報に、対応する動画像データの全Iピクチャの情報を登録する動作である。具体的には、通常再生、スロー再生又はスチル再生のシーケンシャル再生中に、Iピクチャ情報検出装置28が、復号及び出力処理のために記録媒体10からRAM24に読み出されたTSパケットからIピクチャを検出する。プロセッサ20は、検出されたIピクチャの位置情報が管理情報に未登録であれば、そのIピクチャの情報を管理情報に追加登録する。動画像データの全再生に伴い、全Iピクチャの検出と登録が行われる。
先ず、プロセッサ20は、管理情報のユーザ情報を参照し、この管理情報が部分修復状態であるか否かをチェックする(S31)。部分修復状態で無ければ(S31)、完全修復動作は不要であるので、終了する。
部分修復状態であれば(S31)、RAM24に順次、読み出される動画像データからIピクチャを検出し(S33,S34)、検出したIピクチャが管理情報に未登録の場合に、管理情報に追加登録する(S35)。動画像データの全Iピクチャの登録を完了するまで、ステップS33,S34,S35を繰り返す(S32)。即ち、対象となる動画像の先頭から終端までを再生して、管理情報を再構築する。
全Iピクチャの登録が完了したら(S32)、再生機能マスク情報からサーチ再生機能のマスクをクリアする(S36)。即ち、サーチ再生機能も利用可能にする。次に、管理情報のユーザ情報から部分修復状態を示すコードを解除する(S37)。これにより、完全修復した管理情報が完成する。このように完全修復した管理情報を記録媒体10に書き戻す(S38)。これで、完全修復動作(S6)を終了する。
このように、本実施例では、部分修復と完全修復という2段階の修復を実行することで、長時間の待ちをユーザに生じさせずに、完全な管理情報を構築できる。即ち、管理情報の欠損が発生した場合、短時間で最低でも対応する動画像データの再生を行える状態に部分修復する。部分修復状態では、動作を保証できない一部の再生機能を使用不能にする。また、部分修復状態で有効な再生処理が行われた場合に、その再生処理の裏で管理情報を完全修復する。このような2段階修復により、ユーザにストレスを与えることなく、管理情報を完全なものにできる。
本発明の第2実施例を説明する。この実施例では、部分修復動作で、動画像データ中の先頭のIピクチャを管理情報に登録するだけではなく、動画像データの途中の幾つかのIピクチャを効率的に検出して、管理情報に登録する。図8は、第2実施例の部分修復動作のフローチャートを示す。
図8では、ステップS41〜S45は、図5のステップS21〜S25と同じである。図8では更に、以下の処理が追加されている。即ち、記録媒体10の動画像データの所定サイズ分又はデータ量分をシークして(S46)、一定サイズ分をRAM24に読み出す(S48)。シーク量のサイズ又はデータ量と読み出しのサイズまたはデータ量は、あらかじめ決めておく。勿論、動画像データの終端に達するか、終端を越えたら(S47)、ステップS51に移行する。読み出した一定サイズの動画像データ中にIピクチャがあるかどうかを調べる(S49)。Iピクチャを検出すると(S49)、検出したIピクチャをIピクチャ情報に追加登録する(S50)。このようなシークと読み出しを、動画像データの終端に到達するまで繰り返す(S47)。
動画像の終端に到達したら(S47)、ステップS44,S45,S50で登録した情報を有する管理情報を、対応する動画像データの管理情報として記録媒体10に書き出す(S51)。
本実施例では、完全ではないにしても、動画像データの途中に存在する1又は複数のIピクチャが部分修復された管理情報に登録されているので、サーチ再生を禁止する必要が無い。従って、再生機能マスク情報でサーチ再生をマスクする必要が無い。ユーザには、サーチ再生が不完全なものになることを通知する。
図9は、図8に示すフローチャートに従った部分修復の動作イメージと、部分修復された管理情報の一例を示す。
本実施例では、第1実施例の作用効果に加えて、部分修復後でも、不完全ながらサーチ再生を利用できる。図8に示すフローの部分修復後にシーケンシャルな再生が行われたときに、第1実施例と同様な方法で、管理情報が完全修復される。
シークのサイズは可変でもよい。また、シーク後、Iピクチャを検出するまで連続的に動画像データを記録媒体10から読み出してもよい。また、動画像データのサイズがシークサイズに比べて小さく、先頭のIピクチャを一枚しか検出・登録できなかい場合には、第1実施例と同様に、サーチ再生機能をマスクしてもよい。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の記録形式の説明図である。 本実施例の修復機能処理の主フローチャートである。 本実施例の管理情報欠損検出動作(S1)のフローチャートである。 管理情報の部分修復動作(S2)のフローチャートである。 図6に示す部分修復の動作イメージと、部分修復された管理情報の一例である。 本実施例の管理情報の完全修復動作(S6)のフローチャートである。 第2実施例における管理情報の部分修復のフローチャートである。 第2実施例における部分修復の動作イメージと、部分修復された管理情報の一例である。
符号の説明
10:記録媒体
12:記録媒体制御装置
14:デマルチプレクサ
16:ビデオ復号器
18:表示装置
20:プロセッサ
22:ROM
24:RAM
26:管理情報欠損検出装置
28:Iピクチャ情報検出装置
30:バス

Claims (13)

  1. フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生装置であって、
    前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、
    前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データの先頭のフレーム内符号化ピクチャのみの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復手段
    とを具備することを特徴とする再生装置。
  2. 前記部分修復手段は、前記部分修復された管理情報に、シーケンシャル再生のみを許可する再生機能マスク情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記部分修復手段は更に、前記動画像データのシークで検出した前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を前記部分修復された管理情報に追加登録することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 更に、前記部分修復された管理情報に対し、前記動画像データのシーケンシャル再生に応じて、前記管理情報の前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を追加登録する完全修復手段を具備し、
    前記完全修復手段は、前記再生機能マスク情報によるマスクを解除することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  5. フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生装置であって、
    前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、
    前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データのあらかじめ定められたデータ部分を部分的に再生し、この再生で検出される前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復手段
    とを具備することを特徴とする再生装置。
  6. 前記あらかじめ定められたデータ部分が、前記動画像データの先頭からの一定の範囲であることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  7. 前記あらかじめ定められたデータ部分が、あらかじめ決められた量のシークごとの一定の範囲からなることを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
  8. フレーム内符号化とフレーム間符号化とを用いて符号化され、離散的にフレーム内符号化ピクチャを含む動画像データを再生する再生手段と、
    前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を示す管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出手段と、
    前記管理情報欠損検出手段が前記管理情報の欠損を検出した場合に、前記動画像データを部分的に再生するよう前記再生手段を制御し、再生された動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャを検出するピクチャ位置検出手段と、
    前記ピクチャ位置検出手段の出力に基づき、前記検出されたフレーム内符号化ピクチャの位置を示す部分修復された管理情報を作成する部分修復手段
    とを具備することを特徴とする再生装置。
  9. 前記ピクチャ位置検出手段は、さらに、検出されたフレーム内符号化ピクチャからあらかじめ決められたデータ量だけ先の位置から、更に、前記動画像データを部分的に再生し、再生された動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャを検出することを特徴とする請求項8に記載の再生装置。
  10. 離散的にフレーム内符号化ピクチャを有する符号化方式で符号化された動画像データを再生する再生方法であって、
    前記動画像データに含まれる前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を記憶する管理情報の欠損を検出する管理情報欠損検出ステップと、
    前記管理情報欠損検出ステップで前記管理情報の欠損が検出された場合に、前記動画像データの先頭のフレーム内符号化ピクチャのみの位置情報を有する部分修復された管理情報を作成する部分修復ステップと、
    前記部分修復された管理情報の下で、前記動画像データをシーケンシャルに再生するシーケンシャル再生ステップと、
    前記シーケンシャル再生ステップにおいて前記動画像データから前記フレーム内符号化ピクチャを検出し、部分修復された管理情報に未登録のフレーム内符号化ピクチャの位置情報を追加登録する完全修復ステップ
    とを具備することを特徴とする再生方法。
  11. 前記部分修復ステップは、前記部分修復された管理情報に、シーケンシャル再生のみを許可する再生機能マスク情報を登録することを特徴とする請求項10に記載の再生方法。
  12. 前記完全修復ステップは、前記動画像データの全てのフレーム内符号化ピクチャを前記部分修復された管理情報に登録した後、前記再生機能マスク情報によるマスクを解除することを特徴とする請求項11に記載の再生方法。
  13. 前記部分修復ステップは、前記動画像データのシークで検出した前記フレーム内符号化ピクチャの位置情報を前記部分修復された管理情報に追加登録することを特徴とする請求項10に記載の再生方法。
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