JP2009170112A - 燃料電池 - Google Patents

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隆 北川
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Abstract

【課題】 ファンやヒータ等の電力消費機器を使用することなく、電池本体の温度分布を均一化できる燃料電池を提供する。
【解決手段】 セルスタック構造の電池本体2を金属製のケース3に収納する。ケース3を構成する六枚の壁板7a〜7fにそれぞれ複数本のヒートパイプ8を内蔵する。セル4の積層方向や冷却水の流動方向を考慮し、ヒートパイプ8の向きを決める。ヒートパイプ8に封入した熱媒体は、自然対流により電池本体2の偏熱を解消し、全表面部の温度分布を均一にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、セルスタック構造の燃料電池に関する。
近年、セルの多層化に伴い、電池本体の強度を維持するために、セル締付板の厚さが大きくなる傾向にある。セル締付板にはアルミニウム等の金属材料が広く使われているが、熱伝導率が高いため、特に電池本体の両端部の温度が下がり、セル電圧が低下し、電池出力の低下を招く。そこで、従来、電池本体の温度分布を均一にするために、図2〜図4に示すような燃料電池が提案されている。
(A)図2に示す燃料電池21では、ファン22により排気用ガス23を電池本体24に供給している(特許文献1参照)。
(B)図3に示す燃料電池31では、電池本体32の両端板33を平面ヒータ34で加温している(特許文献2参照)。
(C)図4に示す燃料電池41では、ケース42の両側に多孔質材料43を配置し、冷却水44の流量および圧力を電池本体45の上流側と下流側とで均等にしている。
特開2004−192889号公報 特開平9−45353号公報
ところが、従来の燃料電池によると、次のような問題点があった。
(a)図2に示す燃料電池21は、ファン22が電力を消費し、ファン22の制御に温度センサー25と温度制御回路26が必要になり、構成が複雑でメンテナンスも面倒であった。
(b)図3に示す燃料電池31は、平面ヒータ34が電力を消費し、電力供給回路を電池制御装置に追加する必要があった。
(c)図4に示す燃料電池41は、ケース42の形状や冷却水路の構成が複雑化し、製作コストが高くついた。
本発明の目的は、上記課題を解決し、電力消費機器を使用せず、簡単かつ安価な構成で温度分布を均一化できる燃料電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池は、セルスタック構造の電池本体をケースに収納し、ケースを構成する壁板にヒートパイプを内蔵し、ヒートパイプに熱媒体を封入し、熱媒体の自然対流により電池本体の温度分布を均一にすることを特徴とする。
ここで、ヒートパイプの向きは、セルの積層方向や冷却水の流動方向を考慮して決めることができる。例えば、セル積層方向に長い壁板には、ヒートパイプを壁板の長手方向に延びるように配列するとよい。電池本体の両端部の締付板に対向する壁板には、ヒートパイプを冷却水の流動方向(上下方向)と直交する横方向(水平方向)に配列するとよい。電池本体の垂直面に対向する壁板には、ヒートパイプを縦横に配列するとよい。
本発明の燃料電池によれば、ヒートパイプが熱媒体の自然対流によって電池本体の偏熱を解消するので、ファンやヒータ等の電力消費機器を使用することなく、簡単かつ安価な構成により、電池本体の温度分布を均一にすることができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態の燃料電池1は、セルスタック構造の電池本体2と、電池本体2を収納するケース3とを備えている。電池本体2は、多数のセル4を積層し、両端の締付板5で締結し、全体が直方体となる形状に構成されている。電池本体2の表面全体は、耐熱性および絶縁性のある樹脂等からなる皮膜6で被覆されている。
ケース3は、電池本体2の全表面を覆う六枚の壁板7を分解可能に組み立て、全体が直方体となる箱型に構成されている。各壁板7はアルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料で形成され、それぞれに複数本のヒートパイプ8が内蔵されている。ヒートパイプ8には、液体または気体からなる熱媒体(図示略)が封入され、自然対流により電池本体2の熱を拡散するようになっている。
六枚の壁板7のうち、電池本体2の締付板5に対向する壁板7a,7bには、空気、燃料ガス、冷却水の出入配管9(一部を図示)が設けられている。壁板7a,7bの内側部分は、冷却水がセル4のセパレータ(図示略)を下から上に流れるため、電池本体2の熱が横方向に偏りやすい。この偏熱を解消するために、壁板7a,7bには、上下に複数本のヒートパイプ8が横向きに配列され、熱媒体が電池本体2の両端部の熱を壁板7a,7bの全域に拡散する。
電池本体2の上部および下部の温度分布は、締付板5の吸熱等によって、長手方向(セル4の積層方向)の中央部が高く両端部が低くなる。このため、上下の壁板7c,7dには、幅方向に複数本のヒートパイプ8が長手方向に延びるように配列され、熱媒体が電池本体2の上部および下部の熱を壁板7c,7dの全域に拡散するようになっている。
電池本体2の左右両側部の温度分布は、長手方向の中央部が高く両端部が低く、かつ上部が高く下部が低くなる。このため、左右の壁板7e,7fには、上下に複数本のヒートパイプ8が長手方向に延び、かつ長手方向に複数本のヒートパイプ8が上下に延びるように配列されている。そして、縦横のヒートパイプ8に封入した熱媒体が電池本体2の左右両側部の熱を壁板7e,7fの全域に拡散するようになっている。
なお、冷却水の温度は電池本体2の上部で高く下部で低くなるので、壁板7e,7fの縦向きのヒートパイプ8には、熱媒体が上下方向に対流しやすい構造のものを使用するのが望ましい。また、上下の壁板7c,7dの熱伝達量ができるだけ等しくなるように、下側の壁板7dに脚台10を設け、ケース3を他の燃料電池や周辺機材から浮かせて熱絶縁するのが好ましい。
この実施形態の燃料電池1によれば、次のような作用効果が得られる。
(1)ケース3の六枚の壁板7にそれぞれ複数本のヒートパイプ8を内蔵したので、電池本体2の全表面部の温度分布を均一にすることができる。
(2)ヒートパイプ8は熱媒体の自然対流により電池本体2の偏熱を解消するので、ファンやヒータ等の電力消費機器を不要にでき、外部エネルギーや所内電力を消費することなく、電池温度を制御できる。
(3)電池温度の制御に可動機器を使用していないので、燃料電池1のメンテナンスを容易に行うことができる。
(4)ヒートパイプ8は壁板7に内蔵されているので、ケース3を単純な形状の箱型に形成でき、電池本体2の構造やセル4の水路構成を変える必要もなく、既設燃料電池の温度特性を簡単かつ安価に改良できる。
本発明の一実施形態を示す燃料電池の斜視図である。 従来の燃料電池を示す概略図である。 従来の別の燃料電池を示す概略図である。 従来のさらに別の燃料電池を示す概略図である。
符号の説明
1 燃料電池
2 電池本体
3 ケース
7 壁板
8 ヒートパイプ

Claims (1)

  1. セルスタック構造の電池本体をケースに収納し、ケースを構成する壁板にヒートパイプを内蔵し、ヒートパイプに熱媒体を封入し、熱媒体の自然対流により電池本体の温度分布を均一にすることを特徴とする燃料電池。
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