JP2009168834A - アクティブマトリックス型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高解像度化により表示領域のゲートラインの数が増加しても、ゲートドライバの数を増加させることなく十分な書き込み時間を確保できるようにすること。
【解決手段】各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインLdに接続されているアクティブマトリックス型表示装置の、行毎に前記一方の表示領域の画素電極に接続される複数のゲートラインLgそれぞれを、前記他方の表示領域における何れかの行に対応する画素電極に接続することで、1個のゲートドライバ14Gでの1本のゲートラインLgの選択により2行分の画素電極を同時に駆動する。
【選択図】図1
【解決手段】各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインLdに接続されているアクティブマトリックス型表示装置の、行毎に前記一方の表示領域の画素電極に接続される複数のゲートラインLgそれぞれを、前記他方の表示領域における何れかの行に対応する画素電極に接続することで、1個のゲートドライバ14Gでの1本のゲートラインLgの選択により2行分の画素電極を同時に駆動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置に関する。
携帯電話機等の携帯型の電子機器では、表示装置として、軽量化、薄型化、低消費電力化が可能な液晶表示装置が多く用いられている。特に、アクティブ素子として薄膜トランジスタ(TFT)を用いたアクティブマトリックス型表示装置が多用されている。
そのようなアクティブマトリックス型表示装置は、複数のゲートライン及び複数のソースラインをマトリックス状に配置し、各交点近傍に配列された表示画素がゲートラインにTFTを介して接続されている表示マトリックス部と、前記表示マトリックス部の前記複数のゲートラインを選択すると共に、前記複数のソースラインに、表示すべき情報に従った映像信号を出力するドライバ回路と、を備えている。
近年、このようなアクティブマトリックス型表示装置においても、高解像度化の要求は益々高まっている。高解像度化に応じてゲートラインの数が多くなっていくが、1画面の表示を行う1フレーム期間を従来と同じにしようとすると、1本のゲートラインLgの選択期間である1水平期間(1H)、つまり表示マトリックス部の行あたりの映像信号の書き込み時間が短くなり、書き込み不足が生じる。
そのような問題に対処するための技術が例えば特許文献1に開示されている。
図6(A)は、その特許文献1のアクティブマトリックス型表示装置の概略構成図であり、図6(B)は、表示マトリックス部(表示領域)を構成する各表示画素の一例を示す等価回路図である。なお、図6(A)は、表示マトリックス部が480×480個の表示画素を備える場合の例である。
前記特許文献1に開示されたアクティブマトリックス型表示装置は、図6(A)に示すように、表示装置基板100上に、複数のゲートラインLgと複数のソースラインLdとがそれぞれ直交して配設され、各交点近傍に表示画素が形成されている表示マトリックス部102と、該表示マトリックス部102の各表示画素を駆動制御するドライバ回路104とが実装されたものである。
ここで、前記表示マトリックス部102の各表示画素106は、図6(B)に示すように、薄膜トランジスタ(TFT)108を介してゲートラインLg及びソースラインLdに接続された画素電極110と、該画素電極110に対向する位置に配置された対向電極112と、それら画素電極110と対向電極112との間に液晶が充填されてなる画素容量114と、該画素容量114と並列接続され、該画素容量114の印加電圧を保持する補助容量116とから構成され、画素電極110と対向電極112との間に形成される電界により液晶の配列が変化することを用いて、画像表示が実現される。
より詳細には、TFT108のゲートがゲートラインLgに接続され、ソース電極がソースラインLdに接続され、ドレイン電極が画素容量114の画素電極110及び補助容量116の一方の電極に接続されている。また、対向電極112には、所定の共通電圧(対向電極信号)Vcomが印加され、補助容量116の他方の電極は共通ライン(補助容量ライン)Lcに接続されて、前記所定の共通電圧(対向電極信号)Vcomが印加されている。そして、ゲートラインLgを介してTFT108のゲートに高電位が印加されてTFT108がONとなると、画素電極110にソースラインLdの電位が印加されることで画素電極110と対向電極112との間に電界が形成され、かかる電極間に充填されている液晶が駆動される。
また、前記表示マトリックス部102の各ソースラインLdは、該表示マトリックス部102の水平方向中央で上下に二分割された構成となっている。つまり、各列に対応する画素電極が上側の表示領域と下側の表示領域で異なるソースラインに接続されている。
一方、前記ドライバ回路104は、前記表示マトリックス部102の前記複数のゲートラインLgの内、上側半分(図6(A)の例では480本のゲートラインLgの内の上側240本)を選択するための上側ゲートドライバ104GUと、下側半分(図6(A)の例では480本のゲートラインLgの内の下側240本)を選択するための下側ゲートドライバ104GLと、上側の前記複数(図6(A)の例では480本)のソースラインLdに、表示すべき情報に従った信号を出力する上側ソースドライバ104SUと、下側の前記複数(図6(A)の例では480本)のソースラインLdに、表示すべき情報に従った信号を出力する下側ソースドライバ104SLと、を含む。
即ち、表示マトリックス部102の上側半分のゲートラインLgは、上側ゲートドライバ104GUの240個のゲート出力端子G1〜G240に電気的に接続され、表示マトリックス部102の下側半分のゲートラインLgは、下側ゲートドライバ104GLの240個のゲート出力端子G241〜G480に電気的に接続されている。また、表示マトリックス部102の上側半分のソースラインLdは、上側ソースドライバ104SUの480個のソース出力端子S1U〜S480Uに電気的に接続され、表示マトリックス部102の下側半分のソースラインLdは、下側ソースドライバ104SLの480個のソース出力端子S1L〜S480Lに電気的に接続されている。
なお、表示装置では、表示画像を視覚的に捉えられるようにするため、例えば表示マトリックス部102の裏面にLED等によるバックライトが設けられ、液晶の配列によってバックライトの射出光の透過量が制御されて、各表示画素の輝度が調整される。
図7は、前記ドライバ回路104による480本のゲートラインLgの選択信号(走査信号)と、二分割された480本のソースラインLdに出力される、表示すべき情報に従った映像信号と、からなるタイミングチャートを示す図である。即ち、図7において、G1〜G480は、上側及び下側ゲートドライバ104FU,104GLのゲート出力端子G1〜G480から出力される走査信号(ゲート信号)の波形を示しており、該走査信号がハイレベルのとき選択状態となり、対応するゲートラインLgを介して表示画素106のTFT108のゲートに高電位が印加されて、液晶が駆動される。また、S1U〜S480Uは上側ソースドライバ104SUのソース出力端子S1U〜S480Uから出力される、またS1L〜S480Lは下側ソースドライバ104SLのソース出力端子S1L〜S480Lから出力される、表示すべき情報に従った映像信号(ソース信号)を表すもので、それら映像信号を区別するために、その時点で選択されているゲートラインLgの番号(表示マトリックス部102の表示画素106の行番号)に合わせてD1〜D480の参照符号により、映像信号を示している。なお、ダッシュを付して示す映像信号は、次フレームでの映像信号を表しており、例えば映像信号D1とD1’は、表示すべき情報により、同一の映像信号である場合もあるし、異なる映像信号となる場合もある。
図7に示すように、ドライバ回路104は、1本のゲートラインLgの選択期間である1水平期間(1H)毎に、上側と下側それぞれ1本ずつゲートラインLgを順次選択し、それら選択したゲートラインLgに対応する各表示画素106に表示するべき映像信号を、上側、下側の各480本のソースラインLdへ出力していくことで、1フレームで1枚の画像を表示マトリックス部102に表示させるようになっている。
なお、一方向の電界が長く印加されることによって発生する液晶の劣化現象を防止するために、ドライバ回路104からソースラインLdに印加する映像信号の極性を、共通電圧Vcomに対して、フレーム毎、ライン毎、又はドット毎に反転させる反転駆動が一般に行われている。
以上のように、前記特許文献1では、表示マトリックス部を上下二分割し、1水平期間にそれぞれの領域で1本ずつゲートラインを選択することで、2行分の表示画素106に同時に映像信号を書き込むことにより、1フレーム期間に必要な時間を半減できるようにしている。これは、逆に言えば、従来と同じ1フレーム期間の時間であれば、表示マトリックス部102の行あたりの映像信号の書き込み時間を2倍にできるということであり、高解像度化によりゲートラインの数が増加しても、十分な書き込み時間を確保できるようになる。
特開平8−334743号公報
しかしながら、前述の特許文献1に開示されたような技術では、ゲートドライバが上側と下側とに分割された表示領域毎に必要であるので、コストアップを招くと共に、表示装置基板100の小型化の妨げとなるという問題があった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたもので、表示領域のゲートラインの数が増加しても、ゲートドライバの数を増加させることなく十分な書き込み時間を確保できるアクティブマトリックス型表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置であって、前記一方の表示領域の画素電極と前記他方の表示領域の画素電極とに共通に接続されるゲートラインを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置であって、行毎に前記一方の表示領域の画素電極に接続される複数のゲートラインを備え、前記各ゲートラインは、それぞれ、前記他方の表示領域における何れかの行に対応する画素電極に接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインは、それぞれが交差することのないように前記一方及び前記他方の表示領域の画素電極に接続されていることを特徴とする。
請求項4に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2または3に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記一方の表示領域で前段側から後段側に向かって順次配列されている前記各ゲートラインが、前記他方の表示領域では後段側から前段側に向かって順次配列されていることを特徴とする。
請求項5に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項4に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインは、表示領域の外側でコの字状に折り曲げられていることを特徴とする。
請求項2に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置であって、行毎に前記一方の表示領域の画素電極に接続される複数のゲートラインを備え、前記各ゲートラインは、それぞれ、前記他方の表示領域における何れかの行に対応する画素電極に接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインは、それぞれが交差することのないように前記一方及び前記他方の表示領域の画素電極に接続されていることを特徴とする。
請求項4に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2または3に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記一方の表示領域で前段側から後段側に向かって順次配列されている前記各ゲートラインが、前記他方の表示領域では後段側から前段側に向かって順次配列されていることを特徴とする。
請求項5に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項4に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインは、表示領域の外側でコの字状に折り曲げられていることを特徴とする。
請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2から5の何れかに記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインは、前記一方の表示領域と前記他方の表示領域とで走査方向が逆になるように各画素電極に接続されていることを特徴とする。
請求項7に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項8に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2から5の何れかに記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記一方の表示領域に関しては、前記複数のゲートラインのうちの1本おきの前記ゲートラインを駆動し、前記他方の表示領域に関しては、残りの1本おきの前記ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項10に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項11に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項7に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項8に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項2から5の何れかに記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、前記ゲートドライバは、前記一方の表示領域に関しては、前記複数のゲートラインのうちの1本おきの前記ゲートラインを駆動し、前記他方の表示領域に関しては、残りの1本おきの前記ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項10に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
請求項11に記載のアクティブマトリックス型表示装置は、請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置において、前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする。
本発明によれば、表示領域のゲートラインの数が増加しても、ゲートドライバの数を増加させることなく十分な書き込み時間を確保できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置の概略構成図である。なお、図1は、表示マトリックス部(表示領域)が480×480個の表示画素を備える場合の例であるが、表示画素の数はこれに限定されない。
図1は、本発明の第1実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置の概略構成図である。なお、図1は、表示マトリックス部(表示領域)が480×480個の表示画素を備える場合の例であるが、表示画素の数はこれに限定されない。
本実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置は、図1に示すように、表示装置基板10上に、複数のゲートラインLgと複数のソースラインLdとがそれぞれ直交して配設され、各交点近傍に表示画素106(図1では図示せず)が形成されている表示マトリックス部12と、該表示マトリックス部12の各表示画素を駆動制御する駆動回路であるドライバ回路14とが実装されたものである。ここで、前記ドライバ回路104は、ゲートドライバ104Gと、上側ソースドライバ104SUと、下側ソースドライバ104SLと、を含む。
表示マトリックス部12の各表示画素106は、図6(B)を参照して前述した通り、TFT108を介してゲートラインLg及びソースラインLdに接続された画素電極110と、該画素電極110に対向する位置に配置された対向電極112と、それら画素電極110と対向電極112との間に液晶が充填されてなる画素容量114と、該画素容量114と並列接続され、該画素容量114の印加電圧を保持する補助容量116とから構成され、画素電極110と対向電極112との間に形成される電界により液晶の配列が変化することを用いて、画像表示が実現される。
前記表示マトリックス部12の複数(図1の例では480本)のソースラインLdは、該表示マトリックス部12の水平方向中央でそれぞれ上下に二分割された構成となっている。そして、表示マトリックス部102の上側半分のソースラインLdは、上側ソースドライバ104SUの480個のソース出力端子S1U〜S480Uに電気的に接続され、表示マトリックス部102の下側半分のソースラインLdは、下側ソースドライバ104SLの480個のソース出力端子S1L〜S480Lに電気的に接続されている。つまり、表示マトリックス部102は、上側の表示領域と下側の表示領域とに領域分割され、各列に対応する画素電極110が上側の表示領域と下側の表示領域で異なるソースラインLdに接続されている。
一方、前記表示マトリックス部12の各ゲートラインLgは、一端側がゲートドライバ14Gに電気的に接続されると共にそこから表示マトリックス部12内に延伸し、ゲートドライバ14Gが配置される側と反対側における表示マトリックス部12の外側領域で“コ”の字状に折り曲げられて、再び表示マトリックス部12内に延伸するように形成されている。このとき、ゲートラインLgの他端側は、ゲートドライバ14Gが配置される側における表示マトリックス部12の外側領域で終端する。即ち、各ゲートラインLgは、1本のゲートラインLgで表示マトリックス部12の2行分の表示画素106の画素電極110を走査できるように構成されている。この場合、各ゲートラインLgは、上側と下側の表示領域それぞれを延伸するように配置されている。即ち、1番目のゲートラインLgが表示マトリックス部12の表示画素106の行のうちの最上段である1行目(L1)と表示マトリックス部12の最下段である480行目(L480)に、2番目のゲートラインLgが2行目(L2)と479行目(L479)に、3番目のゲートラインLgが3行目(L3)と478行目(L478)に、・・・というように、各ゲートラインLgは、表示マトリックス12の最上段及び最下段それぞれから中央に向かって順々の組み合わせで、2行分の画素電極110に接続される構成となっている。つまり、行毎に上側の表示領域に相当する1行目から240行目の画素電極110に接続される各ゲートラインLgが、それぞれ、下側の表示領域に相当する241行目から480行目における何れかの行に対応する画素電極110に接続されるとともに、上側の表示領域で前段側から後段側に向かって順次配列されている各ゲートラインLgが、下側の表示領域では後段側から前段側に向かって順次配列されている。
また、各ゲートラインLgのゲートドライバ14Gへの電気的な接続に関しては、表示マトリックス12の1行目(L1)と480行目(L480)の画素電極に接続されるゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G1に、3行目(L3)と478行目(L478)の画素電極に接続されるゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G2に、・・・、479行目(L479)と2行目(L2)の画素電極に接続されるゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G240に、というように、表示マトリックス部12の行に対して上側から1行おきにゲートラインLgをゲート出力端子から表示マトリックス部12に向かって延伸するように接続している。
このようなゲートラインLgの配線形状とすることで、1本のゲートラインLgは表示マトリックス部12の2行分の画素電極に接続することが可能となるので、ゲートドライバ14Gによる1本のゲートラインLgの選択で表示マトリックス部12の2行分に接続された画素電極110に同時に映像信号を書き込むことができる。従って、画素電極110を480行(L1〜L480)有する表示マトリックス部12の場合、ゲートドライバ14Gは、240端子分のゲート出力端子G1〜G240を持つもの1個で良いこととなる。また、ゲートドライバ14Gのゲート出力端子を表示マトリックス部の2行分の画素電極に対して1つとなるように配置すればよいので、各ゲート出力端子間の間隔を比較的広く設定することができ、ゲートドライバ14Gの実装が容易になる。さらに、各ゲートラインLgは、それぞれが交差することのないように上側及び下側の表示領域の画素電極110に接続できるため、製造プロセスを増やすことなくゲートラインLgを形成することができる。
図2は、前記ドライバ回路14による240本のゲートラインLgの選択信号(走査信号)と、上下各480本のソースラインLdに出力される、表示すべき情報に従った映像信号と、からなるタイミングチャートを示す図である。即ち、図2において、G1〜G240は、ゲートドライバ14Gのゲート出力端子G1〜G240から出力される走査信号(ゲート信号)の波形を示しており、該走査信号がハイレベルのとき選択状態となり、対応する1本のゲートラインLgによって表示マトリックス部12の2行分の表示画素106のTFT108のゲートに高電位が印加されて、これらの表示画素に映像信号が書き込まれる。また、S1U〜S480Uは、上側ソースドライバ14SUの上側ソース出力端子S1U〜S480Uから出力される、表示すべき情報に従った映像信号(ソース信号)を表し、S1L〜S480Lは、下側ソースドライバ14SLの下側ソース出力端子S1L〜S480Lから出力される、表示すべき情報に従った映像信号(ソース信号)を表す。それら映像信号を区別するために、その時点で選択されている表示マトリックス部12の行番号に合わせてD1〜D480の参照符号により、映像信号を示している。なお、ダッシュを付して示す映像信号は、次フレームでの映像信号を表しており、例えば映像信号D1とD1’は、表示すべき情報により、同一の映像信号である場合もあるし、異なる映像信号となる場合もある。
図2に示すように、ゲートドライバ14Gは、ハイレベルとなる走査信号を出力するゲート出力端子を1本のゲートラインLgの選択期間である1水平期間(1H)毎に順次切り替えることで、当該ゲート出力端子から延出する1本のゲートラインLgを順次選択し、その選択した1本のゲートラインLgに接続された表示マトリックス部12の2行分の各表示画素106に表示するべき映像信号を、上側ソース出力端子S1U〜S480U及び下側ソース出力端子S1L〜S480Lより各ソースラインLdへ出力していくことで、1フレームで1画面分の画像を表示マトリックス部102に表示させるようになっている。
例えば、ゲートドライバ14Gがゲート出力端子G1から出力する走査信号をハイベルにする1H期間では、該ゲート出力端子G1に電気的に接続されるとともに表示マトリックス部12の1行目(L1)と480行目(L480)の画素電極に接続されるゲートラインLgが選択されることとなる。従って、この場合には、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の上側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の1行目(L1)の表示画素106に書き込むべき映像信号D1を印加し、また、これと同時に、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の下側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の480行目(L480)の表示画素106に書き込むべき映像信号D480を印加する。
次の1H期間では、ゲートドライバ14Gは、ゲート出力端子G2の走査信号をハイベルとして、該ゲート出力端子G2に電気的に接続されるとともに表示マトリックス部12の3行目(L3)と478行目(L478)の画素電極に接続されるゲートラインLgを選択し、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の3行目(L3)の表示画素106に映像信号D3を印加し、同時に、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の478行目(L478)の表示画素106に映像信号D478を印加する。
以下同様にして、1本のゲートラインLg毎の走査信号オンにより、表示マトリックス部12の上下で合計2行分毎、表示画素に映像信号を書き込む。
以上のように、本第1実施形態によれば、1水平期間に1本のゲートラインLgを選択することで、表示マトリックス部12の2行分の表示画素に同時に映像信号を書き込むことができるので、表示領域のゲートラインの数が増加しても、つまり、高解像度化しても、ゲートドライバの数を増加させることなく十分な書き込み時間を確保することができる。表示装置基板10の小型化の妨げを回避することも可能となる。
更に、表示マトリックス部12の中央部では、折り返して形成される各ゲートラインLgの配線全長が短く且つ各ソースラインLdの配線全長が長く、逆に、表示マトリックス部12の上下部では、各ゲートラインLgの配線全長が長く且つ各ソースラインLdの配線全長が短いため、信号線遅延関係を相補し易い組み合わせ構造であり、該アクティブマトリックス表示装置を見るユーザの表示ムラの認識率を低減できる。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態では、上段側のゲート出力端子G1に接続されているゲートラインLgから下段側のゲート出力端子G240に接続されているゲートラインLgに向かって順に、それぞれのゲートラインLgを走査する場合について説明したが、第2実施形態では、映像信号が書き込まれる表示画素が、上側と下側の表示領域間で順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを走査する場合について説明する。
上述の第1実施形態では、上段側のゲート出力端子G1に接続されているゲートラインLgから下段側のゲート出力端子G240に接続されているゲートラインLgに向かって順に、それぞれのゲートラインLgを走査する場合について説明したが、第2実施形態では、映像信号が書き込まれる表示画素が、上側と下側の表示領域間で順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを走査する場合について説明する。
なお、本発明の第2実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置の構成は、前述した第1実施形態で説明した図1と同様になるので、その説明は省略する。
図3は、本発明の第2実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置における前記ドライバ回路14による240本のゲートラインLgの選択信号(走査信号)と、上下各480本のソースラインLdに出力される、表示すべき情報に従った映像信号と、からなるタイミングチャートを示す図である。なお、図中の参照符号は、前述した図2の説明通りである。
本第2実施形態においては、図3に示すように、ゲートドライバ14Gは、表示マトリックス部12の中心方向から上下方向に向かって走査させるようにしている(各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを駆動している)。
即ち、ゲートドライバ14Gは、まず、240個のゲート出力端子G1〜G240のうちの、中央のゲート出力端子G121の走査信号をハイレベルとし、この1H期間に、該ゲート出力端子G121に電気的に接続された延伸するゲートラインLgによって構成される表示マトリックス部12の240行目(L240)と241行目(L241)とを選択する。このとき、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の上側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の240行目(L240)の表示画素106に書き込むべき映像信号D240を印加し、また、これと同時に、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の下側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の241行目(L241)の表示画素106に書き込むべき映像信号D241を印加する。
次の1H期間では、ゲートドライバ14Gは、ゲート出力端子G120の走査信号をハイベルとして、表示マトリックス部12の239行目(L239)と242行目(L242)とを選択し、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の239行目(L239)の表示画素106に映像信号D239を印加し、また、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の242行目(L242)の表示画素106に映像信号D242を印加する。
そして、次の1H期間では、ゲートドライバ14Gは、ゲート出力端子G122の走査信号をハイベルとして、表示マトリックス部12の238行目(L238)と243行目(L243)とを選択し、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の238行目(L238)の表示画素106に映像信号D238を印加し、また、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の243行目(L243)の表示画素106に映像信号D243を印加する。
以下同様にして、1本のゲートラインLgの走査信号オンにより、表示マトリックス部12の上下で2行分の映像信号を、表示マトリックス部12の中心方向から上下方向に向かって書き込んでいく。つまり、ゲートドライバ14Gは、上側の表示領域と下側の表示領域とで走査方向が逆になるように各ゲートラインLgを駆動すると共に、各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを駆動する。
本実施形態では、ゲートラインLgを交差させることなく走査される画素電極の行の方向を上下で変えることができるので、表示マトリックス部12の中央部の見易い部分から映像信号を書き込むことができ、人間の目がまず表示マトリックス部12の中央部を見るため、表示ムラの認識率を更に低減することができる。
[第3実施形態]
図4は、本発明の第3実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置の概略構成図である。なお、図4は、表示マトリックス部(表示領域)が480×480個の表示画素を備える場合の例であるが、表示画素の数はこれに限定されない。
図4は、本発明の第3実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置の概略構成図である。なお、図4は、表示マトリックス部(表示領域)が480×480個の表示画素を備える場合の例であるが、表示画素の数はこれに限定されない。
ここで、前述した第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
本実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置においては、図4に示すように、各ゲートラインLgは、一端側がゲートドライバ14Gに電気的に接続されると共にそこから表示マトリックス部12内に延伸し、ゲートドライバ14Gが配置される側と反対側における表示マトリックス部12の外側領域で“コ”の字状に折り曲げられて、再び表示マトリックス部12内に延伸することで、1本のゲートラインLgで表示マトリックス部12の2行分の表示画素106に映像信号を書き込むことができるように構成されている。この場合、各ゲートラインLgは、上側と下側の表示領域それぞれを延伸するように配置されている。即ち、1番目のゲートラインLgが表示マトリックス部12の表示画素106の行のうちの最上段である1行目(L1)と表示マトリックス部12の最下段である480行目(L480)に、2行目(L2)が479行目(L479)に、3行目(L3)が478行目(L478)に、・・・というように、各ゲートラインLgは、表示マトリックス12の最上段及び最下段それぞれから中央に向かって順々の組み合わせで、2行分の画素電極110に接続される構成となっている。つまり、行毎に上側の表示領域に相当する1行目から240行目の画素電極110に接続される各ゲートラインLgが、それぞれ、下側の表示領域相当する241行目から480行目における何れかの行に対応する画素電極110に接続されると共に、上側の表示領域で前段側から後段側に向かって順次配列されている各ゲートラインLgが、下側の表示領域では後段側から前段側に向かって順次配列されている。
また、各ゲートラインLgのゲートドライバ14Gへの電気的な接続に関しては、表示マトリックス12の1行目(L1)と480行目(L480)を構成するゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G1に、2行目(L2)と479行目(L479)を構成するゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G2に、・・・、240行目(L240)と241行目(L241)を構成するゲートラインLgをゲートドライバ14Gのゲート出力端子G240に、というように、表示マトリックス部12の上側から順にゲートラインLgをゲートドライバ14Gに接続するようにしている。これにより、走査方向が上側の表示領域と下側の表示領域とで走査方向が逆になる。
このようなゲートラインLgの配線形状とすることで、1本のゲートラインLgは表示マトリックス部12の2行分を構成するので、ゲートドライバ14Gによる1本のゲートラインLgの選択で表示マトリックス部12の2行に接続された画素電極110を同時に選択することができる。従って、画素電極を480行(L1〜L480)持つ表示マトリックス部12の場合、ゲートドライバ14Gは、240個のゲート出力端子G1〜G240を持つもの1個で良いこととなる。また、各ゲートラインLgは、それぞれが交差することのないように上側及び下側の表示領域の画素電極110に接続できるため、製造プロセスを増やすことなくゲートラインLgを形成することができる。
図5は、本発明の第3実施形態に係るアクティブマトリックス型表示装置における前記ドライバ回路14による240本のゲートラインLgの選択信号(走査信号)と、上下各480本のソースラインLdに出力される、表示すべき情報に従った映像信号と、からなるタイミングチャートを示す図である。なお、図中の参照符号は、前述した図2の説明通りである。
本第3実施形態においては、図5に示すように、ゲートドライバ14Gは、表示マトリックス部12の中心方向から上下方向に向かって走査させるようにしている(各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを駆動する)。
即ち、ゲートドライバ14Gは、まず、240個のゲート出力端子G1〜G240のうちの、最後のゲート出力端子G240の走査信号をハイベルとし、この1H期間に、該ゲート出力端子G240に電気的に接続された延伸する1本のゲートラインLgで構成される表示マトリックス部12の240行目(L240)と241行目(L241)の2行分を選択する。このとき、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の上側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の240行目(L240)の表示画素106に書き込むべき映像信号D240を印加し、また、これと同時に、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の下側480本のソースラインLdに、表示マトリックス部12の241行目(L241)の表示画素106に書き込むべき映像信号D241を印加する。
次の1H期間では、ゲートドライバ14Gは、ゲート出力端子G239の走査信号をハイベルとして、表示マトリックス部12の239行目(L239)と242行目(L242)とを構成するゲートラインLgを選択し、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の239行目(L239)の表示画素106に映像信号D239を印加し、また、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の242行目(L242)の表示画素106に映像信号D242を印加する。
そして、次の1H期間では、ゲートドライバ14Gは、ゲート出力端子G238の走査信号をハイベルとして、表示マトリックス部12の238行目(L238)と243行目(L243)を構成するゲートラインLgを選択し、上側ソースドライバ14SUは、上側ソース出力端子S1U〜S480Uより、表示マトリックス部12の238行目(L238)の表示画素106に映像信号D238を印加し、また、下側ソースドライバ14SLは、下側ソース出力端子S1L〜S480Lより、表示マトリックス部12の243行目(L243)の表示画素106に映像信号D243を印加する。
以下同様にして、1本のゲートラインLgの走査信号オンにより、表示マトリックス部12の上下で2行分の映像信号を書き込む。つまり、ゲートドライバ14Gは、上側の表示領域と下側の表示領域とで走査方向が逆になるように各ゲートラインLgを駆動すると共に、各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを駆動する。
このような第3実施形態によっても、前記第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、スイッチング素子は、TFTに限らず、ダイオード等でも良い。
また、表示マトリックス部12のゲートラインLg及びソースラインLdの数は、図1の例に限定されないことは勿論であり、そのライン数に応じて、ゲートドライバ14G、上側及び下側ソースドライバ14SU,14SLの出力端子数も変わることは言うまでもない。
また、前記第2及び第3実施形態では、前記ゲートドライバ14Gは、各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように各ゲートラインLgを駆動するものとしたが、逆に、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインLgを駆動するようにしても良い。
10…表示装置基板、 12…表示マトリックス部、 14…ドライバ回路、 14G…ゲートドライバ、 14SU…上側ソースドライバ、 14SL…下側ソースドライバ、 106…表示画素、 108…薄膜トランジスタ(TFT)、 110…画素電極、 112…対向電極、 114…画素容量、 116…補助容量、 Lg…ゲートライン、 Ld…ソースライン、 G1〜G240…ゲート出力端子、 S1U〜S480U…上側ソース出力端子、 S1L〜S480L…下側ソース出力端子。
Claims (11)
- 各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置であって、
前記一方の表示領域の画素電極と前記他方の表示領域の画素電極とに共通に接続されるゲートラインを備えたことを特徴とするアクティブマトリックス型表示装置。 - 各列に対応する画素電極が一方の表示領域と他方の表示領域で異なるソースラインに接続されているアクティブマトリックス型表示装置であって、
行毎に前記一方の表示領域の画素電極に接続される複数のゲートラインを備え、
前記各ゲートラインは、それぞれ、前記他方の表示領域における何れかの行に対応する画素電極に接続されていることを特徴とするアクティブマトリックス型表示装置。 - 前記各ゲートラインは、それぞれが交差することのないように前記一方及び前記他方の表示領域の画素電極に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のアクティブマトリックス型表示装置。
- 前記一方の表示領域で前段側から後段側に向かって順次配列されている前記各ゲートラインが、前記他方の表示領域では後段側から前段側に向かって順次配列されていることを特徴とする請求項2または3に記載のアクティブマトリックス型表示装置。
- 前記各ゲートラインは、表示領域の外側でコの字状に折り曲げられていることを特徴とする請求項4に記載のアクティブマトリックス型表示装置。
- 前記各ゲートラインは、前記一方の表示領域と前記他方の表示領域とで走査方向が逆になるように各画素電極に接続されていることを特徴とする請求項2から5の何れかに記載のアクティブマトリックス型表示装置。
- 前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、
前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置。 - 前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、
前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする請求項6に記載のアクティブマトリックス型表示装置。 - 前記各ゲートラインを駆動するゲートドライバを備え、
前記ゲートドライバは、前記一方の表示領域に関しては、前記複数のゲートラインのうちの1本おきの前記ゲートラインを駆動し、前記他方の表示領域に関しては、残りの1本おきの前記ゲートラインを駆動することを特徴とする請求項2から5の何れかに記載のアクティブマトリックス型表示装置。 - 前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次遠ざかっていくように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置。
- 前記ゲートドライバは、前記各表示領域での走査される画素電極の行が、順次近づいてくるように前記各ゲートラインを駆動することを特徴とする請求項9に記載のアクティブマトリックス型表示装置。
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WO2014010010A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-16 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 液晶パネルの駆動装置及び液晶パネルの駆動方法並びに液晶表示装置 |
WO2018000476A1 (zh) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 像素结构、制作方法及显示面板 |
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- 2008-01-10 JP JP2008003362A patent/JP2009168834A/ja not_active Withdrawn
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