JP2009168678A - 方位検出装置および方位検出プログラム - Google Patents

方位検出装置および方位検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動体の進行方位を簡易かつ高精度に検出すること。
【解決手段】第1の電子コンパス106aと第2の電子コンパス106bを装置本体に搭載する。外部の磁気源の影響が弱い場合には、両電子コンパスにより地磁気を正常に捉えることができるため、第1の方位角と第2の方位角との方位差はしきい値未満となる。一方、磁気源の影響が強い場合には、地磁気を正常に捉えることができないため、方位差がしきい値以上となる。したがって、磁気源の影響による電子コンパスの狂いを容易に検出することができる。また、このような狂いが生じた場合には、ジャイロセンサから得られる角度差を用いることで、今回の方位を予測することができる。単純に測定した磁束密度が地磁気の磁束密度より高い場合に電子コンパスの値を使用しない方式も考えられるが、地磁気より弱い磁束密度の磁気源であっても地磁気の方位誤差になることは否めない。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子コンパスを用いて当該電子コンパスを搭載する装置本体が指し示す方位角を検出する方位検出装置および方位検出プログラムに関する。
従来から、外部磁界による外乱が生ずると、移動体に搭載された地磁気センサは正確な方位を判定できなくなり、その外乱が非常に大きいと移動体に残留磁界が発生する。この現象は着磁と呼ばれ、着磁が発生すると残留磁界により地磁気の正確な方位判定が行えなくなり、ナビゲーションシステムの信頼性を低下させるという結果を招く。このため、着磁判定を簡易化した技術が開示されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開平5−79842号公報
しかしながら、上述した従来技術は、着磁による残留磁界による方位の誤判定を防止する技術であるため、残留磁界以外の外部の磁気源により地磁気センサが反応してしまう場合、当然この磁気源により地磁気を正常に捉えることができない。したがって、近くに磁気源が存在すると、移動体の方位を正確に得られないという問題があった。
また、ジャイロセンサから得られる角速度を用いて移動体の方位を取得することもできるが、ジャイロセンサにより移動体の方位を求める場合、得られる角速度の積分値を累積することとなり、誤差がどんどん累積され、移動体の方位を正確に得られないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、移動体の進行方位を簡易かつ高精度に検出することができる方位検出装置および方位検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この方位検出装置および方位検出プログラムは、地磁気に基づいて第1の検出信号を出力する第1の電子コンパスと、前記地磁気に基づいて第2の検出信号を出力する第2の電子コンパスと、を装置本体に備えており、前記第1の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第1の方位角を取得するとともに、前記第2の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第2の方位角を取得し、第1および第2の方位角の方位差を算出し、算出された方位差が所定のしきい値以上であるか否かを判断し、しきい値以上であると判断された場合、地磁気以外の磁気の影響を受けていることを示す出力を行うことを要件とする。
この方位検出装置および方位検出プログラムによれば、装置本体や装置本体を備える移動体以外の外部の磁気源(地磁気除く)の影響が弱い場合には、地磁気を正常に捉えることができるため、第1の方位角と第2の方位角との方位差はしきい値未満となる。一方、磁気源の影響が強い場合には、地磁気を正常に捉えることができないため、方位差がしきい値以上となる。したがって、磁気源の影響による電子コンパスの狂いを容易に検出することができる。
また、方位検出装置および方位検出プログラムにおいて、前記所定のしきい値以上でないと判断された場合、今回取得された第1および第2の方位角のうちいずれか一方の方位角を出力することとしてもよい。
この方位検出装置および方位検出プログラムによれば、電子コンパスによる正確な方位角を出力することができる。
また、方位検出装置および方位検出プログラムにおいて、前記装置本体に備えられ前記装置本体の水平方向の角速度を検出するジャイロセンサを備え、前記ジャイロセンサからの検出結果に基づいて、所定の水平成分の方向を基準とした前記装置本体の水平成分の角度を取得し、前記第1および第2の方位角の前回の取得時に取得された前記装置本体の角度と、前記第1および第2の方位角の今回の取得時に取得された前記装置本体の角度との角度差を算出し、今回の方位差が前記所定のしきい値以上であると判断された場合、前回出力された前記装置本体の方位角と算出された角度差とに基づいて、前記装置本体の今回の方位角を算出し、算出された前記装置本体の今回の方位角を出力することとしてもよい。
この方位検出装置および方位検出プログラムによれば、磁気源の影響が強いときにのみ、前回出力された方位角と、ジャイロセンサによる前回と今回の角度差と、により、装置本体の今回の方位角を算出する。ここで、前回出力された方位角は、磁気源の影響が弱いときの電子コンパスから得られた正常な方位角である。また、ジャイロセンサから得られる角度差を前回の角度と今回の角度で求めているため、ジャイロセンサによる誤差の累積を必要最小限にとどめている。したがって、磁気源の影響が強い地点であっても高精度な方位を得ることができる。
この方位検出装置および方位検出プログラムによれば、移動体の進行方位を簡易かつ高精度に検出することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この方位検出装置および方位検出プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、2つの電子コンパスを装置本体に搭載する。装置本体や装置本体を備える移動体以外の外部の磁気源(地磁気除く)の影響が弱い場合には、両電子コンパスにより地磁気を正常に捉えることができるため、第1の方位角と第2の方位角との方位差はしきい値未満となる。一方、磁気源の影響が強い場合には、地磁気を正常に捉えることができないため、方位差がしきい値以上となる。したがって、磁気源の影響による電子コンパスの狂いを容易に検出することができる。また、このような狂いが生じた場合には、ジャイロセンサから得られる角度差を用いることで、今回の方位を予測することができる。
(方位検出装置のハードウェア構成)
図1は、本実施の形態にかかる方位検出装置のハードウェア構成を示す説明図である。図1において、方位検出装置100は、CPU101とメモリ102と入力デバイス103とディスプレイ104と通信I/F105と第1の電子コンパス106aと第2の電子コンパス106bとジャイロセンサ107と加速度センサ108とGPS109(Global Positioning System)とがバス110により接続されている。
CPU101は、方位検出装置100の全体の制御を司る。メモリ102は、ROM,RAM,HD,光ディスク,フラッシュメモリなどから構成される。メモリ102はCPU101のワークエリアや各種データの保存領域として使用される。また、メモリ102には各種プログラムが格納されており、CPU101からの命令に応じてロードされる。
入力デバイス103は、キーボード、テンキー、方向キー、タッチパネル、マウスなどにより構成される。ディスプレイ104は、文字データや地図データ、現在位置、方位を表示する。通信I/F105は、外部とのデータの通信を制御する。たとえば、地図データを受信する。GPS109は、現在位置を検出する。
第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは、地磁気を検出し、地磁気に基づいて装置本体が指し示す方位角に関する検出信号をそれぞれ出力する。第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは、装置本体内において所定間隔離間して配置されている。第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは、それぞれ、X軸の地磁気センサ161a,161b、Y軸の地磁気センサ162a,162b、および制御IC163a,163bを備えている。
ここで、X軸およびY軸は、水平面を構成する2軸である。第1の電子コンパス106aにおいて、X軸の地磁気センサ161aとY軸の地磁気センサ162aは直交するように配置されている。第2の電子コンパス106bにおいて、X軸の地磁気センサ161bとY軸の地磁気センサ162bは直交するように配置されている。
第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは、同一姿勢で設置されているのが好ましい。すなわち、両X軸の地磁気センサ161a,161bは平行に備えられ、両Y軸の地磁気センサ162a,162bも平行に備えられている。こうすることで、磁気源がない場合には、地磁気を正常に捉えることができるため、第1の電子コンパス106aから得られる値と第2の電子コンパス106bから得られる値が同一となる。
また、同一姿勢ではなくても、(1)製造時に大体同じ姿勢で装着しておき、(2)方位検出装置100を360度回転させ、(3)第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bの値を取得する。(4)そして、取得した値を個別に補正する。具体的には、最大値と最小値の差の一番大きい幅を360で割って求め、差の半分が180になるようにオフセット値を求める。(5)最後に、(4)で補正したそれぞれの値を比較し、同じになるようオフセット値を決める。こうすることで、磁気源がない場合には、地磁気を正常に捉えることができるため、第1の電子コンパス106aから得られる値と第2の電子コンパス106bから得られる値が同一となる。
本実施の形態では、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bはX軸およびY軸の2軸でとしたが、鉛直方向であるZ軸を含む3軸であってもよい。なお、地磁気センサとしては、MI素子、ホール素子、フラックスゲートセンサ、GMR素子などを採用することができるが、素子感度や反応速度の面からMI素子を採用するのが好ましい。また、MI素子から得られる方位角度の精度は制御IC内のAD変換器のビットレートにより決まる。現状、16ビットのAD変換器が使われているため、最小分解能が360度/256度であるが、32ビットであれば360度/65536となる。
また、ジャイロセンサ107は、装置本体に備えられ、装置本体の水平方向の角速度を検出する。ジャイロセンサ107としては、リングレーザージャイロや振動ジャイロが採用可能であるが、振動ジャイロの方が低廉、小型軽量かつ低消費電力の面で好ましい。本実施の形態では、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは2軸であるため、ジャイロセンサ107もX軸およびY軸の2軸である。
第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bが3軸である場合には、ジャイロセンサ107も3軸とする。ジャイロセンサ107による角速度の計測タイミングは、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bからの検出信号の出力タイミングと同期するように設定するのが好ましい。
いずれの場合であっても、Z軸は、XY平面が水平でない場合に補正するための軸であるため、第1の電子コンパス106a、第2の電子コンパス106bおよびジャイロセンサ107は、少なくとも、X軸およびY軸の2軸で構成されていればよい。また、加速度センサ108は、装置本体の加速度を検出する。検出加速度を2回積分することで装置本体の移動距離を算出することができる。GPS109は、装置本体の現在位置を検出する。
図2は、建物内部の通路を示す平面図である。建物200内部において、符号201は通路、符号202は磁気源、符号203で示された一点鎖線の領域は、磁気源による影響を受ける領域である。
方位検出装置100を携行しているユーザが、入口である地点P0から、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12の順に移動することとする。建物200内部ではGPS109での現在位置は検出されない。地点P0〜P8までの区間では、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bにより正常に地磁気を捉えることができる。一方、領域203内となる地点P9〜P11の区間では、磁気源202に引きずられて第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bは正常に地磁気を捉えることができず、得られる方位角の方位差が大きくなる。
そのため、地点P9〜P11の区間では、正常に地磁気を捉えることができた直前の位置(ここでは、地点P8)での第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bの値を、一時的にジャイロセンサ107から得られる地点P8〜P11での装置本体の角度で補正することで、地点P9〜P11での装置本体の方位角を検出する。地点P12にまで移動すると、領域203外となるため、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bにより正常に地磁気を捉えることができる。
図3は、図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その1)である。この図3で示した例では、図2の地点P8が現在位置である。第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bから得られる値は、北(磁北)を基準とした方位角であるが、ジャイロセンサ107から得られる角度は、GPS109が受からなくなったときの方位検出装置100が指し示す方向が基準となる。図2の例では、地点P0においてGPS109が受からなくなっているため、西(W)が基準となる。すなわち、西を向いている場合には0度となる。
図3において、i(i=0,1,2,…)は地点をあらわす添え字である。方位角caは第1の電子コンパス106aの検出信号から得られる方位検出装置100が指し示す方位角である。フラグfは、正常に地磁気を捉えることができなくなった場合に参照すべき方位角caを特定するためのフラグである。フラグfの値が“0”では参照されず、“1”の場合に参照される。フラグfの設定については後述する。図2の例では地点P8における方位角caのフラグfの値が“0”から“1”に変わる(図3では“0”のまま)。
方位角cbは第2の電子コンパス106bの検出信号から得られる方位検出装置100が指し示す方位角である。計測角度θiは、ジャイロセンサ107から出力された角速度から得られる方位検出装置100の水平成分の角度である。角度差dθは、今回の計測角度θから前回の計測角度θi−1を差し引いた値である。図3において、すべて“−”となっているのは、正常に地磁気を捉えることができており、方位角caをそのまま利用すればよいため、計算する必要がないからである。
累積角度Θは、これまでの計測角度の積算値である。実際には累積角度Θを算出する必要はないが、ここでは、ジャイロセンサ107の誤差伝播がどのくらいあるかを表現するために図示している。出力方位角cは、最終的に出力される方位角である。ここでは、地磁気が正常に捉えられている場合には、方位角caをそのまま出力方位角cとしている。なお、図3の例では、地点P0〜P4までは方位角caと方位角cbは同一の値であるが、地点P5〜P8では、徐々に磁気源202に接近しているため、方位角caと方位角cbは異なってくる。
図4は、図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その2)である。この図4で示した例では、図2の地点P10が現在位置である。地点P9およびP10は領域203内であるため、磁気源202の影響を受ける。すなわち、方位角caと方位角cbとの方位差Δcが所定のしきい値C以上となる。
このしきい値Cは、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bの分解能や設置間隔に応じて設定される。ここでは、C=3とする。地点P9での方位差ΔcはΔc=3であり、しきい値C以上となる。しきい値C未満の状態からしきい値C以上の状態に遷移することにより、前回のフラグfi−1の値を“0”から“1”にする。ここでは、地点P9においてしきい値C以上に状態遷移したため、地点P8におけるフラグfの値を"0"から"1"にする。
また、地点P9ではしきい値C以上であるため、角度差dθを算出する。具体的には、地点P9の計測角度θ(=0)から地点P8の計測角度θ(=0)を差し引くことで、角度差dθ(=0)を算出する。したがって、地点P9での出力方位角cは、フラグfの値が“1”である方位角caの値と角度差dθとの合計値である。
地点P10も同様に、しきい値C以上となるため、角度差dθを算出する。具体的には、地点P10の計測角度θ10(=−89)から地点P9の計測角度θ(=0)を差し引くことで、角度差dθ10(=−89)を算出する。したがって、地点P10での出力方位角c10は、フラグfの値が“1”である方位角caの値と角度差dθと角度差dθ10の合計値である。
ここで、累積角度Θiに注目すると、地点P0からジャイロセンサ107のみにより方位を検出する場合、地点P0での基準角度が0であるが、西を向いているため方位角であらわすと270度である。この270度に累積角度Θ=2を加算すると272度となる。したがって、地点P0からジャイロセンサ107のみにより方位を検出するよりも、高精度に方位を検出することができる。
図5は、図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その3)である。この図5で示した例では、図2の地点P12が現在位置である。地点P12は領域203外であるため、磁気源202の影響を受けず、方位角caと方位角cbとの方位差Δcがしきい値C未満となる。すなわち、方位角ca12と方位角cb12との方位差Δc12=0であるため、しきい値C未満となる。したがって、角度差dθ12を算出せず、方位角ca12がそのまま出力方位角c12となる。
このように、しきい値C以上の状態からしきい値C未満の状態に遷移することにより、値が“1”であるフラグfの値を“1”から“0”にする。ここでは、地点P12においてしきい値C未満に状態遷移したため、値が“1”である地点P8におけるフラグfの値を"1"から"0"にする。
このように、しきい値C未満に遷移した場合にフラグをリセットすることで、参照先となる方位角caを、正常に地磁気を捉えることができた直前の方位角とすることができる。これにより、ジャイロセンサ107から得られる角度差を必要最小限にとどめることができ、ジャイロセンサ107による誤差伝播の影響を抑えることができる。
(方位検出装置100の機能的構成)
図6は、方位検出装置100の機能的構成を示すブロック図である。図6において、方位検出装置100は、方位角取得部601と、方位差算出部602と、判断部603と、検出部604と、角度取得部605と、角度差算出部606と、方位角算出部607と、現在位置特定部608と、出力部609と、から構成されている。
方位角取得部601は、第1の電子コンパス106aから出力される検出信号に基づいて、装置本体が指し示す方位角caを取得する機能と、第2の電子コンパス106bから出力される検出信号に基づいて、装置本体が指し示す方位角cbを取得する機能とを有する。第1の電子コンパス106aからは、X軸の地磁気センサからの電気信号とY軸の地磁気センサからの電気信号が信号処理されて検出信号として出力される。
このX軸およびY軸の検出信号の値のarctanを取ることで、方位角caを算出することができる。第2の電子コンパス106bも同様の手法により、方位角cbを算出する。方位角取得部601は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
方位差算出部602は、方位角caと方位角cbとの方位差Δcを算出する機能を有する。具体的には、Δc=ca−cbを計算する。方位差算出部602は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
判断部603は、方位差Δcが所定のしきい値C以上であるか否かを判断する機能を有する。しきい値C以上である場合、磁気源202により第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bが正常に地磁気をとらえていないこととなる。一方、しきい値C未満である場合、磁気源202により第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bが正常に地磁気をとらえていることとなる。
上述したように、しきい値Cは、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bの分解能や設置間隔に応じて設定される。判断部603は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
検出部604は、装置本体の現在位置を検出する機能を有する。検出された現在位置を示す座標値は現在位置特定部608に送られる。検出部604は、図1に示したGPS109によりその機能を実現する。
角度取得部605は、ジャイロセンサ107からの検出結果に基づいて、所定の水平成分の方向を基準とした装置本体の水平成分の角度θを取得する機能を有する。具体的には、たとえば、検出部604によって現在位置が検出されなくなった場合、ジャイロセンサ107に計測を開始させ、得られた角速度を積分することで、現在位置が検出されなくなる直前の水平成分の方向を基準とした装置本体の水平成分の角度θを取得する。
図2の例では、地点P0における西(W)の方向が基準方向となり、その方向での角度を0度とする。角度取得部605は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
角度差算出部606は、方位角cai−1,cbi−1の取得時に取得された装置本体の角度θi−1と、方位角ca,cbの取得時に取得された装置本体の角度θとの角度差dθを算出する機能を有する。具体的には、dθ=θ−θi−1を計算する。角度差算出部606は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
方位角算出部607は、判断部603によって今回の方位差Δcが所定のしきい値C以上であると判断された場合、前回出力された装置本体の方位角ci−1と角度差算出部606によって算出された角度差dθとに基づいて、装置本体の今回の方位角cを算出する機能を有する。具体的には、c=ci−1+dθを計算する。角度差算出部606は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
現在位置特定部608は、装置本体の現在位置を特定する機能を有する。具体的には、検出部604によって現在位置が検出された場合には、そのまま現在位置として特定する。また、検出されなかった場合には、加速度センサ108から得られる加速度の2回積分の値と角度取得部605から得られる各地点での角度θとにより、現在位置を特定する。
具体的には、図2を例に挙げると、地点P0を基準とすると、加速度センサ108から得られる加速度の2回積分の値により移動距離が得られるため、地点P0における基準方向(西向き)と角度θにより次の地点P1を特定することができる。他の地点P2〜P12も同様である。現在位置特定部608は、図1に示したメモリ102に記憶されているプログラムをCPU101に実行させることによりその機能を実現する。
出力部609は、出力方位角cを出力する機能を有する。具体的には、判断部603によりしきい値C未満であると判断された場合、今回の方位角caを出力方位角cとして出力する。一方、しきい値C以上であると判断された場合、方位角算出部607で算出された出力方位角cを出力する。また、出力に際して、現在位置特定部608により特定された現在位置をあわせて出力することとしてもよい。
また、地図データを取得しておき、ディスプレイ104上に地図データと現在位置を表示させ、現在位置を示すアイコンに出力方位角cを示す矢印を表示させることとしてもよい。また、これらの情報を通信I/F105で外部の装置に送信したり、音声出力や印刷出力することとしてもよい。出力部609は、ディスプレイ104や通信I/F105などによりその機能を実現する。
(方位角検出処理手順)
図7〜図9は、方位角検出処理手順を示すフローチャートである。図7は、GPS109により現在位置が検出されている状態でのフローチャートである。したがって、第1の電子コンパス106aおよび第2の電子コンパス106bでの方位検出処理となる。
まず、検出部604(GPS109)により現在位置が検出されているか否かを判断する(ステップS701)。検出されている場合(ステップS701:Yes)、方位角取得部601により第1の電子コンパス106aによる方位角caおよび第2の電子コンパス106bによる方位角cbを取得する(ステップS702)。そして、取得された方位角ca,cbをメモリ102に保存する(ステップS703)。このあと、出力部609により方位角出力処理を実行して(ステップS704)、ステップS701に戻る。一方、ステップS701において、検出されていない場合(ステップS701:No)、図8のステップS801に移行する。
図8のフローチャートは、ジャイロセンサ107が動作中のフローチャートである。ジャイロセンサ107は、検出部604(GPS109)により現在位置が検出されなくなってから次に検出されるまでの間動作する。
まず、現在位置が検出されなくなると(ステップS701:No)、ジャイロセンサ107による計測を開始する(ステップS801)。つぎに、方位角取得部601により第1の電子コンパス106aによる方位角caおよび第2の電子コンパス106bによる方位角cbを取得するとともに、角度取得部605により角度θを取得する(ステップS802)。そして、取得された方位角ca,cbおよび角度θをメモリ102に保存する(ステップS803)。
このあと、方位差算出部602により、方位差Δcを算出する(ステップS804)。そして、判断部603により、方位差Δcがしきい値C以上であるか否かを判断する(ステップS805)。方位差Δcがしきい値C以上でない場合(ステップS805:No)、現在位置特定部608により現在位置を特定する(ステップS806)。そして、出力部609により方位出力処理をおこない(ステップS807)、値が“1”であるフラグのリセットをおこなう(ステップS808)。
このあと、検出部604(GPS109)により現在位置が検出されたか否かを判断し(ステップS809)、検出されていない場合(ステップS809:No)、ステップS802に戻る。一方、検出された場合(ステップS809:Yes)、ジャイロセンサ107の計測を停止して(ステップS810)、ステップS702に戻る。このように、ジャイロセンサ107の動作を制限することで省電力化を図ることができる。また、ステップS805において、方位差Δcがしきい値C以上であると判断された場合(ステップS805:Yes)、ステップS901に移行する。
図9のフローチャートは、ジャイロセンサ107から得られる角度θを用いて出力方位角cを求めるフローチャートである。図8において、方位差Δcがしきい値C以上であると判断された場合(ステップS805:Yes)、角度差dθを算出する(ステップS901)。つぎに、値が“1”のフラグがテーブルにあるか否かを判断する(ステップS902)。
値が“1”のフラグがテーブルにある場合(ステップS902:Yes)、ステップS904に移行する。一方、ない場合(ステップS902:No)、第1の電子コンパス106aの前回の方位角cai−1のフラグfi−1の値を“0”→“1”に設定して(ステップS903)、ステップS904に移行する。ステップS904では、前回の出力方位角ci−1に、ステップS901で算出された角度差dθを加算することで、今回の出力方位角cを算出する(ステップS904)。そして、現在位置特定部608により現在位置を特定して(ステップS905)、出力部609により方位出力処理をおこなう(ステップS906)。このあと、ステップS809に移行する。
なお、上述したフローチャートでは、GPS109により現在位置が検出されなくなった場合に、図8および図9に示した処理を実行することとしたが、GPS109による検出にかかわらず、ジャイロセンサ107に計測させておき、図8および図9の処理を実行させることとしてもよい。
本実施の形態によれば、装置本体や装置本体を備える移動体以外の外部の磁気源202(地磁気除く)の影響が弱い場合には、地磁気を正常に捉えることができるため、方位角caと方位角cbとの方位差Δcはしきい値C未満となる。一方、磁気源202の影響が強い場合には、地磁気を正常に捉えることができないため、方位差Δcがしきい値C以上となる。したがって、磁気源202の影響による電子コンパスの狂いを容易に検出することができる。
また、磁気源202の影響が強いときにのみ、前回の出力方位角ci−1とジャイロセンサ107による前回と今回の角度差dθとにより、装置本体の今回の出力方位角cを算出する。ここで、前回の出力方位角ci−1は、磁気源202の影響が弱いときの電子コンパスから得られた正常な方位角である。また、ジャイロセンサ107から得られる角度差dθを前回の角度と今回の角度で求めているため、ジャイロセンサ107による誤差の累積を必要最小限にとどめている。
したがって、磁気源202の影響が強い地点であっても高精度な方位を得ることができる。以上のことから、本実施の形態によれば、移動体の進行方位を簡易かつ高精度に検出することができる。
なお、本実施の形態で説明した方位検出方法は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な媒体であってもよい。
また、本実施の形態で説明した方位検出装置100は、スタンダードセルやストラクチャードASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けIC(以下、単に「ASIC」と称す。)やFPGAなどのPLD(Programmable Logic Device)によっても実現することができる。具体的には、たとえば、上述した方位検出装置100の機能をHDL記述によって機能定義し、そのHDL記述を論理合成してASICやPLDに与えることにより、方位検出装置100を製造することができる。
本実施の形態にかかる方位検出装置のハードウェア構成を示す説明図である。 建物内部の通路を示す平面図である。 図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その1)である。 図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その2)である。 図2で示した地点ごとに得られた値を示すテーブルの記憶内容を示す説明図(その3)である。 方位検出装置の機能的構成を示すブロック図である。 方位角検出処理手順を示すフローチャート(その1)である。 方位角検出処理手順を示すフローチャート(その2)である。 方位角検出処理手順を示すフローチャート(その3)である。
符号の説明
100 方位検出装置
106a 第1の電子コンパス
106b 第2の電子コンパス
107 ジャイロセンサ
202 磁気源
601 方位角取得部
602 方位差算出部
603 判断部
604 検出部
605 角度取得部
606 角度差算出部
607 方位角算出部
608 現在位置特定部
609 出力部

Claims (6)

  1. 装置本体に備えられ地磁気に基づいて第1の検出信号を出力する第1の電子コンパスと、
    前記装置本体に備えられ前記地磁気に基づいて第2の検出信号を出力する第2の電子コンパスと、
    前記第1の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第1の方位角を取得するとともに、前記第2の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第2の方位角を取得する方位角取得手段と、
    前記方位角取得手段によって取得された第1および第2の方位角の方位差を算出する方位差算出手段と、
    前記方位差算出手段によって算出された方位差が所定のしきい値以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によってしきい値以上であると判断された場合、地磁気以外の磁気の影響を受けていることを示す出力を行う出力手段と、
    を備えることを特徴とする方位検出装置。
  2. 前記出力手段は、
    前記判断手段によって前記所定のしきい値以上でないと判断された場合、今回取得された第1および第2の方位角のうちいずれか一方の方位角も出力することを特徴とする請求項1に記載の方位検出装置。
  3. 前記装置本体に備えられ前記装置本体の水平方向の角速度を検出するジャイロセンサと、
    前記ジャイロセンサからの検出結果に基づいて、所定の水平成分の方向を基準とした前記装置本体の水平成分の角度を取得する角度取得手段と、
    前記第1および第2の方位角の前回の取得時に前記角度取得手段によって取得された前記装置本体の角度と、前記第1および第2の方位角の今回の取得時に取得された前記装置本体の角度との角度差を算出する角度差算出手段と、
    前記判断手段によって今回の方位差が前記所定のしきい値以上であると判断された場合、前記出力手段によって前回出力された前記装置本体の方位角と前記角度差算出手段によって算出された角度差とに基づいて、前記装置本体の今回の方位角を算出する方位角算出手段と、を備え、
    前記出力手段は、
    前記方位角算出手段によって算出された前記装置本体の今回の方位角を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の方位検出装置。
  4. 前記ジャイロセンサは、振動ジャイロであることを特徴とする請求項3に記載の方位検出装置。
  5. 前記第1の電子コンパスおよび前記第2の電子コンパスは、地磁気センサとしてMI素子を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の方位検出装置。
  6. 装置本体に備えられ地磁気に基づいて第1の検出信号を出力する第1の電子コンパスおよび前記装置本体に備えられ前記地磁気に基づいて第2の検出信号を出力する第2の電子コンパスを備えるコンピュータを、
    前記第1の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第1の方位角を取得するとともに、前記第2の検出信号に基づいて前記装置本体が指し示す第2の方位角を取得する方位角取得手段、
    前記方位角取得手段によって取得された第1および第2の方位角の方位差を算出する方位差算出手段、
    前記方位差算出手段によって算出された方位差が所定のしきい値以上であるか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段によってしきい値以上であると判断された場合、地磁気以外の磁気の影響を受けていることを示す出力を行う出力手段、
    として機能させることを特徴とする方位検出プログラム。
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