JP2009168263A

JP2009168263A - 多室型空気調和システム

Info

Publication number: JP2009168263A
Application number: JP2008003994A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Akiyama; 淳秋山
Original assignee: Panasonic Corp
Current assignee: Panasonic Corp
Priority date: 2008-01-11
Filing date: 2008-01-11
Publication date: 2009-07-30

Abstract

【課題】専用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムのウィンタータイム時間対応ができるようにする。
【解決手段】ウィンタータイムシフト手段９（９Ａ、・・・、９ｎ）が、室外機２から受信したウィンタータイム設定情報によりタイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）内のタイマー設定を所定時間遅らせるものである。これによって、室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）のウィンタータイム時間対応に、専用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムのウィンタータイム時間対応ができる。
【選択図】図１

Description

本発明は多室型空気調和システムに関するものである。

従来、この種の空気調和システムでは、例えば図４に記載された空気調和システムがあった（例えば、特許文献１参照）。

図４において、各種制御信号を送受信する通信手段１０６と、内部時計１０７と、制御部１０８と、タイマー設定手段１０９を備えた室内機１０２と、室外機１０３と、ウィンタータイム設定機能１０５を備えた専用コントローラ１０４を具備した空気調和システム１０１であって、専用コントローラ１０４からウィンタータイム設定を通信手段１０６が受信すると、内部時計１０７を１時間遅らせていた。
特開２００２−１２２３４１号公報

しかしながら、前記従来の構成では、専用コントローラ１０４からウィンタータイム設定を行っていた。このためウィンタータイム時間に対応するためには、専用コントローラの設置が必要であり、高額な費用が発生してしまう課題を有していた。

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、室内機内に構成されるウィンタータイムシフト手段が室外機のウィンタータイム設定スイッチ状態によりタイマー設定記憶部内のタイマー設定を所定時間遅らせることで、専用のコントローラが不要で、安価に空気調和機のウィンタータイム時間対応ができる多室型空気調和システムを提供することを目的とする。

前記従来の課題を解決するために、本発明の多室型空気調和システムは、通信手段とタイマー設定記憶部と内部時計と制御部とウィンタータイムシフト手段とを備えた室内機と、タイマー設定機能を備えたリモコンと、ウィンタータイム設定スイッチを備えた室外機を具備した多室型空気調和システムであって、前記ウィンタータイムシフト手段が室外機の前記ウィンタータイム設定スイッチ状態により前記タイマー設定記憶部内のタイマー設定を所定時間遅らせるものである。

これによって、空気調和機のウィンタータイム時間対応に、専用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムを構成することができる。

本発明の多室型空気調和システムは、空気調和機のウィンタータイム時間対応に、専用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムを構成することができる。

第１の発明は、通信手段と、タイマー設定記憶部と、内部時計と、制御部と、ウィンタータイムシフト手段とを備えた室内機と、タイマー設定機能を備えたリモコンと、ウィンタータイム設定スイッチを備えた室外機を具備した多室型空気調和システムであって、ウィンタータイムシフト手段が室外機のウィンタータイム設定スイッチ状態によりタイマー設定記憶部内のタイマー設定を所定時間遅らせるもので、この構成をなすことにより、専
用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムのウィンタータイム時間対応ができる。

第２の発明は、室内機内にウィンタータイム表示部を設け、特に、第１の発明のウィンタータイム時間対応中をウィンタータイム表示部にてユーザーに通知するもので、この構成をなすことにより、専用のコントローラが設置されていない部屋においても、ユーザーがウィンタータイム時間対応中を容易に認識することができる。

第３の発明は、室内機内に音声出力手段を設け、特に、第１の発明のウィンタータイム時間対応中をウィンタータイム表示部にてユーザーに音声案内するもので、この構成をなすことにより、専用のコントローラが設置されていない部屋においても、ユーザーがウィンタータイム時間対応中を容易に認識することができる。

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

（実施の形態１）
図１は、本発明の第１の実施の形態における多室型空気調和システム１のブロック図を示すものである。

図１において、多室型空気調和システム１は、通信手段５（５Ａ、・・・、５ｎ）とタイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）と内部時計７（７Ａ、・・・、７ｎ）と制御部８（８Ａ、・・・、８ｎ）とウィンタータイムシフト手段９（９Ａ、・・・、９ｎ）とを備えた室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）と、タイマー設定機能１１（１１Ａ、・・・、１１ｎ）を備えたリモコン１０（１０Ａ、・・・、１０ｎ）と、ウィンタータイム設定スイッチ３を備えた室外機２とから構成される。以上のように構成された多室形空気調和システムにおいて、以下その動作、作用を説明する。

ウィンタータイム設定スイッチ３は、室外機２内に備えられ、ウィンタータイム情報（ウィンタータイム許可、ウィンタータイム禁止）を室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）に送信する。

通信手段５（５Ａ、・・・、５ｎ）は、室外機２及びリモコン１０（１０Ａ、・・・、１０ｎ）と各種制御信号（運転ＯＮ、運転ＯＦＦ、タイマー設定等）を送受信する。

タイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）は、通信手段５（５Ａ、・・・、５ｎ）でリモコン１０（１０Ａ、・・・、１０ｎ）から受信したタイマー設定情報（９：００に運転ＯＮ、１７：００に運転ＯＦＦ等）を記憶する。

制御部８（８Ａ、・・・、８ｎ）は、内部時計７（７Ａ、・・・、７ｎ）とタイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）の時間情報を比較し室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）を運転制御する。

ウィンタータイムシフト手段９（９Ａ、・・・、９ｎ）は、タイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）の時間情報を所定時間（１時間、２時間等）遅らせる。

タイマー設定機能１１（１１Ａ、・・・、１１ｎ）は、リモコン１０（１０Ａ、・・・、１０ｎ）内に備えられ、タイマー設定情報（９：００に運転ＯＮ、１７：００に運転ＯＦＦ等）を室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）に送信する。

以上のように構成された多室型空気調和システム１は、ウィンタータイムシフト手段９（９Ａ、・・・、９ｎ）が、室外機２のウィンタータイム設定スイッチ３の状態によりタイマー設定記憶部６（６Ａ、・・・、６ｎ）内のタイマー設定を所定時間（１時間、２時間等）遅らせるものである。

したがって、室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）のウィンタータイム時間対応に、専用のコントローラが不要で、安価に多室型空気調和システムを構成することができる。

また、複数の空気調和機のウィンタータイム時間対応を容易に行うことができ、ウィンタータイム設定にかかる作業時間を低減することができる。

（実施の形態２）
図２は、本発明の実施の形態２における多室型空気調和システム１のブロック図を示すものである。図２において、実施の形態１で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。

ウィンタータイム表示部１２（１２Ａ、・・・、１２ｎ）は、室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）内に備えられ、ウィンタータイム設定状態を表示（本体ＬＥＤ点灯等）する。

以上のように構成された多室型空気調和システム１は、ウィンタータイム時間対応中をウィンタータイム表示部１２（１２Ａ、・・・、１２ｎ）にてユーザーに通知するものである。

したがって、専用のコントローラが設置されていない部屋においても、ユーザーがウィンタータイム時間対応中を容易に認識することができる。

（実施の形態３）
図３は、本発明の実施の形態３における多室型空気調和システム１のブロック図を示すものである。図３において、実施の形態１で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。

音声出力手段１３（１３Ａ、・・・、１３ｎ）は、室内機４（４Ａ、・・・、４ｎ）内に備えられ、ウィンタータイム設定状態（ウィンタータイム時間対応中です。等）を音声で出力する。

以上のように構成された多室型空気調和システム１は、ウィンタータイム時間対応中を音声出力手段１３（１３Ａ、・・・、１３ｎ）で音声出力するものである。
したがって、専用のコントローラが設置されていない部屋においても、ユーザーがウィンタータイム時間対応中を容易に認識することができる。

以上のように、本発明の多室型空気調和システムは、ウィンタータイムシフト手段が室外機のウィンタータイム設定スイッチ状態によりタイマー設定記憶部内のタイマー設定を所定時間遅らせることで、専用のコントローラが不要で、安価に空気調和機のウィンタータイム時間対応ができるので、給湯器等の設置型システム機器のウィンタータイム時間対応にも適用できる。

本発明の実施の形態１における多室型空気調和システムのブロック図本発明の実施の形態２における多室型空気調和システムのブロック図本発明の実施の形態３における多室型空気調和システムのブロック図従来の空気調和システムのブロック図

符号の説明

１多室型空気調和システム
２室外機
３ウィンタータイム設定スイッチ
４室内機
５通信手段
６タイマー設定記憶部
７内部時計
８制御部
９ウィンタータイムシフト手段
１０リモコン
１１タイマー設定機能
１２ウィンタータイム表示部
１３音声出力手段

Claims

通信手段とタイマー設定記憶部と内部時計と制御部とウィンタータイムシフト手段とを備えた室内機と、タイマー設定機能を備えたリモコンと、ウィンタータイム設定スイッチを備えた室外機を具備した多室型空気調和システムであって、前記ウィンタータイムシフト手段が前記ウィンタータイム設定スイッチの状態により前記タイマー設定記憶部内のタイマー設定を所定時間遅らせることを特徴とする多室型空気調和システム。
ウィンタータイム表示部は、室内機内に構成され、前記ウィンタータイム表示部がウィンタータイム設定中をユーザーに通知することを特徴とする、請求項１記載の多室型空気調和システム。
音声出力手段は、室内機内に構成され、前記音声出力手段がウィンタータイム設定中をユーザーに音声案内することを特徴とする、請求項１または２のいずれか1項に記載の多室型空気調和システム。