JP2009167645A - 駐車支援システム及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車スペースへの駐車支援を良好に行うことができる駐車支援システム及びそれを備えた建物を提供する。
【解決手段】建物10には建物10と一体に構築された車庫11が備えられており、車庫11は車両12の駐車が可能な駐車スペースを有している。車庫11には撮像装置21及びコントローラ31が設けられている。撮像装置21は、車庫11内の駐車スペースを撮像可能なように設けられている。コントローラ31は撮像装置21により撮像された画像から標準画像の情報を記憶するとともに、車両12の駐車動作が行われる場合に撮像装置21により撮像された実画像の情報と標準画像の情報とを比較する。そして、コントローラ31は、その比較結果に基づいて車両12の運転者に対して駐車支援を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車スペースに駐車する際において車両の運転を支援するための駐車支援システム及びそれを備えた建物に関するものである。
一般的に、建物には、自動車等の車両を格納するための車庫が当該建物から独立して、又は当該建物の一部を利用して設けられている。このような車庫においては、車両が入庫する場合に、運転者の運転技術の未熟さや不注意に起因する操作ミス等により、所望する駐車位置からずれた状態で駐車されてしまうことがある。また、その位置ずれが大きくなると、車庫の内壁に車両のボディを接触させたりして車両を傷つけてしまう。
そこで、このような事態を回避するため、例えば特許文献1では車両に自車両の周囲を監視するための車載監視装置を備えた構成が開示されている。この場合、車載監視装置からの情報に基づいて車両周辺の物体の位置と自車両の位置に関するデータを抽出し、その抽出したデータから物体と自車両との位置関係が車両内の画像表示装置において合成画像で表示される。本構成によれば、運転者は画像表示装置にて表示されている合成画像を視認することで、自車両に対する物体の位置と物体までの距離を認識することができる。
特開平7−229961号公報
しかしながら、上記のように車載監視装置を用いて物体と自車両との位置関係のみを表示する構成においては、運転者がその表示を見て、自車両が物体に接触してしまうか否かを判断する必要が生じる。また、上記構成においては、物体と自車両との位置関係を表示することができるものの、駐車スペースによっては当該表示を視認したとしても運転者は所望する駐車位置に対する自車両のずれを認識することができない。
なお、車両に対する駐車支援は、車庫といった屋内の駐車スペースに対してだけでなく、屋外の駐車スペースにおいても行われることが望ましく、この場合においても上記特許文献1の構成では同様の問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、駐車スペースへの駐車支援を良好に行うことができる駐車支援システム及びそれを備えた建物を提供することを目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明の駐車支援システムでは、駐車スペースに対して車両の駐車をするのにあたり前記車両の運転を支援する駐車支援システムであって、前記駐車スペースを撮像可能な撮像装置と、駐車支援を行う上で基準となる前記駐車スペースの状態又は前記駐車スペースに駐車している車両の状態に対応した基準情報を記憶する記憶手段と、前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記基準情報と比較するとともに、その比較結果に応じた駐車動作を前記車両に行わせるための処理を実行する制御手段と、を備えている。
本構成によれば、撮像装置による撮像結果のみが車両の運転者に対して提供されるのではなく、撮像装置が撮像した撮像画像の情報と基準情報との比較結果に応じた駐車動作を車両に行わせるための駐車支援を運転者に対して提供することが可能となる。つまり、撮像装置による撮像結果のみが車両の運転者に対して提供される構成においては、例えば、自車両が障害物などに接触するか否かの判断や、所望の駐車位置へ向かっているか否かの判断を撮像装置の撮像結果を見て行う必要があったが、本構成ではその判断を駐車支援システムにおいて行い、その判断結果の情報などを運転者に提供することが可能となる。
第2の発明の駐車支援システムでは、前記基準情報は、前記撮像装置により撮像された撮像画像の情報又は撮像画像に基づいて取得された情報である。この場合、制御手段における比較対象が撮像装置により撮像された撮像画像の情報に統一されるため、比較に際しては統一された情報が相互に比較されることとなり、統一されていない情報を比較する構成に比べ、比較処理を良好に行うことができる。また、撮像装置により撮像された撮像画像の情報を基準情報とすることで、基準情報を駐車支援システムのユーザにとって所望のタイミングで変更可能な構成とすることも可能である。
なお、第2の発明において、前記基準情報を、都度の駐車動作以前に前記撮像装置により撮像された車両駐車の状態における撮像画像の情報又は当該撮像画像に基づいて取得された情報としてもよい。
第3の発明の駐車支援システムでは、前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されている。この場合、撮像装置の撮像範囲には、駐車スペース内の車両だけでなく、駐車スペースの外側において当該駐車スペースへ進入しようとしている車両も含めることが可能となる。これにより、駐車スペースの内側用及び駐車スペースの外側用といったように複数箇所に撮像装置を配置したり、撮像装置を可動式にしたりしなくても、車両が駐車スペースの外側にある状況から駐車支援を開始することが可能となる。
なお、第3の発明を、駐車スペースを有する建物に対して適用してもよい。つまり、本駐車支援システムは駐車スペースを有する車庫を備え又は駐車スペースを有する車庫からなる建物に適用されるものであり、前記撮像装置は、前記車庫内において被写体からの光を集光させる撮像部を前記車庫の車両出入口側に向けて配置されている。
第4の発明の駐車支援システムでは、前記記憶手段は、前記基準情報として、前記駐車スペースにおける前記車両の駐車位置として基準となる基準駐車位置に対応した位置誘導用情報を記憶し、前記制御手段は、車両の駐車動作時に前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記位置誘導用情報と比較することで、駐車動作を行っている車両の前記基準駐車位置に対する相対位置を特定する相対位置特定手段を備えている。この場合、基準駐車位置に対する相対位置が駐車支援システム側において特定されるため、基準駐車位置に向けて誘導するように運転者に対して駐車支援を行うことが可能となる。
なお、「相対位置」とは、基準駐車位置に対する相対距離及び相対方向のことをいう。また、第4の発明において、前記記憶手段に記憶された前記基準情報が、前記撮像装置により撮像された撮像画像の情報とした場合、前記位置誘導用情報を、前記基準駐車位置に前記車両を駐車させた状態で前記撮像装置により前記駐車スペースを撮像した撮像画像に基づいて取得される情報としてもよい。本構成によれば、ユーザが位置誘導用情報を記憶手段に記憶させる場合には、ユーザが所望とする位置に車両を駐車させた状態で撮像装置による撮像を行うことで、基準駐車位置をユーザが所望とする駐車位置に設定することが可能となる。
第5の発明の駐車支援システムでは、前記位置誘導用情報には、前記車両の比較対象部位の情報が含まれており、前記相対位置特定手段は、車両の駐車動作時に前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記位置誘導用情報と比較することで、前記位置誘導用情報の前記比較対象部位に対する前記撮像装置が撮像した撮像画像の前記比較対象部位の歪み度合いを特定し、その特定結果に基づいて前記駐車スペースへの前記車両の進行角度を特定する。この場合、基準駐車位置に対する相対位置だけでなく駐車スペースに対する進行角度も駐車支援システム側において特定されるため、基準駐車位置に向けた誘導を行う上で参考とする情報量が多くなる。よって、駐車支援をより的確に行うことが可能となる。
第6の発明の駐車支援システムでは、前記駐車スペースを有する車庫を備え又は前記駐車スペースを有する車庫からなる建物に適用され、前記相対位置特定手段は、特定した前記相対位置及び前記進行角度を用いて、前記車両が前記建物の壁部に接触する可能性があるか否かを特定する。この場合、車両が建物の壁部に接触する可能性がある場合には、それを避けるように運転者に対して警告を与える又はそれを避けるように誘導することが可能となる。
第7の発明の駐車支援システムでは、前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されており、前記相対位置特定手段は、特定した前記相対位置及び前記進行角度を用いて、前記駐車スペースの外側から前記基準駐車位置への進入軌道として予め設定された基準軌道に沿って前記車両が走行するための進行角度を特定する。この場合、基準駐車位置への誘導が駐車スペースの外側から行われるとともに、当該誘導は基準軌道に沿って車両が走行するように行われるため、基準駐車位置への誘導を的確に行うことができる。
第8の発明の駐車支援システムでは、前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されており、さらに、前記位置誘導用情報には、前記車両の前側又は後側の少なくとも一方のナンバープレートの情報が含まれており、前記相対位置特定手段は、前記撮像装置が撮像した撮像画像における前記車両のナンバープレートを前記駐車位置情報のナンバープレートの情報と比較する。車両には規格化されたナンバープレートが装着されているため、当該ナンバープレートを比較対象とすることで、駐車支援システムの汎用性が高められる。
第9の発明の駐車支援システムでは、前記記憶手段は、前記基準情報として、前記駐車スペースにおいて前記車両の駐車動作を阻害する障害物が存在していない状態に対応した障害物用情報を記憶し、前記制御手段は、前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記障害物用情報と比較することで、前記駐車スペースに車両の駐車動作を阻害する障害物が存在しているか否かを特定する障害物特定手段を備えている。この場合、駐車スペースに障害物がある場合に、その旨の警告を運転者に対して与えることが可能となる。また、上記第4の発明を備えた構成においては、基準駐車位置へ誘導する構成を利用して、障害物に対する警告を与える機能が果たされる。
第10の発明の駐車支援システムでは、前記制御手段による前記比較結果に対応した情報を前記車両に送信する送信手段を備えている。本構成によれば、例えば、車両に搭載されているナビゲーション装置などの報知手段を通じて比較結果に対応した情報を運転者に報知することが可能となる。また、ステアリングの操舵角を運転者のハンドル操作によらず自動調整する駐車アシスト装置が搭載された車両に対しては、比較結果に対応した情報を車両に送信することで、その情報に応じた動作を駐車アシスト装置に行わせることが可能となる。
第11の発明の建物では、駐車スペースを有する車庫を備え又は駐車スペースを有する車庫からなり、以上説明した駐車支援システムを備えている。この場合、以上説明した効果を奏する建物を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、一階部分に車庫(ガレージ)が一体に設けられた車庫付き建物(ガレージ付き建物)について具体化しており、その付属車庫について以下に説明する。図1は、付属車庫を示す建物の縦断面図である。
図1に示すように、住宅等の建物10には建物10と一体に構築された車庫11が備えられており、車庫11は自動車等の車両12の駐車が可能な駐車スペースを有している。車庫11は一側面に車両出入口13が形成されており、当該車両出入口13を通じて車両12の出入りが可能となっている。
車両出入口13は、シャッタ装置14により開閉されるようになっている。シャッタ装置14は、昇降可能なシャッタカーテン15と、シャッタカーテン15を収納するシャッタケース16とを有しており、シャッタケース16は車両出入口13の上方に取り付けられている。シャッタカーテン15は巻かれた状態でシャッタケース16に収納されるようになっており、シャッタカーテン15が巻き取られることで車両出入口13が開放され、シャッタカーテン15が繰り出されることで車両出入口13の全体が閉鎖される。なお、車庫11の天井部17には、車庫11内を照らすための照明装置18が設けられている。
車庫11には撮像装置21が設けられている。撮像装置21について図2を用いて説明する。図2(a),(b)は撮像装置21の撮像範囲を説明するための説明図である。
撮像装置21はCCDカメラからなり、静止画像を撮像する機能を有している。なお、光学信号を電気信号に変換する撮像素子を有しているのであれば、CCDカメラに限定されることはなく、CMOSカメラを用いてもよい。また、可視光用撮像装置に限定されることはなく、遠赤外線撮像装置又は近赤外線撮像装置であってもよい。撮像装置21は、被写体からの光を集光する撮像部としての撮像用レンズ22を車両出入口13側に向けた状態で、車両出入口13と対向する車庫11の奥壁部23に取り付けられている。
撮像装置21の撮像範囲には、図2(a)に示すように、車庫11内のスペースだけでなく、車両出入口13を通じて撮像可能な屋外のスペースも含まれている。また、車庫11内のスペースの撮像範囲には、車両出入口13よりも車庫11奥側のスペースであって、車両12の駐車が可能なスペースの全体が含まれており、さらには車両出入口13の周縁部の全周が含まれている。
撮像装置21により静止画像を撮像することにより、図2(b)に示すように、車庫11の奥壁部23から車両出入口13側を見た状態が撮像される。この場合、撮像装置21の撮像範囲には、上記のとおり車両出入口13よりも車庫11奥側のスペースであって、車両12の駐車が可能なスペースの全体が含まれているため、当該スペースにリア部分を奥壁部23側に向けて車両12を駐車させることにより、リア部分のナンバープレート24が正面視で撮像される。なお、撮像された静止画像には、その外周縁に静止画像の枠が含められている。
撮像装置21の撮像範囲には、上記のとおり車両出入口13の周縁部の全周が含まれているため、車両出入口13の周縁部の全周を撮像可能である。但し、図2(a)に示す状態においては車庫11内に障害物25が置かれており、図2(b)に示す静止画像においては当該障害物25によって車両出入口13の一部が隠れている。また、撮像装置21の撮像範囲には、上記のとおり車両出入口13を通じて撮像可能な屋外のスペースが含まれているため、車両出入口13の外方にある車両12(図2(a)において二点鎖線で示す)も撮像可能である。但し、図2(a)において二点鎖線で弧状に示す範囲までが、静止画像において車両12のナンバープレート24を後述する解析処理にて画像解析することができる限界範囲となっている。換言すれば、ナンバープレート24を画像解析することができる限界範囲は、車両出入口13よりも屋外側に設定されている。
撮像装置21は車庫11内に設けられたコントローラ31により制御されることで、撮像を実行する。そして、当該コントローラ31の制御に基づいて、車庫11に駐車しようとしている車両12の運転者に対して駐車支援が行われる。
次に、駐車支援システムの電気的な構成について図3を用いて説明する。図3は、駐車支援システムの電気的な構成を示すブロック図である。
コントローラ31はシステム全体の制御を司るものであり、CPU等の周知の演算装置からなるコントローラ側制御部32を主体に構成されている。コントローラ31は、ROMやRAM等からなる記憶部33を備えている。記憶部33には、システムの制御プログラムや、制御の基準となる情報等が予め記憶されているとともに、コントローラ31に入力される各種情報が一時的に記憶されるようになっている。この場合、制御の基準となる情報として、標準画像の情報が記憶される。当該標準画像の情報としては、位置誘導用の標準画像の情報と、障害物報知用の標準画像の情報とが含まれている。また、これら標準画像の情報の他に、駐車支援の対象となる車両12及び車庫11に対応した駐車支援用の参照用情報が記憶される。これら各種情報については、後に説明する。
コントローラ31は、操作部34が一体に設けられている。操作部34は、標準画像の登録処理を開始させる登録開始ボタン、及び登録させる標準画像の種類を決定する登録種類決定ボタン等の各種操作ボタンが設けられている。そして、住人等、建物10のユーザによるボタン操作に基づいて、コントローラ側制御部32は要求された制御を実行するようになっている。
コントローラ31は撮像装置21と電気的に接続されている。撮像装置21は撮像側制御部41を備えており、撮像側制御部41はコントローラ側制御部32から撮像指令信号を受信したことに基づいて車庫11内の撮像を実行するとともに、その撮像により得られた静止画像の情報をコントローラ側制御部32に送信する。撮像装置21から受信した静止画像の情報は、記憶部33にて一旦記憶され、その後、画像解析部35にて所定の画像解析が行われる。この場合、画像解析部35は、位置誘導用の画像解析を行うための第1画像解析部と、障害物報知用の画像解析を行うための第2画像解析部と、を備えており、撮像装置21から受信した静止画像の情報はコントローラ側制御部32による制御に基づいて、必要に応じて第1,第2画像解析部のうちのいずれかに振り分けられる。そして、コントローラ側制御部32では画像解析部35にて解析された結果の情報を用いて各種処理を実行する。画像解析部35における画像解析の内容は後に説明する。
コントローラ31は撮像装置21の他に、車庫11内の照明装置18とも電気的に接続されており、コントローラ側制御部32は駐車支援に際して照明装置18に対して駆動信号を送信する。
コントローラ31はコントローラ側通信部36を備えており、当該コントローラ側通信部36を通じて、車庫11に対して駐車動作を行っている車両12との間で双方向通信が行われる。この場合に、コントローラ側通信部36と車両側通信部52との間の通信可能エリアには、車庫11内だけでなく車両出入口13よりも屋外側も含まれている。但し、この屋外側の通信可能エリアは、車両出入口13周辺に限られており、具体的には、撮像装置21の静止画像において車両12のナンバープレート24を画像解析することができる限界範囲と同一又は略同一となっている。
車両12には、車両コントローラとしてECU51が備えられており、ECU51はCPU等からなるマイクロコンピュータを有している。ECU51は車両側通信部52と電気的に接続されており、ECU51は車両側通信部52を介して、エンジンが始動されたことを示す始動情報及びエンジン動作中であることを示す動作状態情報をコントローラ31に対して送信する。その信号に基づいてコントローラ31では車両12が車庫11に入庫しようとしているか否かを特定する。
また、車両12には、ナビゲーション装置53が搭載されており、当該ナビゲーション装置53はECU51と電気的に接続されている。ECU51は、車両側通信部52を介してコントローラ31から情報を受信した場合には、その受信した情報に対応した報知をナビゲーション装置53を通じて運転者に対して行う。
次に、駐車支援を行う上でコントローラ31や撮像装置21にて実行される制御の内容を説明する。
コントローラ31では、繰り返し起動されるメインルーチン内において、サブルーチンとしての標準画像登録処理と駐車支援処理とを実行する。また、詳細な説明は省略するが、駐車支援処理はコントローラ31の記憶部33に標準画像の情報が記憶されていることを条件として実行される。以下にこれら標準画像登録処理及び駐車支援処理について説明する。
先ず、標準画像登録処理について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
標準画像登録処理では、ステップS101にて、操作部34の登録開始ボタンが操作されているか否かを判定する。登録開始ボタンが操作されていない場合には、そのまま本標準画像登録処理を終了する。登録開始ボタンが操作されている場合には、ステップS102にて、今回の登録処理が位置誘導用の処理であるか否かを判定する。登録処理としては、位置誘導用と障害物報知用との2パターンが設定されており、登録対象とするパターンは操作部34の登録種類決定ボタンが操作されることにより切り替えられる。
今回の登録処理が位置誘導用の処理である場合には、ステップS103〜ステップS106の位置誘導用の登録処理を実行し、今回の登録処理が障害物報知用の処理である場合には、ステップS107〜ステップS110の障害物報知用の登録処理を実行する。
位置誘導用の登録処理では、先ずステップS103にて、撮像装置21に撮像指令信号を送信する。撮像装置21では、撮像指令信号を受信することにより車庫11内の撮像を開始する。
撮像装置21において実行される撮像装置側処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、撮像装置側処理は、所定の周期で繰り返し起動される。撮像装置側処理では、先ずステップS201にて、コントローラ31から撮像指令信号を受信しているか否かを判定する。撮像指令信号を受信していない場合には、そのまま本撮像装置側処理を終了する。撮像指令信号を受信している場合には、ステップS202にて撮像を実行するとともに、ステップS203にて撮像結果をコントローラ31に送信した後に、本撮像装置側処理を終了する。これにより、車庫11内を撮像した静止画像の情報がコントローラ31に送信される。
ここで、位置誘導用の登録処理に基づいて撮像装置21にて撮像される静止画像を、図6(a)に示す。位置誘導用の標準画像を登録する際には、車庫11内において住人等のユーザにとって好ましい駐車位置に車両12を駐車させ、さらにシャッタ装置14のシャッタカーテン15が全閉状態とされる。また、車両12はリア部分が車庫11の奥壁部23側を向くようにして駐車される。したがって、図6(a)に示すように、本静止画像には車両12のリア部分が含まれているとともに、当該静止画像は車両出入口13がシャッタ装置14のシャッタカーテン15により全閉された画像となっている。このようにシャッタ装置14を全閉状態とすることで、標準画像に車庫11の屋外にあるものが含まれないようになる。
標準画像登録処理の説明に戻り、ステップS103にて撮像指令信号を送信した後は、ステップS104にて、撮像装置21から静止画像の情報を受信したか否かを判定する。当該情報を受信していない場合には、受信するまでステップS104の処理を繰り返し実行し、受信することによりステップS105に進む。この際、受信した静止画像の情報は、記憶部33にて一時記憶される。
ステップS105では解析処理を実行する。解析処理では、画像解析部35の第1,第2画像解析部のうち第1画像解析部に対して記憶部33に一時記憶されている静止画像の情報を出力し、当該第1画像解析部にて画像解析を行わせる。第1画像解析部では、受け取った静止画像の情報からナンバープレート部分を抽出する。但し、当該ナンバープレート部分の抽出は静止画像の外枠を残した状態で行われる。ナンバープレート部分の抽出については、公知の技術が用いられている。当該抽出の方法としては、例えば、所定の相対位置に配置された複数の文字部分を含む領域であって、その領域のエッジを検出し、当該エッジを抽出する方法が考えられる。画像解析が行われることにより、図6(b)に示すように、静止画像の外枠内にナンバープレート部分のみが表示された画像に対応した情報となる。
続くステップS106では、ステップS105により得られた画像の情報を、記憶部33において位置誘導用の標準画像の情報として記憶する。その後、本標準画像登録処理を終了する。
一方、障害物報知用の登録処理では、先ずステップS107にて、撮像装置21に対して撮像指令信号を送信する。撮像装置21では、撮像指令信号を受信することにより車庫11内の撮像を開始する。撮像装置21における撮像装置側処理は既に説明したとおりである。
ここで、障害物報知用の登録処理に基づいて撮像装置21にて撮像される静止画像を、図6(c)に示す。障害物報知用の標準画像を登録する際には、車庫11内に車両12を駐車させていない状態において、シャッタ装置14のシャッタカーテン15が全閉状態とされる。したがって、図6(c)に示すように、本静止画像は、車庫11内に車両12が駐車されていない状態において車両出入口13がシャッタ装置14のシャッタカーテン15により全閉された画像となっている。
ステップS107にて撮像指令信号を送信した後は、ステップS108にて、撮像装置21から静止画像の情報を受信したか否かを判定する。当該情報を受信していない場合には、受信するまでステップS108の処理を繰り返し実行し、受信することによりステップS109に進む。この際、受信した静止画像の情報は記憶部33にて一時記憶される。
ステップS109では解析処理を実行する。解析処理では、画像解析部35の第1,第2画像解析部のうち第2画像解析部にて画像解析を行わせる。第2画像解析部35ではシャッタカーテン15特有の横線をもとに車両出入口13の周縁を特定するとともに、車庫11内に配置されている既存の障害物25のエッジを抽出する。当該画像解析が行われることにより、図6(d)に示すように、静止画像の外枠内に車両出入口13の周縁と既存の障害物25のエッジ部分が表示された画像に対応した情報となる。続くステップS110では、ステップS109により得られた画像の情報を、記憶部33において障害物報知用の標準画像の情報として記憶する。その後、本標準画像登録処理を終了する。
次に、駐車支援処理について、図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の説明では図8を用いて駐車支援処理による障害物報知の様子を説明するとともに、図9を用いて駐車支援処理による位置誘導の様子を説明する。
駐車支援処理では、先ずステップS301にてシャッタ装置14のシャッタカーテン15が開状態であるか否かを判定する。シャッタカーテン15が開状態か否かの判定は、撮像装置21にて車庫11を撮像させ、その撮像された静止画像を画像解析することにより行われる。なお、コントローラ31にてシャッタ装置14からシャッタカーテン15が開状態である旨の情報を受信するようにし、この情報によりシャッタカーテン15が開状態であるか否かを判定するようにしてもよい。
シャッタ装置14のシャッタカーテン15が開状態でない場合には、そのまま本駐車支援処理を終了する。シャッタ装置14のシャッタカーテン15が開状態である場合には、ステップS302に進む。ステップS302では、車両12からの始動情報の未受信状態が所定期間に亘って継続されている状況において動作状態情報の受信が開始されたか否かを判定する。動作状態情報を受信していない場合には、そのまま本駐車支援処理を終了する。動作状態情報を受信している場合には、ステップS303〜ステップS306の障害物報知用の処理を実行する。この場合に、動作状態情報の受信は、車両出入口13よりも屋外側に車両12があり当該車両12が車庫11内に入り込んでいない状況において開始されるため、ステップS303以降の処理は、車両12が車両出入口13よりも屋外側にある状況で開始される。なお、車両12が入庫しようとしているか否かの検知方法は、上記のものに限定されることはなく、例えばセンサを用いて行うようにしてもよい。
障害物報知用の処理では、先ずステップS303にて、障害物報知用の画像取得処理を実行する。当該処理では、撮像装置21に撮像指令信号を送信し、撮像装置21にて撮像を行わせ、その撮像結果である静止画像の情報を撮像装置21から受信し、その受信した静止画像の情報を障害物報知用の実画像の情報として記憶部33に一時記憶させる。
続くステップS304では、障害物報知用の画像の比較処理を実行する。当該処理では、図8(a)に示すように、標準画像登録処理にて記憶部33に記憶した障害物報知用の標準画像の情報と、図8(b)に示すように、ステップS303にて記憶部33に記憶した実画像の情報とを比較する。この場合、静止画像の外枠を基準として、標準画像の情報と実画像の情報との重ね合わせを行う。この重ね合わせを行うことにより実画像の情報において車両出入口13の周縁部が特定される。そして、実画像の情報において車両出入口13の下側周縁部よりも下方に、標準画像の情報において存在していないエッジが存在していないか否かを判定する。図8(b)に示すように、当該エッジが存在している場合には、既存の障害物25とは異なる障害物25が車庫11内に存在していることを意味するため、障害物有り情報を記憶部33に一時記憶させる。なお、当該ステップS304の比較処理が完了したタイミングで、記憶部33に記憶されている実画像の情報を消去する。
続くステップS305では、記憶部33に障害物有り情報が記憶されているか否かを判定することで、障害物の有無を判定する。障害物有り情報が記憶されていない場合には、そのままステップS307以降の処理に進む。障害物有り情報が記憶されている場合には、ステップS306にて障害物発見時の報知処理を実行する。当該処理ではコントローラ側通信部36を介して、車両12に障害物発見情報が送信される。当該障害物発見情報は、車両側通信部52を介してECU51にて受信され、ECU51ではナビゲーション装置53にて車庫11内に既存の障害物25とは異なる障害物25が存在していることを報知する。ステップS306の処理を実行した後に、ステップS307以降の処理に進む。
ステップS307以降では、位置誘導用の処理を実行する。位置誘導用の処理では、先ずステップS307にて位置誘導用の撮像及び解析処理を実行する。当該処理では、撮像装置21に撮像指令信号を送信し、撮像装置21にて撮像を行わせ、その撮像結果である静止画像の情報を撮像装置21から受信し、その受信した静止画像の情報を位置誘導用の実画像の情報として記憶部33に一時記憶させる。また、当該処理では、その記憶部33に一時記憶させた実画像の情報を、画像解析部35の第1画像解析部に出力し、当該第1画像解析部にて画像解析を行わせる。これにより、既に説明したように、実画像の情報において、静止画像の外枠を残した状態でナンバープレート部分の抽出が行われる。この画像解析が行われた情報は、記憶部33に対して実画像の情報として更新される。
続くステップS308では、位置誘導用の画像の比較処理を実行する。当該処理では、標準画像登録処理にて記憶部33に記憶した位置誘導用の標準画像の情報と、ステップS307にて記憶部33に記憶されている実画像の情報とを比較する。
この場合、静止画像の外枠を基準として、標準画像の情報と実画像の情報とを比較し、標準画像の情報におけるナンバープレート部分に対する実画像の情報におけるナンバープレート部分の縦寸法の比率及び中心の相対位置を特定する。そして、記憶部33に予め記憶されている参照用情報と、上記縦寸法の比率及び中心の相対位置とを照合することにより、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12を基準として、駐車動作を行っている車両12の距離及び方向を特定する。ここで、参照用情報とは、本駐車支援システムのメーカなどから提供される情報であり、上記縦寸法の比率及び中心の相対位置に対応する車両12の距離及び方向の情報が一義的に対応付けられている。
また、当該比較処理では、標準画像の情報におけるナンバープレート部分に対する実画像の情報におけるナンバープレート部分の歪みを特定する。具体的には、縦横寸法比率の相違比率を特定する。そして、記憶部33に予め記憶されている参照用情報と、上記縦横寸法比率の相違比率とを照合することにより、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12の進行角度(車体の向き)、すなわちリア部分を車庫11の奥壁部23に向けた状態を基準として、駐車動作を行っている車両12の進行角度を特定する。ここで、参照用情報には、上記縦横寸法比率の相違比率に対応する車両12の進行角度の情報が一義的に対応付けられている。ステップS308の比較処理にて特定された各種情報は記憶部33に一時記憶されるとともに、記憶部33に記憶されていた位置誘導用の実画像の情報は消去される。
続くステップS309では、報知内容の特定処理を実行する。当該処理では、ステップS308の比較処理にて特定した車両12の距離、車両12の方向及び車両12の進行角度の各情報と、記憶部33に予め記憶されている参照用情報とを照合する。ここで、参照用情報には、車両12の距離、車両12の方向及び車両12の進行角度の各情報に対して、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12の駐車位置(以下、標準駐車位置ともいう)に向けて駐車動作が行われているか否かの情報が対応付けられており、さらには標準駐車位置に向けて駐車動作が行われていないことに対応した情報には、いずれの方向に寄っているのかの情報が含まれている。さらには、標準駐車位置に向けて駐車動作が行われていないことに対応した情報には、車庫11を含めた建物10の壁に接触しそうか否かの情報が含まれている。
上記照合により、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12の駐車位置に向けて駐車動作が行われているか否かを特定する。標準駐車位置に向けて駐車動作が行われている場合には、駐車動作が正常である旨の特定結果を記憶部33に記憶する。標準駐車位置に向けて駐車動作が行われていない場合には、いずれの方向に寄っているのかを特定し、その特定結果を報知用情報として記憶部33に記憶する。また、標準駐車位置に向けて駐車動作が行われていない場合には、車庫11を含めた建物10の壁に接触しそうか否かを特定し、その特定結果を報知用情報として記憶部33に記憶する。例えば、標準駐車位置が図9(a)に示すものである状況において、駐車動作を行っている車両12の位置が図9(b)に示すものである場合には、標準駐車位置に向けて駐車動作が行われていないこと、右に寄りすぎであること、車庫11の壁に接触しそうであることが特定される。
続くステップS310では、記憶部33に記憶されている特定結果の情報を、コントローラ側通信部36を介して車両12に送信する。当該特定結果の情報は車両側通信部52を介してECU51にて受信され、ECU51ではナビゲーション装置53にて、正常に駐車動作が行われているか否かを報知するとともに、正常に駐車動作が行われていない場合には、いずれの方向に寄っているか及び建物10の壁に接触しそうか否かを報知する。
続くステップS311では、記憶部33に記憶されている上記特定結果の情報が、建物10の壁に接触しそうである旨の情報であるか否かを判定する。建物10の壁に接触しそうである旨の情報である場合にはステップS312にて警告処理を実行する。当該警告処理では、車庫11の照明装置18を明滅させることにより、建物10の壁に接触しそうであることを車両12の運転者に警告する。当該警告処理の後、又は建物10の壁に接触しそうでない場合には、ステップS313に進む。
ステップS313では、駐車が完了したか否かを判定する。駐車が完了したか否かの判定は、それまで車両12から受信していた動作状態情報が停止されたか否かを判定することにより行う。駐車が完了していない場合には、ステップS307以降の処理を繰り返し実行する。駐車が完了している場合には、ステップS314にて終了処理を実行する。終了処理では、照明装置18にて明滅が行われている場合に当該明滅を終了させるとともに、記憶部33に記憶されている特定結果の情報を消去する。終了処理を実行した後に、本駐車支援処理を終了する。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
車庫11内に撮像装置21を設け、コントローラ31の記憶部33に記憶されている標準画像の情報と、車庫11への駐車動作(入庫動作)が行われている場合に撮像装置21に撮像された実画像の情報とを比較することにより、駐車動作を行っている車両12の車庫11内の基準駐車位置に対する相対位置(相対距離及び相対方向)を特定するとともに、当該車両12の車庫11への進行角度を特定するようにした。そして、これら特定した情報に基づいて、車両12が基準駐車位置に向かっているか否かの報知を行うようにした。これにより、車両12を基準駐車位置に向けて誘導するように運転者に対して駐車支援を行うことが可能となる。
特に、本構成によれば、撮像装置21による撮像結果のみが運転者に対して提供されるのではなく、車両12が基準駐車位置に向かっているか否か及び基準駐車位置に向かうために運転者はどのような運転操作を行えば良いかといった情報を運転者に対して提供することができる。また、上記のように相対位置及び進行角度の両方を特定するようにしたことにより、駐車支援を的確に行うことができる。
駐車支援を行う上で基準となる情報を、撮像装置21により撮像された画像に基づいて取得された情報としたことにより、コントローラ31における比較対象が撮像装置21により撮像された撮像画像の情報に統一される。これにより、比較に際しては統一された情報が相互に比較されることとなり、統一されていない情報を比較する構成に比べ、比較処理を良好に行うことができる。また、撮像装置21により撮像された画像を標準画像として登録する操作を、ユーザが行えるようにしたことにより、例えば駐車支援対象の車両の変更や、基準駐車位置の変更を行う場合にその変更操作をユーザ自身によって簡易的に行うことができる。
撮像装置21を、その撮影用レンズ22を車両出入口13に向けた状態で車庫11の奥壁部23に取り付けたことにより、撮像装置21の撮像範囲には、車庫11内の車両12だけでなく、車庫11の外側において当該車庫11へ進入しようとしている車両12も含めることが可能となる。これにより、車庫11の内側用及び車庫11の外側用といったように複数箇所に撮像装置21を配置したり、撮像装置21を可動式にしたりしなくても、車両12が車庫11の外側にある状況から駐車支援を開始することが可能となる。
標準画像の情報と実画像の情報とを比較する上での比較対象を、ナンバープレート24とした。ナンバープレート24は車両12に必ず装着されており、さらにナンバープレート24は規格化されているため、当該ナンバープレート24を比較対象とすることで、駐車支援システムの汎用性が高められる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態の駐車支援システムでは、上記第1の実施の形態における駐車支援システムと同様に撮像装置21を用いて駐車支援が行われるが、上記第1の実施の形態と異なり、所定の基準軌道に沿って駐車動作が行われるように駐車支援が行われる。そこで、以下に本実施の形態における駐車支援システムを説明する。なお、以下の説明では上記第1の実施の形態との相違点について説明し、同一の構成については基本的に説明を省略する。
本実施の形態における駐車支援システムでは、コントローラ31の記憶部33に参照用情報として、基準軌道に沿って駐車動作を行わせるためのマップ情報が記憶されている。ここで、当該マップ情報の内容について、図10を用いて説明する。図10はマップ情報を説明するための車庫11の横断面図である。
本実施の形態における車庫11では、床面に駐車位置規制手段として輪留め61が設けられており、輪留め61により規制された駐車位置に車両12を駐車させた状態で標準画像の登録が行われる。輪留め61は、左右のタイヤに対応させて個別に設けられており、輪留め61に対して左右のタイヤが個別に接触するように車両12を駐車させることで、車庫11内における奥行き方向(図10の状態で上下方向)及び幅方向(図10の状態で左右方向)の車両12の駐車位置が概ね規制される(以下、この規制された駐車位置を基準駐車位置ともいう)。なお、駐車位置規制手段は輪留め61に限定されることはなく、床面に記された駐車位置規制線などであってもよい。
リア部分を車庫11の奥壁部23に向けて車両12を基準駐車位置に駐車させた状態で、標準画像の登録が行われる。この場合に、コントローラ31の記憶部33には、基準駐車位置に上記のように駐車している車両12におけるリア部分のナンバープレートの位置からの相対距離及び相対方向に対する車両12の最適な進行角度の情報がマップ情報として記憶されている。
マップ情報は、所定範囲の相対距離及び所定範囲の相対方向を一の領域として当該領域が多数設定されており、車両12の最適な進行角度の情報は、上記各領域に1対1で対応させて設定されている。また、当該車両12の最適な進行角度の情報は、駐車動作の好ましい軌道として予め設定された複数パターンの基準軌道(図10において矢印付きの実線で示す)のうち、いずれかの基準軌道へと導くように設定されている。また、マップ情報は、車庫11を含めた建物の壁に車両12が接触する可能性がある領域に対して警告用の情報が設定されている。
コントローラ31では、上記マップ情報を用いて駐車支援が行われる。以下に、コントローラ31にて実行される駐車支援処理について、図11のフローチャートに基づき説明する。
駐車支援処理では先ずステップS401にて入庫を検知しているか否かを判定する。当該判定方法は上記第1の実施の形態における入庫の検知方法(ステップS301及びステップS302の処理)と同様である。入庫を検知していない場合にはそのまま本駐車支援処理を終了する。入庫を検知している場合にはステップS402に進む。
ステップS402では駐車支援用の撮像及び解析処理を実行し、その後にステップS403にて画像の比較処理を実行する。ステップS402の駐車支援用の撮像及び解析処理は上記第1の実施の形態におけるステップS307の処理と同様であり、ステップS403の比較処理は上記第1の実施の形態におけるステップS308の処理と同様である。ステップS402及びステップS403の処理が実行されることにより、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12を基準として、駐車動作を行っている車両12の距離及び方向が特定されるとともに、リア部分を車庫11の奥壁部23に向けた状態を基準として、駐車動作を行っている車両12の進行角度が特定される。そして、これら特定された情報は、相対距離、相対方向及び相対進行角度の情報として記憶部33に記憶される。
続くステップS404では、最適進行角度の抽出処理を実行する。当該処理では、ステップS403にて記憶部33に記憶した相対距離の情報及び相対方向の情報に対応した車両12の最適な進行角度の情報を、記憶部33に記憶されているマップ情報から抽出する。また、当該処理では、マップ情報において相対距離の情報及び相対方向の情報に対応した領域に上記警告用の情報が含まれている場合にはその情報も抽出する。
続くステップS405では、報知内容の特定処理を実行する。当該処理では、ステップS403にて記憶部33に記憶した相対進行角度の情報と、ステップS404にて抽出した車両12の最適な進行角度の情報とを比較して、進行角度の変更操作を必要とするか否かの特定、及び進行角度の変更操作を必要とする場合にはどの進行角度に変更する必要があるかの特定を行い、その特定結果を報知用情報として記憶部33に記憶する。また、ステップS404にて警告用の情報を抽出している場合、当該情報を報知用情報に含める。
続くステップS406では、ステップS405にて特定した報知用情報を、コントローラ側通信部36を介して車両12に送信する。当該報知用情報は車両12のECU51にて受信され、ECU51ではナビゲーション装置53にて、正常に駐車動作が行われているか否かを報知するとともに、正常に駐車動作が行われていない場合には、車両12の進行角度をいずれの進行角度に変更する必要があるか及び車庫11を含めた建物の壁に接触しそうか否かを報知する。
続くステップS407では、駐車が完了したか否かを判定する。駐車が完了していない場合には、ステップS402以降の処理を繰り返し実行する。駐車が完了している場合には、本駐車支援処理を終了する。
以上詳述した本実施の形態によれば、記憶部33に記憶されたマップ情報から最適な進行角度が抽出され、その抽出した進行角度に基づいて、基準駐車位置への進入軌道として予め設定された基準軌道に沿って車両12が走行するように運転者に対して報知が行われる。これにより、基準駐車位置への誘導が車庫11の外側から段階的に行われるとともに、当該誘導は基準軌道に沿って車両12が走行するように行われるため、基準駐車位置への誘導を的確に行うことができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、上記各実施の形態と異なり、駐車支援として車両に搭載されたナビゲーション装置を通じて報知が行われるのではなく、車両に搭載された駐車アシスト装置を通じて車両の駐車動作が制御される。そこで、以下に、本実施の形態における駐車支援システムを説明する。なお、以下の説明では、上記第2の実施の形態との相違点について説明し、同一の構成については基本的に説明を省略する。
図12は本実施の形態における駐車支援システムの電気的な構成を示すブロック図である。図12に示すように、本実施の形態では、駐車支援システムとして、撮像装置21及びコントローラ31を備えており、支援対象の車両12には駐車アシスト装置71が搭載されている。駐車アシスト装置71は、例えばIPA(インテリジェントパーキングアシスト)装置などであり、具体的には、ECU51の制御に基づいて、ステアリングの操舵角を運転者のハンドル操作によらず自動調整する装置である。また、コントローラ31の記憶部33には、上記第2の実施の形態と同様にマップ情報が記憶されている。但し、当該マップ情報には、車両12の最適な進行角度の情報ではなく、車両12の最適な操舵角の情報が記憶されている。
次に、本実施の形態における駐車支援処理について、図13のフローチャートに基づき説明する。
駐車支援処理では先ずステップS501にて入庫を検知しているか否かを判定する。入庫を検知していない場合にはそのまま本駐車支援処理を終了する。入庫を検知している場合にはステップS502に進む。ステップS502では駐車支援用の撮像及び解析処理を実行し、その後にステップS503にて画像の比較処理を実行する。ステップS502及びステップS503の処理が実行されることにより、標準画像の登録に際して駐車させていた車両12を基準として、駐車動作を行っている車両12の距離及び方向が特定される。なお、本実施の形態の駐車支援システムでは車両12の進行角度の特定は行われない。そして、これら特定された情報は、相対距離及び相対方向の情報として記憶部33に記憶される。
続くステップS504では、最適操舵角の抽出処理を実行する。当該処理では、ステップS503にて記憶部33に記憶した相対距離の情報及び相対方向の情報に対応した車両12の最適な操舵角の情報を、記憶部33に記憶されているマップ情報から抽出する。
続くステップS505では、ステップS504にて抽出した最適な操舵角の情報を、コントローラ側通信部36を介して車両12に送信する。当該最適な操舵角の情報は車両12のECU51にて受信され、ECU51ではその受信した操舵角となるように、駐車アシスト装置71を駆動させる。これにより、運転者によるハンドル操作を要することなく、車両12の駐車動作が基準軌道に沿ったものとなるように制御される。
続くステップS506では、駐車が完了したか否かを判定する。駐車が完了していない場合には、ステップS502以降の処理を繰り返し実行する。駐車が完了している場合には、本駐車支援処理を終了する。
以上詳述した本実施の形態によれば、基準駐車位置への誘導を、ナビゲーション装置を通じた報知により行うのではなく、駐車アシスト装置71を駆動させることにより行うようにしたことにより、運転者によるハンドル操作を要することなく、車両12の駐車動作が基準軌道に沿ったものとなるようにすることができる。
(他の実施の形態)
本発明は上記各実施の形態の記載内容に限定されず、次のように実施しても良い。
上記各実施の形態では、撮像装置21として静止画像を撮像するものを用いたが、これに限定されることはなく動画を撮像するものであってもよい。この場合、コントローラ31のコントローラ側制御部32では、標準画像の取得や実画像の取得に際して動画から静止画像を抽出する構成としてもよい。
撮像装置21の配置位置は、車庫11の奥壁部23に限定されることはなく、車庫11の天井部17であってもよい。この場合、車庫11内の駐車スペースを見下ろす向きに撮像装置21を配置し、その見下ろした状態の画像を用いて、比較処理を実行するようにしてもよい。また、車両出入口13よりも奥壁部23側であれば、車庫11の奥行き方向の途中位置に撮像装置21を配置してもよい。
上記各実施の形態では、標準画像の情報と実画像の情報とを比較する上での比較対象をナンバープレートとしたが、これに限定されることはなく、例えば車両12のマフラとしてもよく、比較対象用のステッカを車両12に貼り付け、それを比較対象としてもよい。
標準画像の情報と実画像の情報との比較結果に対応した情報を車両12に送信することは必須の構成ではなく、当該情報の送信を行わずに例えば上記第1の実施の形態における照明装置18の明滅のみを行う構成としてもよい。また、車庫11に設けられたスピーカ装置から車両12の運転者に向けて駐車支援用の音声などを出力するようにしてもよい。
上記第2の実施の形態では記憶部33に記憶されたマップ情報に基づいて最適な進行角度を特定する構成としたが、記憶部33に演算式を記憶させておき、画像の比較処理により特定した相対距離、相対方向及び進行角度の情報から演算式によって最適な進行角度を算出する構成としてもよい。また、上記第3の実施の形態においても同様に、最適な操舵角の情報を演算式によって算出する構成としてもよい。
上記各実施の形態では、基準駐車位置に対する車両12の相対距離、相対方向及び進行角度の特定を、標準画像の情報と実画像の情報とを比較することにより行う構成としたが、これら相対距離、相対方向及び進行角度の特定を行うことができるのであれば、標準画像の情報を用いることは必須ではない。例えば、基準駐車位置に車両12を駐車させた場合におけるナンバープレート部分の外縁の大きさ及び形状の情報を、予めコントローラ31の記憶部33に記憶させておく構成としてもよい。また、当該情報をメーカ等に設けられたデータベースから必要に応じて取得する構成としてもよい。
標準画像の情報の登録をユーザによる操作部34の操作に基づいて行うようにしたが、ユーザによる操作部34の操作を要することなく行われる構成としてもよい。例えば、位置誘導用の標準画像の登録を、車庫11への車両12の駐車が完了したことをトリガとして、その都度行うようにしてもよい。
上記各実施の形態では、標準画像の情報と実画像の情報との比較を行う際には、画像の外枠を基準として両画像の情報を比較するようにしたが、これに限定されることはなく、例えば車両出入口13の周縁部を基準としてもよい。
駐車支援システムにおいて、駐車スペースからの車両12の進出時にも支援を行う構成としてもよい。また、駐車支援システムの撮像装置21を用いて、車庫11内への不法侵入を監視するようにしてもよい。また、駐車支援システムを、付属車庫に適用するのではなく、独立した車庫に適用してもよく、屋外の駐車スペースに適用してもよい。
第1の実施の形態における付属車庫を示す建物の縦断面図。 (a),(b)撮像装置の撮像範囲を説明するための説明図。 駐車支援システムの電気的な構成を示すブロック図。 コントローラにて実行される標準画像登録処理を示すフローチャート。 撮像装置にて実行される撮像装置側処理を示すフローチャート。 (a),(b)位置誘導用の標準画像を説明するための説明図、(c),(d)障害物報知用の標準画像を説明するための説明図。 コントローラにて実行される駐車支援処理を示すフローチャート。 (a),(b)障害物報知の様子を説明するための説明図。 (a),(b)位置誘導の様子を説明するための説明図。 第2の実施の形態における駐車支援システムのマップ情報を説明するための説明図。 コントローラにて実行される駐車支援処理を示すフローチャート。 第3の実施の形態における駐車支援システムの電気的な構成を説明するためのブロック図。 コントローラにて実行される駐車支援処理を示すフローチャート。
符号の説明
10…建物、11…車庫、12…車両、21…撮像装置、24…ナンバープレート、31…コントローラ、32…コントローラ側制御部、33…記憶部、35…画像解析部、51…ECU、53…ナビゲーション装置、71…駐車アシスト装置。

Claims (11)

  1. 駐車スペースに対して車両の駐車をするのにあたり前記車両の運転を支援する駐車支援システムであって、
    前記駐車スペースを撮像可能な撮像装置と、
    駐車支援を行う上で基準となる前記駐車スペースの状態又は前記駐車スペースに駐車している車両の状態に対応した基準情報を記憶する記憶手段と、
    車両の駐車動作時に前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記基準情報と比較するとともに、その比較結果に応じた駐車動作を前記車両に行わせるための処理を実行する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする駐車支援システム。
  2. 前記基準情報は、前記撮像装置により撮像された撮像画像の情報又は撮像画像に基づいて取得された情報であることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援システム。
  3. 前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車支援システム。
  4. 前記記憶手段は、前記基準情報として、前記駐車スペースにおける前記車両の駐車位置として基準となる基準駐車位置に対応した位置誘導用情報を記憶し、
    前記制御手段は、車両の駐車動作時に前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記位置誘導用情報と比較することで、駐車動作を行っている車両の前記基準駐車位置に対する相対位置を特定する相対位置特定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の駐車支援システム。
  5. 前記位置誘導用情報には、前記車両の比較対象部位の情報が含まれており、
    前記相対位置特定手段は、車両の駐車動作時に前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記位置誘導用情報と比較することで、前記位置誘導用情報の前記比較対象部位に対する前記撮像装置が撮像した撮像画像の前記比較対象部位の歪み度合いを特定し、その特定結果に基づいて前記駐車スペースへの前記車両の進行角度を特定することを特徴とする請求項4に記載の駐車支援システム。
  6. 前記駐車スペースを有する車庫を備え又は前記駐車スペースを有する車庫からなる建物に適用され、
    前記相対位置特定手段は、特定した前記相対位置及び前記進行角度を用いて、前記車両が前記建物の壁部に接触する可能性があるか否かを特定することを特徴とする請求項5に記載の駐車支援システム。
  7. 前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されており、
    前記相対位置特定手段は、特定した前記相対位置及び前記進行角度を用いて、前記駐車スペースの外側から前記基準駐車位置への進入軌道として予め設定された基準軌道に沿って前記車両が走行するための進行角度を特定することを特徴とする請求項5又は6に記載の駐車支援システム。
  8. 前記撮像装置は、前記駐車スペースに車両が進入する場合の進入先側に配置されているとともに、被写体からの光を集光させる撮像部を前記車両の進入元側に向けて配置されており、
    前記位置誘導用情報には、前記車両のナンバープレートの情報が含まれており、
    前記相対位置特定手段は、前記撮像装置が撮像した撮像画像における前記車両のナンバープレートを前記位置誘導用情報のナンバープレートの情報と比較することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1に記載の駐車支援システム。
  9. 前記記憶手段は、前記基準情報として、前記駐車スペースにおいて前記車両の駐車動作を阻害する障害物が存在していない状態に対応した障害物用情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記撮像装置が撮像した撮像画像の情報を前記障害物用情報と比較することで、前記駐車スペースに車両の駐車動作を阻害する障害物が存在しているか否かを特定する障害物特定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の駐車支援システム。
  10. 前記制御手段による前記比較結果に対応した情報を前記車両に送信する送信手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の駐車支援システム。
  11. 駐車スペースを有する車庫を備え又は駐車スペースを有する車庫からなり、請求項1乃至10のいずれか1に記載の駐車支援システムを備えていることを特徴とする建物。
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