JP2009167013A - 装飾シール剥離・除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステンレス基板などに接着剤を介して積層された装飾シールの簡便な除去方法を提供する。
【解決手段】 ステンレス製基板に接着剤層を介して積層された装飾シールを除去する方法であって、装飾シールラの外面に噴射流体ノズルを近接させて高圧流体を噴射し、装飾シールを破砕するための高圧流体を噴射する噴射流体ノズルとシールラベルを相対運動させて、接着剤層と装飾シールとを共に剥離・除去する際に、破砕された接着剤層と装飾シールとを共に吸引除去するための噴射流体ノズルを覆うように配置された吸引具を、基板に接した状態で実施する装飾シール剥離・除去方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、高圧流体の噴射によるステンレス基板に接着剤層を介して積層された装飾シールが、長期使用によって汚れたり一部破損したりし、接着剤と装飾シールのみを剥離・除去したいときに効率よく完全にしかも基板であるステンレスを傷つけない装飾シール剥離・除去方法に関する。
近年、ステンレス基板を使用した電車の車体や大型機器が多用されている。ステンレスは錆びにくく、独特の金属光沢を得ることができ、これらの長期使用される製品によく利用されている。反面、塗料などが固着されにくく、また塗装されたとしても長期の使用によって剥がれが多発してしまう、そこでステンレス基板を使用した機器の表面装飾には強力な接着剤を使用してその上に装飾フィルムである着色フィルムなどを積層した外板用装飾シールが多用されるようになってきた。
ステンレス基板に接着剤層を介して積層された装飾シールが長期使用によって汚れたり一部破損したりしてシールラベルのみを除去する方法として、液体窒素などで冷却し、接着剤、シールラベル共に破砕し易くして破砕し、剥離・除去する方法(冷却除去法)が提案されている。
また、高圧流体の噴射によって、鉄製基板などの基板に接着剤層を介して積層されたシールラベルが長期使用によって汚れたり一部破損したりしたシールラベルのみを除去する方法も知られている(ウオータージェット除去法)。
前記の冷却除去法においては、高価なドライアイスや液体窒素などの薬剤をしようすることによるコスト高、さらには冷却だけでは接着剤層、シールラベル共に破砕され易くなる場合が少なく、その使用範囲が限られることになる。ウオータージェット除去法においては、その流体の圧力、推量などを選択することで除去は可能となる場合が多いが、シールラベルの破砕と接着剤の破砕微細化が同一、均一に実施されない場合が多く、また特に接着剤の破砕微細化物は流動性が不均一となり、高圧流体を噴射してシールラベルを破砕除去する際に、周辺に飛散しやすく、シールラベル以外の場所に付着し再汚染を発生し易い課題を有していた。
本発明はかかる従来技術の課題を解決せんとするものであり、高圧流体の噴射によるステンレス基板に接着剤層を介して積層された装飾シールが、長期使用によって汚れたり一部破損したりし、この装飾シールのみを除去したいときに効率よく完全にしかも基板であるステンレスを傷つけない、しかも破砕物による再汚染の殆どない装飾シール剥離・除去方法を提供せんとするものである。
本発明は、以下の構成による。
1. ステンレス製基板に接着剤層を介して積層された装飾シールを除去する方法であって、高圧噴射流体を装飾シール破砕には十分で、基板の切断・表面損傷には低すぎる値に維持して、装飾シールの外面に噴射流体ノズルを近接させて高圧流体を噴射し、装飾シールを破砕するための高圧流体を噴射する噴射流体ノズルと装飾シールとを相対運動させて、接着剤層と装飾シールとを共に除去する際に、破砕された接着剤層と装飾シールとを共に吸引除去するための噴射流体ノズルを覆うように配置された吸引具を、基板に接した状態で実施する装飾シール剥離・除去方法。
2. ステンレス基板が電車の車体である1.の装飾シール剥離・除去方法。
3. 流体が水である1.〜2.いずれかの装飾シール剥離・除去方法。
本発明の、ステンレス製基板に接着剤層を介して積層された装飾シールを除去する方法であって、高圧噴射流体を装飾シール破砕には十分で、基板の切断・表面損傷には低すぎる値に維持して、装飾シールの外面に噴射流体ノズルを近接させて高圧流体を噴射し、装飾シールを破砕するための高圧流体を噴射する噴射流体ノズルと装飾シールとを相対運動させて、接着剤層と装飾シールとを共に除去する際に、破砕された接着剤層と装飾シールとを共に吸引除去するための噴射流体ノズルを覆うように配置された吸引具を、基板に接した状態で実施する装飾シール剥離・除去方法によれば、電車車体などの基板ステンレスを損傷することなく、破砕された装飾シールと接着剤層との微細物を飛散させることなく装飾シール積層部位以外のステンレス基板を汚染せずに実施でき、簡便容易に古くなった装飾シールを除去でき新しい装飾シールを積層することができる。
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施形態1を図1に示す、1.はステンレス基板に装飾シールが積層された電車の車体を示し、2.はステンレス車体に接着剤層を介して積層された装飾シールを示し、3.は高圧水噴射ノズルを内在する吸引具を示し、4.は破砕された装飾シール、接着剤を吸引除去するホースを示す。
本発明に使用される高圧噴射ノズルやその方式は、先端形状、その数などは、公知の種々の形状などから適宜選択して適用することができ、高圧水の圧力としては10MPa〜250MPa程度好ましくは100MPa〜250MPaの圧力から適宜選択使用できる。またこれらの噴射方式において、作業者が携帯して作業をするノズル携帯型が好ましいが、他の大型機械駆動噴射方式であってもよい。
破砕された装飾シール(フィルムやラベルなど)と接着剤の微細化物の回収は、高圧噴射ノズルを覆うようにして、しかもステンレス車体などの基板面に接するようにして吸引具を配置することが必須であるが、この吸引具の面積、開口大きさは装飾シールの幅などからその幅の2倍以上の直径を有する円形開口部を有するものから選択使用する。
図2は、噴射流体ノズルの一例を示すものであり、図3は吸引具と噴射流体ノズルとの構成関係の概要を示すものであり、吸引具躯体7.内に噴射流体ノズルヘッド6.を配置し、この噴射流体ノズルヘッド6.は吸引具躯体内で回転できるようになっている、吸引具躯体7.の先端には、ステンレス基板に密接して破砕された装飾シールや接着剤を飛散させずに吸引除去できるようにスカート部10.を設けている。このスカート部10.は細かく柔らかいブラシ状のものでもよいが、シリコンゴム製のひだ状物でもよい。このスカート部10.はステンレス基板に密接するように吸引具躯体7.と蛇腹9.を介して接続されている。
上記例示のような、噴射流体ノズルと吸引具とを使用して、ステンレス基板に接着剤層を介して設けられた装飾シールを剥離・除去すれば、ステンレス基板を損傷することなく、破砕され微細化された装飾シールと接着剤を装飾シール積層部以外のステンレス基板部を汚染することなく実施することが可能となる。
前記したように、このような装飾シール剥離・除去方法を採用することで、電車車体などの基板ステンレスを損傷することなく、破砕された装飾シールと接着剤層との微細物を飛散させることなく装飾シール積層部位以外のステンレス基板を汚染せずに実施でき、簡便容易に古くなった装飾シールを剥離・除去でき新しい装飾シールを積層することができ、この分野における経済的効果が大きい。
本発明の装飾シール剥離・除去の概要を示す図である。 噴射流体ノズルの一例の概要を示す図である。 吸引具と噴射流体ノズルとの概要を示す図である。
符号の説明
1. ステンレス基板電車車体
2. 装飾シール
3. 吸引具(高圧水噴射ノズルを内在)
4. 吸引ホース
5. 噴射流体ノズルヘッド
6. 噴射流体ノズル
7. 吸引具躯体
8. 吸引ホース口
9. 蛇腹
10. 吸引具スカート部
11. ステンレス基板

Claims (3)

  1. ステンレス製基板に接着剤層を介して積層されたシールラベルを除去する方法であって、高圧噴射流体をシールラベル破砕には十分で、基板の切断・表面損傷には低すぎる値に維持して、シールラベルの外面に噴射流体ノズルを近接させて高圧流体を噴射し、シールラベルを破砕するための高圧流体を噴射する噴射流体ノズルとシールラベルを相対運動させて、接着剤層とシールラベルとを共に除去する際に、破砕された接着剤層とシールラベルとを共に吸引除去するための噴射流体ノズルを覆うように配置された吸引具を、基板に接した状態で実施するシールラベル除去方法。
  2. ステンレス基板が電車の車体である請求項1記載のシールラベル除去方法。
  3. 流体が水である請求項1〜2いずれかに記載のシールラベル除去方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020088094A (ja) * 2018-11-21 2020-06-04 株式会社ワールドエンジニアリング テープ剥離装置

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