JP2009166768A - スイングレジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】スペースを節約でき、部品点数の削減が可能なスイングレジスタを提供する。
【解決手段】クラッチ機構は、電動モータに連結されている駆動ギヤ53と、駆動ギヤ53の両面に摺動可能に配置され、一対の連結部材41,42にそれぞれ連結されている第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55と、第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55を駆動ギヤ53に対して圧接させる方向に一対の従動部材の少なくとも一方を付勢するコイルスプリング56とを備えている。コイルスプリング56により第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55を駆動ギヤ53に対して圧接させることにより、駆動ギヤから第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55への駆動力を伝達する。縦フィン群を通じて第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55にコイルスプリング56による圧接力を超える外部荷重が入力されたときには、第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55への駆動力の伝達を解除する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動モータによるフィンの駆動と、手動によるフィンの操作とを両立させたスイングレジスタに関する。
スイングレジスタは、電動モータによってフィン群を揺動させて空調空気の風向きを自動的に調整する装置である。図8に示すように、車両などに搭載されているスイングレジスタは、吹き出し部91、92が開口している左右一対のリテ−ナ911,912をもつハウジング9を有している。各リテーナ911,912の内部には、それぞれ揺動するフィンが配設されている。フィンは、ラック・ピニオン機構94によって、電動モータの出力軸90からの駆動力が伝達される(特許文献1)。また、各リテーナ911、912には、摩擦力で駆動力を伝達するトルクリミッタからなるクラッチ機構93が固定されている(特許文献2〜5)。
図9に示すように、ラック・ピニオン機構94は、出力軸90の回転により直線往復運動を行う変換部941と、中央部で変換部941に係止され左右両側に延びるケーブル942と、ケーブル942の左右両端に連結された一対のラックギヤ943とからなる。一対のラックギヤ943は、それぞれクラッチ機構93に連結されている。一対のクラッチ機構93は、それぞれ、ラックギヤ943と噛合している駆動ギヤ95と、左右のフィンに連結されている従動ギヤ96と、コイルスプリング97とを備えている。図9,図10に示すように、下カバー981と上カバー982との間には、下から順に、スライダ991,駆動ギヤ95、従動ギヤ96、スライダ992、コイルスプリング97、座金993が収容されて、これらの軸孔に嵌挿されたカラー983を介して、ビス992により一体的に固定されている。コイルスプリング97は、従動ギヤ96を駆動ギヤ95に対して圧接させている。したがって、電動モータの駆動力は、駆動ギヤ95と従動ギヤ96との間の摩擦力によって、駆動ギヤ95から従動ギヤ96へ伝達されて、フィンを揺動させる。一方、フィンに外部荷重が入力されたときには、外部荷重は、従動ギヤ96に入力される。従動ギヤ96は、所定のトルク以上の外部荷重を受けると、電動モータの駆動力で回転する駆動ギヤ95に対して滑りを生じる。このため、外部荷重による従動ギヤ96の回転力は、駆動ギヤ95へは伝達されない。このようにして、クラッチ機構93は、電動モータによるフィンの駆動と、手動によるフィンの操作とを両立させている。
ところで、従来のスイングレジスタでは、クラッチ機構93は、2つの吹き出し部911、92にそれぞれ配設されていた。クラッチ機構93は、各吹き出し部91,92を構成しているリテーナ911,912の外部、例えば下部に突出するため、多くのスペースを費やしていた。また、部品点数が多く、部品費の削減が望まれていた。
特開2003−161508号公報(段落番号「0051」) 特開2001−03075号公報(段落番号「0014」) 特開2002−211232号公報(段落番号「0012」、図2、図5) 特開2004−66839号公報(段落番号「0036」) 特開2007−145301号公報(段落番号「0027」)
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、スペースを節約でき、部品点数の削減が可能なスイングレジスタを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明であるスイングレジスタは、筒状をなし内部に空調空気が流れる空気流路をもつ一対のリテーナと、該一対のリテーナを連結する中間部とを一体に有するハウジングと、前記一対のリテーナの前記空気流路に配設されて前記一対のリテーナにそれぞれ枢支された一対のフィン群と、前記一対のリテーナの外側に配設されて前記一対のフィン群にそれぞれ連結された一対の連結部材と、前記中間部の外側に配設された電動モータと、前記中間部の外側に配設されているとともに、前記電動モータと前記一対の連結部材とに連結されて前記電動モータと前記一対の連結部材とを離接するクラッチ機構と、を備え、該クラッチ機構は、前記電動モータに連結されている駆動部材と、該駆動部材の両面側に摺動可能に配置され、前記一対の連結部材にそれぞれ連結されている一対の従動部材と、該一対の従動部材を前記駆動部材に対して圧接させる方向に前記一対の従動部材を付勢する付勢部材とを備え、該付勢部材により前記一対の従動部材を前記駆動部材に対して圧接させることにより、前記駆動部材から前記一対の従動部材へ前記電動モータの駆動力を伝達し、前記フィン群を通じて前記従動部材に前記付勢部材による圧接力を超える外部荷重が入力されたときには前記駆動部材から前記一対の従動部材への駆動力の伝達を解除することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記クラッチ機構は、更に、前記電動モータに連結されて前記電動モータにより回転駆動される回転部と、該回転部の偏心位置で軸方向に突出する偏心凸部とをもつ出力回転体と、一方向に延び、前記偏心凸部を一方向にスライド可能に遊嵌させる長穴をもつ長穴部と、前記一方向と異なる方向に延設された第1ラックギヤとを一体に有する変換部材と、を備え、前記駆動部材は、前記第1ラックギヤと噛合する駆動側ピニオンギヤであり、前記一対の従動部材は、前記駆動側ピニオンギヤの厚み方向の両面側に、前記駆動側ピニオンギヤと同軸上に配置された従動側ピニオンギヤであって、前記一対の連結部材は、それぞれ前記一対の従動側ピニオンギヤと噛合する第2ラックギヤをもち、前記一対の連結部材の前記第2ラックギヤは、前記一対のリテーナの前記空気流路に配設されている前記フィン群に固定されたピニオンギヤと噛合していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記出力回転体の前記回転軸は、前記駆動側ピニオンギヤ及び前記従動側ピニオンギヤの中心に形成された軸穴に、摺動部材を介して嵌挿されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記クラッチ機構及び前記電動モータは、前記ハウジングに固定された1つのケースに収容されていることを特徴とする。
前記請求項1に係る発明によれば、一対の従動部材が、電動モータと接続されている駆動部材の両面に摺動可能に配設されている。このため、電動モータの駆動力が、1つの駆動部材によって同時に一対の従動部材に伝達される。また、一対の従動部材のうち少なくとも一方の従動部材がフィン群を通じて外部荷重を受けたときであって、その外部荷重が付勢部材による従動部材を駆動部材に圧接させる圧接力を越える場合には、外部荷重を受けた従動部材は、駆動部材に対して滑りを生じて、駆動部材には外部荷重は伝達されない。このように、1つのクラッチ機構で、駆動部材から一対の従動部材のみへの駆動力の伝達が行われる。したがって、本発明によれば、クラッチ機構が1つでよく、従来のように左右一対の各リテーナにそれぞれクラッチ機構を配設する場合に比べて、小さいスペースで足りる。また、一対の従動部材を駆動部材の両面側に配設しているため、更にスペースを節約できる。
また、ハウジングの中間部に1つのクラッチ機構を配設しているため、従来のように左右一対のリテーナにそれぞれクラッチ機構を配設する場合に比べて、クラッチ機構のハウジングからの突出量を少なくすることができる。このため、スイングレジスタを車両などに組み付ける際に、クラッチ機構が組み付け作業の妨げとなりにくく、組み付け作業をスムーズに行うことができる。
また、本発明のスイングレジスタは、従来のようにクラッチ機構を一対のリテーナにそれぞれ設けていた場合に比べて、部品点数が少ない。したがって、製造コストの低減化につながる。
前記請求項2に係る発明によれば、変換部材は、偏心凸部の回転運動を、第1ラックギヤの延びる直線方向へ往復する直線往復運動に変換する。第1ラックギヤと噛合している駆動側ピニオンギヤは、第1ラックギヤの直線往復運動を所定範囲角度に往復する回転運動に変換し、その回転を一対の従動側ピニオンギヤに伝達する。そして、従動側ピニオンギヤの所定範囲角度に往復する回転運動は、第2ラックギヤによって直線往復運動に変換される。第2ラックギヤは、フィン群に固定されたピニオンギヤに噛合しているため、フィン群を所定範囲角度で揺動させる。このように、簡素な構成で、電動モータの回転駆動力をフィン群に伝達させて、フィン群を往復揺動させることができる。
前記請求項3に係る発明によれば、出力回転体の回転軸が、駆動側ピニオンギヤ及び従動側ピニオンギヤの中心軸を構成している。このため、出力回転体、駆動側ピニオンギヤ及び従動側ピニオンギヤを、小スペースで中間部に配設することができる。
前記請求項4に係る発明によれば、クラッチ機構及び電動モータは、1つのケースに収容されている。したがって、スイングレジスタの更なる小スペース化を実現できる。
本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態に係るスイングレジスタは、車両のインストルメントパネルの中央部に搭載されて、車室内に供給される空調空気の風向きを調整する。図1は、スイングレジスタの斜視図である。図2は、右側のリテーナ内部及びクラッチ機構を説明するための、図1のA−A矢視線断面図である。図3は、車室内から視た横フィン群及び縦フィン群の斜視図である。図4は、クラッチ機構の分解斜視図である。図5は、クラッチ機構の断面図である。図6は、スイングレジスタの作動を説明するクラッチ機構及び連結部材の平面図である。図7は、出力回転体が図6に示す位置よりも時計回りに90°回転したときの、クラッチ機構及び連結部材の平面図である。これらの図において、右、左、上、下、前、後は、車室内のシートに着座した乗員から見て、右、左、上、下、前、後を意味する。
図1、図2に示すように、スイングレジスタは、左右一対のリテーナ11、12を有するハウジング1と、一対のリテーナ11、12にそれぞれ支持された一対の横フィン群2及び縦フィン群3と、一対の縦フィン群3に連結された一対の連結部材41,42と、電動モータ6と、電動モータ6と一対の連結部材41,42とに連結されたクラッチ機構5とをもつ。
ハウジング1は、左右に離間する一対のリテーナ11,12と、一対のリテーナ11,12を連結する中間部13とを一体に有する。一方のリテーナ11は、図1に示すように、車室内の乗員からみて右側に位置し、他方のリテーナ12は、車室内の乗員からみて左側に位置している。各リテーナ11、12は、断面四角形の筒状をなし、内部に空調空気が流れる空気流路10を有する。ハウジング1は、インストルメントパネルの内部に配設されている。リテーナ11、12の空気流路10の上流側には、図示略の空調装置に接続しているダクトを取り付けるダクト取付口10aが配設されている。リテーナ11、12の空気流路10の下流側には、車室内に向けて開口して空調装置から供給された空調空気を車室内に吹き出す吹き出し口10bが配設されている。リテーナ11,12内の空気流路10における吹き出し口10bの近傍には、横フィン群2及び縦フィン群3が配設されている。横フィン群2は、縦フィン群3よりも下流側であって、吹き出し口10bに近接した位置に配置されている。
図2、図3に示すように、横フィン群2は、左右に延びる複数の横フィン21が上下方向に並設されてなる。横フィン21の左端部と右端部には、それぞれ左右に延びる横枢支軸21aが形成されている。横枢支軸21aは、リテーナ11、12の左壁部及び右壁部に枢支されている。横フィン群2を構成する複数の横フィン21のうち中央に配置された横フィン21は、その長手方向(左右方向)にスライド可能な操作ノブ23を支持している。複数の横フィン21は、図示略の横フィン連結手段により互いに連結されている。このため、操作ノブ23を手で把持して中央の横フィン21を上下方向に揺動させると、他の横フィン21も中央の横フィン21に同期して上下方向に揺動する。
縦フィン群3は、操作ノブ23と連結されている操作フィン31と、操作フィン31とリンク部材33を介して連結されている複数の一般フィン32とからなる。操作フィン31及び一般フィン32は、リテーナ11、12の上下方向に延びる。複数の一般フィン32は、操作フィン31を中心に操作フィン31の左右両方向に並設されている。操作フィン31及び一般フィン32の上端部と下端部には、それぞれ上下に延びる縦枢支軸31a、32aが形成されている。縦枢支軸31a、32aは、リテーナ11、12の上壁部及び下壁部に枢支されている。操作フィン31の下端には、第2ピニオンギヤ35が固定されている。操作フィン31及び一般フィン32は、互いにリンク部材33により連結されて、互いに同期して左右方向に揺動する。
操作フィン31の後端部(車室側端部)には、第1ピニオンギヤ34が固定されている。第1ピニオンギヤ34は、操作ノブ23の前端に形成されたラックギヤ23aと噛合している。操作フィン31の下端には、第2ピニオンギヤ35が一体に形成されている。
図1,図4,図5に示すように、一対の連結部材41,42は、それぞれ一対のリテーナ11、12の底部11c、12cに配設されている。一対の連結部材41,42のうち一方の連結部材41は右側のリテーナ11に固定されており、他方の連結部材12は左側のリテーナ12に固定されている。一対の連結部材41,42は、いずれも長尺体であり、長手方向の一端側及び他端側の双方に、それぞれ長手方向に沿って延びる第1ラックギヤ43及び第2ラックギヤ44が形成されている。一対の連結部材41,42の第1ラックギヤ43は、それぞれ一対のリテーナ11,12に配設されている第2ピニオンギヤ35と噛合している。
クラッチ機構5及び電動モータ6は、1つのケース7の中に収容されて、左右一対のリテーナ11、12の間の中間部13に配設されている。電動モータ6は、1つであり、一方向に回転する。
クラッチ機構5は、出力回転体51と、変換部材52と、駆動部材としての駆動ギヤ53と、従動部材としての第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55と、付勢部材としてのコイルスプリング56と、を備えている。
出力回転体51は、電動モータ6に連結されている。出力回転体51は、電動モータ6に連結されて電動モータ6により回転駆動される回転部51aと、回転部51aの偏心位置で軸方向に突出する偏心凸部51cとをもつ。回転部51aは、回転中心である回転軸51bと、回転軸51bの軸方向の一端部に形成された平ギヤ51dとをもつ。平ギヤ51dは、電動モータ6側のギヤ61と噛合している。
変換部材52は、一方向に延び偏心凸部51cを一方向にスライド可能に遊嵌させる長穴52aをもつ長穴部52bと、一方向と直交する方向に延設されたラックギヤ52cと、ラックギヤ52cの延設方向に延び且つケース7に形成された溝7aを摺動する凸部52dとを有している。長穴52aは、偏心凸部51cの偏心位置よりも回転部51aの径方向外側まで延びている。変換部材52は、出力回転体52の回転運動を、直線往復運動に変換して、駆動ギヤ53に駆動力を伝達する。
駆動ギヤ53は、変換部材52のラックギヤ52cと噛合する駆動側ピニオンギヤである。駆動ギヤ53は、樹脂製の平歯であって、軸方向の両端面に摩擦面53a、53bをもつ。駆動ギヤ53の上には、第1従動ギヤ53が配設されている。駆動ギヤ53の下には、第2従動ギヤ55が配設されている。
第1従動ギヤ54は、右側の連結部材41の第2ラックギヤ44と噛合する従動側ピニオンギヤである。第2従動ギヤ55は、左側の連結部材42のラックギヤ44と噛合する従動側ピニオンギヤである。第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55はいずれも、樹脂製の平歯であって、軸方向の一端面に摩擦面54a、55aをもつ。第1従動ギヤ54の摩擦面54aは、駆動ギヤ53の摩擦面53aと対面している。第2従動ギヤ55の摩擦面55aは、駆動ギヤ53の摩擦面53bと対面している。クラッチ機構5は、駆動ギヤ53の摩擦面53aと第1従動ギヤ54の摩擦面54aとの間、及び駆動ギヤ53の摩擦面53bと第2従動ギヤ55の摩擦面55aとの間の摩擦力で、駆動ギヤ53の駆動力を第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55に伝達するトルクリミッタである。
コイルスプリング56は、第1従動ギヤ54の摩擦面54aと反対側の端面54bに配設されている。コイルスプリング56、第1従動ギヤ54、駆動ギヤ53、第2従動ギヤ55は、同軸上に配置され、これらの軸穴にはカラー57が嵌挿されている。コイルスプリング56、第1従動ギヤ54、駆動ギヤ53、第2従動ギヤ55は、カラー57の軸方向両端に径方向に突出するフランジ部57a、57bの間に挟持されている。コイルスプリング56は、フランジ部57aと第1従動ギヤ54とによって、軸方向に圧縮されている。このため、コイルスプリング56は、第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55を、駆動ギヤ53に対して圧接する方向、すなわち摩擦力を増加させる方向に付勢している。
なお、コイルスプリング56とフランジ部57aとの間には座金58が介在しており、第2従動ギヤ55とフランジ部57bとの間にはスライダ59aが介在している。また、第1従動ギヤ54とコイルスプリング56との間にもスライダ59bが介在している。
次に、本実施形態に係るスイングレジスタの作動を説明する。図5,図6に示すように、電動モータ6が回転すると、出力回転体51が回転軸51aを中心に回転する。図7に示すように、出力回転体51が回転軸51bを中心として駆動回転すると、偏心凸部51cが回転軸51bを中心として公転する。偏心凸部51cは、一方向のみにスライド可能に変換部材52の長穴52aに遊嵌されている。このため、偏心凸部51cの公転により、変換部材52は、一方向と直交する方向に往復直線運動を繰り返す。変換部材52のラックギヤ52cは、駆動ギヤ53に噛合しているため、変換部材52の直線往復運動は、駆動ギヤ53に所定角度範囲で往復する回転運動に変換されて伝達される。
ここで、図5に示すように、駆動ギヤ53の両方の摩擦面53a、53bには、コイルスプリング56の付勢力を受けた第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55によって均等に荷重が加わる。このため、駆動ギヤ53に対して、第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55がほぼ同程度の荷重によって圧接している。それゆえ、駆動ギヤ53が回転すると、その両側の第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55が駆動ギヤ53に従動して、駆動ギヤ53と同方向に回転する。
図6,図7に示すように、第1従動ギヤ54は、右側の連結部材41に噛合している。このため、第1従動ギヤ54の所定範囲角度で往復する回転運動は、右側の連結部材41に直線往復運動に変換されて伝達される。また、第2従動ギヤ55は、左側の連結部材42に噛合しているため、第2従動ギヤ55の所定範囲角度で往復する回転往復運動は、左側の連結部材42に直線往復運動に変換されて伝達される。右側の連結部材41及び左側の連結部材42は、同期して左右に直線往復運動を繰り返す。左右の連結部材41,42は、それぞれ左右のリテーナ11,12に支持されている操作フィン31の第2ピニオンギヤ35に噛合している。したがって、左右のリテーナ11,12に支持されている操作フィン31は、所定範囲角度で縦枢支軸31aを中心に互いに同期して左右に揺動する。図3に示すように、操作フィン31は、リンク部材33を介して、一般フィン32と連結されているため、一般フィン32は操作フィン31と同期して同方向に揺動する。このようにして、図1,図2に示すように、一対のリテーナ11,12の吹き出し口10bから吹き出される空調空気の風向きが、駆動モータ6の駆動力によって、左右に自動的に調整される。
次に、手動で操作ノブ23をスライドさせたときのスイングレジスタの作動を説明する。図2に示すように、まず、右側のリテーナ11内の空気流路10に配設されている操作ノブ23が手動で操作される場合について説明する。操作ノブ23の後端に形成されたラックギヤ23aは、操作フィン31に固定された第1ピニオンギヤ34と噛合している。このため、右側の操作ノブ23が、手動による外部荷重によって横フィン21の長手方向に沿ってスライドされると、操作フィン31は縦枢支軸31aを中心に左右に揺動する。操作フィン31に固定された第2ピニオンギヤ35は、右側の連結部材41の第1ラックギヤ43と噛合しているため、操作フィン31の揺動運動は、連結部材41に往復直線運動に変換されて伝達される。図2,図5に示すように、連結部材41は、第1従動ギヤ54と噛合しているため、第1従動ギヤ54に外部荷重による回転トルクを伝える。外部荷重が、コイルスプリング56による第1従動ギヤ54を駆動ギヤ53に圧接させる圧接力を超える場合には、第1従動ギヤ54は、駆動ギヤ53との間に滑りが生じる。これにより、第1従動ギヤ54は駆動ギヤ53に従動することなく、外部荷重によって回転される。よって、右側のリテーナ11内に配設された縦フィン群3は、駆動ギヤ53と連結されている電動モータ6の回転駆動力とは遮断されて、手動操作によって揺動する。一方、左側のリテーナ12に配設されている操作ノブ23は、手動操作されていないため、第2従動ギヤ55には外部荷重が入力されない。このため、第2従動ギヤ55は、駆動ギヤ53との摩擦により、駆動ギヤ53に加わる電動モータ6の駆動力を左側の連結部材42に伝えて、左側の縦フィン群3を揺動し続ける。
次に、右側の操作ノブ23に代えて、左側の操作ノブ23が手動で操作される場合について説明する。左側の操作ノブ23が手動で操作されたときには、左側の操作ノブ23と接続されている第2従動ギヤ55に、手動操作による外部荷重が入力される。外部荷重が、コイルスプリング56による第2従動ギヤ55を駆動ギヤ53に圧接させる圧接力を超える場合には、第2従動ギヤ54は、駆動ギヤ53との間に滑りを生じる。これにより、第2従動ギヤ55は駆動ギヤ53に従動することなく、外部荷重によって回転される。したがって、左側の縦フィン群3は、電動モータ6の駆動力とは遮断されて、手動操作で揺動される。なお、右側の操作ノブ23は手動操作されていないため、右側の縦フィン群3は、電動モータ6の回転駆動力で揺動し続ける。
次に、左右両方の操作ノブ23が手動操作される場合について説明する。左右両方の操作ノブ23が手動で操作されたときには、右側の操作ノブ23に接続されている第1従動ギヤ54、及び左側の操作ノブ23に接続されている第2従動ギヤ55の双方が、駆動ギヤ53との間に滑りを生じる。これにより、第1、第2従動ギヤ54,55は駆動ギヤ53に従動することなく、外部荷重によって回転される。したがって、左右の縦フィン群3は、駆動ギヤ53の駆動力とは遮断されて、手動操作で揺動される。
手動で縦フィン群3を操作する場合には、左右の縦フィン群3の揺動角度にズレが生じる場合がある。このズレは、電動モータ駆動時の左右の縦フィン3の揺動によって、互いの揺動角度が一致するように矯正される。
本実施形態においては、一対の第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55が、電動モータ6と接続されている駆動ギヤ53の両面に圧接している。このため、電動モータ6の駆動力が、1つの駆動ギヤ53によって同時に一対の第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55に伝達される。また、一対の第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55のうち少なくとも一方が操作ノブ23、操作フィン31及び連結部材41,42を通じて外部荷重を受けたときには、外部荷重を受けた第1従動ギヤ54及び/又は第2従動ギヤ55が、コイルスプリング56の付勢力に抗して駆動ギヤ53に対して滑りを生じる。このため、駆動ギヤ53には外部荷重は伝達されない。このように、1つのクラッチ機構5で、駆動ギヤ53から第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55への駆動力の伝達及び遮断が行われる。したがって、本実施形態によれば、クラッチ機構を1つ設ければよく、従来のように2つの別個のクラッチ機構を設ける場合に比べて、小さいスペースで足りる。また、一対の第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55を駆動ギヤ53の軸方向の両端面に配置しているため、更にスペースを節約できる。
また、ハウジング1の外部に配設されているクラッチ機構5に要するスペースが削減される。このため、ハウジング1からのクラッチ機構5の突出量を少なくすることができ、スペースを節約できる。また、スイングレジスタを車両などに組み付ける際に、クラッチ機構5が組み付け作業の妨げとなりにくく、スイングレジスタの組み付け作業が容易となる。
また、本実施形態においては、従来のようにクラッチ機構を一対の空気吹き出し部にそれぞれ設けていた場合に比べて、部品点数が少ない。したがって、製造コストの低減化につながる。
また、出力回転体51は、駆動ギヤ53並びに第1従動ギヤ54及び第2従動ギヤ55と同軸的に配置されている。また、クラッチ機構5は電動モータ6とともに1つのケース7に収容されている。したがって、スイングレジスタの更なる小スペース化を実現できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態に係る、スイングレジスタの斜視図である。 本実施形態に係る、右側のリテーナ内部及びクラッチ機構を説明するための、図1のA−A矢視線断面図である。 本実施形態に係る、車室内から視た横フィン群及び縦フィン群の斜視図である。 本実施形態に係る、クラッチ機構の分解斜視図である。 本実施形態に係る、クラッチ機構の断面図である。 本実施形態に係る、スイングレジスタの作動を説明するためのクラッチ機構及び連結部材の平面図である。 本実施形態に係る、出力回転体が図6に示す位置よりも時計回りに90°回転したときの、クラッチ機構及び連結部材の平面図である。 従来例に係る、スイングレジスタの斜視図である。 従来例のクラッチ機構の分解斜視図である。 従来例のクラッチ機構の断面図である。
符号の説明
1:ハウジング、2:横フィン群、5:クラッチ機構、6:電動モータ、7;ケース、7a:溝、3:縦フィン群、10:空気流路、10a:ダクト取付口、10b:吹き出し口、11,12:リテーナ、13:連結部、21:横フィン、23:操作ノブ、31:操作フィン、32:一般フィン、33:リンク部材、34:第1ピニオンギヤ、35:第2ピニオンギヤ、41、42:連結部材、43:第1ラックギヤ、44:第2ラックギヤ、51:出力回転体、51a:出力軸、51b:平ギヤ、51c:偏心凸部、52:変換部材、52a:長穴、52b:長穴部、52c:ラックギヤ、53:駆動ギヤ、54:第1従動ギヤ、55:第2従動ギヤ、56:コイルスプリング、57:カラー、58:座金、59a、59b:スライダ。

Claims (4)

  1. 筒状をなし内部に空調空気が流れる空気流路をもつ一対のリテーナと、該一対のリテーナを連結する中間部とを一体に有するハウジングと、
    前記一対のリテーナの前記空気流路に配設されて前記一対のリテーナにそれぞれ枢支された一対のフィン群と、
    前記一対のリテーナの外側に配設されて前記一対のフィン群にそれぞれ連結された一対の連結部材と、
    前記中間部の外側に配設された電動モータと、
    前記中間部の外側に配設されているとともに、前記電動モータと前記一対の連結部材とに連結されて前記電動モータと前記一対の連結部材とを離接するクラッチ機構と、を備え、
    該クラッチ機構は、前記電動モータに連結されている駆動部材と、該駆動部材の両面側に摺動可能に配置され、前記一対の連結部材にそれぞれ連結されている一対の従動部材と、該一対の従動部材を前記駆動部材に対して圧接させる方向に前記一対の従動部材を付勢する付勢部材とを備え、
    該付勢部材により前記一対の従動部材を前記駆動部材に対して圧接させることにより、前記駆動部材から前記一対の従動部材へ前記電動モータの駆動力を伝達し、
    前記フィン群を通じて前記従動部材に前記付勢部材による圧接力を超える外部荷重が入力されたときには前記駆動部材から前記一対の従動部材への駆動力の伝達を解除することを特徴とするスイングレジスタ。
  2. 前記クラッチ機構は、更に、
    前記電動モータに連結されて前記電動モータにより回転駆動される回転部と、該回転部の偏心位置で軸方向に突出する偏心凸部とをもつ出力回転体と、
    一方向に延び、前記偏心凸部を一方向にスライド可能に遊嵌させる長穴をもつ長穴部と、前記一方向と異なる方向に延設された第1ラックギヤとを一体に有する変換部材と、を備え、
    前記駆動部材は、前記第1ラックギヤと噛合する駆動側ピニオンギヤであり、前記一対の従動部材は、前記駆動側ピニオンギヤの厚み方向の両面側に、前記駆動側ピニオンギヤと同軸上に配置された従動側ピニオンギヤであって、
    前記一対の連結部材は、それぞれ前記一対の従動側ピニオンギヤと噛合する第2ラックギヤをもち、
    前記一対の連結部材の前記第2ラックギヤは、前記一対のリテーナの前記空気流路に配設されている前記フィン群に固定されたピニオンギヤと噛合していることを特徴とする請求項1記載のスイングレジスタ。
  3. 前記出力回転体の前記回転軸は、前記駆動側ピニオンギヤ及び前記従動側ピニオンギヤの中心に形成された軸穴に、摺動部材を介して嵌挿されていることを特徴とする請求項2記載のスイングレジスタ。
  4. 前記クラッチ機構及び前記電動モータは、前記ハウジングに固定された1つのケースに収容されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスイングレジスタ。
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