JP2009166412A - 印刷装置及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ページモードを備えた印刷装置において、ページモードにおける印刷処理パフォーマンスを向上させる。
【解決手段】1ページ分の展開容量を備えたイメージデータ展開領域4を複数の分割領域41から44に分割する展開領域分割ステップ(ステップS11)と、少なくとも1つの分割領域にイメージデータが揃うと印刷処理を開始するステップ(ステップS15)と、分割領域のイメージデータに基づく印刷処理の実行中に、分割領域に隣接する分割領域にイメージデータを展開するデータ展開ステップ(ステップS16)と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ページモードを備えた印刷装置及び印刷方法に関する。
ロール紙のような連続紙に対してレシート印刷を行う印刷装置が知られている。レシート印刷を行う印刷装置の一例としては、ラインサーマルプリンタがある。一般に、ラインサーマルプリンタは、印刷開始指示を受信する毎に1行分の印刷を行って、1行分の用紙送りを行う。少なくとも2行分の印刷データを展開すると、印刷処理及び用紙送りとを実行する。これを繰り返した結果、1ページ分の印刷結果を取得する。このような印刷処理モードを、いわゆるスタンダードモードと呼ぶ。
ところで近年では、顧客の視覚に訴えてインパクトを与えるようなレシートやクーポンを印刷することが増えている。拡大文字、ロゴやバーコードを印刷したり、印刷方向を指定して出力形式を変化させたり、多様な印刷機能を備えているものが多い。このような様々な印刷機能を提供するため、上述したスタンダードモードのほかにページモードを備えたラインプリンタが知られている。ページモードでは、少なくとも1ページ分の印刷データを展開可能なバッファ上に所定の印刷領域を指定し、指定した印刷領域に1ページ分の印刷データを展開した後、印刷開始指示に応じて印刷処理を開始する(特許文献1及び2参照)。
1ページ分の印刷データを展開しておくことによって、1行におさまらず複数行にわたって分解された印刷データであっても、連続して印刷を行うことができる。つまり、データ展開速度が印刷速度に間に合わないような事態が発生しないので、行と行の間に白スジが入るのを防止することができる。したがって、ページモードを備えることによって様々な印刷パターンを出力することができるとともに、美しい印刷結果を提供することができる。
特開2000−25298号公報 特開2005−53115号公報
しかしながら、上述したようにページモードにおいては、例えばプリントバッファに1ページ分の印刷データを全て展開した後でなければ、印刷処理を開始しない。したがって、印刷処理開始までのスループットを上げることが望まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、ページモードを備えた印刷装置において、ページモードにおける印刷処理開始までのパフォーマンスを向上させることを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明に係る印刷装置は、1ページ分の展開容量を備えたデータ展開領域と、
前記データ展開領域を複数の分割領域に分割する展開領域分割部と、
少なくとも1つの分割領域に展開データが揃うと印刷処理を開始する印刷部と、
前記分割領域の展開データに基づく印刷処理の実行中に、前記分割領域に隣接する隣接分割領域に展開データを展開するデータ展開部と、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決することのできる本発明に係る印刷装置の制御方法は、1ページ分の展開容量を備えたデータ展開領域を複数の分割領域に分割する展開領域分割ステップと、
少なくとも1つの分割領域に展開データが揃うと印刷処理を開始するステップと、
前記分割領域の展開データに基づく印刷処理の実行中に、前記分割領域に隣接する隣接分割領域に展開データを展開するデータ展開ステップと、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、データ展開領域を複数の分割領域に分割し、少なくとも1つの分割領域に展開データが揃うと印刷処理を開始する。つまり、データ展開領域に1ページ分の展開データが揃う前に印刷処理を開始する。したがって、従来のように1ページ分の展開データが揃わないと印刷処理を開始しない場合と比較して、ページモードにおける印刷処理のパフォーマンスを向上させることができる。
また、上記印刷装置において、前記展開領域分割部は、印刷速度が展開速度より大きい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割することを特徴とする。
また、上記印刷装置の制御方法は、前記展開領域分割ステップにおいて、印刷速度が展開速度より大きい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割することを特徴とする。
通常、1行ごと印刷するラインプリンタであれば、展開速度が印刷速度に間に合わないと連続印刷を行うことができない。このため、行間に白スジが入ってしまう場合がある。上記構成によれば、印刷速度が展開速度より大きい場合は、分割領域の分割サイズを隣接分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割する。つまり、展開速度の方が印刷速度より小さいと、印刷処理される分割領域の展開データより、印刷処理中に隣接分割領域に展開できる展開データ量の方が少なくなる。このため、分割領域より隣接分割領域の分割サイズを小さくすることによって、隣接分割領域の展開データに基づく印刷処理を開始するタイミングを早めることができる。これにより、展開速度が印刷速度に間に合わないことを原因とする白スジの発生を防止することができる。
また、上記印刷装置において、前記展開領域分割部は、印刷速度が展開速度より小さい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割することを特徴とする。
また、上記印刷装置の制御方法は、前記展開領域分割ステップにおいて、印刷速度が展開速度より小さい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割することを特徴とする。
上記構成によれば、印刷速度が展開速度より小さい場合は、分割領域の分割サイズを隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割する。特に、最初に印刷処理される分割領域の分割サイズを最大限小さくすることによって、印刷処理を開始するまでのスループットを効果的に向上させることができる。
また、上記印刷装置において、前記分割サイズは、前記印刷速度及び前記展開速度に基づいて得られる前記データ展開領域の縦方向ドット数であって、
前記隣接分割領域の分割サイズは、前記分割領域の展開データを印刷する印刷時間と、前記展開速度とに基づき決定することを特徴とする。
また、上記印刷装置の制御方法において、前記分割サイズは、前記印刷速度及び前記展開速度に基づいて得られる前記データ展開領域の縦方向ドット数であって、
前記展開領域分割ステップにおいて、前記分割領域の展開データを印刷する印刷時間と、前記展開速度とに基づき前記隣接分割領域の分割サイズを決定することを特徴とする。
上記構成によれば、隣接分割領域の分割サイズは、分割領域の展開データを印刷する印刷時間と、展開速度とに基づき決定する。隣接分割領域の分割サイズ=分割領域の印刷時間/縦方向1ドットライン分の展開時間で算出することができる。つまり、分割領域の展開データに基づく印刷時間と隣接分割領域の展開時間とを一致させることによって、分割領域の展開データに基づく印刷処理の終了とともに、隣接分割領域の展開処理が終了する。したがって、分割領域の展開データに基づく印刷処理に続けて隣接分割領域の展開データに基づく印刷処理を実行することができる。これにより、印刷速度と展開速度とにズレがあっても、分割サイズを変更することによって、白スジの発生を防止して美しい印刷結果を出力することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る印刷装置、印刷装置の制御方法の実施の形態について詳細に説明する。
(プリンタの内部構成)
図1は、本発明の印刷装置の一実施形態であるプリンタの内部構成を示す機能ブロック図である。本実施形態のプリンタ1は、主として通信インターフェース2、データ記憶部3、主制御部6、プリントバッファ11、印字制御部12(印刷部)、印字ヘッド13(印刷部)を備えている。
通信インターフェース2は、ホストコンピュータ20とプリンタ1との間の通信を行う。データ記憶部3は、少なくとも受信バッファ5とイメージデータ展開領域4(データ展開領域)を備えている。ホストコンピュータ20から送信されたデータを、通信インターフェース2を介して受信し、受信データとして一時的に受信バッファ5に蓄積される。イメージデータ展開領域4は、受信バッファ5に蓄積された受信データのうち、印字データがイメージデータ(展開データ)として展開される。受信バッファ5やイメージデータ展開領域4はデータ記憶部3に設定された所定の領域であり、データ記憶部3は揮発性記憶部の記憶部である。
主制御部6は、プリンタ1の動作を制御する。また、本実施形態では、主制御部6は少なくとも展開領域分割部9とデータ展開部10とを備えている。展開領域分割部9は、1ページ分の展開容量を備えたイメージデータ展開領域4を複数の分割領域に分割する。
図2及び図3は、イメージデータ展開領域を分割したときの分割領域を模式的に示した図である。図2は、印刷速度が展開速度より大きい場合を示しており、図3は、印刷速度が展開速度より小さい場合を示している。
図2に示すように、本実施形態のプリンタ1の印刷速度が展開速度より大きい場合は、展開領域分割部9は、各分割領域41,42,43,44の分割サイズを隣接する分割領域(隣接分割領域)の分割サイズより大きくなるよう分割する。つまり、分割領域41の分割サイズは分割領域42の分割サイズより大きくなるよう分割し、分割領域42の分割サイズは分割領域43の分割サイズより大きくなるよう分割し、分割領域43の分割サイズは分割領域44の分割サイズより大きくなるよう分割する。
また図3に示すように、本実施形態のプリンタ1の印刷速度が展開速度より小さい場合は、展開領域分割部9は、各分割領域41,42,43,44の分割サイズが隣接する分割領域(隣接分割領域)の分割サイズより小さくなるよう分割する。つまり、分割領域41の分割サイズは分割領域42の分割サイズより小さくなるよう分割し、分割領域42の分割サイズは分割領域43の分割サイズより小さくなるよう分割し、分割領域43の分割サイズは分割領域44の分割サイズより小さくなるよう分割する。
ここで、分割サイズは、プリンタ1の印刷速度及び展開速度に基づいて得られるイメージデータ展開領域4の縦方向ドット数である。展開領域分割部9は、上述した隣接する分割領域の分割サイズを各分割領域41,42,43,44のイメージデータを印刷する印刷時間と、展開速度とに基づき決定する。すなわち、隣接する分割領域の分割サイズ=各分割領域の印刷時間/縦方向1ドットライン分の展開時間によって算出することができる。
このように分割することによって、各分割領域のイメージデータに基づく印刷時間と、その分割領域に隣接する分割領域の展開時間とが一致する。したがって、各分割領域のイメージデータに基づく印刷処理の終了とともに、それと隣接する分割領域の展開処理が終了する。すなわち、分割領域41に展開されたイメージデータに基づく印刷処理の終了とともに、分割領域41に隣接する分割領域42の展開処理が終了する。分割領域42に展開されたイメージデータに基づく印刷処理の終了とともに、分割領域42に隣接する分割領域43の展開処理が終了する。また、分割領域43に展開されたイメージデータに基づく印刷処理の終了とともに、分割領域43に隣接する分割領域44の展開処理が終了する。
これにより、印字制御部12は、各分割領域のイメージデータに基づく印刷処理に続けて隣接する分割領域のイメージデータに基づく印刷処理を実行することができる。したがって、プリンタ1の印刷速度と展開速度とにズレがあっても、適切な分割サイズに変更することによって、白スジの発生を防止して美しい印刷結果を出力することができる。
図1に戻り、データ展開部10は、受信バッファ5に蓄積された各種コマンド等を含む印刷データから印字データを取り出して、イメージデータ展開領域4に展開する。本実施形態では、各分割領域のイメージデータに基づく印刷処理の実行中に、その分割領域に隣接する分割領域に印刷データを展開することができる。
プリントバッファ11には、イメージデータ展開領域4の各分割領域に展開されたイメージデータから、印字ヘッド13の1ライン分に相当するイメージデータが順次格納される。1ライン分のイメージデータはプリントバッファ11を介して印字ヘッド13に転送される。
印字制御部12は、印字ヘッド13のほか、連続紙をカットする図示せぬカット部等を含み印刷処理を制御する。イメージデータ展開領域4に設定された各分割領域41,42,43,44がバッファフル状態になると、印字制御部12がバッファフルを契機として印字処理を開始する。また、バッファフルを印字契機としない場合でも、受信バッファ5に蓄積されたデータに印字コマンドが含まれていれば、主制御部6を介して印字コマンドが印字制御部12に通知され、印字コマンドを契機に印字処理を開始するよう構成してもよい。
印字ヘッド13にはラインサーマル式の印字ヘッドが用いられ、印字ヘッドの1ライン分の印刷を行うと1ライン分に相当する搬送量だけ連続紙を搬送する。1ライン分の印刷処理と搬送処理とを繰り返し、連続紙に対して連続印字を行う。
なお、連続紙として感熱紙が用いられる。連続紙は帯状の用紙を円筒状に巻回したものである。
(ページモードにおける印刷処理について)
次に、本実施形態のプリンタが行うページモードにおける印刷処理について図4及び図5を参照して説明する。図4は、ページモードにおける印刷処理を説明するためのフローチャートであり、図5は、イメージデータ展開領域を分割する処理を説明するためのフローチャートである。従来のページモード印刷は、1ページ分のイメージデータを展開した後でなければ印刷処理を実行することができなかった。本実施形態のプリンタ1はイメージデータ展開領域4に1ページ分のイメージデータの展開処理が終了する前に、印刷処理を実行することができるよう構成されている。
まず、展開領域分割部9は、プリンタ1の印刷速度及び展開速度に基づきイメージデータ展開領域4を分割する(ステップS11)。
図5に示すように、ホストコンピュータ20から印字データを含む送信データが送られると、通信インターフェース2を介して受信バッファ5はデータを受信し蓄積してゆく(ステップS21:Yes)。上述したように、印刷速度が展開速度より大きい場合は(ステップS22:Yes)、図2に示すように分割サイズが第1の分割領域41から順に小さくなるように分割する(ステップS23)。印刷速度が展開速度より小さい場合は(ステップS22:No)、図3に示すように分割サイズが第1の分割領域41から順に大きくなるように分割する(ステップS24)。
図4に戻り、主制御部6は受信データを解析し、データ展開部10が受信バッファ5から印字データを取り出し(ステップS12)、イメージデータ展開部4の第1の分割領域41に展開する(ステップS13,図2及び図3の(a)参照)。第1の分割領域41にイメージデータが展開されて、展開容量分のデータが揃うと(ステップS14:Yes)、印字制御部12は、第1の分割領域41に展開されたイメージデータに基づき印刷処理を開始する。印刷処理の実行中に、データ展開部10は、受信バッファ5から続きの印字データを取り出し、イメージデータ展開部4の第2の分割領域42に展開する(ステップS16,図2及び図3の(b)参照)。
受信バッファ5に処理する印字データあるいは各種コマンドがまだ蓄積されていれば、印刷処理は終了せず展開処理を続ける(ステップS17:No)。第2の分割領域42の展開容量分のデータが揃うと(ステップS18:Yes)、印字制御部12は、第2の分割領域42に展開されたイメージデータに基づき印刷処理を開始する。印刷処理の実行中に、データ展開部10は、受信バッファ5から続きの印字データを取り出し、イメージデータ展開部4の第3の分割領域43に展開する(ステップS16,図2及び図3の(c)参照)。
受信バッファ5に処理する印字データあるいは各種コマンドがまだ蓄積されていれば、印刷処理は終了せず展開処理を続ける(ステップS17:No)。第3の分割領域43の展開容量分のデータが揃うと(ステップS18:Yes)、印字制御部12は、第3の分割領域43に展開されたイメージデータに基づき印刷処理を開始する。印刷処理の実行中に、データ展開部10は、受信バッファ5から続きの印字データを取り出し、イメージデータ展開部4の第4の分割領域44に展開する(ステップS16,図2及び図3の(d)参照)。
受信バッファ5に処理する印字データがなく、連続紙をカットするカットコマンドがあれば、カットコマンドに応じて連続紙をカットして印刷処理を終了する(ステップS17:No)。
このように、本実施形態では、イメージデータ展開領域4を4つの分割領域に分割し、1つの分割領域にイメージデータが揃うと印刷処理を開始する。つまり、イメージデータ展開領域4に1ページ分の展開データが揃う前に印刷処理を開始する。したがって、従来のように1ページ分のイメージデータが揃わないと印刷処理を開始しない場合と比較して、ページモードにおける印刷処理のパフォーマンスを向上させることができる。
また、本実施形態によれば、プリンタ1の印刷速度が展開速度より大きい場合は、分割領域の分割サイズを隣接する分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割する。つまり、展開速度の方が印刷速度より小さいと、印刷処理される分割領域のイメージデータより、印刷処理中に隣接する分割領域に展開できるイメージデータ量の方が少なくなる。具体的には、図2に示すように、先に印刷処理される第1の分割領域41より次に印刷処理される第2の分割領域42の分割サイズを小さくすることによって、第2の分割領域42のイメージデータに基づく印刷処理を開始するタイミングを早めることができる。これにより、展開速度が印刷速度に間に合わず、連続印刷ができずに印刷処理が停止してしまう場合に発生する白スジ防止することができる。
また、本実施形態によれば、プリンタ1の印刷速度が展開速度より小さい場合は、分割領域の分割サイズを隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割する。図3に示すように、特に最初に印刷処理される第1の割領域41の分割サイズを最大限小さくすることによって、印刷処理を開始するまでのスループットを効果的に向上させることができる。
また、本実施形態によれば、次に印刷処理される分割領域の分割サイズは、先に印刷処理される分割領域のイメージデータを印刷する印刷時間と、展開速度とに基づき決定する。具体的には、第2の分割領域42の分割サイズ=第1の分割領域41の印刷時間/縦方向1ドットライン分の展開時間で算出することができる。つまり、第1の分割領域41の展開データに基づく印刷時間と第2の分割領域42の展開時間とを一致させることによって、第1の分割領域41のイメージデータに基づく印刷処理の終了とともに、第2の分割領域42の展開処理が終了する。したがって、第1の分割領域41のイメージデータに基づく印刷処理に続けて第2の分割領域42のイメージデータに基づく印刷処理を実行することができる。これにより、印刷速度と展開速度とにズレがあっても、分割サイズを変更することによって、白スジの発生を防止して美しい印刷結果を出力することができる。
本発明の印刷装置の一実施形態であるプリンタの内部構成を示す機能ブロック図である。 印刷速度が展開速度より大きい場合にイメージデータ展開領域を分割したときの分割領域を模式的に示した図である。 印刷速度が展開速度より小さい場合にイメージデータ展開領域を分割したときの分割領域を模式的に示した図である。 本実施形態のプリンタのページモードにおける印刷処理を説明するためのフローチャートである。 イメージデータ展開領域を分割する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:プリンタ、2:通信インターフェース、3:データ記憶部、4:イメージデータ展開領域、5:受信バッファ、6:主制御部、9:展開領域分割部、10:データ展開部、11:プリントバッファ、12:印字制御部、13:印字ヘッド、20:ホストコンピュータ

Claims (8)

  1. 1ページ分の展開容量を備えたデータ展開領域と、
    前記データ展開領域を複数の分割領域に分割する展開領域分割部と、
    少なくとも1つの分割領域に展開データが揃うと印刷処理を開始する印刷部と、
    前記分割領域の展開データに基づく印刷処理の実行中に、前記分割領域に隣接する隣接分割領域に展開データを展開するデータ展開部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記展開領域分割部は、印刷速度が展開速度より大きい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記展開領域分割部は、印刷速度が展開速度より小さい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記分割サイズは、前記印刷速度及び前記展開速度に基づいて得られる前記データ展開領域の縦方向ドット数であって、
    前記隣接分割領域の分割サイズは、前記分割領域の展開データを印刷する印刷時間と、前記展開速度とに基づき決定することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の印刷装置。
  5. 1ページ分の展開容量を備えたデータ展開領域を複数の分割領域に分割する展開領域分割ステップと、
    少なくとも1つの分割領域に展開データが揃うと印刷処理を開始するステップと、
    前記分割領域の展開データに基づく印刷処理の実行中に、前記分割領域に隣接する隣接分割領域に展開データを展開するデータ展開ステップと、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  6. 前記展開領域分割ステップにおいて、印刷速度が展開速度より大きい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより大きくなるよう分割することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置の制御方法。
  7. 前記展開領域分割ステップにおいて、印刷速度が展開速度より小さい場合は、前記分割領域の分割サイズが前記隣接分割領域の分割サイズより小さくなるよう分割することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置の制御方法。
  8. 前記分割サイズは、前記印刷速度及び前記展開速度に基づいて得られる前記データ展開領域の縦方向ドット数であって、
    前記展開領域分割ステップにおいて、前記分割領域の展開データを印刷する印刷時間と、前記展開速度とに基づき前記隣接分割領域の分割サイズを決定することを特徴とする請求項5から7の何れかに記載の印刷装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190388A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Seiko Epson Corp 印刷システムおよび印刷制御方法

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