JP2009165853A - X線透視撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】X線透視撮影装置を用いて胸部撮影を行うとき被検者に不自然な姿勢をとらせないために、片持ち式のカセッテホルダをX線透視撮影装置の映像系移動部に取り付けて、X線フィルムを内蔵したカセッテを天板の前面部に配置する方法が用いられるが、このような構成のカセッテホルダは一方の端部のみで支持されているため、被検者が不用意にカセッテホルダに寄りかかったとき天板の側にたわんで破損するおそれがある。
【解決手段】カセッテホルダ17の枠1のH字の2本の縦線部の映像系移動部8への取付部と反対の端部付近の天板側の面に腕部材4をラッチ機構により取り付け、撮影時に腕部材4を図1に示すように天板に垂直に固定することにより、被検者が不用意にカセッテホルダ17に寄りかかっても、枠1のわずかな撓みにより腕部材4が天板に接触してそれ以上の撓みを防止するのでカセッテホルダ17の破損のおそれがなくなる。
【選択図】 図1
【解決手段】カセッテホルダ17の枠1のH字の2本の縦線部の映像系移動部8への取付部と反対の端部付近の天板側の面に腕部材4をラッチ機構により取り付け、撮影時に腕部材4を図1に示すように天板に垂直に固定することにより、被検者が不用意にカセッテホルダ17に寄りかかっても、枠1のわずかな撓みにより腕部材4が天板に接触してそれ以上の撓みを防止するのでカセッテホルダ17の破損のおそれがなくなる。
【選択図】 図1
Description
本発明はX線受光部ホルダを装着可能なX線透視撮影装置に関する。
X線透視撮影装置により胸部撮影を行う場合、図3に示すように立位状態の透視台本体10に摺動可能に取り付けられた天板7の前面に被検者14を天板7側に向いて立たせて、被検者14の後方に配置されたX線管13から照射されるX線を天板7の裏面に配置される速写装置15またはその代わりに配置されるカセッテ(図示しない)に内蔵されるX線フィルム(図示しない)で受光することにより行われる。なおX線管13、速写装置15および、例えばイメージインテンシファイアとテレビカメラにより構成される透視用受光部16はいずれも、透視台本体10に天板7の長手方向に移動可能に取り付けられた映像系移動部8に取り付けられており、3者が天板7に平行に一体的に移動できるように構成されている。
ただし上記の方法で胸部撮影を行う場合、X線受光部であるX線フィルムが天板7の裏面に配置されるので、被検者14は撮影部位である胸部をできるだけX線受光部に近づけるために天板7に接近させると、顔等が天板7と干渉するため極めて不自然な姿勢をとらざるを得ない。この不都合を解消するために、天板7がその長辺に沿う蝶番(図示しない)によって回動可能に透視台本体10に取り付けられ、天板7を蝶番の回転軸のまわりに約90度回動させて、X線管13とX線受光部を結ぶ照射経路から退避させる構成のX線透視撮影装置等も発明されている(たとえば特許文献1参照)。
しかしながら上述のような装置は構成が複雑になりコストアップになるため、比較的コストアップが少なくてすむ図4および図5に示すような方法が実用化されている。これは天板7の前面部にX線受光部としてX線フィルムを内蔵したカセッテ11を配置する方法であり、具体的にはH字型の枠1とその前面に取り付けられたグリッド2および裏面に取り付けられた板(図示しない)により構成されるカセッテホルダ9の一方の端部をX線透視撮影装置の映像系移動部8に取り付け、他方の端部から枠1とその前面に取り付けられたグリッド2および裏面に取り付けられた板で囲まれた空間にカセッテ11を挿入することにより配置される。これにより被検者14は顔等が天板7と干渉することなく自然な姿勢で胸部をカセッテ11に接近させることができる。なおカセッテホルダ9はフックで映像系移動部8に掛着する方法等により映像系移動部8に着脱可能に取り付けられている。
図5に示すような片持ち式のカセッテホルダ9をX線透視撮影装置の映像系移動部8に取り付けて、X線フィルムを内蔵したカセッテ11を天板7の前面部に配置することにより、被検者14に不自然な姿勢をとらせることなくX線透視撮影装置を用いて胸部撮影を行うことができるが、このような構成のカセッテホルダ9は一方の端部のみで支持されているため、被検者14が不用意にカセッテホルダ9に寄りかかったとき枠1が天板7の側に撓んで破損するおそれがある。本発明はこの問題を解決するためのものである。
請求項1記載の発明は上記の目的を達成するために、垂直に立設された天板に近接して配設されるX線受光部と、前記X線受光部を保持する受光部保持装置を備え、X線発生部と前記X線受光部の間に配置された被検者のX線撮影を行うX線透視撮影装置において、前記受光部保持装置には前記天板の側への突設と退避が切換可能な支持枠を設け、前記支持枠を突設させたとき前記被検者からの荷重が前記受光部保持装置に作用しても、前記荷重が前記支持枠を経由して前記天板により受け止められるようにしたX線透視撮影装置を提供する。
請求項2記載の発明は上記の目的を達成するために、支持枠は受光部保持装置の枠に起伏自在に設置された腕部材で構成され、前記腕部材が天板に垂直な位置と平行な位置の二つの位置に切換可能に構成されている請求項1記載のX線透視撮影装置を提供する。
請求項3記載の発明は上記の目的を達成するために、腕部材の断面の一部がL字型である請求項1または請求項2記載のX線透視撮影装置を提供する。
X線透視撮影装置の天板の前面部にX線フィルムを内蔵したカセッテを配置する、片側の端部のみでX線透視撮影装置に装着されるカセッテホルダの反対側の端部に、天板とカセッテホルダの間の距離よりわずかに短い腕部材を天板側に向けて設けることにより、被検者が不用意にカセッテホルダに寄りかかっても、カセッテホルダのわずかな撓みにより腕部材が天板に接触してそれ以上の撓みが防止されるので、カセッテホルダの破損のおそれがなくなる。
本発明の実施例を図1および図2により説明する。図1はX線透視撮影装置の映像系移動部8に取り付けられる本発明によるカセッテホルダ17の外観図であり、図2(a)はカセッテホルダ17をX線管(図示しない)側から見た図である。また図2(b)は図2(a)を下からみた図であり、図2(c)は図2(b)を左から見た図である。カセッテホルダ17はH字型の枠1を主要な構成品とし、H字の2本の縦線部の片側の端部がフック部12により映像系移動部8に着脱可能に掛着されている。これによりカセッテホルダ17は映像系移動部8に垂直に、すなわち天板7に平行に支持される。そしてカセッテホルダ17のH字の横線部により分けられる2個の領域のうちフック部12と反対の側において、枠1のX線管側の面にグリッド2を、天板7側の面に板3を、H字の横線部からほぼ端部までを覆うように取り付けることにより、グリッド2、板3、枠1のH字の2本の縦線部および横線部により囲まれるカセッテ挿入空間6が形成される。
以上は背景技術の項で図5を用いて説明した従来のカセッテホルダ9の構成と同じであるが、本発明によるカセッテホルダ17には枠1のH字の2本の縦線部のフック部12と反対の端部付近の天板7側の面にラッチ機構18により、幅が枠1のH字の2本の縦線部の間隔よりわずかに広く、断面がL字型の金属製の板の互いに直交する2面の一方の面について両端部のみを適当な幅で残して切り取った形状の腕部材4が取り付けられている。腕部材4はラッチ機構18により図2(b)に実線で示す天板7に垂直な位置、または回転軸5を中心に90度回転して、図2(b)に破線で示す、天板7に平行な位置のいずれかで固定することができるので、カセッテホルダ17を映像系移動部8に取り付けて撮影に使用するときは実線で示す位置に、映像系移動部8から取り外して収納しておくときは破線で示す位置に腕部材4を固定する。なお腕部材4は図2(b)の実線で示す位置と破線で示す位置の間を移動可能なように、実線で示す位置に固定されたときその底面が天板7の表面に届かない長さであるとともに、被検者がカセッテホルダ17に寄りかかって枠1が撓んだとき腕部材4の底面が天板7の表面に当接してカセッテホルダ17の破損を防止できる長さになっている。
この結果カセッテホルダ17をフック部12により映像系移動部8に垂直に掛着したとき、腕部材4を図2(b)に実線で示すように天板7に垂直に固定することにより、被検者(図示しない)が不用意にカセッテホルダ17に寄りかかっても、枠1のわずかな撓みにより腕部材4が天板7に当接してそれ以上の撓みを防止するのでカセッテホルダ17の破損のおそれがなくなる。またカセッテホルダ17を映像系移動部8から取り外して収納しておくときは、腕部材4を図2(b)に破線で示す位置で固定することにより、腕部材4が収納の邪魔にならないようにすることができる。
上記の実施例では胸部撮影時のX線受光部としてX線フィルムを内蔵したカセッテ11を用いて説明したが、カセッテ11の代わりに画像処理装置にケーブルにより接続されたフラットパネル型検出器を用いる場合にも本発明は有効である。
上記の実施例では腕部材4をその断面がL字型の構成にしたが、上述の目的を達成できればその形状にこだわるものではない。ただしL字型の構成にすると、カセッテ11またはフラットパネル型検出器をカセッテホルダ17に挿入したまま持ち運ぶときや収納しておくときふたの役目を果たすのでカセッテ11等のカセッテホルダ17からの脱落を防止することができる。
本発明はX線透視撮影装置に装着して使用する受光部ホルダに関する。
1:枠
2:グリッド
3:板
4:腕部材
5:回転軸
6:カセッテ挿入空間
7:天板
8:映像系移動部
9:カセッテホルダ
10:透視台本体
11:カセッテ
12:フック部
13:X線管
14:被検者
15:速写装置
16:透視用受光部
17:カセッテホルダ
2:グリッド
3:板
4:腕部材
5:回転軸
6:カセッテ挿入空間
7:天板
8:映像系移動部
9:カセッテホルダ
10:透視台本体
11:カセッテ
12:フック部
13:X線管
14:被検者
15:速写装置
16:透視用受光部
17:カセッテホルダ
Claims (3)
- 垂直に立設された天板に近接して配設されるX線受光部と、前記X線受光部を保持する受光部保持装置を備え、X線発生部と前記X線受光部の間に配置された被検者のX線撮影を行うX線透視撮影装置において、前記受光部保持装置には前記天板の側への突設と退避が切換可能な支持枠を設け、前記支持枠を突設させたとき前記被検者からの荷重が前記受光部保持装置に作用しても、前記荷重が前記支持枠を経由して前記天板により受け止められるようにしたことを特徴とするX線透視撮影装置。
- 支持枠は受光部保持装置の枠に起伏自在に設置された腕部材で構成され、前記腕部材が天板に垂直な位置と平行な位置の二つの位置に切換可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載のX線透視撮影装置。
- 腕部材の断面の一部がL字型であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のX線透視撮影装置。
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2009
- 2009-04-27 JP JP2009107445A patent/JP2009165853A/ja active Pending
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