JP2009163530A - 郵便差出箱投函確認システム - Google Patents

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博俊 松下
Hirokazu Kaneko
浩和 金子
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修 西口
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Abstract

【課題】 投函物の有無をより正確に判断し、回収業務の効率化及びコストの削減を図ることができる郵便差出箱投函確認システムを提供すること。
【解決手段】 便差出箱の状況を監視し、該郵便差出箱が郵便投函物回収対象かを判断する集配局システムと、郵便差出箱に対応付けられた差出箱端末とから成り、差出箱端末が、郵便差出箱が空の状態の時の郵便差出箱内部画像及び該投函締切時刻における郵便差出箱内部画像を撮影し、撮影した郵便差出箱内部画像を集配局システムに送信する手段を備え、前記集配局システムが、差出箱端末から郵便差出箱が空の状態の時及び投函締切時刻における郵便差出箱内部画像を受信し、両画像とを比較し、両画像の差異が予め定められた閾値以内の場合は投函物がないとみなし、該郵便差出箱は投函物の回収対象でないと判定する判定手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、郵便投函物回収者が事前に投函物があるかどうかを判定することにより回収の効率化を図る郵便差出箱投函確認システムに関するものである。
日本には、個数にして20万前後の郵便差出箱(一般的には、郵便ポスト)が存在する。
従来、事前に投函物の有無を検知する有効な手段がないために、投函物の有無にかかわらず、郵便差出箱まで赴き、回収業務を行う必要がある。
ここで、投函物の有無を検知する方法として、下記の特許文献1などの技術が開示されている。これは投函物に付けられたRFIDタグをポストが読み取ることにより投函物が有るかを判断するものである。
特許第3908651号 特開2007−4482号 特開2004−26430号 特開2000−255687号
人口過疎地にあるような郵便差出箱では、ごくたまにしか郵便物が投函されない。にも拘わらず、毎日回収業務を行うのであるが結果的には投函物がないというのが殆どである。
さらに、このような郵便差出箱は僻地に存在していることが多い。このために、回収に行くにも時間・コスト(移動手段のためのコストなど)がかかる。もしも回収予定時刻において確実に郵便投函物がないということが分かっていれはその郵便差出箱は回収に行かなくてもいいという判断が出来る。
この問題を解決するために上記特許文献1のように、赤外線センサを含むセンサ、RFIDタグ、ICタグなどのデバイスを使って郵便投函物の有無を検知するシステムが考案されている。
しかし、これらの方法であると、センサから郵便投函物検知の情報がなかった場合、本当に投函物が無いのか、センサが正確に動作していないのか、またはこの情報を送信する経路に問題があるのかどうか判断がつかない。すなわち、郵便物が投函されているにもかかわらず投函物なしと判断されてしまう可能性があり、フェールセーフになっていないという問題がある。
本発明の目的は、投函物の有無をより正確に判断し、回収業務の効率化及びコストの削減を図ることができる郵便差出箱投函確認システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の郵便差出箱投函確認システムは、便差出箱の状況を監視し、該郵便差出箱が郵便投函物回収対象かを判断する集配局システムと、郵便差出箱に対応付けられた差出箱端末とから成る郵便差出箱投函確認システムであって、
前記差出箱端末が、
前記集配局システムからの撮影指示情報を受信し、郵便差出箱が空の状態の時の郵便差出箱内部画像及び該投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を撮影し、撮影した郵便差出箱内部画像を前記集配局システムに送信する画像撮影手段を備え、
前記集配局システムが、
前記郵便差出箱が空の状態の時及び投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像の撮影指示情報を前記差出箱端末に送信する撮影指示情報送信手段と、前記差出箱端末から前記郵便差出箱が空の状態の時及び投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を受信し、当該差出箱端末に対応付けて記憶する内部画像記憶手段と、郵便差出箱が空の状態の時の内部画像と投函締め切り時刻における内部画像とを比較し、両画像の差異が予め定められた閾値以内の場合は投函物がないとみなし、該郵便差出箱は投函物の回収対象でないと判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
また、前記差出箱端末が、
自端末の位置情報を測位し、集配局システムに送信する手段をさらに備え、
前記集配局システムが、
複数の郵便差出箱の設置位置を記憶した記憶手段と、複数の郵便差出箱のそれぞれの設置位置情報と差出箱端末から受信した位置情報とを比較し、最も近い位置関係にある設置郵便差出箱と差出箱端末とを対応付け、その対応関係を記憶する手段をさらに備えることを特徴とするム。
また、前記集配局システムが、
表示手段と、地図データを格納する記憶手段と、前記複数の郵便差出箱が存在する地域の地図を前記地図データによって生成し、複数の郵便差出箱のシンボル画像と地図とを重畳表示する手段と、各郵便差出箱のシンボル画像の近傍に前記判定手段が判定した投函物回収対象かの情報を表示する手段と、表示された投函物回収対象でないと判定された郵便差出箱のシンボル画像の近傍にはその投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を表示する手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、前記集配局システムと通信するための回収者端末をさらに備え、該回収者端末が自端末の位置情報を測位し、前記集配局システムに送信する手段を備え、
集配局システムが、
前記回収者端末から位置情報を受信した時にその位置情報に最も近い郵便差出箱を特定し、該郵便差出箱に設置された差出箱端末に対して内部画像の撮影指示情報を送信し、当該差出箱端末から送信されてきた郵便差出箱内部画像を前記郵便差出箱が空の状態の時の郵便差出箱内部画像として記憶することを特徴とする。
本発明の郵便差出箱投函確認システムによれば、次のような効果がある。
(1)郵便差出箱の中身を集配局システムの表示装置上で確認することができる。また、投函物があるかないかを、集配局システムが機械的に判断することが可能である。
(2)投函物がないポストに関しては、回収に行かなくてもいい。これにより、郵便投函物回収者の負担を軽減でき、回収業務の効率化が図れると共に、交通手段による環境への負荷も低減し、かつ回収コストを削減することが可能である。
以下、本発明を適用した郵便差出箱投函確認システムの一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の一例を示すシステム構成図である。
本実施形態の郵便差出箱投函確認システムは、表示部101、データ入力部102、データ制御部103、地図DB104、郵便差出箱位置情報DB105、郵便差出箱管理情報DB106、郵便差出箱内部画像DB107を備えた集配局システム10と、郵便差出箱内部に取り付けられた差出箱端末20、及び郵便投函物回収者が保持する回収者端末30から構成される。
図2は、差出箱端末20の構成を示すブロック図である。
差出箱端末20は、例えばカメラ付GPS携帯電話機で構成され、衛星測位アンテナ202、通信用アンテナ203、データ制御部204、データ表示部205、データ入力部206、一次記憶装置207、カメラ208などを備えている。
図3は、回収者端末30の構成を示すブロック図である。
回収者端末30は、衛星測位アンテナ302、通信用アンテナ303、データ制御部304、データ表示部305、データ入力部306、一次記憶装置307などから構成される。この回収者端末30は、例えばGPS携帯電話機で構成される。
実際の運用においては差出箱端末20及び回収者端末30は撮影機能や測位機能を備えた携帯電話機とその携帯電話機上で稼動するアプリケーションプログラムを作成し用いることを想定している。
図4は、本実施形態のシステムの運用手順を示す説明図である。
<手順1>(差出箱端末20と郵便差出箱の対応付け及び空の状態の内部画像撮影)
郵便投函物回収者が差出箱端末20を郵便差出箱に設置することとして説明する。
郵便投函物回収者は差出箱端末20を郵便差出箱に設置する前に、設置する差出箱端末20と郵便差出箱を対応付ける操作を行う。本操作の方法は次の2通りある。
(1)郵便差出箱の近傍で差出箱端末20を用いて位置情報を集配局システム10に送信し、その位置から最も近い郵便差出箱にその差出箱端末20を設置することを集配局システム10に知らせる。
(2)差出箱端末20から郵便差出箱IDを当該差出箱端末20の携帯電話番号・メールアドレスともに集配局システム10に送信する。これには郵便ポストに記載されている郵便差出箱IDを差出箱端末20で入力して送信する、差出箱端末20のカメラで撮影した後に文字認識して送信する、又は郵便差出箱に貼付されたQRコードを読み込んで認識し送信する。
位置情報等の送信後、郵便投函物回収者は郵便差出箱を開け、内部の天井に差出箱端末20を取り付け、郵便差出箱を閉め施錠する。この作業中、郵便差出箱内に投函物があった場合には回収し、郵便差出箱の中は空にする。
ここで、差出箱端末20を郵便差出箱内部の天井に取り付ける理由は、そこが通常、投函物の有無を判断するためにもっとも良い写真を撮りやすい位置であるためであり、郵便差出箱の種類によってもっと良い場所がある場合はそこに取り付けるのが望ましい。
郵便差出箱の扉を閉めて施錠した後、郵便投函物回収者は該郵便差出箱の近傍で、今度は回収者端末30から位置情報と共に、最寄りの郵便差出箱内に設置した差出箱端末20に郵便差出箱の内部の写真を撮影させる指示を出すように集配局システム10に指示を送信する。これを受信した集配局システム10は、郵便差出箱内部を撮影し送信するよう差出箱端末20に指示を送信し、内部が空の状態での画像を入手する。
また、この空の郵便差出箱の内部画像の入手においては、回収者端末30から指示を出さずに集配局システム10が差出箱端末20が郵便差出箱と対応付けられたという情報を得てから一定時間経過後に自動的に差出箱端末20に内部画像を撮影して送信するように指示を出すようにしてもよいし、差出箱端末20自身が郵便差出箱との対応付け操作が行われてから一定時間経過後に自動的に内部画像を撮影し集配局システム10に送信するように実装してもよい。
<手順2>(投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像の撮影)
集配局システム10から、予め郵便差出箱ごとに定められている投函締め切り時刻に郵便差出箱の内部を撮影するように各郵便差出箱の差出箱端末20に指示を出す。
ここでいう投函締め切り時刻とは、その時刻までに投函された郵便物は確実に回収することを意味する時刻である。また、投函物受付締め切り時刻表は通常の郵便差出箱に掲示されている回収予定時刻表に代えて、あるいは回収予定時刻表と共に本発明のシステムが適用される郵便差出箱の外部に掲示され、利用者にも公開され利用の補助とする。
すなわち、本発明のシステムが適用される郵便差出箱では投函締め切り時刻に投函物がないことが確認された場合には、回収予定時刻になっても投函物回収者は回収に来ないのであって、運用にあたっては投函締め切り時刻が過ぎてからの投函物の回収は遅くなる可能性があることを利用者にも示しておく必要がある。
<手順3>(投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像の送信)
差出箱端末20が郵便差出箱内部の画像を撮影し、集配局システム10に送信する。
<手順4>(投函物回収対象の郵便差出箱かの自動判定)
集配局システム10は<手順3>で送信されてきた郵便差出箱内部画像と、<手順1>で予め撮影していた“空”の状態の時の郵便差出箱内部画像とを比較し、変化がなかった場合には、内部が“空”であるという判定を行う。
<手順5>(投函物回収不要と判断された郵便差出箱の内部画像を表示)
<手順4>で内部が“空”であると判断された郵便差出箱の内部画像を集配局システム10又は回収者端末30の表示装置上に表示し、投函物回収の必要がないか人間が目視確認し、最終判断を行うことができるようにする。
図5のフローチャートを用いて、集配局システム10が投函物回収に向かう対象の郵便差出箱か否か判定する処理を説明する。
最初に、郵便差出箱情報DB105に登録された郵便差出箱情報70(図7)を参照し、登録されている各郵便差出箱に差出箱端末20が設置されているかを判定し(ステップS501)、設置されていない場合はステップS506に進み、その郵便差出箱は回収に向かう対象とし、設置されている場合はその郵便差出箱の“空”の状態の時の郵便差出箱内部画像84(図8)のファイル名が郵便差出箱管理情報DB106内にあるかどうか判定し(ステップS502)、なければステップS506に進み、その郵便差出箱は回収に向かう対象とし、ある場合はその郵便差出箱の投函締め切り時刻における内部撮影画像85(図8)のファイル名が郵便差出箱管理情報DB106内にあるかを確認し(ステップS503)、なければステップS506に進み、その郵便差出箱は回収に向かう対象とし、ある場合は空の郵便差出箱内部画像84と回収直前内部画像画像85に対応する画像ファイルを郵便差出箱画像DB107から取得し、両画像を比較して差異があるのかどうかを確認し(ステップS504)、差異があれば回収対象とみなし(ステップS506)、差異がないと判定された場合にはその郵便差出箱を回収対象とみなさない(ステップS505)。
さらに、差出箱端末20が設置されている郵便差出箱に対しては(ステップS507)、差出箱端末20が設置されてから、集配局システムで管理している一定日数以上たった場合には(ステップS508)、「携帯電話機が交換対象である」というメッセージを出力し(ステップS509)、携帯電話機(差出箱端末20)の交代を促す。
図6は、郵便差出箱内部画像の例である。
左側61が内部が空の状態、右側62が内部に投函物がある状態である。
郵便差出箱内部は光等の外部環境の影響を受けず、“空”の状態であれば撮影画像はほとんど同じになるため、上記ステップS504における差異の有無の判断は比較的容易に行える。
判断方法としては、両画像のエッジを抽出して比較するなど既存の技術が利用できる。但し、同じ“空”の状態でも差出箱端末20の電池残量の変化により撮影時に発する撮影光の強度が変わる等、若干の差異が生じる可能性はあるので、ある程度の閾値を設けて相違の有無を判断する方が良いことは言うまでもない。
図7は、郵便差出箱情報DB105の構成例を示す図である。
郵便差出箱情報DB105内のデータは、予めシステム構築者が作成しておくものであり、郵便差出箱毎に一意に定められた差出箱ID71で、差出箱名称72、差出箱の存在する位置の緯度73、差出箱の存在する位置の経度74、及びその住所75が格納される。
図示しないが投函締め切り時刻も郵便差出箱情報DB105で管理する。
図8は、郵便差出箱管理情報DB106の構成例を示す図である。
郵便差出箱管理情報DB106内のデータは本システムの処理中に設定され参照される。
まず、差出箱ID81、内部携帯電話番号82及び設置日83は図4を用いて説明した手順1の郵便差出箱と差出箱端末20の対応付け処理が行われた際に設定される。
“空”の内部画像情報84は、“空”の内部画像撮影処理の後設定される。“空”の内部画像情報84は、撮影日時とファイル名が設定され、画像ファイルは郵便差出箱画像DB107に記録される。
また、回収直前内部画像85は、前記手順2の投函締め切り時刻の内部画像撮影処理の後設定される。この回収直前内部画像85は撮影日時とファイル名が設定され、画像ファイルは郵便差出箱画像DB107に記録される。
なお、内部携帯電話番号以外に差出箱端末20のメールアドレスや識別子なども記憶し、集配局システム10との通信などに役立てるようにしてもよい。
図9は、図4を用いて説明した手順1の前半にあたる差出箱端末20を郵便差出箱に設置する前に、差出箱端末20と郵便差出箱に対応付ける手順を示したシーケンス図である。
差出箱端末20の一連の操作は、データ制御部204で実行されるプログラムを利用して行われる。
まず、設置前の差出箱端末20で位置情報を送付するプログラムが起動され(ステップS901)、起動された位置情報送付プログラムでは、衛星測位アンテナ202で衛星と通信し衛星測位を行って得た位置情報(緯度経度)を(ステップS902)、この差出箱端末20を識別するための情報である端末ID、電話番号、およびメールアドレスなどとともに集配局システム10に送信する(ステップS903)。
集配局システム10は、差出箱端末20から情報を受信すると、データ制御部104で実行されるプログラムを用いて、受信情報の内容を解析し、図7に示す郵便差出箱情報DB105内の差出箱緯度73と差出箱経度74が受信した位置情報に最も近い差出箱を検索し(ステップS904)、それが情報送付元の差出箱端末20を設置する郵便差出箱であると判断し、その差出箱ID71を郵便差出箱管理情報DB106内の差出箱ID81にあるか探し、なければ新設し、対応する内部携帯電話番号82に受信情報内の差出箱端末20の電話番号を格納し、さらに設置日83に情報を受信した日を設定する(ステップS905)。
登録が終わったら、集配局システム10は、郵便差出箱名称72を情報送信元の差出箱端末20に送信し(ステップS906)、差出箱端末20は受信した郵便差出箱名称72を画面に表示する(ステップS907)。
差出箱端末設置者はその名称を確認することにより、正しい郵便差出箱に差出箱端末20が対応付けられたかを知ることができる。
対応付けられた郵便差出箱の名称が正しくない場合は、正しくない旨の応答を差出箱端末設置者が集配局システム10に送信することにより、対応付けのやり直しをできるような仕組みを加えても良いし、郵便差出箱名称の確認はステップS905の情報登録の前に行い、差出箱端末設置者より郵便差出箱名称が正しくない旨の応答が差出箱端末20から返された場合には情報登録は行わず対応付けのやり直しを行う仕組みとしてもよい。
図10は、図4を用いて説明した手順1の後半で説明した空の郵便差出箱内部画像を取得する処理のうち、回収者端末30を利用する場合の手順を示したシーケンス図である。
回収者端末30のデータ制御部304内で位置情報を送付するプログラムが起動され(ステップS1001)、起動された位置情報送付プログラムは、衛星測位アンテナ303でGPS衛星と通信し衛星測位を行って得た位置情報(緯度、経度)を(ステップS1002)、集配局システム10に送信する(ステップS1003)。
集配局システム10は、回収者端末30からの情報を受信すると、データ制御部104で実行されるプログラムを用いて、情報の内容を解析し、郵便差出箱情報DB105内の差出箱緯度73と差出箱経度74が受信した位置情報に最も近い郵便差出箱を検索し(ステップS1004)、その郵便差出箱の差出箱端末20に内部画像を撮影し送信取得するよう指示を送付する(ステップS1005)。
差出箱端末20では、その指示を受信したら、データ制御部204内で実行されるプログラムを起動し(ステップS1006)、カメラ208を用いて郵便差出箱内部画像を撮影し(ステップS1007)、撮影した画像を集配局システム10に送信する(ステップS1008)。
これを受信した集配局システム10は、郵便差出箱管理情報DB106内の撮影日時841に撮影日、ファイル名842に送信されてきた画像ファイルの名称を格納し、画像ファイル本体を郵便差出箱画像DB107に格納した後(ステップS1009)、回収者端末30に確認のため、郵便差出箱名称と内部画像を送信する(ステップS1010)。
図11は、投函締め切り時刻に郵便差出箱内部画像を撮影する手順を示したシーケンス図である。
集配局システム10はタイマーを監視し(ステップS1101)、管理下の郵便差出箱のいずれかが投函締め切り時刻になったら、その郵便差出箱内の差出箱端末20に対して内部画の撮影指示を送信する(ステップS1102)。
差出箱端末20は、その指示を受信したら、データ制御部202内の画像撮影送信プログラムを起動し(ステップS1103)、郵便差出箱内部画像を撮影し(ステップS1104)、集配局システム10に対し、撮影した画像を送信する(ステップS1105)。
内部画像を受信した集配局システム10は、その撮影日を撮影日時851、画像ファイルの名称をファイル名852を郵便差出箱管理情報DB106に、画像ファイル本体を郵便差出箱画像DB107に登録するとともに(ステップS1106)、図5に示した処理で、その郵便差出箱が投函物回収対象か否かを判定する(ステップS1107)。
図12は、集配局システム10の表示部105での表示例を示す図である。
図中の郵便差出箱121は回収用と判断された郵便差出箱である。
また、郵便差出箱122設置されている差出箱端末20が設置後既定の日数経過しているため交換が必要であることを示している。
郵便差出箱123は回収不要と判断された回収箱であり、近傍に内部画像を表示して最終的にオペレータに確認をとるということを示している。
図13は、郵便差出箱画像DB107の構成例を示す図であり、郵便差出箱が“空”の時の内部画像のファイル本体を格納し、また回収直前の内部画像のファイル本体を格納するように構成されている。
以上のように、本実施形態によれば、郵便差出箱の中身を集配局システムの表示装置上で確認することができる。また、投函物があるかないかを、集配局システムが機械的に判断することが可能である。
この場合、郵便差出箱の内部画像を受信していないという場合には、(1)郵便投函物回収者が“空”状態の郵便差出箱内部の撮影指示を行うように集配局システムに伝達するのを忘れた、(2)差出箱端末や途中の通信経路にトラブルがあった、などが考えられ、投函物がないという証明にはならないので、「回収対象ではない」という判断を下さず、回収対象とすることにより、投函物の未回収となる事態が生じることがなくなる。
また、回収対象外となった郵便差出箱の内部写真を集配局システム又は回収者端末の表示装置上に表示し、本当に投函物が無いか確認することできる。
さらに、投函物がないポストに関しては、回収に行かなくてもいい。これにより、郵便投函物回収者の負担を軽減でき、回収業務の効率化が図れると共に、交通手段による環境への負荷も低減し、かつ回収コストを削減することが可能である。
また、郵便差出箱の内部を撮影するための差出箱端末の電池切れを防止するために、日数が経過した差出箱端末については、集配局システムから電池の交換を促すメッセージを表示させ、投函物回収者に交換させることにより、システムの正常な機能を維持させることができる。
本発明の一実施の形態例を示すシステム構成図である。 本発明の郵便差出箱にセットする差出箱端末20の構成図である。 本発明の郵便投函物回収者が保持する回収者端末の構成図である。 実施形態における郵便物の投函確認及び回収手順を示す説明図である 郵便差出箱が回収対象かどうかの判定アルゴリズムを示すフローチャートである。 郵便差出箱内部画像の説明図である。 郵便差出箱情報データベースの構成例を示す図である。 郵便差出箱管理情報データベースの構成例を示す図である。 差出箱端末と郵便差出箱とを紐付ける手順を示したシーケンス図である。 空の郵便差出箱内部画像を取得する手順を示したシーケンス図である。 投函締め切り時刻に郵便差出箱内部画像を撮影する手順を示したシーケンス図である。 集配局システム10での郵便箱回収判定結果の表示例である。 郵便差出箱画像データベースの構成例を示す図である。
符号の説明
10…集配局システム、20…差出箱端末、30…回収者端末、104…地図データベース、105…郵便差出箱情報DB、106…郵便差出箱管理情報DB、107…郵便差出箱画像DB。

Claims (4)

  1. 郵便差出箱の状況を監視し、該郵便差出箱が郵便投函物回収対象かを判断する集配局システムと、郵便差出箱に対応付けられた差出箱端末とから成る郵便差出箱投函確認システムであって、
    前記差出箱端末が、
    前記集配局システムからの撮影指示情報を受信し、郵便差出箱が空の状態の時の郵便差出箱内部画像及び該投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を撮影し、撮影した郵便差出箱内部画像を前記集配局システムに送信する画像撮影手段を備え、
    前記集配局システムが、
    前記郵便差出箱が空の状態の時及び投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像の撮影指示情報を前記差出箱端末に送信する撮影指示情報送信手段と、
    前記差出箱端末から前記郵便差出箱が空の状態の時及び投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を受信し、当該差出箱端末に対応付けて記憶する内部画像記憶手段と、
    郵便差出箱が空の状態の時の内部画像と投函締め切り時刻における内部画像とを比較し、両画像の差異が予め定められた閾値以内の場合は投函物がないとみなし、該郵便差出箱は投函物の回収対象でないと判定する判定手段と
    を備えることを特徴とする郵便差出箱投函確認システム。
  2. 前記差出箱端末が、
    自端末の位置情報を測位し、集配局システムに送信する手段をさらに備え、
    前記集配局システムが、
    複数の郵便差出箱の設置位置を記憶した記憶手段と、
    複数の郵便差出箱のそれぞれの設置位置情報と差出箱端末から受信した位置情報とを比較し、最も近い位置関係にある設置郵便差出箱と差出箱端末とを対応付け、その対応関係を記憶する手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の郵便差出箱投函確認システム。
  3. 前記集配局システムが、
    表示手段と、
    地図データを格納する記憶手段と、
    前記複数の郵便差出箱が存在する地域の地図を前記地図データによって生成し、複数の郵便差出箱のシンボル画像と地図とを重畳表示する手段と、
    各郵便差出箱のシンボル画像の近傍に前記判定手段が判定した投函物回収対象かの情報を表示する手段と、
    表示された投函物回収対象でないと判定された郵便差出箱のシンボル画像の近傍にはその投函締め切り時刻における郵便差出箱内部画像を表示する手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の郵便差出箱投函確認システム。
  4. 前記集配局システムと通信するための回収者端末をさらに備え、
    該回収者端末は、自端末の位置情報を測位し、前記集配局システムに送信する手段を備え、
    集配局システムは、
    前記回収者端末から位置情報を受信した時にその位置情報に最も近い郵便差出箱を特定し、該郵便差出箱に設置された差出箱端末に対して内部画像の撮影指示情報を送信し、当該差出箱端末から送信されてきた郵便差出箱内部画像を前記郵便差出箱が空の状態の時の郵便差出箱内部画像として記憶することを特徴とする請求項1に記載の郵便差出箱投函確認システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252934A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 郵便物回収システム
JP2021152713A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 トヨタ自動車株式会社 システム、車両、及び、方法

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