JP2009160990A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることができることは勿論、乱流発生用突起の耐久性を向上させることができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 本発明は、タイヤ表面9の少なくとも一部に設けられる乱流を発生させる乱流発生用突起11を備え、乱流発生用突起11の延在方向における少なくとも一方の側部には、乱流発生用突起11が倒れた際に、乱流発生用突起11の少なくとも一部を収容する突起収容部19が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、タイヤ表面の少なくとも一部に、乱流を発生させる乱流発生用突起が設けられる空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤにおけるタイヤ温度の上昇は、材料物性の変化などの経時的変化を促進したり、高速走行時にはトレッド部の破損などの原因になり、耐久性の観点から好ましくないとされている。特に、重荷重での使用となるオフザロードラジアルタイヤ(ORR)や、トラック・バスラジアルタイヤ(TBR)、パンク走行時(内圧0kPa走行時)のランフラットタイヤにおいては、タイヤの耐久性を向上させるために、タイヤ温度を低減させることが大きな課題となっている。
例えば、サイドウォール部の外面に、タイヤ周方向に間隔を設けて複数の放熱用溝状部が設けることにより、タイヤの重量増加を抑制しつつ、タイヤ温度を低減させてランフラット走行距離を増大させる空気入りタイヤが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−76431号公報(第2〜5頁)
しかしながら、上述した従来の空気入りタイヤでは、空気入りタイヤの外周側は熱伝導性の低いゴム材が配置されることが多く、タイヤ内部に温度分布が発生して、タイヤの内部の温度が相対的に高くなり、タイヤ全集に渡って均一に効率よく放熱することができないという問題があった。
このため、発明者らは、空気入りタイヤのタイヤ表面に乱流を発生させる乱流発生用突起を配置させることを考えている。これにより、タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることが可能となる。
ところで、空気入りタイヤの輸送・保管などの際には、図19(a)に示すように、複数の空気入りタイヤ100を壁面などに立て掛けた状態で保持することや、図19(b)に示すように、複数の空気入りタイヤ100を床面などに縦方向へ積んだ状態で保持することが一般的である。
しかしながら、空気入りタイヤの輸送・保管などの際、単にタイヤ表面に乱流発生用突起を配置させると、隣り合う空気入りタイヤや壁面・床面などで乱流発生用突起が押しつぶされてしまい、該乱流発生用突起が変形して最悪の場合には破損してしまうことが考えられる。特に、重荷重用タイヤでは、重量が重いために乱流発生用突起の変形が大きく、破損が増加してしまう傾向が顕著である。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることができることは勿論、乱流発生用突起の耐久性を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した状況に基づいて、発明者らは、タイヤ温度を効率的に低減させることについて分析した。この結果、空気入りタイヤの回転に伴ってタイヤ回転方向前方から発生する風(以下、回転風)の速度や、車両の走行に伴って車両前方から発生する風(以下、走行風)の速度を速くして、タイヤ表面、特にビード部の温度上昇を抑制することが、タイヤ温度の放熱率を高めることが判明した。
そこで、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴に係る発明は、タイヤ表面の少なくとも一部に設けられる乱流を発生させる乱流発生用突起を備え、乱流発生用突起の延在方向における少なくとも一方の側部には、乱流発生用突起が倒れた際に、乱流発生用突起の少なくとも一部を収容する突起収容部が形成されていることを要旨とする。
なお、タイヤ表面は、タイヤ外面(例えば、トレッド部やサイドウォール部の外表面)及びタイヤ内面(例えば、インナーライナーの内表面)を含むものとする。
かかる特徴によれば、空気入りタイヤの回転に伴ってタイヤ回転方向前方から発生する回転風の流れを複数の径方向突起により加速させ、車両の走行に伴って車両前方から発生する走行風を複数の周方向突起により加速させることができるため、タイヤ温度の放熱率を高めることができる。つまり、加速した回転風及び走行風によって、タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることができ、タイヤの耐久性を向上させることができる。
また、乱流発生用突起の延在方向における少なくとも一方の側部に突起収容部が形成されていることによって、輸送・保管などの際、空気入りタイヤが、隣り合う空気入りタイヤや壁面・床面などから横方向や鉛直方向への力を受けた場合であっても、乱流発生用突起が突起収容部に逃げることで、該乱流発生用突起に掛かる圧力を分散させることができるため、乱流発生用突起の耐久性を向上させることができる。
その他の特徴に係る発明は、突起収容部の総断面積である収容部断面積が、乱流発生用突起におけるタイヤ表面に相当する位置から最も突出する位置までの突起断面積に対して100〜200%であることを要旨とする。
その他の特徴に係る発明は、タイヤ表面に相当する位置から乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さ(h)が、3〜20mmに設定されることを要旨とする。
その他の特徴に係る発明は、突起高さ(h)が、7.5〜15mmに設定されることを要旨とする。
その他の特徴に係る発明は、乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅(w)が、2〜10mmに設定されることを要旨とする。
その他の特徴に係る発明は、タイヤ表面に相当する位置から乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さを“h”、互いに隣接する乱流発生用突起同士の間隔のピッチを“p”、乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅を“w”としたときに、1.0≦p/h≦20.0、かつ、1.0≦(p−w)/w≦100.0の関係を満たすことを要旨とする。
なお、「p/h」とは、乱流発生用突起の最もタイヤ径方向内側(突起最内位置(P1))から乱流発生用突起の最もタイヤ径方向外側(突起最外位置(P2))まで中間の位置で測定されるものとする。
その他の特徴に係る発明は、タイヤ表面に相当する位置から乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さを“h”、乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅を“w”としたときに、1.0≦h/w≦10の関係を満たすことを要旨とする。
本発明によれば、タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることができることは勿論、乱流発生用突起の耐久性を向上させることができるを提供することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(空気入りタイヤの構成)
まず、本実施の形態に係る空気入りタイヤの構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係る空気入りタイヤを示す側面図であり、図2は、本実施の形態に係る空気入りタイヤを示す一部断面斜視図であり、図3は、本実施の形態に係る空気入りタイヤを示すトレッド幅方向断面図である。なお、本実施の形態に係る空気入りタイヤは、重荷重用タイヤであるものとする。
図1〜図3に示すように、空気入りタイヤ1は、ビードコア3a及びビードフィラー3bを少なくとも含む一対のビード部3と、該ビードコア3aで折り返すカーカス層5とを備えている。
このカーカス層5の内側には、チューブに相当する気密性の高いゴム層であるインナーライナー7が設けられている。また、カーカス層5のトレッド幅方向外側、すなわち、サイドウォール部におけるタイヤ表面9(タイヤサイド表面)には、乱流を発生させる乱流発生用突起11が設けられている。
カーカス層5のタイヤ径方向外側には、路面と接するトレッド部13が設けられている。また、カーカス層5とトレッド部13との間には、トレッド部13を補強する複数のベルト層15が設けられている。
(乱流発生用突起の構成)
次に、乱流発生用突起11の構成について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、図4は、本実施の形態に係る乱流発生用突起を示す斜視図であり、図5(a)は、本実施の形態に係る径方向突起を示す拡大側面図であり、図5(b)は、本実施の形態に係る周方向突起を示す拡大側面図である。
図1〜図3に示すように、乱流発生用突起11は、タイヤ表面9におけるタイヤ最大幅TWの位置であるタイヤ幅最大位置P1から、リムフランジ17と接するビード部3のタイヤ径方向外側の位置であるビード外側位置P2までの範囲Rに設けられている。
具体的には、乱流発生用突起11は、タイヤ径方向(すなわち、ラジアル方向)に沿って直線状で連続して延在する複数の径方向突起11Aと、タイヤ径方向に1列で配置され、かつ、タイヤ周方向(すなわち、タイヤ回転方向)に沿って略円弧状に延在する複数の周方向突起11Bとを有している。なお、周方向突起11Bは、必ずしもタイヤ径方向に1列で配置される必要はなく、タイヤ径方向に複数列で配置されても勿論よい。
この径方向突起11Aと周方向突起11Bとは、分離して設けられている。また、乱流発生用突起11(径方向突起11A及び周方向突起11B)は、延在方向に略直交する断面形状が略四角形で形成されている。
図3に示すように、トレッド幅方向断面において、周方向突起11Bの最もタイヤ径方向内側である突起最内位置P3から、リムフランジ17の最もタイヤ径方向外側であるリム最外位置P4までの距離である突起リム距離(d)は、30〜200mmで設定されることが好ましい。
なお、突起リム距離(d)が30mmよりも小さいと、リムフランジ17との接触により、乱流発生用突起11が削れてしまうことがあり、該乱流発生用突起11の耐久性が低下してしまうことがある。一方、突起リム距離(d)が200mmよりも大きいと、他のサイドウォール部におけるタイヤ表面9と比べて元々厚く形成されるビード部3近傍の温度を低減させるには不十分であり、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。
図4に示すように、タイヤ表面9に相当する位置から乱流発生用突起11の最も突出する位置までの突起高さ(h)は、3〜20mmで設定されている。特に、突起高さ(h)は、7.5〜15mmに設定されることが好ましい。
なお、突起高さ(h)が3mmよりも小さいと、乱流発生用突起11を乗り越える回転風や走行風の流れを加速させるには不十分であり、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。一方、突起高さ(h)が20mmよりも大きいと、乱流発生用突起11内の温度(蓄熱温度)を低減させるには不十分であるとともに、乱流発生用突起11の強度が弱くなりすぎてしまい、上述した問題が発生する場合がある。
乱流発生用突起11の延在方向に対して略直交する突起断面における乱流発生用突起11(径方向突起11A及び周方向突起11B)の下側辺の幅である突起幅(w)、2〜10mmに設定されている。
なお、突起幅(w)が2mmよりも小さいと、乱流発生用突起11の強度が弱くなりすぎてしまい、回転風や走行風により乱流発生用突起11が振動してしまい、乱流発生用突起11自体の耐久性が低下してしまう場合がある。一方、突起幅(w)が10mmよりも大きいと、乱流発生用突起11内の温度(蓄熱温度)を低減させるには不十分であり、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。
ここで、上述した突起高さを“h”、互いに隣接する乱流発生用突起11同士の間隔のピッチを“p”、突起幅を“w”としたときに、1.0≦p/h≦20.0、かつ、1.0≦(p−w)/w≦100.0の関係を満たすことが好ましい。
特に、2.0≦p/h≦15.0の関係に設定することが好ましく、4.0≦p/h≦10.0の関係に設定することがさらに好ましい。また、5.0≦(p−w)/w≦70.0の関係に設定することが好ましく、10.0≦(p−w)/w≦30.0の関係に設定することがさらに好ましい。なお、ピッチ(p)は、各乱流発生用突起11の延在方向の中央における幅を2等分した互いの点間の距離とする。
なお、ピッチ(p)に対する高さ(h)の比の値(p/h)が1.0よりも小さいと、タイヤ表面9に対して略直角方向に流れる乱流(いわゆる、下降流)が乱流発生用突起11間のタイヤ表面9に突き当たらず、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。一方、ピッチ(p)に対する高さ(h)の比の値(p/h)が20.0よりも大きいと、最初の乱流発生用突起11を乗り越えた乱流の加速が乱流発生用突起11間で低減してしまい、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。
また、ピッチ(p)及び高さ(h)に対する高さ(h)の比の値((p−w)/w)が1.0よりも小さいと、放熱させる面積に対する乱流発生用突起11の表面積が等しくなり、乱流発生用突起11内の温度(蓄熱温度)を低減させることができない場合がある。一方、ピッチ(p)及び高さ(h)に対する高さ(h)の比の値((p−w)/w)が100.0よりも大きいと、最初の乱流発生用突起11を乗り越えた乱流の加速が乱流発生用突起11間で低減してしまい、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。
乱流発生用突起11は、上記突起高さを“h”、突起幅を“w”でとしたときに、1.0≦h/w≦10の関係を満たすことが好ましい。
なお、突起高さ(h)に対する突起幅(w)の比の値(h/w)が1.0よりも小さいと、乱流発生用突起11を乗り越える回転風や走行風を加速させるには不十分であり、タイヤ温度、特に、ビード部3近傍の温度を効率的に低減させることができない場合がある。一方、突起高さ(h)に対する突起幅(w)の比の値(h/w)が10よりも大きいと、乱流発生用突起11内の温度(蓄熱温度)を低減させるには不十分であり、タイヤ温度を効率的に低減させることができない場合がある。
ここで、乱流発生用突起11(径方向突起11A及び周方向突起11B)の延在方向における両側部には、乱流発生用突起11が倒れた際に、乱流発生用突起11の少なくとも一部を収容する突起収容部19が形成されている。
この突起収容部19は、乱流発生用突起11から連なる側面19Aと、該側面19Aと略平行に設けられる側面19Bと、側面19A,19Bと略直交に連結される底面19Cとによって形成されている。
突起収容部19の総断面積である収容部断面積は、乱流発生用突起11におけるタイヤ表面9に相当する位置から最も突出する位置までの突起断面積に対して100〜200%であることが好ましい。
なお、収容部断面積が突起断面積に対して100%よりも小さいと、乱流発生用突起11を突起収容部19に逃がすことが不十分であり、該乱流発生用突起11に掛かる圧力を分散させることができない場合がある。一方、収容部断面積が突起断面積に対して200%よりも大きいと、突起収容部19が深くなりすぎてしまい、乱流が底部19Cに当たらない場合がある。
突起断面における突起収容部19の幅である収容部幅(w’)は、上述した突起高さ(h)よりも広いことが好ましい。
なお、収容部幅(w’)が突起高さ(h)よりも狭いと、乱流発生用突起11を突起収容部に逃がすことが不十分であり、該乱流発生用突起11に掛かる圧力を分散させることができない場合がある。
(作用・効果)
以上説明した第1の実施の形態に係る空気入りタイヤ1によれば、空気入りタイヤ1の回転に伴ってタイヤ回転方向前方から発生する回転風の流れを複数の径方向突起11Aにより加速させ、車両の走行に伴って車両前方から発生する走行風を複数の周方向突起11Bにより加速させることができるため、タイヤ温度の放熱率を高めることができる。つまり、加速した回転風及び走行風によって、タイヤ温度、特に、ビード部近傍の温度の低減を図ることができ、タイヤの耐久性を向上させることができる。
具体的には、図5(a)に示すように、回転風S1は、径方向突起11Aよりタイヤ表面9から剥離されて径方向突起11Aの前方側のエッジ部Eを乗り越えて、径方向突起11Aの背面側(後側)へ向けて加速する。
そして、加速した回転風S1は、径方向突起11Aの背面側でタイヤ表面9に対して鉛直方向に流れる(いわゆる、下降流)。このとき、回転風S1の流れが滞留する部分(領域)で流れる流体S2は、径方向突起11Aの背面側で滞留する熱を奪って回転風S1に再び流れ、この回転風S1は、次の径方向突起11Aのエッジ部Eを乗り越えて加速する。
さらに、次の径方向突起11Aのタイヤ回転方向に対する前側(前面側)では、回転風S1が滞留する部分(領域)で流れる流体S3は、径方向突起11Aの前面側で滞留する熱を奪って回転風S1に再び流れる。
つまり、回転風S1がエッジ部Eを乗り超えて加速し、かつ、流体S2,S3が熱を奪って回転風S1に再び流れることによって、広範囲でタイヤ温度を低減させることができ、特に、径方向突起11Aの根元部分や、回転風S1が鉛直方向で接触する領域を低減させることができる。
なお、周方向突起11Bがタイヤ径方向に複数列で配置されている場合は、上述した回転風S1と走行風とが同じ原理となる。一方、周方向突起11Bがタイヤ径方向に1列で配置されている場合は、図5(b)に示すように、空気入りタイヤ1の回転に伴って車両前方から発生する走行風S10は、周方向突起11Bよりタイヤ表面9から剥離されて周方向突起11Bの前方側のエッジ部Eを乗り越えて、車両後方へ向けて加速する。
そして、加速した走行風S10は、周方向突起11Bの後側でタイヤ表面9に対して略直角方向に流れる(いわゆる、下降流)。このとき、走行風S10の流れが滞留する部分(領域)で流れる流体S20は、周方向突起11Bの後側で滞留する熱を奪って走行風S10に再び流れる。
すなわち、走行風S10が周方向突起11Bの前方側のエッジ部Eを乗り越えて加速し、かつ、加速した走行風S10(下降流)及び流体S20が熱を奪って走行風S10に再び流れることによって、タイヤ温度、特に、ビード部3近傍の温度の低減を図ることができ、タイヤの耐久性を向上させることができる。
また、径方向突起11Aと周方向突起11Bとが、分離して設けられていることによって、径方向突起11Aと周方向突起11Bとが連続して設けられている場合と比べて、乱流発生用突起を11乗り越えた回転風及び走行風とタイヤ表面9との熱交換が促進され、タイヤ温度の放熱率をさらに高めることができる。
さらに、乱流発生用突起11の延在方向における少なくとも一方の側部に突起収容部19が形成されていることによって、乱流発生用突起11に掛かる圧力を分散させることができるため、該乱流発生用突起11の耐久性を向上させることができる。
具体的には、乱流発生用突起11の側部に突起収容部19が設けられていないと、空気入りタイヤ1の輸送・保管などの際、図6(a)に示すように、複数の空気入りタイヤ1を壁面などに立て掛けた状態や、図6(b)に示すように、複数の空気入りタイヤ1を床面などに縦方向へ積んだ状態で保持されると、空気入りタイヤ1が隣り合う空気入りタイヤや壁面・床面などから横方向や鉛直方向への力を受ける。そして、隣り合う空気入りタイヤ1や壁面・床面などに乱流発生用突起11が押しつぶされてしまい、乱流発生用突起11が変形して最悪の場合には破損してしまうことが考えられる。
しかし、乱流発生用突起11の側部に突起収容部19が設けられていることによって、空気入りタイヤ1の輸送・保管などの際、図7(a)に示すように、複数の空気入りタイヤ1を壁面などに立て掛けた状態や、図7(b)に示すように、複数の空気入りタイヤ1を床面などに縦方向へ積んだ状態で保持される場合であっても、すなわち、隣り合う空気入りタイヤや壁面・床面などから横方向や鉛直方向への力を受けた場合であっても、乱流発生用突起11が突起収容部19に逃げることができる。
この結果、乱流発生用突起11に掛かる圧力を分散させることができるため、乱流発生用突起11の耐久性を向上させることができる。さらに、突起収容部19の面積分、空気入りタイヤのゲージ厚が多少薄くなり(放熱面積が若干減少し)、かつ、タイヤ表面9の面積を増大するため、タイヤ温度をさらに低減させることが可能となる。
特に、建設車両(例えば、ダンプトラックやクレーダー、トラクター、トレーラー)等は、タイヤを覆うタイヤカバー(フェンダー等)が設けられていないため、該建設車両等に装着される重荷重タイヤに上記乱流発生用突起11や突起収容部19を適用することによって、車両速度が遅い場合(例えば、10〜50km/h)であっても、乱流発生用突起11を乗り越える走行風及び回転風の流れを加速させることができ、タイヤ温度を低減させることができるとともに、乱流発生用突起11の耐久性を向上させることが可能となる。
(変更例1)
上述した実施の形態に係る突起収容部19では、底面19Cが側面19A,19Bと略直交に連結されているものとして説明したが、以下のように変形してもよい。なお、上述した実施の形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図8は、変更例1に係る乱流発生用突起を示す斜視図である。図8に示すように、突起収容部19は、乱流発生用突起11から連なる側面19Aと、該側面19Aと略平行に設けられる側面19Bと、側面19A,19Bとの連結部分に湾曲形状(以下、R形状)が施される底面19Cとによって形成されている。
このような変更例1に係る空気入りタイヤ1によれば、側面19A,19Bと底面19Cとの連結部分に湾曲形状が施されていることによって、乱流発生用突起11に掛かる圧力により該乱流発生用突起11の根元部分が切り裂かれることを抑制することができ、乱流発生用突起11の耐久性をさらに向上させることができる。
(変更例2)
上述した実施の形態に係る突起収容部19では、底面19Cが側面19A,19Bと略直交に連結されているものとして説明したが、以下のように変形してもよい。なお、上述した実施の形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図9は、変更例2に係る乱流発生用突起を示す斜視図である。図9に示すように、突起収容部19は、乱流発生用突起11から連なる側面19Aと、該側面19Aの底部からタイヤ表面9に向けて伸びる(すなわち、タイヤ表面9に対して傾斜する)底面19Dとによって形成されている。なお、側面19Aと底面19Dとの連結部分や、底面19Dとタイヤ表面9との連結部分にR形状が施されていることが好ましい。
このような変更例2に係る空気入りタイヤ1によれば、底面19Dがタイヤ表面に対して傾斜していることによって、突起収容部19が深くなりすぎることなく、乱流が底面19Dに確実に当たり、タイヤ温度の温度の低減を確実に図ることができる。
(変更例3)
上述した実施の形態に係る突起収容部19では、底面19Cが側面19A,19Bと略直交に連結されているものとして説明したが、以下のように変形してもよい。なお、上述した実施の形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図10は、変更例3に係る乱流発生用突起を示す斜視図である。図10に示すように、突起収容部19は、乱流発生用突起11の側部からタイヤ表面9が湾曲状に削られる湾曲部21によって形成されている。なお、湾曲部21とタイヤ表面9との連結部分にR形状が施されていることが好ましい。
このような変更例3に係る空気入りタイヤ1によれば、側面19A,19Bと底面19Cとの連結部分に湾曲形状が施されていることによって、乱流発生用突起11に掛かる圧力により該乱流発生用突起11の根元部分が切り裂かれることを抑制することができ、乱流発生用突起11の耐久性をさらに向上させることができる。
(変更例4)
上述した実施の形態に係る突起収容部19は、乱流発生用突起11(径方向突起11A及び周方向突起11B)の延在方向における両側部に形成されているものとして説明したが、以下のように変形してもよい。なお、上述した実施の形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図11〜図14は、変更例4に係る乱流発生用突起を示す斜視図である。図11に示すように、乱流発生用突起11(径方向突起11A及び周方向突起11B)の延在方向における一方の側部には、乱流発生用突起11が倒れた際に、乱流発生用突起11の少なくとも一部を収容する突起収容部19が形成されている。すなわち、突起収容部19は、乱流発生用突起11の延在方向における少なくとも一方の側部に形成されていればよい。
ここで、突起収容部19は、図11に示すように、第1の実施の形態で説明した側面19A,19B、底面19Cによって形成されていてもよく、図12に示すように、変更例1で説明した側面19A,19B、底面19Cによって形成されていてもよく、図13に示すように、変更例2で説明した側面19A、底面19Dによって形成されていてもよく、図14に示すように、変更例3で説明した湾曲部21で形成されていてもよい。
このような変更例4に係る空気入りタイヤ1によれば、突起収容部19が乱流発生用突起11の少なくとも一方の側部に形成されていることによって、ビード部3近傍の温度の低減を図ることができることは勿論、乱流発生用突起11に掛かる圧力を分散させることができるため、乱流発生用突起11の耐久性を向上させることができる。
[その他の実施の形態]
上述したように、本発明の実施の形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。
具体的には、乱流発生用突起11は、タイヤ表面9と略平行な上面及びタイヤ表面9(底面)が平面である場合、この対向する面が必ずしも平行に形成されている必要はなく、例えば、タイヤ回転方向(車両走行方向)に向けて傾斜(上昇・下降)していてもよく、対向する面が非対称であってもよい。
また、乱流発生用突起11は、径方向突起11Aと周方向突起11Bとによって構成されているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図15に示すように、径方向突起11Aのみであってもよく、図16に示すように、周方向突起11Bのみであってもよい。
また、径方向突起11Aと周方向突起11Bとは、分離して設けられているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、連続して設けられていてもよい。また、各径方向突起11A、又は、各周方向突起11Bが、それぞれ連続して設けられていてもよく、乱流発生用突起11の形状は問わないことは勿論である。
さらに、空気入りタイヤ1は、重荷重用タイヤであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、一般の乗用車用ラジアルタイヤ、バイアスタイヤ等であっても勿論よい。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った試験結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
比較例及び実施例に係る空気入りタイヤの構成、突起変形試験及びビード部の温度上昇試験について、表1を参照しながら説明する。
なお、この熱伝達率測定試験は、以下の条件下(建設車両用タイヤ)で行った。
・ タイヤサイズ : 53/80R63
・ ホイールサイズ : 36.00/5.0
・ 内圧条件 : 正規内圧
・ 荷重条件 : 正規荷重
Figure 2009160990
表1に示すように、比較例に係る空気入りタイヤには、乱流発生用突起が設けられ、突起収容部が設けられていない(図1〜4の乱流発生用突起参照)。実施例に係る空気入りタイヤには、乱流発生用突起及び突起収容部が設けられている(図1〜4参照)。
<突起変形試験>
各空気入りタイヤを3本ずつ壁に立て掛けて1週間放置し、その後、各空気入りタイヤの外観を目視した。
この結果、表1に示すように、実施例に係る空気入りタイヤは、乱流発生用突起の変形がなかったため、乱流発生用突起の耐久性に優れていることが分かった。
<ビード部の温度上昇試験>
各空気入りタイヤを正規リムに組んで上記条件下のもと、320トンのダンプの前輪に装着して、速度15km/hで24時間走行した後、リムフランジの上で約20mmかつカーカス層のトレッド幅方向外側で約5mmの位置の温度上昇を計測した。なお、この温度は、タイヤ周方向で6箇所均等に計測した平均値である。
この結果、実施例に係る空気入りタイヤは、比較例に係る空気入りタイヤと比べて、ビード部の温度上昇が少ないため、該ビード部近傍の温度の低減を図ることができると分かった。
<耐久性試験>
次に、乱流発生用突起のp/h、(p−w)/wを変えたものを用いて、耐久性試験の結果を図17,図18に示す。なお、図17,図18のグラフの縦軸は、ヒータに定電圧を印加して一定の熱量を発生させ、それを送風機で送ったときのタイヤ表面の温度と風速を測定して求めた熱伝達率である。すなわち、この熱伝達率が大きいほど、冷却効果が高く、耐久性に優れている。ここでは、乱流発生用突起が設けられていない空気入りタイヤ(従来例)の熱伝達率を“100”に設定している。
なお、この熱伝達率測定試験は、以下の条件下(建設車両用タイヤ)で行った。
・ タイヤサイズ : 53/80R63
・ ホイールサイズ : 36.00/5.0
・ 内圧条件 : 600kPa
・ 荷重条件 : 83.6t
・ 速度条件 : 20km/h
図17に示すように、乱流発生用突起の間隔(p)と高さ(h)の比の値(p/h)と、耐久性能との関係は、p/hが1.0以上で、かつ20.0以下の範囲内であることにより熱伝達率が高まっている。p/hは、2.0から15.0の範囲に設定することで、さらに熱伝達率が良く耐久性が高くなっている。このため、1.0≦p/h≦20.0の範囲に設定することがよく、特に、2.0≦p/h≦15.0の範囲に設定することが好ましく、4.0≦p/h≦10.0の範囲に設定することがさらに好ましいことが分かる。
図18に示すように、(p−w)/wと熱伝達率(上記熱伝達率と同様の方法で測定)との関係は、1.0≦(p−w)/w≦100.0の範囲内であることにより熱伝達率が高まっている。特に、5.0≦(p−w)/w≦70.0の範囲に設定することが好ましく、10.0≦(p−w)/w≦30.0の範囲に設定することがさらに好ましいことが分かる。
本実施の形態に係る空気入りタイヤを示す側面図である。 本実施の形態に係る空気入りタイヤを示す一部断面斜視図である。 本実施の形態に係る空気入りタイヤを示すトレッド幅方向断面図である。 本実施の形態に係る乱流発生用突起を示す斜視図である。 本実施の形態に係る乱流発生用突起の作用・効果を説明するための延在方向断面図である。 従来技術に係る乱流発生用突起の変形状態を示す延在方向断面図である。 本実施の形態に係る乱流発生用突起の変形状態を示す延在方向断面図である(その2)。 変形例1に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である。 変形例2に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である。 変形例3に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である。 変形例4に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である(その1)。 変形例4に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である(その2)。 変形例4に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である(その3)。 変形例4に係る乱流発生用突起を示す延在方向断面図である(その4)。 その他の実施の形態に係る空気入りタイヤを示す一部断面斜視図である(その1)。 その他の実施の形態に係る空気入りタイヤを示す一部断面斜視図である(その2)。 実施例における空気入りタイヤの熱伝達率を示すグラフである(その1)。 実施例における空気入りタイヤの熱伝達率を示すグラフである(その2)。 背景技術に係る空気入りタイヤの保持状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…空気入りタイヤ、3…ビード部、3a…ビードコア、3b…ビードフィラー、5…カーカス層、7…インナーライナー、9…タイヤ表面、11…乱流発生用突起、11A…径方向突起、11B…周方向突起、13…トレッド部、15…ベルト層、17…リムフランジ、19…突起収容部、19A,19B…側面、19C,19D…底面、21…湾曲部

Claims (7)

  1. タイヤ表面の少なくとも一部に設けられる乱流を発生させる乱流発生用突起を備え、
    前記乱流発生用突起の延在方向における少なくとも一方の側部には、前記乱流発生用突起が倒れた際に、前記乱流発生用突起の少なくとも一部を収容する突起収容部が形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記突起収容部の総断面積である収容部断面積は、前記乱流発生用突起における前記タイヤ表面に相当する位置から最も突出する位置までの突起断面積に対して100〜200%であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記タイヤ表面に相当する位置から前記乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さ(h)は、3〜20mmに設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起高さ(h)は、7.5〜15mmに設定されることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における前記乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅(w)は、2〜10mmに設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記タイヤ表面に相当するから前記乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さを“h”、互いに隣接する前記乱流発生用突起同士の間隔のピッチを“p”、前記乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における前記乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅を“w”としたときに、1.0≦p/h≦20.0、かつ、1.0≦(p−w)/w≦100.0の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記タイヤ表面に相当する位置から前記乱流発生用突起の最も突出する位置までの突起高さを“h”、前記乱流発生用突起の延在方向に対して略直交する突起断面における前記乱流発生用突起の下側辺の幅である突起幅(w)を“w”としたときに、1.0≦h/w≦10の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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