JP2009160702A - 用紙加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】加工屑を用紙搬送方向に向って左右両側のいずれからでも取り出せる用紙加工装置の実現。
【解決手段】用紙に対し小口断裁や穿孔の加工を行う加工部へ用紙を搬送する搬送方向に向って左右両側のフレーム10Aおよび10Bの加工部より下の位置に加工屑を排出するための排出口7A、7Bを設け、更にフレームを覆う左右の外装カバーのうち、加工屑を排出させたい側の外装カバーは、排出口に対向する位置に開口8Aを有するカバーを用いる。左右両側の排出口7A、7Bの間には加工屑を収容する収容容器を置いて一杯になったら容器ごと取り出すか、左右いずれかの排出口、開口へ向けて加工屑を搬送する屑搬送ベルト9を設け、ベルト上に落下した屑を開口のある側へ搬送させる。
【選択図】図2
【解決手段】用紙に対し小口断裁や穿孔の加工を行う加工部へ用紙を搬送する搬送方向に向って左右両側のフレーム10Aおよび10Bの加工部より下の位置に加工屑を排出するための排出口7A、7Bを設け、更にフレームを覆う左右の外装カバーのうち、加工屑を排出させたい側の外装カバーは、排出口に対向する位置に開口8Aを有するカバーを用いる。左右両側の排出口7A、7Bの間には加工屑を収容する収容容器を置いて一杯になったら容器ごと取り出すか、左右いずれかの排出口、開口へ向けて加工屑を搬送する屑搬送ベルト9を設け、ベルト上に落下した屑を開口のある側へ搬送させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、中綴処理、中折り処理をした用紙束の小口を揃えるための断裁や、綴孔の穿孔を行う用紙加工装置に関するものである。
このような用紙加工装置にあっては、断裁や穿孔にともなって用紙の切り屑や打ち抜き屑が生ずる。このため、断裁手段や穿孔手段等の加工手段の下部に屑箱を置いて屑が一杯になったら、この屑箱を装置から引き出して屑を廃棄し、空になった屑箱をまた装置へ戻すということを行ったり(例えば、特許文献1参照)、
或いは、加工手段の下に屑搬送用の搬送ベルトを装置の用紙搬送方向と直交する方向に設け、搬送ベルト上に落下した屑を装置の一方側に搬送し、そこに置かれている屑収容ホッパに落下し収容させる。
或いは、加工手段の下に屑搬送用の搬送ベルトを装置の用紙搬送方向と直交する方向に設け、搬送ベルト上に落下した屑を装置の一方側に搬送し、そこに置かれている屑収容ホッパに落下し収容させる。
屑収容ホッパは、開閉可能なカバーの内側に着脱可能に装着されているので、屑が一杯になったらカバーを開いてホッパを外し、屑を廃棄して、再びカバーに装着することが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−240296号公報(段落[0061]、[0086]、図4、図5、図10)
特開2004−9153号公報(段落[0028]、図5、図6、図14〜図16)
これらの用紙加工装置は様々な機種の印刷機や丁合機に連結して使用される。しかし、連結した印刷機や丁合機の操作パネルが、装置のどちらのサイドに設けられているかは、印刷機や丁合機の機種によって異なる。このため、用紙加工装置の操作パネルは、両サイドのうちのどちらか一方に装着できるようになっていて、連結する印刷機や丁合機の操作パネルが設けられている側にあわせて、それぞれ装着するようになっている。
しかし、切り屑を捨てるときの引き出し側は、両サイドのどちらか一方に固定されているので、この引き出し側が操作パネル側と反対側になってしまうケースが発生する。そうすると、通常操作者が居て操作する側の反対側から切り屑を取り出さなければならず、操作性が悪くなるという問題があった。
本発明の解決課題は、上記従来技術の問題点に鑑みて、切り屑の取り出しを操作パネルを取り付ける側に応じてどちら側からでも切り屑を取り出せるようにした用紙加工装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために、以下の各手段構成を有する。
本発明の第1の構成(基本構成)は、搬送されて来た用紙束を所定位置で一旦停止させて断裁加工をし、断裁後再び同じ方向へ搬送することを繰り返し行う加工部を有し、その加工によって生じた切り屑を外部へ排出する排出口を搬送方向に向って装置フレームの左右両側に有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第1の構成(基本構成)は、搬送されて来た用紙束を所定位置で一旦停止させて断裁加工をし、断裁後再び同じ方向へ搬送することを繰り返し行う加工部を有し、その加工によって生じた切り屑を外部へ排出する排出口を搬送方向に向って装置フレームの左右両側に有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第2の構成は、前記第1の構成において、前記排出口が、装置フレームの用紙搬送方向中央部に設けられていることを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第3の構成は、前記第1又は第2の構成において、前記左右の排出口間に設けられ、落下して来た切り屑を左右いずれかの排出口の方へ搬送する屑搬送ベルトと、この屑搬送ベルトの搬送方向を切替制御する搬送方向切替制御手段とを有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第4の構成は、前記第1、第2又は第3の構成において、装置フレームの搬送方向左右両外側に外装カバーが設けられ、この外装カバーのうち少なくとも一方には、排出口に対応する位置に開口が設けられていることを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第5の構成は、前記第1、第2、第3又は第4の構成において、前記両側の排出口の少なくとも一方側に開閉可能な扉が設けられていることを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第6の構成は、前記第5の構成において、前記扉の内側に、扉が開いたときに切り屑が滑り落ちる傾斜面となる傾斜部が形成されていることを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第7の構成は、前記第4の構成において、取り付けられた外装カバーが開口のあるものであることを検知すると、搬送方向切替制御手段へ屑搬送ベルトの搬送方向を開口の存在する側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る開口検知手段を有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第8の構成は、前記第5又は第6の構成において、前記扉が開いていることを検知すると搬送方向切替制御手段へ屑搬送ベルトの搬送方向を扉の開いている側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る扉開閉検知手段を有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第9の構成は、前記第1ないし第6のいずれか1つの構成において、装置の前記左右両側にそれぞれ操作パネル取付け部を有し、いずれか一方の取付け部に操作パネルが取り付けられるとこれを検知し、搬送方向切替制御手段へ、屑搬送ベルトの搬送方向を操作パネルを取り付けた側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る操作パネル検知手段を有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第10の構成は、前記第1又は第2の構成において、前記左右両側の排出口の間に屑収容容器を有し、該屑収容容器の一端に、装置外から該屑収容容器を引き出し可能とする引き出し部を有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第11の構成は、前記第1又は第2の構成において、前記左右両端の排出口の間に屑収容容器を有し、該屑収容容器の両端に、装置外から該屑収容容器を引き出し可能とする引き出し部を有することを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第12の構成は、前記第1ないし第11の構成のいずれか1つの構成において、断裁加工をする加工部に代えて、穿孔加工をする加工部としたことを特徴とする用紙加工装置である。
本発明の第1の構成では、切り屑の排出口を、装置フレームの用紙搬送方向の両側に設けたので、操作パネルをどちらに設けても、操作パネル側、すなわち機械を操作するために人が立っている側から屑を取り出すことができ、操作性が向上するという効果がある。
本発明の第2の構成では、切り屑の排出口を、装置フレームの前後方向中央に設けているので、開口付外装カバーを、左側用としても右側用としても使うことができるという効果がある。
本発明の第3の構成では、切り屑を受けて搬送する屑搬送ベルトと、この屑搬送ベルトの搬送方向を切替制御する搬送方向切替制御手段を設けたので、この屑搬送ベルトの搬送方向を切り替えるだけで、切り屑を任意の排出方向に排出することができるという効果がある。
本発明の第4の構成では、装置フレームの搬送方向左右両側に、切り屑の排出口に対応する位置に開口を有する外装カバーを設けたので、切り屑の排出に支障を来たすことなく装置フレームの外面に現われている種々の構成物の取付けねじやベアリング等を覆うことができ、装置外観をスマートなものにできるという効果がある。
本発明の第5の構成では、排出口部分に開閉可能な扉を設けているので、排出側でない場合には扉を閉じることにより不用意に物が入ったりすることがなく、また装置外観も維持できるという効果がある。
本発明の第6の構成では、前記扉の内側に、扉を開いたときに切り屑が滑り落ちる傾斜面が形成されているので、切り屑が排出口から単に落下するのではなく収容容器へ滑って行くので円滑な収容ができるという効果がある。
本発明の第7の構成では、外装カバーの開口の存在を検知し、その方向へ切り屑を搬送するようにしたので、切り屑を出したい方向に開口付の外装カバーを設け、その反対側に開口無しの外装カバーを設けるだけで、開口のあるほうに排出されるという効果がある。
本発明の第8の構成では、屑排出口に扉を設け、扉が開いている方に切り屑を搬送するようにしたので、扉を開けるだけでその方向に屑を搬送できる。この構成によれば、扉を左右両側に設ければ、左右の扉を開けたほうから排出が可能となる。また、左右両側の外装カバーを共通とすることができるという効果がある。
本発明の第9の構成では、操作パネルがついている側の方向へ切り屑を搬送するようになっているので、操作パネルをどちらかに取り付けさえすれば、操作パネル側の方へ切り屑を排出させることができるという効果がある。
本発明の第10の構成では、装置外から引き出し可能な引き出し部が一端に設けられた屑収容容器を収容しているので、この屑収容容器を、取り出したい方向に引き出し部が来るように装置に装着すれば、その方向から取り出すことができるという効果がある。
本発明の第11の構成では、装置外から引き出し可能な引き出し部が両端に設けられた屑収容容器を収容しているので、この屑収容容器を、どちらからでも取り出すことができるという効果がある。
本発明の第12の構成では、前記第1ないし第11の構成のいずれか1つの構成において、加工部の断裁加工に代えて穿孔加工に置き換えたにすぎないものであるから、穿孔屑の処理に関しては前記第1ないし第11の構成の前記いずれか1つの構成における効果と同様の効果を有する。
屑搬送ベルトを用いる場合には、加工部から落下してきた切り屑や穿孔屑がベルトの縁から更にこぼれ落ちないようにベルトの両サイドにこぼれ防止壁を立てるのが最良である。
排出口に対する開閉可能な扉を設ける場合には、水平回動軸で上下に半回転する形のものが、内側に設けた傾斜部を、扉を開いたときに屑の滑落斜面とし得るので最良である。
開口検知手段、扉開閉検知手段および操作パネル検知手段等は、開口を有する外装カバーの特定箇所、扉の先端部、操作パネルの取付け嵌合部等にマグネットを取り付けておき、フレーム側の対応位置にマグネットスイッチを設けておき、このマグネットスイッチのオン・オフによるものとするのが最良である。
排出口に対する開閉可能な扉を設ける場合には、水平回動軸で上下に半回転する形のものが、内側に設けた傾斜部を、扉を開いたときに屑の滑落斜面とし得るので最良である。
開口検知手段、扉開閉検知手段および操作パネル検知手段等は、開口を有する外装カバーの特定箇所、扉の先端部、操作パネルの取付け嵌合部等にマグネットを取り付けておき、フレーム側の対応位置にマグネットスイッチを設けておき、このマグネットスイッチのオン・オフによるものとするのが最良である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、用紙加工装置の一つである小口断裁装置1の正面図と、小口断裁装置1へ被加工冊子としての中綴じ折り冊子を送給する中綴じ折り装置15を示す図である。
図2は、図1のA−A断面を示す図である。
小口断裁装置1では、送給されて来た図示しない中綴じ折り冊子を冊子搬送ベルト4で矢印方向へ搬送し、先端がストッパ5に当接したときに一旦停止させ、可動刃3を押し下げて固定刃2との間で冊子の小口を断裁する。
小口の断裁が終了すると、ストッパ5が下がり、断裁済みの冊子は再び冊子搬送ベルト4で搬送されて行きスタッカ6へ積み重ねられる。
断裁された切り屑は下方へ落下し、傾斜ガイド16によって屑搬送ベルト9の上へ導かれる。このような動作を中綴じ折り冊子が送給されて来る毎に繰り返す。
図1は、用紙加工装置の一つである小口断裁装置1の正面図と、小口断裁装置1へ被加工冊子としての中綴じ折り冊子を送給する中綴じ折り装置15を示す図である。
図2は、図1のA−A断面を示す図である。
小口断裁装置1では、送給されて来た図示しない中綴じ折り冊子を冊子搬送ベルト4で矢印方向へ搬送し、先端がストッパ5に当接したときに一旦停止させ、可動刃3を押し下げて固定刃2との間で冊子の小口を断裁する。
小口の断裁が終了すると、ストッパ5が下がり、断裁済みの冊子は再び冊子搬送ベルト4で搬送されて行きスタッカ6へ積み重ねられる。
断裁された切り屑は下方へ落下し、傾斜ガイド16によって屑搬送ベルト9の上へ導かれる。このような動作を中綴じ折り冊子が送給されて来る毎に繰り返す。
フレーム10Aおよび10Bには、屑搬送ベルト9の搬送方向の前後に対応する位置に排出口7Aおよび7Bが設けられている。このフレーム10Aおよび10Bの外側には外装カバー27Aおよび27Bが取り付けられており、少なくともいずれか一方のカバーには排出口7A又は7Bに対応する位置に開口8A又は8B(図2では8Aのみ)が設けられている。なお、図1の例では、排出口7A、7Bおよび開口8Aは装置の長さLの中央に設けられている。こうすることにより1つの外装カバーが図2で左側にも右側にも用いることができるからである。
屑搬送ベルト9の搬送方向は図2の場合、外装カバー27Aに開口8Aのある方向(図では左方向)へ搬送しなければならない。右側の外装カバー27Bには開口がなく切り屑を外部へ排出できないからである。
屑搬送ベルト9の搬送方向の切り替えはモータ13の回転を逆転させることによって行なわれるが、外装カバーの開口と搬送方向の一致の確認を人が行っていてはミスが生じる恐れがある。
屑搬送ベルト9の搬送方向の切り替えはモータ13の回転を逆転させることによって行なわれるが、外装カバーの開口と搬送方向の一致の確認を人が行っていてはミスが生じる恐れがある。
この恐れをなくするために本実施例では左右のフレーム10A、10Bそれぞれに磁気近接センサ11Aと11Bを設け、他方、開口を有する外装カバーの取り付け時に前記磁気近接センサの11A、11B位置に対向接近する位置に磁石12を取り付けてある。
磁気近接センサ11A、11Bは磁石が接近すると動作し、その動作を搬送方向切替制御手段14へ伝える。
搬送方向切替制御手段14は動作信号が来た磁気近接センサの設けられている方へ搬送するようにする搬送方向切替信号をモータ13へ送る。
磁気近接センサ11A、11Bは磁石が接近すると動作し、その動作を搬送方向切替制御手段14へ伝える。
搬送方向切替制御手段14は動作信号が来た磁気近接センサの設けられている方へ搬送するようにする搬送方向切替信号をモータ13へ送る。
従って、常に開口のある外装カバーが取り付けられた方へ搬送するよう自動的に切り替えられることになる。
なお、図2の例では、開口検知手段として、磁石と磁気近接センサを用いているが、これに限られるものではなく、突起とマイクロスイッチでもよいし、接点と接点間接触突等、既存の技術で可能なものであれば、どのような方式であってもよい。
なお、図2の例では、開口検知手段として、磁石と磁気近接センサを用いているが、これに限られるものではなく、突起とマイクロスイッチでもよいし、接点と接点間接触突等、既存の技術で可能なものであれば、どのような方式であってもよい。
図3は、外装カバー27Aの開口8Aおよび外装カバー27Bの開口8Bそれぞれに扉17Aおよび扉17Bを設けた例である。扉17Aおよび17Bはそれぞれ支点18Aおよび支点18Bを中心にして180度回転して開閉するようになっており、扉17Aが開いた状態であり、扉17Bが閉じた状態である。扉17Aおよび17Bには、開いたときに、屑搬送ベルト9によって搬送されて来た切り屑が、一定の方向へ向けて落下して行くように傾斜面19A、19Bが形成されている。
また、扉17A、17Bの先端にはそれぞれ磁石12A、12Bが取り付けられており、扉を扉17Aのように開いたときに磁石に対向するフレーム側に磁気近接センサ11A、11Bが設けられている。
また、扉17A、17Bの先端にはそれぞれ磁石12A、12Bが取り付けられており、扉を扉17Aのように開いたときに磁石に対向するフレーム側に磁気近接センサ11A、11Bが設けられている。
磁気近接センサ11A、11Bは磁石が接近すると動作し、その動作を搬送方向切替制御手段14へ伝える。搬送方向切替制御手段14は動作信号が来た磁気近接センサの設けられている方へ搬送するようにする搬送方向切替信号をモータ13へ送る。
即ち、扉を開くと、屑搬送ベルト9は、自動的に扉を開いた方へ切り屑を搬送することになる。
即ち、扉を開くと、屑搬送ベルト9は、自動的に扉を開いた方へ切り屑を搬送することになる。
図3の例では、扉が両側に設けられているが、例えば外装カバー27Bが開口がないものである場合(従って扉もない)には、扉17Aを閉じているときは屑搬送ベルト9は動作せず、開くと開口8Aに向って搬送を開始するという動作となる。
また、図3では扉は外装カバーに取り付けられているが、フレームに取り付けてもよい。なお、扉開閉検知手段については、磁石と磁気近接手段を用いるものに限定されないこと図2について述べたところと同様である。
また、図3では扉は外装カバーに取り付けられているが、フレームに取り付けてもよい。なお、扉開閉検知手段については、磁石と磁気近接手段を用いるものに限定されないこと図2について述べたところと同様である。
図4は用紙加工装置の操作パネルが、冊子搬送方向に向って左右いずれの側にも付け替えが可能な場合の搬送方向切替制御を行う例を示す図である。操作パネルは1個であり、これを左右どちらかに装着するということである。図4ではフレーム10Aとフレーム10Bに取り付け可能となっているが、操作パネル取り付け場所は特に限定されない。
操作パネル20の取り付け箇所にはそれぞれ操作パネル検知手段21Aおよび21Bが設けられており、操作パネルが装着されると装着されたことを示す電気信号を搬送方向切替制御手段14へ送る。操作パネル検知手段21A、21Bそのものはどのような原理によるものであるかは限定されない。
操作パネル20の取り付け箇所にはそれぞれ操作パネル検知手段21Aおよび21Bが設けられており、操作パネルが装着されると装着されたことを示す電気信号を搬送方向切替制御手段14へ送る。操作パネル検知手段21A、21Bそのものはどのような原理によるものであるかは限定されない。
搬送方向切替制御手段14は、電気信号を発した操作パネル検知手段のある側へ、屑搬送ベルト9が搬送するように搬送方向切替信号をモータ13へ送る。これにより、操作パネル20を装着するだけで装着した側の開口から切り屑が排出されることになる。
図5は、左右両側の排出口7A、7Bの間に引き出し部23(取っ手)のついた屑収容容器22を配置した例である。上の可動刃3と固定刃2によって断裁された切り屑は屑収容容器22へ落下する。
この例では、右側の外装カバー27Bに開口8Bがあり、開口8Bのある方に屑収容容器22の引き出し部23が設けられている。
切り屑が一杯になると引き出し部23をつかんで、引き出し屑を処分し空になった屑収容容器22を図5の状態に戻す。
図5では、引き出し部23は右側であるが、外装カバー27Aと27Bを入れ替えて、引き出し部23が図示左側になるように屑収容容器22を挿入すれば、反対側から屑を取り出すことができる。
この例では、右側の外装カバー27Bに開口8Bがあり、開口8Bのある方に屑収容容器22の引き出し部23が設けられている。
切り屑が一杯になると引き出し部23をつかんで、引き出し屑を処分し空になった屑収容容器22を図5の状態に戻す。
図5では、引き出し部23は右側であるが、外装カバー27Aと27Bを入れ替えて、引き出し部23が図示左側になるように屑収容容器22を挿入すれば、反対側から屑を取り出すことができる。
図6は、左側の外装カバー27Aにも開口8Aが設けられており、屑収容容器22の左側にも引き出し部24が設けられており、左右どちら側からでも屑収容容器を出し入れできるようにした例である。
図7は、加工部の断裁加工に代えて穿孔加工とした例であり、図1から図6までの総ての例につき、この置き換えが可能である。
1 小口断裁装置
2 固定刃
3 可動刃
4 冊子搬送ベルト
5 ストッパ
6 スタッカ
7、7A、7B 排出口
8、8A、8B 開口
9 屑搬送ベルト
10A フレーム
10B フレーム
11A 磁気近接センサ
11B 磁気近接センサ
12、12A、12B 磁石
13 モータ
14 搬送方向切替制御手段
15 中綴じ折り装置
16 傾斜ガイド
17A 扉
17B 扉
18A 支点
18B 支点
19A 傾斜面
19B 傾斜面
20 操作パネル
21A 操作パネル検知手段
21B 操作パネル検知手段
22 屑収容容器
23 引き出し部
24 引き出し部
25 可動穿孔刃
26 ダイ
27A 外装カバー
27B 外装カバー
2 固定刃
3 可動刃
4 冊子搬送ベルト
5 ストッパ
6 スタッカ
7、7A、7B 排出口
8、8A、8B 開口
9 屑搬送ベルト
10A フレーム
10B フレーム
11A 磁気近接センサ
11B 磁気近接センサ
12、12A、12B 磁石
13 モータ
14 搬送方向切替制御手段
15 中綴じ折り装置
16 傾斜ガイド
17A 扉
17B 扉
18A 支点
18B 支点
19A 傾斜面
19B 傾斜面
20 操作パネル
21A 操作パネル検知手段
21B 操作パネル検知手段
22 屑収容容器
23 引き出し部
24 引き出し部
25 可動穿孔刃
26 ダイ
27A 外装カバー
27B 外装カバー
Claims (12)
- 搬送されて来た用紙束を所定位置で一旦停止させて断裁加工をし、断裁後再び同じ方向へ搬送することを繰り返し行う加工部を有し、その加工によって生じた切り屑を外部へ排出する排出口を搬送方向に向って装置フレームの左右両側に有することを特徴とする用紙加工装置。
- 前記排出口が、装置フレームの用紙搬送方向中央部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の用紙加工装置。
- 前記左右の排出口間に設けられ、落下して来た切り屑を左右いずれかの排出口の方へ搬送する屑搬送ベルトと、この屑搬送ベルトの搬送方向を切替制御する搬送方向切替制御手段とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の用紙加工装置。
- 装置フレームの搬送方向左右両外側に外装カバーが設けられ、この外装カバーのうち少なくとも一方には、排出口に対応する位置に開口が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の用紙加工装置。
- 前記両側の排出口の少なくとも一方側に開閉可能な扉が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の用紙加工装置。
- 前記扉の内側に、扉が開いたときに切り屑が滑り落ちる傾斜面となる傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の用紙加工装置。
- 取り付けられた外装カバーが開口のあるものであることを検知すると、搬送方向切替制御手段へ屑搬送ベルトの搬送方向を開口の存在する側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る開口検知手段を有することを特徴とする請求項4記載の用紙加工装置。
- 前記扉が開いていることを検知すると搬送方向切替制御手段へ屑搬送ベルトの搬送方向を扉の開いている側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る扉開閉検知手段を有することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の用紙加工装置。
- 装置の前記左右両側にそれぞれ操作パネル取付け部を有し、いずれか一方の取付け部に操作パネルが取り付けられるとこれを検知し、搬送方向切替制御手段へ、屑搬送ベルトの搬送方向を操作パネルを取り付けた側の方向へ切り替えさせる検知信号を送る操作パネル検知手段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙加工装置。
- 前記左右両側の排出口の間に屑収容容器を有し、該屑収容容器の一端に、装置外から該屑収容容器を引き出し可能とする引き出し部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙加工装置。
- 前記左右両端の排出口の間に屑収容容器を有し、該屑収容容器の両端に、装置外から該屑収容容器を引き出し可能とする引き出し部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙加工装置。
- 前記請求項1〜11のいずれか1項の断裁加工をする加工部に代えて、穿孔加工をする加工部としたことを特徴とする用紙加工装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108818723A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-16 | 苏州利通印刷有限公司 | 一种标签自动裁切收料辅助装置 |
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2008
- 2008-01-09 JP JP2008001830A patent/JP2009160702A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN108818723A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-16 | 苏州利通印刷有限公司 | 一种标签自动裁切收料辅助装置 |
CN108818723B (zh) * | 2018-08-07 | 2023-08-01 | 苏州利通印刷有限公司 | 一种标签自动裁切收料辅助装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20101216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A072 | Dismissal of procedure |
Effective date: 20120502 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 |