JP2009160363A - 肩掛けベルト付き鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】肩掛けベルトのみを片方の肩に掛けて使用する場合には、従来通り何の違和感もなく使用できるとともに、肩からの滑り防止や肩掛け時の安定感を確実にできる構造とする。
【解決手段】両端部17,17が鞄本体50に縫着等によって取り付けられたベルト本体10と、このベルト本体10に重ねるようにして設けられた補助ベルト20とからなり、補助ベルト20は、一端部21が回動機構部30によってベルト本体10に対して回動可能に取り付けられており、他端部22には、ベルト本体10に設けられた被係着部材15であるパイル状の面ファスナー部材に対して着脱可能な係着部材25であるフック状の面ファスナー部材が設けられている。さらに、係着部材25は、補助ベルト20の長手方向に沿って所定長さに形成され、被係着材15は、ベルト本体10の長手方向に沿って所定長さに形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付き鞄に関する。
従来から、鞄本体を吊り下げて片方の肩にかける肩掛けベルトにおいて、肩からの滑り防止や重量を両肩に均等配分する工夫が種々提案されている(例えば、特許文献1〜4等参照)。
特許文献1の吊りバンドは、ずれ止め手段である細紐の両端部を、吊りバンドの両取り付け金具に設けられた係止具に係止し、中間部を肩当ての両側付近に取り付けられた係止具に挿通して配設し、細紐と吊りバンドで形成されるループ形状に腕を通し、そのループの内の肩から体正面を経て脇に至る部分でバッグと吊りバンドを支える構造となっている。
また、特許文献2のサイドベルト付きショルダーバッグは、ショルダーバックの提げ手紐部分に、ループ状に形成された補助用のサイドベルトを着脱可能に設けた構造となっている。そして、使用時には、ショルダーベルトを掛けている肩とは反対側の肩にサイドベルトを掛ける構造、すなわちこのサイドベルトに腕を通す構造となっている。
また、特許文献3の滑車付き肩掛けベルトは、鞄等を吊り下げる肩掛けベルトを挿通させた滑車を設け、この滑車部分を鞄の吊り下げ環に係止具で係止することで、肩掛けベルトを滑車を介して2つ折り可能な構造としたものである。そして、使用時には、一方の肩掛けベルトを例えば右肩に、他方の肩掛けベルトを左肩に掛けることで、肩からの滑りを防止するとともに、重量を略均等配分するようになっている。
また、特許文献4のショルダーバッグは、肩掛けベルトと、支点移動ベルトと、支点間隔調節ベルトと、支点引き寄せベルトとを支点移動連結金具に連結させることにより、肩掛けベルトの吊り支点の位置を移動させ、その移動した支点に、肩掛けベルトを取り付ける構造となっている。
特開平10−262721号公報 特開2002−119317号公報 特開2002−253326号公報 特開2005−211630号公報
上記特許文献1〜4による肩掛けベルトの構造によれば、肩からの滑り防止や重量を両肩に略均等配分することが可能である。
しかし、特許文献1の吊りバンドは、ずれ止め手段である細紐の両端部を、吊りバンドの両取り付け金具に設けられた係止具に係止し、中間部を肩当ての両側付近に取り付けられた係止具に挿通して配設する構造となっている。そのため、従来通り吊りバンドのみを片方の肩に掛けて使用する場合に、この細紐が邪魔になってしまうといった問題があった。また、鞄の開閉時にもこの細紐が邪魔になって開閉しにくいといった問題があった。
また、特許文献2のサイドベルト付きショルダーバッグは、ショルダーバックの提げ手紐部分に、ループ状に形成された補助用のサイドベルトを設けた構造となっている。そのため、従来通りショルダーベルトのみを片方の肩に掛けて使用する場合に、このサイドベルトがバッグからぶら下がった状態となるため、邪魔になってしまうといった問題があった。この問題を解決するためには、普段使用しないときにサイドベルトをバッグから取り外し、使用するときにのみバッグに取り付ける、といった着脱作業をその都度行えばよいが、これでは使用に際して使い勝手の悪いものとなってしまう。また、使用しない場合にはバッグの中に入れておかなければならないため、その分他の荷物の収納スペースが狭くなってしまうといった問題や、サイドベルトをバッグから取り外すことで無くしてしまう危険性があるといった問題も発生する。
また、特許文献3の滑車付き肩掛けベルトは、ベルト自体に滑車を付ける必要があるため、構造が複雑になるといった問題があった。また、2つ折りした肩掛けベルトは、両方の肩掛けベルトを両肩に掛けているときにちょうどよい長さに設定されているため、従来通り片方の肩にのみ掛けて使用した場合には、鞄が膝のところまで下がってしまい、使い勝手が悪いといった問題があった。つまり、従来通りの使い方ができない構造となっている。仮に、両方の肩掛けベルトを一方の肩に掛けた場合には、2つの肩あてが片方の肩に掛かることになるため、安定性や装着性が非常に悪いといった問題が発生する。
また、特許文献4のショルダーバッグは、肩掛けベルトと、支点移動ベルトと、支点間隔調節ベルトと、支点引き寄せベルトとを支点移動連結金具に連結させた構造となっている。そのため、従来通り肩掛けベルトのみを片方の肩に掛けて使用する場合には、支点引き寄せベルトが鞄からぶら下がった状態となるため、逆に邪魔になってしまうといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、肩掛けベルトのみを片方の肩に掛けて使用する場合には、従来通り何の違和感もなく使用できるとともに、肩からの滑り防止や肩掛け時の安定感を確実に得ることのできる肩掛けベルト付き鞄を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の肩掛けベルト付き鞄は、鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、両端部に前記鞄本体の吊り金具に係脱可能に係止する係止具が取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、前記補助ベルトは、一端部が回動機構部によって前記ベルト本体に対して回動可能に取り付けられており、他端部には、前記ベルト本体に設けられた被係着部材に対して着脱可能な係着部材が設けられていることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、補助ベルトを使用しないときには、この補助ベルトがベルト本体に重なった一体構造となるため、ベルト本体をどのように肩に掛けようと、補助ベルトが邪魔になることはない。
一方、肩掛けベルトのずり落ち防止や、鞄本体を身体にフィットさせて安定させたい場合には、ベルト本体を一方の肩に掛けている状態で、補助ベルトの他端部の係着部材をベルト本体の被係着部材から離脱させ(引き離し)、回動機構部を中心として回転させながら反対側の肩に掛けた後、再び係着部材を被係着部材に係着させればよい。これにより、ベルト本体が一方の肩に掛けられ、補助ベルトが他方の肩に掛けられた状態となるため、肩掛けベルトのずり落ちを確実に防止できるとともに、鞄本体を身体にフィットさせて安定させることができる。
ここで、本発明では、前記係着部材及び前記被係着部材が面ファスナーによって形成されている。例えば、係着部材としてフック形状の一方の面ファスナー部材を使用し、被係着部材としてパイル状の他方の面ファスナー部材を使用する。また、本発明では、前記係着部材は、前記補助ベルトの長手方向に沿って所定長さに形成されており、前記被係着部材も、前記ベルト本体の長手方向に沿って所定長さに形成されている。このように、面ファスナーを所定長さに形成することで、補助ベルトを他方の肩に回し掛けしたときの長さ調整が可能となる。
また、本発明の肩掛けベルト付き鞄は、鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、前記肩掛けベルトは、その両端部が前記鞄本体に取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、前記補助ベルトは、その両端部がそれぞれ回動機構部によって前記ベルト本体に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする。すなわち、上記発明では、肩掛けベルトを鞄本体に対して着脱可能としたが、例えばスポーツ選手が持つような鞄には、ユニホームや靴を初め、そのスポーツに必要な道具なども収納されることから、相当な重量となる。そのため、肩掛けベルトが着脱式では、その着脱部分の強度が問題となる場合があるので、本発明では、その部分の強度を考慮し、肩掛けベルトを鞄本体に対して強固に取り付ける構成(具体的には、縫着による固定、縫着と接着の両方による固定、金具による緊締固定、またはこれらの組合せによる固定など)としている。また、本発明の肩掛けベルト付き鞄によれば、補助ベルトも、その両端部をそれぞれ回動機構部によってベルト本体に回動可能に取り付けた構造としている。すなわち、両端部ともベルト本体から取り外しできない構造としている。これにより、補助ベルトの他端部が鞄本体の重みに耐えかねて外れてしまうといった不具合の発生を防止することができる。
また、本発明の肩掛けベルト付き鞄は、鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、前記肩掛けベルトは、その両端部が前記鞄本体に取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、前記補助ベルトは、その両端部がそれぞれ前記ベルト本体に取り付けられていることを特徴とする。すなわち、本発明では、補助ベルトの両端をベルト本体に直接固定して取り付ける構成(具体的には、縫着による固定、縫着と接着の両方による固定、金具による緊締固定、またはこれらの組合せによる固定など)としている。これにより、ベルト本体に対する補助ベルトの強度をより強く保つことができる。
本発明の肩掛けベルト付き鞄によれば、補助ベルトを使用しないときには、この補助ベルトがベルト本体に重なった一体構造となるため、ベルト本体をどのように肩に掛けようと、補助ベルトが邪魔になることはない。一方、肩掛けベルトのずり落ち防止や、鞄本体を身体にフィットさせて安定させたい場合には、ベルト本体を一方の肩に掛けている状態で、補助ベルトを反対側の肩に掛け回すことにより、肩掛けベルトのずり落ちを確実に防止できるとともに、鞄本体を身体にフィットさせて安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1の肩掛けベルト付き鞄を示す斜視図である。
本実施形態1の肩掛けベルト付き鞄Aは、鞄本体50に対して肩掛けベルト1が着脱可能な構造となっている。すなわち、肩掛けベルト1は、ベルト本体10と補助ベルト20とからなり、ベルト本体10の両端部には、鞄本体50の左右上端部にそれぞれ設けられた環状の吊り金具51,51に係脱可能に係止するフック状の係止具11,11が取り付けられている。
また、ベルト本体10の一端寄り部には、ベルトの長さを調整するための調整金具12が取り付けられている。この調整金具12の構造及び調整方法は、従来周知の種々の構造及び方法が本実施形態の肩掛けベルト1でも使用可能であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
一方、補助ベルト20は、ベルト本体10と略同じ幅であって、ベルト本体10よりも短めに形成されており、ベルト本体10の上面(肩に掛ける面とは反対側の面)側に重ね合わせるようにして一体的に設けられている。
この補助ベルト20の一端部21は、回動機構部30によってベルト本体10に対して回動可能に取り付けられており、他端部22の上面側には、ベルト本体10の下面側に設けられた被係着部材15に対して着脱可能な係着部材25が設けられている。
図2は、回動機構部30の周辺構造を示しており、(a)は補助ベルト20側から見た平面図、(b)はベルト本体10側から見た平面図、(c)は縦断面図である。
補助ベルト20の一端部21は、合成皮革等の素材による保護部材23によって被覆されている。すなわち、図2(c)に示すように、短冊状の保護部材23を略U字状に折りまげて一端部21を上下から挟み込むように配置し、この状態で保護部材23と補助ベルト20の一端部21との間を接着及び/または縫合等によって固着している。また、補助ベルト20の一端部21に対向するベルト本体10の上面側には、同じく合成皮革等の素材による保護部材13が接着及び/または縫合等によって固着されている。そして、このように保護部材23,13が固着された補助ベルト20の一端部21とベルト本体10とに、上下に貫通する開口部14,24を形成し、この開口部14,24に回動機構部30を構成するリベット31が取り付けられている。リベット31の両端部には、抜け止め用の頭部32が形成されている。このリベット31は、頭部の形状により、丸リベット、皿リベット、平リベット等とすることができる。
このような構造により、補助ベルト20は、リベット31を回動中心(回動軸)として、図2(a)中に矢符Rで示す水平方向に回動可能となっている。ここで、上記したように、開口部14,24の周辺は保護部材13,23で覆われており、若干の強度が付加されている。これにより、長年使用により開口部14,24の周辺部に亀裂が入ってベルトがちぎれてしまうといった不測の事態の発生を防止し、耐久性を確保している。
一方、補助ベルト20の他端部22に設けられた係着部材25及びベルト本体10に設けられた被係着部材15は、図3に示すように、例えば面ファスナーによって形成されている。本実施形態では、係着部材25としてフック形状の一方の面ファスナー部材を使用し、被係着部材15としてパイル状の他方の面ファスナー部材を使用している。また、本実施形態では、係着部材25は、補助ベルト20の長手方向に沿って所定長さL(例えば、10〜15cm程度)に形成されており、被係着部材15も同様に、ベルト本体10の長手方向に沿って所定長さL(同じく10〜15cm程度)に形成されている。このように、係着部材25及び被係着部材15を所定長さLに形成することで、補助ベルト20を他方の肩に回し掛けしたときの長さ調整が可能となる。
ただし、係着部材25及び被係着部材15としては、このような面ファスナーの他にも、例えばループ状の係合金具を一定間隔でベルト本体10の長手方向に縫着し、補助ベルト20側にこれに係合する鉤状の係合金具を縫着したホックのようなものでもよい。
次に、上記構成の肩掛けベルト1の使用状態及び使用方法について説明する。
図4は、従来通りの使用状態を示している。すなわち、補助ベルト20をベルト本体10の上に重ね合わせて一体とした状態で、片方の肩にベルト本体10のみを掛けている状態であり、同図(a)は鞄50と肩掛けベルト1とが同じ側にくるように掛けた状態、同図(b)は、鞄50と肩掛けベルト1とが違う側にくるように掛けた状態(すなわち、肩掛けベルト1をたすき状に掛けた状態)を示している。すなわち、補助ベルト20がベルト本体10に重なった一体構造となっているため、ベルト本体10をどのように肩に掛けようと、補助ベルト20が邪魔になることはない。
一方、肩掛けベルト1のずり落ち防止や、鞄50を身体にフィットさせて安定させたい場合には、ベルト本体10を一方の肩に掛けている状態(図4に示す状態)で、補助ベルト20の他端部22の係着部材25をベルト本体10の被係着部材15から離脱させ(引き離し)、回動機構部30を中心として回転させながら反対側の肩に回し掛けし、この後、再び係着部材25を被係着部材15に係着させればよい。これにより、図5(a),(c)に示すように、ベルト本体10が一方の肩に掛けられ、補助ベルト20が他方の肩に掛けられた状態となるため、肩掛けベルト1のずり落ちを確実に防止できるとともに、鞄50の重量を左右の肩に略均等に配分することができ、さらに、鞄50を身体にフィットさせて安定させることができる。因みに、図5(a)は、図4(a)に示す状態から補助ベルト20を反対側の肩に回し掛けした状態、図5(c)は図4(b)に示す状態から補助ベルト20を反対側の肩に回し掛けした状態をそれぞれ示している。また、図5(b)は、図5(a)のように肩掛けベルト1を両肩に掛けたときの背面から見た状態を示している。
このとき、係着部材25及び被15を所定長さLに形成しているので、係着部材25と被係着部材15との係着位置をこの範囲内で自由に選択することができるため、補助ベルト20を他方の肩に掛け回したときの長さ調整が可能となる。
因みに、図6は本発明の肩掛けベルト1の他の使用状態を示している。すなわち、この使用例では、補助ベルト20を腰に回して鞄50を身体によりフィットさせている。
<実施形態2>
図7は、本実施形態2の肩掛けベルト付き鞄を示す斜視図である。
本実施形態2の肩掛けベルト付き鞄Bは、鞄本体50に対して肩掛けベルト1の両端部17,17を直接取り付ける構造となっている。すなわち、肩掛けベルト1は、ベルト本体10と補助ベルト20とからなり、ベルト本体10の両端部17,17は、鞄本体50の左右上端部にそれぞれ強固に取り付け固定された構造となっている。ここで、取り付け固定構造としては、縫着による固定、縫着と接着の両方による固定、緊締金具による固定、またはこれらの組合せによる固定などが考えられる。なお、その他の構成、すなわち肩掛けベルト1の構成及び使用状態は、上記実施形態1の肩掛けベルト付き鞄Aと同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施形態3>
本実施形態3の肩掛けベルト付き鞄は、図示は省略しているが、上記各実施形態1,2において、補助ベルト20の両端部21,22を、それぞれ回動機構部30,30によってベルト本体10に対して回動可能に取り付けた構造としたものである。すなわち、上記各実施形態1,2では、肩掛けベルト20の他端部22をベルト本体10に対して着脱可能としているが、本実施形態3では、補助ベルト20の両端部21,22をベルト本体10に対し着脱不可状態で取り付けた構造としている。このように、両端部21,22ともベルト本体10から取り外しできない構造とすることにより、補助ベルト20の他端部22が鞄本体50の重みに耐えかねてベルト本体10から外れてしまうといった不具合の発生を防止することができる。なお、その他の構成、すなわち肩掛けベルト1の構成及び使用状態は、上記実施形態1の肩掛けベルト付き鞄Aまたは上記実施形態2の肩掛けベルト付き鞄Bと同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施形態4>
本実施形態4の肩掛けベルト付き鞄は、図示は省略しているが、上記実施形態3において、補助ベルト20の両端部21,22をそれぞれ、ベルト本体10に直接取り付けた構造としたものである。直接取り付け固定する構造としては、縫着による固定、縫着と接着の両方による固定、金具による緊締固定、またはこれらの組合せによる固定など、種々の固定手法を用いることができる。これにより、ベルト本体10に対する補助ベルト20の取り付け強度を十分強く保つことが可能となる。
本発明の実施形態1に係る肩掛けベルト付き鞄を示す斜視図である。 回動機構部の周辺構造を示しており、(a)は補助ベルト側から見た平面図、(b)はベルト本体側から見た平面図、(c)は縦断面図である。 (a)は補助ベルトの他端部に設けられた係着部材及びベルト本体に設けられた被係着部材の構造を示す斜視図、(b)は同断面図である。 (a),(b)は本発明の肩掛けベルト付き鞄の従来通りの使用状態を示す正面図である。 (a)は本発明の肩掛けベルト付き鞄の使用状態を示す正面図、(b)は同背面図、(c)は本発明の肩掛けベルトの他の使用状態を示す正面図である。 本発明の肩掛けベルト付き鞄のさらに他の使用状態を示す正面図である。 本発明の実施形態2に係る肩掛けベルト付き鞄を示す斜視図である。
符号の説明
A,B 肩掛けベルト付き鞄
1 肩掛けベルト
10 ベルト本体
11 係止具
12 調整金具
14 開口部
15 被係着部材
20 補助ベルト
21 一端部
22 他端部
23 保護部材
24 開口部
25 係着部材
30 回転機構部
31 リベット
50 鞄本体
51 吊り金具

Claims (6)

  1. 鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、
    両端部に前記鞄本体の吊り金具に係脱可能に係止する係止具が取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、
    前記補助ベルトは、一端部が回動機構部によって前記ベルト本体に対して回動可能に取り付けられており、他端部には、前記ベルト本体に設けられた被係着部材に対して着脱可能な係着部材が設けられていることを特徴とする肩掛けベルト付き鞄。
  2. 鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、
    前記肩掛けベルトは、その両端部が前記鞄本体に取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、
    前記補助ベルトは、一端部が回動機構部によって前記ベルト本体に対して回動可能に取り付けられており、他端部には、前記ベルト本体に設けられた被係着部材に対して着脱可能な係着部材が設けられていることを特徴とする肩掛けベルト付き鞄。
  3. 前記係着部材及び前記被係着部材が面ファスナーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の肩掛けベルト付き鞄。
  4. 前記係着部材は、前記補助ベルトの長手方向に沿って所定長さに形成され、前記被係着部材は、前記ベルト本体の長手方向に沿って所定長さに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の肩掛けベルト付き鞄。
  5. 鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、
    前記肩掛けベルトは、その両端部が前記鞄本体に取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、
    前記補助ベルトは、その両端部がそれぞれ回動機構部によって前記ベルト本体に対して回動可能に取り付けられていることを特徴とする肩掛けベルト付き鞄。
  6. 鞄本体を吊り下げて肩にかける肩掛けベルト付きの鞄であって、
    前記肩掛けベルトは、その両端部が前記鞄本体に取り付けられたベルト本体と、このベルト本体に重ね合わせるようにして設けられた補助ベルトとからなり、
    前記補助ベルトは、その両端部がそれぞれ前記ベルト本体に取り付けられていることを特徴とする肩掛けベルト付き鞄。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7229609B1 (ja) * 2022-09-15 2023-02-28 有限会社三洋商会 鞄用具

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