JP2009160251A - 飲料用二重ストロー - Google Patents

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Masahiko Ishimitsu
正彦 石光
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Nippon Straw Co Ltd
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Nippon Straw Co Ltd
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Abstract

【課題】ゲーブルトップ型の紙製容器の狭い屋根上の上面スペースに付着できるようコンパクトに包装でき、しかも使用時にはゲーブルトップ型の紙製容器の高さにも充分使用できる長さにすることができる新規な飲料用二重ストローを提供する。
【解決手段】内ストロー1と外ストロー2とからなり、内ストロー1を外ストロー2内に納めてあり、この内ストロー1を外ストロー2から引き出して伸長する飲料用ストローであって、外ストロー2の長さを内ストロー1の長さの概略2倍程とし、外ストロー2の中間部位置に蛇腹部7を設け、外ストロー2の飲み口8近傍部位置に同じく蛇腹部7を設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、内ストローと外ストローとからなり、外ストローに蛇腹部を設けた飲料用二重ストローに関する。
略同じ長さの内ストローと外ストローとからなり、内ストローを外ストロー内に収納して長さを短くし、薄い合成樹脂フイルムの袋に納めて各種飲料用容器の側壁に付着させ、飲料用容器内の飲料を飲用する際に、内ストローを外ストローから引き出して、略2倍の長さにしてこの長くした飲料用ストローを飲料用容器のストロー突き刺し口に突き刺して引用に供する飲料用二重ストローは公知である。
また、ストローを曲げたり折り返したりするためにストローの一部に蛇腹部を設けたストローも公知である。
上記公知の飲料用二重ストローは、比較的小型の飲料用容器の側壁に付着して使用されることが多く、非常に便利に利用され、その普及度もきわめて高い。
一方、小型でなく比較的大きく、牛乳やジュースのための上部が屋根型となった紙製容器(一般的にゲーブルトップ型容器といっている)では、飲料用二重ストローが付着されて販売されている例がきわめて少ない現状にある。
このゲーブルトップ型容器の場合、ストローを付着するのは、その側面か屋根型の上面かであるが、容器の側面にストローを付着すると、その外観の美観が損なわれるだけでなく、製造者が多くの容器を箱詰めする際、ストロー分だけ側面に突出するから、箱の寸法形態を変更する必要があり、箱内に空間部が生ずるから、箱が大きくなり無駄が増え、輸送コストが上がるという課題がある。
また、ゲーブルトップ型容器の屋根型の上面にストローを付着させるためには、容器の高さに対して充分な長さになるストローが必要になり、そのようなストローはまだ開発されていないという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、ゲーブルトップ型の紙製容器の狭い屋根上の上面スペースに付着できるようコンパクトに包装でき、しかも使用時にはゲーブルトップ型の紙製容器の高さにも充分使用できる長さにすることができる新規な飲料用二重ストローを提供するものである。
そのために、本発明飲料用二重ストローは、内ストローと外ストローとからなり、内ストローを外ストロー内に納めてあり、この内ストローを外ストローから引き出して伸長する飲料用ストローであって、外ストローの長さを内ストローの長さの概略2倍程とし、外ストローの中間部位置に蛇腹部を設け、外ストローの飲み口近傍部位置に同じく蛇腹部を設けてある。
また、外ストローの中間部位置の蛇腹部の先方側近傍位置に内ストローの引き込みを阻止するストッパーを設けてある。
本発明飲料用二重ストローは、内ストローと外ストローとからなり、内ストローを外ストロー内に納めてあり、この内ストローを外ストローから引き出して伸長する飲料用ストローであって、外ストローの長さを内ストローの長さの概略2倍程とし、外ストローの中間部位置に蛇腹部を設け、外ストローの飲み口近傍部位置に同じく蛇腹部を設けてあるから、上記内ストローの引き込み状態で、外ストローの中間部位置の蛇腹部で折り返して飲料用二重ストローをその内ストローの引き込み状態で略半分の長さにし、この略半分の長さの状態で薄い合成樹脂フイルムの袋に小型包装することができる。従って、小型の包装状態でゲーブルトップ型紙製容器の屋根型の上面スペースに付着することができる。
そして、本発明飲料用二重ストローを包装袋から取り出して使用する際には、半分に折り曲げた折り曲げ部を元に戻して直線状とし、内ストローを引き出せば、ゲーブルトップ型紙製容器の高さにも充分使用できる長さにすることができる効果がある。
また、本発明飲料用二重ストローは、外ストローの中間部位置の蛇腹部の先方側近傍位置に内ストローの引き込みを阻止するストッパーを設けてあるから、外ストローが内ストローの略2倍の長さがあっても、内ストローが外ストローの中にまで引き込まれてしまうこともない効果がある。
図面に示した実施例により本発明の詳細を説明する。
図中1が内ストローであり、2が外ストローであり、内ストロー1を外ストロー2内に納めてあり、内ストロー1を外ストロー2から引き出して伸長するようにしてある。内ストロー1の先端3は斜めに切断してあり、後端4は外ストロー2から引き出したとき、外ストロー2の先端5の縮径部と係合し、内ストロー1が外ストロー2から抜け出せないようにしてある。また、外ストロー2の先端近傍位置には内向きのストッパー6を設けてあり、引き出された内ストローの後端が停止して内ストロー1が外ストロー2の中に引き込まれないようにしてある。
本発明では、外ストロー2の長さを内ストロー1の長さの略2倍程としてあり、外ストロー2の中間部位置に蛇腹部7を設け、外ストロー2の飲み口8の近傍部位置にも同じく蛇腹部7を設けてある。この外ストロー2の飲み口8の近傍部位置の蛇腹部7は、二重ストローを引き伸ばして飲料用容器内の飲料を飲用する際に、僅かに折り曲げて飲料の飲用をし易くするものである。
一方、外ストロー2の中間部位置の蛇腹部7は図4に示すように、内ストロー1が外ストロー2内に引き込まれた状態で、飲料用ストローをこの蛇腹部7で折り返して小型にし、薄い合成樹脂フイルムの小型包装袋9内に収納することができるようにしたものである。
従って小型の包装用袋9に収納されるから、これをゲーブルトップ型紙製容器の屋根型の上面スペースに付着することができる。
また、外ストロー2の中間部位置の蛇腹部7の先方側近傍位置に内向きのストッパー10を設けてあり、このストッパー10が内ストロー1の外ストロー2内への引き込みを阻止してある。蛇腹部7がこのストッパー10の変わりとなり、内ストロー1が外ストロー2内への引き込みを阻止するようにしてもよい。
この飲料用二重ストローを包装袋9から取り出して使用するためには、先ず外ストロー2の中間部の蛇腹部7の折り返しを元の状態に戻して真直ぐにして図1に示す状態とする。そして、図3に示すように内ストロー1を外ストロー2から引き出して、ストロー全体を長くする。この状態でゲーブルトップ型紙製容器の高さにも充分使用できる長さとなる。従って、多くのゲーブルトップ型紙製容器の包装箱への梱包を変更することなく、ゲーブルトップ型紙製容器の屋根型の上面スペースに付着させることができ、しかも、伸長して飲用に使用する際には、ゲーブルトップ型紙製容器の高さにも充分対応できる飲料用二重ストローを提供できるものである。
本発明飲料用二重ストローの収縮状態の正面図。 内ストローが外ストロー内に納められた状態の拡大断面図。 本発明飲料用二重ストローの伸長状態の正面図。 本発明飲料用二重ストローの包装状態の正面図。
符号の説明
1 内ストロー
2 外ストロー
3 先端
4 後端
5 先端
6 ストッパー
7 蛇腹部
8 飲み口
9 包装用袋
10 ストッパー

Claims (2)

  1. 内ストローと外ストローとからなり、内ストローを外ストロー内に納めてあり、この内ストローを外ストローから引き出して伸長する飲料用ストローであって、外ストローの長さを内ストローの長さの概略2倍程とし、外ストローの中間部位置に蛇腹部を設け、外ストローの飲み口近傍部位置に同じく蛇腹部を設けてある飲料用ニ重ストロー。
  2. 外ストローの中間位置の蛇腹部の先方側近傍位置に内ストローの引き込みを阻止するストッパーを設けてある上記請求項1に記載の飲料用ニ重ストロー。
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