JP2009159695A - ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を増やすことなくロータをステータに対して径方向に片寄せする。
【解決手段】ステータベース11上に軸受け部材12,13を設け、且つ、この軸受け部材の外周部より外側に複数の駆動用コイル16を配設したステータSと、軸受け部材内に嵌合した軸18と一体的に回転するカップ状のロータヨーク17の内周面に駆動用環状磁石21が固着され、且つ、駆動用環状磁石を複数の駆動用コイルと僅かな空隙Kを隔てて対向させたロータRとを備えた際、ステータベース11は、軸18の中心線を中心にして駆動用環状磁石21の最外周半径r4と略等しくした半径r1で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部11dと、円弧状切り欠き部11dの半径r1よりも大きな寸法で該円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部11eとを有することを特徴とするブラシレスモータ10を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】ステータベース11上に軸受け部材12,13を設け、且つ、この軸受け部材の外周部より外側に複数の駆動用コイル16を配設したステータSと、軸受け部材内に嵌合した軸18と一体的に回転するカップ状のロータヨーク17の内周面に駆動用環状磁石21が固着され、且つ、駆動用環状磁石を複数の駆動用コイルと僅かな空隙Kを隔てて対向させたロータRとを備えた際、ステータベース11は、軸18の中心線を中心にして駆動用環状磁石21の最外周半径r4と略等しくした半径r1で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部11dと、円弧状切り欠き部11dの半径r1よりも大きな寸法で該円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部11eとを有することを特徴とするブラシレスモータ10を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ステータとロータとからなるブラシレスモータにおいて、部品点数を増やすことなく簡単な構造によりロータをステータに対して径方向に確実に片寄せすることができるブラシレスモータに関するものである。
一般的に、ブラシレスモータは、ステータベース上に軸受け部材を設け、且つ、この軸受け部材の外周部より外側の円周に沿って複数の駆動用コイルを配設したステータと、軸受け部材内に嵌合した軸と一体的に回転するカップ状のロータヨークの内周面に複数極に着磁された駆動用環状磁石が固着され、且つ、駆動用環状磁石を複数の駆動用コイルと僅かな空隙を隔てて対向させたロータとを備えており、ロータ側にハードディスクや光ディスクとかポリゴンミラーを一体的に取り付けることで、ハードディスクや光ディスクとかポリゴンミラーを高速に回転駆動させることができるので多用されている。
この種のブラシレスモータの従来例として、軸と軸受け部材との間に僅かな隙間があることで発生する軸振れや心振れを防止させるため、ロータをステータに対して径方向に片寄せするブラシレスモータがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
まず、図4は従来のブラシレスモータの一例を備えたディスク駆動装置を示した上面図、
図5は図4に示した従来のブラシレスモータの一例となるスピンドルモータを示した縦断面図、
図6(a),(b)は図5に示した軸受けホルダの上面部に固着させた磁性材を拡大して示した上面図,縦断面図である。
図5は図4に示した従来のブラシレスモータの一例となるスピンドルモータを示した縦断面図、
図6(a),(b)は図5に示した軸受けホルダの上面部に固着させた磁性材を拡大して示した上面図,縦断面図である。
図4及び図5に示した従来のブラシレスモータの一例を備えたディスク駆動装置200は、上記した特許文献1(特開2006−6011号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献1を参照して簡略に説明する。
図4に示した如く、従来のブラシレスモータの一例を備えたディスク駆動装置100では、シャーシ101上に光ディスクDを回転駆動するスピンドルモータ110と、光ディスクDに対して情報信号を記録又は再生するために光ディスクDの径方向に移動自在な光ピックアップPUとが取り付けられて構成されている。
ここで、図5に示した如く、従来のブラシレスモータの一例となるスピンドルモータ110は、固定側となるステータSと、ステータS側に対して回転側となるロータRとから構成されている。
上記した固定側となるステータSは、ステータベース111と、軸受けホルダ112と、軸受け113と、複数の駆動用コイル114と、ステータコア(積層コア)115と、磁性材116とで構成されている。
即ち、ステータS側では、表面に印刷回路を形成したいわゆる鉄基板あるいは印刷配線板に鉄板を重ねて取り付けたステータベース111の中央部位に、例えば円筒状に切削加工された真鍮製の軸受けホルダ112が取り付けられており、この軸受けホルダ112の内側に焼結含油メタル製の軸受け113が嵌着されている。
また、ステータS側の軸受けホルダ112の外周部位に、複数の駆動用コイル114を巻回したステータコア115が取り付けられていると共に、軸受けホルダ112の上面部に磁性材116が固着されている。
この際、図6(a),(b)に拡大して示した如く、ステータS側の軸受けホルダ112(図5)の上面部に固着される磁性材116は、強磁性を有する薄い鉄板等で形成され、軸線Zと直角な平坦面を有する平坦部116a(クロスハッチングで示す)と、軸線Zと同心の円筒形状である円筒部116bとで形成されている。
また、磁性材116は、円筒部116bの内径が軸受けホルダ112(図5)の外径と略同じとされているので、軸受けホルダ112の上面部側からカシメ等で固定されている。
更に、磁性材116は、平坦部116aが軸線Yに対し線対称になるように形成されており、この中心に円形の開孔116cが形成され、平坦部116aの外周側は円筒部116bと連続するよう円弧状に形成されていると共に、軸線Zを中心として180°の角度で平坦部116aの端部116d,116eが形成され、それぞれの端部116d,116eは軸線Yに対し対称となるよう軸線X上に位置している。
図5に戻り、上記した回転側のロータRは、ロータヨーク117と、ディスクガイド118と、軸119と、駆動用環状磁石120と、環状磁石121とで構成されている。
即ち、ロータR側では、カップ状のロータヨーク117の上面中心部位にディスクガイド118が一体的に固着されてこの中心にステータS側に設けた軸受けホルダ112内の軸受け113に回転自在に嵌合するための軸119が固着されていると共に、このカップ状のロータヨーク117の内周面に駆動用環状磁石120がステータS側に設けた複数の駆動用コイル114に対してラジアル方向(径方向)に僅かな空隙を隔てて対向するように固着され、更に、ロータヨーク117の裏面中心部に環状磁石121が軸119を通して固着されており、この環状磁石121はステータS側の軸受けホルダ112の上面部に設けた磁性材116に対してアキシャル方向(軸方向)に僅かな空隙を隔てて対向している。
そして、上記のように構成した従来のブラシレスモータの一例となるスピンドルモータ110において、ステータSに対してロータRを回転させる際に、ロータRはロータヨーク117の裏面中心部に固着した環状磁石121と、軸受けホルダ112の上面部に設けた磁性材116との作用によりZ軸方向への吸引力Fが働くが、磁性材116の平坦部116aが軸線Yに対し対象であることからその合力は軸線Y上に働くことになるために、ロータRは光ピックアップPU(図4)から離れる方向へ片寄りするように吸引力Fが働き、かつその傾き方向は軸線Yと一致するので、ロータRを光ピックアップPUの移動方向に片寄せさせることができる旨が記載されている。
次に、図7は従来のブラシレスモータの他例となるラビリンスを備えたロータ露出型モータを示した縦断面図である。
図7に示した従来のブラシレスモータの他例となるラビリンスを備えたロータ露出型モータ200は、上記した特許文献2(特開平10−52016号公報)に開示されているものであり、ここでは特許文献2を参照して簡略に説明する。
図7に示した如く、従来のブラシレスモータの他例となるラビリンスを備えたロータ露出型モータ200も、固定側となるステータSと、ステータS側に対して回転側となるロータRとから構成されている。
上記した固定側となるステータSは、ステータベース201と、ロータホルダ202と、軸受け203と、回路基板204と、ラビリンス部材205と、複数の駆動用コイル206と、ステータコア207とで構成されている。
即ち、ステータS側では、珪素鋼板からなるステータベース201上の中心部位にロータホルダ202が立設されてこのロータホルダ202内に軸受け203が嵌着されていると共に、ステータベース201上でロータホルダ203の外周部位に沿って回路基板204が貼着され、更に、ステータベース201上の外周部位に鉄板を加工したリング状のラビリンス部材205が後述するロータR側の駆動用環状磁石210の下端部210aに臨むようにL字状に立ち上げられている。
この際、リング状のラビリンス部材205は、全周のうちで略3分の1ほどの周囲を駆動用環状磁石210の下端部210aに接近させた接近部205aがL字状に立ち上げてられている。
また、ステータS側のロータホルダ202の外周部位に、複数の駆動用コイル206を巻回したステータコア207が取り付けられている。
一方、上記した回転側のロータRは、ロータヨーク208と、軸209と、駆動用環状磁石210とで構成されている。
即ち、ロータR側では、カップ状のロータヨーク208の中心部位にロータホルダ202内の軸受け203に回転自在に嵌合するための軸209が固着されていると共に、このカップ状のロータヨーク208の内周面に駆動用環状磁石210がステータS側に設けた複数の駆動用コイル206に対してラジアル方向(径方向)に僅かな空隙を隔てて対向するように固着されている。
そして、上記のように構成した従来のブラシレスモータの一例となるラビリンスを備えたロータ露出型モータ200では、ステータSに対してロータRを回転させる際に、リング状のラビリンス部材205のうちで全周の3分の1ほどを駆動用環状磁石210の下端部210aに向けて接近するようにL字状に立ち上げた接近部205aの磁束密度を高めておくことにより、ラビリンス部材205の接近部205aが駆動用環状磁石210の下端部210a側に引きつけられることになるため、軸209は径方向となる矢印の方に付勢されるので軸受け203によって受けとめられてロータRの回転振れを防止できる旨が記載されている。
ところで、図5に示した従来のブラシレスモータの一例となるスピンドルモータ110では、軸受けホルダ112の上面部に設けた磁性材116と、ロータヨーク117の裏面中心部に固着させた環状磁石121とを僅かな空隙を隔てて対向させることで、磁性材116と環状磁石121とによる吸引力を利用して、ロータRを光ピックアップPU(図4)の移動方向に確実に片寄せできるものの、しかしながら、磁性材116の厚みによる吸引力のバラツキや、磁性材116と環状磁石121との間の空隙寸法による吸引力のバラツキ管理が問題となる。また、磁性材116と環状磁石121とにより部品点数も増えることから、スピンドルモータ110のコストが高価となると共に、スピンドルモータ110の組立て工数もかかってしまうなどの問題が生じている。
また、図7に示した従来のブラシレスモータの他例となるラビリンスを備えたロータ露出型モータ200では、リング状のラビリンス部材205のうちで全周の3分の1ほどを駆動用環状磁石210の下端部210aに向けて接近するようにL字状に立ち上げた接近部205aの磁束密度を高めておくことにより、ラビリンス部材205の接近部205aが駆動用環状磁石210の下端部210a側に引き付けられて、ロータR側の軸209が径方向に付勢されるものの、ここでもラビリンス部材205を付加するためにロータ露出型モータ200のコストが高価となると共に、ロータ露出型モータ200の組立て工数もかかってしまうなどの問題が生じている。
そこで、ステータとロータとからなるブラシレスモータにおいて、部品点数を増やすことなく簡単な構造によりロータをステータに対して径方向に確実に片寄せすることができるブラシレスモータが望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、磁性鋼板材からなるステータベース上に軸受け部材を設け、且つ、この軸受け部材の外周部より外側の円周に沿って複数の駆動用コイルを配設したステータと、
前記軸受け部材内に嵌合した軸と一体的に回転するカップ状のロータヨークの内周面に複数極に着磁された駆動用環状磁石が固着され、且つ、前記駆動用環状磁石を前記複数の駆動用コイルと僅かな空隙を隔てて対向させたロータと、を備えたブラシレスモータにおいて、
前記ステータベースは、前記軸の中心線を中心にして前記駆動用環状磁石の最外周半径と略等しくした半径で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部と、前記円弧状切り欠き部の半径よりも大きな寸法で該円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部とを有することを特徴とするブラシレスモータである。
前記軸受け部材内に嵌合した軸と一体的に回転するカップ状のロータヨークの内周面に複数極に着磁された駆動用環状磁石が固着され、且つ、前記駆動用環状磁石を前記複数の駆動用コイルと僅かな空隙を隔てて対向させたロータと、を備えたブラシレスモータにおいて、
前記ステータベースは、前記軸の中心線を中心にして前記駆動用環状磁石の最外周半径と略等しくした半径で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部と、前記円弧状切り欠き部の半径よりも大きな寸法で該円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部とを有することを特徴とするブラシレスモータである。
また、第2の発明は、上記した第1の発明のブラシレスモータにおいて、
前記ステータベースの円弧状切り欠き部の半径をr1、前記ステータベースのその他の切り欠き部中で前記軸の中心線からの最小寸法となる内接半径をr2、前記駆動用コイルの最外周半径をr3、前記駆動用環状磁石の最外周半径をr4、前記ステータベースの上面とこれと対向した前記駆動用環状磁石の下面との間の距離をgと、それぞれ設定したときに、
r2−g≧r1 (式1)
|r1−r4|≦g/2 (式2)
r3≦r1 (式3)
上記の式1〜式3を満たすことを特徴とするブラシレスモータである。
前記ステータベースの円弧状切り欠き部の半径をr1、前記ステータベースのその他の切り欠き部中で前記軸の中心線からの最小寸法となる内接半径をr2、前記駆動用コイルの最外周半径をr3、前記駆動用環状磁石の最外周半径をr4、前記ステータベースの上面とこれと対向した前記駆動用環状磁石の下面との間の距離をgと、それぞれ設定したときに、
r2−g≧r1 (式1)
|r1−r4|≦g/2 (式2)
r3≦r1 (式3)
上記の式1〜式3を満たすことを特徴とするブラシレスモータである。
また、第3の発明は、上記した第1又は第2の発明のブラシレスモータにおいて、
前記円弧状切り欠き部の所定の切り欠き角度は、前記駆動用環状磁石の着磁極数と、前記駆動用環状磁石の極ピッチとに応じて設定されることを特徴とするブラシレスモータである。
前記円弧状切り欠き部の所定の切り欠き角度は、前記駆動用環状磁石の着磁極数と、前記駆動用環状磁石の極ピッチとに応じて設定されることを特徴とするブラシレスモータである。
上記した第1の発明のブラシレスモータによると、カップ状のロータヨークの内周面に固着させた駆動用環状磁石を、ステータベース上で軸受け部材の外周部より外側の円周に沿って配設させた複数の駆動用コイルと僅かな空隙を隔てて対向させて、ステータ側に対してロータ側を軸を中心に回転させる際、とくに、ステータベースは、軸の中心線を中心にして駆動用環状磁石の最外周半径と略等しくした半径で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部と、円弧状切り欠き部の半径よりも大きな寸法で円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部とを有しているので、円弧状切り欠き部では駆動用環状磁石からの磁束を受けにくくなるのでロータRの吸引力が小さくなる一方、円弧状切り欠き部の半径よりも大きい寸法で切り欠いたその他の切り欠き部では駆動用環状磁石からの磁束を受けるため、これにより、円弧状切り欠き部とその他の切り欠き部とでロータの吸引力に差が発生することとなり、この吸引力の差によって新たな部品を増やすことなくステータベースの形状のみによる簡単な構造でロータに側圧をかけることができ、ロータヨークをその他の切り欠き部の方向へ一定に確実に片寄せすることが可能であり、ロータの回転の繰り返し精度を向上させることができる。
また、上記した第2の発明のブラシレスモータによると、
r2−g≧r1 (式1)
|r1−r4|≦g/2 (式2)
r3≦r1 (式3)
の式1〜式3を満たすことにより、第1の発明の効果が確実に得られると共に、ステータベース上で円弧状切り欠き部と、円弧状切り欠き部以外のその他の切り欠き部とを寸法精度良く非対称に形成することができる。
r2−g≧r1 (式1)
|r1−r4|≦g/2 (式2)
r3≦r1 (式3)
の式1〜式3を満たすことにより、第1の発明の効果が確実に得られると共に、ステータベース上で円弧状切り欠き部と、円弧状切り欠き部以外のその他の切り欠き部とを寸法精度良く非対称に形成することができる。
また、上記した第3の発明のブラシレスモータによると、円弧状切り欠き部の所定の切り欠き角度は、駆動用環状磁石の着磁極数と、駆動用環状磁石の極ピッチとに応じて設定されているので、ロータの回転繰り返し精度の向上させることができると共に、コギングを低減させることができる。
以下に本発明に係るブラシレスモータの一実施例について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る実施例のブラシレスモータを示した断面図、
図2は本発明に係る実施例のブラシレスモータにおいて、ロータの回転繰り返し精度を向上させる場合に、ステータベースの形状を示した平面図、
図3は本発明に係る実施例のブラシレスモータにおいて、駆動用環状磁石を例えば10極に着磁してコギングを低減させる場合に、ステータベースの形状を示した平面図である。
図2は本発明に係る実施例のブラシレスモータにおいて、ロータの回転繰り返し精度を向上させる場合に、ステータベースの形状を示した平面図、
図3は本発明に係る実施例のブラシレスモータにおいて、駆動用環状磁石を例えば10極に着磁してコギングを低減させる場合に、ステータベースの形状を示した平面図である。
図1に示した本発明に係る実施例のブラシレスモータ10は、固定側となるステータSと、ステータS側に対して回転側となるロータRとから構成されており、且つ、ロータR側にハードディスクや光ディスクとかポリゴンミラーを一体的に取り付け可能になっているが、この実施例では光ディスクODを取り付けた場合について以下説明する。
まず、上記した固定側となるステータSは、ステータベース11と、軸受けホルダ12と、ラジアル軸受け13と、スラストプレート14と、カバー15と、複数の駆動用コイル16とで構成されている。
即ち、ステータS側では、ステータベース11が平坦な電気亜鉛メッキ鋼板などの磁性鋼板材を用いて所定の形状に切り欠き形成されており、この際、ステータベース11の形状が本発明の要部となるものであるが、これについては後述する。
また、ステータベース11の所定の位置に軸受けホルダ取り付け用丸孔11aが上面11bから下面11cに向かって貫通して穿設されており、この軸受けホルダ取り付け用丸孔11a内に真鍮製の軸受けホルダ12がカシメなどにより上面11b側に突出して取り付けられている。
また、軸受けホルダ12は、この内側に形成した丸孔12a内に後述するロータR側の軸18が回転自在に嵌合するためのラジアル軸受け13と、軸18のスラスト荷重を受けるスラストプレート14とが嵌着されている共に、軸受けホルダ12の裏面側に丸孔12aよりも大径に形成した凹孔12b内にスラストプレート14を覆うためのカバー15が取り付けられている。
また、ステータベース11の上面11b上には、複数の駆動用コイル16が軸受けホルダ12の外周部よりも外側の円周に沿って配設されており、これら複数の駆動用コイル16はステータコアを用いない平板コイルとして形成されているので、モータの薄型化を実現することができる。
次に、上記した回転側となるロータRは、ロータヨーク17と、軸18と、ディスクチャッキング部材19と、ターンテーブル20と、駆動用環状磁石21とで構成されている。
即ち、ロータR側では、ロータヨーク17が電気亜鉛メッキ鋼板などの磁性鋼板材を用いて略カップ状に形成されている。この際、このロータヨーク17は、中心部位から上方に向かって突出形成された軸支持部17aと、軸支持部17aの外周から同心的に円板状に形成された円板部17bと、円板部17bの外周に沿って下方に向かってカップ状に絞り込んだカップ部17cとで一体的に形成されている。
また、ロータヨーク17は、軸支持部17a内にロータR側の回転中心となる軸18が圧入などにより固着され、且つ、軸支持部17aの外周に沿った円板部17b上に光ディスクODの中心孔Hに嵌合するためのディスクチャッキング部材19が取り付けられ、且つ、円板部17b上の外周部位に光ディスクODを載置するためのターンテーブル20がゴム板などを用いて貼着されていると共に、カップ部17cの内周面に駆動用環状磁石21がステータS側に設けた複数の駆動用コイル16に対してアキシャル方向(軸方向)に僅かな空隙Kを隔てて対向するように固着されている。
そして、ロータR側のロータヨーク17に固着した軸18を、ステータS側のラジアル軸受け13内に嵌合させて、複数の駆動用コイル16による回転磁界と、その磁界に対向した駆動用環状磁石21とにより発生する回転駆力で、ステータS側に対してロータR側が回転自在になっている。
尚、ステータS側に対してロータR側が上方に抜けないように防止するための抜け防止対策は、このブラシレスモータ10を取り付けた不図示の装置側で施している。
ここで、駆動用環状磁石21から発せられる磁束の大半は空隙Kおよび駆動用コイル16を通ってステータベース11へと飛び込むが、駆動用環状磁石21の側面や端部から発せられる磁束はステータベース11の上面11bとこれと対向した駆動用環状磁石21の下面21aとの間の距離gの分だけ内径および外径側に広がってステータベース11へと飛び込んでいる。そのため、実施例の要部となるステータベース11の形状は、図2に示すように、ステータSとロータRとの間で意図的に磁気的なアンバランスを発生させることによってステータSに対してロータRに側圧を発生させる形状としている。
即ち、実施例の要部となるステータベース11の形状は、円弧状切り欠き部11dが軸受けホルダ取り付け用丸孔11a内の中心部に設置される軸18の中心線を中心として駆動用環状磁石21の最外周半径r4と略等しくした半径r1で所定の切り欠き角度θ°に亘って円弧状に切り欠かれており、且つ、円弧状切り欠き部11d以外の部分は円弧状切り欠き部11dの半径r1よりも大きい寸法で、例えば最小寸法となる半径r2(軸18の中心線からの最小寸法となる内接半径r2)以上で適宜な形状に切り欠かれているので、円弧状切り欠き部11dとその他の切り欠き部11eとは互いに非対称な形状に形成されている。
この際、図1に示したように、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの半径をr1、ステータベース11の円弧状切り欠き部11d以外のその他の切り欠き部11e中で軸18の中心線からの最小寸法となる内接半径をr2、駆動用コイル16の最外周半径をr3、駆動用環状磁石21の最外周半径をr4、ステータベース11の上面11bとこれと対向した駆動用環状磁石21の下面21aとの間の距離をgと、それぞれ設定したときに、下記の式1〜式3を満たすことが必要である。
[数1]
r2−g≧r1 (式1)
[数2]
|r1−r4|≦g/2 (式2)
[数3]
r3≦r1 (式3)。
[数1]
r2−g≧r1 (式1)
[数2]
|r1−r4|≦g/2 (式2)
[数3]
r3≦r1 (式3)。
つまり、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの半径r1と、ステータベース11の円弧状切り欠き部11d以外のその他の切り欠き部11eの最小寸法となる半径r2との差が小さい場合には側圧の差が発生しなくなるため、上記した式1に示したように、円弧状切り欠き部11dの半径r1の上限は、その他の切り欠き部11eの最小寸法となる半径r2からステータベース11と駆動用環状磁石21との間の距離gを引いた値である。
また、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの半径r1が駆動用環状磁石21の最外周半径r4より大きすぎても小さすぎても側圧の差が発生しなくなるため、上記した式2に示したように、円弧状切り欠き部11dの半径r1と駆動用環状磁石21の最外周半径r4の差の絶対値は、ステータベース11と駆動用環状磁石21との間の距離gの半分を越えてはならない。これを言い換えると、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dは、軸18の中心線を中心にして駆動用環状磁石21の最外周半径r4と略等しくした半径r1で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠かれていることになる。
更に、駆動用コイル16をステータベース11上に安定に取り付けるために、上記した式3に示したように、円弧状切り欠き部11dの半径r1の下限は、駆動用コイル16の最外周半径r3と略等しくするのが良い。
そして、上記した式1〜式3を満たすことにより、ステータベース11上で円弧状切り欠き部11dと、円弧状切り欠き部11d以外のその他の切り欠き部11eとを寸法精度良く非対称に形成することができる。
ここで、上記した式1〜式3の条件を満たしているとき、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの最適切り欠き角度θ°の範囲を、θ°=108°〜252°に設定することにより、下記の表1に示したように、ロータRの回転の繰り返し精度を向上させている。
この際、上記した表1に示したように、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの所定の切り欠き角度θ°は、θ°=180°にてロータRの回転の繰り返し精度が最適となり、θ°が180°から大きく、又は、θ°が180°から小さくなるほどロータRの回転の繰り返し精度向上の効果は少なくなってゆく。そして、ロータRの回転の繰り返し精度向上の効果を得ることができるθ°の範囲は、駆動用環状磁石21の着磁極数により異なるが、概ねθ°=108°〜252°の範囲であれば良いものである。
上記したように、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dを、軸18の中心線を中心としてその他の切り欠き部11eの最小寸法となる半径r2よりも小さい半径r1で切り欠くと、この円弧状切り欠き部11dでは駆動用環状磁石21からの磁束を受けにくくなるのでロータRの吸引力が小さくなる一方、円弧状切り欠き部11dの半径r1よりも大きい最小寸法となる半径r2で切り欠いたその他の切り欠き部11eでは駆動用環状磁石21からの磁束を受ける。
これにより、円弧状切り欠き部11dとその他の切り欠き部11eとでロータRの吸引力に差が発生することとなり、この吸引力の差によって新たな部品を増やすことなくステータベースの形状のみによる簡単な構造でロータRに側圧をかけることができる。
そして、ロータRに側圧をかけることにより、ロータヨーク17をその他の切り欠き部11eの方向へ一定に確実に片寄せすることが可能であり、ロータRの回転の繰り返し精度を向上させることができる。
次に、上記した駆動用環状磁石21を例えば10極に着磁した場合に、ステータベース11の形状について、図3を用いて説明する。
図3に示した如く、上記した駆動用環状磁石21をN極とS極とで円周に沿って交互に例えば10極に着磁した場合に、ロータRを回転させるときに滑らかな起動を妨げるコギングについて考えると、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dとその他の切り欠き部11eとが接合する両端のエッジ11de1,11de2の両方に対して駆動用環状磁石21の着磁極間(SN間)のうちの任意の二つが同時に重なった場合にコギングが最大となり、一方、上記した両端のエッジ11de1,11de2のうち一方のエッジ11de1又は11de2が駆動用環状磁石21の任意の着磁極の中心部と重なった時に、他方のエッジが任意の着磁極間(SN間)にある場合にコギングが最小となる。
よって、コギングを低減させるに最適な円弧状切り欠き部11dの切り欠き角度θk°は、駆動用環状磁石21の着磁極数をnとすると、一般的に下記の式4で表される。
[数4]
θk°=(360/n)×(自然数−0.5) (式4)。
[数4]
θk°=(360/n)×(自然数−0.5) (式4)。
つまり、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの切り欠き角度θk°は、駆動用環状磁石21の極ピッチP=360/nの0.5倍,1.5倍,2.5倍,3.5倍,………となる。
上記したように、コギングを低減させるのに最適な円弧状切り欠き部11dの切り欠き角度θk°は、円弧状切り欠き部11dとその他の切り欠き部11eとが接合する両端のエッジ11de1,11de2のうち一方のエッジ11de1又は11de2が駆動用環状磁石21の任意の着磁極の中心部と重なった時に、他方のエッジが任意の着磁極間(SN間)にあるときであるが、コギング波形はサインカーブに近い波形のため多少のずれが生じても大きな差はなく、実際には駆動用環状磁石21の極ピッチPに対してθk°が0.4〜0.6倍,1.4〜1.6倍,2.4〜2.6倍,3.4〜3.6倍,………の範囲であれば問題ない。
ここで、駆動用環状磁石21が例えば10極に着磁されているとき、コギングを低減させる際の切り欠き角度θk°の候補としては、上記した式4中の着磁極数nに10を代入して求めると、下記の式5になる。
[数5]
θk°=(360/10)×(自然数−0.5)
=18,54,90,126,162,198,234,270,306,342
(式5)。
[数5]
θk°=(360/10)×(自然数−0.5)
=18,54,90,126,162,198,234,270,306,342
(式5)。
従って、駆動用環状磁石21が例えば10極に着磁されているとき、先に説明したロータRの回転繰り返し精度の向上させる時の最適な切り欠き角度θ°=108°〜252°と、上記した式5で求めたコギングを低減させるに最適な切り欠き角度θk°の両者を満たす角度が良いものであるから、ステータベース11の円弧状切り欠き部11dの切り欠き角度θk°は180°に最も近い162°または198°とするのが最適である。
尚、この実施例のブラシレスモータ10は、複数の駆動用コイル16を平板コイルとして形成してステータベース11の上面11b上に取り付けているが、これに限定されることではなく、先に背景技術で説明したようにステータコアに複数の駆動用コイルを巻回させてステータコアを軸受けホルダの外周に取り付ける構成でも良く、この場合には、ロータヨーク17のカップ部17cの内周面に固着させた駆動用環状磁石21を、ステータコアに巻回した複数の駆動用コイル16に対してラジアル方向(径方向)に僅かな空隙を隔て対向させれば良いものである。
10 実施例のブラシレスモータ、
11 ステータベース、11a 軸受けホルダ取り付け用丸孔、
11b 上面、11c 下面、11d 円弧状切り欠き部、
11e 円弧状切り欠き部以外の部分を適宜切り欠いたその他の切り欠き部、
12 軸受けホルダ、12a 丸孔、12b 凹孔、
13 ラジアル軸受け、14 スラストプレート、
15 カバー、16 複数の駆動用コイル、
17 ロータヨーク、18 軸、19 ディスクチャッキング部材、
20 ターンテーブル、21 駆動用環状磁石、
K 空隙、R ロータ、S ステータ、OD 光ディスク、
θ° ロータの回転繰り返し精度を向上させる際のステータベースの円弧状切り欠き部
の所定の切り欠き角度、
θk° コギングを低減させる際のステータベースの円弧状切り欠き部の所定の切り欠
き角度。
11 ステータベース、11a 軸受けホルダ取り付け用丸孔、
11b 上面、11c 下面、11d 円弧状切り欠き部、
11e 円弧状切り欠き部以外の部分を適宜切り欠いたその他の切り欠き部、
12 軸受けホルダ、12a 丸孔、12b 凹孔、
13 ラジアル軸受け、14 スラストプレート、
15 カバー、16 複数の駆動用コイル、
17 ロータヨーク、18 軸、19 ディスクチャッキング部材、
20 ターンテーブル、21 駆動用環状磁石、
K 空隙、R ロータ、S ステータ、OD 光ディスク、
θ° ロータの回転繰り返し精度を向上させる際のステータベースの円弧状切り欠き部
の所定の切り欠き角度、
θk° コギングを低減させる際のステータベースの円弧状切り欠き部の所定の切り欠
き角度。
Claims (3)
- 磁性鋼板材からなるステータベース上に軸受け部材を設け、且つ、この軸受け部材の外周部より外側の円周に沿って複数の駆動用コイルを配設したステータと、
前記軸受け部材内に嵌合した軸と一体的に回転するカップ状のロータヨークの内周面に複数極に着磁された駆動用環状磁石が固着され、且つ、前記駆動用環状磁石を前記複数の駆動用コイルと僅かな空隙を隔てて対向させたロータと、を備えたブラシレスモータにおいて、
前記ステータベースは、前記軸の中心線を中心にして前記駆動用環状磁石の最外周半径と略等しくした半径で所定の切り欠き角度に亘って円弧状に切り欠いた円弧状切り欠き部と、前記円弧状切り欠き部の半径よりも大きな寸法で該円弧状切り欠き部以外の部分を切り欠いたその他の切り欠き部とを有することを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記ステータベースの円弧状切り欠き部の半径をr1、前記ステータベースのその他の切り欠き部中で前記軸の中心線からの最小寸法となる内接半径をr2、前記駆動用コイルの最外周半径をr3、前記駆動用環状磁石の最外周半径をr4、前記ステータベースの上面とこれと対向した前記駆動用環状磁石の下面との間の距離をgと、それぞれ設定したときに、
r2−g≧r1 (式1)
|r1−r4|≦g/2 (式2)
r3≦r1 (式3)
上記の式1〜式3を満たすことを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。 - 前記円弧状切り欠き部の所定の切り欠き角度は、前記駆動用環状磁石の着磁極数と、前記駆動用環状磁石の極ピッチとに応じて設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007333376A JP2009159695A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007333376A JP2009159695A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009159695A true JP2009159695A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40963097
Family Applications (1)
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JP2007333376A Pending JP2009159695A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009159695A (ja) |
-
2007
- 2007-12-26 JP JP2007333376A patent/JP2009159695A/ja active Pending
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