JP2009156688A - 押込み試験機及び押込み試験方法 - Google Patents

押込み試験機及び押込み試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009156688A
JP2009156688A JP2007334489A JP2007334489A JP2009156688A JP 2009156688 A JP2009156688 A JP 2009156688A JP 2007334489 A JP2007334489 A JP 2007334489A JP 2007334489 A JP2007334489 A JP 2007334489A JP 2009156688 A JP2009156688 A JP 2009156688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indenter
lever
load
indentation
machine frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007334489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5017081B2 (ja
Inventor
Kenji Sawa
健司 澤
Eiji Furuta
英二 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2007334489A priority Critical patent/JP5017081B2/ja
Priority to US12/292,885 priority patent/US8074497B2/en
Priority to EP08020889.5A priority patent/EP2075566B1/en
Priority to CN2008101891099A priority patent/CN101470061B/zh
Publication of JP2009156688A publication Critical patent/JP2009156688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5017081B2 publication Critical patent/JP5017081B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/40Investigating hardness or rebound hardness
    • G01N3/42Investigating hardness or rebound hardness by performing impressions under a steady load by indentors, e.g. sphere, pyramid
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2203/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N2203/0058Kind of property studied
    • G01N2203/0076Hardness, compressibility or resistance to crushing
    • G01N2203/0078Hardness, compressibility or resistance to crushing using indentation
    • G01N2203/0082Indentation characteristics measured during load

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

【課題】適正な機枠歪量を取得可能にして、より正確な測定を可能にする押込み試験機及び押込み試験方法を実現する。
【解決手段】圧子4を備える荷重レバー3と、圧子4の位置基準となるコンタクタ8を備えて荷重レバー3と連動する基準レバー7を備える押込み試験機100において、圧子4とコンタクタ8を試料表面に当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、試料表面基準測定手法に応じた圧子4の変位量に相当する第1の押し込み深さ量を測定し、また、圧子基準部を取り外して基準レバーをストッパに当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、機枠基準測定手法に応じた圧子4の変位量に相当する第2の押し込み深さ量を測定し、その測定によって得られた第2の押し込み深さ量から第1の押し込み深さ量を減算することによって、機枠歪量を取得することを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、押込み試験機及び押込み試験方法に関する。
従来、材料試験機として、先端に圧子を備える圧子軸を試料の表面に押し込んでくぼみを形成させることによって、試料の硬さ等の物性値を測定する押込み試験機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、押込み試験機は、試料表面に圧子の先端を所定荷重で押し込む際の押込み深さ(圧子の変位量)を変位計によって測定し、その変位量と荷重の関係から、試料の硬さ等の物性値を測定するようになっている。
この押込み試験機により測定された押し込み深さには、押込み試験機が試料に負荷した荷重によって試験機自体の機枠が歪んだ機枠歪量も含まれてしまっているので、その機枠歪量を排除する補正を行うことが、例えば、ISO14577などの規格により規定されている。
特開2004−12178号公報
しかしながら、例えば、ISO14577に紹介されている手法は、除荷初期勾配の逆数であるコンプライアンス及び曲線から算出される接触面積の平方根の逆数はゼロを通る一次式で表されるという原理に基づいた補正手法であり、試験結果から得られる試料の剛性から機枠歪量を推測するものであるので、補正された値にその推測方法に起因する誤差が含まれてしまうことがあるという問題があった。
また、特許文献1の押込み試験機は、機枠歪みを第1の変位計で、圧子押込み深さを第2の変位計で計測するようにしているため、複数の変位計を必要としていた。
本発明の目的は、適正な機枠歪量を取得可能にして、より正確な測定を可能にする押込み試験機及び押込み試験方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、押込み試験機であって、
回動可能に軸支される荷重レバーと、その荷重レバーの一端側における、その下面に備えられる圧子と、その上面に備えられ前記圧子と連動する圧子連動部と、前記荷重レバーの他端側に備えられ当該荷重レバーを回動させる荷重レバー駆動部と、
前記荷重レバーとほぼ同じ軸心を有するように回動可能に軸支される基準レバーと、その基準レバーの一端側における、その下面に備えられ前記圧子の先端部の位置基準となる圧子基準部と、その上面に備えられ前記圧子連動部の変位量を検出する圧子位置検出部と、前記基準レバーの他端側に備えられ当該基準レバーを回動させる基準レバー駆動部と、
前記圧子基準部が試料表面に対する所定位置となるように、前記基準レバーを停止させるストッパと、
を備え、
前記圧子基準部を試料表面に当接させた状態から前記荷重レバーを回動させて、試料表面に当接させた前記圧子を前記試料に押し付けた際の第1の押し込み深さ量を、前記圧子位置検出部が前記圧子連動部の変位量を検出することによって測定する試料表面基準測定手段と、
前記基準レバーをストッパに当接させ、前記圧子基準部を試料表面から離間させた状態から前記荷重レバーを回動させて、試料表面に当接させた前記圧子を前記試料に押し付けた際の第2の押し込み深さ量を測定する機枠基準測定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の押込み試験機において、
前記圧子基準部は、前記基準レバーの下面に着脱可能に備えられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の押込み試験機において、
前記試料表面基準測定手段が、前記第1の押し込み深さ量を測定する間、前記圧子基準部を前記試料に押し付ける荷重を一定に調整する荷重調整手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3の何れかに記載の押込み試験機における押込み試験方法であって、
前記機枠基準測定手段により測定された第2の押し込み深さ量から、前記試料表面基準測定手段により測定された第1の押し込み深さ量を減算することによって、当該押込み試験機の機枠歪量を取得する機枠歪量取得工程と、
前記機枠歪量取得工程において、前記圧子を前記試料に押し付ける荷重毎の機枠歪量を取得して、荷重と機枠歪量との相関関数を取得する相関関数取得工程と、
前記相関関数取得工程において取得された前記相関関数に基づき、前記機枠基準測定手段により測定された任意の荷重における第2の押し込み深さ量から、その押し込み深さ量測定時の荷重に対応する機枠歪量を減算して、補正された押し込み深さ量を取得する補正押込み深さ量取得工程と、
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の押込み試験方法において、
前記機枠歪量取得工程において前記機枠歪量を取得する際、前記押込み試験機に、前記試料を塑性変形させずに弾性変形させる補正用圧子を配設し、その補正用圧子を試料に押し付けることで、前記機枠基準測定手段における前記レバー位置検出部が検出した前記基準レバーの変位量から、前記試料表面基準測定手段における前記圧子位置検出部が検出した前記圧子連動部の変位量を減算することによって、当該押込み試験の機枠歪量を取得することを特徴とする。
本発明によれば、押込み試験機は、圧子を備える荷重レバーと、圧子の位置基準となる圧子基準部を備えて荷重レバーと連動する基準レバーを備えており、圧子基準部を試料表面に当接させた状態から荷重レバーを回動させて、圧子を試料に押し付けることで、試料表面基準測定手法に応じた圧子の変位量に相当する第1の押し込み深さ量を測定することと、基準レバーをストッパに当接させた状態から荷重レバーを回動させて、圧子を試料に押し付けることで、機枠基準測定手法に応じた圧子の変位量に相当する第2の押し込み深さ量を測定することができる。そして、機枠基準測定手法に応じた圧子の変位量(第2の押し込み深さ量)から、試料表面基準測定手法に応じた圧子の変位量(第1の押し込み深さ量)を減算することによって、機枠歪量を取得することが可能である。
そして、例えば、様々な荷重で圧子を試料に押し付けた際の、荷重毎の機枠歪量を取得することによって、荷重と機枠歪量との相関関数を取得することができるので、その相関関数に基づき任意の荷重に対する機枠歪量を取得することが可能になる。
従って、任意の荷重において第2の押し込み深さ量を測定する場合に、相関関数からその押し込み深さ量測定時の任意の荷重に対応する機枠歪量を取得し、任意の荷重において測定された第2の押し込み深さ量に相当する圧子の変位量から、取得された機枠歪量を減算することによって、補正された押し込み深さ量を算出して取得することができる。
このように、この押込み試験機による押込み試験方法によって、機枠基準測定手法に応じた圧子の変位量(第2の押し込み深さ量)から、試料表面基準測定手法に応じた圧子の変位量(第1の押し込み深さ量)を減算することで、適正な機枠歪量を取得することができ、また、得られた相関関数に基づき任意の荷重に対する適正な機枠歪量を取得することが可能になる。
そして、その補正された押し込み深さ量を取得するようにして、機枠歪量の影響を排除した押し込み深さ量の測定を行うことが可能になるので、より正確に試料の硬さなどの物性値の測定を行うことが可能になる。
以下、図を参照して、本発明に係る押込み試験機及び押込み試験方法について、詳細に説明する。
なお、本実施形態における押込み試験機100は、圧子4に付与する試験力(荷重)と、圧子4の押込み深さとを連続してモニター可能な計装化押込み試験機である。
押込み試験機100は、図1〜図3に示すように、試料Sに試験力(荷重)を付与する試験機本体1と、試験機本体1の各部を制御する制御部200と、表示部300と、操作部400等を備えて構成されている。
試験機本体1は、試料Sが載置される試料保持台2と、試験機本体1に回動可能に軸支される荷重レバー3と、荷重レバー3の一端側の下面に備えられる圧子4と、荷重レバー3の一端側の上面に備えられる圧子連動部としての変位センサ可動部5aと、荷重レバー3の他端側に備えられる荷重レバー駆動部である第1フォースモータ6と、試験機本体1に回動可能に軸支される基準レバー7と、基準レバー7の一端側の下面に着脱可能に備えられる圧子基準部であるコンタクタ8と、基準レバー7の一端側下面とコンタクタ8の間に介装されるロードセル9と、基準レバー7の一端側の上面に備えられる圧子位置検出部としての変位センサ固定部5bと、基準レバー7の他端側に備えられる基準レバー駆動部である第2フォースモータ10と、基準レバー7が回動した際の変位量を検出するレバー位置検出部であるエンコーダ11と、基準レバー7の他端側に当接するストッパ12等を備えている。
試料保持台2は、その上面に載置された試料Sを保持し、その試料Sが試験測定中にずれないように支持する。
この試料保持台2は、XYZステージ2aによって上下左右に移動されて、圧子4に対する試料Sの位置を調整可能になっている。
荷重レバー3は、試験機本体1の略中央部において回動軸3aによって回動可能に軸支されており、荷重レバー3の一端側の下面に圧子4を備えている。また、荷重レバー3の他端側の上面に第1フォースモータ6を備えている。
第1フォースモータ6は、例えば、フォースコイルとマグネットとにより構成されており、マグネットがつくる磁界とフォースコイルに流れる電流との電磁誘導に応じて発生する力を駆動力として用い、荷重レバー3を回動させて、荷重レバー3の一端側を押し下げたり、押し上げたりする。そして、第1フォースモータ6の駆動によって、荷重レバー3の一端側を押し下げるようにして、圧子4に荷重を負荷し、その圧子4を試料Sの表面に押し付けることが可能になっている。
また、荷重レバー3の一端側の上面には変位センサ可動部5aが備えられており、この変位センサ可動部5aは、荷重レバー3によって押し上げられたり押し下げられたりする圧子4と連動して上下に移動する。
基準レバー7は、荷重レバー3とほぼ同じ軸心を有するように回動軸7aによって回動可能に軸支されており、基準レバー7の一端側の下面にロードセル9を備え、その下にコンタクタ8を着脱可能に備えている。また、基準レバー7の他端側の上面に第2フォースモータ10を備えている。
なお、基準レバー7は、図2に示すように、上面視した際に、荷重レバー3の周囲を囲うように配されており、略枠形状を有している
第2フォースモータ10は、例えば、フォースコイルとマグネットとにより構成されており、マグネットがつくる磁界とフォースコイルに流れる電流との電磁誘導に応じて発生する力を駆動力として用い、基準レバー7を回動させて、基準レバー7の一端側を押し下げたり、押し上げたりする。
また、基準レバー7の一端側の上面には、荷重レバー3の変位センサ可動部5aが移動した際の変位量を検出する変位センサ固定部5bが備えられている。
例えば、変位センサ可動部5aは、断面視略コ字形状を呈する電極板であり、変位センサ固定部5bは、略コ字形状を呈する変位センサ可動部5aに挟まれるように離間して配される電極板である。そして、この変位センサ可動部5aと変位センサ固定部5bとによって、圧子変位センサ5が構成される。
具体的には、圧子変位センサ5は、圧子4の移動量(変位量)を静電容量方式で計測するセンサであって、変位センサ可動部5aと変位センサ固定部5bとの距離に応じて変化する電極板間の静電容量に基づき、圧子4の変位量を計測する。
つまり、圧子変位センサ5は、変位センサ固定部5bに対する変位センサ可動部5aの変位を計測するようにして、圧子4の変位量を計測するようになっている。なお、圧子変位センサ5は、計測した圧子4の変位量に関するデータ(信号)を制御部200に出力する。
コンタクタ8は、基準レバー7の一端側の下面に備えられており、荷重レバー3の一端側の下面に備えられている圧子4の先端部の位置基準となる部材である。
ロードセル9は、基準レバー7の一端側の下面に備えられており、圧子4が押し下げられる際に当接する基準レバー7の一端により押圧される押し付け力を測定し、基準レバー7が試料Sに押し付けられる荷重を測定するセンサである。このロードセル9は、測定した荷重に関するデータ(信号)を制御部200に出力する。
なお、コンタクタ8は、圧子4を試料Sに押し付ける測定手法によっては、荷重レバー3の移動の妨げになることなどがあるので、その場合に取り外すことができるように、コンタクタ8は、基準レバー7の一端側の下面に着脱可能に配設されている。
エンコーダ11は、基準レバー7が回動した際の変位量を検出するセンサである。このエンコーダ11は、ロードセル9を用いない場合において、試験力が負荷され試料が沈み込むことによる支点7aのねじり剛性による押し付け力の減少を補正するためのものである。
つまり、エンコーダ11は、コンタクタ8が試料表面に当接した状態での基準レバー7の回転角を検出するようにして、試験力が負荷され試料が沈み込むことによる支点7aのねじり剛性による押し付け力の減少を補正できるようにしている。なお、エンコーダ11は、検出した基準レバー7の回転角に応じた基準レバー7の変位量に関するデータ(信号)を制御部200に出力する。
ストッパ12は、基準レバー7の基準位置を規定するように、基準レバー7の他端側上面に当接する部材である。
このストッパ12は、例えば、マイクロメータヘッドからなり、送りねじを回すことで高さ調整が可能となっている。つまり、ストッパ12の高さ調整を行うことによって、ストッパ12に当接する基準レバー7の回動角度を調節したり、ストッパ12が基準レバー7に当接しないように調節したりすることができる。
表示部300は、例えば、液晶表示パネルであって、制御部200から入力される表示信号に従って、試験結果等、各種表示画面の表示処理を行う。
操作部400は、例えば、キーボードなどの操作キー群であって、ユーザにより操作されると、その操作に伴う操作信号を制御部200に出力する。なお、操作部400は、必要に応じてマウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスや、リモートコントローラなど、その他の操作装置を備えるようにしてもよい。
そして、この操作部400は、ユーザが試料Sの押込み試験を行う指示入力を行う際に操作される。
制御部200は、図3に示すように、CPU210と、RAM220と、記憶部230を備えている。そして、制御部200は、システムバスなどを介して、XYZステージ2a、第1フォースモータ6、圧子変位センサ5、第2フォースモータ10、エンコーダ11、表示部300、操作部400等と接続している。
CPU210は、例えば、記憶部230に記憶されている押込み試験機用の各種処理プログラムに従って、各種制御処理を行う。
RAM220は、例えば、CPU210によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備えている。
記憶部230は、例えば、押込み試験機100で実行可能なシステムプログラムや、そのシステムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU210によって演算処理された各種処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部230に記憶されている。
具体的には、記憶部230は、例えば、試料表面基準測定プログラム232と、荷重調整プログラム233と、機枠基準測定プログラム234と、機枠歪量取得プログラム235と、相関関数取得プログラム236と、補正押込み深さ量取得プログラム237等を記憶している。
試料表面基準測定プログラム232は、圧子4の先端部とコンタクタ8を試料表面に当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、その圧子4を試料Sに押し付けた際の第1の押し込み深さ量を、変位センサ固定部5bが変位センサ可動部5aの変位量を検出することによって測定する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が試料表面基準測定プログラム232を実行することにより、第1フォースモータ6を駆動させて荷重レバー3を回動させ、その荷重レバー3に備えられている圧子4を試料Sに押し付けた際の第1の押し込み深さ量を、圧子変位センサ5により計測される圧子4の変位量を検出することによって測定する試料表面基準測定手段として機能する。
具体的には、図4(a)に示すように、ストッパ12を基準レバー7から離した配置に調節し、コンタクタ8が試料Sに当接した状態から圧子4を試料Sに押し付けて、その押し込み深さ量を測定する。
なお、試料表面基準測定手段としてのCPU210が、圧子4の先端部とコンタクタ8を試料表面に当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、その圧子4を試料Sに押し付けた際に第1の押し込み深さ量を計測する手法は、圧子4の変位の基準を試料Sの表面にする試料表面基準型の測定手法に相当するので、この試料表面基準測定手段としてのCPU210により測定された第1の押し込み深さ量に相当する圧子4の変位量には、機枠歪量が含まれていない。
また、圧子4を試料Sに向けて下降させた際に、圧子4が試料Sに接触する前と、接触した後では下降変位量が異なり、その下降変位量が変化したポイントが圧子4と試料Sの接触点であるので、その接触点以降の変位量が押し込み深さ量として計測される。
荷重調整プログラム233は、試料表面基準測定手段としてのCPU210が、第1の押し込み深さ量を測定する間、コンタクタ8を試料Sに押し付ける荷重を一定に調整する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が荷重調整プログラム233を実行することにより、第2フォースモータ10の出力を調節するようにして、基準レバー7の駆動を調整し、コンタクタ8を試料Sに押し付ける荷重を一定に調整する荷重調整手段として機能する。
具体的には、荷重調整手段としてのCPU210は、ロードセル9により測定される、基準レバー7がコンタクタ8を押し下げる際の押し付け力であって、コンタクタ8が試料Sに押し付けられる荷重が一定になるように、基準レバー7の回動を調整し、コンタクタ8を試料Sに押し付ける際の荷重を一定に調整する。
機枠基準測定プログラム234は、圧子基準部であるコンタクタ8を取り外し、基準レバー7をストッパ12に当接させた状態から、荷重レバー3を回動させて、圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量を測定する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が機枠基準測定プログラム234を実行することにより、第1フォースモータ6と第2フォースモータ10を駆動させて、荷重レバー3を回動させ、荷重レバー3に備えられている圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量を、圧子変位センサ5により計測される圧子4の変位量を検出することによって測定する機枠基準測定手段として機能する。
具体的には、図4(b)に示すように、ストッパ12が基準レバー7に当接する配置に調節し、コンタクタ8を試料Sの表面から離間させた状態から圧子4を試料Sに押し付けて、その押し込み深さ量を測定する。なお、この図4(b)においては、コンタクタ8と試料Sの距離間隔を示すために、コンタクタ8が取り付けられている状態を図示して説明している。コンタクタ8を取り外した状態であっても、ストッパ12や基準レバー7の配置はこの図と同様となる。
なお、機枠基準測定手段としてのCPU210が、コンタクタ8を取り外し、基準レバー7をストッパ12に当接させた状態から荷重レバー3を回動させた際の変位量は圧子4の変位量に相当する。そして、この機枠基準測定手段としてのCPU210による第2の押し込み深さ量を計測する手法は、機枠歪量が含まれてしまっている。
機枠歪量取得プログラム235は、機枠基準測定手段としてのCPU210により測定された第2の押し込み深さ量から、試料表面基準測定手段としてのCPU210により測定された第1の押し込み深さ量を減算することによって、押込み試験機100の機枠歪量を取得する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が機枠歪量取得プログラム235を実行することにより、機枠基準測定手段としてのCPU210により測定された第2の押し込み深さ量に相当し、機枠歪量が含まれている圧子4の変位量から、試料表面基準測定手段としてのCPU210により測定された第1の押し込み深さ量に相当し、機枠歪量が含まれていない圧子4の変位量を減算する処理を行うことで、押込み試験機100の機枠歪量を取得する機枠歪量取得手段として機能する。
なお、機枠歪量取得手段としてのCPU210が取得した機枠歪量に関するデータは、RAM220や、所定のメモリ(例えば、半導体メモリ、EEPROM)に記憶される。
相関関数取得プログラム236は、機枠歪量取得手段としてのCPU210により取得された機枠歪量であって、様々な荷重で圧子4を試料Sに押し付けた際の、荷重毎の機枠歪量を取得して、荷重と機枠歪量との相関関数を取得する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が相関関数取得プログラム236を実行することにより、様々な荷重で圧子4を試料Sに押し付けた際の、荷重に対する機枠歪量をグラフにプロットするようにして(図5参照)、荷重と機枠歪量との相関関数を取得する相関関数取得手段として機能する。
なお、相関関数取得手段としてのCPU210が取得した相関関数に関するデータは、RAM220や、所定のメモリ(例えば、半導体メモリ、EEPROM)に記憶される。
補正押込み深さ量取得プログラム237は、相関関数取得手段としてのCPU210により取得された相関関数に基づき、機枠基準測定手段としてのCPU210により測定された任意の荷重における第2の押し込み深さ量から、その押し込み深さ量測定時の荷重に対応する機枠歪量を減算して、補正された押し込み深さ量を取得する機能をCPU210に実現させるプログラムである。
つまり、CPU210が補正押込み深さ量取得プログラム237を実行することによって、相関関数取得手段としてのCPU210により取得された相関関数に基づき、機枠基準測定手段としてのCPU210による第2の押し込み深さ量の測定時の荷重に対応する機枠歪量を得て、その第2の押し込み深さ量から機枠歪量を減算することで、補正された押し込み深さ量を取得する補正押込み深さ量取得手段として機能する。
次に、本発明に係る押込み試験機100による押込み試験方法について、図6に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、押込み試験機100の試料保持台2に載置された試料Sの表面に、圧子4の先端部とコンタクタ8が接触する位置まで、荷重レバー3と基準レバー7を回動させ、更に、荷重レバー3のみを回動させることで圧子4を試料Sに押し付け、その圧子4を押し付けた際の第1の押し込み深さ量である、試料表面基準測定手法に応じた圧子4の変位量を、圧子変位センサ5によって検出する(ステップS1;試料表面基準測定工程)。
つまり、コンタクタ8が試料Sの表面に当接した状態で動かない基準レバー7に備えられている圧子変位センサ5の変位センサ固定部5bが、回動する荷重レバー3に備えられている変位センサ可動部5aの変位を計測することで、CPU210が、圧子4の変位量を測定するようになっている。
なお、ステップS1においては、様々な荷重で圧子4を試料Sに押し付けた際の第1の押し込み深さ量である圧子4の変位量を測定し、その荷重に対応付けて試料表面基準測定手法に応じた圧子4の変位量を所定のメモリに記憶するようになっている。
次いで、基準レバー7からコンタクタ8を取り外した状態で、試料保持台2に載置された試料Sに対して、基準レバーをストッパに当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量である、機枠基準測定手法に応じた圧子4の変位量を、圧子変位センサ5によって検出する(ステップS2;機枠基準測定工程)。
なお、ステップS2においては、様々な荷重で圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量である圧子4の変位量を測定し、その荷重に対応付けて機枠基準測定手法に応じた圧子4の変位量を所定のメモリに記憶するようになっている。
そして、CPU210は、機枠基準測定手法に応じてCPU210により測定された第2の押し込み深さ量に相当する圧子4の変位量から、試料表面基準測定手法に応じてCPU210により測定された第1の押し込み深さ量に相当する圧子4の変位量を減算することによって、押込み試験機100の機枠歪量を取得する(ステップS3;機枠歪量取得工程)。
なお、ここでは、ステップS1とステップS2において測定して得られた様々な荷重に対応する第1の押し込み深さ量と第2の押し込み深さ量に基づき、様々な荷重毎の機枠歪量を算出して取得するようになっている。
次いで、CPU210は、取得した荷重毎の機枠歪量を荷重に対してグラフにプロットするようにして(図5参照)、荷重と機枠歪量との相関関数を取得する(ステップS4;相関関数取得工程)。
この荷重と機枠歪量との相関関数を取得することによって、任意の荷重に対する機枠歪量を取得することが可能になる。
次いで、CPU210は、任意の荷重において第2の押し込み深さ量に相当する圧子4の変位量を測定し、その任意の荷重に対応する機枠歪量をステップS4において得られた相関関数から求めて、測定された機枠基準測定手法における圧子4の変位量から機枠歪量を減算することで、補正された押し込み深さ量を算出し取得する(ステップS5;補正押し込み深さ量取得工程)。
なお、CPU210によって取得された、補正された押し込み深さ量は、測定結果として表示部300に表示される。
以上のように、本発明に係る押込み試験機100は、荷重レバー3と基準レバー7を備え、試料表面基準測定手法に応じた圧子4の変位量(第1の押し込み深さ量)と、機枠基準測定手法に応じた圧子4の変位量(第2の押し込み深さ量)とを測定することができるので、各変位量の差分(「第2の押し込み深さ量」−「第1の押し込み深さ量」)を算出することによって、押込み試験機100の機枠歪量を求めることができる。
そして、様々な荷重で圧子4を試料Sに押し付けた際の、荷重毎の機枠歪量を取得し、荷重と機枠歪量との相関関数を取得することによって、その相関関数に基づき任意の荷重に対する機枠歪量を取得することが可能になる。そして、任意の荷重において測定された第2の押し込み深さ量に相当する圧子4の変位量から、その押し込み深さ量測定時の荷重に対応する機枠歪量を減算することによって、補正された押し込み深さ量を算出して取得することができる。
このように、この押込み試験機100による押込み試験方法によって、機枠基準測定手法に応じた圧子4の変位量(第2の押し込み深さ量)から試料表面基準測定手法に応じた圧子4の変位量(第1の押し込み深さ量)を減算することで、適正な機枠歪量を取得することができ、また、得られた相関関数に基づき任意の荷重に対する適正な機枠歪量を取得することが可能になる。
従って、この押込み試験機100による押込み試験方法によって、適正な機枠歪量を取得することが可能になり、その適正な機枠歪量に基づき、補正された押し込み深さ量を取得することができる。そして、その補正された押し込み深さ量を取得するようにして、機枠歪量の影響を排除した押し込み深さ量の測定を行うことが可能になるので、より正確に試料Sの硬さなどの物性値の測定を行うことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図7に示すように、押込み試験機100の圧子として、試料Sを塑性変形させずに弾性変形させることを可能にする補正用圧子4aを配設するようにしてもよい。
この補正用圧子4aとしては、例えば、図7に示すように、先端部の曲率が大きな球面形状を有する圧子を用いることができる。
このように、試料Sを弾性変形させる補正用圧子4aを用いて、試料Sの弾性変形域での押し込み試験を行う場合、図8に示すように、試料Sが塑性変形してしまうことによる荷重負荷時と荷重除荷時の測定ぶれの影響を排除することができるので、機枠基準の変位量から試料表面基準の変位量の差分を算出することによって、より正確な機枠歪量を取得することができ、より正確に試料Sの測定を行うことが可能になる。
また、以上の実施の形態において、機枠基準測定プログラム234は、圧子基準部であるコンタクタ8を取り外し、基準レバー7をストッパ12に当接させた状態から、荷重レバー3を回動させて、圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量を測定する機能をCPU210に実現させるプログラムであるとし、機枠基準測定手段としてのCPU210は、コンタクタ8を取り外した状態で、圧子4を試料Sに押し付けた際の第2の押し込み深さ量を測定するとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンタクタ8を基準レバー7に取り付けたままの状態で、その基準レバー7をストッパ12に当接させた状態から荷重レバー3を回動させた際の第2の押し込み深さ量を測定する手法による試験を実行するようにしてもよい。
なお、コンタクタ8を取り外さない手法での第2の押込み深さ量の測定は、コンタクタ8が試料表面に当接しない状態(位置)に基準レバー7をストッパ12に当接させた状態から荷重レバー3を回動させて、圧子4を試料Sに押し付けることで行われる。
また、以上の実施の形態においては、基準レバーの押付け荷重の調整手段としてロードセル9を用いる手法とエンコーダを用いる方法を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、例えば、支点をナイフエッジとして、基準レバー7のXY方向の重心を回転中心に一致させておくことによって、基準レバー7の姿勢が変わって押し付け力が一定となるようにしてもよい。この方法では、支点にばねを用いていないので、ねじり剛性による押し付け力の変化がない。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明に係る押込み試験機を一部断面視した側面図である。 押込み試験機のレバー部分を示す上面図である。 本発明に係る押込み試験機の要部構成を示すブロック図である。 押込み試験機の要部拡大図であり、試料表面基準測定時の配置(a)と、機枠基準測定時の配置(b)を示している。 荷重と機枠歪量の相関関数の一例を示す説明図である。 本発明に係る押込み試験機による押込み試験方法に関する主要工程を示すフローチャートである。 補正用圧子を示す側面図(a)と、補正用圧子の先端部分の拡大図(b)である。 試料の弾性変形域で押し込み試験を行い、荷重負荷時と荷重除荷時の測定ぶれの影響を排除した場合の機枠歪量に関する説明図である。
符号の説明
1 試験機本体
2 試料保持台
3 荷重レバー
4 圧子
5 圧子変位センサ
5a 変位センサ可動部(圧子連動部)
5b 変位センサ固定部(圧子位置検出部)
6 第1フォースモータ(荷重レバー駆動部)
7 基準レバー
8 コンタクタ(圧子基準部)
9 ロードセル
10 第2フォースモータ(基準レバー駆動部)
11 エンコーダ
12 ストッパ
100 押込み試験機
200 制御部
210 CPU(試料表面基準測定手段、荷重調整手段、機枠基準測定手段、機枠歪量取得手段、相関関数取得手段、補正押込み深さ量取得手段)
220 RAM
230 記憶部
232 試料表面基準測定プログラム
233 荷重調整プログラム
234 機枠基準測定プログラム
235 機枠歪量取得プログラム
236 相関関数取得プログラム
237 補正押込み深さ量取得プログラム
300 表示部
400 操作部
S 試料
4a 補正用圧子

Claims (5)

  1. 回動可能に軸支される荷重レバーと、その荷重レバーの一端側における、その下面に備えられる圧子と、その上面に備えられ前記圧子と連動する圧子連動部と、前記荷重レバーの他端側に備えられ当該荷重レバーを回動させる荷重レバー駆動部と、
    前記荷重レバーとほぼ同じ軸心を有するように回動可能に軸支される基準レバーと、その基準レバーの一端側における、その下面に備えられ前記圧子の先端部の位置基準となる圧子基準部と、その上面に備えられ前記圧子連動部の変位量を検出する圧子位置検出部と、前記基準レバーの他端側に備えられ当該基準レバーを回動させる基準レバー駆動部と、
    前記圧子基準部が試料表面に対する所定位置となるように、前記基準レバーを停止させるストッパと、
    を備え、
    前記圧子基準部を試料表面に当接させた状態から前記荷重レバーを回動させて、試料表面に当接させた前記圧子を前記試料に押し付けた際の第1の押し込み深さ量を、前記圧子位置検出部が前記圧子連動部の変位量を検出することによって測定する試料表面基準測定手段と、
    前記基準レバーをストッパに当接させ、前記圧子基準部を試料表面から離間させた状態から前記荷重レバーを回動させて、試料表面に当接させた前記圧子を前記試料に押し付けた際の第2の押し込み深さ量を測定する機枠基準測定手段と、
    を備えることを特徴とする押込み試験機。
  2. 前記圧子基準部は、前記基準レバーの下面に着脱可能に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の押込み試験機。
  3. 前記試料表面基準測定手段が、前記第1の押し込み深さ量を測定する間、前記圧子基準部を前記試料に押し付ける荷重を一定に調整する荷重調整手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の押込み試験機。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の押込み試験機における押込み試験方法であって、
    前記機枠基準測定手段により測定された第2の押し込み深さ量から、前記試料表面基準測定手段により測定された第1の押し込み深さ量を減算することによって、当該押込み試験機の機枠歪量を取得する機枠歪量取得工程と、
    前記機枠歪量取得工程において、前記圧子を前記試料に押し付ける荷重毎の機枠歪量を取得して、荷重と機枠歪量との相関関数を取得する相関関数取得工程と、
    前記相関関数取得工程において取得された前記相関関数に基づき、前記機枠基準測定手段により測定された任意の荷重における第2の押し込み深さ量から、その押し込み深さ量測定時の荷重に対応する機枠歪量を減算して、補正された押し込み深さ量を取得する補正押込み深さ量取得工程と、
    を備えることを特徴とする押込み試験方法。
  5. 前記機枠歪量取得工程において前記機枠歪量を取得する際、前記押込み試験機に、前記試料を弾性変形させる補正用圧子を配設し、その補正用圧子を試料に押し付けることで、前記機枠基準測定手段における前記レバー位置検出部が検出した前記基準レバーの変位量から、前記試料表面基準測定手段における前記圧子位置検出部が検出した前記圧子連動部の変位量を減算することによって、当該押込み試験の機枠歪量を取得することを特徴とする請求項4に記載の押込み試験方法。
JP2007334489A 2007-12-26 2007-12-26 押込み試験機及び押込み試験方法 Active JP5017081B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334489A JP5017081B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 押込み試験機及び押込み試験方法
US12/292,885 US8074497B2 (en) 2007-12-26 2008-11-28 Indentation testing instrument and indentation testing method
EP08020889.5A EP2075566B1 (en) 2007-12-26 2008-12-02 Indentation testing instrument and indentation testing method
CN2008101891099A CN101470061B (zh) 2007-12-26 2008-12-25 压痕试验机及压痕试验方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007334489A JP5017081B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 押込み試験機及び押込み試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009156688A true JP2009156688A (ja) 2009-07-16
JP5017081B2 JP5017081B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=40585537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007334489A Active JP5017081B2 (ja) 2007-12-26 2007-12-26 押込み試験機及び押込み試験方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8074497B2 (ja)
EP (1) EP2075566B1 (ja)
JP (1) JP5017081B2 (ja)
CN (1) CN101470061B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2669653A1 (en) 2012-05-31 2013-12-04 Mitutoyo Corporation Indentation tester
JP2014157050A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Mitsutoyo Corp 硬さ試験機、及び定圧ユニット機構
KR102031195B1 (ko) * 2019-02-18 2019-10-11 (주)프론틱스 로드셀 변형량을 고려한 압입시험 수행방법

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102374953A (zh) * 2010-08-20 2012-03-14 中国科学院金属研究所 一种测定材料载荷-位移曲线的压痕装置
JP5841379B2 (ja) * 2011-08-31 2016-01-13 株式会社ミツトヨ 硬さ試験機
CN202471531U (zh) * 2012-03-13 2012-10-03 沈阳天星试验仪器有限公司 一种便携式数显硬度计
US20130247645A1 (en) * 2012-03-26 2013-09-26 Matsuzawa Co., Ltd. Hardness tester and hardness testing method
JP5962287B2 (ja) * 2012-07-19 2016-08-03 株式会社島津製作所 硬さ試験機
JP5998732B2 (ja) * 2012-08-08 2016-09-28 株式会社島津製作所 硬さ試験機
CZ306556B6 (cs) * 2015-06-23 2017-03-08 České Vysoké Učení Technické V Praze, Fakulta Strojní, Ústav Materiálového Inženýrství Indentační hlavice, instrumentovaný měřící systém a způsob stanovení mechanických vlastností materiálů indentační metodou
CN105675042B (zh) * 2015-12-28 2018-08-10 同方威视技术股份有限公司 射线标定装置及其操作方法、辐射成像系统及其操作方法
CN105842095A (zh) * 2016-03-22 2016-08-10 中国科学院金属研究所 一种使用计算机控制的金属材料压入载荷-位移数据测量系统
US10571379B2 (en) 2016-04-04 2020-02-25 Kla-Tencor Corporation Compensated mechanical testing system
CN108256216B (zh) * 2018-01-17 2021-08-03 沈阳航空航天大学 一种修磨后刀具的切削参数范围的计算方法
CN108262649B (zh) * 2018-01-17 2019-11-22 沈阳航空航天大学 一种刀具单次最大修磨厚度的评估方法
WO2019204452A1 (en) * 2018-04-17 2019-10-24 Georgia Tech Research Corporation Systems and methods for characterizing poroelastic materials
CN109001064A (zh) * 2018-08-23 2018-12-14 江苏亨通光导新材料有限公司 一种定量测量与评价光纤预制棒抛光效果的方法
CN111554158B (zh) * 2020-05-27 2024-06-14 大连理工大学 一种便携式桁架结构实验装置
CN112432584B (zh) * 2020-09-28 2022-04-22 青岛前哨精密仪器有限公司 一种测量阶梯轴、阶梯孔同心度的装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63223539A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Akashi Seisakusho Co Ltd 微小領域強度試験装置
JPH09138191A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Akashi:Kk 微小押し込み式硬さ試験機における基準位置確定方法および装置
JPH09145580A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Akashi:Kk 微小押し込み式硬さ試験機における圧子負荷装置
JP2001124682A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Akashi Corp 硬さ試験機および硬さ試験機における機体歪み補正方法
JP2001124681A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Akashi Corp 硬さ試験機

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB552675A (en) * 1941-09-16 1943-04-20 Kapella Ltd Improvements in or relating to apparatus for measuring or indicating the shape of a surface or the degree of roughness thereof
DE2617256A1 (de) * 1976-04-20 1978-03-09 Theodor Prof Dr Ing Stoeferle Vorrichtung zur kontinuierlichen haertepruefung
JPS60161508A (ja) * 1984-02-01 1985-08-23 Tokyo Seimitsu Co Ltd 表面粗さ・形状測定装置
US4669300A (en) * 1984-03-30 1987-06-02 Sloan Technology Corporation Electromagnetic stylus force adjustment mechanism
US4765181A (en) * 1985-08-08 1988-08-23 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Surface texture measuring instrument
US5705741A (en) * 1994-12-22 1998-01-06 Tencor Instruments Constant-force profilometer with stylus-stabilizing sensor assembly, dual-view optics, and temperature drift compensation
US5948972A (en) * 1994-12-22 1999-09-07 Kla-Tencor Corporation Dual stage instrument for scanning a specimen
US6279388B1 (en) * 1998-04-06 2001-08-28 Akashi Corporation Apparatus for calibrating hardness tester, method for calibrating the same and apparatus for evaluating dynamic characteristic of specimen
US6336359B1 (en) * 1999-02-17 2002-01-08 Akashi Corporation Impression forming mechanism and hardness testing apparatus
FR2796150B1 (fr) * 1999-07-09 2001-09-21 Bouygues Sa Procede de caracterisation mecanique d'un materiau heterogene
JP4160701B2 (ja) * 1999-09-21 2008-10-08 株式会社ミツトヨ 硬さ試験機
JP3899437B2 (ja) 2002-06-04 2007-03-28 財団法人理工学振興会 押込試験装置
AU2003274713A1 (en) * 2003-09-26 2005-04-14 C.I.S.A.M. S.A.S. Di A Ernst E C. Hardness tester with a loading structure of the indenter independent of the stress frame connecting the indenter to the anvil
CN201133893Y (zh) * 2007-04-28 2008-10-15 张国珍 多功能材料表面性能试验仪
JP4942579B2 (ja) * 2007-08-13 2012-05-30 株式会社ミツトヨ 押込み試験機における試験管理方法及び押込み試験機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63223539A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Akashi Seisakusho Co Ltd 微小領域強度試験装置
JPH09138191A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Akashi:Kk 微小押し込み式硬さ試験機における基準位置確定方法および装置
JPH09145580A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Akashi:Kk 微小押し込み式硬さ試験機における圧子負荷装置
JP2001124682A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Akashi Corp 硬さ試験機および硬さ試験機における機体歪み補正方法
JP2001124681A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Akashi Corp 硬さ試験機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2669653A1 (en) 2012-05-31 2013-12-04 Mitutoyo Corporation Indentation tester
JP2013250105A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mitsutoyo Corp 押込み試験機
US9046456B2 (en) 2012-05-31 2015-06-02 Mitutoyo Corporation Indentation tester
JP2014157050A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Mitsutoyo Corp 硬さ試験機、及び定圧ユニット機構
KR102031195B1 (ko) * 2019-02-18 2019-10-11 (주)프론틱스 로드셀 변형량을 고려한 압입시험 수행방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN101470061B (zh) 2012-11-28
CN101470061A (zh) 2009-07-01
JP5017081B2 (ja) 2012-09-05
EP2075566A3 (en) 2014-07-16
EP2075566B1 (en) 2015-09-30
EP2075566A2 (en) 2009-07-01
US20090165538A1 (en) 2009-07-02
US8074497B2 (en) 2011-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5017081B2 (ja) 押込み試験機及び押込み試験方法
JP4942579B2 (ja) 押込み試験機における試験管理方法及び押込み試験機
JP4958754B2 (ja) 硬さ試験機及び硬さ試験機の校正方法
US8655602B2 (en) Hardness test method, hardness tester, and computer-readable storage medium storing program
EP2613135B1 (en) Hardness tester and program
JP6017187B2 (ja) 押込み試験機
JP6011486B2 (ja) 材料試験機
US20170102305A1 (en) Hardness testing apparatus and indenter of hardness testing apparatus
JP2017227475A (ja) 硬さ試験機
US10495557B2 (en) Hardness tester and hardness testing method
JP7141296B2 (ja) 硬さ試験機
JP4902371B2 (ja) 硬さ試験機
JP2016206094A (ja) 硬度測定器
JP4909139B2 (ja) 硬さ試験機
JP4971923B2 (ja) 押込み試験機及び押込み試験方法
JP5073615B2 (ja) 押込み深さ計測機構及び材料試験機
JP2013019862A (ja) 圧子、硬さ試験機、及び硬さ試験方法
JP4671045B2 (ja) 材料試験機
JP5301778B2 (ja) 表面形状測定装置
JP2013238441A (ja) 硬さ試験機
JP2004340655A (ja) ロックウェル硬さ試験機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5017081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250