JP2009156549A - 空気調和機の加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内を加湿するために生成した水を貯留するタンクを必要としない空気調和機の加湿装置を提供することである。
【解決手段】空気調和機の加湿装置において、空気調和機1の室外機2に設けられ、外気中の水分を用いて水を生成する水生成装置7と、水生成装置7と室内との間に配設された水搬送チューブ14と、水生成装置7により生成された水を水搬送チューブ14内を通して搬送するチューブポンプ8と、を備え、チューブポンプ8の水100%時の水搬送量は、水生成装置7の水生成量より大きく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の加湿装置に関し、特に、外気中に含まれる水分を捕集して液化し、液化した水を室内に搬送して室内を加湿するようにした空気調和機の加湿装置に関する。
冬季においては、外気温度が低下するとともに湿度が低下する傾向にあり、室外は乾燥化する。室内においてもその影響を受けるので、加湿して室内の湿度を上げることが理想である。室内の湿度を上げるためには、室内に専用の加湿器を設置して作動させればよいが、頻繁に加湿水(水道水)を補給する手間がかかり、面倒な作業が要求される。
そこで、加湿水を補給する手間がかからず、確実に室内を加湿できる装置が求められている。この要望に応える装置としては、例えば、下記特許文献1に開示された空気調和機に設けられた加湿装置が知られている。この加湿装置は、外気中の水分を回転式吸着体に吸着させ、水分を吸着した回転式吸着体に温風を送風することにより吸着した水分を回転吸着体から離脱させて高温高湿空気を生成し、高温高湿空気を冷却することにより水(結露水)を生成し、生成した水を室内機に搬送して室内を加湿している。
特開2003−202136号公報
特許文献1に開示された加湿装置は、生成された水を一旦タンク内に貯留し、タンク内から室内機に搬送している。このため、タンク内に貯留されている水が汚れる場合があり、また、暖房運転終了後にタンク内に残留する水が冷えて凍結する場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、室内を加湿するために生成した水を貯留するタンクを必要としない空気調和機の加湿装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、空気調和機の加湿装置において、空気調和機の室外機に設けられ、外気中の水分を用いて水を生成する水生成装置と、前記水生成装置と室内との間に配設された水搬送チューブと、前記水生成装置により生成された水を前記水搬送チューブ内を通して搬送するチューブポンプと、を備え、前記チューブポンプの水100%時の水搬送量は、前記水生成装置の水生成量より大きく設定されていることである。
本発明によれば、水生成装置の水生成量に比べてチューブポンプの水搬送量が大きいため、水生成装置で生成された水がチューブポンプにより搬送されずに溢れるという事態が発生せず、水生成装置で生成された水をチューブポンプの入口側で貯留するタンクを不要とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る加湿装置を備えた空気調和機1は、図1に示すように室外機2と室内機3とを有している。室外機2には、室外熱交換器4、圧縮機5、室外送風機6、水生成装置7、チューブポンプ8が設けられている。室内機3には、室内熱交換器9、気化蒸発器10、室内送風機11、結露水を排水するドレンホース12が設けられている。室外熱交換器4と室内熱交換器9とは、冷媒が流れる冷媒配管13により接続されている。また、チューブポンプ8と気化蒸発器10とは、水搬送チューブ14により接続されている。なお、加湿装置を構成する部材としては、水生成装置7とチューブポンプ8と水搬送チューブ14とが含まれている。
水生成装置7は、外気中の水分を利用して室内を加湿するための水(結露水)を生成する装置である。この水生成装置7は、図2に示すように、一側部と他側部とが屋外に対して開口されるダクトからなる吸着用通風路15と、実質的に開口部のない閉ループを構成する循環ダクトである再生用通風路16とを備えている。
吸着用通風路15の一側部には、シロッコファンタイプの吸着用送風機17が配置されている。この吸着用送風機17を駆動することにより、一方の開口部15aから外気が吸込まれ、吸込まれた外気は図中の実線矢印で示すように吸着用通風路15内を通風して他方の開口部15bから吐出される。すなわち、一方の開口部15aが外気導入部となり、他方の開口部15bが外気導出部となる。
再生用通風路16内には、シロッコファンタイプの再生用送風機18が配置されている。再生用通風路16は、上述したように閉ループを構成しているので、再生用送風機18を駆動することにより、再生用通風路16内に存在している空気が図中の一点鎖線の矢印で示すように再生用通風路16内を循環する。
吸着用通風路15と再生用通風路16とは、互いの一部が所定長さで並行し、かつ、密に接する部位を備えている。これらの吸着用通風路15と再生用通風路16とが接する部位に、吸着回転体19が設けられている。吸着回転体19は、吸着用通風路15と再生用通風路16との長手方向に対して斜めに傾斜して設けられ、図示しない回転駆動部に連結されている。
吸着回転体19は、例えば、直径が20〜30cm、厚みが2〜3cm程度の円盤状であり、3〜5rPmのゆっくりとした速度で回転される。吸着回転体19は一側面から他側面に亘って多数のハニカム状空気通路を備えてており、これらのハニカム状空気通路の表面にはゼオライト等の吸湿材が均一な厚みで担持されている。この吸湿材は、低温環境で空気中の水分を効率よく吸着し、高温環境では吸着した水分を速やかに離脱する特性を有する。
吸着回転体19のハニカム状空気通路の形成方向と、吸着用通風路15及び再生用通風路16の長手方向とは一致している。そのため、時間の経過とともに吸着回転体19が回転するが、回転速度が遅いので、吸着用通風路15と再生用通風路16とに通風があるとき、空気は何らの支障なく円滑に吸着回転体19のハニカム状空気通路内を通過する。
再生用通風路16の一部に吸着用通風路15の一部が交差しており、この交差部には凝縮用熱交換器20が設けられている。この凝縮用熱交換器20は、再生用通風路16内を流れる空気が上方から下方へ流通する複数の管路20aと、これらの管路20aが貫通する複数枚の放熱フィン20bとを備えている。吸着用通風路15内を流れる外気が、放熱フィン20bの間を管路20aと直交する向きに流れる。
再生用通風路16内における再生用送風機18による送風方向下流側と吸着回転体19との間には、再生用送風機18から吹き出される空気を加熱する空気加熱体21が設けられている。すなわち、吸着回転体19に導かれる空気は、吸着回転体19の直前部位で空気加熱体21により加熱されて高温化する。この空気加熱体21としては、圧縮機を可変速駆動する電気回路を構成するインバータ装置のスイッチング素子21aや、インバータ装置の電源側に設けられるリアクタ21b、あるいは、冷凍サイクルを構成する圧縮機5の吐出側に設けられる補助熱交換器21cを用いることができる。いずれも、それ自体の作用に伴って高温化するので、ランニングコストが不要で加熱することができる。
ここで、このように構成された水生成装置7の作用について説明する。水生成装置7により水を生成する場合には、吸着用送風機17を駆動させ、外気導入側の開口部15aから外気を取り込み、取り込んだ外気を吸着用通風路15に沿って通風させたあと外気導出側の開口部15bから排出する。同時に、再生用送風機18を駆動させ、再生用通風路16内で空気を循環させる。さらに、吸着回転体19を回転駆動させ、及び、空気加熱体21を発熱させる。
吸着用通風路15内に取り込まれた外気は、再生用通風路16との交差部に設けられた凝縮用熱交換器20の放熱フィン20b相互間を流通し、後述するように再生用通風路16内を循環する高温高湿空気と熱交換する。さらに、吸着用通風路15内に取り込まれた外気は、凝縮用熱交換器20の放熱フィン20b相互間を流通したあと、吸着回転体19の一部に導かれ、ハニカム状空気通路内を流通する。このとき、吸着回転体19のハニカム状空気通路の表面に担持された吸着材により、外気に含まれる水分が吸着される。なお、吸着回転体19は回転駆動されているので、吸着用通風路15において外気中の水分が吸着した部分が時間の経過ととともに再生用通風路16内に移動する。
再生用通風路16においては、空気加熱体21によって加熱された高温の空気が吸着回転体19の一部に導かれ、ハニカム状空気通路を流通する。高温の空気がハニカム状空気通路内を流通することにより吸着回転体19が加熱され、吸着回転体19の吸着材に吸着されていた水分が吸着材から離脱する。この結果、高温の空気には吸着材から離脱した水分が含まれ、吸着回転体19を通過した後の空気は高温高湿の空気となる。
吸着回転体19を通過した高温高湿の空気は、凝縮用熱交換器20に導かれ、凝縮用熱交換器20の管路20a内を上方から下方へ流通する。一方、凝縮用熱交換器20の放熱フィン20b相互間に、吸着用通風路15内を流れる外気が流通しており、この外気と、管路20a内を流通する高温高湿の空気との間で熱交換が行なわれる。この熱交換により、管路20a内を流通する高温高湿の空気が冷却され、この空気中に含まれる水分が凝縮して管路20aの内面に結露水が付着し、室内を加湿するための水(結露水)が生成される。管路20aの内周面に付着した結露水は、管路20aの内周面に沿って流れ落ち、凝縮用熱交換器20の下方に配置された受け皿22上に落下する。受け皿22の底面は、一方向に向けて傾いている。
チューブポンプ8は、液体のみを搬送することができるとともに、気体が混合した状態の液体を搬送することができるポンプであり、低流量でかつ高揚程の特性を備えている。このチューブポンプ8は、受け皿22の底面の傾斜方向下端側に接続され、受け皿22に落下した結露水がチューブポンプ8の入口に自動的に流入するように配置されている。
水生成装置7において生成された水(結露水)は、チューブポンプ8の駆動により水搬送チューブ14内を搬送され、室内機3内の気化蒸発器10に供給される。
気化蒸発器10は、水搬送チューブ14内を搬送されて供給された水を気化蒸発させる。気化蒸発器10において水が気化蒸発されることにより、室内が加湿される。
単位時間当たりのチューブポンプ8の水100%時の水搬送量と、水生成装置7の水生成量とを比較すると、チューブポンプ8の水100%時の水搬送量は、水生成装置7の水生成量より大きく設定されている。“水100%時の水搬送量”とは、空気を含まない状態の水を搬送する場合の水搬送量を意味する。具体的には、チューブポンプ8の水搬送量を500cc/h、水生成装置7の水生成量を400cc/hとしている。
なお、チューブポンプ8は、外気温や外気湿度に応じて水生成装置7の水生成量が変動した場合でも、その変動する範囲の水生成量より大きな水搬送量に設定されている。このため、水生成装置7で生成される水の生成量に応じてチューブポンプ8の回転数を変化させる必要がなく、チューブポンプ8は予め設定した一定速度で駆動される。
このような構成において、水生成装置7において生成された水は受け皿22上に落下し、受け皿22上に落下した水はチューブポンプ8の入口部分に流れ込む。チューブポンプ8の入口に流れ込んだ水は、チューブポンプ8の駆動により水搬送チューブ14内を通って室内機3内の気化蒸発器10に搬送され、搬送された水は気化蒸発器10において気化蒸発され、室内が加湿される。
ここで、チューブポンプ8の水100%時の水搬送量は、水生成装置7の水生成量より大きく設定されているため、水生成装置7で生成された水をチューブポンプ8により搬送する場合に、チューブポンプ8による水搬送量が水生成装置7による水生成量に追いつかず、生成された水がチューブポンプ8の入口側で溢れるという事態の発生を防止することができる。したがって、水生成装置7で生成された水を溜めておくタンクをチューブポンプ8の入口側に設ける必要がなく、タンク内に溜まった水が汚れたり、タンク内に残留する水が凍結したりするという不都合の発生を防止することができる。
また、チューブポンプ8は一定速度で回転駆動される構造であるため、室外の温度や湿度に応じて変化する水生成装置7の水生成量を計測するためのセンサや、そのセンサの計測結果に応じてチューブポンプ8の速度を変速制御する制御機構を設ける必要がなく、生成された水を室内に搬送するための機構を簡単化することができる。
なお、第1の実施の形態では、高温高湿の空気を生成し、この空気を凝縮して結露水を生成する方式の水生成装置7を例に挙げて説明したが、水生成装置としてはこの方式に限定されるものではなく、他の方式の水生成装置、例えば、空気を減圧することにより結露水を得る様式の水生成装置を使用することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る加湿装置について説明する。なお、第2の実施の形態に係る加湿装置の外観構成は第1の実施の形態に係る加湿装置と同じであるので、図面は図1及び図2を援用して説明する。
第2の実施の形態に係る加湿装置では、水生成装置7の水生成量を“W(cc/h)”、水搬送チューブ14の水の通過する断面積を“S(cm)”、水搬送チューブ14の長さを“L(cm)”とするとき、水搬送チューブ14の容積“S×L”が、水生成装置7の水生成量“W”に対し、1/4<(SL/W)<1/2となるように設定されている。
言い換えると、水生成装置7の駆動を開始してから1/4時間(15分)〜1/2時間(30分)の間に水搬送チューブ14内が生成された水で満たされ、室内の加湿が開始されるように設定されている。この関係を、水搬送チューブ14の断面積“S”を規準に表わすと、
(W/4L)<S<(W/2L)
となる。なお、水搬送チューブ14の断面積Sは、水搬送チューブ14の全長における平均値である。
具体的には、水生成装置7の水生成量を“W=500cc/h”、円筒形の水搬送チューブ14の内径を“φ=5mm”、水搬送チューブ14の長さを“L=1000cm”とした場合、断面積Sは、0.196cmで、“SL/W”の値は、0.393hとなる。また、第1の実施の形態にて説明したようにチューブポンプ8の水100%時の水搬送量は、水生成装置7の水生成量より大きく設定されていることから、生成した水は即座に水搬送チューブ14へと搬送されるため、約24分で水搬送チューブ14内が水で満たされ、運転を開始してから24分後に室内の加湿が開始されることになる。
また、水生成装置7の水生成量を“W=400cc/h”、円筒形の水搬送チューブ14の内径を“φ=4mm”、水搬送チューブ14の長さを“L=1000cm”とした場合、断面積Sは、0.126cmで、“SL/W”の値は、0.314hとなり、約19分で水搬送チューブ14内が水で満たされ、運転を開始してから19分後に室内の加湿が開始されることになる。
このような構成において、この加湿装置によれば、水搬送チューブ14の断面積Sを、(W/4L)<S<(W/2L)となるように設定することにより、暖房運転と同時に水生成装置7の運転を開始した場合、運転を開始してから15分〜30分で室内の加湿を開始することができる。
また、この第2の実施の形態においては、搬送されてきた水を直接室内熱交換器9にたらすことで気化蒸発させて室内の加湿を行なうようになっている。暖房時においては、室内熱交換器9が高温となるため、第1の実施の形態のように新たに気化蒸発器10を向けることなく、室内の加湿が可能である。この場合、室内に加湿用の水を供給すると、その水を気化するために室内熱交換器9から熱が奪われて室内の空気の温度上昇が妨げられるため、暖房運転を開始してから15〜30分の間は、加湿用の水を供給せずに室内の温度上昇を優先させることが好ましい。また、暖房運転を開始してから15〜30分の間は、室内の空気の温度が充分に上昇していないことと相俟って、室内の湿度(相対湿度)があまり下がっておらず、早急に加湿する必要性が低い。よって、加湿の開始が、暖房運転を開始した後の15〜30分後に開始されることについて不都合はない。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態の加湿装置を、図3に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第3の実施の形態に係る加湿装置の基本的な構造は第1の実施の形態に係る加湿装置と同じであり、第3の実施の形態では、水搬送チューブ14に対する防寒対策を施し、水搬送チューブ14内を搬送される水の凍結を防止するようにしたものである。水搬送チューブ14は室外機2から室内機3の間に設けられる。この部分は外気に晒されるため、厳冬期では、0℃以下に低下し、内部の水が凍結するおそれがある。
そこで、室外機2内の冷媒配管13のうち圧縮機5からの吐出側の部分に、冷媒からの熱が伝わる受熱部23が設けられている。また、熱伝導性のよい銅やアルミニウムの金属で形成された線状の熱伝導体24が設けられ、この熱伝導体24は水搬送チューブ14に沿わせて配設され、一端が受熱部23に接続されている。熱伝導体24と水搬送チューブ14とは、断熱材25により覆われている。
このような構成において、冷媒からの熱が受熱部23を介して熱伝導体24に伝わり、この熱が水搬送チューブ14に伝えられる。このため、水搬送チューブ14及びその内部の水が温められ、水搬送チューブ14内の水が凍結することを防止できる。
なお、この実施の形態では、熱伝導体24の熱源となる受熱部23を室外機2の冷媒配管13に設けた場合を例に挙げて説明したが、このような受熱部を他の箇所、例えば、高温となる圧縮機5の表面や、室内熱交換器9の表面に設けてもよい。
(変形例)
水搬送チューブ14に対する防寒対策を施し、水搬送チューブ14内を搬送される水の凍結を防止するようにした構造の変形例を以下に説明する。
線状の熱伝導体24を図4(a)に示すように水搬送チューブ14の回りに螺旋状に巻き付けてもよい。さらに、熱伝導体24の形状としては線状のものに限定されず、図4(b)に示すようにテープ状の熱伝導体24aを水搬送チューブ14の回りに巻き付けてもよく、又は、図4(c)に示すようにメッシュ状の熱伝導体24bを水搬送チューブ14に被せてもよい。
図5に示す構造は、熱伝導体24が水搬送チューブ14内に埋め込まれている。
図6に示す構造は、室内機3内に換気用の排気ファン26が設けられ、排気ファン26に室外に伸び出す排気用ダクト27が接続され、この排気用ダクト27内に水搬送チューブ14が設置されている。この構造によれば、排気用ダクト27内には室内から排気される温められた空気が流れ、この空気の熱により水搬送チューブ14が温められる。
図7に示す構造は、水搬送チューブ14の途中に水搬送チューブ14の一部となる金属製のチューブ接続部14aが設けられ、このチューブ接続部14aが冷媒配管13に接触している。なお、冷媒配管13の周囲の一部に断熱配管28で覆われていない部分が設けられ、断熱配管28で覆われていない部分において冷媒配管13とチューブ接続部14aとが接触している。この構造によれば、冷媒配管13内を流れる冷媒の熱がチューブ接続部14aを介して水搬送チューブ14に伝わり、水搬送チューブ14が温められる。
図8に示す構造は、水搬送チューブ14の断面積を調整するスぺーサ29が水搬送チューブ14の内部に挿通されている。スぺーサ29は熱伝導性の高い金属で形成され、このスぺーサ29の一端が受熱部23に接続されている。この構造によれば、冷媒からの熱が受熱部23を介してスぺーサ29に伝わり、スぺーサ29からの熱により水搬送チューブ14及びその内部の水が温められる。なお、スペーサ29を水搬送チューブ14内に挿入した場合には、水搬送チューブ14の断面積“S”はスペーサ29の挿入前の水搬送チューブ14の断面積からスペーサ29の断面積を差し引いた値となることは明らかである。
本発明の第1及び第2の実施の形態に係る加湿装置を備えた空気調和機の全体構造を示す概略図である。 加湿装置の構造を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る加湿装置において、水搬送チューブに対する防寒対策を施した構造を示す斜視図である。 水搬送チューブに対する防寒対策の構造の変形例を示す斜視図である。 水搬送チューブに対する防寒対策の構造の他の変形例を示す縦断正面図である。 水搬送チューブに対する防寒対策の構造の他の変形例を示す概略図である。 水搬送チューブに対する防寒対策の構造の他の変形例を示す縦断側面図である。 水搬送チューブに対する防寒対策の構造の他の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1…空気調和機、2…室外機、7…水生成装置、8…チューブポンプ、14…水搬送チューブ

Claims (3)

  1. 空気調和機の室外機に設けられ、外気中の水分を用いて水を生成する水生成装置と、
    前記水生成装置と室内との間に配設された水搬送チューブと、
    前記水生成装置により生成された水を前記水搬送チューブ内を通して搬送するチューブポンプと、
    を備え、
    前記チューブポンプの水100%時の水搬送量は、前記水生成装置の水生成量より大きく設定されていることを特徴とする空気調和機の加湿装置。
  2. 前記チューブポンプは、一定速度で駆動されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の加湿装置。
  3. 前記水生成装置の水生成量を“W(cc/h)”、前記水搬送チューブの断面積を“S(cm)”、前記搬送チューブの長さを“L(cm)”とするとき、前記水搬送チューブの断面積“S”は、
    (W/4L)<S<(W/2L)
    に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の加湿装置。
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