JP2009155113A - ガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出方法及び装置 - Google Patents

ガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業員の目視によらず、早期かつ容易にガラス溶融窯のガラス生地漏れを発見できるようにする。
【解決手段】ガラス溶融窯の側壁の外周及び/又は底壁の下側に設置したプラスチックファイバの一端に投光器を、他端に受光器を設け、受光器の出力を検知し、その出力が途絶えたときに、溶融窯から漏れだした高熱のガラス生地がプラスチックファイバを切断し、生地ガラス漏れが発生したと判定することで、前記課題が解決される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス溶融窯の煉瓦の目地等からのガラス生地漏れを早期かつ容易に発見することができるようにするためのガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出方法及び装置に関する。
ガラス溶融窯のガラス生地漏れは、従来、作業員の目視による点検により行われていた。
例えば、下記特許文献1には、窯の設置個所の壁部及び底部の全域に孔あき鋼板を設置し、その孔あき鋼板の内面側に沿って煉瓦を敷設したガラス溶融窯が開示されている。この窯は、孔あき鋼板の孔からガラス生地が漏れだしているかどうかを目視点検することにより行われる。
実公平2−48409号公報
従来のガラス生地漏れ点検は、作業員の目視観察により行われていたから、例えば毎日1回点検を行ったとしても、ガラス生地漏れ発生から発見まで相当の時間が経過してしまうおそれがある。また、特に窯の底部など、見にくい部分の漏れを見落としてしまうおそれもある。さらに、高温の窯の周囲の点検は作業員に過酷な作業を強いなければならないという問題もある。
本発明は、作業員の目視によらず、早期かつ容易にガラス溶融窯のガラス生地漏れを発見できるようにすることを課題とするものである。
本発明は、ガラス溶融窯の側壁の外周及び/又は底壁の下側に設置したプラスチックファイバの一端に投光器を、他端に受光器を設け、該受光器の出力を検知し、該出力が途絶えたときに、前記溶融窯から漏れだした高熱のガラス生地が前記ファイバを切断し、生地ガラス漏れが発生したと判定することを特徴とするガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出方法である。
ガラス生地漏れが発生すると、高温のガラス生地の熱によりプラスチックファイバが切断され、投光器の光を受光器が受光できなくなり、受光器の出力が途絶える。したがって、受光器の出力を観察するという簡単な作業により、ガラス生地漏れを容易に検出することができる。
また本発明は、ガラス溶融窯の側壁の外周及び/又は底壁の下側に設置したプラスチックファイバと、該ファイバの一端に設けた投光器及び他端に設けた受光器と、該受光器の出力を検知する検知手段を有することを特徴とするガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出装置である。
本発明の検出装置において、検知手段を、例えば、ゲート、リレー及び電源を含む回路とし、前記ゲートは前記受光器からの出力が所定の値を上回っているときは前記回路を接続状態とし、所定の値を下回るときは前記回路を遮断状態とするものとし、前記リレーは前記回路が遮断状態となったときに警報器を作動させるように構成することができる。
検知手段をこのようにすることで、ガラス生地漏れによりプラスチックファイバが切断されると、受光器からの出力が途絶えてゲートが閉じ、回路に電流が流れなくなり、リレーが警報器を作動させ、ガラス生地漏れを即座に発見できる。
また、回路の電源に異常があった場合も、回路に電流が流れなくなり、リレーが警報器を作動させ、異常を知ることができる。
さらに、ゲート開閉の閾値(前記「所定の値」)を適宜に定めることで、プラスチックファイバの劣化を知ることができる。プラスチックファイバが劣化すると、受光器の受光量が減少し、出力が弱くなる。所定の値まで出力が低下するとゲートが閉じ、回路に電流が流れなくなり、リレーが警報器を作動させる。
プラスチックファイバは、160℃〜200℃程度の耐熱性を有するものが好ましい。
投光器は、プラスチックファイバに光を送り込むことができる周知のものを使用できる。
受光器は、プラスチックファイバを伝播した光を受け、受光量に応じた量の電気信号を出力する周知のものを使用できる。
検知手段は、前記の他、電圧計など、受光器の出力を検出できる周知のものを使用できる。
警告器は、警告ランプを点滅させるもの、警告音を鳴らすものなど、種々のタイプのものを使用できる。
本発明によれば、作業員がガラス溶融窯の側壁及び底壁の全体を目視点検する必要がなく、検知手段(例えば電圧計の電圧)を点検するのみの簡単な作業でガラス生地漏れを点検できる。したがって、短い周期で点検を行うことが可能となり、ガラス生地漏れを早期に、かつ容易に発見しやすくなる。
さらに、検知手段に警報器を接続すれば、ガラス生地漏れを即座に発見できる。
図1、2に示すガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出装置はプラスチックファイバ2、投光器3、受光器4及び検知手段5を有する。例えば、プラスチックファイバは竹中電子工業社製FA−0718(180℃耐熱)、投光器は同社製F80R、受光器は同社製R−7007を用いることができる。
図1、2の場合、プラスチックファイバ2は、ガラス溶融窯1の側壁の外周に2段に設置され、さらに底壁の下側に5列設置されている。側壁に設置する場合は、側壁に取り付けた受材6(L形鋼材)の上に支持せしめ、底壁の下側に設置する場合は、台座7のH形鋼の間に配置している。これらのプラスチックファイバは全て連続した1本のもの(1系統)であるが、図1、2ではプラスチックファイバの配線の要部以外を省略して表している。複数本(複数系統)を用いる場合は、その本数分の投光器、受光器及び検知手段が必要となる。
プラスチックファイバ2の一端には投光器3を設け、他端には受光器4を設けている。投光器3から送り込まれた光はプラスチックファイバ2内を伝播し、その光を受けた受光器は、その受光量に応じた電気信号を出力する。受光器4の出力は検知手段5によって検知される。
図3は、検知手段の一例の説明図である。この検知手段5は、ゲート8、リレー9、及び電源10が直列に繋がれた回路である。受光器4の出力が所定の電圧(閾値)を上回っているときはゲート8は「開」の状態で、回路に電流が流れ、所定の電圧を下回るとゲート8は「閉」となり、回路に電流が流れなくなる。すると、リレー9が働いて警報器11が作動する。
ガラス溶融窯1からガラス生地が漏れると、高温のガラス生地が窯外部に流れ、プラスチックファイバ2に至ってプラスチックファイバが溶け、切断される。すると、投光器3の光が受光器4に達しなくなり、受光器4の出力が途絶え、ゲート8が「閉」となり、リレー9が働いて警報器11が作動し、ガラス生地漏れを即座に知ることができる。
電源10に異常があるとき、プラスチックファイバ2が劣化して受光器4の出力が閾値以下に低下したときも、同様に警報器11が作動し、速やかに異常を知ることができる。
ガラス生地漏れ検出装置を取り付けたガラス溶融窯の平面説明図である。 生地漏れ検出装置を取り付けたガラス溶融窯の断面説明図である。 検知手段の一例の説明図である。
符号の説明
1 ガラス溶融窯
2 プラスチックファイバ
3 投光器
4 受光器
5 検知手段
6 受材
7 台座
8 ゲート
9 リレー
10 電源
11 警告器

Claims (3)

  1. ガラス溶融窯の側壁の外周及び/又は底壁の下側に設置したプラスチックファイバの一端に投光器を、他端に受光器を設け、該受光器の出力を検知し、該出力が途絶えたときに、前記溶融窯から漏れだした高熱のガラス生地が前記ファイバを切断し、生地ガラス漏れが発生したと判定することを特徴とするガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出方法。
  2. ガラス溶融窯の側壁の外周及び/又は底壁の下側に設置したプラスチックファイバと、該ファイバの一端に設けた投光器及び他端に設けた受光器と、該受光器の出力を検知する検知手段を有することを特徴とするガラス溶融窯のガラス生地漏れ検出装置。
  3. 前記検知手段が、ゲート、リレー及び電源を含む回路であり、前記ゲートは前記受光器の出力が所定の値を上回っているときは前記回路を接続状態とし、所定の値を下回るときは前記回路を遮断状態とするものであり、前記リレーは前記回路が遮断状態となったときに警報器を作動させるものである請求項2に記載の検出装置。
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