JP2009155000A - カセットの位置決めガイド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カセット縁部の磨耗およびそれに伴う発塵を防止することができるカセットの位置決めガイド装置を提供する。
【解決手段】本発明のカセットの位置決めガイド装置10は、カセット14の載置箇所の周囲に複数のローラを配置し、ローラが前記カセット14の四隅を案内することにより位置決めを行うカセットの位置決めガイド装置である。ローラは、カセット14の下面に接し回動する下側ローラ22と、カセット14の側面に接し回動する側面ローラ24とを有し、下側ローラ22と側面ローラ24をアーム27の両端に取り付け、アーム27の中央部を直角に折り曲げたL字型ガイド26と、L字型ガイド26の中央部と連結して下側ローラ22と側面ローラ24を揺動自在とし、載置部12の載置面よりも下方に配置した回転軸28と、を備えたことを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のカセットの位置決めガイド装置10は、カセット14の載置箇所の周囲に複数のローラを配置し、ローラが前記カセット14の四隅を案内することにより位置決めを行うカセットの位置決めガイド装置である。ローラは、カセット14の下面に接し回動する下側ローラ22と、カセット14の側面に接し回動する側面ローラ24とを有し、下側ローラ22と側面ローラ24をアーム27の両端に取り付け、アーム27の中央部を直角に折り曲げたL字型ガイド26と、L字型ガイド26の中央部と連結して下側ローラ22と側面ローラ24を揺動自在とし、載置部12の載置面よりも下方に配置した回転軸28と、を備えたことを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶用基板などを収容する電子部品用カセットの位置決めガイド装置に関し、特にカセットの載置箇所の周囲に複数のローラを配置し、前記ローラが前記カセットの四隅を案内することにより位置決めを行うカセットの位置決めガイド装置に関するものである。
液晶など半導体製品の製造に用いられるウェハの一時保管のために、高い清浄度に保持された保管倉庫がある。保管倉庫は、ウェハ同士が互いに接触しないように分離して収納するため、基板等を保管する複数の保管棚を室内に設けている。この保管棚に収容されるカセットがある。
このようなカセットとして例えば、ガラス基板収容用のカセットがあり、大型液晶ガラス基板の製造ラインにおいて、前記保管倉庫に一時的に貯留する場合や、製造装置間で液晶ガラス基板を搬送したりする場合に使用されている。
このカセットは受け渡し、内容物の取り出し、保管のために、任意の場所に載置される。この際、カセットの載置箇所の位置決め作業が必要となる。
このカセットは受け渡し、内容物の取り出し、保管のために、任意の場所に載置される。この際、カセットの載置箇所の位置決め作業が必要となる。
従来のカセットの位置決めガイド装置として特許文献1に示すような装置がある。図5は従来のカセットの位置決めガイド装置の説明図である。図示のように、カセット載置部1の周囲にローラ2a,2bを取り付け、このローラ2a、2bがカセット3の縁部を案内することにより位置決めを行うものである。すなわち図5(1)に示すように、カセット3を載せた搬送用のアーム4を載置部1の上方へ水平方向に移動させる。このとき図5(2)に示すようにアーム4の先端はカセット3の重量により撓んでおり、アーム4を下方に下げるとカセット3の先端が最初に載置部1の載置面に接触する。そして図5(3)に示すように、アーム4をさらに下方に下げるとカセット3の後端がローラ2bに接触し、ローラ2bの回転とともにカセット3が前方に移動する。図5(4)に示すように、カセット3が載置部1上に載置される。
また特許文献2には、カセットの載置部の周囲にローラおよびアームを備えた支持片を立設するとともに、支持片によりアームの中間部を揺動可能に支持している。そしてアーム先端側のローラをカセットの縁部で押し下げることにより、アーム後端側のローラでカセット側面を押圧するようなカセットのセンタリング機構が開示されている。
特開2007−67282号広報
特開2007−67281号広報
しかしながら、特許文献1によるガイド位置決め装置では、カセットを搬送用のアームで載置部上に載せる際、アームによりカセットを水平方向に搬送して載置上で停止させる位置の搬送停止範囲Aが一対のローラの軸芯間の範囲に限られてしまう。そうするとアームによる載置部上の停止位置の精度が要求される。またカセットの載置位置からのずれ量が大きくなると、ローラの回動によりカセットを定位置に移動させる力が弱くなるおそれがある。また図5(3)に示すように、カセット先端の縁部から載置部の載置面に接し、カセットの後端が後方のローラ上で移動する際、先端が載置面を引きずって磨耗し、最終的に発塵してしまうおそれがあるという問題があった。
前述のように一般に重量物であるカセットを載せたアームは、カセット先端が後端よりも下方に位置し傾斜している。特許文献2によるセンタリング機構では、このカセットの傾斜によりカセットの先端が先端側のローラ間に挟まってしまうおそれがある。このため、カセットを載置部に載置する際、カセット先端がローラ間に挟まらないようにアーム操作の精度が要求される。
また従来の位置決めガイド装置は、ガイド片の傾斜面にカセットの縁部を摺接することにより位置決めを行うことから、カセットやガイド片が磨耗したり、また発塵したりするという問題を有している。
特に、通常のカセットに比べ、G6、G7、G8世代の液晶基板用カセットは、重量が大きいことから、ガイドやカセットの受面に与える負担が大きくなり、従来の摩擦によるガイド方式では磨耗により発塵や使用寿命の短命化が問題となっている。
特に、通常のカセットに比べ、G6、G7、G8世代の液晶基板用カセットは、重量が大きいことから、ガイドやカセットの受面に与える負担が大きくなり、従来の摩擦によるガイド方式では磨耗により発塵や使用寿命の短命化が問題となっている。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点を解決すべく、ローラによるカセットの案内および位置決めを円滑に行うことにより、カセット縁部の磨耗およびそれに伴う発塵を防止することができるカセットの位置決めガイド装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のカセットの位置決めガイド装置は、カセットの載置箇所の周囲に複数のローラを配置し、前記ローラが前記カセットの四隅を案内することにより位置決めを行うカセットの位置決めガイド装置において、前記ローラは、前記カセットの下面に接し回動する下側ローラと、前記カセットの側面に接し回動する側面ローラとを有し、前記下側ローラと前記側面ローラをアームの両端に取り付け、前記アームの中央部を直角に折り曲げたL字型ガイドと、前記L字型ガイドの中央部と連結して前記下側ローラと前記側面ローラを揺動自在とし、前記載置部の載置面よりも下方に配置した回転軸と、を備えたことを特徴としている。
この場合において、前記L字型ガイドは、前記アームを付勢し、前記下側ローラを前記カセットの載置部の載置面より突出させるとともに、前記側面ローラを前記載置部より離間させる弾性体を備えているとよい。
この場合において、前記L字型ガイドは、前記アームを付勢し、前記下側ローラを前記カセットの載置部の載置面より突出させるとともに、前記側面ローラを前記載置部より離間させる弾性体を備えているとよい。
また、前記側面ローラおよび前記下側ローラは、ローラ外周の接線と平行な軸を中心に自由回転可能に取り付けられた複数の外周ローラを備えているとよい。
さらに前記下側ローラと前記側面ローラと前記回転軸と前記外周ローラの少なくとも1つ以上にボールベアリングを備えているとよい。
さらに前記下側ローラと前記側面ローラと前記回転軸と前記外周ローラの少なくとも1つ以上にボールベアリングを備えているとよい。
上記構成による本発明によれば、カセットの案内をL字型ガイドの両端に取り付けた下側ローラおよび側面ローラの回動と、L字型ガイドの回転軸の回転により円滑に行うことができる。これにより載置面を摺動することによるカセットの磨耗を防止するとともに、それに伴う発塵を防止することができる。
また、下側ローラを載置面より突出させるとともに、側面ローラを載置部から離間するように、弾性体でL字型ガイドを付勢している。これによりカセットを載置部上に停止する際の搬送停止範囲、すなわち停止位置の許容範囲を広くとることができる。したがってカセットを載置部上の停止位置に正確に停止させる精度が要求されなくなり、カセットの載置作業を容易に行うことができる。
また下側ローラおよび側面ローラには、外周ローラを取り付けている。これにより、下側ローラおよび側面ローラのローラ回転方向に対し、交差する横方向に回動することができる。したがってカセットの搬入位置が下側ローラおよび側面ローラに対して斜め方向に搬入した場合であっても、外周ローラ上を回動することにより、ローラの磨耗を生じることなく、容易に載置部上に載置することができる。
さらにローラおよび回転軸がボールベアリング機構を備えることにより、カセットの案内をより円滑に行い、カセットの磨耗を効果的に防止するとともに、それに伴う発塵を効果的に防止することができる。
本発明のカセットの位置決めガイド装置の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
図1に本発明のカセットの位置決めガイド装置の部分拡大図を示す。同図(1)はカセットの載置前を示し、(2)はカセットの載置後を示す。図2はカセットの位置決めガイド装置の説明図である。同図(1)は平面図を示し、(2)は側面図を示す。
図1に本発明のカセットの位置決めガイド装置の部分拡大図を示す。同図(1)はカセットの載置前を示し、(2)はカセットの載置後を示す。図2はカセットの位置決めガイド装置の説明図である。同図(1)は平面図を示し、(2)は側面図を示す。
図2(1)に示すようにカセットの位置決めガイド装置10は、載置部12に載置するカセット14の四隅にローラ部20を2箇所ずつ計8箇所取り付けている。すなわちローラ部20はカセット14の長辺および短辺に2箇所ずつ一対ずつ(20a−20b,20c−20d,20e−20f,20g−20h)対向するように取り付けている。カセット14を載置する載置部12は、カセット14の両端、本実施形態ではカセット14の長辺側を支持するとともに、カセット14の中央下方に搬送用のアーム16が出入り可能に隙間を空けて配置している。カセットの短辺側を支持するローラ部20e−20f,20g−20hは、載置部12a,12b間であって、アーム16の搬送方向(矢印B)と平行に取り付けている。またカセット14の長辺側を支持するローラ部20a−20b,20c−20dは、載置部12a間および載置部12b間の間であって、搬送方向Bと交差する方向に取り付けている。
ローラ部20は、図1に示すように下側ローラ22と側面ローラ24とL字型ガイド26と回転軸28と弾性体30とを主な基本構成としている。
下側ローラ22は、カセット14の下面縁部と接触して回動するローラである。また側面ローラ24はカセット14の側面と接触して回動するローラである。
下側ローラ22および側面ローラ24は、本実施例では、いずれもゴムや合成樹脂を用いることができる。
下側ローラ22は、カセット14の下面縁部と接触して回動するローラである。また側面ローラ24はカセット14の側面と接触して回動するローラである。
下側ローラ22および側面ローラ24は、本実施例では、いずれもゴムや合成樹脂を用いることができる。
L字型ガイド26は、アーム27の中心部をL字型に折り曲げたガイドであり、アーム27の両端に下側ローラ22と側面ローラ24を回転自在に取り付けている。またL字型ガイド26の中央の折り曲げ部分には、後述する回転軸28が挿入される開口を有している。
回転軸28はL字型ガイド26の開口に挿入してガイドと連結している。L字型ガイド26は回転軸を軸心として両端のローラを揺動自在に形成している。
L字型ガイド片26は、その回転軸28の軸心がカセット14の対向する各辺と平行になるように配設されるとともに、載置部12の載置面より回転軸28を下方に取り付けている。
L字型ガイド片26は、その回転軸28の軸心がカセット14の対向する各辺と平行になるように配設されるとともに、載置部12の載置面より回転軸28を下方に取り付けている。
弾性体30は、本実施形態では、下側ローラ22を取り付けたアーム27の下方に形成している。弾性体30は、一例としてばね等を用いて、下側ローラ22を取り付けた側のアーム27を上方に付勢している。これにより下側ローラ22は、載置部12の載置面よりも突出し、側面ローラ24は載置部12から離間している。なお下側ローラ22と側面ローラ24とは、弾性体30の付勢によって同一平面上に配置するか、もしくは下側ローラ22を側面ローラ24よりも若干低く設定するとよい。また弾性体30は、載置するカセット14の重量に基づいて、その付勢力を任意に変更可能に構成するとよい。すなわち、一例として弾性体の付勢力は、カセットの重量以下を上限とし、アームを押し上げる力を下限とすることができる。
L字型ガイド26の側面ローラ24を取り付けた側のアーム27の下方には、ストッパ32を取り付けている。L字型ガイド26は、下側ローラ22を取り付けた側のアームの下方から弾性体30により水平方向から垂直方向に起き上がる方向に付勢されている。一方側面ローラ24を取り付けた側のアームは、弾性体30によって載置部12から離間する方向(垂直方向から水平方向)に付勢されて、ストッパ32と当接する位置で固定されている。
次に、上記構成によるカセットの位置決めガイド装置の作用について以下説明する。図3はカセットの位置決めガイド装置の作用の説明図である。
図3(1)に示すようにアーム16上に載せたカセット14を載置部12の上方まで搬送する。このときアーム16は、カセット14の重みによってアーム16の先端が下方に撓んでいる。カセット14の搬送(矢印Y方向)は、一対のローラ部20の側面ローラ24の軸心間より内側の搬送停止範囲Cにカセット14が収まるように行う。
図3(1)に示すようにアーム16上に載せたカセット14を載置部12の上方まで搬送する。このときアーム16は、カセット14の重みによってアーム16の先端が下方に撓んでいる。カセット14の搬送(矢印Y方向)は、一対のローラ部20の側面ローラ24の軸心間より内側の搬送停止範囲Cにカセット14が収まるように行う。
次に図3(2)に示すようにカセット14を搬送停止範囲C内に停止させた後、アーム16を下方に下げる(矢印X方向)。カセット14の重量によりアーム16の先端は後短よりも下方に位置しているため、カセット14の先端が最初に下側ローラ22と接触する。
図3(3)に示すように、さらにアーム16をX方向に下げるとカセット14の後端が下側ローラ22と接触する。カセット14の先端側の下側ローラ22がカセット14の重量によってカセット14の下面を回動して下方に傾斜するとともに、載置部12から離間していた側面ローラ24が載置部12側、すなわち垂直方向に起き上がってくる。
またカセット14の後端側の下側ローラ22もカセット14の重量によってカセット14の下面を回動して下方に傾斜するとともに、載置部12から離間していた側面ローラ24が載置部12側、すなわち垂直方向に起き上がってくる。
このとき載置部12を中心としてカセット14中心からの突出量が多い側(図3ではカセット14の後端側)の側面ローラ24がカセット14の側面に接触しながら前方へ押し出す。
このとき載置部12を中心としてカセット14中心からの突出量が多い側(図3ではカセット14の後端側)の側面ローラ24がカセット14の側面に接触しながら前方へ押し出す。
そして図3(4)に示すようにカセット14は、後端を側面ローラ24によって前方へ押されながら、カセット先端側の垂直方向に立設した側面ローラ24に接触して載置部12上に載置される。カセット14から離れたアーム16は図示しないアーム待機位置まで戻る。
以上、アーム16の先端がカセット14の重量により撓んでいる状態で説明したが、アーム16に載せたカセット14の先端および後端が水平方向に揃っている場合であっても、同様の効果を得ることができる。すなわちアーム16を下方に下げると、カセット14の先端と後端が同時に下側ローラ22に接触し、さらに下方に下げると載置部12中心からのカセット14の突出量が多い側の側面ローラ24がカセット14側面に接触する。そしてこの側面ローラ24により載置部12の中心側にカセット14が押し出されて、載置部12に載置される。
また図3はカセット14の搬送方向と平行に配置したローラ部20の位置決めについて説明したが、ローラ部20は、カセット14の周囲に対向するように8箇所設けられている。このためカセット14は、載置部12の突出量が大きい四方向にいずれかの位置に配置したローラ部20により案内され、そのずれを修正して容易に位置決めすることができる。
次に下側ローラ及び側面ローラの変形例について説明する。図4は下側ローラ及び側面ローラのローラ部分の拡大図を示し、同図(1)はローラ側面図を示し、(2)は(1)のA矢視図をそれぞれ示している。変形例の下側ローラおよび側面ローラのローラ外周には、複数の外周ローラ40を取り付けている。実施例では、図4(1)に示すように、外周ローラ40はローラの外周の接線方向と並行であって、ローラの軸芯に対し十字型に4箇所配置している。そして外周ローラ40は、図4(2)に示すように、ローラ外周の周方向に2列並べてローラ群50a、50bを取り付けている。ローラ群50bはローラ群50aに対し、45度回転させて取り付けており、ローラ群50a、50bの外周ローラ50が側面視で円周を形成するように配置している。各外周ローラ40は、ローラの接線方向と平行に配置した回転シャフト42に取り付けている。また各外周ローラ40の端部同士を支持部材44で連結し回動自在としている。
このような構成により、アームによるカセットの搬送の際、カセットの搬入が、載置部に対して斜めに位置ずれした場合であっても、下側ローラおよび側面ローラに形成した外周ローラによって、容易に位置ずれを修正することができる。すなわち、カセットが各下側ローラ上で斜めに載置されると、ついで側面ローラによって、カセットが載置部上に移動する。この際、各ローラ上の外周ローラ40によってローラ上をカセットが摺動することにより、載置部に対するカセットの位置ずれを修正できる。
また下側ローラ22と側面ローラ24と回転軸28と外周ローラ40は、その回転シャフトにボールベアリングを備えており、より円滑に回転するように設けられている。
また下側ローラ22と側面ローラ24と回転軸28と外周ローラ40は、その回転シャフトにボールベアリングを備えており、より円滑に回転するように設けられている。
このように本発明のカセットの位置決めガイド装置は、ローラがカセット14の下面に接し回動する下側ローラ22と、カセット14の側面に接し回動する側面ローラ24とを有し、下側ローラ22と側面ローラ24をアーム27の両端に取り付け、アーム27の中央部を直角に折り曲げたL字型ガイド26と、L字型ガイド26の中央部と連結して下側ローラ22と側面ローラ24を揺動自在とし、載置部12の載置面よりも下方に配置した回転軸28とにより構成することから、カセットの案内をローラの回動と回転軸の回転により円滑に行うことができる。したがってカセットの磨耗を防止するとともに、それに伴う発塵を防止することができる。よってカセットとガイド片の寿命を延ばすとともに、磨耗粉を減らしクリーンルーム内の汚染物を減少させて、室内を高い正浄度に維持することができる。また、載置部上に停止させるカセットの停止のための許容範囲が広がり、カセットの載置を容易に行うことができる。
さらにローラおよび回転軸がボールベアリングを備えることにより、カセットの案内をより円滑に行い、カセットやローラの磨耗を防止するとともに、それに伴う発塵を効果的に防止することができる。
本発明のカセットの位置決めガイド装置は、ローラによるカセットの案内を円滑に行うことにより、カセット縁部の摺動による磨耗及びそれに伴う発塵を防止するという特性を有していることから、例えば、大型液晶カセットの位置決めの用途に好適に用いることができる。
1………載置部、2………ローラ、3………カセット、4………アーム、10………カセットの位置決めガイド装置、12………載置部、14………カセット、16………アーム、20………ローラ部、22………下側ローラ、24………側面ローラ、26………L字型ガイド、27………アーム、28………回転軸、30………弾性体、32………ストッパ、40………外周ローラ、42………回転シャフト、44………支持部材。
Claims (4)
- カセットの載置部の周囲に複数のローラを配置し、前記ローラが前記カセットの四隅を案内することにより位置決めを行うカセットの位置決めガイド装置において、
前記ローラは、前記カセットの下面に接し回動する下側ローラと、前記カセットの側面に接し回動する側面ローラとを有し、
前記下側ローラと前記側面ローラをアームの両端に取り付け、前記アームの中央部を直角に折り曲げたL字型ガイドと、
前記L字型ガイドの中央部と連結して前記下側ローラと前記側面ローラを揺動自在とし、前記載置部の載置面よりも下方に配置した回転軸と、
を備えたことを特徴とするカセットの位置決めガイド装置。 - 請求項1に記載のカセットの位置決めガイド装置において、
前記L字型ガイドは、前記アームを付勢し、前記下側ローラを前記カセットの前記載置部の載置面より突出させるとともに、前記側面ローラを前記載置部より離間させる弾性体を備えたことを特徴とするカセットの位置決めガイド装置。 - 前記側面ローラおよび前記下側ローラは、ローラ外周の接線と平行な軸を中心に自由回転可能に取り付けられた複数の外周ローラを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカセットの位置決めガイド装置。
- 前記下側ローラと前記側面ローラと前記回転軸と前記外周ローラの少なくとも1つ以上にボールベアリングを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のカセットの位置決めガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
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- 2007-12-25 JP JP2007332668A patent/JP2009155000A/ja active Pending
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