JP2009154777A - 車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両前方の景色に対して行う重畳表示の表示位置の調整を、コストを抑制して行うことができる車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】 車両前方の景色に重畳させて虚像で重畳表示を行う車両用表示装置1において、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114のドアミラースイッチ111への操作を、切替部112で切り替えるようにして車両用表示装置1に割り当て、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114のドアミラースイッチ111への操作により重畳表示の位置を調整するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置の技術分野に属する。
従来では、フロントウインドシールドを介して運転者が見る前景に重畳させた表示を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−69776号公報(第2−11頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、このような車両前方の景色に対しての重畳表示を良好に行うには、ドライバのアイポイントの違いを考慮して表示位置を調整することが必要であり問題となっていた。これに対して、車室内にカメラを設置しアイポイントを画像処理により検出するものが考えられるがコストが問題となってしまっていた。
この点について詳しく説明する。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、車両前方の景色に対して行う重畳表示の表示位置の調整を、コストを抑制して行うことができる車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車両前方の景色に重畳させて虚像で重畳表示を行う車両用表示装置において、ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作を、切り替えるようにして車両用表示装置に割り当て、ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作により重畳表示の位置を調整することを特徴とする。
よって、本発明にあっては、車両前方の景色に対して行う重畳表示の表示位置の調整を、コストを抑制して行うことができる。
以下、本発明の車両用表示装置の表示位置調整方法及び車両用表示装置を実現する実施の形態を、請求項1,2,3,4に係る発明に対応する実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用表示装置のブロック構成を示す図である。
実施例1の車両用表示装置1は、レーザセンサ2、イメージセンサ3、車速センサ4、舵角センサ5、車体制御センサ6、演算判定装置7、表示制御装置8、表示位置調整装置9、表示投影部10、操作スイッチ部11、音声制御装置12、スピーカ部13を備えている。
レーザセンサ2は、例えばレーザレーダー等を車両の前方側へ発してその反射を検出することによって、車両の前方の障害物の有無や距離、位置を検出する。
イメージセンサ3は、撮像により、車両前方の障害物の有無や距離、位置を検出する。例として、車両の前方を撮像するよう設置したカメラと撮像した画像を画像処理する画像処理装置を組み合わせたものを挙げておく。
車速センサ4は、自車の走行速度を検出する。例として、ブレーキシステムで検出される車輪速から得られる車体速度、情報として取得する入力部を挙げておく。
舵角センサ5は、自車の操舵角度を検出する。例として、操舵系で操舵力のアシストのために検出するよう設けられ、あるいはブレーキシステムで設けられるものから、情報として舵角を取得する入力部を挙げておく。
車体制御センサ6は、車両の前後、上下の傾きを検出する。
演算判定装置7は、各種センサからの入力結果から、重畳表示の対象障害物の検出判定を行う。
表示制御装置8は、検出した対象障害物に基づいて表示内容を決定し、表示を行うために制御指示を出力する。
表示位置調整装置9は、操作スイッチ部11からの入力に従って、重畳表示の表示位置の調整を行う。
表示投影部10は、表示制御装置8から指示された表示内容を、表示位置調整装置9で調整された表示位置に表示する。なお、この表示は、車両前方の景色に重畳させて行う。詳細は後述する。
操作スイッチ部11は、車両前方の景色に重畳させる表示の表示位置を調整する操作入力部であり、ミラーの調整スイッチが兼ねる構成となっている。詳細は後述する。
音声制御装置12は、演算判定装置7による重畳表示の対象障害物の検出結果から、音声による警告等の内容を決定し、制御出力を行う。
スピーカ部13は、車室内に設置されたスピーカ部分であって、音声制御装置12の制御指令に従って音声を出力する。なお、スピーカ部13は、車室内のオーディオ装置のスピーカと兼用されるものであっても、別設したものであってもよい。
図2は実施例1の車両用表示装置の表示投影部の説明図である。
表示投影部10は、光源101、LCD102、反射部103、表示投影制御部104を備えている。
光源101は、LCD102の背後から投光を行い、表示画像に輝度を備えさせる。
LCD102は、表示投影制御部104のVRAM上のデータに基づいて、画像の表示を行う。
反射部103は、LCD102からの表示画像を反射してフロントウインドシールド106へ表示光を向かわせる。
表示投影制御部104は、LCD102の表示内容と光源101の制御を行う。
なお、表示投影部10の光源101、LCD102、反射部103、表示投影制御部104は、インストパネル105の内部に設けるようにし、インストパネル105の上面の一部には、表示光を通すための開口部を設ける。
図3は実施例1の操作スイッチ部のミラー操作機能に関するブロック構成を示す説明図である。
操作スイッチ部11は、左右ドアミラーの調整入力を行うものと兼用としたものである。実施例1における兼用するドアミラーの調整に関する構成は、ドアミラースイッチ111、切替部112、右側ドアミラー113、左側ドアミラー114を備えたものとなる。
ドアミラースイッチ111は、プッシュスイッチ111aとジョイスティックスイッチ111bを備え、ドアミラーの調整の際に操作入力を行うスイッチである。
プッシュスイッチ111aは、押し操作を検出するスイッチである。
ジョイスティックスイッチ111bは、方向入力を検出するスイッチである。
切替部112は、ジョイスティックスイッチ111bからの方向入力を、プッシュスイッチ111aからの押し入力なしの状態では、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114へ出力する。そして、プッシュスイッチ111aからの押し入力があると、ジョイスティックスイッチ111bからの方向入力を、表示位置調整装置9へ出力するよう切り替える。
右側ドアミラー113は、左右用ミラーモータ113aと上下用ミラーモータ113bを備えている。
左右用ミラーモータ113aは、右側ドアミラー113の反射向きを左右方向に駆動で変化させる。
上下用ミラーモータ113bは、右側ドアミラー113の反射向きを上下方向に駆動で変化させる。
左側ドアミラー114は、左右用ミラーモータ114aと上下用ミラーモータ114bを備えている。
左右用ミラーモータ114aは、右側ドアミラー113の反射向きを左右方向に駆動で変化させる。
上下用ミラーモータ114bは、右側ドアミラー113の反射向きを上下方向に駆動で変化させる。
図4は実施例1の操作スイッチ部の説明図である。
ドアミラースイッチ111は、図4に示すように、運転席側のインストパネル105のさらにドア側位置で、且つエンジンキー又はエンジンスタートスイッチの下方位置に設けられる。
このドアミラースイッチ111は、押し操作を検出するプッシュスイッチ111aと少なくとも4方向の多方向入力を検出するジョイスティックスイッチ111bを備えた構成である。このような押し操作と多方向操作を備えたスイッチの構造例として、特開平11−67016号公報を示す。
図5は表示位置調整装置の説明図である。
実施例1では、LCD102を、基板91に対して左右に設けたレール92により上下動自在にする。そして、LCD102に一体となるよう取り付けた調整モータ93の出力軸のピニオン94を上下に長くなるよう基板91に設けたラック95に係合させる構成である。なお、LCD102の後方の基板91の部分には、光源101からの投光と通過させるための開口部96を設ける構成である。
また、反射部103は、LCD102の上下位置の変化に対応して、充分に表示光の反射を行えるよう上下に余裕のある大きさにする。
作用を説明する。
[表示位置調整処理]
図6に示すのは、実施例1の車両用表示装置で実行される表示位置調整処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS1では、レーザセンサ2により障害物の検出を行なう。
ステップS2では、イメージセンサ3により障害物を認識する処理を行なう。 ステップS3では、車速センサ4、舵角センサ5、車体制御センサ6により、ステップS2、S3で検出した障害物の表示位置の補正値を算出する。
ステップS4では、ドアミラースイッチ111の操作中かどうかを判断し、操作中であるならばステップS7へ進み、操作中でないならばステップS5へ進む。
ステップS5では、表示投影部10の表示位置変更を行なう操作として、ドアミラースイッチ111へ押し操作が行われたかどうかを判断し、押し操作が行われた(プッシュスイッチ111aをクリック)ならばステップS8へ進み、押し操作が行われていないならばステップS6へ進む。
ステップS6では、表示投影部10の表示位置変更を行なう状態を解除する操作として、ドアミラースイッチ111へ押し操作が行われたかどうかを判断し、押し操作が行われた(プッシュスイッチ111aをクリック)ならばステップS11へ進み、押し操作が行われていないならばステップS10へ戻る。
[表示位置調整作用]
図7は実施例1の車両用表示装置のドアミラー調整時の重畳表示状態を示す説明図である。図8は実施例1の車両用表示装置のドアミラー調整時の重畳表示の調整時の重畳表示状態を示す説明図である。
実施例1の車両用表示装置では、車両前方の景色に重畳させた表示を行う。この重畳表示は、オンザシーンHUD(ヘッドアップディスプレイ)などと呼ばれているものである。そして、車両前方の障害物を検出し、その障害物をドライバに知らせるように重畳した表示を行うものである。また、音声制御装置12及びスピーカ部13により音声によっても警告や注意を促す警報を行うものである。
実施例1の車両用表示装置では、ドアミラーの調整機能により重畳表示の表示位置の調整を行なう。
まず、レーザセンサ2を車両の前方に照射し、その反射により重畳表示の対象障害物の有無、距離を検出し(ステップS1)、さらに、イメージセンサ3により障害物の形状を認識する(ステップS2)。
さらに、車速センサ4から得る車速情報、舵角センサ5から得る舵角情報、車体制御センサ6から得る車体傾度情報から、重畳表示の表示位置の補正値を得る(ステップS3)。これにより、車速や舵角、車体の傾度に合わせて重畳表示位置が補正され、より表示位置の適切な重畳表示が行なわれる。
そして、対象障害物の輪郭枠を表示可能にしておく。
この状態で、ドアミラースイッチ111の方向入力が行われたならば、切替部112はその入力を図3に示すように、右側ドアミラー113又は左側ドアミラー114に出力する。右側ドアミラー113と左側ドアミラー114の選択は、別に設ける選択スイッチ115(図4参照)により行われる。
そして、調整のための方向入力操作は、ジョイスティックスイッチ111bで検出され、例えば右側ドアミラー113が選択されていたならば、左右用ミラーモータ113a及び上下用ミラーモータ113bが駆動して、反射の向きが調整変更される。
さらに、このドアミラー調整状態においては、前方景色への重畳表示として、「スイッチを押下すると表示位置の調整可能」との操作ガイドメッセージを表示する(ステップS7、図7参照)。なお、この操作ガイドメッセージを消去するタイミングは、ドアミラー調整が終了し、ドアミラースイッチ111が中央位置へ戻った際とする。
この操作ガイドメッセージにより、ドアミラーの調整に連携して、表示位置の高さ調整を行うことをドライバに知らせることができる。
重畳表示の補正の状態で、ドアミラーの調整操作中でない状態(ステップS4)で、ドアミラースイッチ111を押す操作(プッシュ操作、クリック操作)を行なったならば、次のようになる。切替部112が、ドアミラースイッチ111の入力を右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114へ送る状態から、表示位置調整装置9へ送る状態に切り替える(ステップS5)。
そして、重畳表示の表示位置を調整する状態になったことを示すように、操作中ガイドメッセージとして、例えばヘッドアップディスプレイを示す「HUD」や「表示位置調整中」の表示等を表示する(ステップS8)。
次に、ステップS1、S2で検出した重畳表示の対象障害物の内、最も近傍の障害物201の輪郭枠203を重畳表示する(ステップS9、図8参照)。
表示位置の高さの調整を行うドライバは、この状態で、障害物201と輪郭枠203がズレなく重なる高さ位置となるように、ドアミラースイッチ111へ方向入力を行う。
すると、方向操作入力はドアミラースイッチ111のジョイスティックスイッチ111bで検出され、調整モータ93が駆動することによりLCD102が上下し、重畳表示高さの調整が行われる。
さらに、この調整時には、重畳表示位置の補正値を表示投影制御部104のROMへ書き込んで記憶し、その後の表示の際に用いるようにする。
重畳表示高さの調整が終了すると、ドアミラースイッチ111を押す操作を再度行うようにする(ステップS6)。すると、障害物201の輪郭枠203の表示、調整中を示す操作ガイドメッセージ等を消去し、調整中でないことをドライバに知らせる(ステップS11)。
また、このように重畳表示を表示しつつ行う調整は、ドライバに障害物の検知機能とその重畳表示が車両に備えられている高機能をアピールし、車両の価値感を高める。
実施例1では、このように、構成の追加を少なくして重畳表示の高さをドライバのアイポイントに良好に合わせるよう調整する。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用表示装置の表示位置調整方法にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)車両前方の景色に重畳させて虚像で重畳表示を行う車両用表示装置1において、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111への操作を、切替部112で切り替えるようにして車両用表示装置1に割り当て、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111への操作により重畳表示の位置を調整するため、車両前方の景色に対して行う重畳表示の表示位置の調整を、車両に既存の装置として設けられるドアミラースイッチ111への入力で、コストを抑制して行うことができる。
さらに、ドライバのアイポイントを検出するものに比較すると、ハード、ソフトの両面で、コストが有利である。また、コストに制限のあるなかでのアイポイント検出による表示位置の調整の精度も充分得ることが難しい。これに対して、実施例1では、コストを抑制して容易に重畳表示の位置調整を行うようにしている点で、コストや搭載スペース、搭載装置の信頼性等の要求の多い車両に対して現実的に可能な調整方法を提供することができる。
(2)上記(1)において、車両用表示装置1は、車両前方の対象障害物201を検出し、対象障害物201に重畳させて表示を行うものであり、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111への操作により重畳表示の位置を調整する際に、車両前方の対象障害物を検出し、対象障害物201を囲む輪郭枠203を重畳表示して、対象障害物201に輪郭枠203の位置を合わせるように調整を行うため、重畳表示の調整の目安を得て、容易に調整を行うことができ、調整の精度を良好にすることができ、且つ快適に行うことができる。
また、対象障害物201と輪郭枠203の表示によって、障害物の検出機能と、重畳表示を行う機能を車両が備えていることを、ドライバへ知らせることになるため、ドライバが車両の機能を充分に認識する機会を与えることになり、より良好な運転の実現に活用してもらうことができる。
(3)上記(1)又は(2)において、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111へ押す操作(プッシュ操作)を追加し、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111へ押す操作が行われると、車両用表示装置1の表示位置調整に切り替えるようにし、ドアミラーの調整操作中に、押す操作により車両用表示装置1の表示位置調整に切り替わることを重畳表示するため、ドアミラーの調整操作中に、表示により連携して、重畳表示の位置の調整が可能であることをドライバに充分に知らせることができ、そのドアミラースイッチ111に追加した操作で重畳表示の位置の調整へ切り替えるため、操作が簡素で快適に行うことができる。
また、ドアミラーの調整は、着座位置(ドライビングポジション)の調整として行われるため、この際に重畳表示位置の調整ができることをドライバに知らせ、調整を促すことは、その後の使用の際に表示ズレを気づくよりも非常に好ましい。
表示ズレによる煩わしさをドライバに感じさせることなく使用してもらうことができるからである。
(4)LCD102を備えた表示投影部10の表示光を車両のフロントウインドシールド106の部分で反射させて、虚像で表示を行い、且つ虚像の表示を車両前方の景色に重畳させる重畳表示を行う車両用表示装置1において、重畳表示の位置を駆動制御で変更する調整モータ93によりラック95、ピニオン94の作用で基板91に対してLCD102を上下させる表示位置調整装置9と、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111と、右側ドアミラー113及び左側ドアミラー114の左右用ミラーモータ113a,114a、上下用ミラーモータ113b,114bのドアミラースイッチ111への操作を、表示位置調整装置9への操作入力に切り替える切替部112を備えたため、車両前方の景色に対して行う重畳表示の表示位置の調整を、車両に既存の装置として設けられるドアミラースイッチ111への入力で、コストを抑制して行うことができる。
以上、本発明の車両用表示装置の表示位置調整方法を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例では、LCDを上下に移動させる調整構造を示したが、LCDの傾き角度を変化させる調整構造であってもよいし、LCDと反射部の両方の傾き角度を変化させる調整構造であってもよい。
また、実施例では、上下の調整のみを行うものとしたが、表示の左右方向の調整も行うものであってもよい。重畳表示の位置調整にあっては、ドライバの座高等の違いによるアイポイントの高さの違いの点が、最も調整を要求する点である。そのため、実施例では、上下の調整のみを行うものとした。
実施例1の車両用表示装置のブロック構成を示す図である。 実施例1の車両用表示装置の表示投影部の説明図である。 実施例1の操作スイッチ部のミラー操作機能に関するブロック構成を示す説明図である。 実施例1の操作スイッチ部の説明図である。 表示位置調整装置の説明図である。 実施例1の車両用表示装置で実行される表示位置調整処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の車両用表示装置のドアミラー調整時の重畳表示状態を示す説明図である。 実施例1の車両用表示装置のドアミラー調整時の重畳表示の調整時の重畳表示状態を示す説明図である。
符号の説明
1 車両用表示装置
2 レーザセンサ
3 イメージセンサ
4 車速センサ
5 舵角センサ
6 車体制御センサ
7 演算判定装置
8 表示制御装置
9 表示位置調整装置
10 表示投影部
101 光源
102 LCD
103 反射部
104 表示投影制御部
105 インストパネル
106 フロントウインドシールド
11 操作スイッチ部
111 ドアミラースイッチ
111a プッシュスイッチ
111b ジョイスティックスイッチ
112 切替部
113 右側ドアミラー
113a 左右用ミラーモータ
113b 上下用ミラーモータ
114 左側ドアミラー
114a 左右用ミラーモータ
114b 上下用ミラーモータ
115 選択スイッチ
12 音声制御装置
13 スピーカ部
91 基板
92 レール
93 調整モータ
94 ピニオン
95 ラック
96 開口部
201 障害物
202 (表示位置調整へ切替可能であることを示す)操作ガイドメッセージ
203 輪郭枠
204 (表示位置調整中を示す)操作ガイドメッセージ
h ドライバ

Claims (4)

  1. 車両前方の景色に重畳させて虚像で重畳表示を行う車両用表示装置において、
    ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作を、切り替えるようにして車両用表示装置に割り当て、
    ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作により重畳表示の位置を調整することを特徴とする車両用表示装置の表示位置調整方法。
  2. 請求項1に記載の車両用表示装置の表示位置調整方法において、
    前記車両用表示装置は、車両前方の対象障害物を検出し、前記対象障害物に重畳させて表示を行うものであり、
    ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作により重畳表示の位置を調整する際に、
    車両前方の対象障害物を検出し、前記対象障害物を囲む輪郭枠を重畳表示して、前記対象障害物に前記輪郭枠の位置を合わせるように調整を行う、
    ことを特徴とする車両用表示装置の表示位置調整方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用表示装置の表示位置調整方法において、
    前記ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部へ追加操作を追加し、
    前記ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部の前記追加操作が行われると、車両用表示装置の表示位置調整に切り替えるようにし、
    前記ドアミラーの調整操作中に、前記追加操作により車両用表示装置の表示位置調整に切り替わることを重畳表示する、
    ことを特徴とする車両用表示装置の表示位置調整方法。
  4. 表示器の表示光を車両のフロントウインドシールド部分で反射させて、虚像で表示を行い、且つ虚像の表示を車両前方の景色に重畳させる重畳表示を行う車両用表示装置において、
    前記重畳表示の位置を駆動制御で変更する表示位置調整手段と、
    ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部と、
    ドアミラーの反射方向調整装置の操作入力部への操作を、前記表示位置調整手段への操作入力に切り替える切替手段と、
    を備えた、
    ことを特徴とする車両用表示装置の表示位置調整方法。
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JP2010143343A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Calsonic Kansei Corp ヘッドアップディスプレイ機構
FR3052877A1 (fr) * 2016-06-17 2017-12-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de commande d'un affichage tete haute.

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