JP2009153674A - 超音波撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンパラメータ値を変更した場合にも、被検体中の推定最大MI値を所定の値に保つ超音波撮像装置を実現する。
【解決手段】最大駆動電圧最適化手段89により、被検体中の推定最大MI値が、設定された目標MI値を越えない最大の値となるような最大駆動電圧を求め、この最大駆動電圧を最大駆動電圧可変手段に設定することとしているので、オペレータは、スキャンパラメータ値を変更した場合にも、最大駆動電圧を再設定する手間をかけずに、造影剤を破壊することのない確実な造影剤検査を行うことを実現させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、造影剤が投与された被検体の撮像を行う超音波撮像装置に関する。
近年、超音波撮像装置を用いて、被検体に投与された造影剤を画像化することが行われている。造影剤を用いた超音波検査には、造影剤を破壊して、破壊の際に発生する超音波を観測するもの、あるいは造影剤を破壊せずに、造影剤に繰り返し超音波を照射し、その都度、造影剤から発生される反射超音波の高調波成分を観測するもの等がある。
造影剤は、高い音圧の超音波の照射により破壊される。従って、造影剤に繰り返し超音波を照射し、反射超音波を観測する際には、照射する超音波の音圧を破壊音圧以下に抑える必要がある。
被検体中の超音波音圧は、超音波キャビテーション(cavitation)による生体作用の指標であるMI(メカニカルインデックス)を用いて現される。MI値は、被検体中の超音波の負音圧に比例する量であり、被検体中の音圧を反映している(例えば、非特許文献1参照)。撮像を行う際のスキャンパラメータ(scan parameter)値等を用いて算出される被検体中の推定最大MI値は、表示画面に表示され、オペレータ(operator)は、この推定最大MI値が、造影剤を破壊する大きさを超えないように、圧電素子を駆動する際の最大駆動電圧の大きさを調整する。
日本電子機械工業会編、「改訂 医用超音波機器ハンドブック」、コロナ社、1997年1月20日、p.52〜58
しかしながら、上記背景技術によれば、撮像を行う際のスキャンパラメータ値を変更するごとに、最大駆動電圧の大きさを調整し直す必要があった。すなわち、電子フォーカス(focus)の焦点位置、開口幅等のスキャンパラメータ値が変更される場合に、被検体中に形成される最大音圧が変化するので、算出される表示画面の推定最大MI値も、変化する。
従って、オペレータは、スキャンパラメータ値の変更を行う場合には、同時に、推定最大MI値を一定に保つべく最大駆動電圧の再調整を行う必要があり、造影剤の検査を行う際の操作性を低下させる要因となっている。
これらのことから、スキャンパラメータ値を変更した場合にも、被検体中の推定最大MI値を所定の値に保つ超音波撮像装置をいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、スキャンパラメータ値を変更した場合にも、被検体中の推定最大MI値を所定の値に保つ超音波撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、造影剤が投与された被検体の撮像領域に超音波を照射し、前記撮像領域を描出する断層画像情報を取得する画像取得部と、前記画像取得部に設定されるスキャンパラメータ値情報および前記被検体内の推定音圧を示す指標である音圧パラメータの目標音圧パラメータ値を入力する入力部と、前記照射を行う際に、前記スキャンパラメータ値情報および前記超音波を発生させる圧電素子群の最大駆動電圧情報に基づいて、前記被検体内の推定最大音圧パラメータ値を算出する推定最大音圧パラメータ値算出手段と、前記スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、前記推定最大音圧パラメータ値算出手段を用いて算出される推定最大音圧パラメータ値および前記目標音圧パラメータ値を比較し、前記最大駆動電圧情報の最大駆動電圧値を最適化する最大駆動電圧最適化手段とを備える。
この第1の観点による発明では、スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、最大駆動電圧最適化手段により、推定最大音圧パラメータ値および目標音圧パラメータ値を比較し、最大駆動電圧情報の最適化を行う。
また、第2の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、造影剤が投与された被検体の撮像領域に超音波を照射し、前記撮像領域を描出する断層画像情報を取得する画像取得部と、前記画像取得部に設定されるスキャンパラメータ値情報および前記被検体内の目標MI値を入力する入力部と、前記照射を行う際に、前記スキャンパラメータ値情報および前記超音波を発生させる圧電素子群の最大駆動電圧情報に基づいて、前記被検体内の推定最大MI値を算出する推定最大MI値算出手段と、前記スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、前記推定最大MI値算出手段を用いて算出される推定最大MI値および前記目標MI値を比較し、前記最大駆動電圧情報の最大駆動電圧値を最適化する最大駆動電圧最適化手段とを備える。
この第2の観点による発明では、スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、最大駆動電圧最適化手段により、推定最大MI値および目標MI値を比較し、最大駆動電圧情報の最適化を行う。
また、第3の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第2の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記最大駆動電圧値を変化させ、前記推定最大MI値が前記目標MI値以下となるように最適化することを特徴とする。
この第3の観点の発明では、目標MI値が、造影剤が破壊されないMI値の上限値である場合に、最大駆動電圧を、造影剤を破壊しない電圧にする。
また、第4の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第3の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記圧電素子群の駆動電圧値を、推定最大MI値が前記目標MI値を越える過大電圧値から所定の電圧間隔を持って順次減少させる電圧値単調減少手段を備えることを特徴とする。
この第4の観点の発明では、電圧値単調減少手段により、最大駆動電圧値の大きい値から順に最適値を探す。
また、第5の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第4の観点に記載の超音波撮像装置において、前記入力部が、前記電圧間隔を設定する電圧間隔設定手段を備えることを特徴とする。
この第5の観点の発明では、最適化の精度および検索時間を、調整する。
また、第6の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第4または5の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記推定最大MI値が、前記目標MI値以下となる最初の最大駆動電圧値を、最適化された最大駆動電圧値とすることを特徴とする。
この第6の観点の発明では、推定最大MI値を、目標MI値以下で最も高い値とし、高い感度の断層画像情報を取得する。
また、第7の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第3の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記最大駆動電圧情報をなす、推定最大MI値が前記目標MI値を越える第1の最大駆動電圧値および前記第1の最大駆動電圧値より小さい電圧値の第2の最大駆動電圧値を備えることを特徴とする。
この第7の観点の発明では、最適化の変数として、第1の最大駆動電圧値および第2の最大駆動電圧値を用いる。
また、第8の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第7の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値を越える場合に、前記第2の最大駆動電圧値を新たに前記第1の最大駆動電圧値とし、前記第2の最大駆動電圧値の半分の値を、新たに前記第2の最大駆動電圧値とする電圧値反復設定手段を備えることを特徴とする。
この第8の観点の発明では、電圧値反復設定手段は、第2の最大駆動電圧値を、最適値に近いものとする。
また、第9の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第8の観点に記載の超音波撮像装置において、前記電圧値反復設定手段が、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値以下である場合に、前記第1の最大駆動電圧値および前記第2の最大駆動電圧値の平均値を、新たに前記第1の最大駆動電圧値とすることを特徴とする。
この第9の観点の発明では、電圧値反復設定手段は、第2の最大駆動電圧値を、最適値に近いものとする。
また、第10の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第9の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値以下であり、かつ前記目標MI値と前記第2の推定最大MI値との差分が目標MI閾値を越えない場合に、前記第2の最大駆動電圧値を、最適化された最大駆動電圧値とすることを特徴とする。
この第10の観点の発明では、目標MI値と第2の推定最大MI値との差分が目標MI閾値を越えないものを、最適値とする。
また、第11の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第10の観点に記載の超音波撮像装置において、前記入力部が、前記目標MI閾値を設定する目標MI閾値設定手段を備えることを特徴とする。
この第11の観点の発明では、最適化の精度を、調整する。
また、第12の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第2ないし11の観点のいずれか1つに記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記スキャンパラメータ値情報が異なる複数の撮像モードを用いて前記断層画像情報の取得を行う際に、前記撮像モードごとに前記最大駆動電圧値を最適化することを特徴とする。
この第12の観点の発明では、撮像モードごとに最大駆動電圧値の最適化を行い、造影剤の非破壊を、一層確実なものとする。
また、第13の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第12の観点に記載の超音波撮像装置において、前記入力部が、前記撮像モードごとの目標MI値情報を、入力することを特徴とする。
この第13の観点の発明では、目標MI値情報を、撮像モードごとに最適なものにする。
また、第14の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第13の観点に記載の超音波撮像装置において、前記撮像モードは、造影モードおよびBモードを含むことを特徴とする。
この第14の観点の発明では、撮像モードを、造影剤の撮像に適したものとする。
また、第15の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第14の観点に記載の超音波撮像装置において、前記入力部が、前記Bモードの目標MI値として、前記造影モードの目標MI値に乗じられる、1以下で0を越える値の安全係数を入力することを特徴とする。
この第15の観点の発明では、Bモードの撮像を行う際に、造影剤の非破壊を確実なものとする。
また、第16の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第14の観点に記載の超音波撮像装置において、前記入力部が、前記Bモードの目標MI値として、前記造影モードの目標MI値から差し引かれる所定値を入力することを特徴とする。
この第16の観点の発明では、Bモードの撮像を行う際に、造影剤の非破壊を確実なものとする。
また、第17の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第12の観点に記載の超音波撮像装置において、前記最大駆動電圧最適化手段が、前記目標MI値に基づいて、前記撮像モードごとのモード別目標MI値を自動的に算出する目標MI値算出手段を備えることを特徴とする。
この第17の観点の発明では、モード別目標MI値を、自動的に算出する。
また、第18の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第17の観点に記載の超音波撮像装置において、前記撮像モードが、造影モードおよびBモードを含むことを特徴とする。
この第18の観点の発明では、撮像モードを、造影剤の撮像に適したものとする。
また、第19の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第18の観点に記載の超音波撮像装置において、前記目標MI値算出手段が、前記目標MI値が造影モードに対するものである場合に、前記Bモードのモード別目標MI値を、1以下で0を越える値の安全係数を前記目標MI値に乗じて算出することを特徴とする。
また、第20の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第18の観点に記載の超音波撮像装置において、前記目標MI値算出手段が、前記目標MI値が造影モードに対するものである場合に、前記Bモードのモード別目標MI値を、前記目標MI値から所定値を差し引いて算出することを特徴とする。
本発明によれば、造影剤を用いた検査で、スキャンパラメータ値情報が変更される際に、圧電素子の最大駆動電圧を手動で再設定する手間を無くし、操作性の向上を計ると共に、この検査が、複数の撮像モード(mode)を含む場合にも、撮像モードごとに最大駆動電圧の最適化を行い、造影剤の非破壊を、一層確実なものにすることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる超音波撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
まず、本実施の形態にかかる超音波撮像装置100の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる超音波撮像装置100の全体構成を示すブロック(block)図である。この超音波撮像装置100は、探触子部101、画像取得部109、シネメモリ(cine memory)部104、画像表示制御部105、表示部106、入力部107および制御部108を含み、画像取得部109は、さらに送受信部102および受信信号処理部103を含む。
探触子部101は、超音波を送受信するための部分、つまり被検体1の撮像断面の特定方向に超音波を繰り返し照射し、被検体1の内部から反射される超音波信号を、時系列的な音線として受信する。また、探触子部101は、超音波の照射方向を順次切り替えながら電子走査を行う。探触子部101の内部には、図示しない圧電素子が、アレイ(array)状に配列されている。
送受信部102は、探触子部101と同軸ケーブル(cable)によって接続され、探触子部101の圧電素子を駆動するための電気信号および受信した超音波信号の初段増幅を行う。送受信部102は、最大駆動電圧可変手段12を含む。最大駆動電圧可変手段12は、制御部108からの制御信号に応じて、圧電素子を駆動する最大駆動電圧を変化させる。従って、最大駆動電圧可変手段12は、被検体に照射される超音波の最大音圧を変化させる。なお、制御部108は、入力部107から設定されるパワーレベル(power level)PLの値に基づいて、この最大駆動電圧を決定する。
受信信号処理部103は、送受信部102を駆動する電気信号の形成および送受信部102で増幅された超音波信号から、Bモード画像情報等の断層画像情報を形成する。特に、被検体1に造影剤が投与される場合には、スキャンパラメータ値が造影剤の撮像に最適化された造影モード処理を行い、造影モード画像情報の取得を行う。
受信信号処理部103は、超音波の送信の場合に、送信信号を遅延させ焦点位置に焦点を結ばせる。受信信号処理部103は、超音波の受信の場合に、受信した超音波信号の遅延加算処理、A/D(analog/digital)変換処理、変換した後のデジタル(digital)情報を断層画像情報として、後述のシネメモリ部104に書き込む処理等を行う。
シネメモリ部104は、造影モード処理で生成される断層画像情報等を蓄積するためのシネメモリ(memory)である。特に、シネメモリ部104は、時間的に変化する断層画像情報を、撮像領域の一枚の断層画像情報を示すフレーム(frame)を最小単位として、取得が行われた時間情報と共に保存する。
画像表示制御部105は、受信信号処理部103で生成された断層画像情報等の表示フレームレート(frame
rate)変換、カラー(colour)表示制御、並びに、断層画像情報の表示画像の形状や位置制御を行う。また、画像表示制御部105は、断層画像情報等の表示画像上での関心領域を示すROI(Region
Of Interest)等の表示も行う。
表示部106は、CRT(cathode ray tube)あるいはLCD(liquid crystal display)等を用いて、画像表示制御部105から出力された画像情報を、オペレータに対して可視表示する。表示部106は、画像表示制御部105からの指示により、カラー表示を行うこともできる。
制御部108は、入力部107から与えられた操作入力信号および予め記憶したプログラム(program)やデータ(data)に基づいて、上述した超音波撮像装置100各部の動作を制御し、表示部106に断層画像情報であるBモード画像等を表示する。なお、制御部108については、後に詳述する。
入力部107は、キーボード(keyboard)およびポインティングデバイス(pointing device)等からなり、オペレータにより、撮像モードを選択する操作入力信号および撮像を行う際のスキャンパラメータ値等が入力され、制御部108にこれらの情報を送信する。
図2は、入力部107の一例を示す説明図である。入力部107は、キーボード70、TGC(Time Gain Controller)71、ニューペイシェントキー(New Patient Key)等を含む患者指定部72、トラックボール(track ball)等を含み、ROI等の関心領域設定手段でもある計測入力部73、撮像モード設定手段78および目標MI値設定手段74を含む。
TGC71は、表示される断層画像情報の深さ方向の利得を調整し、患者指定部72は、新たな被検体の撮像を行う場合に選択されるキー(key)を含み、計測入力部73は、表示部106に関心領域を設定する際の、関心領域の形状、位置および大きさ等を設定するキー、並びに設定された関心領域の画素値等の計測を行う機能を有し、目標MI値設定手段74は、造影剤を用いた撮像を行う場合に、造影剤が破壊されない音圧の上限値である非破壊音圧情報等を入力する。
目標MI値設定手段74は、非破壊音圧選択キー75、シフト電圧間隔選択キー76、目標MI閾値設定キー79および数値入力ボリューム(volume)77からなる。非破壊音圧選択キー75がオン(on)にされる場合には、数値入力ボリューム77から入力される数値情報は、MIを用いた造影剤の非破壊音圧の上限値を示すものである。シフト電圧間隔選択キー76がオンにされる場合には、数値入力ボリューム77から入力される数値情報は、後述する最大駆動電圧最適化手段の電圧単調減少手段において用いられる、最大駆動電圧の変化幅ΔVの値を示すものとなる。目標MI閾値設定キー79がオンにされる場合には、数値入力ボリューム77から入力される数値情報は、後述する目標MI値と推定最大MI値の差分の大きさを判定する目標MI閾値δとなる。
撮像モード設定手段78は、造影モード、Bモード等の撮像モードを選択するもので、撮像モードごとにキーが存在し、押されたキーの撮像モードが実行される。また、このキーの選択に同期して、目標MI値設定手段74の各キー入力も、選択された撮像モードに対するものとなる。
図3は、制御部108の構成を示すブロック図である。制御部108は、画像取得制御部88、最大駆動電圧最適化手段89および推定最大MI値算出手段87を含む。
画像取得制御部88は、入力部107からの撮像モード指定情報、最大駆動電圧情報、焦点位置情報、駆動周波数情報等のスキャンパラメータ値情報に基づいて、超音波スキャンを行い、断層画像情報を取得する。
推定最大MI値算出手段87は、スキャンパラメータ値情報および最大駆動電圧情報に基づいて、被検体1中の推定最大MI値PMIを算出する。ここで、推定最大MI値の算出方法について述べる。MIは、被検体1の中の音圧を示す指標で、被検体1の組織部における負音圧Pr3(Mpa;メガパスカル)とは、
MI=Pr3/f1/2
の関係を有する。ここで、f(MHz;メガヘルツ)は、超音波の中心周波数である。この関係から、Pr3の値を用いてMIの値が算出される。
組織中の負音圧Pr3は、水中における負音圧Prと換算係数kを用いて、
Pr3=k×Pr
の関係を有する。この関係から、水中の負音圧Prの値を用いてPr3の値が算出される。
水中の負音圧Prは、水中で正弦的に変化する音圧の音圧振幅Pmとは、
Pr=Pm−Ps
の関係を有する。ここで、Psは、静圧(通常1気圧)である。この関係から、水中の音圧振幅Pmを用いて、水中の負音圧Psの値が算出される。
水中の音圧振幅Pmは、スキャンパラメータ値および実験的に計測される水中の音圧分布から求められる。所定のスキャンパラメータ値のもとでの水中の音圧振幅Pmの分布は、例えば水中に設置されたハイドロフォン(hydrophone)の移動等により、予め実験的に求められる。これら音圧振幅Pmの分布情報は、入力部107からの手入力またはROM等に書き込まれた不揮発性の情報として、予め推定最大MI値算出手段87に設定される。
図4は、取得される音圧分布関数の一例を示す説明図である。探触子部101から被検体1内に向かう深さ方向を横軸(z軸)とし、照射される超音波が示す音圧振幅Pmを縦軸としている。ここで、横軸をなすz軸は、被検体1と接触する探触子部101の表面を原点とする。深さ方向の音圧分布は、焦点位置FDの近傍位置において、最大音圧PMaxを示し、その後は徐々に音圧を下げていく。推定最大MI値算出手段87は、この最大音圧PMaxから、上述した換算式を用いて推定最大MI値PMIを算出する。なお、上述したMI、Pr3、Pr等の音圧パラメータを用いた場合の分布関数も、音圧振幅Pmを用いた場合と全く同様である。
図4に示した様な音圧分布情報Pm(Z)は、スキャンパラメータ値の変化により変化する。音圧分布を変化させるスキャンパラメータ値としては、探触子部101の共振周波数等を含む探触子情報Ty、走査方向に行われる電子フォーカスの焦点位置FD、走査方向に同時駆動される圧電素子数を示す開口幅AW、アポダイゼーション(apodization)情報APおよび圧電素子を駆動する最大駆動電圧MV等が存在する。これらスキャンパラメータ値により、実験的に求められた音圧分布情報Pm(Z)および最大MI値は、適正なものに補正される。この推定最大MI値PMIは、この補正関数をfとすると、
PMI=f(MV、Ty、FD、AW、AP、・・・)
と現せる。なお、補正関数fは、複雑な関数形を有し、右側の演算部から、左側のPMIを求めることは容易であるが、PMIを独立変数として、右側演算部の1つの変数、例えば最大駆動電圧MVを決定することは容易でない。
図3に戻り、最大駆動電圧最適化手段89は、上述した補正関数fを用いて、最大駆動電圧MVを最適化する。この最適化では、推定最大MI値PMIが、目標MI値以下で最大となる場合の最大駆動電圧MVを求める。この最大駆動電圧MVでは、被検体1中の音圧が、造影剤の非破壊音圧の上限を示す目標MI値を越えることが無く、造影剤の破壊を防止すると共に、この条件のもとでの最大感度の断層画像情報を取得する。
最大駆動電圧最適化手段89は、電圧値単調減少手段81および電圧値反復設定手段82を含む。電圧値単調減少手段81および電圧値反復設定手段82は、最大駆動電圧DVを最適化する際の異なる2つ方法を含むものであり、いずれか1つの方法が選択および実行される。なお、電圧値単調減少手段81および電圧値反復設定手段82の機能および動作については、以下に示す制御部108の動作のところで詳細に説明する。
つぎに、本実施の形態にかかる制御部108の動作について説明する。図5は、制御部108の動作を示すフローチャート(flowchart)である。まず、オペレータは、入力部107の目標MI値設定手段74を用いて、造影剤の非破壊音圧の上限を示す目標MI値を入力する(ステップS501)。ここで、オペレータは、電圧値単調減少手段81を用いて最大駆動電圧の最適化を行う場合には、同時に最大駆動電圧を変化させる際の変化幅であるシフト電圧間隔ΔVを、シフト電圧間隔選択キー76を選択し、値を入力する。
その後、オペレータは、撮像を行う際のスキャンパラメータ値を設定する(ステップS502)。ここで、オペレータは、造影剤を描出するのに最適な、焦点位置、開口幅等を設定する。
その後、最大駆動電圧最適化手段89は、設定された目標MI値およびスキャンパラメータ値を用いて、最大駆動電圧最適化処理を行う(ステップS503)。図6は、電圧値単調減少手段81を用いた場合の最大駆動電圧最適化処理を示すフローチャートである。まず、電圧値単調減少手段81は、最大駆動電圧を示す電圧変数であるVCに、最大駆動電圧可変手段12に設定可能な最大駆動電圧上限値を設定する(ステップS601)。
その後、電圧値単調減少手段81は、電圧変数であるVCから、目標MI値設定手段74を用いて入力されたシフト電圧間隔ΔVを差し引いた値を、新たな電圧変数VCとして設定する(ステップS602)。ここで、目標MI値設定手段74を用いて入力されたシフト電圧間隔ΔVは、最大駆動電圧上限値に対して1%〜数%程度の電圧間隔が設定され、最適化の精度および演算時間を考慮して決定される。
その後、最大駆動電圧最適化手段89は、電圧変数VCの値の情報を、推定最大MI値算出手段87に送信し、推定最大MI値PMIを算出する(ステップS603)。そして、最大駆動電圧最適化手段89は、算出された推定最大MI値の情報を、推定最大MI値算出手段87から電圧値単調減少手段81に返信する。
その後、電圧値単調減少手段81は、算出された推定最大MI値が、目標MI値よりも大きいかどうかを判定する(ステップS604)。電圧値単調減少手段81は、推定最大MI値が目標MI値よりも大きい場合には(ステップS604肯定)、造影剤が破壊されることになるので、ステップS602に移行し、さらに電圧変数VCの値をシフト電圧間隔ΔVだけ減少し、ステップS603、604を繰り返し行う。
また、電圧値単調減少手段81は、推定最大MI値が目標MI値以下である場合には(ステップS604否定)、造影剤が破壊されることはないので、この電圧変数VCの値を、最大駆動電圧の値とする(ステップS605)。そして、電圧値単調減少手段81は、この最大駆動電圧の値を、最大駆動電圧可変手段12の最大駆動電圧として設定する(ステップS606)。
なお、この最大駆動電圧の値は、推定最大MI値を、目標MI値以下にすると共に、電圧変数VCをシフト電圧間隔ΔVで変化させる際に、目標MI値以下で最大の推定最大MI値とするものである。
図7は、最大駆動電圧の設定を行う迄の処理を模式的に示した模式図である。左側の縦軸は、電圧変数VCの値を示し、右側の縦軸は、関数fを用いて求まる推定最大MI値PMIを示している。なお、これらの軸は、共に上方に行くほど大きな値となり、関数fは、電圧変数VCの増加に伴い、推定最大MI値も増加する単調増加関数である。当初、電圧変数VCは、最大駆動電圧上限値に近い値を用いて、推定最大MI値を算出する。その後、徐々に電圧変数VCの値を減らし、推定最大MI値が目標MI値以下になった最初の最大駆動電圧の値を、最大駆動電圧可変手段12の設定値とする。
また、上述したステップS503の最大駆動電圧最適化処理では、電圧値単調減少手段81を用いた例を示したが、代わりに電圧値反復設定手段82を用いて、最大駆動電圧最適化処理を行うこともできる。図8は、電圧値反復設定手段82を用いた場合の最大駆動電圧最適化処理を示すフローチャートである。
まず、電圧値反復設定手段82は、初期値として第1の最大駆動電圧V1および第1の最大駆動電圧V1より小さい第2の最大駆動電圧V2を設定する(ステップS801)。ここで、第1の最大駆動電圧V1は、例えば、最大駆動電圧可変手段12が有する最大駆動電圧上限値とされ、第2の最大駆動電圧V2は、最大駆動電圧上限値の半分の値とされる。そして、最大駆動電圧最適化手段89は、第2の最大駆動電圧V2を、推定最大MI値算出手段87に送信する。
その後、推定最大MI値算出手段87は、第2の最大駆動電圧V2の値を用いて、推定最大MI値PMIを算出する(ステップS802)。この推定最大MI値は、電圧値反復設定手段82に返信され、電圧値反復設定手段82は、推定最大MI値が、目標MI値よりも大きいかどうかを判定する(ステップS803)。電圧値反復設定手段82は、推定最大MI値が、目標MI値よりも大きい場合には(ステップS803肯定)、第2の最大駆動電圧V2の値を、新たに第1の最大駆動電圧V1の値とし(ステップS804)、第2の最大駆動電圧V2の値の半分の値を、新たに第2の最大駆動電圧V2の値とし(ステップS805)、ステップS802に移行する。
図9(A)は、ステップS803〜S805の処理を模式的に示した、図7と同様の模式図である。図9(A)の左側の縦軸は、電圧変数V1,V2の値を示し、右側の縦軸は、推定最大MI値を示している。電圧変数の1つの値に対して、1つの推定最大MI値が、関数fを用いて算出される。図9(A)は、ステップS803肯定の場合に行う処理を示したものである。電圧変数V2の推定最大MI値が、目標MI値を越える場合には、第2の最大駆動電圧V2を新たに第1の最大駆動電圧V1とし、第2の最大駆動電圧V2の半分の値を、新たに第2の最大駆動電圧V2の値とする。
また、図8に戻り、電圧値反復設定手段82は、推定最大MI値が、目標MI値以下である場合には(ステップS803否定)、目標MI値から推定最大MI値を差し引いた誤差が、設定された目標MI閾値δの内にあるかどうかを判定する(ステップS806)。ここで、目標MI閾値δは、予め設定される経験値で、この値が小さくなる程推定最大MI値が目標MI値に近くなり、取得される断層画像情報が有する感度を、高くすることができる。一方で、第2の最大駆動電圧V2を最適化するのに必要とされる演算時間は、長くなる。
電圧値反復設定手段82は、目標MI値から推定最大MI値を差し引いた誤差が、目標MI閾値δの内に無い場合には(ステップS806否定)、第1の最大駆動電圧V1および第2の最大駆動電圧V2の平均値を、新たに第2の最大駆動電圧V2の値とし(ステップS807)、ステップS802に移行する。
図9(B)は、ステップS803、ステップS806、ステップS807の処理を模式的に示す、図9(A)と同様の模式図である。図9(B)の左側の縦軸は、電圧変数V1,V2の値を示し、右側の縦軸は、推定最大MI値を示している。電圧変数の1つの値に対して、1つの推定最大MI値が、関数fを用いて算出される。図9(B)は、ステップS803およびステップS806が否定の場合に行われる処理を示したものである。すなわち、図9(B)は、電圧変数V2の推定最大MI値が、目標MI値以下である場合に、目標MI値から推定最大MI値を差し引いた誤差が、目標MI閾値δの内にあるかどうかを判定し、この判定結果が目標MI閾値δの誤差範囲に含まれない場合には、第1の最大駆動電圧V1および第2の最大駆動電圧V2の平均値を、新たに第2の最大駆動電圧V2の値とする例を図示している。
また、図8に戻り、電圧値反復設定手段82は、目標MI値から推定最大MI値を差し引いた誤差が、目標MI閾値δの内にある場合には(ステップS806肯定)、第2の最大駆動電圧V2の値を、求める最大駆動電圧の値とし(ステップS808)、この値を、最大駆動電圧可変手段12に最大駆動電圧の値として設定し(ステップS809)、この最大駆動電圧最適化処理を終了する。
その後、図5に戻り、オペレータは、造影剤を被検体1に投与した後に撮像を行い(ステップS504)、本処理を終了する。
上述してきたように、本実施の形態では、最大駆動電圧最適化手段89により、推定最大MI値が、設定された目標MI値を越えない最大の値となるような最大駆動電圧を求め、この最大駆動電圧を最大駆動電圧可変手段12に設定することとしているので、オペレータは、スキャンパラメータ値を変更した場合にも、最大駆動電圧を再設定する手間をかけずに、造影剤を破壊することのない確実な造影剤検査を行うことができる。
また、本実施の形態では、最大駆動電圧最適化手段89は、オペレータが設定した特定の撮像モードに対して、最大駆動電圧最適化処理を行うこととしたが、複数の撮像モードが混在する場合にも同様に行うことができる。しかし、撮像モードごとにスキャンパラメータ値が異なる場合が存在するので、最適化は、撮像モードごとに行われる。例えば、造影剤の撮像を行うフェーズインバージョン(phase inversion)法および造影剤の背景画像情報を取得するBモードを用いた走査を交互に行い、一枚の断層画像情報を取得する場合には、撮像モードごとのスキャンパラメータ値を用いて、撮像モードごとに最大駆動電圧の最適化を行う。
また、上述した複数の撮像モードが混在する場合には、設定される目標MI値を、撮像モードごとに異なるものとすることもできる。例えば、背景画像を取得する目的で行うBモードの撮像では、造影剤の破壊を確実に防止するために、フェーズインバージョン法等の造影モードで設定される目標MI値よりも小さい目標MI値を、設定することもできる。
この場合、目標MI値設定手段74は、撮像モード設定手段78により選択される撮像モードの目標MI値を、数値入力ボリューム77から入力する。数値入力ボリューム77から入力される数値情報は、例えば造影モードで設定された目標MI値に乗算される0<k≦1.0の値を有する安全係数値k、あるいは造影モードで設定された目標MI値から差し引かれる所定のMI値とすることができる。
また、上述した複数の撮像モードが混在する場合には、撮像モードごとのモード別目標MI値を、自動的に算出し、設定することもできる。この場合、最大駆動電圧最適化手段89は、目標MI値算出手段を有し、目標MI値算出手段は、予め設定される目標MI値から、撮像モードごとのモード別目標MI値を、自動的に算出する。撮像モードが造影モードおよびBモードを含み、予め設定される目標MI値が造影モードに対するものである場合には、目標MI値算出手段は、目標MI値に、上述した安全係数kを乗じた値または所定のMI値を差し引いた値を、Bモードのモード別目標MI値とする。
また、本実施の形態では、MIを用いて最適化処理を行ったが、全く同様に、上述した負音圧Pr3、Prまたは音圧振幅Pm等の、被検体1中の音圧の指標となる音圧パラメータ(parameter)を用いて最適化を行うこともできる。
超音波撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる入力部の外観を示す外観図である。 実施の形態にかかる制御部の構成を示すブロック図である。 深さ方向の音圧分布の一例を示す説明図である。 実施の形態にかかる制御部の動作を示すフローチャートである。 電圧値単調減少手段を用いた最大駆動電圧最適化処理の動作を示すフローチャートである。 電圧値単調減少手段の動作を模式的に示した説明図である。 電圧値反復設定手段を用いた最大駆動電圧最適化処理の動作を示すフローチャートである。 電圧値反復設定手段の動作を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 被検体
12 最大駆動電圧可変手段
70 キーボード
72 患者指定部
73 計測入力部
74 目標MI値設定手段
75 非破壊音圧選択キー
76 シフト電圧間隔選択キー
77 数値入力ボリューム
78 撮像モード設定手段
81 電圧値単調減少手段
82 電圧値反復設定手段
87 推定最大MI値算出手段
88 画像取得制御部
89 最大駆動電圧最適化手段
100 超音波撮像装置
101 探触子部
102 送受信部
103 受信信号処理部
104 シネメモリ部
105 画像表示制御部
106 表示部
107 入力部
108 制御部
109 画像取得部

Claims (20)

  1. 造影剤が投与された被検体の撮像領域に超音波を照射し、前記撮像領域を描出する断層画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部に設定されるスキャンパラメータ値情報および前記被検体内の推定音圧を示す指標である音圧パラメータの目標音圧パラメータ値を入力する入力部と、
    前記照射を行う際に、前記スキャンパラメータ値情報および前記超音波を発生させる圧電素子群の最大駆動電圧情報に基づいて、前記被検体内の推定最大音圧パラメータ値を算出する推定最大音圧パラメータ値算出手段と、
    前記スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、前記推定最大音圧パラメータ値算出手段を用いて算出される推定最大音圧パラメータ値および前記目標音圧パラメータ値を比較し、前記最大駆動電圧情報の最大駆動電圧値を最適化する最大駆動電圧最適化手段と、
    を備える超音波撮像装置。
  2. 造影剤が投与された被検体の撮像領域に超音波を照射し、前記撮像領域を描出する断層画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部に設定されるスキャンパラメータ値情報および前記被検体内の目標MI値を入力する入力部と、
    前記照射を行う際に、前記スキャンパラメータ値情報および前記超音波を発生させる圧電素子群の最大駆動電圧情報に基づいて、前記被検体内の推定最大MI値を算出する推定最大MI値算出手段と、
    前記スキャンパラメータ値情報が変更されるごとに、前記推定最大MI値算出手段を用いて算出される推定最大MI値および前記目標MI値を比較し、前記最大駆動電圧情報の最大駆動電圧値を最適化する最大駆動電圧最適化手段と、
    を備える超音波撮像装置。
  3. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記最大駆動電圧値を変化させ、前記推定最大MI値が前記目標MI値以下となるように最適化することを特徴とする請求項2に記載の超音波撮像装置。
  4. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記圧電素子群の駆動電圧値を、推定最大MI値が前記目標MI値を越える過大電圧値から所定の電圧間隔を持って順次減少させる電圧値単調減少手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の超音波撮像装置。
  5. 前記入力部は、前記電圧間隔を設定する電圧間隔設定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の超音波撮像装置。
  6. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記推定最大MI値が、前記目標MI値以下となる最初の最大駆動電圧値を、最適化された最大駆動電圧値とすることを特徴とする請求項3または5に記載の超音波撮像装置。
  7. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記最大駆動電圧情報をなす、推定最大MI値が前記目標MI値を越える第1の最大駆動電圧値および前記第1の最大駆動電圧値より小さい電圧値の第2の最大駆動電圧値を備えることを特徴とする請求項3に記載の超音波撮像装置。
  8. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値を越える場合に、前記第2の最大駆動電圧値を新たに前記第1の最大駆動電圧値とし、前記第2の最大駆動電圧値の半分の値を、新たに前記第2の最大駆動電圧値とする電圧値反復設定手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の超音波撮像装置。
  9. 前記電圧値反復設定手段は、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値以下である場合に、前記第1の最大駆動電圧値および前記第2の最大駆動電圧値の平均値を、新たに前記第1の最大駆動電圧値とすることを特徴とする請求項8に記載の超音波撮像装置。
  10. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記第2の最大駆動電圧値を用いて算出された第2の推定最大MI値が前記目標MI値以下であり、かつ前記目標MI値と前記第2の推定最大MI値との差分が目標MI閾値を越えない場合に、前記第2の最大駆動電圧値を、最適化された最大駆動電圧値とすることを特徴とする請求項9に記載の超音波撮像装置。
  11. 前記入力部は、前記目標MI閾値を入力する目標MI閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の超音波撮像装置。
  12. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記スキャンパラメータ値情報が異なる複数の撮像モードを用いて前記断層画像情報の取得を行う際に、前記撮像モードごとに前記最大駆動電圧値を最適化することを特徴とする請求項2ないし11のいずれか1つに記載の超音波撮像装置。
  13. 前記入力部は、前記撮像モードごとの目標MI値情報を、入力することを特徴とする請求項12に記載の超音波撮像装置。
  14. 前記撮像モードは、造影モードおよびBモードを含むことを特徴とする請求項13に記載の超音波撮像装置。
  15. 前記入力部は、前記Bモードの目標MI値として、前記造影モードの目標MI値に乗じられる、1以下で0を越える値の安全係数を入力することを特徴とする請求項14に記載の超音波撮像装置。
  16. 前記入力部は、前記Bモードの目標MI値として、前記造影モードの目標MI値から差し引かれる所定値を入力することを特徴とする請求項14に記載の超音波撮像装置。
  17. 前記最大駆動電圧最適化手段は、前記目標MI値に基づいて、前記撮像モードごとのモード別目標MI値を自動的に算出する目標MI値算出手段を備えることを特徴とする請求項12に記載の超音波撮像装置。
  18. 前記撮像モードは、造影モードおよびBモードを含むことを特徴とする請求項17に記載の超音波撮像装置。
  19. 前記目標MI値算出手段は、前記目標MI値が造影モードに対するものである場合に、前記Bモードのモード別目標MI値を、1以下で0を越える値の安全係数を前記目標MI値に乗じて算出することを特徴とする請求項18に記載の超音波撮像装置。
  20. 前記目標MI値算出手段は、前記目標MI値が造影モードに対するものである場合に、前記Bモードのモード別目標MI値を、前記目標MI値から所定値を差し引いて算出することを特徴とする請求項18に記載の超音波撮像装置。
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