JP2009153253A - 真空搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作が容易で安価な装置構成とすることができ、かつ、できる限り大きな出力トルクを得ることができる真空搬送装置を提供する。
【解決手段】仕切り壁10より上方の真空空間内においてワークを搬送させる搬送機構2と、この搬送機構2を駆動するために鉛直軸周りに回転可能であり、仕切り壁10を貫通して延びる駆動軸11〜13とを備えた真空搬送装置Aであって、駆動軸11〜13は、仕切り壁10より下方に配置されたダイレクトドライブモータ部14〜16によって回転駆動させられるようになっており、仕切り壁10と駆動軸11との間には、真空シール31が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、たとえば平板状の液晶パネルなどといったワークを真空空間内において水平に搬送するための真空搬送装置に関する。
この種の真空搬送装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この真空搬送装置は、真空空間内においてワークを水平移動させるリンクアーム機構と、このリンクアーム機構を鉛直軸周りに回転させるための外側回転軸および内側回転軸と、これら回転軸の外周面に環状に設けられた複数のロータ(磁石)と、複数のロータと対向するように環状に設けられた複数の電磁ステータと、真空空間に対する隔壁となり、ロータと電磁ステータとの間を仕切るように設けられたカンシールとを有して構成されている。ロータおよび電磁ステータは、いわゆるダイレクトドライブモータの主要部品として構成される。このようなダイレクトドライブモータの磁気的動力により、外側回転軸および内側回転軸は、減速機を介することなく直接回転させられる。このダイレクトドライブモータにおいては、ロータの配置箇所が真空空間に通じている一方、カンシールの側壁によって電磁ステータの配置箇所が真空空間と仕切られている。
特開2001−112223号公報
しかしながら、上記従来の真空搬送装置では、カンシールの側壁を高真空度にも対応するように厚みを大きくすれば、ロータと電磁ステータとの離間距離が長くなるので、ダイレクトドライブモータの出力トルクが減少することになる。その一方、カンシールの側壁の厚みをできる限り薄くすると、ロータと電磁ステータとの離間距離にばらつきが生じやすくなるため、寸法精度が高くて比較的高価なカンシールを製作する必要があった。つまり、従来の真空搬送装置では、大気中で使用するダイレクトドライブモータよりも高精度な仕様のダイレクトドライブモータを組み込まなければならず、これにより装置全体としても製作が困難で高価になるという難点があった。
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、製作が容易で安価な装置構成とすることができ、かつ、できる限り大きな出力トルクを得ることができる真空搬送装置を提供することをその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用している。
本発明により提供される真空搬送装置は、仕切り壁より上方の真空空間内においてワークを搬送させる搬送機構と、この搬送機構を駆動するために鉛直軸周りに回転可能であり、上記仕切り壁を貫通して延びる駆動軸と、を備えた真空搬送装置であって、上記駆動軸は、上記仕切り壁より下方に配置されたダイレクトドライブモータ部によって回転駆動させられるようになっており、上記仕切り壁と上記駆動軸との間には、真空シールが設けられていることを特徴としている。
好ましくは、上記搬送機構は、ワークを水平方向に移動させるリンクアーム機構であり、上記駆動軸は、上記リンクアーム機構を全体的に旋回させるためる中空状の第1駆動軸と、この第1駆動軸の内部を貫通するように配置され、上記リンクアーム機構の一部を変形駆動するための第2駆動軸とを含んでいるとともに、上記第1駆動軸は、第1のダイレクトドライブモータ部によって、上記第2駆動軸は、上記第1のダイレクトドライブモータ部の下方に積層状に配置された第2のダイレクトドライブモータ部によって、それぞれ回転駆動させられるようになっており、上記仕切り壁と上記第1駆動軸との間には、第1の真空シールが設けられているとともに、上記第1駆動軸の内周と上記第2駆動軸の外周との間には、第2の真空シールが設けられている。
好ましくは、上記駆動軸は、中空状とした上記第2駆動軸の内部を貫通するように配置され、上記リンクアーム機構の一部を変形駆動するための第3駆動軸をさらに含んでいるとともに、この第3駆動軸は、上記第2のダイレクトドライブモータ部の下方に積層状に配置された第3のダイレクトドライブモータ部によって回転駆動させられるようになっており、上記第2駆動軸の内周と上記第3駆動軸の外周との間には、第3の真空シールが設けられている。
好ましくは、上記ダイレクトドライブモータ部は、上記駆動軸の外周に設けられた複数の磁石と、これらの磁石と対向するように環状に配置された複数の電磁ステータとによって構成されている。
好ましくは、上記ダイレクトドライブモータ部の配置箇所近傍には、上記駆動軸の回転位置を検出するための回転位置検出手段が設けられている。
好ましくは、上記真空シールは、磁性流体シールである。
好ましくは、上記リンクアーム機構は、平行四辺形リンク機構を組み合わせたものである。
このような構成によれば、たとえば磁性流体シールからなる真空シールによってダイレクトドライブモータ部が真空空間と仕切られるので、カンシールなどを要することなくダイレクトドライブモータ部を容易に構成することができ、ひいては製作が容易で安価な装置構成とすることができる。たとえば、ダイレクトドライブモータ部を構成する磁石と電磁ステータとの間には、真空空間と仕切るための隔壁などといった部材が存在せず、ダイレクトドライブモータ部全体が大気圧下に配置されるため、これら磁石と電磁ステータとの離間距離をできる限り詰めることができ、これによりできる限り大きな出力トルクを得ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1〜5は、本発明が適用された真空搬送装置の一実施形態を示している。
図1および図2に示すように、本実施形態の真空搬送装置Aは、駆動ユニットMが組み込まれた状態で設置面Gに埋設される筐体1と、液晶パネルなどといった平面状のワークを水平移動させる搬送機構としてのリンクアーム機構2とを有して構成される。リンクアーム機構2は、駆動ユニットMによって駆動される。設置面Gよりも上部は、ワークを搬送する真空空間とされ、筐体1の内部は、大気圧の空間とされる。筐体1の上部には、設置面Gより上方の真空空間と設置面Gより下方の大気圧空間との仕切り壁となる開口カバー10が設けられている。
図2によく示すように、駆動ユニットMは、第1駆動軸11、第2駆動軸12、第3駆動軸13、第1のダイレクトドライブモータ部(以下、「DDM」と略する)14、第2のDDM15、第3のDDM16、第1の回転位置検出手段17、第2の回転位置検出手段18、および第3の回転位置検出手段19を有して構成される。第1〜3のDDM14〜16は、開口カバー10よりも下方で駆動軸11〜13に沿って積層状に配置されている。
第1駆動軸11は、中空状に形成されている。この第1駆動軸11は、開口カバー10の開口部を貫通しつつ、その開口部内周壁との間に真空シールとしての磁性流体シール31を介して回転自在となるように設けられている。この磁性流体シール31よりも下方で第1駆動軸11の外周側には、取り付けカバー41を介して第1のDDM14が設けられている。取り付けカバー41は、開口カバー10の下部に固定された状態で軸受け51を介して第1駆動軸11を支持しており、この取り付けカバー41と第1駆動軸11との間に第1のDDM14が設けられている。このような磁性流体シール31によれば、開口カバー10の開口部内周壁と第1駆動軸11の外周面との間が密閉させられ、この磁性流体シール31よりも下方となる第1のDDM14の配置箇所は、真空空間と仕切られた大気圧空間となる。
図3に示すように、第1のDDM14は、第1駆動軸11の外周面に環状に固定された複数の永久磁石14A、および、これら複数の永久磁石14Aと対向するように取り付けカバー41の内面に環状に固定された電磁ステータ14Bとで構成される。この電磁ステータ14Bに流れる電流の向きや大きさを制御することにより、電磁ステータ14Bと永久磁石14Aとの間に適当な磁力を発生させ、これを磁気的動力として第1駆動軸11が直接回転させられる。第1のDDM14よりも下方となる第1駆動軸11の外周面には、たとえば等角度間隔に開けられたスリットを有する光学ディスク60が固定されている。この光学ディスク60と対向する取り付けカバー41の内面適部には、たとえばフォトインタラプタ方式によってスリットを検出する光学センサ61が固定されている。これら光学ディスク60および光学センサ61によって光学式エンコーダとしての第1の回転位置検出手段17が構成され、第1駆動軸11の回転位置が光学的に検出される。このような永久磁石14Aおよび電磁ステータ14B、ならびに光学ディスク60および光学センサ61のいずれについても、開口カバー10および磁性流体シール31によって真空空間から仕切られた大気圧空間に配置された状態にある。
第2駆動軸12は、中空状に形成されている。この第2駆動軸12は、第1駆動軸11の内部を貫通しつつ、その内周面との間に真空シールとしての磁性流体シール32を介して回転自在となるように設けられている。この磁性流体シール32よりも下方で第2駆動軸12の外周側には、取り付けカバー42を介して第2のDDM15が設けられている。取り付けカバー42は、上部の取り付けカバー41に固定された状態で軸受け52を介して第2駆動軸12を支持しており、この取り付けカバー42と第2駆動軸12との間に第2のDDM15が設けられている。このような磁性流体シール32によれば、第1駆動軸11の内周面と第2駆動軸12の外周面との間が密閉させられ、この磁性流体シール32よりも下方となる第2のDDM15や第2の回転位置検出手段18の配置箇所は、真空空間と仕切られた大気圧空間となる。なお、第2のDDM15や第2の回転位置検出手段18も、図3に示すような第1のDDM14や第1の回転位置検出手段17と同様の構成からなる。このような第2DDM15によって第2駆動軸12が直接回転させられ、第2駆動軸12の回転位置が第2の回転位置検出手段18により光学的に検出される。
第3駆動軸13は、第2駆動軸12の内部を貫通しつつ、その内周面との間に真空シールとしての磁性流体シール32を介して回転自在となるように設けられている。この磁性流体シール32よりも下方で第3駆動軸13の外周側には、取り付けカバー43を介して第3DDM16が設けられている。取り付けカバー43は、上部の取り付けカバー42に固定された状態で軸受け53を介して第3駆動軸13を支持しており、この取り付けカバー43と第3駆動軸13との間に第3のDDM16が設けられている。このような磁性流体シール33によれば、第2駆動軸12の内周面と第3駆動軸13の外周面との間が密閉させられ、この磁性流体シール33よりも下方となる第3のDDM16や第3の回転位置検出手段19の配置箇所は、真空空間と仕切られた大気圧空間となる。なお、第3のDDM16や第3の回転位置検出手段19も、図3に示すような第1のDDM14や第1の回転位置検出手段17と同様の構成からなる。このような第3のDDM16によって第3駆動軸13が直接回転させられ、第3駆動軸13の回転位置が第3の回転位置検出手段19により光学的に検出される。
リンクアーム機構2は、平行四辺形リンク機構を上下に組み合わせたものを2組備えたものからなり、旋回ベース20、左手側の一対の下段アーム21L、中間ベース22L、一対の上段アーム23L、水平移動ベース24L、および水平ハンド25L、ならびに、右手側の一対の下段アーム21R、中間ベース22R、一対の上段アーム23R、水平移動ベース24R、および水平ハンド25Rを有して構成される。各対の下段アーム21L,21R、および各対の上段アーム23L,23Rは、対ごとに常時平行をなす。
図2および図4に示すように、旋回ベース20は、第1駆動軸11の先端に固定されている。これにより、旋回ベース20は、第1駆動軸11によって鉛直軸P1周りに旋回させられる。第1駆動軸11の固定位置からずれた旋回ベース20の適部には、左右両側それぞれ一つの下段アーム21L,21Rの基端部が鉛直軸P2周りに回転自在に連結されている。その余の左手側の下段アーム21Lの基端部は、旋回ベース20を貫通するように配置された第2駆動軸12の先端に固定されている。これにより、その左手側の下段アーム21Lは、旋回ベース20と同軸となる鉛直軸P1周りに第2駆動軸12によって回転させられる。その余の右手側の下段アーム21Rの基端部は、さらに左手側の下段アーム21Lの基端部を貫通するように配置された第3駆動軸13の先端に固定されている。この右手側の下段アーム21Rも、旋回ベース20や左手側の下段アーム21Lと同軸となる鉛直軸P1周りに第3駆動軸13によって回転させられる。
図4および図5に主として左手側を示すように、中間ベース22Lには、主動軸220,221および従動軸222,223が設けられている。これら主動軸220,221と従動軸222,223との間隔は、鉛直軸P1,P2の離間距離に等しい。主動軸220,221には、互いに交差して逆回転するようにクロスベルトVが掛けられている。一方の主動軸220は、一つの下段アーム21Lの先端部に固定されており、その余の主動軸221は、上段アーム23Lの基端部に固定されている。従動軸222,223のそれぞれには、下段アーム21Lの先端部および上段アーム23Lの基端部が連結されている。なお、右手側の中間ベース22Rも、左手側と同様の構成になっている。
上段アーム23Lの先端部は、支軸240,241を介して回転自在に水平移動ベース24Lに連結されている。水平移動ベース24Lには、ワークを水平に保持する水平ハンド25Lが設けられている。左右両側の水平移動ベース24L,24Rおよび水平ハンド25L,25Rは、互いに接触することなく所定の間隔をもって重なるようになっている。たとえば左手側においては、一方の下段アーム21Lの基端部が鉛直軸P1周りに回転すると、それに平行して他方の下段アーム21Lが同一方向に回転し、さらにそれに連動して一対の上段アーム23Lが平行を保ちながら逆方向に回転する。すなわち、下段アーム21Lおよび上段アーム23Lが伸縮するようなリンク動作を行うことにより、水平ハンド25Lが水平方向に往復移動させられ、この水平ハンド25Lに載せられたワークが水平に搬送される。なお、右手側においても、左手側と同様の構成によってワークが水平に搬送される。
第1駆動軸11が回転して旋回ベース20が旋回動作させられる際には、第1駆動軸11との回転に同期して第2駆動軸12および第3駆動軸13も回転する。これにより、水平ハンド25L,25Rは、旋回ベース20と同方向に回転させられる。すなわち、リンクアーム機構2が全体的に回転させられ、それに応じて水平ハンド25L,25Rに載せられたワークの搬送方向が方向転換される。
このような真空搬送装置Aでは、永久磁石14Aや電磁ステータ14Bの配置箇所が真空シールとなる磁性流体シール31〜33によって完全に真空空間と仕切られるので、これらの間に何ら遮蔽部材を介在させる必要はない。そのため、永久磁石14Aと電磁ステータ14Bとの間隔をできる限り詰めることができ、ひいては第1〜3のDDM14〜16の磁気的動力を容易に高めることができる。
また、第1〜3の回転位置検出手段17〜19の配置箇所も磁性流体シール31〜33によって完全に真空空間と仕切られるので、大気圧空間での使用に何ら支障のない光学式エンコーダを採用することができる。
したがって、本実施形態の真空搬送装置Aによれば、従来の装置において必須とされたカンシールが不要であり、磁性流体シール31〜33を所定箇所に設けるだけでよいので、製作が容易で安価な装置構成とすることができ、かつ、できる限り大きな出力トルクを得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば磁性流体シールに代わる真空シールとしては、オーリング、オイルシール、あるいはダストシールを適用してもよい。
駆動軸の数は3つに限らず、たとえば1つあるいは2つであってもよい。
回転位置検出手段としては、たとえばレゾルバを適用してもよい。
下段アームおよび上段アームを連動させる機構としては、ベルトによる動力伝達に限らず、たとえば主動軸同士を歯車で連結させた歯車機構であってもよい。
本発明に係る真空搬送装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示す真空搬送装置の内部断面図である。 図1に示す真空搬送装置の要部断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。
符号の説明
A 真空搬送装置
2 リンクアーム機構(搬送機構)
10 開口カバー(仕切り壁)
11 第1駆動軸
12 第2駆動軸
13 第3駆動軸
14 第1のダイレクトドライブモータ部(第1のDDM)
14A 永久磁石
14B 電磁ステータ
15 第2のダイレクトドライブモータ部(第2のDDM)
16 第3のダイレクトドライブモータ部(第3のDDM)
17 第1の回転位置検出手段
18 第2の回転位置検出手段
19 第3の回転位置検出手段
31〜33 磁性流体シール(真空シール)

Claims (7)

  1. 仕切り壁より上方の真空空間内においてワークを搬送させる搬送機構と、この搬送機構を駆動するために鉛直軸周りに回転可能であり、上記仕切り壁を貫通して延びる駆動軸と、を備えた真空搬送装置であって、
    上記駆動軸は、上記仕切り壁より下方に配置されたダイレクトドライブモータ部によって回転駆動させられるようになっており、
    上記仕切り壁と上記駆動軸との間には、真空シールが設けられていることを特徴とする、真空搬送装置。
  2. 上記搬送機構は、ワークを水平方向に移動させるリンクアーム機構であり、
    上記駆動軸は、上記リンクアーム機構を全体的に旋回させるためる中空状の第1駆動軸と、この第1駆動軸の内部を貫通するように配置され、上記リンクアーム機構の一部を変形駆動するための第2駆動軸とを含んでいるとともに、上記第1駆動軸は、第1のダイレクトドライブモータ部によって、上記第2駆動軸は、上記第1のダイレクトドライブモータ部の下方に積層状に配置された第2のダイレクトドライブモータ部によって、それぞれ回転駆動させられるようになっており、
    上記仕切り壁と上記第1駆動軸との間には、第1の真空シールが設けられているとともに、上記第1駆動軸の内周と上記第2駆動軸の外周との間には、第2の真空シールが設けられている、請求項1に記載の真空搬送装置。
  3. 上記駆動軸は、中空状とした上記第2駆動軸の内部を貫通するように配置され、上記リンクアーム機構の一部を変形駆動するための第3駆動軸をさらに含んでいるとともに、この第3駆動軸は、上記第2のダイレクトドライブモータ部の下方に積層状に配置された第3のダイレクトドライブモータ部によって回転駆動させられるようになっており、
    上記第2駆動軸の内周と上記第3駆動軸の外周との間には、第3の真空シールが設けられている、請求項2に記載の真空搬送装置。
  4. 上記ダイレクトドライブモータ部は、上記駆動軸の外周に設けられた複数の磁石と、これらの磁石と対向するように環状に配置された複数の電磁ステータとによって構成されている、請求項1ないし3のいずれかに記載の真空搬送装置。
  5. 上記ダイレクトドライブモータ部の配置箇所近傍には、上記駆動軸の回転位置を検出するための回転位置検出手段が設けられている、請求項1ないし4のいずれかに記載の真空搬送装置。
  6. 上記真空シールは、磁性流体シールである、請求項1ないし5のいずれかに記載の真空搬送装置。
  7. 上記リンクアーム機構は、平行四辺形リンク機構を組み合わせたものである、請求項2ないし6のいずれかに記載の真空搬送装置。
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