JP2009151858A - レーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法 - Google Patents

レーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるレーベルプリントを行う。
【解決手段】動作が開始されると、まずオブジェクト抽出処理が行われる(ステップS91)。また、オブジェクオの重要度の初期値はNULLに設定される。次に、シーン中から1つ以上のオブジェクトが抽出されたかどうかの判断が行われる(ステップS92)。このステップS92で判断結果がYesのときは、抽出されたオブジェクトを構成するピクセル数を値S、当該オブジェクトのシーン中における登場フレーム数を値F、当該シーンの総データ量を記録時間で割った値を値Rとする(ステップS93)。さらに、オブジェクトごとに値(S×F×R)を算出し、当該オブジェクトの重要度として設定する(ステップS94)。そして重要度が最大のオブジェクトを、そのシーンを代表するオブジェクトに選出して(ステップS95)、処理は終了される。
【選択図】図13

Description

本発明は、例えば光学式のディスク状記録媒体や非接触で情報データの記録再生を行う記録媒体に使用して好適なレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法に関する。
記録可能な光ディスクにデータを記録する際に、一見してディスクに記録されたデータ内容が判るようレーベルに記録内容を示す情報を付与することがユーザーにより行われる。レーベル作成の方法の1つとして、ユーザーが手書きで記録内容を示す文字情報をレーベルに描画することが行われているが、光ディスクの大容量化に伴い記録内容も多岐に渡るため、ディスクに記録された全ての内容を手書きする作業は非常に煩雑なものとなる。
また、手書きの場合には、書き手の字の上手下手などにより美観が損なわれる場合がある。そこで、パーソナルコンピュータ(以降PCと略称する)上でレーベルデザイン用のソフトウェアを使って、光ディスクに記録された内容を示すタイトル画像やタイトル文字情報を設定し、レーベルプリント用のデータを作成、それをPCに接続されたプリンタからレーベルプリントに対応した光ディスクへとプリントすることが行われている。これにより、比較的見た目の良いレーベルの作成が可能となっている(例えば、非特許文献1、2参照。)。
しかしながら、PCの光ディスクドライブを使って光ディスクへのデータ記録を行った後に、同じくPC上に用意したレーベプリント用データを、PCの周辺機器であるプリンタ装置を使って当該光ディスクのレーベルにレーベルプリントを行う場合、データを書き込む装置と、レーベルにプリントする装置が異なるため、ユーザーは光ディスクに記録されたデータとプリントされるレーベルとの一貫性に注意を払わねばならなかった。
また、複数の光ディスクへのデータ記録を行った後に、それら各々のディスクのレーベルプリントを行うといった場合、再生装置を使って、光ディスクへの記録内容を再度確認しつつレーベルプリント作業を行うことは可能であるが、装置にセットし、再生が開始されるまでには少なくとも数秒の時間を要する。したがって、内容を確認しなければならない光ディスクの枚数が多い場合には、トータルの作業時間は無視できないものとなる。
そこで、光ディスク記録再生装置に更にレーベル印刷機能を搭載することで、データの記録処理とレーベルプリント処理とをひとつの装置内で一貫した作業として行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、こういった装置を使用する場合であっても、依然としてレーベルにプリントする情報をどのようにして用意するかが問題となり、光ディスクに記録されたデータを代表する画像の準備やデイスクタイトルの入力をユーザーが行わなければならないという煩雑さは解決していない。
これに対して、例えば光ディスクに記録されるデータが映像データの場合、各シーンの先頭画像を自動的に収集して、それらのサムネイル画像を生成したうえで、光ディスクに記録されたデータを代表する画像としてレーベルにプリントする方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、この場合、シーンの先頭の画像が必ずしも記録内容を代表しているとは限らず、適切な画像を選択するためには、依然としてユーザーが手を加える必要があった。
また、シーンの数が多い場合には、レーベルにプリントする個々のサムネイル画像のサイズを小さくしなければならず、結果的にプリントされる各シーンに対応するサムネイル画像やテキスト情報の視認性が低下していた。プリントするサムネイル画像のサイズを適当な大きさとすることもできるが、その場合には使用するサムネイル画像の数を制限しなければならず、サムネイル画像の取捨選択はユーザーが行う必要があった。
さらに、サイズの小さいサムネイル画像だけでは、記録されている内容が判然としない場合があり、タイトルなどの文字情報の入力が必要となる状況を完全に排除することはできなかった。
一方、指定された画像データ中の主要な被写体を抽出してレーベルにプリントする光ディスク記録再生装置が提示されている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながらこの発明は、特定の画像から被写体を抽出し、それをレーベルにプリントする方法を主張したものであり、ディスクに記録された内容を精査し、シーンや出現オブジェクトに着目して、それらを代表するオブジェクト領域を自動抽出したうえで網羅的にレーベルにプリントすることで、記録内容を概観可能とするというものではない。
さらに、放送やインターネットによりテレビ番組と共に提供される電子番組表(EPG)データと録画した番組データとを紐つけ管理し、EPGデータから番組タイトルなど番組を説明する文字情報を抽出し、サムネイル画像と併せてレーベルにプリントすることが提案されている。これによれば、EPGデータ中に番組を代表する画像についての情報を付加することも可能となるため、録画番組のタイトルの入力を行う必要がなくなるだけでなく、代表画像も自動的に設定可能となり、ユーザーへの利便性は大きい(例えば、特許文献4参照。)。
しかしながら、EPG情報が提供されているのはテレビ番組についてのみであり、ユーザーがビデオカメラなどを使って自ら撮影したデータについては、その内容を説明するためのデータはユーザーが自分で用意しなければならなかった。ユーザーは当該光ディスクへの記録内容を代表する画像の選択、選んだ画像中でディスク形状に切り出す領域の選択、複数のサムネイル画像を用いる場合にはその選択を、更にはタイトル情報など文字情報の入力を自ら行う必要があった。
また、テレビ番組の場合であっても、EPG情報に基づいて自動的にレーベルプリント用画像が生成されるとしても、ディスクの大容量化に伴い1枚のディスクに記録されるコンテンツの数が増加すると、個々のコンテンツを示すサムネイル画像やタイトル情報のプリントサイズは相対的に小さくなるため、視認性が低下するという問題があった。
特開平5−238005号公報 特開2006−155811号公報 特開2007−58934号公報 特開2006−351052号公報 http://dvd.maxell.co.jp/enjoy_dvd/special/12/01.html http://cweb.canon.jp/pixus/guide/cd-r/index.html
以上述べたように、従来の技術では、レーベルプリントされる画像を適切に選択することができないために、当該記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるプリントを行うことができないなど、種々の問題を生じていた。
本発明では、これらの問題を解決し、当該記録媒体に記録されている内容がどのような内容であるかの概略を自動的に生成プリントすることのできるレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法を提供するものである。
本発明においては、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出し、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出し、算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を記録媒体のレーベル部分にプリントする。
本発明によれば、記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるレーベルプリントを行うことができる。
すなわち本発明のレーベルプリント装置は、記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行うと共に、記録媒体のレーベル部分にプリントを行う機構を有し、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出部と、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する重要度算出部とを備え、算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を前記記録媒体のレーベル部分にプリントするものである。
また、本発明のレーベルプリントシステムは、記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行うと共に、記録媒体のレーベル部分にプリントを行う機構を有し、内蔵若しくはネットワーク上のデータベースを検索する検索部と、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出部と、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する重要度算出部とを備え、算出された重要度に基づくオブジェクトの画像と抽出されたオブジェクトに基づき検索部で検索された情報とを記録媒体のレーベル部分にプリントするものである。
さらに本発明のレーベルプリント方法は、記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行うと共に、記録媒体のレーベル部分にプリントを行う機構を有する装置に使用され、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出する手順と、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する手順と、算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を記録媒体のレーベル部分にプリントする手順とからなるものである。
以下、図面を参照して本発明のレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法を適用した光ディスク記録再生装置の一実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用した光ディスク記録再生装置の構成を示す平面図、図2はその正面図、図3はその信号処理の説明のための回路ブロック図である。なお、本発明は光ディスク記録再生装置に限らず非接触で情報データの記録再生を行う記録媒体に実施可能であるが、現状で公知性の高い光ディスク記録再生装置において以下の説明を行う。
図1〜図3において、光ディスク装置1は、光ディスク101を搬送するトレイ2と、トレイ2により搬送された光ディスク101を回転駆動させる回転駆動部の一具体例を示すスピンドルモータ3と、このスピンドルモータ3により回転駆動された光ディスク101の情報記録面に情報の書き込み及び/又は読み出しを行う記録及び/又は再生部5と、回転駆動された光ディスク101のレーベル面101aに文字や画像などの可視情報を印刷する印刷部6と、記録及び/又は再生部5や印刷部6等を制御する制御部7等を備えて構成されている。
光ディスク装置1のトレイ2は、光ディスク101よりもやや大きな平面長方形の板状部材からなり、一方の平面である上面に、光ディスク101を収納するための円形の凹部からなるディスク収納部10が設けられている。また、トレイ2には、スピンドルモータ3等との接触を避けるための切欠き部11が設けられている。この切欠き部11は、トレイ2の一方の短辺からディスク収納部10の中央部に至るまで大きく形成されている。このトレイ2は、スピンドルモータ3のディスク装着部に装着されるディスク装着位置と、光ディスク101を載置して装置筐体から外に排出させるディスク排出位置とに選択的に搬送される。
スピンドルモータ3は、トレイ2がディスク装着位置に搬送されたとき、ディスク収納部10の略中央部に位置するように図示しないモータベースに配置されている。このスピンドルモータ3の回転軸の先端には、光ディスク101の中心孔101bに着脱可能に嵌合されるディスク嵌合部12aを有するターンテーブル12が設けられている。
このようなスピンドルモータ3は、トレイ2がディスク装着位置に搬送された際に、図示しない昇降機構によってモータベースを上昇させることにより、上方に移動される。そして、ターンテーブル12のディスク嵌合部12aが光ディスク101の中心孔101bに嵌合され、光ディスク101がディスク収納部10から所定距離だけ持ち上げられる。また、昇降機構を逆方向へ動作させてモータベースを下降させることにより、ターンテーブル12のディスク嵌合部12aが光ディスク101の中心孔101bから下方へ抜け出し、光ディスク101がディスク収納部10に載置される。
スピンドルモータ3の上方には、チャッキング部14が設けられている。このチャッキング部14は、スピンドルモータ3の昇降動作によって持ち上げられた光ディスク101を上から押えるものである。これにより、チャッキング部14とターンテーブル12とで光ディスク101を挟持して、光ディスク101がターンテーブル12からの抜け出すことを防止する。
記録及び/又は再生部5は、光ピックアップ16と、光ピックアップ16が搭載されるピックアップベース17と、ピックアップベース17を光ディスク101の半径方向へ案内する一対の第1のガイド軸18a,18b等を備えて構成されている。
光ピックアップ5は、記録媒体である光ディスク101から情報の読み取りを行う読取り部の一具体例を示すものである。この光ピックアップ5は、光検出器と、対物レンズと、この対物レンズを光ディスク101の情報記録面に臨ませる二軸アクチュエータ等を有している。光ピックアップ5の光検出器は、光ビームを出射する光源となる半導体レーザと、戻りの光ビームを受光する受光素子等から構成されている。
また、光ピックアップ5は、半導体レーザから光ビームを出射し、その光ビームを対物レンズにより集光して光ディスク101の情報記録面に照射すると共に、その情報記録面で反射された戻りの光ビームを光検出器で受光する。これにより、光ピックアップ5は、情報信号を記録(書込み)したり、予め情報記録面に記録されている情報信号を再生(読取り)したりすることができる。
この光ピックアップ5は、ピックアップベース17に搭載されていて、ピックアップベース17と一体的に移動される。ピックアップベース17には、光ディスク101の半径方向であって、本実施の形態ではトレイ2の移動方向と平行に配置された2本のガイド軸18a,18bが摺動可能に挿通されている。更に、ピックアップベース17は、図示しないピックアップモータを有するピックアップ移動機構により、2本のガイド軸18a,18bに沿って移動可能とされている。このピックアップベース17の移動時に、光ディスク101の情報記録面に対する光ピックアップ5による情報信号の記録及び/又は再生作業が実行される。
ピックアップベース17を移動させるピックアップ移動機構としては、例えば、送りネジ機構を適用することができる。しかしながら、ピックアップ移動機構としては、送りネジ機構を適用することに限定されるものではなく、例えば、ラック・オピニオン機構、ベルト送り機構、ワイヤ送り機構その他の機構を適用することもできるものである。
印刷部6は、印刷ヘッド21と、一対の第2のガイド軸22a,22bと、インクカートリッジ23と、ヘッドキャップ24と、吸引ポンプ25と、廃インク吸収部26と、ブレード27等を備えて構成されている。
印刷ヘッド21は、光ディスク101のレーベル面101aに対向される。この印刷ヘッド21のレーベル面101aに対向される面には、インク滴が吐出される複数の吐出ノズル31が設けられている。これら複数の吐出ノズル31は、印刷ヘッド21が移動する方向へ並ぶ4つの列に配列されていて、列毎に所定の色のインク滴を吐出するように設定されている。
本実施の形態では、図1において上から順にシアン(C)用の吐出ノズル31a、マゼンタ(M)用の吐出ノズル31b、イエロー(Y)用の吐出ノズル31c、ブラック(K)用の吐出ノズル31dとされている。また、印刷ヘッド21は、各吐出ノズル31a〜31dの増粘インク、気泡および異物などを排出するために、印刷前や印刷後にインクをダミー吐出するようになっている。
印刷ヘッド21には、互いに平行とされた2本の第2のガイド軸22a,22bが摺動可能に挿通されている。そして、印刷ヘッド21は、ヘッド駆動モータ32(図3を参照)を有するヘッド移動機構により、2本の第2のガイド軸22a,22bに沿って移動可能とされている。2本の第2のガイド軸22a,22bの軸方向の一端は、トレイ2が移動する方向と交差する方向に延在されたガイド軸支持部材33にそれぞれ固定されていて、他端は、トレイ2が移動する方向と反対側に延在されている。また、印刷ヘッド21は、非印刷時には光ディスク101の半径方向外側の待機位置に退避するように構成されている。
インクカートリッジ23は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各インクに対応してシアン(C)用のインクカートリッジ23a、マゼンタ(M)用のインクカートリッジ23b、イエロー(Y)用のインクカートリッジ23c、ブラック(K)用のインクカートリッジ23dが設けられている。これらインクカートリッジ23a〜23dは、印刷ヘッド21の吐出ノズル31a〜31dにそれぞれインクを供給する。
インクカートリッジ23a〜23dは、それぞれ中空の容器を有しており、その容器内に内蔵された多孔質体の毛細管力によってインクを蓄えている。これらインクカートリッジ23a〜23dの開口部は、それぞれ連結部35a〜35dに着脱可能に連結されており、それら連結部35a〜35dを介して印刷ヘッド21の各吐出ノズル31a〜31dに連通されている。そのため、容器内のインクが無くなった際には、そのインクカートリッジを連結部から取り外して、新しいインクカートリッジと容易に交換することができる。
ヘッドキャップ24は、印刷ヘッド21の待機位置に設けられていて、待機位置に移動した印刷ヘッド21の複数の吐出ノズル31を設けた面に装着される。これにより、印刷ヘッド21が含有するインクの乾燥や、各突出ノズル31a〜31dに塵や埃等が付着することを防止している。また、ヘッドキャップ24は、多孔質層を備えていて、印刷ヘッド21が各吐出ノズル31a〜31dからダミー吐出したインクを一時的に保持する。その際、ヘッドキャップ24の内部は、図示しない弁機構により大気圧と等しくなるように調節される。
吸引ポンプ25は、チューブ36を介してヘッドキャップ24と接続されている。この吸引ポンプ25は、印刷ヘッド21にヘッドキャップ24が装着されているときに、そのヘッドキャップ24の内部空間に負圧を与える。これにより、印刷ヘッド21の各突出ノズル31a〜31d内のインクや、印刷ヘッド21によりダミー吐出されてヘッドキャップ24に一時的に保持されたインクが吸引される。また、廃インク吸収部26は、チューブ37を介して吸引ポンプ25に接続されており、吸引ポンプ25により吸引されたインクを収容する。
ブレード27は、印刷ヘッド21の待機位置と印刷位置との間に配置されている。このブレード27は、印刷ヘッド21が待機位置と印刷位置との間を移動する際に、各吐出ノズル31a〜31dの先端面に接触して、それら先端面に付着した塵や埃等のゴミやインクなどを払拭する。なお、ブレード27を上下に移動させる移動機構を設けることにより、印刷ヘッド21の各吐出ノズル31a〜31dを払拭するか否かを選択可能に構成することもできる。
図3は、光ディスク装置1の信号の流れを示したブロック図である。光ディスク装置1は、制御部7と、インターフェース部41と、記録制御回路42と、トレイ駆動回路43と、モータ駆動回路44と、信号処理部45と、インク吐出駆動回路46と、機構部駆動回路47等を有している。
制御部7は、中央制御部51と、ドライブ制御部52と、プリント制御部53を有している。中央制御部51は、ドライブ制御部52及びプリント制御部53の制御をする部分である。この中央制御部51は、インターフェース部41から供給された記録データ信号をドライブ制御部52へ出力する。また、中央制御部51は、インターフェース部41から供給される画像データ信号や、ドライブ制御部52から供給される位置データ信号をプリント制御部53に出力する。
ドライブ制御部52は、スピンドルモータ3及びピックアップ駆動モータ(図示しない)の回転を制御したり、光ピックアップ16による記録データ信号の記録や再生データ信号の再生を制御したりする。このドライブ制御部52は、スピンドルモータ3と、ピックアップ駆動モータと、トレイ駆動モータの回転を制御する制御信号をモータ駆動回路44に出力する。
また、ドライブ制御部52は、光ピックアップ16から照射される光ビームが光ディスク101のトラックを追跡するようにトラックサーボ及びフォーカスサーボを制御する制御信号を光ピックアップ16に出力する。更に、ドライブ制御部52は、信号処理部45から供給される位置データ信号を中央制御部51に出力する。
記録制御回路42は、ドライブ制御部52から供給される再生データ信号にエンコード処理や、変調等を行い、処理した再生データ信号をドライブ制御部52に出力する。また、トレイ駆動回路43は、ドライブ制御部52から供給される制御信号に基づいてトレイ駆動モータを駆動させる。これにより、ディスクトレイ2が装置筐体の内外に亘って搬送される。
モータ駆動回路44は、ドライブ制御部52から供給される制御信号に基づいてスピンドルモータ3を駆動させる。これにより、スピンドルモータ3のターンテーブル12に装着された光ディスク101が回転駆動される。また、モータ駆動回路44は、ドライブ制御部52からの制御信号に基づいてピックアップ駆動モータを駆動させる。これにより、光ピックアップ16がピックアップベース17と一体に、光ディスク101の半径方向へ移動される。
信号処理部45は、光ピックアップ5から供給されるRF(Radio Frequency)信号の
復調及び誤り検出等を行い、再生データ信号を生成する。また、信号処理部45は、RF信号に基づいて同期信号等の特定パターンを有する信号や光ディスク101の位置データを表す信号として位置データ信号を検出する。この位置データ信号は、例えば、光ディスク101の回転角を示す回転角信号や、光ディスク101の回転位置を示す回転位置信号を挙げることができる。これら再生データ信号及び位置データ信号は、ドライブ制御部52に出力される。
プリント制御部53は、印刷ヘッド21及びヘッド駆動モータ32等を有する印刷部6を制御して光ディスク101のレーベル面101aに対する印刷を実行させる。このプリント制御部53は、中央制御部51から供給された画像データ信号によって得た画像データに基づいてインク吐出データを生成する。そして、プリント制御部53は、生成したインク吐出データと、中央制御部51から供給される位置データ信号に基づいて印刷部6を制御する制御信号を生成し、インク吐出駆動回路46と、機構部駆動回路47に出力する。
インク吐出駆動回路46は、プリント制御部53から供給された制御信号に基づいて印刷ヘッド21を駆動させる。これにより、印刷ヘッド21の各吐出ノズル31からインク滴が吐出され、回転駆動された光ディスク101のレーベル面101aに滴下される。また、機構部駆動回路47は、プリント制御部53から供給された制御信号に基づいてヘッドキャップ23と、吸引ポンプ24と、ブレード28と、ヘッド駆動モータ32とを駆動させる。このヘッド駆動モータ32が駆動することにより、印刷ヘッド21が光ディスク101の半径方向へ移動される。
さらにインターフェース部41は、パーソナルコンピュータやDVDレコーダ等の外部装置と光ディスク装置1とを電気的に接続する接続部である。
このインターフェース部41には、バスライン61を通じて、アンテナ(図示せず)からの放送信号を受信する放送受信部62、中央演算装置63、メインメモリ64、画像処理部65、ハードディスク装置66、USB、IEEE1394などを通じてカメラ等の外部機器に接続される外部インターフェース部67、HDMI、D端子などを通じてディスプレイ装置等に接続される画像出力部68、家庭内LANやインターネットに接続されるネットワークI/F部69などが接続されている。
これによってインターフェース部41は、外部装置から供給された信号を制御部7に出力する。この信号は外部装置に記憶された外部記憶情報に対応する信号であり、例えば、光ディスク101の情報記録面に記録する記録情報に対応した記録データ信号や、光ディスク101のレーベル面101aに印刷する可視情報に対応した画像データ信号を挙げることができる。また、インターフェース部41は、光ディスク装置1が光ディスク101の情報記録面から読み出した再生データ信号を外部装置に出力する。
そしてこの装置において、中央制御部51には機能ブロックとして、オブジェクト抽出部501と、重要度算出部502と、グループ分け機構503と、記録情報判別機構504と、シーン序列化機構505と、オブジェクトリスト生成機構506と、グループ序列化機構507と、プリントリスト生成機構508と、データベース検索部509を有し、これらを用いて以下の処理が行われる。
そこで本発明においては、この光ディスク101のレーベル面101aに印刷する可視情報に対応した画像データ信号が、中央演算装置63、メインメモリ64、画像処理部65、ハードディスク装置66等の協働によって形成される。その画像データ信号形成の手順を、以下にフローチャートにしたがって説明する。なお、中央制御部51の機能を簡略化し、オブジェクト抽出部501や重要度算出部502などの機能ブロックの機能については、画像データ信号の形成と同じく、中央演算装置63側で行うようにしても良い。
図4には、レーベルプリント機能を搭載した光ディスクドライブ装置、及びそれを含むシステムの制御フローチャートを示す。
図4において、動作が開始されると、まずユーザーによるプリント処理実行命令であるかどうかの判断が行われる(ステップS1)。ここで判断結果がYesのときは、データ記録済みディスクへのレーベルプリント処理が行われる(ステップS2)。さらに、ユーザーによるディスクへのデータ記録処理であるかどうかの判断が行われ(ステップS3)、判断結果がNoのときはその他の処理が行われる(ステップS4)。
また、ステップS3で判断結果がYesのときは、新規ディスクへの記録であるかどうかの判断が行われる(ステップS5)。ここで判断結果がNoのときは、データ未記録ディスクへの新規データ記録、及びレーベルプリント処理が行われ(ステップS6)、判断結果がYesのときは、データ記録済みディスクへのデータ追記、及びレーベルプリント処理が行われる(ステップS7)。そして処理が終了したかどうかの判断が行われ(ステップS8)、判断結果がNoのときはステップS1に戻され、判断結果がYesのときは処理が終了される。
図5には、上述のステップS6で述べたデータ未記録ディスクへの新規データ記録、及びレーベルプリント処理に関するフローチャートを示す。
図5において、動作が開始されると、まずデータ記録処理が行われる(ステップS11)。この処理は、記録媒体として、例えば光ディスク(CD、DVD、Blu-ray Disc、HD−DVD)などの追記または書換え可能ディスクを対象とした場合には、公知のデータ記録処理である。次に、ファイナライズ/クローズ処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS12)。
このステップS12で判断結果がYesのときは、当該ディスクがファイナライズまたはクローズ処理済みのディスクであるとして、そのレーベルプリント処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS13)。ここで判断結果がYesのときは、全面レーベルプリント処理が行われ(ステップS14)、判断結果がNoのときは処理が終了される。また、ステップS12で判断結果がNoのときも、次にはレーベルプリント処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS15)。ここで判断結果がYesのときは、レーベルプリント処理が行われ(ステップS16)、判断結果がNoのときは処理が終了される。
図6には、上述のステップS7で述べたデータ記録済みディスクに対するデータ追記、及びレーベルプリントの処理に関するフローチャートを示す。
図6において、動作が開始されると、まずファイナライズ/クローズ済みディスクであるかどうかの判断が行われる(ステップS21)。ここで判断結果がNoのときは、データ追記記録処理が行われる(ステップS22)。この処理は、記録媒体として、例えば光ディスク(CD、DVD、Blu-ray Disc、HD−DVD)などの追記または書換え可能ディスクを対象とした場合には、公知のデータ記録処理である。そして、ファイナライズ/クローズ処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS23)。
このステップS23で判断結果がYesのときと、ステップS21でYesのときは、当該ディスクがファイナライズまたはクローズ処理済みディスクであるとして、そのレーベルプリント処理実行であるかどうか判断が行われる(ステップS24)。ここで判断結果がYesのときは、全面レーベルプリント処理が行われ(ステップS25)、判断結果がNoのときは処理が終了される。また、ステップS23でNoのときも、次には、レーベルプリント処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS26)。ここで判断結果がYesのときは、レーベルプリント処理が行われ(ステップS27)、判断結果がNoのときは処理が終了される。
図7には、上述のステップS2で述べたデータ記録済みディスクへのレーベルプリント処理に関するフローチャートを示す。
図7において、動作が開始されると、まずディスクのドライブへの挿入が行われる(ステップS31)。次に、ファイナライズ/クローズ処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS32)。
このステップS32で判断結果がYesのときは、当該ディスクがファイナライズまたはクローズ処理済みディスクであるとして、そのレーベルプリント処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS33)。ここで判断結果がYesのときは、全面レーベルプリント処理が行われる(ステップS34)。また、ステップS32で判断結果がNoのときも、次には、レーベルプリント処理実行であるかどうかの判断が行われる(ステップS35)。ここで判断結果がYesのときは、レーベルプリント処理が行われる(ステップS36)。さらにディスクの排出(ステップS37)が行われて処理が終了される。
さらに図8には、上述のステップS14、ステップS25、ステップS34で述べた全面レーベルプリント処理、すなわち、ファイナライズ、クローズされたディスクに対するレーベルプリント処理に関するフローチャートを示す。
図8において、動作が開始されると、まずレーベルプリント情報をディスクなどから読み取り、未プリント領域情報が取得される(ステップS41)。すなわち、過去に行われたレーベルプリント情報は、ディスク上の所定の領域に記録されるか、記録再生装置に内蔵されたメインメモリ等に記憶されており、ステップS41ではそのレーベルプリント情報が読み取られる。
次に、プリントリストの生成処理が行われる(ステップS42)。そして、まだ一度もレーベルプリントされていないディスクかどうか判断される(ステップS43)。このステップS43で判断結果がYesのときは、レーベル全面をレーベルプリント領域に指定する(ステップS44)。また、ステップS43で判断結果がNoのときは、レーベルの残りの空き領域全てをレーベルプリント領域に指定する(ステップS45)。そして指定領域へのプリント処理が行われる(ステップS46)。さらにレーベルプリント完了情報をディスクへ付与して(ステップS47)、処理は終了される。
また、図9には、上述のステップS16、ステップS27、ステップS36で述べたレーベルプリント処理、すなわち、追記される可能性のある状況下にあるディスクへのレーベルプリント処理に関するフローチャートを示す。
図9において、動作が開始されると、まずレーベルプリント情報をディスクなどから読み取り、未プリント領域情報が取得される(ステップS51)。すなわち、過去に行われたレーベルプリント情報は、ディスク上の所定の領域に記録されるか、記録再生装置に内蔵されたメインメモリ等に記憶されており、ステップS51ではそのレーベルプリント情報が読み取られる。
次に、プリントリストの生成処理が行われる(ステップS52)。プリント領域決定処理が行われる(ステップS53)。ここで、プリントに使用する領域が決定される。そして指定領域へのプリント処理が行われる(ステップS54)。さらにレーベルプリント情報をディスクへ付与して(ステップS55)、処理は終了される。
なお、レーベルプリント情報は、レーベル面上のプリント済み領域の位置、範囲、プリントしたグループの数、グループのID、データ量を記録するものであるが、この記録は、光ディスクに光学的に記録してもよいし、またディスクにICチップを搭載し、当該チップのメモリに記録しても良い。もしくはディスクと当該情報を紐つけしたうえで、プリント情報については光ディスクドライブを搭載した装置側で保持するようにしてもよい。
さらに図10には、上述のステップS42、ステップS52で述べたプリントリストの生成処理に関するフローチャートを示す。
図10において、動作が開始されると、まずシーンのグループ分け処理が行われる(ステップS61)。次に、図9のステップS51で取得したレーベルプリント情報を基に、既にプリント済みのグループ、シーンを以降の処理対象から除外する(ステップS62)。つづいて、オブジェクトリスト生成処理が行われる(ステップS63)。さらに、プリントリスト生成処理が行われて(ステップS64)、処理は終了される。
そして図11には、上述のステップS61で述べたシーンのグループ分け処理、すなわち映像データを構成するシーンのグループ分け処理に関するフローチャートを示す。
図11において、動作が開始されると、まずシーンの最初のフレームと前のシーンの
最終フレームの記録日時の差が1時間以内かどうかの判断が行われる(ステップS71)。ここで判断結果がYesのときは、次にシーンの撮影位置情報はあるかどうかの判断が行われる(ステップS72)。ここでも判断結果がYesのときは、さらにシーンの最初のフレームと前のシーンの最終フレームの記録位置の差が距離に換算して10km以内かどうかの判断が行われる(ステップS73)。
そして、ステップS73で判断結果がYesのときと、ステップS72で判断結果がNoのときは、当該シーンを前のシーンと同一のシーングループに設定する(ステップS74)。また、ステップS73で判断結果がNoのときと、ステップS71で判断結果がNoのときは、当該シーンを新規シーングループに設定する(ステップS74)。これによって処理が終了され、グループ数Mが求められる。
なお、上述したステップS71、S73で、閾値となる1時間、10km等の数値はユーザー設定可能とする。またこの他の方法としては、撮影データに対してイベントマークをユーザーが付与可能な機構を撮影装置に設け、その場合にはイベントマークから次のイベントマークまでを1つのグループとしてデータのグループ分けを行うことも考えられる。
さらに、後述する映像データからのオブジェクト抽出処理は比較的に負荷の重い処理であるため、シーンのグループ分け処理をオブジェクトの抽出処理よりも前に行い、グループの属する記録時間の長いシーンに絞って処理を行うことで、重要なオブジェクトを抽出する精度を犠牲として処理量を削減する方法が考えられる。
図12には、上述のステップS62で述べたオブジェクトリスト生成処理、すなわちグループを構成するシーンからのオブジェクトリスト生成処理に関するフローチャートを示す。
図12において、動作が開始されると、まずグループを構成するN個のシーンSiを
撮影時間の長さの順に[長い]S1,S2,…,SN [短い] として序列化し、値iを値(i=1)とする(ステップS81)。次に、シーンSiのオブジェクト抽出処理する(ステップS82)。そして、グループを構成するシーンから抽出されたオブジェクトの総数を値Nobjとし、値(Nobj>K)かどうかの判断が行われる(ステップS83)。
このステップS83で判断結果がNoのときは、値(i=i+1)とされ(ステップS84)、さらに値(i≦N)かどうかの判断が行われる(ステップS85)。ここで判断結果がNoのときは、ステップS82に戻される。また、ステップS83またはステップS85で判断結果がYesのときは、抽出された最大K個のオブジェクトと、当該オブジェクトの重要度とをリスト化して(ステップS81)、処理は終了される。
なお、この処理は、所定のK個のオブジェクトが抽出された時点で終了し、K個以下でもグループを構成する全シーン(N)への抽出処理が終了すれば終了となる。またこの処理は、撮影時間の長いシーンに重要なオブジェクトが含まれる可能性が高いという仮定の下に行われる処理であるが、最終的にレーベルプリントに採用されるオブジェクトがシーン中で撮影時間が最長であるシーンから抽出されたオブジェクトであるとは限らない。なお、Kを適当な値に設定することにより、常にグループ内の全シーンからオブジェクトが抽出されるようにすることもできる。
また図13には、上述のステップS82で述べたシーンSiのオブジェクト抽出処理、すなわちシーン中からのオブジェクト抽出処理に関するフローチャートを示す。
図13において、動作が開始されると、まずオブジェクト抽出処理が行われる(ステップS91)。ここで、オブジェクト抽出処理自体は、公知の各種技術を利用する。また、オブジェクオの重要度の初期値はNULLに設定される。次に、シーン中から1つ以上の
オブジェクトが抽出されたかどうかの判断が行われる(ステップS92)。
このステップS92で判断結果がYesのときは、抽出されたオブジェクトを構成するピクセル数を値S、当該オブジェクトのシーン中における登場フレーム数を値F、当該シーンの総データ量をシーンの記録時間で割った値を値Rとする(ステップS93)。さらに、オブジェクトごとに値(S×F×R)を算出し、当該オブジェクトの重要度として設定する(ステップS94)。ここで、オブジェクトを構成するピクセル数Sの値は、公知の手法により当該オブジェクトを抽出したF枚のフレーム中でのオブジェクトのピクセル数の総計をFで割った値、もしくはオブジェクトのピクセル数が最大となるフレームにおける当該オブジェクトのピクセル数とする。
そして重要度が最大のオブジェクトを、そのシーンを代表するオブジェクトに選出して(ステップS95)、処理は終了される。なお、ここで算出される値は、ビットレートが高いシーンほど重要、シーン中で大きく撮影されたオブジェクトほど重要、シーン中で長時間撮影されたオブジェクトほど重要、フレーム解像度が高いほど重要、という仮説にもとづいて決定した重要度である。
また、ステップS92で判断結果がNoのときは、開始フレームまたは最終フレーム
または、中間フレームをシーンを代表するオブジェクトとし、重要度を0に設定して(ステップS96)、処理は終了される。
また図14には、上述のステップS63で述べたプリントリストの生成処理に関するフローチャートを示す。
図14において、動作が開始されると、まずプリント対象となる映像データを構成するM個のシーングループを撮影時間の長さの順に[長い]G1,G2, ….GM [短い] として序列化し、値iを値(i=1)とする(ステップS101)。次に、グループGiのオブジェクトリスト中に重要度が0よりも大きい代表オブジェクトが存在するかどうかの判断が行われる(ステップS102)。
このステップS102で判断結果がYesのときは、当該グループのオブジェクトリストから重要度の最も高いシーン代表オブジェクトをプリントリストへ追加する(ステップS103)。また、ステップS102で判断結果がNoのときは、グループのオブジェクトリスト中から重要度0のオブジェクトを1つ任意抽出しプリントリストに加える(ステップS104)。さらに、値(i=i+1)とされ(ステップS105)、値(i≦P)かどうかの判断が行われる(ステップS106)。ここで判断結果がYesのときは、ステップS102に戻される。
また、P=Mの場合には、各グループからグループを代表するオブジェクトが1つプリントされる。
一方、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクの大きさは、直径120mm(φ120mm)のものが多く使用されているが、規格として直径80mm(φ80mm)も規定され、使用されている。φ80mmのディスクのレーベル面で印刷可能な面積は、φ120mmのディスクより面積が狭いので、プリントに使用する情報は、より重要度の高い情報に絞り込む必要がある。
このようなφ80mmのディスクにレーベルをプリントするような場合には、P<Mを設定し、より重要性の高いと思われるグループの代表オブジェクトのみをプリントするようにもできる。さらに、ステップS106で判断結果がNoのときは、処理は終了される。これによって、処理終了時点で、各シーングループを代表するM個のオブジェクト画像がプリントリストに設定されている。
さらに図15には、上述のステップS53で述べたプリント領域決定処理に関する第1の実施形態のフローチャートを示す。
図15において、動作が開始されると、まず記録済みデータ量V1(Byte)を取得する(ステップS111)。次に、新規、または追加記録データ量V2(Byte)を取得する(ステップS112)。そして未プリント領域情報(開始角θ1、終了角θ2)を取得し、ディスク回転中心を基準とした、プリント済領域の仰角φ1、未使用領域の仰角φ2、新規プリントで使用可能な仰角φ3を求める(ステップS113)。なお、書換え可能ディスクや、追記用ディスクでは光記録面から絶対位置情報の取得が可能である。
また、ディスクの最大容量をVmaxとして、
φ1=2π×V1/Vmax
φ3=2π×V2/Vmax
を求める(ステップS114)。
さらに、各代表オブジェクトの属するグループのデータ量を取得し(ステップS115)、φ3の領域をグループのデータ量に応じて分割し、各グループのオブジェクト描画領域(φa、φb、φc)に割り当て(ステップS116)、処理が終了される。このようにして、例えば図16に示すようなプリント領域が決定される。
また、図17には、上述のステップS46、ステップS54で述べた指定領域へのプリント処理に関する第1の実施形態のフローチャートを示す。
図17において、動作が開始されると、まずプリントリストに登録されたオブジェクトの情報を取得する(ステップS121)。次に、割り当てられた領域にオブジェクトを描画可能かどうかの判断が行われる(ステップS122)。ここで判断結果がNoのときは、領域にフィットするように画像処理を行う(ステップS123)。なお、画質低下を避けるため、画像処理の基本は縮小処理のみとする。また、領域が埋まらない場合には、同じグループから次に重要度の高いオブジェクをもってきてプリントし、これを繰り返す。
さらに、ステップS122で判断結果がYesのときは、代表オブジェクトを指定領域に描画する(ステップS124)。そして、プリントリストに未プリントのオブジェクトがあるかどうかの判断が行われる(ステップS125)。ここで判断結果がYesのときは、ステップS121に戻される。また、ステップS125で判断結果がYesのときは、内蔵若しくはネットワーク上のデータベースを検索して得た各グループに関するテキスト情報(撮影日時、撮影場所など)を描画し、さらに枠の色の塗り分けなどの処理を行って(ステップS125)、処理が終了される。
このようにして、この第1の実施形態では、ディスクのレーベル部分に図18Aに示すような空き領域があった場合に、図18Bに示すように、その空き領域に各グループを代表するオブジェクトのプリントを行うことができる。
また、この手順を用いることによって、例えば図19Aに示すようなレーベルプリントが行われていないディスクに対して、例えば映像データから抽出するオブジェクトの形状を円もしくは楕円とし、オブジェクトを切り出す際には、円、もしくは相似な楕円領域で切り出しを行う。レーベルプリント用に選出された代表オブジェクトは、縮小処理などの画像処理を経てレーベルにプリントされる。これにより、例えば図19Bに示すような1回目のレーベルプリントが行われる。
このレーベルプリントは順次追加して行われ、容量一杯までデータ記録した状態(完成状態)では、図19Cに示すようにレーベルプリントが行われる。なおこの状態では、グループ別に縁取りの色を変えたり、テキスト情報を加えたりすることもできる。そしてこのレーベルプリントの画像からは、このディスクには少なくとも7つの主要なイベントが記録されていることが判る。また、プリントされた大きさから、例えば符号aで示されたイベントに関する記録データ量が最も多いことが判るようになる。
ところで、この第1の実施形態のやり方では、例えば3つのグループがほぼ同じデータ量であった場合には、レーベルに描画される代表オブジェクトのサイズは、図20Aに示すようにほぼ同じとなる。これでは、例えば高解像度シーンを短時間記録した場合と、低解像度シーンを長時間記録した場合とがレーベル面上でほぼ同一サイズとして表現されることになる。
そこで、グループの特徴をレーベルプリントに反映させるためには、例えば図20Bに示すように代表オブジェクト画像の縁取りの濃淡に当該グループを構成する各シーンの平均的ビットレートを反映させる。これによって、例えば同じ程度のプリントサイズであれば、例えば符号bで示された縁取りの色が濃い方が高画質であるなど、ユーザーはレーベルからコンテンツに関する情報を把握可能となる。
さらに図21には、上述のステップS53で述べたプリント領域決定処理に関する第2の実施形態のフローチャートを示す。
図21において、動作が開始されると、まず記録済みデータ量V1(Byte)を取得する(ステップS131)。次に、新規、または追加記録データ量V2(Byte)を取得する(ステップS132)。そして未プリント領域情報(開始角θ1、終了角θ2)を取得し、ディスク回転中心を基準とした、プリント済領域の仰角φ1、未使用領域の仰角φ2、規プリントで使用可能な仰角φ3を求める(ステップS133)。なお、書換え可能ディスクや、追記用ディスクでは光記録面から絶対位置情報の取得が可能である。
また、ディスクの最大容量をVmaxとして、
φ1=2π×V1/Vmax
φ3=2π×V2/Vmax
を求め(ステップS134)、ここでの処理が終了される。これによって、例えば図22に示すようなプリント領域が決定される。
そして図23には、上述のステップS46、ステップS54で述べた指定領域へのプリント処理に関する第2の実施形態のフローチャートを示す。
図23において、動作が開始されると、まずプリントリストに登録されたオブジェクトの情報を取得する(ステップS141)。次に、オブジェクトをその領域を包含する多角形で近似する(ステップS142)。そして、探索角度φの初期値として、データ量から
決定した描画領域角φ3を設定する(ステップS143)。さらに、探索角度φよりも小さく、かつ最も角度φに近い頂角をもつ近似多角形オブジェクトが存在するかどうかの判断が行われる(ステップS144)。
このステップS144で判断結果がNoのときは、続けて探索角度φよりも大きく、かつ最も角度φ3に近い頂角をもつ近似多角形オブジェクトが存在するかどうかの判断が行われる(ステップS145)。そしてステップS144で判断結果がYesのときと、ステップS145で判断結果がYesのときは、発見されたオブジェクトの当該角度が探索角度φにフィットするようにオブジェクトを回転処理が行われる(ステップS146)。
また、ステップS145で判断結果がNoのときは、ステップS146はスキップされる。さらに、全てのオブジェクトの配置完了かどうかの判断が行われる(ステップS147)。このステップS147で判断結果がNoのときは、探索角度φに次のターゲット角度を設定して(ステップS148)、ステップS144に戻される。また、ステップS147で判断結果がYesのときは、描画対象領域にフィットするように全体の縮小処理が行われて(ステップS149)、処理は終了される。
これによって、オブジェクトをその領域を包含する多角形が、例えば図24Aの符号a〜dに示すように近似された場合に、最初は図24Bに示すように描画領域角φ3を探索角度φの初期値として設定し、近似多角形オブジェクトaが探索される。そしてこの近似多角形オブジェクトaが図24Cに示すように配置されると、新たにターゲット角度θ1、θ2が設定され、それらの角度に対して図24Dに示すようにそれぞれ近似多角形オブジェクトb、cが探索される。
さらに、これらの近似多角形オブジェクトb、cが配置されることによって、図24Eに示すように新たにターゲット角度θ3、θ4が設定され、近似多角形オブジェクトdが探索される。そして、図24Fに示すように配置が終了されると、図24Gに示すように全体の画像がプリント領域に納まるように縮小されて、指定領域へのプリント処理が終了される。
以上のようにして、本発明のレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法によれば、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出し、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出し、算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を記録媒体のレーベル部分にプリントする。これによって、記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるレーベルプリントを行うことができる。
さらに、上述の手順を応用することによって、例えば図25に示すように、各シーングループから検出されたオブジェクト画像や、オブジェクトが検出されない場合の代表画像をコラージュしたレーベルプリントを行うことができる。なおこの例では、それぞれのオブジェクト画像を楕円形にきり抜き、それぞれの周囲をぼかしてプリントしているものである。
すなわち、図26Aに示すようなシーンを構成する各画像からオブジェクト(顔)領域を検出し、図26Bに示すようにシーン中で領域サイズが最大の顔領域画像を代表顔領域画像とする。次に、図26Cに示すように代表顔画像領域を含む画像から顔画像領域の2倍の領域を切り出す。そして図26Dに示すように、画像処理で領域を楕円形に加工し境界をぼかす。
さらに、図26Eに示すように、各シーンから同様の手順で抽出された顔領域画像をレーベルにプリントする。またここでは、重要度の高い顔領域画像のプリントサイズを大きく、重要度が低い画像は小さいサイズでプリントを行う。このようにして、記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるレーベルプリントを行うことができる。
あるいは、図27に示すように、レーベル描画領域を小領域に分割し、小領域単位でプリントの有無を管理する。その際には、光学的にデータ記録を行うデータ記録面側の絶対アドレスを描画領域の絶対位置を管理するうえで使用することができる。
さらに、具体例としては、レーベル面を六角形格子状に領域分割して管理する。楕円形に切り出した画像を各領域内にプリントする。ただし、実際のプリント時には、図中の格子は印刷されない。
そして、図27Aに示すセンターホールを通る軸(a)からの描画対象小領域の回転角度に応じて、図27Bに示すように描画する画像も回転させる。なお、図27では、同じ画像を顔画像として表現しているが、実際は各小領域にプリントされる各々の画像がディスクに記録される映像中のシーンから自動抽出されたシーンを代表する顔領域画像となる。
なお図示の例では、領域数36として36種類の顔画像をレーベルに記載可能である。そして、個々のディスクに対してプリント済み領域を管理することで、後から光ディスクに追記した映像データから抽出された顔領域画像のレーベルへの追記が可能となる。
各小領域には、光ディスクに記録される映像データの撮影日時をプリントしても良い。
なお、上述した実施形態では、映像データ中での重要度に応じて顔画像の描画サイズを変えたが、重要度に応じて、同一人物の顔画像(同じ画像、もしくは人物は同じだが種類の異なる顔画像)を描画する領域の数を変えることで、当該顔画像の人物が当該ディスク内のデータに占める重要度を表現することができる。あるいは、描画の濃淡によりディスクに記録されたデータ中での重要度を示すこともできる。
また、例えばオブジェクトの顔画像を元の画像から切り出さず、重要度の判断のみに使用し、レーベルへのプリント時には元の画像をそのまま使用してもよい。この場合、画像の重なり具合に重要度を反映し、例えば図28A、Bに示すように重要度を最も高く設定されたシーンのフレームを最全面にレイアウトする。さらに、図29に示すように、
画像中の顔領域を認識し、顔領域を避けて重ね合わせを行う、もしくは顔画像との重なりを最も少なくするように重ね合わせを行うことも可能である。
以上に述べたように、本発明によれば、記録媒体に記録または再生される画像情報中のオブジェクトを抽出し、抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出し、算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を記録媒体のレーベル部分にプリントすることによって、記録媒体に記録されている内容を一目で把握できるレーベルプリントが行われるものであるが、さらに本発明を応用して、以下のような処理も可能となる。
すなわち、レーベルプリント機能を備えた動画データ、静止画データを記録可能な光ディスク記録再生装置で、光ディスクに記録された(もしくはこれから記録する)データを元に、あらかじめユーザーにより設定された条件でデータを走査し、レーベルプリント用のデータを自動抽出し、当該データをレーベルにプリントする。
レーベルプリント機能を備えた動画データ、静止画データを記録可能な光ディスク記録再生装置で、光ディスクに記録済みもしくはこれから記録するデータから、所定のオブジェクトを抽出する機能を備え、抽出した1つ以上のオブジェクトを、当該データが記録される光ディスクの記録内容を代表するデータとしてレーベルにプリントする。
記録するデータから抽出したオブジェクトの識別を行い、各オブジェクトの光ディスクに記録するデータ中に占める重要度を算出し、重要度の高いオブジェクトを大きいサイズで、重要度の低いオブジェクトを小さいサイズでレーベルにプリントする。
記録するデータから抽出したオブジェクトの識別を行い、各オブジェクトの光ディスクに記録するデータ中に占める重要度を算出し、重要度の高いオブジェクトおよびそのオブジェクトに類似するオブジェクトの描画数を多くし、重要度の低いオブジェクトの描画数を少なくする。また、記録するデータから抽出したオブジェクトの識別を行い、各オブジェクトの光ディスクに記録するデータ中に占める重要度を算出し、重要度の高いオブジェクトは濃色で描画し、重要度の低いオブジェクトを淡色で描画する。
オブジェクトのデータ中に占める重要度を算出するうえで、検出されたオブジェクトの領域サイズ、当該オブジェクトの出現フレーム数を測度とする。さらに、上記の重要度の算出において、オブジェクトの領域サイズが所定の値よりも小さいオブジェクトについては、実質的な領域サイズを0とし、出現頻度は高いが、出現時のサイズが小さいオブジェクトのデータ中における重要度が必要以上に高くなることを抑制する。
上記の装置で、あらかじめ重要度の順位に閾値を儲け、重要度が閾値より高いオブジェクトだけをレーベルにプリントする。さらに、上記の装置で、オブジェクトの抽出をシーン単位で行い、シーン内でオブジェクト領域サイズが最大のオブジェクトを当該シーンの代表オブジェクトとして採用し、各シーンの代表オブジェクトをレーベルにプリントする。
上記の装置で、レーベルに描画する各オブジェクトのサイズを略同一とする画像処理を行う。また、光ディスクのデータ記録面側の記録アドレス情報を利用し、オブジェクトを既に描画済みの領域であるのか、まだ描画していない領域であるのかを管理可能であり、後から光ディスクに追加記録したデータから抽出されたオブジェクトを空いている領域に追記可能にする。
さらに上記の装置で、レーベル面を多角形の小領域に分割して管理することで、領域管理を簡便化する。また、元の画像から楕円領域でオブジェクト領域の切り出しを行い、楕円境界部では、境界部に近づくほど、画像のRGB値がレーベル描画背景色に近くなる画像処理を行う。さらに、オブジェクトを顔画像領域もしくは、顔画像領域を含む近傍領域とする。
また、上記の装置で、シーンの代表画像の選出のために各画像のシーン中に占める重要度を算出する際に、検出されえた顔画像領域が笑顔であるかどうかを画層認識により判別し、笑顔の顔画像領域の重要度を高く設定する機能を備える。
顔画像を抽出対象オブジェクトとする場合に、オブジェクトとしての顔画像が検出されなかったシーン(例えば風景のみが撮影されたシーン)については、シーンを構成する画像で、撮影時間軸上、略中央に位置する画像を、シーン代表画像とし、そのサムネイルをレーベルにプリントする機能を備える。
風景映像と顔の入った映像とで、レーベルプリント用画像としての優先順位を設定可能にする。また、光ディスクに記録(録画)するデータが、テレビ番組であり、録画時間の長短に応じて、EPGデータを基に生成されたレーベルプリント用のサムネイル画像やタイトル情報などのレーベルへの描画サイズを変える、レーベルプリント方法および、当該機能を搭載する。
映像データ中のシーンの代表画像を、シーン内で最大の大きさのオブジェクトが検出されたフレームとする、代表画像の選択方法、およびそれにより選択されたフレーム中のオブジェクトをレーベルにプリントする。
映像データ中のシーンの代表画像を、シーン内で最も出現時間の長い(出現フレーム数の多い)オブジェクトが映っているフレームで、なおかつ当該オブジェクトが最も大きいサイズで映っているフレームとする、代表画像の選択方法、およびそれにより選択されたフレーム中のオブジェクトをレーベルにプリントする。
映像データ中の全顔画像を抽出し、人物ごとにグループ分けを行い、グループの中で顔画像領域が最大のデータを当該人物の代表顔画像とし、全データ中での当該人物の登場フレーム数と登場時の顔画像領域サイズを元に、登場人物の映像データ中での重要度を算出し、重要度の高い人物の代表顔画像から優先的にレーベルプリント用データとして採用する。
上記の装置で、光ディスクに記録する、もしくは記録されたデータの特徴量を抽出したうえで、装置内もしくはネットワーク上のデータベースと照合し、記録されたデータを象徴する画像データやテキストデータを取得し、それらをレーベルにプリントする。
なお本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
本発明のレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法を適用した光ディスク記録再生装置の一実施形態の構成を示す平面図である。 本発明のレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法を適用した光ディスク記録再生装置の一実施形態の構成を示す正面図である。 本発明のレーベルプリント装置、レーベルプリントシステム及びレーベルプリント方法を適用した光ディスク記録再生装置の一実施形態の信号の流れを示したブロック図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの処理動作の説明のためのフローチャート図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。 本発明によるレーベルプリントの説明のための図である。
符号の説明
1…光ディスク装置(印刷装置)、2…トレイ、3…スピンドルモータ(回転駆動部)、6…印刷部、7…制御部、16…光ピックアップ、21…印刷ヘッド、23…インクカートリッジ、31…吐出ノズル、32…ヘッド駆動モータ、41…インターフェース部、51…中央制御部、52…ドライブ制御部、53…プリント制御部、61…バスライン、62…放送受信部、63…中央演算装置、64…メインメモリ、65…画像処理部、66…ハードディスク装置、67…外部インターフェース部、68…画像出力部、69…ネットワークI/F部

Claims (13)

  1. 記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行う記録及び/または再生機構と、
    前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行うプリント機構と、
    前記記録媒体に記録または再生される前記画像情報中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出部と、
    前記抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する重要度算出部と、を備え、
    前記算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を前記プリント機構により前記記録媒体のレーベル部分にプリントする
    ことを特徴とするレーベルプリント装置。
  2. 前記記録及び/または再生の行われる情報データをシーンごとにグループ分けするグループ分け機構を有し、
    前記プリント機構による前記レーベル部分へのプリントを前記グループごとに1以上のオブジェクトを抽出して行う
    ことを特徴とする請求項1記載のレーベルプリント装置。
  3. 前記シーンごとの記録時刻及び/または記録場所の情報を判別する記録情報判別機構を有し、
    前記グループ分け機構による前記グループ分けを前記シーンごとの記録時刻及び/または記録場所の情報に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項2記載のレーベルプリント装置。
  4. 前記グループ分けされた各シーンをその記録時間の長い順に序列化するシーン序列化機構と、
    前記序列の順に前記各シーンの代表オブジェクトを選択して前記算出された重要度と共に所定数のオブジェクトリストを生成するオブジェクトリスト生成機構と、を有する
    ことを特徴とする請求項2、3のいずれか一つに記載のレーベルプリント装置。
  5. 前記オブジェクトリスト生成機構は、前記シーンごとに抽出されるオブジェクトの前記算出された重要度が最大のものを当該シーンの代表オブジェクトとするか、前記オブジェクトの抽出がないときは、前記シーンの開始フレーム、最終フレームまたは中間フレームを重要度0の代表オブジェクトとする
    ことを特徴とする請求項4記載のレーベルプリント装置。
  6. 各前記グループをそこに含まれる前記シーンの合計の記録時間の長い順に序列化するグループ序列化機構と、
    前記序列の順に各前記代表オブジェクトによるプリントリストを生成するプリントリスト生成機構と、を有する
    ことを特徴とする請求項5記載のレーベルプリント装置。
  7. 前記プリントリスト生成機構は、前記代表オブジェクトが重要度0のもののみのときは、前記グループに含まれる前記シーンの記録時間の長い序列の順に任意の数の前記重要度0の代表オブジェクトによるプリントリストを生成する
    ことを特徴とする請求項6記載のレーベルプリント装置。
  8. 前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行うプリント機構は、前記記録媒体の全体の記録容量と、前記記録及びまたは再生の行われる情報データの情報量とによって前記プリントの領域を決めて行う
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つにレーベルプリント装置。
  9. 前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行うプリント機構は、前記プリントする際のオブジェクトの画像の大きさを前記重要度に基づき制御する
    ことを特徴とする請求項8記載のレーベルプリント装置。
  10. 前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行うプリント機構は、前記プリントされるオブジェクトを前記グループごとに識別可能にする
    ことを特徴とする請求項9記載のレーベルプリント装置。
  11. 内蔵若しくはネットワーク上のデータベースを検索するデータベース検索部をさらに備え、
    前記抽出されたオブジェクトに基づき前記検索部で検索された情報を前記オブジェクト共にプリントする
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のレーベルプリント装置。
  12. 記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行うと共に、前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行う機構を有し、
    内蔵若しくはネットワーク上のデータベースを検索する検索部と、
    前記記録媒体に記録または再生される前記画像情報中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出部と、
    前記抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する重要度算出部と、を備え、
    前記算出された重要度に基づく前記オブジェクトの画像と前記抽出されたオブジェクトに基づき前記検索部で検索された情報とを前記記録媒体のレーベル部分にプリントする
    ことを特徴とするレーベルプリントシステム。
  13. 記録媒体に画像情報を含む情報データの記録及び/または再生を行うと共に、前記記録媒体のレーベル部分にプリントを行う機構を有する装置に使用され、
    前記記録媒体に記録または再生される前記画像情報中のオブジェクトを抽出する手順と、
    前記抽出されたオブジェクトの大きさ及び出現頻度に基づいて重要度を算出する手順と、
    前記算出された重要度に基づいて当該オブジェクトの画像を前記記録媒体のレーベル部分にプリントする手順とからなる
    ことを特徴とするレーベルプリント方法。
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