JP2009151035A - カラーフィルタ製造方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 凸版反転オフセット印刷法を用いてアレイ基板上にカラーフィルタを形成する際に、コンタクトホールの形状をテーパ形状にできるカラーフィルタ製造方法を提供する。
【解決手段】 凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板1上にコンタクトホール付きカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法において、塗布工程にてインクをブランケット10表面に膜厚が均一になるように塗布してインク層11を形成し、除去工程にてインク層11に所定の形状の凸版13を接触させて不要な部分のインク層11を凸版13の凸部14に転写して除去し、転写工程にてブランケット10表面に残ったインク層11をアレイ基板1に転写する。そして、凸版13の凸部14は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部14aと第1凸部14a以外の部分である第2凸部14bとを含み、第1凸部14aの高さは、第2凸部14bの高さよりも高くなるように形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラーフィルタオンアレイ構造を有するTFT型液晶パネルにおけるカラーフィルタ製造方法に関する。
従来の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下「TFT」と記す)型の液晶パネルにおいては、アレイ基板とカラーフィルタ基板とを組み合わせる工程において位置合わせ精度に問題があるため、パターン設計の段階において、カラーフィルタ基板上に形成される遮光膜のパターン幅を位置合わせ誤差を見込んで広くすることで、位置ずれに起因する不良が発生しにくいようにしている。このように、遮光膜のパターン幅を広くすると、画素開口率が小さくなり、液晶パネルの表示品位として暗いものとなってしまうという問題がある。
液晶パネルにおいては、近年、高精細化、高輝度化、高い色再現性および高視認性の実現のため、画素の高開口率化が求められており、これにともなって、製造設備における更なる高精度アライメント技術の開発が行われている。しかし、上述のようなアレイ基板とカラーフィルタ基板とを組み合わせる工法を用いる場合には、これ以上の高開口率化は困難な状況にある。
そこで、上述のような問題を解決するために、アレイ基板上に直接カラーフィルタを形成することによって、組み立て時のアライメントを不要とするカラーフィルタオンアレイ(以下「COA」と記す場合がある)構造の液晶パネルの開発が活発に行われている。
図6は、COA構造を有するTFT型液晶パネル60の構成の一例を示す断面図である。このCOA構造を有するTFT型液晶パネル60は、図6に示すように、カラーフィルタオンアレイ基板61と、対向基板62とを有する。カラーフィルタオンアレイ基板61は、ガラス基板63a上に信号線および走査線が共に形成されるスイッチング能動素子64と、遮光膜(黒色膜)65と、カラーフィルタ66と、透明電極67とが形成される。カラーフィルタ66には、透明電極67とこれを駆動させるスイッチング能動素子64とに導電処理を施して、両者を導通させるためのコンタクトホール68が形成される。対向基板62は、ガラス基板63b上に透明電極69が形成される。カラーフィルタオンアレイ基板61と対向基板62との相対向する面には、配向膜70a、70bが形成される。そして、ガラス基板63a,63bは、その周縁部がシール材71で閉じられ、さらに球状あるいは柱状のスペーサ72を介して固着され、その間隙に液晶73が充填されることで、TFT型液晶パネル60が形成される。TFT型液晶パネル60の表裏面には偏光板または偏光フィルムが貼り付けられ、また、TFT型液晶パネル60の用途に応じて、他の光学フィルムが貼り付けられる。
このように、COA構造を有するTFT型液晶パネル60においては、アレイ基板とカラーフィルタ基板とのアライメント工程が簡便となるため、製造工程を簡略化できる。また、遮光膜のパターン幅をより狭くできるためさらなる高解像度化が実現できる。
上述のようなCOA構造を有するTFT型液晶パネル60におけるカラーフィルタの形成方法としては、顔料分散法、インクジェット法および印刷法などの各種の工法が開発されている。
顔料分散法では、たとえば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色のカラーフィルタおよび黒色(K)の遮光膜を形成する場合には、まず、黒色顔料を分散させたインクをアレイ基板に塗布後、プリベーク(前乾燥)、露光、現像、焼成などの工程を経て、所定のパターンの着色層を形成する。次いで同様の工程を繰り返して、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の着色層を形成するため、工程が長く複雑である。また、これらの工程には、高価な露光機や現像機が対応する色の数だけ必要であるため、多額の費用がかかる。さらに、何度も加熱処理を行うためアレイ基板の不良が生じやすく高価なアレイ基板を破棄する確率が高くなり、さらなるコストアップにつながるという問題もある。
インクジェット法では、インクジェットノズルから溶剤に溶かした着色材料を、アレイ基板上に所望のパターンを形成するように噴出後乾燥させる。このようなインクジェット法に用いられるインクは粘度が低く、コンタクトホールを形成する必要のあるCOA構造を有するTFT型液晶パネルのカラーフィルタの形成には不向きである。
印刷法では、近年、特に凸版反転オフセット印刷法が脚光を浴びている。凸版反転オフセット印刷法とは、高分子樹脂などから構成されるインクをシリコーンブランケットなどのブランケット表面に膜厚が均一になるように塗布した後、表面にインク層が形成されたブランケットと凸版とを接触させて不要な部分のインク層を凸版の凸部に転写させて除去し、ブランケット表面に残ったインク層を被刷物に転写する印刷法である。特許文献1および特許文献2では、連続積層(ウェット オン ウェット)が可能な上述の凸版反転オフセット印刷法を用いることで、大幅なコストダウンを達成しつつ、顔料分散法により製造されるカラーフィルタと同等の精度のカラーフィルタを製造している。
このように、凸版反転オフセット印刷法は、スイッチング能動素子が形成された付加価値の高いアレイ基板上にカラーフィルタを形成する方法として、非常に好適であるという認識が高まっている。
特開2000−289320号公報 特開2001−56405号公報
図6に示すように、COA構造を有するTFT型液晶パネル60において、カラーフィルタ66には、コンタクトホール68が形成されるが、透明電極67とスイッチング能動素子64とを良好に導通させるためには、前記コンタクトホール68の形状が重要であり、特に、スイッチング能動素子64に接触する側が狭くなるように形成されるテーパ形状であることが好ましい。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示されるように、凸版反転オフセット印刷法を用いてアレイ基板上にカラーフィルタを形成する場合には、表面にインク層が形成されたブランケットと凸版とを接触させた後これらを離す際に、凸版の凸部に転写されるインク層が引きちぎられる状態となるため、アレイ基板上に形成されるカラーフィルタのコンタクトホールのエッジ形状がくずれ、たとえば、スイッチング能動素子64に接触する側が広くなるように、すなわちテーパ形状とは逆向きになるように形成される逆テーパ形状になってしまうという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、凸版反転オフセット印刷法を用いてアレイ基板上にカラーフィルタを形成する際に、コンタクトホールの形状をテーパ形状にできるカラーフィルタ製造方法を提供することである。
本発明は、凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板上にコンタクトホール付きカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、
インクをブランケット表面に膜厚が均一になるように塗布してインク層を形成する塗布工程と、
インク層に所定の形状の凸版を接触させて不要な部分のインク層を凸版の凸部に転写して除去する除去工程と、
ブランケット表面に残ったインク層をアレイ基板に転写する転写工程とを含み、
凸部は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部と第1凸部以外の部分である第2凸部とを含み、
第1凸部の高さは、第2凸部の高さよりも高くなるように形成されることを特徴とするカラーフィルタ製造方法である。
また本発明のカラーフィルタ製造方法は、第1凸部の高さと第2凸部の高さとの差は、インク層の膜厚の0.1倍〜0.3倍の大きさであることを特徴とする。
また本発明のカラーフィルタ製造方法は、インクの粘度は、2cps〜50cpsであることを特徴とする。
また本発明のカラーフィルタ製造方法は、凸部は、第1凸部と第2凸部とが同じ高さになるようにエッチングする第1段階目の工程と、第2凸部のみをさらにエッチングして第1凸部の高さが第2凸部の高さよりも高くなるようにする第2段階目の工程によって形成されることを特徴とする。
本発明によれば、凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板上にコンタクトホール付きカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、塗布工程にてインクをブランケット表面に膜厚が均一になるように塗布してインク層を形成し、除去工程にてインク層に所定の形状の凸版を接触させて不要な部分のインク層を凸版の凸部に転写して除去し、転写工程にてブランケット表面に残ったインク層をアレイ基板に転写する。
このように、凸版反転オフセット印刷法によってカラーフィルタを形成することによって、高精度なカラーフィルタを安価に製造することができる。
また、凸版の凸部は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部と第1凸部以外の部分である第2凸部とを含み、第1凸部の高さは、第2凸部の高さよりも高くなるように形成される。
これにより、コンタクトホールの形状をスイッチング能動素子に接触する側が狭くなるように形成されるテーパ形状にすることができるため、透明電極とスイッチング能動素子とを良好に導通させることができ、導電処理を施しやすくできる。
また本発明によれば、第1凸部の高さと第2凸部の高さとの差は、インク層の膜厚の0.1倍〜0.3倍の大きさであることが好ましい。これにより、より確実にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができ、透明電極とスイッチング能動素子とをより良好に導通させることができ、導電処理をさらに施しやすくできる。
また本発明によれば、インクの粘度は、2cps〜50cpsであることが好ましい。これにより、好適な膜厚のインク層をより確実に形成することができるため、より確実にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができる。
また本発明によれば、凸部は、第1凸部と第2凸部とが同じ高さになるようにエッチングする第1段階目の工程と、第2凸部のみをさらにエッチングして第1凸部の高さが第2凸部の高さよりも高くなるようにする第2段階目の工程によって形成されることが好ましい。
これにより、第1凸部の高さが第2凸部の高さよりも高くなるように形成される凸版を簡単に作製することができるため、より簡単にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができる。
本発明は、凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板上にコンタクトホール付きカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、塗布工程にてインクをブランケット表面に膜厚が均一になるように塗布してインク層を形成し、除去工程にてインク層に所定の形状の凸版を接触させて不要な部分のインク層を凸版の凸部に転写して除去し、転写工程にてブランケット表面に残ったインク層をアレイ基板に転写する。
このように、凸版反転オフセット印刷法によってカラーフィルタを形成することによって、高精度なカラーフィルタを安価に製造することができる。
また、凸版の凸部は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部と第1凸部以外の部分である第2凸部とを含み、第1凸部の高さは、第2凸部の高さよりも高くなるように形成される。
これにより、コンタクトホールの形状をスイッチング能動素子に接触する側が狭くなるように形成されるテーパ形状にすることができるため、透明電極とスイッチング能動素子とを良好に導通させることができ、導電処理を施しやすくできる。
以下に、本発明のカラーフィルタ製造方法について詳細に説明する。図1は、本発明のカラーフィルタ製造方法の概要を示す断面図である。本発明のカラーフィルタ製造方法は、図1に示すように、凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板1上にカラーフィルタを製造する。すなわち、図1(a)に示すように、塗布工程にてインクをブランケット10表面に膜厚が均一になるようにダイコータ12によって塗布してインク層11を形成し、図1(b)に示すように、除去工程にてインク層11に所定の形状の凸版13を接触させて不要な部分のインク層11を凸版13の凸部14に転写して除去し、図1(c)に示すように、転写工程にてブランケット10表面に残ったインク層11をアレイ基板1に転写する。
以下に、本発明のカラーフィルタ製造方法の各工程について説明する。
[塗布工程]
塗布工程では、ブランケット10を回転させながら、ブランケット10の表面に、インクをダイコータ12で塗布する。ダイコータ12は、インクがブランケット10の表面に均一な膜厚のインク層11を形成するように、対向するダイ間のギャップから液状のインクを流出させる。
ブランケット10は、表面に撥樹脂機能や剥離機能などの離型性を有するローラ状部材であり、たとえば、金属や樹脂などから構成されるロール状部材である胴体の表面に離型性を有するシートなどを巻きつけたものや、前記胴体の表面を離型剤で処理したものなどが挙げられる。
離型性を有するシートとしては、たとえば、シリコーン樹脂やフッ素樹脂などで構成されるシートなどが挙げられる。
このように、表面に離型性を有するブランケット10を使用するのは、その撥樹脂機能や剥離機能を利用して、凸版13の凸部14やアレイ基板1の表面に確実にインク層11を転写させるためである。本実施形態では、鉄またはアルミ製の胴体にシリコーンゴムシートが巻かれたものを使用した。
ブランケット10の回転位置は、精度良く調整される。たとえば、ブランケット10と、凸版13およびアレイ基板1に対する相対的な位置合わせは、あらかじめ位置決めパターンを形成しておくなどの方法で、精密に行うことができる。
なお、上記構成では、ローラ状のブランケット10を使用したが特にこれに限定されるものではなく、たとえば平板状やベルト状のものを使用してもよい。
また、上記構成では、ブランケット10へのインクの塗布手段としてダイコータ12を使用したが、必要な膜厚を得られるものであれば特にこれに限定されるものではなく、たとえばCAPコータ、ワイヤーバーコータおよびブレードなどを使用してもよい。CAPコータは、毛細血管現象を利用してインクを塗布するものであり、ワイヤーバーコータやブレードは、これらとブランケット10との間に形成される隙間を介してインクを塗布するものである。
インクの粘度は、2cps〜50cpsであることが好ましい。これにより、顔料を充分に分散させ、好適な膜厚のインク層をより確実に形成することができるため、より確実にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができる。インク層11の好適な膜厚としては、1μm〜4μmである。なお、ここでいう粘度とは、20℃においてE型粘度計によって測定した値を示す。
インクとしては、上述の範囲の粘度を有するものであれば特に限定されるものではないが、たとえば、有機着色インクが挙げられる。有機着色インクは、樹脂成分と溶媒成分とを含む樹脂剤および顔料を含んで構成される。樹脂成分としては、透明性を有し、適切な溶剤に溶解する樹脂であれば特に限定されるものではなく、たとえば、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂などのうち少なくとも1種類が用いられる。またこれらの樹脂は水溶性であってもよい。さらに、パターンの形成されたインク層11の転写後に熱や光、電子線などによって重合する材料、たとえば、樹脂成分の前駆体である多官能モノマーのような材料や架橋剤などを混合してもよいし、さらにモノマーの重合反応を促進させるために重合開始剤や架橋開始剤を添加してもよい。
樹脂成分の含有量は、特に制限されないけれども、好ましくは有機着色インク100重量%に対して樹脂成分が10重量%以上30重量%以下である。
溶媒成分としては、アルコール系、ケトン類、エステル類、エーテル系などの溶媒が好ましく、たとえば、ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、n−ブタノール、酢酸プロピレングリコールメチルエーテル、酢酸プロピレングリコールエチルエーテル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどが挙げられる。
溶媒成分の含有量は、特に制限されないけれども、好ましくは有機着色インク100重量%に対して溶媒成分が60重量%以上90重量%以下である。
着色剤としては染料や顔料を用いることができるが、特に、耐環境性、耐熱性に優れる顔料を用いることが好適である。顔料としては有機および無機顔料を用いることができ、具体的には、カラーインデックス(The Society of Dyers and Colourists出版)でピグメント(Pigment)に分類されている化合物が挙げられる。これらの有機顔料は単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。好ましい着色剤の具体例を以下に述べる。
本発明に使用する顔料は、カラーフィルタの製造に適用されるので、赤色(R)、緑色(G)、青(B)および黒色(K)などの着色画像に適した各顔料が使用される。
赤色顔料としては、たとえば、ピグメントレッド4BS(山陽色素株式会社製)などが挙げられる。
緑色顔料としては、たとえば、フタロシアニングリーンSAX(山陽色素株式会社製)などが挙げられる。
青色顔料としては、たとえば、フタロシアニンブルーSR−150(山陽色素株式会社製)などが挙げられる。
黒色顔料としては、たとえば、カーボンブラック、チタンブラックなどが挙げられる。
顔料の含有量は、特に制限されないけれども、好ましくは樹脂成分100重量部に対して10重量部以上30重量部以下である。
有機着色インクの作製方法としては、上述の各構成成分を混合分散して各顔料の色に対応した着色剤を調整する。その後、これらの着色剤を希釈して所望の粘度となるように調整することにより、有機着色インキが作製される。
混合分散に用いられる分散手段としては、特に限定されるものではなく公知のものを使用できるが、たとえば、3本ロールミル、2本ロールミル、サンドミル、アトライダー、ボールミル、ニーダー、ペイントシェーカなどが挙げられる。また混合分散の際に、顔料の分散を良好にするために適宜分散剤を添加しても良い。分散剤は顔料の分散を助け、かつ、分散後の再凝集を防止する効果があるので、より透明性に優れたカラーフィルタを製造できる。
分散剤としては、特に限定されるものではないが、たとえば、ビックケミージャパンBYKシリーズ(ビックケミー・ジャパン株式会社製)などが挙げられ、顔料によって適宜選択すればよい。
粘度調整に用いられる溶媒としては、アルコール系、ケトン類、エステル類などの溶媒が好ましく、たとえば、酢酸エチル、酢酸プロピレングリコールメチルエーテルなどが挙げられる。
[除去工程]
除去工程では、インク層11が塗布されたブランケット10に凸版13を接触させ、不要な部分(非画素部分)のインク層11を凸版13の凸部14に転写させて除去する。
以下に、本発明のカラーフィルタの製造方法において使用される凸版13について説明する。図2は、本発明のカラーフィルタ製造方法に使用される凸版13の一部分の形状を示す側面図である。
凸版13の表面には、図2に示すように、実際にアレイ基板1上に形成される画素パターンに対応して、凸部14と凹部15とが形成される。凸部14間の凹部15の形状は、所望の画素パターンの形状に対応する。したがって、除去工程後のブランケット10の表面には、所望の画素パターンの形状に対応したインク層11が残る。また凸部14は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部14aと、第1凸部14a以外の部分である第2凸部14bとを含んで構成される。
凸版13の構成材料としては、特に限定されるものではないが、たとえば、ガラス、金属などが挙げられる。凸版13の大きさとしては、カラーフィルタを形成するアレイ基板1のサイズより大きいことが好ましい。本実施形態では、ガラスから構成される凸版13を使用した。
凸部14において、第1凸部14aの高さは、第2凸部14bの高さよりも高くなるように形成される。これにより、コンタクトホールの形状をスイッチング能動素子に接触する側が狭くなるように形成されるテーパ形状にすることができるため、透明電極とスイッチング能動素子とを良好に導通させることができ、導電処理を施しやすくできる。
また、第1凸部14aの高さと第2凸部14bの高さとの差は、ブランケット10に塗布されるインク層11の膜厚の0.1倍〜0.3倍の大きさであることが好ましい。これにより、ブランケットの劣化が多少生じたとしても、確実にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができ、透明電極とスイッチング能動素子とをより良好に導通させることができ、導電処理をさらに施しやすくできる。本実施形態では、上記高さの差は、1μm〜3μmであることが好ましく、さらには1μm〜2μmであることが好ましい。
図3は、本発明のカラーフィルタ製造方法によってアレイ基板1上にコンタクトホール31部分のインク層11が形成されるときの概要を示す概略図である。図3(a)〜図3(c)は除去工程の概要を示す図であり、図3(d)および図3(e)は転写工程の概要を示す図である。図3(d)および図3(e)の転写工程については後述する。
除去工程において、図3(a)および図3(b)に示すように、インク層11が塗布されたブランケット10に、第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高くなるように形成された凸版13が接触するとき、第1凸部14aは第2凸部14bよりも高い圧力がかかった状態で接触する。これによって、第1凸部14aの周辺にインクが押出されて、コンタクトホール31周辺部に対応する部分のインク層11の厚みが大きくなる。このとき、インク層11を形成するインクの粘度が2cps〜50cpsである場合には、インク層11のインクが流動することなく、コンタクトホール31周辺部に対応する部分のインク層11の厚みを大きくなった状態で維持することができる。そして、インク層11から凸版13を離す際に、コンタクトホール31周辺部に対応する部分のインク層11の厚みが厚くなった状態で、さらに第1凸部14aに引きずられるようになるため、ブランケット10表面に残ったインク層11は、図3(c)に示すように、コンタクトホール31周辺部に対応する部分のインク層11が盛り上がった状態となる。
また、上述の凸版13を使用することによって、第1凸部14aは第2凸部14bよりも高い圧力がかかった状態でインク層11が塗布されたブランケット10に接触するため、第1凸部14aに接触した部分のインク層11は、より確実に第1凸部14aに転写されるようになる。
凸版13の作製方法としては、第1凸部14aの高さが、第2凸部14bの高さよりも高くなるように形成できる方法であれば特に限定されるものではないが、たとえば、第1凸部14aと第2凸部14bとが同じ高さになるようにエッチングする第1段階目の工程と、第2凸部14bのみをさらにエッチングして第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高くなるようにする第2段階目の工程により作製する方法が挙げられる。
〔第1段階目の工程〕
図4は、第1段階目の工程の概要を示す概略図である。第1段階目の工程では、第1凸部14aと第2凸部14bとが同じ高さになるように凸部14を形成する。すなわち、まず図4(a)に示すように、ガラス基板41上にポジ型またはネガ型のフォトレジスト42を膜厚1μm〜2μmとなるように塗布し、プリベーク(加熱処理)する。
次いで、実際にアレイ基板1上に形成される所望の画素パターンのネガパターンまたはポジパターンを形成したマスク43を用いて露光、現像することによって、図4(b)に示すレジストパターンが形成されたガラス基板41を得る。その後、図4(c)に示すように、ガラス基板41を深さが5μm〜20μmとなるまでエッチングし、次いで、ポジ型またはネガ型のフォトレジスト42を剥離することにより、図4(d)に示すように、第1凸部14aと第2凸部14bとが同じ高さである凸部14と凹部15とが形成されたガラス基板41を得る。
ガラス基板41に凹部15を形成する際のエッチング方法としては、特に限定されるものではなく、ウェットエッチングなどの方法を用いることができるが、特には、フッ化水素酸を使用したウェットエッチングを用いる方法が好ましい。
図5は、第2段階目の工程の概要を示す概略図である。第2段階目の工程では、第2凸部14bのみをさらにエッチングして第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高くなるようにする。すなわち、まず、図5(a)に示すように、凹部15が形成されたガラス基板41において、第1凸部14aを覆うように、エッチングに耐性のある高分子樹脂51を、ノズル、インクジェットなどを用いて塗布して第1凸部14aを保護する。次いで、図5(b)に示すように、第1凸部14aの高さと第2凸部14bの高さとの差が、たとえば1μm〜3μmとなるまでエッチングする。その後、保護に用いた高分子樹脂51を除去することにより、図5(c)に示すように、第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高い凸版13を作製できる。第1凸部14aを保護するために用いる高分子樹脂は、ノズルやインクジェットによる塗布が可能で、その後に行われるエッチングに耐え、エッチング後に剥離できるものであればよく、かかる特性を有する各種の樹脂が使用できる。通常は溶液の形で塗布され、プリベークによって皮膜が形成される。たとえば、ポジ型またはネガ型のフォトレジストは、塗布が可能であり、プリベークによってエッチング耐性を示す皮膜を与え、エッチング後の剥離も容易である。ただし、光反応を利用するわけではないので、光反応性(感光性)のない樹脂でももちろん構わない。
なお、図5(c)に示す状態からさらにエッチングすることによって、図5(d)に示すように、第1凸部14aの角が取れた状態、すなわち、第1凸部14aの角が丸くなった状態にしてもよい。この場合、エッチングを行う時間としては、第1凸部14aの高さと第2凸部14bの高さとの差を1μm〜3μmとする際にかかる時間の1/2〜1/3程度であることが好ましい。このように、第1凸部14aの角が丸くなるようにすることによって、第1凸部14aの周辺にインクが押出されやすくなるため、よりコンタクトホールの形状をテーパ形状にしやすくなる。
第2凸部14bのみをさらにエッチングする場合および第1凸部14aの角を丸くする場合のエッチング方法としては、特に限定されるものではなくウェットエッチングなどの方法を用いることができるが、特には、フッ化水素酸を使用したウェットエッチングを用いる方法が好ましい。
このように、凸部14は、第1凸部14aと第2凸部14bとが同じ高さになるようにエッチングする第1段階目の工程と、第2凸部14bのみをさらにエッチングして第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高くなるようにする第2段階目の工程によって形成されることが好ましい。これにより、第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも高くなるように形成される凸版13を簡単に作製することができるため、より簡単にコンタクトホールの形状をテーパ形状にすることができる。
[転写工程]
転写工程では、ブランケット10表面に残ったインク層11をアレイ基板1の表面に転写して、一色分の画素を形成する。転写工程において、図3(d)に示すように、ブランケット10表面に残ったインク層11がアレイ基板1の表面に転写されると、盛り上がった状態に形成されたコンタクトホール31周辺部に対応する部分のインク層11は、図3(e)に示すように、テーパ形状のコンタクトホール31を形成するように転写される。このようにして、コンタクトホール31の形状をテーパ形状とすることができ、透明電極とスイッチング能動素子とを良好に導通させることができ、導電処理を施しやすくできる。
以下、カラーフィルタの画素形成に必要なカラー原色毎、本実施形態では赤色(R)、緑色(G)および青色(B)毎に、上述の各工程を複数回繰り返した後、全てのカラー原色のインク層11が転写されたアレイ基板1を200℃〜230℃で50分〜1時間焼成することによって、カラーフィルタを製造する。焼成後のカラーフィルタの厚みは2μm〜3μmであることが好ましい。
なお、上述の構成では、生産効率をより高くするために全てのカラー原色のインク層11が転写された後に焼成を行ったが、特にこれに限定されるものではなく、たとえば各カラー原色のインク層11が転写される毎に焼成を行ってもよい。
なお、本実施形態では、3原色のカラーフィルタを製造したが、本発明は、2色または4色以上のカラーフィルタの製造にも適用することができる。
以下に本発明を実施例および比較例を用いて具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り特に本実施例に限定されるものではない。
(実施例)
〔凸版の作製〕
図4(a)に示すように、ガラスフィルタを形成するアレイ基板1のサイズより大きいサイズのガラス基板41上にポジ型フォトレジスト42を膜厚1.5μmとなるように塗布し、プリベーク(加熱処理)した。次いで、実際にアレイ基板1上に形成される画素パターンのネガパターンを形成したマスク43を用いて露光、現像することによって、図4(b)に示すレジストパターンが形成されたガラス基板41を得た。その後、図4(c)に示すように、ガラス基板41をフッ化水素酸によって深さが6μmとなるまでエッチングし、次いで、ポジ型フォトレジスト42を剥離することにより、図4(d)に示すように、深さ6μmの凹部が形成されたガラス基板41を得た。このとき、第1凸部14aと第2凸部14bとは同じ高さである。
次いで、図5(a)に示すように、凹部15が形成されたガラス基板41において、第1凸部14aを覆うようにポジ型フォトレジスト51を、ノズルを用いて塗布して第1凸部14aを保護し、プリベークした。引き続き、図5(b)に示すように、前記ガラス基板41をフッ化水素酸のエッチング液に浸漬することで、ガラス基板41における第1凸部14aの高さと第2凸部14bの高さとの差が1μmとなるまでエッチングした。その後、ポジ型フォトレジスト51を除去することにより、図5(c)に示すように、第1凸部14aの高さが第2凸部14bの高さよりも1μm高い凸版13を作製した。
〔有機着色インクの作製〕
水溶性ポリエステル樹脂および水溶性メラミン樹脂からなる樹脂成分70重量%と、ブチルセロソルブ、エチルセロソルブおよびn−ブタノールからなる溶剤成分30重量%とを含む樹脂剤に、ピグメントレッド4BS(山陽色素株式会社製)を樹脂剤100重量部に対して60重量部加え、三本ロールミルで混合分散して赤色の着色剤を調整した。
次いで、得られた着色剤を酢酸エチルで稀釈することにより、粘度が4cpとなるように調整し、赤色(R)の有機着色インクを作製した。このようにして作製された有機着色インクにおける樹脂成分および溶媒成分の最終的な含有量としては、有機着色インク100重量%に対して、樹脂成分が30重量%となり、溶媒成分が70重量%となった。
次いで、ピグメントレッド4BS(山陽色素株式会社製)をフタロシアニングリーンSAX(山陽色素株式会社製)にかえた以外は、赤色(R)の有機着色インクと同様にして、緑色(G)の有機着色インクを作製した。
次いで、ピグメントレッド4BS(山陽色素株式会社製)をフタロシアニンブルーSR−150(山陽色素株式会社製)にかえた以外は、赤色(R)の有機着色インクと同様にして、青色(B)の有機着色インクを作製した。
〔カラーフィルタの製造〕
図1(a)に示すように、胴体にシリコーンゴムが巻かれたブランケット10の表面に、前述のようにして作製した赤色(R)の有機着色インクを、膜厚が3.5μmになるようにダイコータ12を用いて塗布した。
次いで、図1(b)に示すように、表面にインク層11が形成されたブランケット10を前述のようにして作製した凸版13に接触させながら転がすことによって、インク層11に凸版13の凸部14を接触させてブランケット10表面の不要な部分(非画素部分)のインク層11を凸部14に転写させて除去した。
その後、図1(c)に示すように、ブランケット10をアレイ基板1に接触させながら転がすことによって、ブランケット10の表面に残ったインク層11をアレイ基板1に転写した。同様に緑色(G)および青色(B)の有機着色インクを用いて、順次アレイ基板1にインク層11を転写した。
その後、3色(R,G,B)のインク層11が転写されたアレイ基板1を大気下において230℃で1時間焼成して、コンタクトホールが形成された厚さ2.8μmのカラーフィルタを製造した。
(比較例)
〔凸版の作製〕
実施例1において、図4(a)〜(d)に示す第1段階目の各工程を行い、その後図5に示す第2段階目の各工程を行わずに、第1凸部14aの高さと第2凸部14bの高さとが同じである比較例の凸版を作製した。
〔有機着色インクの作製〕
実施例と同様にして、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の有機着色インクを作製した。
〔カラーフィルタの製造〕
上述のようにして作製した比較例の凸版を用いた以外は、実施例と同様にしてカラーフィルタを製造した。
[評価]
実施例および比較例のカラーフィルタをSEM(Scanning Electron Microscope、商品名:S−2150、株式会社日立ハイテクノロジーズ製)を用いて観察したところ、実施例のカラーフィルタに形成されたコンタクトーホールの形状は、テーパ形状であり良好な形状であった。一方、比較例のカラーフィルタに形成されたコンタクトホールの形状は、逆テーパ形状であり、実使用上好ましくない形状であった。
本発明のカラーフィルタ製造方法の概要を示す断面図である。 本発明のカラーフィルタ製造方法に使用される凸版の一部分の形状を示す側面図である。 本発明のカラーフィルタ製造方法によってアレイ基板上にコンタクトホール部分のインク層が形成されるときの概要を示す概略図である。 第1段階目の工程の概要を示す概略図である。 第2段階目の工程の概要を示す概略図である。 COA構造を有するTFT型液晶パネルの構成の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 アレイ基板
10 ブランケット
11 インク層
12 ダイコータ
13 凸版
14 凸部
15 凹部
31 コンタクトホール
41 ガラス基板
42,51 フォトレジスト
43 マスク

Claims (4)

  1. 凸版反転オフセット印刷法によってアレイ基板上にコンタクトホール付きカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、
    インクをブランケット表面に膜厚が均一になるように塗布してインク層を形成する塗布工程と、
    インク層に所定の形状の凸版を接触させて不要な部分のインク層を凸版の凸部に転写して除去する除去工程と、
    ブランケット表面に残ったインク層をアレイ基板に転写する転写工程とを含み、
    凸部は、コンタクトホールに対応する部分である第1凸部と第1凸部以外の部分である第2凸部とを含み、
    第1凸部の高さは、第2凸部の高さよりも高くなるように形成されることを特徴とするカラーフィルタ製造方法。
  2. 第1凸部の高さと第2凸部の高さとの差は、インク層の膜厚の0.1倍〜0.3倍の大きさであることを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ製造方法。
  3. インクの粘度は、2cps〜50cpsであることを特徴とする請求項1または2に記載のカラーフィルタ製造方法。
  4. 凸部は、第1凸部と第2凸部とが同じ高さになるようにエッチングする第1段階目の工程と、第2凸部のみをさらにエッチングして第1凸部の高さが第2凸部の高さよりも高くなるようにする第2段階目の工程によって形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のカラーフィルタ製造方法。
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