JP2009150127A - 伸縮竪樋継手 - Google Patents

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JP2009150127A JP2007329184A JP2007329184A JP2009150127A JP 2009150127 A JP2009150127 A JP 2009150127A JP 2007329184 A JP2007329184 A JP 2007329184A JP 2007329184 A JP2007329184 A JP 2007329184A JP 2009150127 A JP2009150127 A JP 2009150127A
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Hideaki Hata
秀明 畑
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Abstract

【課題】外気温度の変化にともなう竪樋の伸縮を安定に吸収し、伸縮筒部の経時的な劣化を抑え、施工外観を良好にすることのできる伸縮竪樋継手を提供すること。
【解決手段】上下方向に延びる筒状の本体部2の上端付近の内側に内周面5から内側に上側フランジ部6が突設され、上側フランジ部から上端までが上側接続部7とされ、上側フランジ部の下端面から本体部の下端側にかけて本体部内側に上下方向に伸縮可能な伸縮筒部8が配設され、伸縮筒部の下端が、本体部の下端部内側に挿入された内筒部9の外周面10から外側に突設され、外周側面13が本体部内周面に摺接する下側フランジ部11に接続され、内筒部は、伸縮筒部の伸縮をともないながら本体部の内部を上下に摺動可能とされ、内筒部の下側フランジ部から下端までが下側接続部12とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下に配置される2本の竪樋同士を、外気温度の変化にともなう竪樋の伸縮を吸収して上下に接続する伸縮竪樋継手に関する。
軒樋で受けた雨水を軒下に導き、排水するために、竪樋が軒樋に接続されるが、竪樋は建物の高さ方向に配設されるので、所定長さの複数本が上下に接続されている。上下に配置される2本の竪樋同士の接続には竪樋継手が使用される。
竪樋継手には、従来、各種のものが提供されてきており、本出願人は、上下両端に接続部を有する筒状の継手本体内にごみ取り網を設けるとともに、継手本体の中程に上下方向に伸縮自在な伸縮筒部を形成してなる竪樋継手をこれまでに提案している(特許文献1)。
上記竪樋継手は、さらに詳しくは、継手本体を上筒体と下筒体とに分割して形成し、上筒体の中程部分に伸縮筒部を介設するとともに、上筒体の下端部分に挿入筒部を形成し、下筒体の上端部分に挿入筒部が脱着自在に挿入接続される脱着受け筒部を形成するとともに、下筒体内にごみ取り網を設けたものである。
このような先に提案した竪樋継手は、主として竪樋内を流下する雨水に混入したごみを簡単に除去するために案出されたものであり、伸縮筒部を縮めることによって竪樋継手において上筒体と下筒体とを容易に切り離すことができ、継手本体の上下両端の接続部を竪樋の端部から外すことなく、切り離された開口部分からごみ取り網上に堆積したごみを簡単に除去することを可能にしている。
実用新案登録第2543902号公報
ところで、竪樋継手が上下に接続する竪樋には合成樹脂製のものが汎用されており、特に合成樹脂製の竪樋は、施工容易であるという利点を有する一方で、外気温度の変化にともなって伸縮しやすいという問題がある。
上記竪樋継手は、継手本体の上筒体の中程部分に上下方向に伸縮自在な伸縮筒部を備えているので、伸縮筒部の配設の本来の目的は相違するが、竪樋の伸縮に追随して伸縮筒部は伸縮し、この伸縮によって竪樋の伸縮を吸収することが可能である。したがって、伸縮によって竪樋が竪樋継手から外れてしまう恐れはあまりない。
しかしながら、上記竪樋継手では、伸縮筒部は露出しており、竪樋の伸縮に追随する伸縮が何ものにもガイドされないので、必ずしも上下方向に伸縮するとは限らず、撓み、屈曲などが発生する可能性があり、特に伸縮筒部が軟質の合成樹脂などから形成される場合にはその傾向が強いと考えられる。また、伸縮筒部は、露出していることから風雨、寒暖の変化などに曝されるため、経時的に劣化することが予想され、また、施工外観において伸縮筒部は違和感が否めないという問題もある。
このように、上記竪樋継手には、実現しようとする機能が異なることから当然ではあるが、外気温度の変化にともなう竪樋の伸縮を安定に吸収する、伸縮筒部の経時的な劣化を抑えるおよび施工外観を良好にするという新たな課題が指摘される。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、外気温度の変化にともなう竪樋の伸縮を安定に吸収するとともに、伸縮筒部の経時的な劣化を抑え、しかも施工外観を良好にすることのできる伸縮竪樋継手を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、上下方向に延びる筒状の本体部の上端付近の内側に内周面から内側に向かって上側フランジ部が水平に突設され、上側フランジ部から本体部上端までの内側が上側竪樋との上側接続部とされ、上側フランジ部の下端面から本体部の下端側にかけての本体部内側に上下方向に伸縮可能な伸縮筒部が配設され、本体部の下端部内側に挿入された内筒部の外周面から外側に向かって水平な下側フランジ部が突設され、下側フランジ部の上端面に伸縮筒部の下端が接続され、下側フランジ部の外周側面が本体部の内周面に摺接し、内筒部は、伸縮筒部の上下方向の伸縮をともないながら本体部の内部を上下に摺動可能とされ、内筒部の下側フランジ部から下端までの外側が下側竪樋との下側接続部とされていることを特徴としている。
本発明によれば、上下方向に延びる筒状の本体部の上端付近の内側に内周面から内側に向かって上側フランジ部が水平に突設され、上側フランジ部から本体部上端までの内側が上側竪樋との上側接続部とされているので、上側接続部を上側竪樋の下端部外周に装着することができる。また、本体部の下端部内側には、内筒部が挿入され、内筒部において外周面から外側に向かって水平に突設された下側フランジ部から下端までの外側が下側竪樋との下側接続部とされているので、下側接続部を下側竪樋の上端部内周に装着することができる。こうして、上下に配置される2本の竪樋同士を接続することができる。
また、本発明によれば、上側フランジ部の下端面から本体部の下端側にかけての本体部内側に上下方向に伸縮可能な伸縮筒部が配設され、伸縮筒部の下端は下側フランジ部の上端面に接続されているので、内筒部は、伸縮筒部の上下方向の伸縮をともないながら本体部の内部を上下動可能であり、しかも、下側フランジ部の外周側面は本体部の内周面に摺接しているので、内筒部は本体部の内部を摺動し、したがって、下側竪樋が外気温度の変化にともなって伸縮する際には、内筒部が本体部の内部を上下に摺動するため、伸縮筒部により下側竪樋の伸縮を安定に吸収することができる。
そして、伸縮筒部は、本体部内側に配置されているので露出せず、風雨、寒暖の変化などの影響を直接受けることがないことから、伸縮筒部の経時的な劣化を十分抑えることができるとともに、施工外観を良好にすることができる。
図1、図2は、それぞれ、本発明の伸縮竪樋継手の一実施形態を示した斜視図、断面図である。
図1および図2に示した伸縮竪樋継手1において、本体部2は、上下方向に延びる円筒である。本体部2の内径は、接続する丸筒状の上側竪樋3および下側竪樋4の外径に等しいかまたは上側竪樋3および下側竪樋4が外れない程度に若干大きくすることができる。
本体部2の上端付近の内側には、内周面5から内側に向かって円環状の上側フランジ部6が水平に突設されている。そして、本体部2では、上側フランジ部6から上端までの内側が上側竪樋3の上側接続部7とされている。このため、伸縮竪樋継手1は、上側接続部7において、上側竪樋3の下端部外周に装着することができる。装着状態では、上側竪樋3は、下端部外周面が上側接続部7の内周面に接触、密着などして固定され、下端が上側フランジ部6の上端面に当接または近接して配置される。上側竪樋3を伸縮竪樋継手1に強固に固定する場合には、接着剤を使用することができる。
また、伸縮竪樋継手1では、上側フランジ部6の下端面から本体部2の下端側にかけての本体部2の内側に蛇腹状の伸縮筒部8が配設されている。伸縮筒部8の最大外径は、本体部2の内径より小さく、伸縮筒部8は、図中に矢印で示したように、上下方向に伸縮可能となっている。このような伸縮筒部8は、たとえば、合成樹脂、ゴムなどの弾性を有する軟質の材料から形成することができ、上端は、上側フランジ部6の下端面と接着剤による接着によって接続されており、伸縮筒部8は、上端において上側フランジ部6に強固に固定されている。
さらに、伸縮竪樋継手1では、本体部2の下端部内側に円筒状の内筒部9が挿入されている。内筒部9の外径は、本体部2の内径より小さく、下側竪樋4の内径に等しいかまたは下側竪樋4が外れない程度に若干小さくすることができる。内筒部9には、長さ方向の中程または中程から上側に、外周面10から外側に向かって水平な下側フランジ部11が突設されている。そして、内筒部9では、下側フランジ部11から下端までの外側が下側竪樋4との下側接続部12とされている。このため、伸縮竪樋継手1は、下側接続部12において、下側竪樋4の下端部内周に装着することができる。装着状態では、下側竪樋4は、下端部内周面が下側接続部12の外周面に接触、密着などして固定され、上端が下側フランジ部11の下端面に当接または近接して配置される。下側竪樋4を伸縮竪樋継手1に強固に固定する場合には、上側竪樋3と同様に接着剤を使用することができる。こうして、伸縮竪樋継手1は、上側竪樋3および下側竪樋4を接続することができる。
伸縮筒部8は、下端が下側フランジ部11の上端面に接続されている。接続は、接着剤を使用した接着により実現されており、伸縮筒部8は、下端において下側フランジ部11に強固に固定されている。このような伸縮筒部8の下端と下側フランジ部11との接続によって、伸縮筒部8の上端が上側フランジ部6に接続されていることから、内筒部9は、伸縮筒部8の上下方向の伸縮をともないながら本体部2の内部を上下動可能となっている。
また、下側フランジ部11の外径は、本体部2の内径にほぼ等しく、下側フランジ部11の外周側面13が本体部2の内周面5に摺接しており、したがって、内筒部9は、本体部2の内部を、伸縮筒部8の上下方向の伸縮をともないながら上下に摺動可能となっている。このため、伸縮竪樋継手1は、下側竪樋4が外気温度の変化にともなって伸縮する際には、内筒部9が本体部2の内部を上下に摺動し、したがって、伸縮筒部8により下側竪樋4の伸縮を安定に吸収することができる。しかも、下側竪樋4の上端部外周面は、本体部2の下端部側の内周面5に摺接可能でもあるので、下側竪樋4の伸縮は本体部2の内周面5でもガイドすることができ、下側竪樋4の伸縮は、より一層安定して伸縮筒部8において吸収することができる。
そして、伸縮竪樋継手1では、以上から明らかな通り、伸縮筒部8は、本体部2の内側に配置されているので露出しない。このため、伸縮筒部8は、風雨、寒暖の変化などの影響を直接受けることがないことから、伸縮筒部8の経時的な劣化を十分抑えることができる。また、蛇腹状の伸縮筒部8が露出しないので、伸縮筒部8が露出することによる外観上の違和感が解消され、円筒状の本体部2のみが、上側竪樋3および下側竪樋4の接続部に存在するだけであり、シンプルな外観が形成され、施工外観が良好となる。
なお、図2に示したように、下側フランジ部11が内筒部9の上端に位置しない場合には、下側フランジ部11から上端までの内筒部9は、伸縮筒部8の内側に挿入することができる。このような挿入が可能なように、伸縮筒部8の最短内径を内筒部9の外径より大きく設定しておく。
また、伸縮竪樋継手1によって上側竪樋3および下側竪樋4を接続した状態では、上側竪樋3と下側竪樋4とは、上側フランジ部6の開口14、伸縮筒部8の内部および内筒部9の内部を通じて連通し、雨水の排水はスムーズに行われる。
さらに、上側フランジ部6を含めた本体部2および下側フランジ部11を含めた内筒部9は、上側竪樋3および下側竪樋4と同様に、合成樹脂、金属などから形成することができる。好ましくは、外気温度の変化によってもあまり伸縮しない硬質の合成樹脂から形成することができる。また、これらの本体部2および内筒部9の形状は、接続する上側竪樋3および下側竪樋4の形状に対応して適宜定めることができ、角樋が上側竪樋3および下側竪樋4に採用される場合には、接続性、施工外観などを考慮しながら、角筒状などの適当な形状とすることができる。
さらにまた、以上の説明では、下側竪樋4の伸縮について言及したが、前述したように、竪樋は複数本が上下に接続されて施工されるので、図1および図2に示した上側竪樋3は、その上側に竪樋が存在し、伸縮竪樋継手1によって接続されているので、図1および図2図中に矢印で示した上側竪樋3の伸縮も、下側竪樋4の伸縮と同様に、上側竪樋3の上端部に位置する伸縮竪樋継手1に配設された伸縮筒部8によって安定して吸収することができる。
本発明の伸縮竪樋継手の一実施形態を示した斜視図である。 図1に示した伸縮竪樋継手の断面図である。
符号の説明
1 伸縮竪樋継手
2 本体部
3 上側竪樋
4 下側竪樋
5 内周面
6 上側フランジ部
7 上側接続部
8 伸縮筒部
9 内筒部
10 外周面
11 下側フランジ部
12 下側接続部
13 外周側面

Claims (1)

  1. 上下方向に延びる筒状の本体部の上端付近の内側に内周面から内側に向かって上側フランジ部が水平に突設され、上側フランジ部から本体部上端までの内側が上側竪樋との上側接続部とされ、上側フランジ部の下端面から本体部の下端側にかけての本体部内側に上下方向に伸縮可能な伸縮筒部が配設され、本体部の下端部内側に挿入された内筒部の外周面から外側に向かって水平な下側フランジ部が突設され、下側フランジ部の上端面に伸縮筒部の下端が接続され、下側フランジ部の外周側面が本体部の内周面に摺接し、内筒部は、伸縮筒部の上下方向の伸縮をともないながら本体部の内部を上下に摺動可能とされ、内筒部の下側フランジ部から下端までの外側が下側竪樋との下側接続部とされていることを特徴とする伸縮竪樋継手。
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