JP2009149220A - 乗り物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シート本体をフロア面に対して旋回方向に回転移動させる動きによって、シート本体の車両後方への移動量を多くとれるようにする。
【解決手段】着座部となるシート本体1がフロア面F上に正面を向いて配設された乗り物用シートである。シート本体1とフロア面Fとの間には、フロア面Fに対して水平に回転運動する4節リンク機構が配設されている。シート本体1は、4節リンク機構の1節を構成する固定プレート20によって支持されている。固定プレート20は、4節リンク機構の回転運動に伴なって、その外転時には、シート本体1の幅方向よりも後方向に大きく変位する態様で運動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗り物用シートに関する。詳しくは、着座部となるシート本体がフロア面上に正面を向いて配設された乗り物用シートに関する。
従来、車両用シートにおいて、着座部となるシート本体をフロア面に対して旋回方向に回転移動させられるようにした技術が知られている。例えば、下記特許文献1には、シート本体とフロア面との間に4節リンクより成るリンク機構を配設し、このリンク機構を回転運動させる動きによってシート本体を旋回方向に回転移動させるようにした技術が開示されている。
特開平9−109746号公報
しかし、上記開示の従来技術では、シート本体と一体的となって動くリンク部材が、車両の幅方向にリンク長を延ばす向きに配置設定されている。これにより、シート本体は、主として車両の幅方向に移動操作されて旋回回転するようになっており、車両前後方向への移動は積極的には行われないようになっている。そのため、シート本体を回転移動させた際に、着座者が脚を伸ばすスペースを十分に確保することができない場合が生じ、問題となる。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シート本体をフロア面に対して旋回方向に回転移動させる動きによって、シート本体の車両後方への移動量を多くとれるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗り物用シートは次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、着座部となるシート本体がフロア面上に正面を向いて配設された乗り物用シートである。シート本体とフロア面との間には、フロア面に対して水平に回転運動する4節リンク機構が配設されている。シート本体は、4節リンク機構の1節を構成するシート支持リンクによって支持されている。シート支持リンクは、4節リンク機構の回転運動に伴なって、その一方への回転運動時には、シート本体の幅方向よりも後方向に大きく変位する態様で運動し、シート本体をフロア面に対して旋回方向に回転させるようになっている。
この第1の発明によれば、シート本体を支持するシート支持リンクは、4節リンク機構の回転運動に伴なって、シート本体の幅方向よりも後方向に大きく変位する態様で運動する。これにより、シート本体は、このシート支持リンクの動きを受けて、フロア面に対して後方側に大きく移動しながら旋回方向に回転移動する。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、シート本体は、シート支持リンクが後方側に変位する運動に伴なって、シート本体に隣接する外部の景色を観ることのできる窓部のある旋回方向に回転移動するようになっている。
この第2の発明によれば、シート本体が後方側に移動しながら旋回回転することにより、シート本体に着座した着座者が通常の姿勢状態で車外の景色を楽しめるようになる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、シート支持リンクは、そのリンク長がシート本体の前後方向に延びる向きに配置されており、その前後側の端部が互いに幅方向の異なる向きから延びるリンク部材によってそれぞれ回動可能に軸支連結されている。
この第3の発明によれば、シート支持リンクは、その前後側の端部に連結された各リンク部材が回動する動きによって、後方側に変位しながら、その一方側の端部は幅方向の一方側に移送され、他方側の端部は幅方向の他方側に移送される。これにより、シート支持リンクがフロア面に対して後方側に移動しながら旋回方向に回転移動する。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、シート本体を支持するシート支持リンクを幅方向よりも後方向に大きく変位する態様で配設したことにより、シート本体をフロア面に対して旋回方向に回転移動させる動きによって、シート本体の車両後方への移動量を多くとることができる。
更に、第2の発明によれば、シート本体が後方側に移動しながらシート本体に隣接する外部の景色を観ることのできる窓部のある旋回方向に回転移動するようにしたことにより、シート本体に着座した着座者が脚を伸ばした楽な姿勢で車外の景色を楽しむことができるようになる。
更に、第3の発明によれば、シート支持リンクをシート本体の前後方向にリンク長が向けられるように配置し、その前後側の端部を互いに幅方向の異なる向きから延びるリンク部材によって回動可能に軸支連結した構成として、上記第1の発明や第2の発明の構成を具現化することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の乗り物用シートの構成について、図1〜図6を用いて説明する。
ここで、図1には、本実施例の乗り物用シートの概略構成が斜視図によって示されている。この乗り物用シートは、自動車の座席用シートとして配設されており、同図の実線で示されるようにシート本体1が車両正面を向いた状態でフロア面F上に設置されている。したがって、この状態では、シート本体1に着座した着座者の姿勢向きも車両正面を向くようになっている。
このシート本体1は、背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭部を支持するヘッドレスト4と、を有する。そして、シート本体1とフロア面Fとの間には、シート本体1をフロア面Fに対して水平に旋回回転させることのできる旋回機構5が設けられている。この旋回機構5は、フロア面Fに対して水平に回転運動する4節リンク機構によって構成されており、常時はその回転運動がロックされてシート本体1を車両正面に向けた姿勢状態に保持している。そして、この旋回機構5は、シート本体1に設けられた図示しない操作部材の解除操作を行うことにより、上記のロック状態が解除される。これにより、シート本体1の姿勢保持された状態が解除され、シート本体1を車両正面から旋回方向に回転移動させることができるようになる。
このシート本体1を旋回回転させる操作は、シート本体1に着座した着座者が、フロア面F上に接地させている脚部を支点として体を左右に振るように操作することで行うことができる。
具体的には、着座者が車両外側(乗降ドア側)となる図示向かって右側に体を振ると、シート本体1はその体を振った方向に旋回回転する。このとき、シート本体1は、後述するように車両後方側に大きく変位しながら車両外側に旋回回転する。これにより、シート本体1の姿勢向きを乗降ドア側に向ける一方で、シート本体1の前方領域に脚部を伸ばすことのできるスペースを確保することができる。したがって、シート本体1に着座した着座者が脚を伸ばした楽な姿勢で車外の景色を楽しむことができるようになる。
また、上記とは逆に、着座者が車両内側となる図示向かって左側に体を振ると、シート本体1はその体を振った方向に旋回回転する。これにより、シート本体1の姿勢向きをこれと隣り合う隣席シート側に向けることができ、隣席シートの着座者とのコミュニケーションをとり易くすることができるようになる。
以下、上記した旋回機構5の構成について詳しく説明する。
この旋回機構5は、図2に示されるように、フロア面F上に固定設置された平板状のベースプレート10上に、シート本体1を旋回方向に回動操作することのできる2本のリンク部材30,40が回動可能に軸支連結された構成となっている。そして、これらリンク部材30,40の腕の先端部には、シートクッション3の下面部に固定設置された平板状の固定プレート20が回動可能に軸支連結されている。
これにより、シート本体1とフロア面Fとの間に、ベースプレート10を固定節として各リンク部材30,40の回転運動に伴なって固定プレート20を揺動させることのできる4節リンク機構が構成されている。ここで、固定プレート20が本発明のシート支持リンクに相当する。
そして、更に、ベースプレート10上には、各リンク部材30,40の回転運動をロックしたりロックを解除したりすることのできる2本のロック部材50,60が配設されている。
ここで、前述した各リンク部材30,40は、ベースプレート10上に固定設置されたピン12a,12bによって、それぞれ、ベースプレート10上に回動可能に軸支連結されている。これらリンク部材30,40は、その外周面の一部に、後述するロック部材50,60に形成された爪部51,61と噛合可能な歯部31,41がそれぞれ形成されている。
そして、各リンク部材30,40の腕の先端部には、これらの板厚方向に貫通してピンPa,Pbがそれぞれ挿通されている。これらピンPa,Pbは、ベースプレート10に貫通形成された各長孔11a,11b内に下面側から挿通されている。そして、各ピンPa,Pbは、各リンク部材30,40に板厚方向に貫通挿通された後に、それらの先端部が、シート本体1の下面部にある固定プレート20上に固定設置された締結部品21a,21bにそれぞれ締結されている。これにより、各リンク部材30,40は、図3に示されるように各ピンPa,Pbが長孔11a,11bの孔形状に沿ってスライド移動可能とされた範囲内において、それぞれ、ベースプレート10に対して回動できるようになっている。そして、図4や図5に示されるように、これら各リンク部材30,40の回転運動に伴なって、各ピンPa,Pbに連結された固定プレート20(シート本体1)の姿勢向きが旋回方向に変えられるようになっている。
ここで、図3には、上述した各ピンPa,Pbをスライド移動させることのできる長孔11a,11bの各形状が、平面視によって分かり易く示されている。同図に示されるように、各長孔11a,11bは、ベースプレート10の前後位置に並べて形成されている。
この前側に形成された長孔11aは、図示右側のリンク部材30が、その回動中心(ピン12a)から腕を図示左斜め上方(シート本体1の左斜め前方)に延ばした姿勢から、腕を左右に振り動かす運動を行うことのできる円弧形状に形成されている。
また、後側に形成された長孔11bは、図示左側のリンク部材40が、その回動中心(ピン12b)から腕を図示右方(シート本体1の右方)に延ばした姿勢から、腕を上下に振り動かす運動を行うことのできる円弧形状に形成されている。すなわち、この後側の長孔11bは、ベースプレート10の幅方向(図示左右方向)よりも前後方向(図示上下方向)に大きく延びる円弧形状に形成されている。
上記した各リンク部材30,40は、図3に示されるように、シート本体1が旋回操作される前の車両正面を向いた状態では、各ピンPa,Pbを各長孔11a,11b内の中間位置に位置させて、固定プレート20を車両正面に向けた姿勢状態としている。
そして、この状態から、シート本体1に着座した着座者が車両外側(乗降ドア側)となる図示左側に体を振ると、図4に示されるように、図示右側のリンク部材30は回動中心となるピン12aのまわりに腕を反時計回り方向に回動させ、図示左側のリンク部材40は回動中心となるピン12bのまわりに腕を時計回り方向に回動させる。これにより、シート本体1は、上記した各リンク部材30,40が回動する動きを受けて、フロア面Fに対して後方側に大きく移動しながら車両外側(図示左側)に向けて旋回回転する。なお、シート本体1は、着座者が車両内側(図示右側)に体を振り戻すことにより、車両正面を向いた元の姿勢状態に戻されるようになっている。
また、図3に戻って、シート本体1が車両正面を向いた状態から、着座者が車両内側となる図示右側に体を振ると、図5に示されるように、図示右側のリンク部材30は腕を時計回り方向に回動させ、図示左側のリンク部材40は腕を反時計回り方向に回動させる。これにより、シート本体1は、上記した各リンク部材30,40が回動する動きを受けて、車両内側(図示右側)に向けて旋回回転する。
ここで、図6には、上記したシート本体1を車両の内外方に旋回回転させる際の各ピンPa,Pbの動きや瞬間中心が模式的に示されている。
同図に示されるように、シート本体1が車両正面を向いた姿勢状態から車両外側(図示左側)に旋回回転するときの外転時の瞬間中心Ra(仮想中心)は、各ピンPa,Pbがスライドする前後の位置からそれぞれとった各2等分線が交わる点として得られる。本実施例では、この外転時の瞬間中心Raのまわりに、シート本体1が車両外側に5度旋回回転するように設定されている。
また、シート本体1が車両正面を向いた状態から車両内側(図示右側)に旋回回転するときの内転時の瞬間中心Rb(仮想中心)は、各ピンPa,Pbがスライドする前後の位置からそれぞれとった各2等分線が交わる点として得られる。本実施例では、この内転時の瞬間中心Rbのまわりに、シート本体1が車両内側に10度旋回回転するように設定されている。
このように、本実施例の構成では、シート本体1を旋回回転させる際の中心位置を2本のリンク部材30,40の動きによって仮想的な位置に設定することができる。したがって、シート本体1の回転中心を、上述した外転時の瞬間中心Raのようにベースプレート10の形状から外れた位置に設定することが可能となる。
そして、図2に戻って、ベースプレート10の四隅には、湾曲した形状の長孔16a〜16dが板厚方向に貫通して形成されている。そして、これら長孔16a〜16dにはピンTa〜Tdがそれぞれ下面側から挿通されており、各ピンTa〜Tdの挿通された先端部は前述した固定プレート20上に固定設置された締結部品22a〜22dにそれぞれ締結されている。
これらピンTa〜Tdは、シート本体1をベースプレート10上から剥離しないように保持しており、シート本体1が旋回回転する動きに伴なって各長孔16a〜16d内をスライド移動するようになっている。なお、各長孔16a〜16dは、シート本体1が旋回回転する動きに対して、各ピンTa〜Tdをそれらの孔形状に沿ってスライド移動させることのできる形状に形成されている。これにより、シート本体1の旋回回転する動きが阻害されないようになっている。
次いで、ロック部材50,60の構成について説明する。すなわち、各ロック部材50,60は、ベースプレート10上に固定設置されたピン13a,13bによって、それぞれ、ベースプレート10上に回動可能に軸支連結されている。これらロック部材50,60は、図3に示されるように、前述した各リンク部材30,40の外周面に形成された歯部31,41に噛合可能な爪部51,61をそれぞれ有した形状に形成されている。
そして、各ロック部材50,60は、ベースプレート10との間に掛着された各引張バネBa,Bbの附勢力によって、常時は、各リンク部材30,40に噛合してこれらの回動をロックした状態に保持されている。ここで、引張バネBaは、その一端がベースプレート10に突出形成されたバネ掛部14aに掛着されており、他端がロック部材50に突出形成されたバネ掛部52に掛着されている。また、引張バネBbは、その一端がベースプレート10に突出形成されたバネ掛部14bに掛着されており、他端がロック部材60に突出形成されたバネ掛部62に掛着されている。
そして、これらロック部材50,60には、前述したシート本体1に設けられた図示しない操作部材と繋がれた操作ケーブル70,80がそれぞれ掛着されている。これら操作ケーブル70,80は、共に、管状のアウター部材71,81の内部に線状のインナー部材72,82がそれぞれ挿通された2重構造となっており、操作部材の解除操作を行うことによって各インナー部材72,82が一斉に牽引操作されるようになっている。
ここで、各操作ケーブル70,80は、それらのインナー部材72,82の端部が各ロック部材50,60に突出形成されたケーブル掛部53,63にそれぞれ回動可能に軸支連結されて掛着されている。そして、各アウター部材71,81の端部は、ベースプレート10に一体的に形成されたケーブル掛部15a,15bにそれぞれ掛着されて固定されている。
上記構成の操作ケーブル70,80は、図4や図5に示されるように、操作部材(図示省略)が解除操作されることにより、各インナー部材72,82が牽引操作されて各ロック部材50,60を引張バネBa,Bbの附勢に抗した回動方向にそれぞれ引き込む。これにより、各ロック部材50,60を各リンク部材30,40との噛合状態から外して、各リンク部材30,40の回転ロックした状態を解除することができる。
なお、本実施例の使用方法については、前述した各ロック部材50,60を解除操作してシート本体1を車両の内外方に旋回回転させる動きによって説明されているため、省略する。
このように、本実施例の乗り物用シートによれば、シート本体1を支持する固定プレート20(シート支持リンク)をその外転時に幅方向よりも後方向に大きく変位するように配設したことにより、シート本体1をフロア面Fに対して車両外側に旋回移動させる動きによって、シート本体1の車両後方への移動量を多くとることができる。これにより、シート本体1を後方側に移動させながら車外の景色を観ることのできる向きに回転移動させることができるため、シート本体1に着座した着座者が脚を伸ばした楽な姿勢で車外の景色を楽しむことができるようになる。
更に、シート支持リンクとなる固定プレート20をシート本体1の前後方向にリンク長が向けられるように配置し、その前後側の端部を互いに幅方向の異なる向きから延びるリンク部材30,40によって回動可能に軸支連結した構成により、シート本体1を上記のように旋回回転させる機構を簡単に構成することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、上記実施例で示したシート本体を旋回回転させる機構は、自動車等車両以外にも、航空機や船舶等の乗り物用のシートにも適用することができる。
また、シート本体を回転操作する手段として、各リンク部材の回転ロック状態を手動操作によって解除して、着座者が体を左右に振ることでシート本体を回転移動させられるようにした構成を示したが、この操作手段は特に限定されない。例えば、スイッチの切換え操作によって各リンク部材を電動で駆動回転させるような構成にしてもよい。
また、シート本体が車両外側に回転移動する際に車両後方側に移動する構成を示したが、車両内側に回転移動する際に車両後方側に移動するように構成してもよい。
また、ベースプレートの前後の2箇所の位置に形成した長孔について、後側の長孔が前後方向に大きく延びるように形成したものを示したが、前側の長孔が前後方向に大きく延びるように形成したものであってもよい。
実施例1の乗り物用シートの概略構成を表した斜視図である。 乗り物用シートの分解斜視図である。 シート本体を回転移動させる前の状態を表した模式図である。 シート本体を車両外側に回転移動させた状態を表した模式図である。 シート本体を車両内側に回転移動させた状態を表した模式図である。 シート本体が車両内側にスライド移動した状態を表した模式図である。
符号の説明
1 シート本体
2 シートバック
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
5 旋回機構
10 ベースプレート
11a,11b 長孔
12a,12b ピン
13a,13b ピン
14a,14b バネ掛部
15a,15b ケーブル掛部
16a〜16d 長孔
Pa,Pb ピン
Ta〜Td ピン
20 固定プレート(シート支持リンク)
21a,21b 締結部品
22a〜22d 締結部品
30 リンク部材
31 歯部
40 リンク部材
41 歯部
50 ロック部材
51 爪部
52 バネ掛部
53 ケーブル掛部
60 ロック部材
61 爪部
62 バネ掛部
63 ケーブル掛部
70 操作ケーブル
71 アウター部材
72 インナー部材
80 操作ケーブル
81 アウター部材
82 インナー部材
F フロア面
Ra 外転時の瞬間中心
Rb 内転時の瞬間中心
Ba,Bb 引張バネ

Claims (3)

  1. 着座部となるシート本体がフロア面上に正面を向いて配設された乗り物用シートであって、
    前記シート本体とフロア面との間には、該フロア面に対して水平に回転運動する4節リンク機構が配設されており、
    前記シート本体は、前記4節リンク機構の1節を構成するシート支持リンクによって支持されており、
    該シート支持リンクは、前記4節リンク機構の回転運動に伴なってその一方への回転運動時には前記シート本体の幅方向よりも後方向に大きく変位する態様で運動し該シート本体をフロア面に対して旋回方向に回転させるようになっていることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗り物用シートであって、
    前記シート本体は、前記シート支持リンクが後方側に変位する運動に伴なって該シート本体に隣接する外部の景色を観ることのできる窓部のある旋回方向に回転移動するようになっていることを特徴とする乗り物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗り物用シートであって、
    前記シート支持リンクは、そのリンク長が前記シート本体の前後方向に延びる向きに配置されており、その前後側の端部が互いに幅方向の異なる向きから延びるリンク部材によってそれぞれ回動可能に軸支連結されていることを特徴とする乗り物用シート。
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