JP2009148636A - 女性用コンドームの製造方法および女性用コンドーム - Google Patents

女性用コンドームの製造方法および女性用コンドーム Download PDF

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Abstract

【課題】 女性用コンドームおよび女性用コンドームを製造するための改良された方法である。
【解決手段】 成形体の表面に凝固剤の層をコーティングするステップと、成形体を一定時間、乾燥させるステップと、成形体を合成ニトリルラテックスの入った容器中に浸漬するステップと、前記成形体上の前記合成ニトリルラテックスのコーティングをある程度硬化させることができる時間の間、第2の所定の温度で合成ニトリルラテックスの硬化が行われる第1の硬化ステップと、前記第1の硬化ステップ後に、前記管状壁の開口端部2自体を巻き取ることにより、前記合成ニトリルラテックスのそれ自体と接着できる能力により一体型ビード3を形成するステップであって、前記一体型ビード3が前記管状壁の直径よりも大きい直径を有するステップと、最後に前記一体型ビード3の形成後に前記合成ニトリルラテックスのコーティングを硬化させる第2の硬化ステップと、を含む女性用コンドームの製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、性交中における感染性物質の感染を予防するための管状保護具またはシースに関する。特に、本発明は、閉端部と開口端部とを有する薄壁の管状保護具であって、その開口端部に一体型ビードを有する管状保護具に関する。
コンドームは、避妊のために使用されるとともに、性病を引き起こす細菌性微生物やウイルス性微生物等といった感染性物質の感染を性交中に予防するためにも使用される。HIV/AIDSの発生率が依然として増大することから、様々な保健機関は、病気が更に広がることを防止するため、性交中でのコンドームの使用を増やすことを人々に奨励してきた。
コンドームは、一般に天然ゴムラテックスから製造され且つ開口端部および閉端部を有する薄い管状のケーシングを含む。従来のコンドームは、性交前に陰茎上に引っ張って被せられている。コンドームのケーシングは、コンドームが陰茎上にきつく嵌合するように選択される内径を有する。コンドームの開口端部には、通常、弾性を有する柔軟なリングまたはラテックスの巻き取り部が設けられる。リング部は、一般に、コンドームの管状ケーシングと同じ直径である。この弾性リング部は、主として、コンドームを陰茎上に固定するとともに、コンドームの内部から精液が漏れることを防止する働きをする。コンドームのこれらの弾性リング部は、コンドームの開口端部を径方向に拡張させない。実際には、リングは、コンドームの形状を変えることができる十分な剛性を与えない。
キャリアの体液との接触によってのみHIV/AIDSが感染し得ることは一般に認められている。性交中においては、キャリアの皮膚病変がキャリアのパートナーの粘膜または皮膚と接触する時に、あるいは、キャリアの精液が伝わることにより、そのようなHIV/AIDSの感染が起こる。HIV/AIDSのそのような感染は、陰茎の根元および外陰部で生じる場合がある。性交中にこれらの領域の外傷部が出血を起こす可能性があるという危険が存在する。標準的なコンドームの使用時、これらの領域はコンドームによって保護またはシールドされておらず、その結果、コンドームは、HIV/AIDS等の感染物質の感染に対して十分な保護を行なわない。
効果的な避妊を行ない及び/又は標準的なコンドームよりも感染物質の感染に対する保護を十分に行なうコンドームまたはコンドーム状の器具を設計する多数の試みが成されてきた。これらの試みの一例を以下で説明する。
論文「Outline For SuccessfulProphylactic Program」(Waterbury,Conn.:The Hemingway press,1934)the Gee Bee Company,7−16は、「TheGee Bee」と名付けられた予防具を開示している。この予防具は、溝付きの外側リングを有する緩く嵌合する管状予防具である。溝付きの外側リングは、予防具の開口部に、カラー状の外側に延びる部分を形成していない。この発明は、器具の閉端部を膣内で保持するための手段を有する「女性用の」実施形態の説明を全く開示していない。
Hollmannに対して付与されたドイツ特許第210,413号は、外側リングを有するコンドーム状の器具を開示している。この発明の外側リングは、コンドームの開口を径方向に拡張する。この発明は、器具の閉端部を膣内で保持するための手段を有していない。
Grahamに対して付与された米国特許第899,251号は、動物ブリーダ(飼育者)のバッグを開示している。このバッグは、精液を集めるために使用できる家畜のためのコンドーム状器具である。バッグは、器具の中央の周囲に位置される固定された内側バンドを有する。バンドのこの取り付け位置は、チューブおよびバッグ状延在部のためのものである。バンドおよびクロスストリップの目的は、ポケット内に精子を集めることである。ゴムフレームは、様々な形状に形成することができるが、予防作用のない開口部において外側に延びるカラー形状の部分を形成するものとして開示されていない。この装置のバンドは、精子収集バッグを形成するように設計されて装置上に位置されている。バンドは、装置の閉端部に配置されて例えば「女性用コンドーム」のために必要な保持手段を形成する構造を有していない。
Freimarkに対して付与された米国特許第4,004,591号は、出産制御装置を開示している。この出産制御装置は、強固なゴム、プラスチック、あるいは、他の同様の材料からなる女性用コンドームである。このコンドームは、曲げられる或いは波形に仕上げられる硬質なリング状のリムを有する。このリムはワイヤであっても良い。リムは、この装置の開口端部を径方向に拡張させるようになっていない。なぜなら、この装置は、硬い成形材料であり、柔軟でないからである。このコンドームの断面直径は、ある程度の更なるクリアランス空間をもって平均幅の陰茎を容易に収容できる十分大きなものとして開示されている。この装置の主な機能は、望まない妊娠を防止することである。この装置は、性病の拡大を防止するのに役立つ。この装置は、病原菌を含む可能性がある分泌液のパートナー間の交換を防止する手段を陰門において与えない。また、この出産制御装置は、女性による使用を対象としているが、膣内で装置を固定または維持するための手段を有していない。
Strickman等に対して付与された米国特許第4,630,602号は、使い捨てできる避妊子宮頸部障壁を開示している。この発明の子宮頸部障壁は、サイズおよび形状において標準的なペッサリーと同様である。この子宮頸部障壁は、様々な殺精子潤滑剤を保持できる「細胞用キャビティ」を有する。これらの殺精子潤滑剤も子宮頸部障壁の本体内にある多数の溝内に配置することができる。装置を形成するためにウレタンポリマーが使用されている。この発明の子宮頸部障壁は、コンドームとは異なり、病原菌を含む可能性がある分泌液のパートナー間の交換を防止する管状の側壁を有していない。
保持されたシースすなわち「女性用コンドーム」がこれまで販売されてきた。そのような器具の1つのタイプは、Hessel等の米国特許第4,735,621号、第4,976,273号、第5,094,250号、第5,490,519号、第5,623,946号に開示されている。これらの特許に記載されている主な実施形態においては、管状部材の開口端部にあるウレタンリングがウレタンシース自体とは別個のユニットである。この場合、シースは、例えば溶接工程によりリングに取り付けられている。また、Hessel特許は、開口端部から管状構造の壁を形成する高分子材料を丸めて材料の環を形成することによりリングを形成できることについて記載している。この材料の環は、加熱により或いは接着剤を使用することにより展開されないように維持することができる。
Hessel特許は、天然ゴムラテックスの使用について言及しているが、そのような構造に関連する問題を全く扱っていない。具体的には、リングを丸めることは理論的に可能であるが、多くの課題が生じる。子宮頸部障壁を構成する際に使用される典型的な高分子材料(すなわち、天然ゴムラテックスまたはポリウレタン)は、丸める際に破れてしまう、あるいは、非常に堅いため、効果的に丸めることができない。材料を丸めて十分なサイズのビードにする場合には、しばしば、ビード中に空気や水分が捕捉されてしまい、乾燥時に空気が膨張して水分が沸点に達し、その結果、ビードで破裂が生じてしまう。
ドイツ特許第210,413号 米国特許第899,251号 米国特許第4,004,591号 米国特許第4,630,602号
本発明は、一体型ビードを有する避妊障壁およびその製造方法に関する。「一体型ビード」とは、器具の開口端部のビードまたはリングが、任意の更なる構成要素無くして障壁を形作る同じシートから形成されていることを意味している。本発明の器具は、膣内に挿入され且つ性交中に膣内に保持される避妊具である。
この器具は、袋を形成する障壁を有する。袋は、一般に、開口端部と閉端部とを有する管状を成している。開口端部は袋よりも大きい直径を有しており、これにより、開口端部にトランペット形状またはフランジが形成される。袋の直径は、性交中に陰茎が自由に移動できる十分なサイズを有する。開口端部の外縁の周囲には、開口端部に剛性を与えるビードが設けられている。このビードが一体型ビードである。ビードは、必要な剛性を与える十分な厚さのビードが得られるまで、袋の障壁自体を丸めることによって形成される。ビードを巻き取り位置に維持してビードの巻き取りが広げられないようにするため、接着材料が使用されても良い。
また、器具は、性交中に器具を膣内に保持するための保持部材を有していても良い。この保持部材は、一般に、管状袋の閉端部に配置される。保持部材は、保持リングやスポンジを含む多くの形態を成すことができる。
本発明において、袋は、浸漬プロセスを使用して製造される。具体的には、本発明は、合成ニトリルラテックス材料からなることが好ましい。適切な形状の成形体が合成ニトリルラテックスの懸濁液中に浸漬されることにより、シースが形成される。その後、シースが硬化され、それにより、合成ニトリルラテックス中で架橋結合を生じさせることができ、十分な耐久性が得られるようになる。合成ニトリルラテックスは、比較的安価で、簡単に扱うことができ、天然ゴムラテックスを用いた場合にしばしば見られるアレルギー反応に晒されないという利点を有する。また、合成ニトリルラテックスは、天然ゴムラテックスよりも十分に強く、病気の感染に対して良好な障壁を形成する。更に、合成ニトリルラテックスは、コンドームで従来使用される天然ゴムよりも高い弾性係数を有する。これにより、製品は、性交中に所定位置に配置され且つ膣内にゆるく嵌め合うライナーを形成する。更に弾性が高く且つ弾性係数が低い材料である天然ゴムラテックス器具が取って代えられる可能性が高い。
本発明は、女性用コンドームのような器具または膣内シールド等の改良された管状保護具、および、当該管状保護具を製造するための改良された方法に関する。
本発明の様々な構造の典型的な実施形態が図1および図3〜7に示されている。これらの器具は、HIV/AIDSおよび性病を含む感染物質の感染に対する保護のために提案されてきた。管状保護具は、硬質ビードまたはリング状構造によって支持される外側に延びるカラーをその開口端部に有するため、保護が高められる。ビードは、器具のカラーを径方向に拡張された状態または径方向に引き伸ばされた状態に維持するようになっていることが望ましい。結果として、ビードは、カラーを拡張させることができる十分なサイズおよび剛性を有していなければならない。カラーは、外陰部を完全に覆う寸法を有するとともに、性交中に相対的に動かせないことが好ましい。管状保護具は、当該管状保護具の壁に対して陰茎を動かすことができる十分に大きい内径を有することが好ましい。管状保護具の壁は、相対的に動かせない状態または状況で、保持機構によって膣壁内で且つ膣壁に対して保持される。1つの典型的な実施形態において、保持機構は、管状保護具の閉端部に対して取り外し可能に又は一体的に接続されたリング状部材である。
本発明の柔軟な薄い壁チューブは、開口端部と閉端部とを有する円筒形状を成していることが望ましい。チューブは、合成高分子材料によって形成されていることが好ましい。特に好ましいものは、合成ラテックス材料であり、特に合成ニトリルラテックスである。
管状保護具の壁厚は変えることができる。一般に、保護具の壁厚を薄くすればするほど、性交中の感度を高めることができる。しかしながら、壁厚は、必要な強度を確保し且つ破れを防止するため、十分に厚くなければならない。また、壁厚は、保護具の全体にわたって均一であることが好ましいが、壁厚の幾らかの変化は許容できる。保護具の壁厚は、50〜70ミクロンであることが好ましい。
管状保護具の引き伸ばされていない状態における内径すなわち内側の直径は、性交中に保護具に対して陰茎が移動できるように十分に大きい寸法を有することが望ましい。大きな内径を有する管状保護具は、膣壁のためのライナーとして、すなわち、「膣袋」として機能する。この状況においては、保護具が膣壁に対して相対的に固定され、また、陰茎亀頭がその移動している面と直接に接触する。管状保護具の内径が陰茎よりも大きいというこの構造的な設定は、両方のパートナーに大きな感度を与える。
コンドーム産業における標準規格は、一般に、コンドームの内径を規定していないが、コンドームが表面上に平らに置かれた時のコンドームの許容幅を規定している。コンドーム産業においては、ぴったりと合うように、約47ミリメートル〜約51ミリメートルの幅を有するコンドームが考慮される。体型にぴったりと合った或いは余裕のあるゆるいコンドームは、約50ミリメートル〜約54ミリメートルの幅を有する。この発明において、許容幅は、チューブの全長にわたって引き伸ばされていない状態で、少なくとも約50ミリメートルである。この発明の管状保護具の幅における望ましい範囲は、約55ミリメートル〜約85ミリメートルである。
管状保護具の外側に延びるカラー形状の部分は、カラーを径方向に引き伸ばす或いは拡張させるための機構、例えばビードやリング状部材等を有する。また、ビードは、性交中に管状保護具の開口端部が膣内へと押し込まれることを防止する働きをする。前述したように、カラーを拡張させるためのこの機構、すなわち、リング状部材は、本発明の最も望ましい実施形態においては、管状保護具の開口端部と一体を成しており、保護具の壁によって形成されている。そのような構造は、チューブの開口端部から保護具の壁を巻いて材料のリングを形成することによって形成される。このリングの構造を維持してリングの巻き込みが広げられないようにするための処置が取られなければならない。
一体型のビードによって形成されるリングの直径は、性交中のパートナー同士の間での分泌物の交換を防止できる十分な大きさであることが望ましい。すなわち、一体型のビードによって形成されるリングの直径は、拡張されたカラーによって外陰部および陰茎の根元が覆われるように十分に大きいことが望ましい。本発明の好ましい実施形態では、保護具のチューブが第1の直径を有するとともに、一体型のビードによって形成されるリングが第2の直径を有し、第2の直径が第1の直径よりも大きくなっている。保護具の一体型ビードによって形成されるリングにおける許容可能な直径は、少なくとも約50ミリメートルであり、約60〜約75ミリメートルであることが望ましい。カラーは円錐形状を成していることが好ましく、また、約50ミリメートルの内径を有する管状保護具が使用される場合、一体型ビードによって支持されるカラーは、約70ミリメートルの内径を有することが好ましい。
一体型ビードは、カラーを支持できる十分なサイズおよび剛性を有していなければならない。結果として、本発明の一体型ビードは、標準的なコンドームに形成されるリングよりも十分に大きくなければならない。従来技術の保護具においては、この剛性を確保するために、ワイヤまたはプラスチックのリングが使用されていた。本発明は、そのような構造体の必要性を排除する。
本発明の製品を形成するための製造プロセスの一実施形態が図2に示されている。この典型的なプロセスにおいて、管状保護具は、最初に、予熱された(70℃)成形体(好ましくは、セラミック)を硝酸カルシウム(CaNO3)等の凝固剤中に浸漬することにより製造される。その後、凝固剤をコーティングされた成形体が乾燥される。乾燥された成形体は、その後、合成ラテックス高分子材料からなる加熱された水性懸濁液中に浸漬される。凝固剤により、合成ラテックスを成形体上にうまく形成できる。合成ラテックスは、その後、実質的に乾くまで、オーブン内で乾燥される。典型的な実施形態においては、その後、材料が水中で浸出される。浸出プロセス後、材料を空気乾燥させることができる。その後、合成ラテックスが硬化される。合成ラテックスが硬化された後、管状保護具の開口端部がそれ自体丸められ、それにより一体型ビードが形成される。ビードは、剛性が得られる十分なサイズまで巻かれる。一体型ビードは、断面直径が少なくとも約3〜3.5ミリメートルである。一般に、これは、管状保護具自体の約130〜180ミリメートルの巻き取りを伴う。1つの典型的な実施形態においては、ビードの最後の巻き取りで、接着剤が管状保護具の外壁に塗布されてビード中に巻き込まれる。この接着剤は、ビードの巻き込みが広げられないように維持する。任意の適した接着材料を使用することができるが、特定の実施形態において、接着剤は、管状保護具を形成するために使用される同じ合成ラテックスである。合成ラテックスが接着剤として使用される場合には、その後に保護具を少しの間更に硬化させることが有益である。
他の典型的な実施形態においては、接着剤の使用が避けられても良い。この実施形態においては、最初に、単に部分的に硬化させることができる時間の間、所定の温度で、合成ラテックスの硬化が行なわれ、それにより、合成高分子がそれ自体と接着できる能力を保持する。その後、管状保護具の開口端部自体を巻くことによって、ビードが形成される。その後、保護具が少しの間だけ硬化され、硬化プロセスを完了する。その結果、ビード内での架橋結合により、ビードの巻き込みの展開が防止される。
本発明の管状保護具の膣内への挿入は、男性または女性のいずれかによって行なうことができる。保護具は、男性パートナーが性交前に陰茎上に保護具を取り付けるといった従来の方法で挿入することができる。女性パートナーは、手で或いは挿入プローブまたはアプリケータにより保護具を挿入することができる。
管状保護具は、女性パートナーへの挿入が行なわれた際に直ぐにそれが膣から不意に外れること或いは膣から抜け出ることを防止する構造を有する。不意の外れの防止は、保護具を膣内に保持するための機構によって行なわれる。この保持機構は、様々な構造で形成することができるが、弾性リング等の円形弾性部材であることが望ましい。この部材またはリングは、管状保護具の壁の内外または基本的には保護具の閉端部に配置することができる。円形弾性部材または弾性リングは、子宮の近傍に正確に配置された後、ペッサリーと同じ方法で膣内に維持される。
管状保護具を膣内に保持するための機構は、固定され或いは取り外し可能な多くの構造のうちの1つを備えることができる。リング状部材は、前述したような適当な保持機構を形成することができる。リング状部材は、リングの少なくとも1つの部分が除去されると、保持機構としての使用に更に適するようになる。開口部分を持つリングを有するそのような実施形態によれば、リング状部材をつまんで或いは部分的に潰して膣内に容易に挿入することができる。開口した保持機構すなわち潰すことができる保持機構は、保持機構がリング状部材以外である実施形態においても望ましいと言える。そのような実施形態は、保護具の閉端部へと長手方向に成形され或いは押し出し成形されるリブおよびキャップ状保持機構の形態を成していても良い。閉端部に配置される円形のスポンジも有効な保持機構となり得る。保持機構は、保持機構のために採用される構造にかかわらず、それが管状保護具の壁を弱めず且つ性交を妨げないように構成されていなければならない。
1つの典型的な実施形態において、保持機構は、体温まで暖められると柔らかくなる弾性材料、例えばポリウレタン材料からなるリングである。リングは、管状保護具の閉端部に結合されないで配置される。リングは、膣腔の壁に対して管状保護具の壁を保持できるサイズを有する。リングの内径は、性交を妨げないような十分なサイズを有する。リングが体温で柔らかくなるため、保護具の取り外しが容易である。
管状保護具に対して軸方向に移動できるシース内に保護具の閉端部を入れることによって、膣内への管状保護具の挿入を容易にすることができる。膣内への管状保護具の挿入中、シースは、後方に移動され、したがって、管状保護具の閉端部の挿入のために開く。そのようなシースは、保護具を膣内に保持するための弾性リング等の手段が存在する場合には一般に存在しない。
管状保護具の挿入前または挿入と共に潤滑剤を管状保護具に塗布することが望ましい。潤滑剤は、陰茎との接触中に摩擦を低減するため、少なくとも保護具の内面に塗布される。必要に応じて、潤滑剤が保護具の外側に塗布されても良い。管状保護具の外面に対して潤滑剤を塗布することにより、膣内への保護具の挿入を容易にすることができる。
所望の潤滑剤の選択は、大きく変化し得る。潤滑剤の選択は、部分的には、保護具を製造するために使用される高分子合成ラテックスとの潤滑剤の適合性に依存している。所望の潤滑剤としては、軟膏、クリーム、あるいは、セルロース系潤滑剤等の水性粘液または粘液状物質を挙げることができる。
本発明の典型的な実施形態である。 本発明の構造を製造するために使用されるプロセスの一部を示すフローチャートである。 改良された保持リングを有する本発明の他の典型的な実施形態である。 更なる改良された保持リングを有する本発明の更に他の典型的な実施形態である。 改良された保持リングを有する本発明の他の典型的な実施形態である。 シースの閉端部に改良された保持部材を有する本発明の更に他の典型的な実施形態である。 シースの閉端部に更に改良された保持部材を有する本発明の他の典型的な実施形態である。
本発明に係る管状保護具の望ましい実施形態を示す図面を参照しながら、本発明について詳細に説明する。
図1は、この発明の好ましい実施形態に係る管状保護具である。管状保護具1は開口端部2を有する。開口端部2は一体型ビード3を有する。管状保護具の閉端部4は保持リング5を有する。この実施形態において、保持リング5は、一体型ビード3に対して垂直な面内で閉端部4内に結合しないで配置されている。一体型ビード3は、管状壁自体をひたすら巻くことによって構成されている。
図3は、この発明に係る管状保護具10の他の実施形態である。管状保護具10の閉端部にはリング状部材11が固定されている。リング状部材11は、リング状部材を潰して管状保護具の閉端部の挿入を容易にするための開口部12を有する。
図4は、この発明に係る管状保護具15の他の実施形態である。この実施形態は、2つの「対向する」三日月形状のリング状部材16A及び16Bを有する。リング状部材16A及び16Bは、圧縮することができるが、管状保護具15の閉端部の径方向の拡張を均一にする。均一な径方向の拡張は、ペッサリーが身に付けられる方法と同じ方法で膣内に閉端部を適切に配置させるためには望ましい。また、リング状部材16A及び16Bは、管状保護具15に「リブ効果」を与える。管状保護具15の壁に不均一な応力が作用しないように或いは性交を妨げないように現在のリング状部材16A及び16Bの終端部が柔らかく丸くなっていることを知っておくことは重要である。
図5は、この発明に係る管状保護具20の他の実施形態である。本発明のこの実施形態の閉端部は、管状保護具20を保持するための手段を形成するために閉端部に位置された長手部分21を有する。これらの長手部分21は、管状保護具20の長軸に沿って僅かに湾曲するように成形され或いは押し出し成形される。この湾曲により、長手部分21は、管状保護具20の閉端部を径方向に拡張させることができる。長手部分21同士の間にある空間22により、膣内への挿入のために閉端部を圧縮することができる。
図6は、この発明に係る管状保護具25の他の実施形態である。この保護具の閉端部は、星形状の保持手段26を有する。星形状の保持手段26は、管状保護具25の閉端部を径方向に拡張させる複数の長手延在部27を有する。
図7は、この発明に係る管状保護具30の他の実施形態である。この実施形態は、管状保護具25の閉端部にキャップ状部分31を有する。キャップ状部分31は、管状保護具30の閉端部の挿入を容易にするために一緒に圧縮され得る開口部分32を有する。キャップ状部分31は、有効な保持手段を形成するが、その厚さが管状保護具30の使用中に性交を妨げる可能性がある。キャップ状部分31は、随意的には、複数の開口部分32を有していても良い。
図2に示されたプロセスと一致する管状保護具の製造を以下の実施例によって更に説明する。
最初に、合成ラテックス化合物が従来の方法で化合される。化合ステップは、ラテックス濃縮物と安定剤および化学分散剤とを混合させて、本発明の製造に適した均一物質を形成することからなる。所望形状のセラミック成形体が洗浄されて少なくとも30分間70℃で予熱される。予熱された成形体は、ほぼゼロの滞留時間をもって凝固剤(例えばCaNO3)中に浸漬され、これにより、成形体の表面に凝固剤がコーティングされる。凝固剤の層が成形体の表面上にわたって均一となるように注意しなければならない。凝固剤がコーティングされた成形体は、その後、約1〜2分間、オーブン内において120℃〜130℃で乾燥される。乾燥したら、成形体は、26℃〜30℃の合成ラテックスからなる懸濁液中に浸漬される(ゼロ滞留時間)。合成ラテックスがコーティングされた成形体は、その後に取り出されて、約3分間、オーブン内において90℃で乾燥される。この乾燥プロセスにより、成形体上の合成ラテックスが部分的に硬化されても良い。ラテックスがコーティングされた成形体は、その後、65℃の温度で2〜3分間、水中で浸出される。この浸出により、残留している可溶性材料が製品から除去される。可能性のある任意の細菌を更に除去するため、浸出溶液は、水中に殺生物性懸濁液を含んでいても良い。浸出後、合成ラテックスがコーティングされた成形体は、大気温度で乾燥させることができる。
その後、成形体上で合成ラテックス自体の開口端部を丸めることにより、一体型ビードが形成される。成形体には、成形時にビードを受けるための環状溝が設けられていても良い。湿った合成ラテックスのストリップが、一体型ビードの底部にあるシースの外側に付着されても良い。一体型ビードは、その後、湿った合成ラテックスを取り囲むように丸められる。保護具は、約15分間、95℃〜120℃で第2の硬化に晒される。この第2の硬化は、合成ラテックス中に架橋結合を形成するとともに、ビードを固定して材料を強化する。
第2の硬化後、保護具が成形体から除去される。保護具の閉端部にポリウレタンリングが配置されても良い。その後、製品は、漏れ試験が行なわれて、潤滑剤が塗布され、包装できる状態となる。
結論
本発明は、女性用コンドームの構造及びその製造方法における改良を示している。本発明は、高品質製品を維持しつつ安価に製造できる器具を提供する。本発明は、女性用コンドームの非効率的で且つ非効果的な製造に帰着する従来技術に内在する問題点を解消する。
1、10、15、20、25、30 管状保護具
2 開口端部
3 一体型ビード
4 閉端部
5 保持リング
11,16A,16B リング状部材
12 開口部
21 長手部分
26 保持手段
27 長手延在部
31 キャップ部分
32 開口部分

Claims (17)

  1. 第1の所定温度で予熱された所望形状の成形体を凝固剤中に浸漬し、成形体の表面に凝固剤の層をコーティングするステップと、
    凝固剤の層がコーティングされた成形体を一定時間、乾燥させるステップと、
    合成ニトリルラテックスが成形体上にコーティングを形成するように、成形体を合成ニトリルラテックスの入った容器中に浸漬するステップであって、前記コーティングが開口端部と閉端部とを有する管状壁を画定するステップと、
    前記成形体上の前記合成ニトリルラテックスのコーティングを乾燥させる乾燥ステップと、
    前記成形体上の前記合成ニトリルラテックスのコーティングをある程度硬化させることができる時間の間、第2の所定の温度で合成ニトリルラテックスの硬化が行われる第1の硬化ステップと、
    前記第1の硬化ステップ後に、前記管状壁の開口端部自体を巻き取ることにより、前記合成ニトリルラテックスのそれ自体と接着できる能力により一体型ビードを形成するステップであって、前記一体型ビードが前記管状壁の直径よりも大きい直径を有するステップと、
    最後に前記一体型ビードの形成後に前記合成ニトリルラテックスのコーティングを硬化させる第2の硬化ステップと、
    前記管状壁の閉端部中に挿入され、閉端部の径方向の拡張を均一にする部材からなる保持機構を作成するステップと、
    を含む女性用コンドームの製造方法。
  2. 前記一体型ビードは、前記合成ニトリルラテックス自体の管状壁の開口端部の周縁を丸めて形成し、少なくとも130mmの前記管状壁の巻取りにより形成される請求項1に記載の方法。
  3. 前記保持機構が体温まで暖められると柔らかくなる弾性材料で成形されたリング状部材を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記弾性リング状部材がポリウレタンまたは同様のエラストマー材料からなる請求項3に記載の方法。
  5. 前記リング状部材が円の一部をなすように形成する請求項3に記載の方法。
  6. 前記管状壁の外部に接着剤が塗布され、これにより、接着剤上にわたって前記ビードが巻き取られ、前記接着剤は、ビードの巻き取りが広げられないようにする材料である請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の硬化ステップは、少なくとも約15分間、少なくとも95℃で起こり、合成ニトリルラテックス中に架橋結合を形成するとともに、前記ビードを固定して材料を強化する請求項1に記載の方法。
  8. 前記乾燥ステップ後で且つ前記第1の硬化ステップ前に前記管状壁を浸出させる浸出ステップと、この浸出ステップ後に前記管状壁を乾燥させるステップとを更に含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記凝固剤が硝酸カルシウムである請求項1に記載の方法。
  10. 前記成形体は、凝固剤中に浸漬される前に、少なくとも30分間、約70℃まで予熱される請求項1に記載の方法。
  11. 合成ニトリルラテックスからなる管状壁であって、この管状壁の一端が開口し、この開口端部に一体型ビードが配置され、前記開口端部が前記管状壁の直径よりも大きい直径を有し、前記一体型ビードの断面の直径が少なくとも約3mmである管状壁と、
    前記管状壁の閉端部内に配置され、該閉端部の径方向の拡張を均一にする保持機構と、
    を含む女性用コンドーム。
  12. 前記保持機構が体温まで暖められると柔らかくなる弾性材料で成形されたリング状構造を含む請求項11に記載の女性用コンドーム。
  13. 前記開口端部は、性交中に外陰部を覆うことができる十分な大きさである請求項12に記載の女性用コンドーム。
  14. 請求項1に記載の方法によって形成される女性用コンドーム。
  15. 合成ニトリルラテックスからなる管状壁であって、約55ミリメートル〜約85ミリメートルの長さであるこの管状壁の一端が開口し、約50ミクロン〜70ミクロンの壁厚を有する管状壁と、
    前記開口端部に配置された一体型ビードであって、該開口端部は前記管状壁の直径よりも大きい直径を有し、前記一体型ビードは、前記管状壁と同じ合成ニトリルラテックスからなる接着剤によってその巻き取りが広げられないように維持されている一体型ビードと、
    前記管状壁内に配置される保持機構と、
    を含む女性用コンドーム。
  16. 前記保持機構が弾性リング状部材を含む請求項15に記載の女性用コンドーム。
  17. 前記開口端部は、性交中に外陰部を覆うことができる十分な大きさである請求項15に記載の女性用コンドーム。
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