JP2009148099A - 電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池パッケージを並列接続して成る電池システムにおいて、簡単な構成で、かつ安価に、放電時にダイオードによる電力損失を発生させない回路とする。
【解決手段】電池システム1は、二次電池10とダイオードDとを接続した複数の電池パッケージ2を並列接続して成り、各電池パッケージ2の電路をダイオードD通過電路21と迂回電路22間で切り替える電路切替装置3と、各電池パッケージ2の電池電圧を計測する電圧計測部と、充電中か否かを検出する充電中検出装置5と、各電圧値および充電中か否かの検出結果に基づいて電路切替装置3を制御する制御部とを備え、制御部は、電池システム1が放電中の場合に、いずれかの電池パッケージ2の電圧値が他の電池パッケージ2の電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージ2では電路21とし、他の電池パッケージ2では電路22とするように電路切替装置3を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の二次電池を並列接続した電池システムに関する。
従来から、容量の大きい二次電池システムを構成する際に、コスト的に有利という理由から、容量の小さな複数の二次電池パッケージを並列に接続して、全体としてもとの二次電池パッケージよりも容量の大きな二次電池システムを構成することが行われている。
ところで、容量を増大するために並列接続された電池パッケージの各々には、通常、逆流を防止するダイオードが挿入されている。このようなダイオードは、各電池パッケージ間の電圧値に差が発生することにより、並列接続された電池パッケージ間で意図しない電流、すなわち逆流電流が流れるのを防止するものである。従って、二次電池システムが負荷に接続されて放電中の場合の逆流や、充電器に接続されて充電中の場合の逆流があり、それぞれ、注目する逆流に応じた向きのダイオードが挿入される。これらのダイオードは、平常時にダイオード自体が負荷とならないようにスイッチングされる(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−140065号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されるような二次電池システムや従来の二次電池システムにおいては、並列接続した各電池パッケージ毎に充電と放電とを検出し、ダイオードを通過する電路と迂回する電路とを切り替えるスイッチング制御を行っているので、充電及び放電の検出回路が多くて複雑となり、コスト的に不利という問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、放電時に逆流防止用のダイオードによる電力損失を発生させることがなく、充電および放電の検出回路が少なくて済み、構成が簡単で低コスト化が図れる電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、二次電池とダイオードとを接続した電池パッケージを互いに並列接続して成る電池システムにおいて、各電池パッケージにおける入出力用の電路をダイオードを通過する電路と前記ダイオードを迂回する電路との間で切り替える電路切替手段と、各電池パッケージの電池電圧を計測する電圧計測手段と、当該電池システムが充電中であるか否かを検出する充電中検出手段と、前記電圧計測手段によって計測された各電池パッケージの電圧値および前記充電中検出手段による充電中であるか否かの検出結果に基づいて前記電路切替手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、当該電池システムが充電中の場合に、入出力用の電路をダイオードを迂回する電路とし、当該電池システムが充電中ではない場合に、前記電圧計測手段によって計測されたいずれかの電池パッケージの電圧値が他の電池パッケージの電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージについてはダイオードを通過する電路とし、他の電池パッケージについてはダイオードを迂回する電路とするように前記電路切替手段を制御するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電池システムにおいて、前記電路切替手段が、リレーによって構成されているものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電池システムにおいて、前記入出力用の電路がダイオードを通過する電路とされていることを表示する状態表示手段を備えているものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池システムにおいて、前記制御手段が、各電池パッケージを電源としており、前記制御手段と各電池パッケージとは前記ダイオードを介さずに、別途備えたダイオードを介して電源用の電路に接続されているものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電池システムにおいて、負荷への放電電流を停止する電路開閉手段をさらに備え、前記制御手段は、いずれかの電池パッケージにおける入出力用の電路がダイオードを通過する電路とされている場合であって、ダイオードを迂回する電路とされている電池パッケージの平均の電圧値が所定の電圧値を下回る場合に、前記電路開閉手段を制御して負荷への放電電流を停止するものである。
請求項1の発明によれば、充電中検出手段によって電池システムが充電中ではないことを検出した場合に、電圧値が他の電池パッケージの電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージについてはダイオードを通過する電路とし、他の電池パッケージについてはダイオードを迂回する電路とするので、電池システムが放電中である場合に、電圧の低い電池パッケージへの逆流を防止でき、また、他の電池パッケージについてはダイオードによる電力損失を回避できる。充電中検出手段は、電池システム全体に少なくとも1つあればよいので、簡単かつ安価に電力損失を発生させない回路を実現することができる。
請求項2の発明によれば、電路開閉手段をリレーで構成するので、リレーの無電圧接点によって低損失で電路を切替えることができる。また、実績のある通常のコイル駆動式リレーによって、安価で信頼性の高い電路開閉手段を構成できる。
請求項3の発明によれば、状態表示により、電池パッケージが異常状態または正常状態であることを使用者に知らせることができる。また、状態表示手段からその表示を出力するようにすれば、電池パッケージが異常状態または正常状態であること外部システムに知らせることができる。
請求項4の発明によれば、制御手段用の別電源を設ける必要がなく、放電時にダイオードによる電力損失を発生させない安価な回路とすることができる。
請求項5の発明によれば、特定の電池パッケージが偏って劣化するのを防止でき、無理な使用をしないので、電池システム全体としての障害発生防止、劣化防止、長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る二次電池を用いた電池システムについて、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る電池システムの充電中の本体部分の回路を示し、図2は同電池システムの制御部回りの回路を示し、図3は同電池システムの制御部における処理フローを示す。
電池システム1は、図1に示すように、二次電池10と二次電池10の放電時における逆流防止用のダイオードDとを接続して複数の電池パッケージ2を形成すると共に、電池パッケージ2を互いに並列接続して成る電池電池である。
この電池システム1は、図1、図2に示すように、各電池パッケージ2における電力の入出力用の電路をダイオードDを通過する電路21とダイオードDを迂回する電路22との間で切り替える電路切替手段としての電路切替装置3と、各電池パッケージ2の電池電圧を計測する電圧計測手段としての電圧計測部4と、電池システム1が充電中であるか否かを検出する充電中検出手段としての充電中検出装置5と、電圧計測部4によって計測された各電池パッケージ2の電圧値および充電中検出装置5による充電中であるか否かの検出結果に基づいて電路切替装置3を制御する制御手段としての制御部6とを備えている。
本実施形態および以下に示す他の実施形態では、電池パッケージ2が2個のものを示しているが、その個数は2個に限らず所望の任意の個数とすることができる。互いに同等の電池パッケージ2を多数並列接続することにより、より容量の大きな電池システム1とすることができる。
各電池パッケージ2は、少なくとも1個の二次電池10で構成でき、図1に示した電池システムでは、10個の二次電池10が直列接続されている。この二次電池10の直列接続体には、図示のようなヒューズや、温度検出用のサーミスタ(不図示)等の保護回路を備えることができる。
直列接続された二次電池10の両端から、電圧測定用端子Bが引き出されている。電圧測定用端子Bは、図2に示す電圧計測部4に接続され、電圧計測部4によって各電池パッケージ2の電池電圧が計測される。
電路切替装置3は、例えば、図1に示すように、コイル駆動式のリレーで構成することができる。この場合、電路切替装置3は、a接点である接点3a、b接点である接点3b、リレー駆動用コイル3cを備えている。接点3aは、通常開接点であり、コイル3cに通電されたときに閉となる。接点3bは、通常閉接点であり、コイル3cに通電されたときに開となる。コイル3cの通電用端子Aは、図2に示す制御部6からの通電用端子Aに接続されている。
図1は、充電時の電池システム1を示しており、互いに並列接続された各電池パッケージ2に充電器17が接続されている。電池システム1における充電器17に対する接続部には、端子11,12,13,14が備えられている。端子11,14は充電用の端子であり、端子12,13は充電中検出用の端子である。
充電中検出装置5は、例えば、図1に示すように、コイル駆動式のリレーで構成することができ、a接点である接点5a、リレー駆動用コイル5cを備えている。接点5aは、通常開接点であり、コイル3cに通電されたときに閉となる。接点5aの出力用端子Cは、図2に示すように、制御部6に接続されている。コイル5cの通電用端子は、上述の端子12,13である。すなわち、電池システム1が、充電のため充電器17に接続されると、コイル5cに通電されることになる。
電池システム1が充電状態となることにより、コイル5cに通電されると、接点5aが閉じる。制御部6は、接点5aが閉じられたことから、電池システム1が充電中状態にあることを知ることができる。
電圧計測部4は、図2に示すように、各電池パッケージ2の電池電圧を計測し、その計測結果を制御部6に出力する。
制御部6は、電圧計測部4から出力される各電池パッケージ2の電池電圧値と、充電中検出装置5から出力される各電池パッケージ2が充電中であるか否かの検出結果と、を得ることができる。そして、制御部6は、電池システム1が放電中である場合に、電圧計測部4によって計測されたいずれかの電池パッケージ2の電圧値が他の電池パッケージ2の電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージ2についてはダイオードDを通過する電路21とし、他の電池パッケージ2についてはダイオードDを迂回する電路22とするように電路切替装置3を制御する。なお、電池システム1の動作は、図3を参照して後述する。
上述のように、本実施形態の電池システム1によれば、充電中検出装置5によって電池システム1が充電中ではないことを検出した場合に、電圧値が他の電池パッケージ2の電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージ2についてはダイオードDを通過する電路21とし、他の電池パッケージ2についてはダイオードDを迂回する電路22とするので、電池システム1が放電中である場合に、電圧の低い電池パッケージ2への逆流を防止でき、また、他の電池パッケージ2についてはダイオードDによる電力損失を回避できる。
上述のことを言い換えると、電池システム1は、真に必要な場合にだけ、逆流防止用のダイオードDを本来の機能として使用するので、ダイオードDによる電力損失を回避できる、といえる。
また、充電中検出装置5は、電池システム1が充電中でないことを検出するものであり、電池システム1全体に少なくとも1つあればよいので、電力損失を発生させないための回路を簡単な構成で安価に備えることができる。
上述の逆流防止用のダイオードDの機能を使用するのは、電池システム1が充電中ではない場合であるが、その条件をさらに限定して、電池システム1が放電中の場合に、ダイオードDを使用する(電路22を開けて電路21を閉じる)ようにしてもよい。
この場合、電池システム1が放電中であるか否かを検出するには、例えば、充電中検出装置5と同様の接点とコイル端子とを備え、電池システム1と負荷との接続時に、そのコイル端子が電池システム1の出力端子に接続されるようにすればよい。または、単純に、機械的スイッチを設けて、電池システム1が負荷に着脱される際に、機械的スイッチがオン/オフされるようにして、その機械的スイッチの信号を制御部6に取り込むようにしてもよい。
また、電路切替装置3をリレーによって構成するので、リレーの無電圧接点によって低損失で電路を切替えることができる。実績のある通常のコイル駆動式リレーによって、安価で信頼性の高い電路開閉手段を構成できる。
次に、図3のフローチャートにより、電池システム1が負荷に接続されて放電中である場合の動作を説明する。まず、前提として電池システム1を構成する電池パッケージ2がn個であるとする。制御部6は、ステップS1〜S4において、n個の電池パッケージ2の電池電圧値E(i),i=1〜nを、電圧計測部4から取り込む。
次に制御部6は、ステップS5〜S10において、第j番目の電池パッケージ2の電圧値E(j)と、それ以外の電池パッケージ2の電圧値の平均値Eaveとの比較を行い、E(j)が平均値Eaveから所定値εを引いた値以上に小さい場合、すなわち、E(j)≦Eave−ε、の場合に、第j番目の電池パッケージ2について、ダイオードDを経由する電路21を閉とし、迂回する電路22を開とする。この処理が、n個の電池パッケージ2について行われる。
制御部6は、ステップS11において電池システム1が停止して処理が終了とされるまで、上述のステップS1〜S10を、所定の制御時間間隔のもとで繰り返す。電池システム1は、時間の経過とともに電池電圧が低下するので、このフローチャートによる処理の当初では電路21が閉となることは少ないが、次第に電路21が閉となる電池パッケージ2が増加することになる。
(第2の実施形態)
図4は第2の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路を示し、図5は同電池システムの制御部回りの回路を示す。
本実施形態の電池システム1は、第1の実施形態における電池システム1において、入出力用の電路がダイオードDを通過する電路21とされている場合に、そのことを表示する状態表示手段としての表示部7を備えているものであり、他の点は、第1の実施形態と同様である。
図4は、電池システム1に負荷18が接続された状態を示す。すなわち、図4は、図1における充電中検出装置5と、充電器17に変えて、負荷18が接続されている点が図1異なり、他の点は図1と同様である。
図5には、制御部6からの信号出力を受けて電路21が選択されている(すなわち閉じられている)電池パッケージ2を表示する表示部7が図示されている。表示部7の構成は、例えば、電池パッケージ2の個数だけ発光ダイオードを設けて、その発光により電路21が選択されている電池パッケージ2を特定したり、単に電池パッケージ2の個数を表示したりすればよい。
本実施形態の電池システム1によれば、状態表示により、電池パッケージ2が異常状態(電路21が閉)か、または正常状態(電路22が閉)であることを使用者に知らせることができる。また、表示部7からその表示の出力を出すようにすれば、電池パッケージ2が異常状態または正常状態であること外部システムに知らせることができる。
(第3の実施形態)
図6は第3の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路を示し、図7は同電池システムの制御部回りの回路を示す。
本実施形態の電池システム1は、第1の実施形態における電池システム1において、制御部6が、各電池パッケージ2を電源としており、制御部6と各電池パッケージ2とはダイオードDを介さずに、別途備えたダイオードD1を介して電源用の電路に接続されているものである。
このため、各電池パッケージ2において、図6に示すように、直列接続された二次電池10の両端から、電圧測定用端子Bと並列に、電源用端子Fが引き出されている。電源用端子Fは、ダイオードD1を介して、図7に示す制御部6に接続されている。本実施形態の他の点は、第1の実施形態と同様である。本実施形態の電池システム1によれば、制御部6用の別電源を設ける必要がない。
(第4の実施形態)
図8は第4の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路を示し、図9は同電池システムの制御部回りの回路を示す。
本実施形態の電池システム1は、第1の実施形態における電池システム1において、負荷への放電電流を停止する電路開閉手段としての電路開閉装置8をさらに備え、制御部6は、いずれかの電池パッケージ2における入出力用の電路がダイオードDを通過する電路21とされている場合であって、ダイオードDを迂回する電路22とされている電池パッケージ2の平均の電圧値が所定の電圧値を下回る場合に、電路開閉装置8を制御して負荷への放電電流を停止するものである。
なお、制御部6は、いずれの電池パッケージ2における入出力用の電路もダイオードDを通過する電路21とされていない場合、つまり、全ての電池パッケージ2が電路22を経由する場合であるが、この場合においても、平均の電圧値が所定の電圧値を下回る場合には電路開閉装置8を制御して負荷への放電電流を停止するようにしてもよい。
電路開閉装置8は、例えば、図8に示すように、コイル駆動式のリレーで構成することができ、b接点である接点8b、リレー駆動用コイル8cを備えている。接点8bは、通常閉接点であり、コイル8cに通電されたときに開となる。コイル8cの通電用端子Gは、図9に示す制御部6からの通電用端子Gに接続されている。制御部6が、コイル5cに通電することにより、負荷への放電電流が停止される。本実施形態の他の点は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態の電池システム1によれば、個々の電池パッケージ2について偏った劣化を防止することができ、無理な使用をしないので、電池システム1全体としての障害発生防止、劣化防止、長寿命化が図れる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上述した各実施形態において、ダイオードDは、電池パッケージ2が放電状態である場合の逆流防止用の素子として設けられているが、充電時の逆流防止用のダイオードや電路切替装置を、上記同様に設けることができる。
また、電路切替装置3、充電中検出装置5、電路開閉装置8などは、各実施形態においてコイル式リレーによって構成した例を示したが、このようなコイル式リレーに限らず、例えば、半導体リレーによって構成することもできる。
また、上述した各実施形態の構成を矛盾のない範囲で互いに組み合わせた構成とすることができ、そのような組合せ可能な構成の実施形態は明記されていなくても当然に本発明に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路図。 同上電池システムの制御部回りの回路図。 同上電池システムの制御部における処理フローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路図。 同上電池システムの制御部回りの回路図。 本発明の第3の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路図。 同上電池システムの制御部回りの回路図。 本発明の第4の実施形態に係る電池システムの本体部分の回路図。 同上電池システムの制御部回りの回路図。
符号の説明
1 電池システム
2 電池パッケージ
3 電路切替装置
4 電圧計測部
5 充電中検出装置
6 制御部
7 表示部
8 電路開閉装置
10 二次電池
21,22 電路
D ダイオード
D1 ダイオード

Claims (5)

  1. 二次電池とダイオードとを接続した電池パッケージを互いに並列接続して成る電池システムにおいて、
    各電池パッケージにおける入出力用の電路をダイオードを通過する電路と前記ダイオードを迂回する電路との間で切り替える電路切替手段と、
    各電池パッケージの電池電圧を計測する電圧計測手段と、
    当該電池システムが充電中であるか否かを検出する充電中検出手段と、
    前記電圧計測手段によって計測された各電池パッケージの電圧値および前記充電中検出手段による充電中であるか否かの検出結果に基づいて前記電路切替手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、当該電池システムが充電中の場合に、入出力用の電路をダイオードを迂回する電路とし、当該電池システムが充電中ではない場合に、前記電圧計測手段によって計測されたいずれかの電池パッケージの電圧値が他の電池パッケージの電圧値よりも所定値以上低い電池パッケージについてはダイオードを通過する電路とし、他の電池パッケージについてはダイオードを迂回する電路とするように前記電路切替手段を制御することを特徴としている電池システム。
  2. 前記電路切替手段が、リレーによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池システム。
  3. 前記入出力用の電路がダイオードを通過する電路とされていることを表示する状態表示手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池システム。
  4. 前記制御手段が、各電池パッケージを電源としており、前記制御手段と各電池パッケージとは前記ダイオードを介さずに、別途備えたダイオードを介して電源用の電路に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池システム。
  5. 負荷への放電電流を停止する電路開閉手段をさらに備え、
    前記制御手段は、いずれかの電池パッケージにおける入出力用の電路がダイオードを通過する電路とされている場合であって、ダイオードを迂回する電路とされている電池パッケージの平均の電圧値が所定の電圧値を下回る場合に、前記電路開閉手段を制御して負荷への放電電流を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電池システム。
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